(Expression) Thank you, thanks
Define さま sama Meaning サマ
Displaying results for さま (sama・さま・サマ) – ryukyu
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(Expression) Thank you for the meal; Thanks for preparing the food; I enjoyed my meal
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Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū
(Okinawan Dictionary Data Collection) (© CC BY 4.0).
サマ sama (sama) ① 名
文
- 女が恋する男をいう語。わが君。~wa ?ikanaru katakinu suika, ?umuiwaSirijuru hwimanu neraN.[様はいかなる敵の末か思ひ忘れゆる暇のないらん]愛する君はどんなかたきの子孫ででもあるのか,片時も忘れることがない。(これは仲風,すなわち和歌と琉歌の混合体でよまれたもの。)
サマ sama (sama) ① 名
- しらふ。酒を飲まずにいる時。
サマー samaa (samaa) ⓪ 名
- 鮫肌の者。
アリサマ arisama (?arisama) ⓪ 名
文
- 有様。様子。?icaru~ni najai ?imega.[いきやる有様になやいいまいが(花売之縁)]どんな様子になっていらっしゃるか。
サマユン samayun (sama=juN) ⓪ 自=raN,=ti
samijuNともいう。
- 熱がさめる。湯などがさめる。
- 酔いがさめる。
ティンサマ tinsama (tiNsama) ① 名
- 次の句で用いる~keerijuN.ひどく騒ぐ。わめき騒ぐ。疼痛の激しい時,子供が泣き騒ぐ時などにいう。
サマジャマ samajama (samaZama) ① 名
- さまざま。種種。~nakutu.さまざまなこと。
サマシュン samashun (sama=sjuN) ⓪ 他=saN,=ci
- 覚ます。目をさます。mii~.目をさます。
サマシュン samashun (sama=sjuN) ⓪ 他=saN,=ci
- ひやす。熱をさます。冷たくする。
- 酔いをさます。
サマタギ samatagi (samatagi) ① 名
- 妨げ。妨害。邪魔。
アサマシャン asamashan (?asamasjaN) ① 形
- あさましい。?asamasii niNziN.あさましい人間。
アサマユマ asamayuma (?asamajuma) ⓪ 名
文
- [朝間夕間]朝夕。
フィーサマキ fiisamaki (hwiisamaki) ⓪ 名
- 寒さに負けて体をそこなうこと。
ヲゥサマユン wusamayun ('usama=juN) ⓪ 自=raN,=ti
- 治まる。平静に復する。騒ぎや混乱が静まる。やむ。kwazinu~.火事が治まる。?ooeenu~.けんかが治まる。
フィーサマガイ fiisamagai (hwiisamagai) ⓪ 名
- 寒さでちぢこまること。
ヰーサマシ wiisamashi ('wiisamasi) ⓪ 名
- 酔いざまし。酔をさます飲み物など。namakugasi(米をすりつぶして水にといたもの)が有効だとされる。
サマタギユン samatagiyun (samatagi=juN) ① 他=raN,=ti
- 妨げる。妨害する。邪魔する。
ワカサマチ wakasamachi ('wakasamaci) ⓪ 名
- 若狭町。«地»参照。
ニチサマシ nichisamashi (niCisamasi) ⓪* 名
新?
- 熱さまし。解熱薬。
サマチチャサン samachichasan (samacicasaN) ⓪ 形
- そそっかしい。粗忽である。
Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū
(Okinawan Dictionary Data Collection) (© CC BY 4.0) [Japanese→Okinawan]
さま 【狭間】
さます 【覚ます】
さます 【冷ます】
- samashuN
- nurukkwiyuN (≈ nurukkwiiN)
See also
さまたげ 【妨げ】
See also
さまたげる 【妨げる】
See also
おこさま 【お子さま】
See also
おさまる 【治まる】
- wusamayuN (≈ wusamaiN)
おひさま 【お日さま】
See also
とのさま 【殿様】
See also
みなさま 【皆様】
めざまし 【目覚し】
Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan) (© CC BY-ND 3.0 DEED), by Shinsho Miyara. [Northern Ryukyuan: Okinawan]
さまいん (さまたん、さまらん、さまてぃ)
- 冷める
- すばぬ しるん ねーん なてぃ ぷっとぅるー ないくとぅ、さまらん ばーに ふぇーく かめー。
(そばの汁もなくなって伸びてしまうので、冷めないうちに早く食べなさい)
Example phrases
さますん (さまちゃん、さまさん、さまち)
- 冷ます
- うけーめーや っわーびがーや さまとーてぃん なかー にちぬ くまとーくとぅ、ゆー さまちから かまんねー ぬーでぃー やちゅん どー。
(お粥はうわべは冷めていても中は熱がこもっているので、冷ましてから食べないと喉を焼くよ)
Example phrases
さまたげー
- 妨げ
- っちゅぬ さまたげー すなけー。
(人のじゃまはするな)
Example phrases
さますん (さまちゃん、さまさん、さまち)
- 醒す
- まぎうとぅさーに ちゅばちに みーぬ さみてぃ にんだらん なとーたん。
(大きな音で一気に目が覚めて眠れなくなっていた)
Example phrases
てぃー ふぃさ まちぶい
- 足手まとい
- わらびぬ どぅく てぃーふぃさまちぶいっし ぬーんならん。
(子どもがあまりにも足手まといになって何もできない) - てぃー っんぢゃちゃい くち っんぢゃちゃいっし っわーばぐとぅ すな けー、てぃーふぃさまちぶい そーさ。
(手を出したり、口をだしたりして余計なことはするな、じゃまだよ)
Example phrases
ふぃーさ まがい
- 寒さで縮こまること
- ふぃーさくとぅんち ふぃーさ まがい する っちょー ふゆーな むん やん。
(寒いといって寒さで縮こまる人は怠け者だ)
Example phrases
ふぃさ まんち すん (〜さん、〜さん、っし)
- 正座する
- じー ならいぐとぅ する とぅくるをぅてー はじみから うわいまでぃ ふぃさまんちー そーん。
(字を習う所でははじめから終わりまで正座している)
Example phrases
をぅさまいん (をぅさまたん、をぅさまらん、をぅさまてぃ)
- 収まる
- ふぃーぬ ちゃーりてぃ くゎじん をぅさまとーしぇー。
(火も消えて火事もおさまっているじゃないか) - うふかじん ふぃんぎてぃ をぅさまとーん やー。
(台風も行ってしまっておさまっているね) - たんかーぬ みーとぅんだおーえーん しじか なてぃ をぅさまとーさ やー。
(向かいの夫婦喧嘩も静かになっておさまっているね)
Example phrases
ぴーぴー(かーかー) 貧しくて困り果てているさま
⇒ あぬ みーとぅんだー っくゎなしはんじょー そーしが、じんぬ ふしがらんくとぅ ちゃー ぴーぴーかーかー そーん。(あの夫婦は子宝に恵まれているが、出費が多くていつも困窮している)
なぐさむん (なぐさだん、なぐさまん、なぐさでぃ)
- 慰む
*うぃきがんかい してぃらってぃ(/うぃなぐんかい だまさってぃ)なまー やーんぢ うた ちちゃい、ふかんぢ どぅしとぅ いちゃたいっし どぅー なぐさみ そーん/どぅー なぐさどーん/ゐーちむ とぅめーとーん。(失恋して今は家で音楽を聴いたり、外で友人と会ったりして自分を慰めている)
あわてぃー はーてぃー
- 急いでいるさま
- あわてぃーはーてぃー っんぢゃしが、にっか なとーさ。
(急いで出たが、遅刻している)
Example phrases
いひー あはー
- 談笑できるさま
- あったーや おーいる とぅちん あがやー? いち んーちん いひーあはーっし っうぃーりきぎさ そーん やー。
(あの人たちはけんかするときもあるのかね。いつ見ても談笑して楽しそうだね)
Example phrases
いる そー もーそー
- 驚いて顔色が青くなるさま
- あったに じてんしゃぬ とぅんぢてぃちゃーに たまし ぬぎてぃ いるそーもーそー なとーたん。
(急に自転車が跳び出してきて驚いて顔色が青くなっていた)
Example phrases
かさかさー
- 乾燥したさま、ごわごわしたさま
- ふゆねー ちらん てぃーふぃさん かさかさー ないやっさん。
(冬には顔も手足も乾燥しやすい) - ぬい いってーる ちのー いっぺー ゐー あんべー やしが、かさかさー そーくとぅ なかねー ちらんぱー/しかん すしん をぅん。
(糊が入っている着物はとても良い具合だが、ごわごわしているのでなかには着たがらない/嫌いな者も居る)
Example phrases
*(参考)がさがさ(忙しく動き回る様子、物の触れ合う音)
くふぁ ぱっちらー
- 固まるさま
- はがまっし にちぇーる めーや ふぃじゅいねー くふぁぱっちらー ないくとぅ、びら、っわーじし、かまぶく、くーが いってぃ、たしやーめーっし かみーねー まーさたん。
(羽釜で炊いた米は冷めると固くなるので、ネギ、豚肉、かまぼこ、卵を入れて、チャーハンにして食べるとおいしかった)
Example phrases
だんだん
- さまざま、たいそうな、たくさん
- とぅーぬ いーべー ゐぬ たけー ねーらんでぃち、っちゅにんぢのー だんだんぬ っちゅぬちゃーぬ をぅん どー やー。
(10本の指は同じ長さではないといって、人間には様々な人がいるよ) - くまぬ やーや だんだんぬ っちゅぬちゃー やさ やー。
(ここの家はたいそうな人たちだねえ) - だんだんぬ すがいっし ふーぢぇー ねーらん。
(あれこれ重ね着をしてみっともない)
Example phrases
ちー かさかさー
- 気ぜわしいさま
- あれー ちーかさかさーっし うてぃちちぬ ねーらん。
(あの人はせっかちで落ち着きがない) - っやーや あさんちん ねーん、ふぃるんちん ねーん、ゆるんちん ねーん ふぃっちー ぱたぱたーっし、あんし ちーかさかさー やる。
(お前は朝も昼も夜も一日中忙しくして、なんとも気ぜわしいことだね)
Example phrases
ちーちー かーかー
- 喉や食道にものが詰まるさま
- やーさがみ さーに ちーちーかーかー そーくとぅ、うふぇー うとぅさわどぅ ないる。ちゃーぐゎー いってぃとぅらし。
(お腹をすかせて食べて胸につかえているので、それを落とさないといけない。お茶を入れてくれ) - ちーちーかーかーっし いーちまでぃー さーに いーちぬ しーぐりさたん。
(喉につかえて息が詰まって息がしにくかった)
Example phrases
ちる だい
- だるいさま、元気をなくしている様
- てぃまー ゐーてぃ うっさうっさーっし やーんかい けーてぃ いすぢ かばん あきてぃ んーちゃしが、ちゃっさ とぅめーてぃん ねーらんたくとぅ、ちるだい さん。
(給与をもらって喜び勇んで家に帰ってカバンをあけてみたら、いくら探してもなかったので、がっかりした) - しけぬんかい うてぃてぃ ちるだい そーん。
(試験に落ちてがっかりしている) - ちる ぬぎとーん。
(元気をなくしている)
Example phrases
*(参照)だいん
とぅぬー まーぬー
- 道に迷うさま
⇒ とぅぬー まーぬー すん〈戸惑う〉、〜さん、〜さん、〜っし - どぅしぬ やー とぅめーてぃ っんぢゃしが、とぅめーてぃん とぅめーららん、とぅぬーまーぬー そーたっさー。
(友人の家を探しに行ったが、探しても探せない、戸惑ったよ)
Example phrases
*(参考)じゃーまてぃーま(道に迷うこと)、じゃーま ないん(道に迷う、途方にくれる)、じゃーまてぃーますん(道に迷う)
Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon) (© CC BY-SA 3.0 DEED), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa. [Southern Ryukyuan: Hatoma Yaeyama]
アーアー [⸢ʔaːʔaː] (副)
- ああああ(嗚呼嗚呼)。嘆き悲しむさま。深く思い悩むさま。
- ⸣アボーヤ ビ⸢コーンッふァバ ピー⸣タイ トゥ⸢ラ⸣リ イ⸢ク⸣サナ シ⸢ナシティル ピーズ アーアー⸣シ ⸢オー⸣ル
[⸣ʔaboːja bi⸢koːnffaba piː⸣tai tu⸢ra⸣ri ʔi⸢ku⸣sana ʃi⸢naʃitiru piːʣu ʔaːʔaː⸣ʃi ⸢ʔoː⸣ru]
(お母さんは男の子を徴兵され、戦争で死なせてしまって毎日嘆き悲しんでおられる)
Example phrases
アイイジカイイジ [ʔai⸢ʔiʤi⸣kaiʔiʤi] (副)
- のらりくらり。あれこれと言い抜けるさま。「そう言い、ああ言い」の転訛したもの。
- ⸢トゥイスクバン⸣ アイ⸢イジ⸣カイイジ ⸢シー⸣ イ⸢ザリヌンガール シー ベー
[⸢tuisu̥kubaŋ⸣ ʔai⸢ʔiʤi⸣kaiʔiʤi ⸢ʃiː⸣ ʔi⸢ʣarinuŋgaːru ʃiː beː]
(詰問してものらりくらりして<そう言い、ああ言いして>、叱責逃れしている)
Example phrases
アイシーカイシー [⸣ʔaiʃiːkaiʃiː] (副)
- そうこうして。のらりくらりするさま。「ああし、こうし」の転訛したもの。
- ⸣アイシーカイシー ⸢シェー⸣ティル ⸢バン⸣ター ヤッ⸢トゥ⸣シ ク⸢ラシ⸣ ケー⸢ダー
[⸣ʔaiʃiːkaiʃiː ⸢ʃeː⸣tiru ⸢ban⸣taː jat⸢tu⸣ʃi ku⸢raʃi⸣ keː⸢daː]
(そうこうしながら<ぞ>私らは、やっとのことで暮らしてきたのだよ)
Example phrases
アウシタダル [⸢ʔauʃita⸣daru] (副)
- 生臭さを衣類や肌に染み込ませているさま。じめじめして汗臭く、鮮魚の生臭さが染み付いたさま。「青滴り」の転訛したものか。カツオ節製造工場の職人たちが持つ臭気。
- コー⸢ネー⸣ アイニ ⸢アウシタ⸣ダル ⸢シェー⸣ティ ⸢アーカン⸣ドーシ ⸢キン⸣マー ア⸢ライ⸣ キ⸢シ⸣バ
[koː⸢neː⸣ ʔaini ⸢ʔauʃi̥ta⸣daru ⸢ʃeː⸣ti ⸢ʔaːkan⸣doːʃi ⸢kim⸣maː ʔa⸢rai⸣ ki̥⸢ʃi⸣ba]
(坊ちゃん、あんなに薄汚れした、じめじめした格好をしていないで、着物は洗濯して着なさいよ)
Example phrases
アウリ [⸢ʔau⸣ri] (名)
- {Mn_2}気の毒なさま。かわいそうなさま。あわれな。/フンヌヨー アワリヌ ミチヤリバ ニシカイ ンカユティ キョーモンバ ユミ(誠に無常の道<あわれな人生>であるから 西に向かって経文を読み、)/「ニンブツァー(念仏歌)。シザヌクイ(兄の歌<声>)」
アガシタダル [ʔa⸢gaʃitadaru] (名)
- 赤くただれたさま。真っ赤なさま。果実などが真っ赤に熟れて、今にも落下しそうなさま。
- ⸢バン⸣スロー ア⸢ガシタダル スン⸣ケン ⸢ウー⸣ミ ⸢ベー
[⸢ban⸣suroː ʔa⸢gaʃi̥tadaru suŋ⸣keŋ ⸢ʔuː⸣mi⸢beː]
(バンジロウは真っ赤に熟れて、今にも落下しそうになるほどに熟れている) - ア⸢シ⸣ボー ア⸢ガシタダル スン⸣ケン ⸢アーサムティ⸣ シ⸢ティ⸣シケーバン
[ʔa⸢ʃi⸣boː ʔa⸢gaʃi̥tadaru suŋ⸣keŋ ⸢ʔaːsamuti⸣ ʃi̥⸢ti⸣ʃi̥keːbaŋ]
(お出来<腫れ物>は真っ赤になるまで、潰さないで<化膿させて>おいてあるよ)
Example phrases
アガヤーアガヤシ [ʔa⸢gajaːʔagaja⸣ʃi] (副)
- ああああと。悲嘆に暮れるさま。ああ、ああと悲痛な声を出して嘆くさま。
- ⸢ウン⸣ネヌ アボー ッ⸢ふァバ⸣ シ⸢ナシティ ピントゥルピン⸣ ア⸢ガヤーアガヤ⸣シル ⸢オー⸣ル
[⸢ʔun⸣nenu ʔaboː f⸢faba⸣ ʃi⸢naʃiti pinturupiŋ⸣ ʔa⸢gajaːʔagaja⸣ʃiru ⸢ʔoː⸣ru]
(その家のお母さんは、子供を失って<死なせて>毎日<日と言う日>悲嘆に暮れて、ああああと嘆き悲しんでおられる)
Example phrases
アガラパタラ [ʔa⸢garapatara] (副)
- 光り輝くさま。明るいさま。 uby{耿耿}{コウ|コウ}と。松明がパチパチ音をたてて燃え輝くさま。ABCDEC型の重言。
- ⸢タイ⸣ヌ ⸢ピー⸣バ ア⸢ガラパタラ⸣シ ⸢モーシェー⸣ティ イ⸢ソー ソーッ⸣タ
[⸢tai⸣nu ⸢piː⸣ba ʔa⸢garapatara⸣ʃi ⸢moːʃeː⸣ti ʔi⸢soː soːt⸣ta]
(松明の火をあかあかと灯して漁りをなさった)
Example phrases
アザーリカザーリ [ʔa⸢ʣaː⸣rikaʣaːri] (副)
- もつれ絡まるさま。
- ⸣イトー ア⸢ザー⸣リカザーリ シ⸢ティ パンツァサラヌ
[⸣ʔitoː ʔa⸢ʣaː⸣rikaʣaːri ʃi̥⸢ti panʦasaranu]
(糸は絡まって解けない)
Example phrases
アザッカイパラッカイ [ʔa⸢ʣakkaiparak⸣kai] (副)
- いりみだれるさま。混雑するさま。雑踏するさま。
- ⸢プール⸣ヌ シ⸢ナピキ⸣ヌ ピンマー ア⸢ザッカイパラッ⸣カイ ⸢スン⸣ケン プ⸢スヌ⸣ ンジキー ア⸢ラカラン⸣セン
[⸢puːru⸣nu ʃi⸢napiki⸣nu pimmmaː ʔa⸢ʣakkaiparak⸣kai ⸢suŋ⸣kem pu̥⸢sunu⸣ ʔnʤikiː ʔa⸢rakaraŋ⸣ʃeŋ]
(豊年祭の綱引きの日には雑踏するほど人が出てきて歩けなかった)
Example phrases
アザナーン [ʔa⸢ʣanaː⸣ŋ] (形)
- 物が絡み合っているさま。複雑に uby{縺}{モツ}れて歩きづらい。ものが絡み合って歩きづらい。「摎、アザナハレリ」『類聚名義抄』が転訛、形容詞化したものか。
- パ⸢タキ⸣ミチェー ッ⸢サ⸣ヌ ⸢ムイカバ⸣シティ イッ⸢ケナ⸣ ア⸢ザナー⸣ン
[pḁ⸢taki⸣miʧeː s⸢sa⸣nu ⸢muikaba⸣ʃi̥ti ʔik⸢kena⸣ ʔa⸢ʣanaː⸣ŋ]
(農道<畑道>は草が生えすぎて道に絡まって歩きにくい) - ⸣ドゥク ア⸢ザナー⸣ヌ ア⸢ラカラ⸣ヌ
[⸣duku ʔa⸢ʣanaː⸣nu ʔa⸢rakara⸣nu]
(あまりに複雑に絡み合って歩けない) - ⸣クマー ア⸢ザナー ナー⸣ヌ
[⸣kumaː ʔa⸢ʣanaː naː⸣nu]
(ここは絡まっていない) - ク⸢ヌ⸣ ミチェー ア⸢ザナー⸣ヌ ア⸢ラカラ⸣ヌ
[ku⸢nu⸣ miʧeː ʔa⸢ʣanaː⸣nu ʔa⸢rakara⸣nu]
(この道は草が絡み合っていて歩かれない) - ア⸢ザナー⸣ン ⸣トンマー パ⸢ル⸣ナ
[ʔa⸢ʣanaː⸣n ⸣tommaː pa⸢ru⸣na]
(歩きづらい所へは行くな) - ⸣アイニ ア⸢ザナー⸣カー パ⸢ラ⸣ヌ
[⸣ʔaini ʔa⸢ʣanaː⸣kaː pa⸢ra⸣nu]
(あのように絡み合いもつれて歩きづらければ行かない)
Example phrases
アザルン [ʔa⸢ʣaruŋ] (自動)
- 搗臼に米を入れて軽く搗くと糠が出て縺れ合うようになるさま。絡み合う。米と糠がもつれあって飛び散らないようになる。「魚委、魚肉爛也、阿佐礼太利(あざれたり)」『新撰字鏡』の転訛か。
- ⸢マイヤー⸣ ッサウカー ア⸢ザルン
[⸢maijaː⸣ ssaukaː ʔa⸢ʣaruŋ]
(米は搗く<精げる>と糠が出て絡まる) - マ⸢ダ⸣ ア⸢ザラヌ
[ma⸢da⸣ ʔa⸢ʣaranu]
(まだ糠が出ない{EOS}絡まない) - キ⸢サーティ⸣ ア⸢ザリ ブー
[ki̥⸢saːti⸣ ʔa⸢ʣari buː]
(既に糠が出ている{EOS}絡まっている) - ⸢マイヌ⸣ ア⸢ザル⸣ ピンマー ⸣ウシェーラ ⸢トゥンジラヌ
[⸢mainu⸣ ʔa⸢ʣaru⸣ pimmaː ⸣ʔuʃeːra ⸢tunʤiranu]
(米の糠が出て絡まる時は臼から飛び散らない) - ⸢パー⸣ク ア⸢ザレー⸣ ミサムヌ
[⸢paː⸣ku ʔa⸢ʣareː⸣ misamunu]
(早く糠が出て縺れあえばいいのに)
Example phrases
アシフンピサフン [ʔa⸢ʃiɸumpisa⸣ɸuŋ] (名)
- 足を踏み鳴らして激怒するさま。地団駄踏むこと。重言。
- ⸣アブジェー ア⸢シフンピサ⸣フン ⸢シェーティ⸣ル イ⸢ゾーッ⸣タ
[⸣ʔabuʤeː ʔa⸢ʃiɸumpisa⸣ɸun ⸢ʃeːti⸣ru ʔi⸢ʣoːt⸣ta]
(おじいさんは足を踏み鳴らしながら激怒して叱られた)
Example phrases
アタフイ [ʔa⸢taɸui] (名)
- 雨が急に降るさま。雨が俄かに降ること。にわかあめ<俄雨>。驟雨。
- ア⸢ミ⸣ヌ ア⸢タフイ⸣ シ⸢ティ⸣ キン ⸢ゾーラシ ナー⸣ヌ
[ʔa⸢mi⸣nu ʔa⸢taɸui⸣ ʃi̥⸢ti⸣ ⸣kin ⸢ʣoːraʃi naː⸣nu]
(雨が俄か降りして着物を濡らしてしまった)
Example phrases
アチーアチーシ [ʔa⸢ʧiːʔaʧiː⸣ʃi] (副)
- 熱く。熱々と。蒸かしたての熱いさま。ピー⸢リピーリ⸣シ[piː⸢ripiːri⸣ʃi](冷え冷えと{EOS}冷たく)の対義語。熱そうに。更に強調する際は、アチー⸢アチー⸣シ[ʔaʧiː⸢ʔaʧiː⸣ʃi]とアクセントを後方へずらす。
- ⸢ピーリイー⸣ヤ ⸢ファーンドー⸣シ ア⸢チーアチー⸣シ ア⸢ツァ⸣シティ <ア⸢チラ⸣シティ> ⸢ファイ⸣バ
[⸢piːriʔiː⸣ja ⸢faːndoː⸣ʃi ⸣ʔa⸢ʧiːʔaʧiː⸣ʃi ʔa⸢ʦa⸣ʃi̥ti ⸢fai⸣ba]
(冷や飯は食べないで、熱く温めて食べなさい)
Example phrases
アップアップ [⸢ʔappuʔap⸣pu] (副)
- 擬態語。溺れてもがき苦しむさま。水に溺れて両手両足をばたつかせて苦しむさま。
- ス⸢ナカ⸣ナー ⸢ウッふィティ アップアッ⸣プ ⸢シー ベー⸣タ
[su⸢naka⸣na ⸢ʔuffiti ʔappuʔap⸣pu ⸢ʃiː beː⸣ta]
(海に溺れてアップアップしていた)
Example phrases
アバイカバイ [ʔa⸢bai⸣kabai] (副)
- 溢れるさま。溢れ零れるさま。ア⸢バッカイ⸣カバッカイ[ʔa⸢bakkai⸣kabakkai](溢れるさま)ともいう。
- ⸢スーン⸣シロー マ⸢カ⸣ルナ ア⸢バイ⸣カバイ ⸢スン⸣ケン イ⸢リルナ⸣ヨ
[⸢suːŋ⸣ʃiroː ma⸢ka⸣runa ʔa⸢bai⸣kabai ⸢suŋ⸣keŋ ʔi⸢riruna⸣joː]
(お汁は汁碗に溢れこぼれるほど入れるなよ)
Example phrases
アバピカリ [ʔa⸢bapika⸣ri] (名)
- 脂ぎって顔がテカテカ光っているさま。
- ⸢ヌー⸣バ ッ⸢ふァイル パンタル⸣タユー ウ⸢ム⸣テー ア⸢バピカ⸣リ ⸢シーベー
[⸢nuː⸣ba f⸢fairu pantaru⸣tajuː ʔu⸢mu⸣teː ʔa⸢bapika⸣ri ⸢ʃiːbeː]
(何を食べて肥えたのか、顔<面>はテカテカ光っているよ)
Example phrases
アブシマッふァ [ʔa⸢buʃimaf⸣fa] (名)
- ⸢畦枕」の義。⸢畦枕」は稲がよく稔って稲穂が畦に垂れかかっているさま。「穂花咲き出ればちりひぢもつかぬ白ちやねやなびきあぶしまくら」(『琉歌全集』149)のように豊年を予祝したもので、歌謡語として用いられることが多い。
- ク⸢トゥシン⸣ ア⸢ブシマッ⸣ふァ ⸢スン⸣ケン ⸢マイヤー ノー⸣レーン
[ku̥⸢tuʃiŋ⸣ ʔa⸢buʃimaf⸣fa ⸢suŋ⸣kem ⸢maijaː noː⸣reːŋ]
(今年も稲穂が畦に垂れかかるほど稔った)
Example phrases
アマダルカーダル [ʔa⸢madarukaː⸣daru] (副)
- {Mn_1}濡れそぼつ。濡れてびしょびしょになる。衣類が濡れて垂れ下がっているさま。