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Define んじ nji Meaning ンジ

Displaying results for んじ (nji・んじ・ンジ) – ryukyu

JLect: Japonic Languages and Dialects Database

Results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.

Search languages: Japonic (all languages and dialects) ↔ English ↔ Japanese

Ryukyu (Okinawa)

んじ

(Particle) Indicates the location or setting of an action in space or time

Ryukyu (Okinawa)

んじ

(Noun) Thorn, splinter

Ryukyu (Kunagami: Oku, Okinawa)

んじ

(Noun) Firefly, lightning bug

Ryukyu (Okinawa)

んじ

(Adverb) Indeed

Ryukyu (Okinawa)

んじ

(Noun) Cracked heels, heel fissures, calloused feet

Ryukyu (Okinawa)

とぅんじゅん

(Verb) To jump

Ryukyu (Okinawa)

とぅんじーん

(Verb) To jump

Ryukyu (Amami: Kikai)

んじゃ【鯨】

(Noun) Whale

Ryukyu (Tokunoshima)

んじゃ【鯨】

(Noun) Whale

Ryukyu (Okinawa)

うら【裏】

(Noun) Reverse side, opposite side, back, rear, behind, bottom, underside; opposite, reverse, contrary; toilet, bathroom, lavatory, restroom

Ryukyu (Okinawa)

ちむ【肝・胆・心】

(Noun) Liver; mind, spirit, heart, soul; feelings, emotions

Ryukyu (Okinawa)

ふーる

(Noun) Latrine, lavatory, toilet, bathroom; pig toilet, pig's sty latrine

Ryukyu (Okinawa)

ぐち【口】

(Noun, suffix) Speech, language, dialect, accent

Ryukyu (Okinawa)

んーじゅん【見じゅん・観じゅん・視じゅん】

(Verb) To see, to look (at), to watch, to stare (at)

Ryukyu (Okinawa)

んじゅー・がんじゅう【頑丈】

(Noun) Good, well, strong, healthy, alright

Ryukyu (Okinawa)

ぐぁんたん・ぐゎんたん【元旦】

(Noun) New Year's Day

Ryukyu (Okinawa)

くねーだ【此間】

(Adverb, noun) The other day; a while back; recently

Ryukyu (Okinawa)

みそち【三十・30】

(Noun) Thirty

Ryukyu (Okinawa)

うがんじゅー・うがんじゅう【う頑丈・御頑丈】

(Formal noun) Good, well, strong, healthy, alright

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Okinawan → Japanese

ンジ nji ('Nzi) ① 名

  1. とげ。草木・魚骨・木片などのとげ。

アンジ anji (?aNzi) ① 名

  1. [按司]?azi と同じ。

ッンジ qnji (?Nzi) ⓪ 感

  1. そうか?ほんと?話の真偽を確かめる時発する語。~?aN 'jami.そうか。~sai.そうですか(男が目上に対して確かめる場合)。

ッンジ qnji (?Nzi) ⓪ 名

  1. 伊芸。《地》参照。

バンジ banji (baNzi) ① 名

  1. まっ最中。たけなわ。まっ盛り。?ikusanu~.いくさのまっ最中。mumunu~.やまもものまっ盛り。~nu niiSee.若盛りの青年。

ハンジ hanji (haNzi) ① 名

  1. 易者の判断。

カンジ kanji (kaNzi) ⓪ 名

  1. たてがみ。
  2. とさか。

クンジ kunji (kuNzi) ① 名

  1. 紺地。紺の地の布・着物。

ナンジ nanji (naNzi) ⓪ 名

  1. 難儀。苦労。'wakasaininu naNzee kootiN Qsi.若い時の難儀は買ってでもした方がよい。

ニンジ ninji (niNzi) ① 名

  1. 念じ。信仰。信仰心。普通はguniNziという。~nu ?aru Qeoo kawatooN.信仰のある人は偉い。

リンジ rinji (riNzi) ⓪ 名

  1. riNsuと同じ。

ヲゥンジ wunji ('uNzi) ⓪ 名

  1. 恩義。~kaNzuN.恩義をこうむる。~'waSiririba 'jaminu 'junu kumici.'wadudu sukunajuru ?ajumigurisja.[恩義忘れれば 闇の夜の小路 我胴どそこなゆる 歩みぐれしや]恩義を忘れればやみ夜の小道と同じ,自分をそこなうばかりであゆみにくい。~boocaku nasakiciri 'jakara.[恩義忘却 情切れやから(大川敵討)]恩義を忘却した情のなくなったやから。

チンジ chinji (ciNzi) ① 名

  1. 禁止。文語はcizi。

グンジン gunjin (guNziN) ① 名

  1. 権現。hutimaguNziN(普天間権現)。

ジンジン jinjin (ziNziN) ⓪ 名

  1. ほたるの小児語。ziiNziiNと同じ。

カンジン kanjin (kaNziN) ⓪ 名

  1. [肝煎]葬式の時,一切の世話をする世話役。隣近所の人が受け持つ。

キンジー kinjii (kiNzii) ① 名

  1. [硯水]酒・さかななどの贈りもの。親類の家の普請などの際に,大工などに贈る酒・さかななどをいう。

クンジン kunjin (kuNziN) ⓪ 名

  1. 金神。陰陽上の方角の神。その方角に対して物事をするのを避ける。

ニンジン ninjin (niNziN) ⓪ 名

  1. 人間。?atara~ni ?Nmarijai 'uSiga rakurakutu kurasu hwimanu neraN.[あたら人間に生れやい居すが楽々と暮らす暇のないらぬ]あたら人間に生まれていながら,安楽に暮らす暇がない。

ッンジファ qnjifa (?Nzihwa) ⓪ 名

  1. 支出。支出高。

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Japanese → Okinawan

あんじ 【按司】

See also

きんし 【禁止】

Phrases

くんし 【君子】

けんし 【犬歯】

こんじ 【紺地】

しんし 【●】 (織機具)

Phrases

てんし 【天子】

なんじ 【何時】

ねんし 【年始】

Phrases

ひんし 【瀕死】

へんじ 【返事】

See also

Phrases

りんじ 【臨時】

あんしん 【安心】

See also

Phrases

  • ~する→ kukuru,ʔufuʔuminaaku,ʔuminaaku,やずんずる
  • ~である kukuruyassaN,chimujuusaN

えんじゃ 【縁者】

See also

えんじょ 【援助】

See also

Phrases

オレンジ

See also

おんしん 【音信】

がんじつ 【元日】

かんしゃ 【感謝】

See also

かんしょ 【甘藷】

See also

Dictionary of the Practical Use of Okinawan

Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.

Search languages: Japanese ↔ Okinawan

んじ

  • Example phrases
    • ちゅらばなんかえー んじぬ あん。ちゅらかーぎーんかけー うちくんじょーぬ あんでぃ。
      (きれいな花には刺がある。美人には変なプライドがあるって)

んじゅ/んーじゅ

  • Example phrases
    • なまぬ んーじゅぐゎーや ふたぬ ちちょーくとぅ ちゃーきなーや されーるくとー ならん なたん。
      (現在の溝は蓋が付いているので、すぐにはさらうことはできなくなった)

んじょーさん

  • 愛しい、(子供が)かわいい
  • Example phrases
    • どぅーぬ っくゎぬ ぐとぅ かなさる っちゅんかい 「んじょーさん」でぃ いーん。
      (自分の子どものように愛しい人に「んじょーさん」と言う)
    • うぃなぐぬ うやー どぅーぬ なちぇーる っくゎぬちゃーや ゐぬぐとぅ んじょーさん どー。
      (母親は自分が産んだ子どもは分け隔てなくかわいいんだよ)

*(参照)かなさん、うじらーさん

んじゃんじゃーとぅ

  • 思いっきり、ずけずけと
  • Example phrases
    • うっくるび んじゃんじゃーとぅ ふぃさぬ かー はぢゃん。
      (転倒して思いっきり足の皮を擦りむいた)
    • ゆくしむにーっし すーんかい んじゃんじゃーとぅ ぬらーったん。
      (嘘をついて父親に思いっきり叱られた)

うきんじゅ はいんじゅ

  • 受水走水
  • Example phrases
    • うちなーをぅてー うきんじゅはいんじゅんぢ っんにぬ はじみてぃ ちゅくらったん。
      (沖縄では受水走水で稲が初めて作られた)

うぐゎん じゅ

  • 拝所
  • Example phrases
    • いしぬ すばんかい くばとぅか まーにぬ っうぃーらっとーる とぅくるんかい 「いび」んでぃ いち、「うたき」んでぃん いーしが、うぐゎんじょー むらぬっちゅぬちゃーが をぅがむる とぅくる やてぃ 「むらでー」んでぃん いーん。
      (石の側にとか、クバとかクロツグが植えられているところに「いび」と言って、御嶽とも言うが、拝所は村人が拝むところで「むらでー」とも言う)

うふ にんじゅ

  • 大人数
  • Example phrases
    • なまぬ じでーや っくゎなし いきらさー あしが、めーや まーぬ ちねー やてぃん うふやーにんじゅ やたん。
      (現代は少子化で、以前はどこの家庭でも大家族だった)
    • 「あしびぬ ちゅらさや にんじゅぬ すなわい」んでぃ いち、うふにんじゅぬ すりーねー はねーちゅん。
      (「遊びの出来は人数の揃い」といって、大人数が集まるとにぎやかになる)

うんじゅ

  • あなた様、ご自身
  • Example phrases
    • うぬ くとー うんじゅが すくぶん やいびーくとぅ、うんじゅくる しみそーれー。
      (そのことはあなた様の仕事なので、ご自身でなさってください)

うんじゅ なー

  • あなた様(さらに丁寧に)
  • Example phrases
    • うんじゅなーや やしみねー まーんかい めんしぇーびーが?
      (あなた様は休みにはどこにいらっしゃいますか)

おーふぃじゅる かんじゃー

  • 寒々とした霊気
  • Example phrases
    • がまんかい いっちゃくとぅ おーふぃじゅるかんじゃーっし ふぃちけーちゃん。
      (洞窟に入ったら寒々とした霊気を感じて引き返した)

かんじゃー やー

  • 鍛冶屋
  • Example phrases
    • んかしぇー みじ いりやー、くみ いりやーんでー かんじゃーやーんかい あちれーてぃ ちゅくらちょーたしが、かーん かーん かーぬん ちかららん なてぃ ちかぐろー かんじゃーやーや んーちぇー んーだん やー。
      (昔は水入れ、米入れとか鍛冶屋に注文して作らせていたが、カーンカーンカーンという音も聞かれなくなって近頃は鍛冶屋は見なくなっているね)

がんじゅー

  • 頑丈
  • Example phrases
    • がんじゅーむんぬどぅ くふぁどーり する。
      (丈夫な者ほど急な病で倒れる)
    • くぬ やーや あんし がんじゅーぎさ ちゅくてーる。し、ぐじゅーにん びけーや ちゃーん ねーんさ。
      (この家はなんと強固そうに造られていることか。4、50年ほどは何でもないね)

くくぬ とぅ ぐんじゅー

  • 49
  • Example phrases
    • かじぬ ゆみかたー、てぃー、たー、みー、ゆー、いち、むー、なな、やー、くくぬ、とぅーまでぃ ちーねー、くりけーち てぃー、たー、みー、... 、やー、くくぬ、にんじゅー、ゐぬ ぐとぅ ゆでぃ、...、 さんじゅー、...、よんじゅー なてぃ、うりから てぃー、たー、みー、...、 やー、くくぬとぅぐんじゅー、ぐんじゅー なとーん。
      (数の数え方は、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10まで来ると、くり返して1、2、3、…. 8、9、20、同じように数えて、….30、….40になって、それから1、2、3、...、 8、49、50になっている)

くんじょー

  • 悪い根性
  • Example phrases
    • ありんかい ぬーぬ はなし さんてーまん しぐ くんじょー っんぢゃすくとぅ、はなん ふぃららん、むぬん いららん。
      (あの人に何の話をしてもすぐ腹を立てるので、くしゃみもできずものも言えない)
    • くんじょーむん
      (根性の悪い者=しむちわるー)

さら ばんじ

  • 最盛期、絶頂期
  • Example phrases
    • るくじゅーや さらばんじゃー。
      (60歳は最盛期にある者だ)
    • っやーや さらばんじどぅ やるむんぬ、とぅすい むにーや すな。
      (あなたは最盛期なのに、年寄りのような物言いはするな)
    • あれー なま さらばんじどぅ やる。
      (あの人は今絶頂期だ)

さんじんそー

  • 占い師
  • Example phrases
    • さんじんそーや だきぬ うめーしぬ ぐとーる むん ちかてぃ さんみん すん。
      (占い師は竹の箸のような物を使って占いをする)

しんじーん (しんじたん、しんじらん、しんじてぃ)

  • 煎じる
  • Example phrases
    • みーぐふぁいっし にんだらん なたる ばすねー、くゎんそー しんじてぃ ぬみーねー、 にんだりーるぐとぅ ないたんでぃ。
      (目が冴えて眠れないときには萱草を煎じて飲むと眠れるようになったって)

しんじ むん (しんじ ぐすい〈煎じ薬〉)

  • 煎じ汁
  • Example phrases
    • んかしぇー いさぬ いきらさたくとぅ、いらぶー、かちゅー、ぐーやー、ちむぐゎーぬ しんじむん ちゅくてぃ どぅーまむい そーたん。
      (昔は医者が少なかったので、イラブ、カツオ、豚の尻の骨、肝の煎じ汁を作って自分の身を守った)

すんじーん (すんじたん、すんじらん、すんじてぃ)

  • 破れて痛む、損じる
  • Example phrases
    • いーびぬ さちぬ あかりてぃ すんじーん。
      (指の先の皮が破れて痛い)
    • いーちゅさーに ちゅくてーる ちん せんたくきんかい いってぃ あらたくとぅ、ちゅらーさ ちぢまてぃ ちららん なてぃ すんじたん。
      (絹織りの着物を洗濯機に入れて洗ったので、すっかり縮んで着れなくなってダメにした)

たび にんじゅ

  • 旅の集団
  • Example phrases
    • ちかぐろー とーからぬ たびにんじゅぬ うほーく なてぃ、なーふぁぬ まちん っうぃーりきどぅくるん とーぬっちゅぬちゃーさーに はねーちょーん。
      (最近は中国からの観光団体が多くなって、那覇の市場も観光名所も中国人でにぎわっている)

Audio Database of Hatoma Lexicon

Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED

Search languages: Yaeyama (Hatoma) ↔ Japanese

アサボンジブン [ʔa⸢sa⸣bondʒibuŋ] (名)

  • 朝飯時。朝食時分。「朝・飯 翁班尼<ウバニ>」『琉球館訳語』、「おぼのがなし 食事の敬語」『混効験集』、⸢飯om-pa-r(n)i」『語音翻訳』・⸢時分」よりなる複合語。
  • Example phrases
    • ア⸢サ⸣ボンジブン ナ⸢リ⸣ブバ ディー⸢ディー ヤー⸣ パラ
      [ʔa⸢sa⸣bonʤiibun na⸢ri⸣buba diː⸢diː jaː⸣ para]
      (朝食時分になっているから、さあさあ家へ帰ろう)

イジンジルン [ʔi⸢ʤi⸣ ʔn⸢ʤi⸣ruŋ] (連)

  • 元気が出る。
  • Example phrases
    • ⸢アウ⸣ヌサーギ ⸢ブー⸣カー ⸢ナンクク⸣ル イ⸢ジ⸣ ン⸢ジ⸣ルン
      [⸢ʔau⸣nu ⸣saːgi ⸢buː⸣kaː ⸢naŋkuku⸣ru ʔi⸢ʤi⸣ ʔn⸢ʤi⸣ruŋ]
      (仲間<道連れ>がさえいたら自然と元気<意地>が出る)
    • ウ⸢リ⸣ ミルカー イ⸢ジ⸣ ン⸢ジ⸣ルンカヤーティ ウ⸢ムータン⸣ドゥ イ⸢ジ⸣ ン⸢ジラン⸣バン
      [ʔu⸢ri⸣ mirukaː ʔi⸢ʤi⸣ ʔn⸢ʤi⸣ruŋkajaːti ʔu⸢muːtan⸣du ʔi⸢ʤi⸣ ʔn⸢ʤiram⸣baŋ]
      (それを見たら勇気が出るかと思ったが、勇気が出ないよ)

イチバンジョー [ʔi⸢ʧiban⸣ʤoː] (名)

  • 一番釣手。「一番竿」の転訛したもの。カツオ漁船の一番釣手。釣の名手が選ばれて一番よく釣れるシ⸢キダイ[ʃi̥⸢kidai](突き台)の一番目でカツオを釣る。カツオの食いつき具合を見て、⸢ホンマ⸣キ[⸢homma⸣ki](餌の雑魚を撒く主任<本撒き>)に餌の入れ方を指示したりする。
  • Example phrases
    • カ⸢ツ ホー⸣シェー イ⸢チバンジョー⸣ヌ ⸣ウデイナール カ⸢カ⸣ル
      [kḁ⸢ʦu hoː⸣ʃeː ʔi⸢ʧibanʤoː⸣nu ⸣ʔudinaːru kḁ⸢ka⸣ru]
      (カツオ釣は一番竿の腕にかかっている)

イノンジー [ʔi⸢nonʤiː] (名)

  • 砂地。砂の多い土地。
  • Example phrases
    • イ⸢ノンジーパタキ⸣ナー ピ⸢ルトゥ ダイ⸣クネー イッ⸢ケナ ミールン⸣ツォー
      [ʔi⸢nonʤiːpataki⸣naː pi⸢rutu dai⸣kuneː ʔik⸢kena miːrun⸣ʦoː]
      (砂地の畑には大蒜と大根がよく稔るそうだ)

イリッカールンジッカール [ʔi⸢rikkaːru⸣ ʔn⸢ʤikkaː⸣ru] (連)

  • 出たり入ったりすること。入れ替わり立ち替わり。「入れ替わり出で替わり」の義。
  • Example phrases
    • イ⸢リッカール⸣ ン⸢ジッカー⸣ル ⸢シー⸣ ウ⸢スマ⸣シスコー プ⸢スヌ オーッ⸣タン
      [ʔi⸢rikaːru⸣ ʔn⸢ʤikaː⸣ru ⸢ʃiː⸣ ʔu⸢suma⸣ʃisu̥koː pu̥⸢sunu ʔot⸣taŋ]
      (入れ替わり立ち替わりして驚くほど<おぞましいほど>多くの人がおられた)

ウーバンジン [⸢ʔuːban⸣ʤiŋ] (名)

  • 真っ最中。真っ盛り。
  • Example phrases
    • ミ⸢ドーン⸣ッふァヌ ⸢ジュー⸣シチハチェー ⸢ウーバン⸣ジン ⸢ゲ⸣ラ
      [mi⸢doːŋ⸣ffanu ⸢ʤuː⸣ʃi̥ʧihaʧeː ⸢ʔuːban⸣ʤiŋ ⸢ge⸣ra]
      (女の子の十七、八は、乙女 <盛り> の真っ最中というものさ)

ウキンジルン [ʔu⸢kinʤi⸣ruŋ] (自動)

  • 浮き出る。浮き立って見える。目立って見える。
  • Example phrases
    • ウ⸢ビ⸣ヌ ブ⸢ドゥルシンカヌ⸣ ナ⸢カ⸣ナー ク⸢ヌ⸣ ッ⸢ふァヌドゥ⸣ ウ⸢キ⸣ンジティ ⸢カイ⸣ヤタサー
      [ʔu⸢bi⸣nu bu⸢duruʃiŋkanu⸣ na⸢ka⸣naː ku⸢nu⸣ f⸢fanudu⸣ ʔu⸢ki⸣nʤiti ⸢kai⸣jatasaː]
      (あれだけの踊り人衆<仲間、臣下>の中でこの子<娘>が目立って<浮き立って>綺麗だった<美しかった>よ)
    • ⸣ドゥク ウ⸢キンジル⸣カー ⸢ニッ⸣ター サ⸢リン⸠ダー
      [⸣duku ʔu⸢kinʤiru⸣kaː ⸢nit⸣taː sa⸢rin⸠daː]
      (あまり目立つと<浮き出ると>嫉妬される<妬まれる>よ)

ウトゥンジプス [ʔu⸢tuʔnʤi⸣pu̥su] (名)

  • 有名人。評判の高い人。音に聞こえた人。
  • Example phrases
    • ウ⸢ヌ⸣ プ⸢ソー⸣ ウ⸢トゥンジ⸣プス ヤ⸢ルンダ⸣ ムー⸢ル⸣ ッ⸢シ ブー
      [ʔu⸢nu⸣ pu̥⸢soː⸣ ʔu⸢tuʔnʤi⸣pu̥su ja⸢runda⸣ muː⸢ru⸣ ʃ⸢ʃibuː]
      (あの人は有名人だから、皆知っている)

ウトゥンジムヌ [ʔu⸢tunʤi⸣munu] (名)

  • 評判者。有名な人。
  • Example phrases
    • ウ⸢ヌ プソー⸣ チニヒージェー ⸣ムネー イ⸢ザヌヌ⸣ ウタ イ⸢ザス⸣カー ⸢デージ⸣ナ ウ⸢トゥンジ⸣ムヌ
      [ʔu⸢nu pu̥soː⸣ ʧiniçiːʤeː ⸣muneː ʔi⸢ʣanunu⸣ ʔuta ʔi⸢ʣasu⸣kaː ⸢deːʤi⸣na ʔu⸢tunʤi⸣munu]
      (その人は常日頃ものは言わないが、歌を歌わせたら大変な有名人だ<音に聞く歌の名人だ>)

ウトゥンジルン [ʔu⸢tu ʔnʤi⸣ruŋ] (連)

  • 評判が響き渡る。(好評、悪評の)評判が世間に広く知れ渡る。有名になる。
  • Example phrases
    • ウ⸢ヌ ッふァヌ⸣ シ⸢グトー⸣ ウ⸢トゥ⸣ ン⸢ジ⸣ブンダー ッ⸢サンプソー⸣ ブ⸢ラーヌ
      [ʔu⸢nu ffanu⸣ ʃi⸢gutoː⸣ ʔu⸢tu⸣ ʔn⸢ʤi⸣bundaː s⸢sampu̥soː⸣ bu⸢raːnu]
      (その子の仕事は評判がよく広く知れ渡っているから、知らない人はいない)
    • ミ⸢ジラ⸣シ ⸣クトゥバ ⸢シーティル⸣ ウ⸢トゥ⸣ ンジ⸢ベーン⸣ティ
      [mi⸢ʤira⸣ʃi ⸣ku̥tuba ⸢ʃiːtiru⸣ ʔu⸢tu⸣ ʔnʤi⸢beːn⸣ti]
      (珍しい<変な、珍妙な>ことをやって、評判になっているさ<悪評が立っているよ>)

ウヤキパンジョウ [ʔu⸢ja⸣kipanʤoː] (名)

  • 富貴繁盛。裕福で子孫繁盛すること。明治生まれの古老は、ウ⸢ヤ⸣キパンゾー[ʔu⸢ja⸣kipanʣoː]という。
  • Example phrases
    • ⸣ドゥーパダ ⸢キンコー⸣シ ウ⸢ヤ⸣キパンジョー ア⸢ラ⸣シミ タ⸢ボー⸣リティル ニガイ⸢オーシル⸣ダー
      [⸣duːpada ⸢kiŋkoː⸣ʃi ʔu⸢ja⸣kipanʤoː ʔa⸢ra⸣ʃimi ta⸢boː⸣ritiru ⸣nigai ⸢ʔoːʃiru⸣daː]
      (体が健康で富貴繁盛をあらしめ賜りますようにと祈願申し上げるのだよ)


    • 謡語に/イヤイーヤー ウスメーデー カルマキ ウラリティ ウヤクチョーデー トゥジックヮ ヤシナティ ムラトゥン ワブクニ ワルビ トゥシユリ カンカ  クドゥクヌ モチキナ モノマディ ンゾーサ ソーリバ ティンヌ ミグミヌ ウヤキパンジョー アラシミセユサ ナマヌ パヤシニ クドゥキ ユミユミ/(いやいやー御主<国王>様の公務を務めることが出来て、親子兄弟や妻子を養育して、村中が和睦に暮らし、子供も年寄りも男らも老いて妻のない男や鰥夫、寡婦まで慈しみ愛すれば天のみ恵みは富貴繁盛あらしめ賜るのだ{EOS}今の囃子に口説きを歌おう)

    • (
      「鳩間口説」第一連『鳩間島誌』、『竹富町史 第六巻 鳩間島』)

オーナンジャー [⸢ʔoːnanʤaː] (名)

  • (動)魚の名。和名、ヨシキリザメ(体長約6メートル)。獰猛な鱶(鮫)といわれている。イカ釣り漁で釣り上げられることがあったが、熟練した糸満漁師でも釣り縄で手が擦り切れたりして、仕留めるのに非常に苦労したという。肉は、サバソーギリ[sa⸢basoːgiri](鱶肉の日干し乾燥した肉)にして沖縄へ輸出した。
  • Example phrases
    • イ⸢ガウメー⸣ラ ⸢オーナン⸣ジャー ⸢ホー⸣ソーッタ ⸣クトゥン ⸢アッタ⸣ン
      [ʔi⸢gaʔumeː⸣ra ⸢ʔoːnan⸣ʤaː ⸢hoː⸣soːtta ⸣ku̥toŋ ⸢ʔat⸣taŋ]
      (イカ釣り漁からオーナンジャー<ヨシキリザメ>を釣りあげられたこともあった)

ガーッふァーンジブン [⸢gaːffaːnʤibuŋ] (名)

  • たそがれ(黄昏)時。「明・暗時分」の転訛したもの。
  • Example phrases
    • ム⸢カ⸣シェー バ⸢カー⸣ムノー ⸢ガーッふァーンジブン⸣ ナルンケン パ⸢タキシグ⸣トゥ ⸢シー ブタ⸣ダー
      [mu⸢ka⸣ʃeː ba⸢kaː⸣munoː ⸢gaːffaːnʤibun⸣ naruŋkem pḁ⸢takiʃigu⸣tu ⸢ʃiː buta⸣daː]
      (昔は、若者は uby{黄昏時}{タソ|ガレ|ドキ}まで畑仕事をしていたものだよ)

カルンジルン [ka⸢runʤiruŋ] (他動)

  • 軽んじる。軽くあしらう。ないがしろにする。
  • Example phrases
    • ウ⸢ヤ⸣バ カ⸢ルンジルンティ アー⸣キ ⸣ドゥーン ッ⸢ふァン⸣ カ⸢ルンジラリ アー⸣クンティ
      [ʔu⸢ja⸣ba ka⸢runʤirunti ʔaː⸣ki ⸣duːŋ f⸢faŋ⸣ ka⸢runʤirari ʔaː⸣kunti]
      (親を軽んじ、粗略に扱おうとして、自分も己の子に粗略に扱われているさ)
    • カ⸢ルンジララヌ
      [ka⸢runʤiraranu]
      (軽んじられない)
    • カ⸢ルンジヤッ⸣サン
      [ka⸢runʤijas⸣saŋ]
      (軽んじやすい)
    • カ⸢ルンジル⸣ クトー ナ⸢ラ⸣ヌ
      [ka⸢runʤiru⸣ ku̥toː na⸢ra⸣nu]
      (軽んじることは出来ない)
    • カ⸢ルンジレー⸣ ミサムヌ
      [ka⸢runʤireː⸣ misamunu]
      (軽んじればよいのに)
    • カ⸢ルンジリ
      [ka⸢runʤiri]
      (軽んじろ)

ガンジミ [⸢gan⸣ʤimi] (名)

  • 釘抜き。「蟹爪」の義。
  • Example phrases
    • ⸢ガン⸣ジミ カ⸢リ⸣キー ク⸢ヌ フン⸣ ヌイ ッ⸢ふィーラン⸣ノーレー
      [⸢gan⸣ʤimi ka⸢ri⸣kiː ku⸢nu ɸun⸣ nui f⸢fiːran⸣noːreː]
      (釘抜きを借りてきて、この釘を抜いてくれないかねえ)
    • ⸢ガン⸣ジミシ フ⸢トゥッチ⸣パー ⸢フッカー⸣シティ ⸣ヌイバ
      [⸢gan⸣ʤimiʃi ɸu̥⸢tutʧi⸣paː ⸢ɸukkaː⸣ʃi̥ti ⸣nuiba]
      (釘抜き<蟹爪>で虫歯を挟んで抜きなさい)

カンジョー [⸢kan⸣ʤoː] (名)

  • 勘定。計算。標準語からの借用語。普通は、⸢サン⸣ミン[⸢sam⸣miŋ](計算)という。
  • Example phrases
    • ⸣クビシ ⸢ダイヤー ギュー⸣サ ⸣ナルユー ⸢カン⸣ジョー ⸢シー⸠ミー
      [⸣kubiʃi ⸢daijaː gjuː⸣sa ⸣narujuː ⸢kan⸣ʤoː ⸢ʃiː⸠miː]
      (これで値段はいくらになるか勘定してみよ(ごらん)

キムヌシンジ [ki⸢mu⸣nu ⸢ʃin⸣ʤi] (連)

  • 心底よりの信仰。本心からの信仰。
  • Example phrases
    • キ⸢ム⸣ヌ ⸢シンジ⸣ヌ ⸢ナーン⸣カー ⸢カンプトゥ⸣ケーヌ ⸢ニンガイ⸣ヤ トゥ⸢ドゥカ⸣ヌ
      [ki⸢mu⸣nu ⸢ʃinʤi⸣nu ⸢naːŋ⸣kaː ⸢kampu̥tu⸣keːnu ⸢niŋgai⸣jaː tu⸢duka⸣nu]
      (心底よりの信仰が無いと神仏への願いは届かない)

ククヌトゥグンジュー [ku̥⸢kunu⸣tugunʤuː] (名)

  • 四十九歳。厄年といわれて、厄払いと健康祈願が行われた。また人頭税時代には、成人としての納税の義務を果たす最後の年で人生の重要な境目であった。
  • Example phrases
    • ム⸢カ⸣シェーク⸢クヌ⸣トゥグンジューヌ ⸢ヨイ⸣ヤー ヤー⸢ディン シーソーッ⸣タ
      [mu⸢ka⸣ʃeː ku̥⸢kunu⸣tugunʤuːnu ⸢joi⸣jaː jaː⸢diŋ ʃiːsoːt⸣ta]
      (昔は四十九歳の生年祝い<厄払いと健康祈願>は必ずなさった)

クンジ [⸢kunʤi] (名)

  • 紺地。紺染め。
  • Example phrases
    • ⸢クンジキン
      [⸢kunʤikiŋ]
      (紺染めの着物)
    • ⸢カン⸣プスンケーヤ ⸢プール⸣トゥ キ⸢チゴンナー⸣ヤ ⸢クンジキンバル⸣ キ⸢ソーッ⸣タ
      [⸢kam⸣pu̥suŋkeːja ⸢puːru⸣tu ki̥⸢ʧigonnaː⸣ja ⸢kunʤikimbaru⸣ ki̥⸢soːt⸣ta]
      (男性神職者<ティジリビー>の方々は豊年祭と結願祭には紺染めの着物を着られた)

クンジキン [⸢kunʤikiŋ] (名)

  • 紺地の着物。「紺地衣」の義。
  • Example phrases
    • ⸣アッパー バ⸢カーン⸣ケン キ⸢ソーッ⸣タ ⸢クンジキンマー⸣ マ⸢ナマー⸣キン アン⸢ダー
      [⸣ʔappaː ba⸢kaːŋ⸣keŋ ki̥⸢soːt⸣ta ⸢kunʤikimmaː⸣ ma⸢namaː⸣kiŋ ʔan⸢daː]
      (お祖母さんが着られた紺地の着物は、今まで残っている<今まである>よ)
    • ⸢カン⸣プスンケーヤ ⸢クンジキンバ⸣ キ⸢シティル⸣ ウガン ⸢オーッ⸣タ
      [⸢kam⸣pu̥suŋkeːja ⸢kunʤikimba⸣ ki̥⸢ʃitiru⸣ ⸣ʔugaŋ ⸢ʔoːt⸣ta]
      (ティジリビー<神人>の方々は紺地の着物を着て御嶽<お願>へ行かれた)

Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect

Results from the [関連データ]南琉球八重山語宮良方言の名詞アクセント資料 [Kanren dēta] Minami Ryūkyū Yaeyama-go Miyara hōgen No meishi akusento shiryō ([Relevant Data] Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect), by Kenan Celik, Aso Reiko and Kohei Nakazawa, © CC BY-NC 3.0 DEED

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ウフニンジュ [uɸu]niɴdʒu] (名)

  • 大勢

ドゥスゥニンジュ [dusɨniɴdʒu] F (名)

  • 友達

ニンジュ [niɴdʒu] L (名)

  • 人数

ヤーニンジュ [jaːniɴdʒu] L (名)

  • 家族