(Particle) Also, too, as well
Define ん n Meaning ン
Displaying results for ん (n・ん・ン) – ryukyu
JLect: Japonic Languages and Dialects Database
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(Particle) Indicates the location of something, someone; denotes the location or destination of an action
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A dictionary of the Ryukyuan language
Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.
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ーン -n (-N) 助
- も。Nに終わる語に付く時は,たとえばciN(着物)→cinuN(着物も)のようになる。ただし'waN(わたし)に付くと'waNniN(わたしも)となる。-ga(が),-nu(が)に付くこともある。それぞれの項参照。?ariN kuriN.あれもこれも。tuiN saN.取りもしない。maamadiN.どこまでも。
アン an (?aN) ⓪ 名
- 饀。菓子・餅などの中に包みこむもの。握り飯の中に入れるものなどをもさす。
アン an (?aN) ⓪ 副
- そう。~'jaibiiN.そうです。?anee ?ajabiraN.そうではありません。~du'jaru.そうだ。しかり。~-duN'jaree.そうであるならば。それなら。~'jaigaciinaa.そうでありながら。それにもかかわらず。~'jakutu.そうだから。だから。~'jasa.そうさ。~'jatiN.それでも。けれども。~'jaraa.そうなら。それなら。~'jara hazi.そうであろう。そうだろう。~'jaru haziともいう。~'jara'jaa.そうだろうねえ。~'jarawaN.そうだろうが。~'jarugutooN.そうらしい。?aNee ?jaN muN.そうは言うべきでない。そうは言わないもの。?anee saN.そうはしない。また,そうしてはいけない。よしなさい。
- ああ。あんなに。あのように。?izunu kija'jukati~curasa sacui,'wamiN ?izu'jatuti masira sakana.[伊集の木やよかてあんきよらさ咲ちゆい我身も伊集やとて真白咲かな]伊集の木は栄えて,あのように真白に咲いているが,わたしも伊集となって真白に咲きたい。~?icai kaN ?icai sjuN.ああ言ったりこう言ったりする。言を左右する。~?umutai kaN ?umutai.ああ思ったりこう思ったり。~ga'jara,kaNga'jara.ああだろうか,こうだろうか。
アン an (?aN) ⓪ 自・不規則
文
- ある。有る。在る。否定はneeNまたはneeraN。?araNは'jaNの否定として用いる。ziNnu~.金がある。'jaanu~.家がある。gaQkoonu~.学校(授業)がある。kiganiNnu~.被害者がある。(子供がある・妻があるなどにはふつう?aNは用いず,'uNを用いる。)?ami,neeni.あるか,ないか。?aiga sjura.あるかしら。?uNzoo tabakunu ?amiSeebiimi.あなたはたばこがおありになりますか。
- 補助動詞として,…してある。'judidu ?aru.読んであるとも。'judeeN(読んである)の強調形。hukurasjadu ?ajuru.〔文〕[ほこらしやどあゆる]とてもうれしい。
イン in (?iN) ⓪ 名
- 犬。~nu haaniN numi.犬の歯にも蚤。まぐれ当たりの意。犬の歯は不揃いだが,それでも蚤をかみ当てることがあるという意。~tu majaatu.犬と猫と。仲の悪いたとえ。犬猿というのと同じ。~nu tacinaci.犬が夜,怪しい声で長泣きすること。魔物を見て泣くとされる。
- 十二支の戌(いぬ)。時刻は午後8時,方向は北寄りの西。
イン in (?iN) ① 名
- 印。haNともいう。
ンー n- ('N-) 接頭
- 御(み)。御(おん)。尊敬の接頭辞。mi-の項参照。'Nci(御手),'Npana(御鼻),'Npaa(御歯),'Ncuubu(御腹)など。
ウン un (?uN) ⓪ 名
- uN(恩)と同じ。
ウン un (?uN) ① 名
- 運。?uNci,?uNsuuともいう。~nu 'waQsaN.運が悪い。~nu ?ijuN.運が開ける。
ーナ -na (-na) 接尾
- な。禁止の意を表わす。ふつう本土方言の「終止形」に対応する形に付く。'jumuna.(読むな)など。ただし,ラ行の動詞の場合は?abiNna.(泣くな),tuNna.(取るな)などとなる。また-naのあとに-kee(<?ukee。置けよ)を付けていうこともある。sjunakee.(するなよ)など。
ーナ -na (-na) 接尾
- 動詞の「未然形」に付いて希望の意をそえる。cikana.(聞こうよ。聞きたい)など。
ーニ -ni (-ni) 助
- に。najuN(なる),nasjuN(する)などを用いて「…になる」「…にする」などの意を表わす場合には,ふつう助詞を用いない。siNsii naibusjaN.(先生になりたい),taruu hwiitai nasjuN.(太郎を兵隊にする)など。また「に」に相当する助詞には,ほかに,-Nkai,-nakai,-kai,-nai,-ga(それぞれの項参照)などがあるので-niの用いられることは比較的少ない。kurumani nusijuN.車にのせる。?ujani kanasja sarijuN.親にかわいがられる。'jaQciini nuraaQtaN.にいさんに叱られた。ciini kanajuN.気に入る。心にかなう。?umaNcuni hurijuN.人びとに知らせる。tusibcenee 'uuziraN.年に(は)似合わない。
- …するときに。…した場合に。-ja(は)が付いて-neeとなると「…する時には」「…したら」「…すると」などの意となる。ふつう活用する語の「連用形」,または「連用形」にさらにiを加えた形につく。kaNsiini mani* ?ariga ?aNsjuSee caa sjuga.こうやった時にもし彼がああやったらどうするか。ciciinee.聞いた時には。聞いたら。cikaNdainee.聞かなかった場合には。聞かなかったら。?ainidu kubameesjuru.ある時にこそ節約する。?aCikookoo sjooini kamee.熱いうちに食べろ。
ーヌ -nu (-nu) 助詞
- の。属格を示す。Qcu~muN.人の物。mumu~hana.桃の花。sjui~kwaNnuNdoo.首里の観音堂。'jama~?wii.山の上。hana~'warabi.花の(ような)子供。ただし,人名や一部の人代名詞,nuu(何)などの場合は,ふつうたとえば,taruusjumuCi(太郎の本),taamuN(だれのもの),?iQtaa?uja(おまえたちの親),nuusigutu(何の仕事)などのようにいう。
- が。の。主格を示す。ただし,人名や一部の人代名詞などの主格はふつう-nuを用いずに-gaによって示す。-gaの項参照。また,-nuのあとには-ja,-N,-duなどの助詞が付くことができる。tiida~?agajuN.太陽が昇る。tui~nacuN.鳥が鳴く。?ama~?meNsjoocooN.あのかたがいらしている。miZi~numibusjaN.水が飲みたい(miZi numibusjaNの「水」をとりたてて強調したもの)。nusudu~siibusikoo neeNkutu hwiNsuu sjooN.泥棒がしたくないので貧乏している。?amanoo ?meNSeesa.あのかたならいらっしゃるよ。miituNda?ooeeja ?iN~N kwaaN.夫婦喧嘩は犬(でさえ)も食わぬ。sirihwicimeehwici Qsi ?umui~du ?aee sani.身辺をうろうろして,気でもあるのかしら。
ーヌ -nu (-nu) 接尾
- …なので。…くて。形容詞の「終止形(現在)」から末尾のNを除いた形につく。?icunasanu, ?icijuusaN.忙しくて行けない。'jumibusjanu.読みたくて。読みたいなあ。
アナ ana (?ana) ⓪ 名
- 穴。くぼんだ穴。貫通した穴・欠損・欠点などはmiiという。~hujuN.穴を掘る。~nu ?acooN.穴があいている。
アネ ane (?ane) ① 感
- ほら。それ。遠方の物をさし示して注意をうながす語。~,?amaNkai ?aSee.ほら,あすこにあるよ。
- 珍しい時,意外な時に発する語。おや。あれ。あら。
アヌ anu (?anu) ① 連体
- あの。?unu(その),kunu(この)に対する。~'jaa.あの家。~sjumuCi.あの本。
バン ban (baN) ⓪ 名、接尾
- 番。順番。~tujuN.順番を決める。~?atajuN.番が当たる。waabanui.わたしの番か。門番などの「番」はbaaNという。
- (接尾)番。?icibaN(一番)など。
バン ban (baN) ① 副
- ばん。強く打つさま。また,その小児語。~sarijuN doo.ばんとぶたれるぞ。
ビン bin (biN) ⓪ 名
- 便。手紙。たより。binoo ?ami.たよりはあるか。
A dictionary of the Ryukyuan language
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あん 【●】
うん (返事)
See also
うん 【運】
えん 【円】
かん 【官】
かん 【寒】
かん 【羹】
かん 【貫】
きん 【金】
Dictionary of the Practical Use of Okinawan
Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.
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んかし んちゅ
- 昔の人
- んかしんちゅぬ じんぶのー んかしばなしとぅか んかしぬ いくとぅばんかい うほーく ちまーっとーん。
(昔の人の知恵が昔話や昔の格言にたくさん詰まっている)
Example phrases
んかぢ
- ムカデ
- ぬーんち んかぢぇー うっさきーぬ ふぃさぬ ねーんねー ならん がやー?
(どうしてムカデはそんなにたくさんの足がないといけないのかなあ)
Example phrases
んけー はな
- 会うなり
- んけーはなから あっく する むのー あらんしが、ふしがらん あたい またさってぃ、にじららん なてぃ うすまさ ぬらたん。
(会うなり怒鳴りつけるものではないが、いやというほど待たされて、がまんできなくなって激怒した)
Example phrases
んじ
- 刺
- ちゅらばなんかえー んじぬ あん。ちゅらかーぎーんかけー うちくんじょーぬ あんでぃ。
(きれいな花には刺がある。美人には変なプライドがあるって)
Example phrases
んかいん (んかたん、んかーん、んかてぃ)
- 向かう
- ぬーが やら わからんしが、ちむぬ んかいる とぅくるとぅ んかーん とぅくるぬ あん。
(どうしてかわからないが、気持ちが向かうところと向かわないところがある)
Example phrases
んきーん (んきたん、んきらん、んきてぃ)
- 向ける
- やーぢゅくい する ばすねー じょーや ふぇーとぅか あがりんかい んきーん。
(家造りするときには門は南や東に向ける)
Example phrases
んきーん (んきたん、んきらん、んきてぃ)
- 剥ける
- はまをぅてぃ なげー てぃーだぶーい そーたくとぅ、かーぬ んきてぃ ふぃーらちやんっし にんだらんたん。
(浜で長いこと日向ぼっこしたので、皮がむけてひりひり痛くて眠れなかった) - はぼー まぎー ないる かーじ かーぬ んきーん。
(ハブは大きくなるたびに脱皮する)
Example phrases
んけーいん (んけーたん、んけーらん、んけーてぃ)
- 迎える
- ゆすぐにから ちゅーる どぅし んけーが ひこーじょーんかい っんぢゃん。
(外国から来る友を迎えに空港に行った)
Example phrases
んじゅ/んーじゅ
- 溝
- なまぬ んーじゅぐゎーや ふたぬ ちちょーくとぅ ちゃーきなーや されーるくとー ならん なたん。
(現在の溝は蓋が付いているので、すぐにはさらうことはできなくなった)
Example phrases
んす
- 味噌
- やーうーちー する ばすねー、まじぇー んす、まーすから しむんかい うちきとーちゅん。
(引っ越しするときには、まずは味噌、塩から台所に置いておく)
Example phrases
んす
- 御衣
- ぢのーんぬ むいぬかーんかえー とぅびんすはにんすぬ ちてーばなしぬ あん。
(宜野湾の杜の涌泉には羽衣伝説がある)
Example phrases
んぞ
- 恋人
- うぃきがぬ うむやーぐゎーんかえー んぞんでぃ いち、うぃなぐぬ うむとーる っちゅんかえー さとぅんでぃ いーん。
(男性の恋人に「んぞ」言って、女性が心を寄せている男には「さとぅ」と言う)
Example phrases
んだ
- どれ、こら
- んだ、みしれー。
(どれ、見せなさい) - んだ、んーち んーだ。
(どれ、見てみよう) - んだ、あんしぇー かでぃ んーだ。
(どれ、それでは食べてみようか) - んだ、くまんかい ちまーに。
(こら、ここに来い)
Example phrases
んだすん (んだちゃん、んださん、んだち)
- 濡らす
- ぬみむん いーけーらさーに ゆどーる しゅむち んだち ねーらん。
(飲み物をこぼして読んでいる本を濡らしてしまった)
Example phrases
んち くーが
- 剥き卵
- やまとぅから ちゃる あぬ うぃなごー いるん まっしーらっし はだん んちくーがぬ はだ そーん。
(本土から来たあの女性は色も真っ白で肌も剥き卵の肌をしている)
Example phrases
んちゃ/んーちゃ
- 土
- うふあみぬ ふいねー、あかんーちゃぬ うみんかい ながりてぃ ちゅらうめー ゆぐさってぃ ならんさ やー。
(大雨が降ると、赤土が海に流れて美しい海は汚される、しょうがないね) - やんばるぬ んーちゃー ないむぬん ゆーできてぃ はなん ゆー さかすん やー。
(山原の土壌は果物がよくでき、花もよく咲かすね)
Example phrases
んちゃ
- なるほど
- んちゃ、あん やさ。
(なるほど、そうだ)
Example phrases
んぢゃ〜
- 苦
*(参考)「んぢゃさん」(苦い)からの派生
んぢゃ ゆー
- 凶年
*(参考)あま ゆー(豊年)
んぢゃ われー
- 苦笑い
- うぬ っちゅぬ めーをぅてぃ ふみたっくゎーちゃくとぅ、んぢゃわれー そーたん。
(本人の前で褒めちぎったので、苦笑いしていた)
Example phrases
Audio Database of Hatoma Lexicon
Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED
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アー [⸢ʔaː] (副)
- 人が口を大きく開けた様子。ああん。
- ⸢アー⸣ティ フ⸢チ アキ⸣ミリ ⸢ミー
[⸢ʔaː⸣ti ɸu̥⸢ʧi ʔaki⸣miri⸢miː]
(ああんと口を開けてごらん)
Example phrases
アーパーマ [ʔaː⸢paː⸣ma] (名)
- 老婆。お婆さん。-マ[-ma]は指小辞。親愛の情を示す。親しみをこめた表現。
- ⸢ウン⸣ネーナ アー⸢パーマ⸣ヌ ⸢オー⸣ルン
[⸢ʔun⸣neːna ʔaː⸢paːma⸣nu ⸢ʔoː⸣ruŋ]
(その家にお婆さんがおられる) - ⸢カン⸣ネナー ⸢コー⸣グマガリ アー⸢パーマ⸣ヌ ⸢オーッ⸣タン
[⸢kan⸣nenaː ⸢koː⸣gumagari ʔaː⸢paːma⸣nu ⸢ʔot⸣taŋ]
(あの家には腰の曲がった老婆がおられた)
Example phrases
アイマチ [⸢ʔaima⸣ʧi] (感)
- {PoS_2}ごめん。
- ⸢アイマ⸣チ⸢ナー アイマ⸣チ⸢ナー [⸢ʔaima⸣ʧi⸢naː ʔaima⸣ʧi⸢naː] (ごめんねえ、ごめんねえ)。 ⸢アイマ⸣チ ⸢ダー [⸢ʔaima⸣ʧi ⸢daː] (ごめんよ<あやまちだよ>)。本来は、⸢バー⸣ル ⸢ワッ⸣サ ⸢アイ⸣マチ⸢ナー ⸣ヌビ ッ⸢ふィーリ⸣ダー[⸢baː⸣ru ⸢was⸣sa ⸢ʔaima⸣ʧi⸢naː ⸣nubi f⸢fiːri⸣daː](私が悪い{EOS}ごめんよ{EOS}堪忍してくれよ)という
Example phrases
アザンタンティン [ʔa⸢ʣan⸣tantiŋ] (連)
- 言わなくても。もちろん。当然。
- ウ⸢ヌ⸣ ア⸢タ⸣ロー ア⸢ザン⸣タンティン ッ⸢シブーティ⸣ ウ⸢モー⸣リ
[ʔu⸢nu⸣ ʔa⸢ta⸣roː ʔa⸢ʣan⸣tantiŋ ʃ⸢ʃibuːti⸣ ʔu⸢moː⸣ri]
(それくらいのことは言わなくても知っていると思われる) - ア⸢ザン⸣タンティン ⸣ミサン
[ʔa⸢ʣan⸣tantim ⸣misaŋ]
(言わなくてもよい)
Example phrases
アシ⸠ミー [ʔa⸢ʃi⸠miː] (連)
- そうしてごらん。そうやってみろよ。⸠ミーのアクセントは中低「⸠」、半分だけ下がる。
- ⸣ドゥーシ ⸣ナルンユー ア⸢シ⸠ミー
[⸣duːʃi ⸣naruŋjuː ʔa⸢ʃi⸣⸠miː]
(自分で出来るかどうか、そうして<やって>ごらんよ)
Example phrases
アタラマイ [ʔa⸢tara⸣mai] (名)
- 当たり前。当然、もちろん。
- ⸢ワー⸣ サ⸢クシ⸣ッふァ ヤ⸢ルンダ⸣ ウ⸢ヤ⸣ヌ ⸣アトゥシギ ⸢スー ムノー⸣ ア⸢タラ⸣マイティ ⸣ムカーヤ
[⸢waː⸣ sḁ⸢kuʃi⸣ffa ja⸢runda⸣ ʔu⸢ja⸣nu ⸣ʔatuʃigi ⸢suː munoː⸣ ʔa⸢tara⸣maiti mukaja]
(君は長男だから親の跡継ぎをすることは当たり前というものだ)
Example phrases
アタリマイ [ʔa⸢tari⸣mai] (名)
- 当たり前。もちろん。当然。若年層の言葉。老年層は、ア⸢タラ⸣マイ[ʔa⸢tara⸣mai](当たり前)という。
- ウ⸢リヌ⸣ アイ ア⸢ズ⸣クトー ア⸢タリ⸣マイ <ア⸢タラ⸣マイ>
[ʔu⸢rinu⸣ ʔai ʔa⸢ʣu⸣ku̥toː ʔa⸢tari⸣mai ]
(その人がそう言うことは至極当たり前だ) - ア⸢タリマイ⸣ヌ ク⸢トゥ⸣バ ⸢セー⸣ヌンドゥ ⸣アイニ フ⸢コーラサ⸣ シ⸢ラリ カイ⸣テー ⸢ドゥーグリサ⸣リバン
[ʔa⸢tarimai⸣nu ku̥⸢tu⸣ba ⸢ʃeː⸣nundu ⸣ʔaini ɸu̥⸢koːrasa⸣ ʃi⸢rari kai⸣teː ⸢duːgurisa⸣ribaŋ]
(当然のことをしたまでだが、あんなに感謝されて、かえって恐縮している<心苦しい>)
Example phrases
アッパ [⸣ʔappa] (名)
- 祖母。お祖母さん。親族名称、呼称。他家の祖母に対してもアッパ[⸣ʔappa]という。
- アッ⸢パー⸣ ミサナリ ⸢オーッタン
[ʔap⸢paː⸣ misanari ⸢oːttaŋ]
(お祖母さん、お元気でいらっしゃいましたか) - ⸢バン⸣テヌ ⸣アッパー ⸢トーカキ⸣ヌ ⸣ヨイ ⸢ソー⸣レーン⸢ダー
[⸢ban⸣tenu ⸣ʔappaː ⸢toːkaki⸣nu joi ⸢soː⸣reːn⸢daː]
(私の家の祖母は米寿の祝いをされましたよ)
Example phrases
アブ [⸣ʔabu] (名)
- お母さん。母。「母」の名称。「あむ」(百姓の妻)『混効験集』。呼称は、ア⸢ボー[ʔa⸢boː](母、お母さん{EOS}{SqBr}abu・ja{/SqBr}<は>の融合変化したもの)という。
- ⸢バン⸣テヌ アボー パ⸢タ⸣キ ⸢カイ⸣シン ⸢オーッ⸣タ [⸢ban⸣tenu ⸣ʔaboː pḁ⸢ta⸣ki ⸢kai⸣ʃiŋ ⸢ʔoːt⸣ta] (私の家のお母さんは畑を耕しに行かれた)。 ⸣クマー ア⸢ブ⸣トゥ ⸢アーヤ⸣トゥ フ⸢タール⸣シ ス⸢ク⸣ローレール ⸢ジー⸣マシ [⸣kumaː ʔa⸢bu⸣tu ⸢ʔaːja⸣tu ɸu̥⸢taːru⸣ʃi su̥⸢ku⸣roːreːru ⸢ʤiː⸣maʃi] (ここは父と母が二人で耕作された土地です)。明治、大正生まれの古老の言葉。昭和生まれの若年層は、⸣アンマ[⸣ʔamma](母{EOS}親族名称)、アン⸢マー[ʔam⸢maː](お母さん{EOS!}親族呼称)という人が多い。これは、弟妹たちが兄嫁を⸣アンマ[ʔamma](姉さん)と呼んだのを、子や孫が母親の名称と誤解して伝承したことによるものであろう。 ⸢バン⸣テヌ ア⸢ブ⸣トゥ ⸢ワッ⸣テヌ ⸣アボー ⸢キョー⸣ダイ⸢ダー [⸢ban⸣tenu ʔa⸢bu⸣tu ⸢wat⸣tenu ⸣ʔaboː ⸢kjoː⸣dai⸢daː] (私の家のお母さんと貴方の家のお母さんは姉妹だよ)
Example phrases
アブジ [ʔa⸢bu⸣ʤi] (名)
- おじいさん。祖父の名称。[ʔabuʤi] + [ja](は)→ [ʔabuʤeː](お祖父さんは)。
- ⸣アブジェー パ⸢ナ⸣シ
[⸣ʔabuʤeː pa⸢na⸣ʃi]
(御祖父さんの話) - ア⸢ブジ⸣バ シゥ⸢カシ⸣ クー
[ʔa⸢buʤi⸣ba si̥⸢kaʃi⸣ kuː]
(御祖父さんをお連れして<ご案内して>きなさい) - ア⸢ブ⸣ジン ⸢オーシ
[ʔa⸢bu⸣ʤiŋ ⸢ʔoːʃi]
(御祖父さんに差し上げなさい)
語
源として、「ア(吾)
・
ウプ(大)
・
ヂ(父)
」
の転訛との説がある(『日本語の系譜』)- ⸢バン⸣テヌ ア⸢ブ⸣ジェー ⸢ヤーザイ⸣ク ヤ⸢ロー⸣レティ ユ⸢ネン⸣ヌ ⸢カージ⸣ ク⸢シクイヌ⸣ サ⸢キバ⸣ ン⸢キシギシギティル⸣ パ⸢ヤマーラ⸣シ ⸢ソーッ⸣タツォー
[⸢ban⸣tenu ⸣ʔabuʤeː ⸢jaːʣai⸣ku ja⸢roː⸣reːti ju⸢nen⸣nu ⸢kaːʤi⸣ ku⸢ʃikuinu⸣ sa⸢kiba⸣ ŋ⸢kiʃigitiru⸣ pa⸢jamaːra⸣ʃi ⸢soːt⸣taʦoː]
(私の家の祖父は建築家<家大工の棟梁>であられたので毎晩<夜の数>骨休めの酒を召しあがり過ぎて、それで早死にされたそうな)
Example phrases
アブジェーマ [ʔa⸢buʤeː⸣ma] (名)
- 小さな御祖父さん。高齢の御祖父さん。貧相なおじいさん。男の老人を親しみを込めていう語。
- ム⸢カ⸣シ ⸣アルントンナー アブ⸢ジェーマ⸣トゥ アー⸢パーマ⸣ヌ ⸢オーッ⸣タン⸢トゥ⸣ツォー
[mu⸢ka⸣ʃi ⸣ʔaruntonnaː ʔabu⸢ʤeːma⸣tu ʔaː⸢paːma⸣nu ⸢ʔoːt⸣tan⸢tu⸣ʦoː]
(昔ある所におじいさん<御祖父さん>とおばあさん<お祖母さん>がおられたそうな) - ⸢ウン⸣ネナー ア⸢ブジェーマ⸣ヌ ⸢オーッ⸣タン⸢ダー
[⸢ʔun⸣nenaː ʔa⸢buʤeːma⸣nu ⸢ʔoːt⸣tan⸢daː]
(その家にはおじいさんがおられたよ)
Example phrases
アンマ [⸣ʔamma] (名)
- {Mn_2}お母さん。名称、呼称(若年層の言葉)。本来は兄嫁に対して弟妹が⸣アンマ[⸣ʔamma](姉さん)と呼ぶのを聞いて、兄嫁の子供(甥、姪)達が自分の「母」を⸣アンマ[⸣ʔamma](母)と誤認するようになり、今では若年層において「母」のことを⸣アンマ[⸣ʔamma]と思って、そう呼ぶ人が相当数いる。
イー [⸢ʔi⸣ː] (感)
- うん。承知。不快感を持つ目下の者に対して用いる。立腹して答える場合には、⸢イ⸣ーヒャー[⸢ʔi⸣ːçaː](くそっ、うんだ)。
- ⸢ワー フン⸣トー ウイ⸢シェーン
[⸢waː ɸun⸣toː ʔui⸢ʃeːŋ]
(君は本当に泳げるか) - {Break}の不快感を伴う問いに対して、{Break} ⸢イ⸣ー ウイ⸢ゲ⸣ラ
[⸢ʔi⸣ː ʔui⸢ge⸣ra]
(当然だ<当たり前だ>{EOS}泳げるさ)
Example phrases
イットーッふァー [⸢ʔittoːf⸣faː] (名)
- お利口さん。良い子。可愛い子。素晴らしい子。
- ウ⸢ヌ⸣ ッ⸢ふァー⸣ イッ⸢ケナ イットーッ⸣ふァ⸢ダー
[ʔu⸢nu⸣ f⸢faː⸣ ʔik⸢kena ʔittoːf⸣fa⸢daː]
(その子は非常に良い子だよ)
Example phrases
ウスマイ [⸣ʔusumai] (名)
- お祖父さん。祖父、老翁の敬称。首里方言では、「平民の祖父」の義。石垣方言では士族の「祖父」の義。語源的には「御主前」の転訛したもの。
- ⸢イー⸣ネナー シ⸢ラ⸣ガーウスマイヌ ⸢オーッ⸣タン
[⸢ʔiː⸣nenaː ʃi⸢ra⸣gaːʔusumainu ⸢ʔoːt⸣taŋ]
(西隣の家に白髪のお祖父さん<金城二郎祖父さん>がおられた)
本
来は「御主前」の義で、石垣方言からの借用語。鳩間島では、それが渾名(ニックネーム)- に転用されて用いられた。 カ⸢ザケーヌ⸣ ウスマイ
[ka⸢ʣakeːnu⸣ ʔusumai]
(加治工家のウスマイ<伊佐>)
Example phrases
ウブウスマイ [ʔu⸢bu⸣ʔusumai] (名)
- 曽祖父。ひいじじ。ひいじいさん。「大御主前」の義。石垣方言からの借用語。ウ⸢ブアブ⸣ジ[ʔu⸢buʔabu⸣ʤi](曽祖父)のこと。
- ⸢ウン⸣ネナー ウ⸢ブ⸣ウスマイヌ ⸢オー⸣ルン
[⸢ʔun⸣nenaː ʔu⸢bu⸣ʔusumainu ⸢ʔoː⸣ruŋ]
(その家には曽祖父<ひいじいさん>がいらっしゃる)
Example phrases
ウブタク [ʔu⸢bu⸣taku] (名)
- (動)オオダコ(大蛸)。幼児語では、大きな男根、おちんちん。
- ⸢スー⸣チズーサーリ イ⸢ソー シー⸣ ウ⸢ブ⸣タク トゥリ⸢クー⸣タ
[⸢suː⸣ʧiʣuːsaːri ʔi⸢soːʃiː⸣ ʔu⸢bu⸣tḁku turi⸢kuː⸣ta]
(大潮<大潮の潮干>で潮干狩りに行って大きな蛸を捕ってきた) - ⸢ウリウリ⸣ ウ⸢ブタク⸣ヌ ⸣ンジケーン
[⸢ʔuriʔuri⸣ ʔu⸢butaku⸣nu ⸣ʔnʤikeːŋ]
(ほらほら、大蛸<おちんちん>が出てきたよ)
幼
児語)
Example phrases
カーレザー [⸢kaː⸣reʣaː] (名)
- (人)男性の名前。カーレー兄さん。カーレー氏。
- ⸢カー⸣レザー ⸢キョーダイ⸣ヤー ギュ⸢タール オーッ⸣タカヤー
[⸢kaː⸣reʣaː ⸢kjoːdai⸣jaː gju⸢taːru ʔoːt⸣taːkajaː]
(カーレー兄さんの兄弟は何人おられましたかねえ)
Example phrases
ガーンカーン [⸢gaːŋkaːŋ] (副)
- がんがん。硬い物を叩いたり、切ったりする音の形容。実際の音をまねて言葉とした語。擬音語(onomatopoeia)。
- ⸢ガーンカーン⸣シ カ⸢ニフン⸣ ウティ ⸢ベー⸣モー ⸢ター⸣ヤ
[⸢gaːŋkaːŋ⸣ʃi ka⸢niɸuŋ⸣ ʔuti ⸢beː⸣moː ⸢taː⸣ja]
(がんがんと鉄釘を打っているのは誰か)
Example phrases
ガーンガーン [⸢gaːŋgaːŋ] (副)
- がーんがーん。じゃーんじゃーん。銅鑼の音を形容する擬音語(オノマトペア)。
- ⸢プール⸣ヌ バウ ⸢ゾーラキヌ⸣ ス⸢クミ スンティ ガーンガーン⸣シ ドゥ⸢ラーンバ⸣ ウティ ⸢ナーラシ ベー
[⸢puːru⸣nu ⸣bau ⸢ʣoːrakinu⸣ su̥⸢kumi sunti gaːŋgaːŋ⸣ʃi du⸢raːmba⸣ ʔuti ⸢naːraʃi beː]
(豊年祭の棒踊り、競演舞踊の仕組み<予行演習{EOS}リハーサル>をしようとしてガーンガーン銅鑼を打ち鳴らしている)
Example phrases
Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect
Results from the [関連データ]南琉球八重山語宮良方言の名詞アクセント資料 [Kanren dēta] Minami Ryūkyū Yaeyama-go Miyara hōgen No meishi akusento shiryō ([Relevant Data] Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect), by Kenan Celik, Aso Reiko and Kohei Nakazawa, © CC BY-NC 3.0 DEED
Search languages: Yaeyama (Miyara) ↔ Japanese, with basic English search
アシャブ [aʃabu] F (名)
- おでき。疥癬(かいせん)。出来物。皮膚病。吹き出物
ウズ [udzu] L (名)
- ふとん
ウドゥン [uduɴ] L (名)
- うどん
クバン [kubaɴ] F (名)
- 碁盤(ごばん)
ゴーサ [goːsa] L (名)
- 疥癬(かいせん)。皮膚病
サネー [saneː] L (名)
- ふんどし
シキムヌ [ʃi̥kimunu] F (名)
- 漬物。たくあん
タータビゥ [taːtabɨ] L (名)
- (田んぼ用の)足袋
チビ [tʃibi] F (名)
- 最後。尻。しんがり。びり
ツゥブル [tsɨburu] L (名)
- 冬瓜(とうがん)
ツゥル [tsɨru] F (名)
- 絃(げん)
ブナリゥ [bunarɨ] F (名)
- 姉妹。姉さん
ヤブ [jabu] F (名)
- 鍼灸師(しんきゅうし)
アカンダ [akaɴda] F (名)
- 赤土。粘土
アッコン [akkoɴ] F (名)
- 芋
アン [aɴ] L (名)
- 網
アンネー [aɴneː] L (名)
- 母
アンマー [aɴmaː] L (名)
- 姉
ウフニンジュ [uɸu]niɴdʒu] (名)
- 大勢
ウン [uɴ] L (名)
- 鬼
Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)
Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.
Search languages: Japanese ↔ English
ん
(Interjection)
- Yes; Yeah; Uh huh
— Abbreviation
(Auxiliary verb)
- Negative verb ending used in informal speech (abbr. of negative verb ending "nu")
ン・うん・ん
(Prefix)
- Some (at the start of a number in place of a digit)
ん
(Particle)
- Abbr. of particle "no"
(Auxiliary verb)
- Abbr. of particle "ni" (used especially when it precedes the verb "naru")
ばんて【番手】
(Common Noun)
- (Yarn) count
(Common Suffix)
- N-th place (e.g. in a race); N-th in position (e.g. a starting lineup)
ちっそ【窒素】
(Common Noun)
- Nitrogen (N)
エヌ【N・n】
(Noun)
- N; N
たんご【単五】
(Noun)
- Size N (battery)
はつおん【撥音】
(Noun)
- The sound of the kana "n"
かいだて【階建・階建て】
(Suffix)
- An N-storey building
ばいづけ【倍付け】
(Noun)
- Paying (or paying out) double; (After number N) paying N times as much
かくけい・かっけい【角形】
(Noun)
- (N)-cornered polygon, incl. triangle
- Japanese rectangular envelope (opening on the short dimension; numbered 0-8, A3, A4, each with different sizes)
キリリク
(Noun)
- Lucky-number request (the person who is the Nth visitor to a web site gets to make a request, e.g. for a custom drawing, where N is a special number like 10000)
— Colloquialism
テアニン
(Noun)
- Theanine; Gamma-glutamylethylamide; 5-N-ethyl-glutamine
はぐきおん・しけいおん【歯茎音】
(Noun)
- Alveolar consonant; Sound (e.g. n,t,d) where the tongue touches (or nearly touches) the ridge behind your front top teeth
ぶんのいち【分の一・分の1】
(Expression)
- One Nth part (e.g. one fifth, one tenth); One out of N
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【ん】 — ん、ンは、日本語の仮名の1つである。この音は、撥音(はつおん、はねるおん)と呼ばれ、1モーラを形成するが、通常は子音であり、かつ、直前に母音を伴うため、単独では... [more]
N (kana)