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Define わし washi Meaning ワシ

Displaying results for わし (washi・わし・ワシ) – ryukyu

JLect: Japonic Languages and Dialects Database

Results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.

Search languages: Japonic (all languages and dialects) ↔ English ↔ Japanese

Ryukyu (Yonaguni)

わし

(Noun) Weather

Ryukyu (Kunigami, Okinawa)

わし【鷲】

(Noun) Eagle

Ryukyu (Okinawa)

わした【我達】

(Pronoun) We, us, ourselves

Ryukyu (Okinawa)

あんまさん

(Sa-Adjective) Troublesome, difficult, inconvenient

Ryukyu (Okinawa)

いしちゃー【石川】

(Name) Ishikawa, Ishikawa City

Ryukyu (Okinawa)

ならーし【習ーし・慣ーし】

(Noun) Training, discipline; manners, habits

Ryukyu (Okinawa)

ぐしちゃん【具志川】

(Name) Gushikawa, Gushikawa City

Ryukyu (Kunigami: Nago)

いちゅなはん【忙はん】

(Ha-Adjective) Busy

Ryukyu (Okinawa)

いちゅなさん

(Sa-Adjective) Busy

Ryukyu (Okinoerabu)

いそがしゃん【忙しゃん】

(Sha-Adjective) Busy

Ryukyu (Okinawa)

かしまさん

(Sa-Adjective) Annoying, troublesome, irritating, unbearable, importunate

Ryukyu (Okinawa)

もーいちゅび

(Noun) Japanese bramble (Rubus parvifolius)

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Okinawan → Japanese

クヮシ kwashi (kwasi) ⓪ 名

  1. kwaasiと同じ。

クヮシン kwashin (kwasiN) ⓪ 名

  1. 科料。罰金。科銭の意。kwamuciともいう。~hakijuN.罰金を課する。

マワシ mawashi (mawasi) ⓪ 名

  1. ふんどし。口語ではsanaziまたはhadoobiという。

ワシタ washita ('wasita) ⓪ 名

  1. われら。われわれ。力んで言う時などに使う。~niSetaga.われら青年が。

フィグヮシ figwashi (hwigwasi) ① 名

  1. 干菓子。

ムンワシ munwashi (muNwaSi) ⓪* 名

  1. munuwaSiと同じ。

ワシユン washiyun ('waSi=juN) ① 他=raN,=ti

  1. 忘れる。'waSiraraN.忘れられない。

チャグヮシ chagwashi (cagwasi) ⓪ 名

  1. 茶菓子。

フヤワシ fuyawashi (hujawasi) ① 名

  1. 振り合わせの意。めぐり合わせ。sudinu~du guiNsarami.[袖の振合せど御縁さらめ]そでを振り合わせた偶然のめぐり会わせが御縁でありましょう。

ムヌワシ munuwashi (munuwaSi) ⓪ 名

  1. 物忘れ。muNwaSiともいう。

ティマワシ timawashi (timawasi) ⓪ 名

  1. 手回し。準備。~nu 'jutasjaN.手回しがいい。
  2. 暮らしが楽になること。生活に余裕ができること。tarututiN hwicui~nu ?ikaba.[誰とても一人手廻のいかば(花売之縁)]誰でもひとり生活にゆとりができたら。

フィチャワシ fichawashi (hwicawasi) ① 名

  1. hwicaasi(神仏のお引き合わせ)の文語。tiNnu ?utaSikika kaminu~ka.天のお助けか,神の引き合わせか。

クヮシウージ kwashiuuji (kwasiuuzi) ⓪ 名

  1. 甘蔗の一種。製糖用の甘蔗に似ているが,茎が太く汁が甘い。製糖用にせず,盆に霊前に供えるのに使う。

ムルワシー muruwashii (muruwaSii) ① 名

  1. 丸忘れの意。すっかり忘れること。

シヤワシ shiyawashi (sijawasi) ① 名

  1. しあわせ。幸福。~na Qcu.しあわせな人。

ワシヌトゥイ washinutui ('wasinutui) ⓪ 名

  1. わし。鳥の名。

トゥシワシリ tushiwashiri (tusiwasiri) ⓪ 名

  1. 年忘れ。忘年会。

シヤワシグトゥ shiyawashigutu (sijawasigu]tu) ① 名

  1. しあわせな事。幸福な事件。

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Japanese → Okinawan

わし 【鷲】

いわし 【鰯】

たわし 【束子】

Phrases

  • ~の一種 chinajaara,warajaara

くわしい 【詳しい】

Phrases

  • ~こと ʔishee,kumeeki
  • くわしくする kumeekiyuN

せわしい

See also

てまわし 【手回し】

ならわし 【習わし】

See also

なわしろ 【苗代】

Phrases

わまわし 【輪回し】

さるまわし 【猿回し】

とりかわし 【取り交わし】

にあわしい 【似合わしい】

ふさわしい

See also

Phrases

  • ~こと niee
  • ふさわしくなる fusaayuN,fusayuN

おとりかわし 【お取りかおし】

See also

けがらわしい

See also

につかわしい 【似つかわしい】

See also

よわよわしい 【弱弱しい】

See also

なわしろいちご 【苗代苺】 (植物名)

ごわごわしている

Dictionary of the Practical Use of Okinawan

Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.

Search languages: Japanese ↔ Okinawan

わしーん (わしたん、わしらん、わしてぃ)

  • 忘れる
  • Example phrases
    • わしてー ならんくとぅ ちかぐろー ゆー わしーくとぅ なー うぬ とぅし なとーがやー。しわ やさ。
      (忘れてはいけないことを近頃はよく忘れるので、もうそういう歳になっているのかねえ。心配だ)

わした

  • 我々(強調)
    ⇒ うやふぁーふじぬ ちむぐくる うきちぢ わした しま うちなーぬ みるくゆがふー にがゆん。(祖先の精神を受け継いで我々地元の沖縄の繁栄を願う)

ちー わしーん (〜わしたん、〜わしらん、〜わしてぃ)

  • すっかり忘れる
  • Example phrases
    • あい、ぬーんでぃ いーんち やたが、ちーわしてーねーんさ。
      (あれ、なんと言うのだったか、すっかり忘れてしまったよ)

むぬ わしー

  • もの忘れ
  • Example phrases
    • あれー むぬわしーする くしぬ あてぃ ぬーんくぃーん してぃてぃ あっちょーん。
      (あの人はもの忘れがあっていつも何もかも捨てている)

いしぇー

  • くわしいこと
  • Example phrases
    • ぬーんち あん なたが、いしぇーに はなち んーでー。
      (どうしてそうなったのか、くわしく話してみなさい)
    • いーぬ レントゲンあらたみぬ はなし いしぇーに ちちゃん。
      (胃にレントゲン検査の説明をくわしく聞いた)
    • いしぇーや うぬとぅち なてぃから わかいさ。
      (仔細はそのときになってから分かるよ)

うしーまーしー

  • 順々にまわしすこと
  • Example phrases
    • みじ ぶすくねー うしーまーしーっし バケツさーに みじ はくぶたん。
      (水不足にはバケツで順々に水をまわして運んだものだ)

かさかさー

  • 乾燥したさま、ごわごわしたさま
  • Example phrases
    • ふゆねー ちらん てぃーふぃさん かさかさー ないやっさん。
      (冬には顔も手足も乾燥しやすい)
    • ぬい いってーる ちのー いっぺー ゐー あんべー やしが、かさかさー そーくとぅ なかねー ちらんぱー/しかん すしん をぅん。
      (糊が入っている着物はとても良い具合だが、ごわごわしているのでなかには着たがらない/嫌いな者も居る)

*(参考)がさがさ(忙しく動き回る様子、物の触れ合う音)

がんまり

  • いたずら、いじくりまわし
  • Example phrases
    • っちゅぬ からじ ひっぱたい、っちゅぬ むぬ い—よー ねーびさい、ゆくし むにー いちゃいっし がんまり すな けー。
      (人の髪をひっぱったり、人のものの言い方を真似たり、嘘を言ったりしていたずらするな)
    • とぅすい やくとぅんち わちゃくんな けー/がんまりすな けー。
      (年寄りだからといってふざけるな)
    • みーぬ がんまれー しん、てぃーぬ がんまれー すな。
      (見るだけはいくら見ても、手でいじってはいけない)
    • てーしちな んーぢむのー てぃーぬ がんまり しぇー ならん。
      (大切な展示ものは手を触れてはならない)

くめーきーん (くめーきたん、くめーきらん、くめーきてぃ)

  • 倹約する、丁寧にする、くわしくする
  • Example phrases
    • くめーきやー
      (倹約家)
    •  参考:いびらー⦅けちんぼ⦆ くめーきり よー やー。
      (倹約しなさいよ)
    • じん くめーきてぃ ちかいん。
      (お金をつつましく使う)
    • っちゅびれー じょーじぇー ぬーぐとぅにん くめーきとーん。
      (人付き合いの上手な人は何事も丁寧にする)
    • えーさちん いっぺー くめーきてぃ かき よー。
      (挨拶もとても丁寧に書きなさいよ)
    • あくとぅんでぃち あいぢけー しぇー ならんでぃる くとぅ やてぃ、うんな とぅちにどぅ くめーきーし やん。
      (あるからといってあるだけ使ってはいけないということなので、そんなときにこそ倹約するものだ)
    • っやーが するくとー ちゃー くめーきてぃとぅらち にふぇー どー。
      (あなたがすることはいつも丁寧にしてもらってありがとう)
    • やまとぅから なーじむぬん こーてぃ ちゃん なー?あんし っやーや くめーきとーる。
      (本土からのおみやげも買って来たの。ほんとにあなたは礼儀正しいね)
    • ぬーぬ あたが? わかいるぐとぅ くめーきてぃ ちかしぇー。
      (何があったのか、わかるようにくわしく聞かせてくれ)

*(参考)なーじむん(おみやげ)、ちとぅ(おすそ分け)

ちー かさかさー

  • 気ぜわしいさま
  • Example phrases
    • あれー ちーかさかさーっし うてぃちちぬ ねーらん。
      (あの人はせっかちで落ち着きがない)
    • っやーや あさんちん ねーん、ふぃるんちん ねーん、ゆるんちん ねーん ふぃっちー ぱたぱたーっし、あんし ちーかさかさー やる。
      (お前は朝も昼も夜も一日中忙しくして、なんとも気ぜわしいことだね)

のーたる

  • 当然の、ふさわしい
  • Example phrases
    • っくゎぬ うやぬ くとぅ すしぇー のーたる/あたいめーぬ くとぅどぅ やる。
      (子が親のことをするのは当然のことだ)
    • くまー っうぃーりき どぅくるぬ まんどーてぃ、なちじんちゅらーぬ しじまうとぅだるぬ っんまりじまに のーたる/うちゃとーる ちゅらじま やん。
      (ここは観光名所が多くて、今帰仁美人の志慶真うとぅだるの古里にふさわしい風光明媚なところだ)

ばりん

  • たわし
  • Example phrases
    • ふかから けーてぃ ちーねー かーをぅてぃ ばりんさーに てぃーん ふぃさん あらてぃから うちんかい いーん どー。
      (外から帰って来たら井戸でたわしで手足を洗ってから家の中に入るんだよ)

*(参考)「さーら」とも言う

はちこーさん

  • くすぐったい、ごわごわしている
  • Example phrases
    • ふぃさわたー はちこーさくとぅ、さーらん けー。
      (あしの裏はくすぐったいので、触らないで)
    • わんねー はちこーうみー やくとぅ、さーらん けー。
      (私はくすぐったがりやなので、触らないで)
    • ばさーぢのー はちこーさん。
      (芭蕉着はごわごわする)

Audio Database of Hatoma Lexicon

Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED

Search languages: Yaeyama (Hatoma) ↔ Japanese

ウイマーシカルイマーシ [⸢ʔuimaːʃi⸣ ka⸢ruimaː⸣ʃi] (連)

  • 追い回し、負いまわし。放し飼いにしている鶏を、夕方に鶏小屋へ追い込む際にもちいる。また体から遊離した魂を、供物を供えて呼び寄せの祈願をし、追い立てるように、負い囲うようにして呼び寄せ、魂籠めをすることにもいう。両手を広げて、逃がさぬように追い立てること。追い込み漁で、海の魚を袋網の中へ追い込むことにもいう。
  • Example phrases
    • ⸢ウイマーシ⸣ カ⸢ルイマー⸣シ ⸢サーリオー⸣リ マ⸢ブ⸣ル ク⸢ミ⸣シミ タ⸢ボー⸣リ
      [⸢ʔuimaːʃi⸣ ka⸢ruimaː⸣ʃi ⸢saːriʔoː⸣ri ma⸢bu⸣ru ku⸢mi⸣ʃimi ta⸢boː⸣ri]
      (追い回し、負い囲いまわしして連れてこられて、魂籠めをさせてください)

ザーパイ [⸢ʣaː⸣pai] (名)

  • 始末に負えないこと。困ること。ぶちこわし。台無し。
  • Example phrases
    • キュー⸢ズー⸣ナ ⸢オー⸣ルンティ ⸢シー⸣ プ⸢スバ⸣ ア⸢ティ⸣ シ⸢ミティ オーラン⸣カー ⸢ザー⸣パイ ⸢スン⸠ダー メー
      [kjuː⸢ʣuː⸣na ⸢ʔoː⸣runti ⸢ʃiː⸣ pu̥⸢suba⸣ ʔa⸢ti⸣ ʃi⸢miti ʔoːraŋ⸣kaː ⸢ʣaː⸣pai ⸢sun⸠daː ⸣meː]
      (今日中にいらっしゃる<来られる>といって、人を当てにさせておいて、いらっしゃらないと全く困ること<ぶち uby{毀}{コワシ}し>になるよ、もう)
    • ⸢ザー⸣パイ ⸢シー ナー⸣ヌ
      [⸢ʣaː⸣pai ⸢ʃiː naː⸣nu]
      (ぶち毀して<台無しにして>しまった)

ナラーシ [na⸢raː⸣ʃi] (名)

  • {Mn_2}習わし。習慣。
  • Example phrases
    • ウ⸢レー⸣ ム⸢カ⸣シェーラヌ シ⸢マ⸣ヌ ナ⸢ラー⸣シ ヤ⸢ルンダ ノーサラ⸣ヌ
      [ʔu⸢reː⸣ mu⸢ka⸣ʃeːranu ʃi⸢ma⸣nu na⸢raː⸣ʃi ja⸢runda noːsara⸣nu]
      (それは昔からの、島の習わしだから直されない)
    • ヤ⸢ナナラーシ⸣ ス⸢ナ⸣ヨー
      [ja⸢nanaraːʃi⸣ su⸢na⸣joː]
      (悪い習慣をつけるなよ)
    • 慣習。習慣。習わし。 シ⸢マ⸣ヌ ナ⸢ラー⸣シェー マ⸢ダ バシキランバン
      [ʃi⸢ma⸣nu na⸢raː⸣ʃeː ma⸢da baʃi̥kirambaŋ]
      (島の慣習は、まだ忘れていないわい)

フカナライ [⸣ɸu̥kanarai] (名)

  • 外での慣わし。世間での習慣。⸢ヤー⸣ナライ[⸢jaː⸣narai](家庭での習慣)の対義語。⸢ヤーナライ⸣ル ⸣フカナライ[⸢jaːnarai⸣ru ⸣ɸu̥kanarai](家庭での習慣<仕付け>が世間に出ると、そのまま現れるものだ<外での習慣となる>)<諺>

アマミークマミー [ʔa⸢mamiː kuma⸣miː] (副)

  • あちらを見たり、こちらを見たりするさま。せわしくあたりを見回すさま。きょろきょろするさま。
  • Example phrases
    • ウ⸢ヌ⸣ ッ⸢ふァー⸣ ア⸢マミー クマ⸣ミー ⸢シー ピッ⸣チン ウ⸢ティシゥカン⸣バン
      [ʔu⸢nu⸣ f⸢faː⸣ ʔa⸢mamiː kuma⸣miː ⸢ʃiː pit⸣ʧiŋ ʔu⸢tisi̥kam⸣baŋ]
      (あの子はあっち見たりこっち見たりして<きょろきょろして>ちっとも落ち着かないよ)

アヤッサーン [ʔa⸢jas⸣saːŋ] (形)

  • {Mn_2}疑わしい。
  • Example phrases
    • ク⸢ヌ⸣ プ⸢ソー⸣ ア⸢ヤーッ⸣サンダー ⸢キー⸣ シ⸢キ⸣リ⸢ダー
      [ku⸢nu⸣ pu⸢soː⸣ ʔa⸢jaːs⸣sandaː ⸢kiː⸣ ʃi⸢ki⸣ri⸢daː]
      (この人は怪しいから気をつけなさいよ)

アリタボーリ [⸣ʔari ⸢taboː⸣ri] (連)

  • ~であってください。~でいらっしゃって下さい。~でおわしませ。「あり賜われ」の転訛したもの。
  • Example phrases
    • ⸢ピャー⸣クパタチ⸢バー⸣キ ⸢ガン⸣ゾー ⸣アリ タ⸢ボー⸣リ
      [⸢pjaː⸣kupḁtaʧi ⸢baː⸣ki ⸢gan⸣ʣoː ⸣ʔari ta⸢boː⸣ri]
      (百二十歳まで健康でいらっしゃって<頑丈であって>下さい)

アンガマ [⸢ʔaŋ⸣gama] (名)

  • お盆のナ⸢カヌ⸣ ピー[na⸢kanu⸣ piː](中日)とウ⸢クリ[ʔu⸢kuri](お送り、精霊送り)の夜に祖霊を慰めもてなすために獅子舞をするが、獅子舞の前に仏間の庭先で歌い舞われる念仏踊り(「姉さん踊り」の義)。クバの葉扇を片手に持った翁と媼が右へ左へと手を振りつつ現れると、木の葉で仮面を作って被り、タオルで頬被りしてクバ笠を目深くかぶり、変装した青年男女が踊る仮面仮装の入子型の舞踊集団。男女とも裏声をつかいながら曲目をリクエストしたり、問答を交わしたりする。ナ⸢カグス⸣ク[na⸢kagusu⸣ku](ヒンプン)と軒先の中庭で⸣ジーシンカ[⸣ʤiːsiŋka](地謡組)が三味線を弾き太鼓や銅鑼を打ち鳴らしてム⸢ヌン⸣グイウタ[mu⸢nuŋ⸣guiuta](物乞い歌)を歌う。それに合わせて筵を出して敷き、煙草盆を出し、煙管、酒、ウサイ(お菜)を出す。獅子舞いを出すようにと歌いだす頃から仮面仮装のアンガマ一団が裏声でアンガマ踊りを要求する。地謡がそれに応えて、⸢ニンブ⸣ツァー[⸢nimbu⸣ʦaː](念仏歌)を弾くとクバ扇を持った翁、おうなに続いてアンガマ踊りの一団が「ヒヤリクヨイサー、サーサー」と掛け声を出して躍り出す。これが済むと歌のテンポが急変し、様々な曲目が演奏され、アンガマーたちの飛び入りの踊りが始まる。これが済むと獅子舞の曲に変わって獅子舞が演舞される。獅子舞の途中にジーシンカ(地謡組)が「イーヨーイーヨー」という囃子をいれると、獅子舞が終了することになり、次の家へと移動する。道中でイ⸢リクヌ⸣ティー[ʔi⸢rikunu⸣tiː](入れ子の笛)の曲が二回吹奏され、「シーシェーマヌ オールンドー」(獅子舞いがいらっしゃるぞ)の合奏曲とミ⸢チウタ[mi⸢ʧiuta](道歌)が歌われると次の家では受け入れの準備が始まる。こうしてお盆の中の日は夜通しアンガマが踊られた

イカラーイカラーシ [ʔi⸢karaːʔikaraː⸣ʃi] (副)

  • 怪しげに。頼りなく。いかがわしく。妙におかしく。
  • Example phrases
    • ウ⸢ヌ⸣ プ⸢ソー⸣ イ⸢カラーイカラー⸣シル ⸣ムニン イ⸢ゾー⸣ル⸢ダー
      [ʔu⸢nu⸣ pu̥⸢soː⸣ ʔi⸢karaːʔikaraː⸣ʃiru ⸣muniŋ ʔi⸢ʣoː⸣ru⸢daː]
      (その人はいかにも頼りなさそうにしか話されない<頼りなさそうに、怪しげにぞものも言われる>)

イカラーサン [ʔi⸢karaː⸣saŋ] (形)

  • 怪しい。疑わしい。いかがわしい。気分がおかしい。
  • Example phrases
    • ウ⸢リヌ⸣ ム⸢ニイジヨー⸣ヤ イ⸢カラー⸣サン
      [ʔu⸢rinu⸣ mu⸢niʔiʤijoː⸣ja ʔi⸢karaː⸣saŋ]
      (その人の話し振りは<もの言いようは>どうも疑わしい)

イズカキ [ʔi⸢ʣukaki] (名)

  • 魚垣。単にカ⸢キ[ka⸢ki](垣)ともいう。西表島の北岸、⸣インダ[⸣ʔinda](伊武田)の海岸に積まれていた魚垣は深い所では高さ約80センチに積まれていた(1958年まで確認されている)。干潮時には魚垣の一部分の石垣を崩して⸣イダフニ[⸣ʔidaɸuni](板船<サバニ>)の出し入れをしなければならなかった。船の通行が済むと崩した魚垣を元に戻しておくことが慣わしであった。
  • Example phrases
    • ⸢スー⸣ヤ ⸣ピシェーチバ カ⸢キヌ ミーマール シークイ
      [⸢suː⸣ja ⸣pi̥ʃeːʧiba ka⸢kinu miːmaː⸣ru ⸢ʃiːkui]
      (潮が引いたから魚垣の見回りをしてくるね<見回りをして来ようね>)

イソーフジリ [ʔi⸢soːɸuʤiri] (名)

  • 潮干狩り。珊瑚礁の穴の中を銛で突きまわして蛸や魚を漁獲すること。「礒抉<ィソコジリ>」の転訛したもの。
  • Example phrases
    • イ⸢ソーフジル シー⸣ タ⸢ク⸣ トゥリクー⸢ディー
      [ʔi⸢soːɸuʤiru ʃiː⸣ tḁ⸢ku⸣ turikuː⸢diː]
      (潮干狩りをして蛸を獲って来ようよ)

イミカサマサン [ʔi⸢mikasama⸣saŋ] (形)

  • 煩わしいほど夢をみるさま。「夢・可志麻乃<かしまし。囂し>万、4370」の転訛したものか。鳩間島では、亡き人の存命中の頃の夢を続けて見ると、死者が何か頼みごとをしていることの兆候であるといわれている。
  • Example phrases
    • グ⸢ソーンプス⸣ヌ イ⸢ミ⸣ ミリ イ⸢ミカサマサ⸣ヌ ⸢ヌー⸣ヌ ム⸢ヌシラ⸣シカヤー
      [gu⸢soːmpusu⸣nu ʔi⸢mi⸣ miri ʔi⸢mikasamasa⸣nu ⸢nuː⸣nu mu⸢nuʃira⸣ʃikajaː]
      (死者<後生の人>の夢を見て、煩わしいくて堪らない{EOS}何の知らせごとかなあ)

ウカーサン [ʔu⸢kaː⸣saŋ] (形)

  • {Mn_2}怪しい。おかしい。疑わしい。危なっかしい。
  • Example phrases
    • ウ⸢レー⸣ ウ⸢カー⸣サンティ ウ⸢モー⸣リ
      [ʔu⸢reː⸣ ʔu⸢kaː⸣santi ʔu⸢moː⸣ri]
      (それは怪しい<疑わしい>と思われる)
    • ノー⸢ン⸣ ウ⸢カーサ ナー⸣ヌ
      [noː⸢ŋ⸣ ʔu⸢kaːsa naː⸣nu]
      (何も怪しくない)
    • ウ⸢リヌ シー⸣ヨー ⸣ミルカー ウ⸢カーサ⸣ヌ ⸢ダーッ⸣サンテー ウ⸢モーラ⸣ヌ
      [ʔu⸢rinu ʃiː⸣joː ⸣mirukaː ʔu⸢kaːsa⸣nu ⸢daːs⸣santeː ʔu⸢moːra⸣nu]
      (彼の<あれの>仕方を見ていると、どうも怪しくて<危なっかしくて>、大丈夫だ<良い>とは思われない)
    • ウ⸢カー⸣サ パ⸢ナ⸣シェー ス⸢クナ⸣ヨー
      [ʔu⸢kaː⸣sa pa⸢na⸣ʃeː su̥⸢kuna⸣joː]
      (怪しい<疑わしい>話は聞くなよ)

ウマミーカマミー [ʔu⸢mamiː⸣ ka⸢ma⸣miː] (連)

  • そこをみたり、あそこを見たり。きょろきょろするさま。もの珍しく、せわしく辺りを見回すさま。
  • Example phrases
    • パ⸢ジミティ⸣ ウ⸢キ⸣ナー ⸢クー⸣ター ウ⸢マミー⸣ カ⸢マ⸣ミー ⸢シー⸣ ムッ⸢トゥ⸣ ウ⸢ティシゥカ⸣ヌ
      [pa⸢ʤimiti⸣ ʔu⸢ki⸣naː ⸢kuː⸣taː ʔu⸢mamiː⸣ ka⸢ma⸣miː ⸢ʃiː⸣ mut⸢tu⸣ ʔu⸢tisi̥ka⸣nu]
      (初めて沖縄に来たのできょろきょろして落ち着かない)

ウマミリカマミリ [ʔu⸢mamirikama⸣miri] (連・副)

  • きょろきょろ。落ち着かず、せわしくあたりを見回すこと。情緒不安定な様。
  • Example phrases
    • ク⸢ヌ⸣ ッ⸢ふァー⸣ ウ⸢マミリカマ⸣ミリ ⸢シー⸣ ムッ⸢トゥ⸣ ウ⸢ティシゥカン⸣バン
      [ku⸢nu⸣ f⸢faː⸣ ʔu⸢mamirikama⸣miri ⸢ʃiː⸣ mut⸢tu⸣ ʔu⸢tisi̥kam⸣baŋ]
      (この子はあっち見たりこっち見たりきょろきょろして、ちっとも落ち着かないわい)

ウルナウン [ʔu⸢ru⸣nauŋ] (他動)

  • 潤わし捏ねる。湿らして捏ねる。メリケン粉などに水を加えて練る。大正元年生まれの古老が使用していた。ほぼ死語に近い。
  • Example phrases
    • ミ⸢リキン⸣グ ウ⸢ル⸣ナイティ ⸣スバー ⸣ウティバ
      [mi⸢rikiŋ⸣gu ʔu⸢ru⸣naiti ⸣subaː ⸣ʔutiba]
      (メリケン粉に水を加えて捏ねてソバを打ちなさいよ)

カーレドンドン [⸢kaː⸣redondoŋ] (名)

  • 岩の名。⸢ナードー[⸢naːdoː](長堂)の海岸にある岩で直径約80センチ。高さ約60センチの岩。潮流によって砂浜に埋没することがあった。昭和35年ごろまで、子供達が潮干狩りのために、この岩の側を通過して屋良辺りへ行く際には必ず小石で岩の頭を叩きながら、⸢カー⸣レドンドン ⸢バン⸣タ ⸢サンシェン⸣ドー ヤ⸢ギホン⸣マ シ⸢タ⸣ドー[⸢kaː⸣redondom ⸢ban⸣ta ⸢saŋʃen⸣doː ja⸢gihom⸣ma ʃi⸢ta⸣doː](カーレドンドン私たちはしなかったよ{EOS}痩せた長姉がしたのだよ)と唱えて行く慣わしがあった。それを唱えて行くと安全に帰宅できると親たちから教えられていた

カカルンサール [kḁ⸢ka⸣runsaːru] (名)

  • 自分が世話すべき両親・妻子・兄弟。係累。つなぎしばる人間関係のこと。心身を拘束する煩わしい、さしさわり(差障り)となること。当たり障り。祟りや障害となること。
  • Example phrases
    • カ⸢カ⸣ルンサールン ⸢ナーン⸣ プ⸢ソー⸣ マー⸢ン⸣ パ⸢ラ⸣リン
      [kḁ⸢ka⸣runsaːrun ⸢naːm⸣ pu̥⸢soː⸣ maː⸢m⸣ pa⸢ra⸣riŋ]
      (係累のない人は何処にでも行ける)

カサマサスン [kḁ⸢sama⸣sa ⸢suŋ] (連)

  • うるさく(煩く)思う。わずらわしく(煩わしく)思う。煩がる。
  • Example phrases
    • ⸣ドゥク ウ⸢ヤー⸣ルカー カ⸢サマ⸣サ シ⸢ラリンダー
      [⸣duku ʔu⸢jaː⸣rukaː kḁ⸢sama⸣sa ʃi⸢rarin⸣daː]
      (あんまり大声をあげると煩がられるよ)

Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)

Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.

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わし和紙

(Common Noun)

  1. Washi; Japanese paper

わしワシ

(Common Noun)

  1. Eagle (Accipitridae family)
    Word usually written using kana alone

わし

(Pronoun)

  1. I; Me (used by elderly males)
    Word usually written using kana alone

クラフトテープクラフト・テープ

(Noun)

  1. Washi tape; Japanese masking tape; Craft paper-backed tape