(Verb) To be able to do
Define れる reru Meaning レル
Displaying results for れる (reru・れる・レル) – ryukyu
JLect: Japonic Languages and Dialects Database
Results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.
Search languages: Japonic (all languages and dialects) ↔ English ↔ Japanese
(Verb) To put in, to place in, to insert; to take in, to take into; to allow (in), to permit, to admit; to include; to turn on, to switch on
(Verb) To put in, to place in, to insert; to take in, to take into; to allow (in), to permit, to admit; to include; to turn on, to switch on
A dictionary of the Ryukyuan language
Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.
Search languages: Japanese → Okinawan
れる
See also
あれる 【荒れる】
- ʔariyuN (≈ ʔariiN)
うれる 【売れる】
- ʔuriyuN (≈ ʔuriiN)
おれる 【折れる】
- wuuriyuN (≈ wuuriiN)
かれる 【涸れる】
- kaakiyuN (≈ kaakiiN)
きれる 【切れる】
- chiriyuN (≈ chiriiN)
- ficchiriyuN (≈ ficchiriiN)
- tachuN
Phrases
- 切れたり破れたり chirimushiri
- 切れてなくなった者- mukkoo
くれる 【暮れる】
- yukkwiyuN (≈ yukkwiiN)
それる 【逸れる】
Phrases
- ~こと yukubai
たれる 【垂れる】
- tariyuN (≈ tariiN)
Phrases
- 垂れた頬 fuutai
- 垂れたもの tai
- 垂れて落ちる taiʔutiyuN
- 糞を垂れ散らす maichirakashuN
つれる 【連れる】
- chiriyuN (≈ chiriiN)
- sooyuN (≈ sooiN)
- ʔushichiriyuN (≈ ʔushichiriiN)
なれる 【馴れる・慣れる】
- nariyuN (≈ nariiN)
- shiinariyuN (≈ shiinariiN)
ぬれる 【濡れる】
- NdiyuN (≈ NdiiN)
- shiputayuN (≈ shiputaiN)
- shittayun
Dictionary of the Practical Use of Okinawan
Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.
Search languages: Japanese ↔ Okinawan
あがいん (あがたん、あがらん、あがてぃ)
- ①上がる、②上達する、悪い方に優れる③終わる
- ① てぃーだぬ あがいん。
(太陽が上がる) - にーぬ あがいん。
(値が上がる) - あれー あがやー なとーん。
(あの人は出世している) - ② うでぃぬ/じーぬ あがいん。
(腕が/字が上達する) - うた あがらすん。
(歌を上達させる) - ありやか なーふぃん あがいん。
(あれよりさらに悪い) - ぬすどぅやか あがったむん。
(泥棒よりもさらに悪い者) - あまぬ うやー っくゎやか なーふぃん あがったむん やん どー。
(あの親は子よりもなおさらひどいよ、=なーふぃん ちじどぅ やん どー) - ③なー あみん あがとーん。
(もう雨も上がっている) - なー っくゎ なしあがてぃー?
(もう子づくりは終わったの=っくゎ ちゅくいしぇー なー うっさ なー?) - かちあがとーみ?
(書き終わっているか) - いー、かちあがとーん どー。
(はい、書き終わっているよ) - しくち あがたん。
(仕事終わった) - ちゅーぬ まちぇー あがとーん。
(今日の市場は終わっている) - ちゅーや なー あちねー あがとーん。
(今日はもう商売は終わっている) - てぃんぷらーん とーふん あがとーん どー。
(テンプラも豆腐も揚がっているよ)
Example phrases
あんでぃーん (あんでぃたん、あんでぃらん、あんでぃてぃ)
- こぼれる
いーけーりーん (いーけーりたん、いーけーりらん、いーけーりてぃ)
- 中味がすっかりこぼれる
- くーてんぬ くとぅしぇー いーけーりらん とぅっくいぐゎー ちゅくたん。
(ちょっとしたことではこぼれない徳利を作った) - さき/みじ いーけーらすん。
(酒/水をこぼす) - なーんかい うちぇーたる はーちぬ うふかじさーに いーけーりてぃ んーちゃん さにん ねーん なとーたん。
(庭に置いてあった鉢が台風ですっかりこぼれて土も種もなくなっていた)
Example phrases
いちぇー はんすん (〜はんちゃん、〜はんさん、〜はんち)
- 逢いそびれる
- あれー いちゅなさる っちゅ なてぃ、いちぇーはんちゃん。
(あの人は忙しい人なので、逢いそびれた)
Example phrases
いりーん (いったん、いりらん、いってぃ)
- 入れる
- っうぃーぬ っちゅぬちゃーが どぅーぬ いちゃるくとぅ しぇー とぅらさんくとぅ、ふだ いりーが いちゅる っちゅぬ たった いきらくなてぃ ちょーん。
(代議士たちが自分の言ったことをしてくれないので、投票に行く人がだんだん少なくなってきている) - ちゃー いってーくとぅ、ゆく(い)みそーれー。
(お茶を入れてあるので、休憩しなさい)
Example phrases
うくりーん (うくりたん、うくららん、うくりてぃ)
- 遅れる
- うくりてぃ
(=にっか なてぃ) - ぐぶりー さびたん。
(遅れてすみません)
Example phrases
うさーりーん (うさーりたん、うさーりらん、うさーりてぃ)
- 襲われる
- ゆすぐにをぅてぃ いふーな っちゅんかい うさーりらってぃ じんかに むる けーとぅらったんでぃ。
(外国で悪い人に襲われて有り金をすっかり奪われたって)
Example phrases
うみかきーん (うみかきたん、うみかきらん、うみかきてぃ)
- お目にかける、ご覧にいれる
- なげーさ いちゃてー をぅいびらんくとぅ、まるけーてぃなーや うみかきらちくぃみそーり よー。
(長いことお会いしていないので、たまにはお目にかけさせてください) - わんが うみはまてぃ かちぇーる ゐー やいびーん。まじぇー、うみかきてぃくぃみそーり。
(私が一生懸命描いた絵です。まずは、ご覧になってください) - しーみーぬ ばすねー うふぁかをぅてぃ うぃなぐわらべー うた うたてぃ、うぃきがわらべー てぃー ちかてぃ うぐゎんすんかい うみかきたん。
(清明祭の際にお墓で女の子たちは歌を歌い、男の子たちは空手をして御先祖さまにご覧にいれた)
Example phrases
うりーん (うりたん、うりらん、うりてぃ)
- 売れる
- なちぇー ふぃじゅるむん、ふよー あちこーこー そーしぬ ゆー うりーん。
(夏は冷たいもの、冬は温かいものがよく売れる)
Example phrases
かじ ちり あびー
- 首筋が切れるほどの叫び
- せんきょんかい たちゅる っちゅぬちゃーや あまくまをぅてぃ かじちりあびーっし どぅーぬ なー うってーとーたん。
(選挙に立つ人たちはあちらこちらで首筋が切れるほど大声で自分の名前を訴えていた)
Example phrases
かたらいん (かたらたん、かたららん、かたらてぃ)
- 仲間に入れる
- うちなーぐち ふぃるみーる くとぅんかい ちむ あーしぬ ないる っちょー たー やてぃん かたらいん どー。
(沖縄語を普及することに協力できる人は誰でも仲間に入れるよ)
Example phrases
かち いりーん (〜いったん、〜いりらん、〜いってぃ)
- 書き入れる
- たらーん とぅくまー っやーさーに かちいっとーけー。
(足りないところはあなたで書き入れておきなさい)
Example phrases
かちゅん (かっちゃん、かたん、かっち)
- 勝つ、すぐれる
- あれー ちぶるん かっち、むぬ いーよーまでぃん かっちょーん やー。
(あの人は頭もよくて、ものの言い方までもすぐれている)
Example phrases
くーりーん (くーりたん、くーりらん、くーりてぃ)
- 崩れる
- うふあみぬ ふいねー、やまぬ んーちゃ いしがちぬ くーりてぃ うかーさん。
(大雨が降ると、山の土砂、石垣がくずれて危険だ)
Example phrases
くがりーん (くがりたん、くがりらん、くがりてぃ)
- 焦がれる
- ごはん にーるばすねー なまとー ちがてぃ んかしぇー はがま ちかとーたしが、ふぃーぬ まぎく なたい ぐまく なたい さくとぅ、みー はなしーねー なんちち くがらすたん。
(ご飯を炊くときには現在とは違って昔は羽釜使っていたが、火が大きくなったり小さくなったりしたので、目を離すと焦がしたものだ)
Example phrases
*(参考)「くがらちゃん」は過去(=発話以前)に起こった出来事について事実だと言い切っているが、「くがらすたん」では、発話の時点から過去に起こった動作を回想している
くさりーん (くさりたん、くさりらん、くさりてぃ)
- (生ものが)腐れる
- なまむのー くさりやっさくとぅ、ふぇーべーとぅ かむし やん。
(生ものは腐れやすいので、早めに食べることだ) - やしぇーぬ/いゆぬ/ししぬ くさりとーん。
(野菜が/魚が/肉が腐れている) - くさりかじゃ
(腐れた臭い)
Example phrases
くじりーん (くじりたん、くじりらん、くじりてぃ)
- 崩れる
- あれー くーさいに たかにち っんぢゃさーに みみぬ くじりてぃ ちからん なとーん。
(あの人は幼い頃に高熱を出して耳がこわれて聞こえなくなっている) - うすまさる うふかじっし いしがちぬ くじりとーん。
(ものすごい台風で石垣が崩れている)
Example phrases
くたんでぃーん (くたんでぃたん、くたんでぃらん、くたんでぃてぃ)
- 疲れる
- いっぺー いちゅなさ っんぢゅちょーいびーたしが、うんじょー うくたんでー ねーみそーらに?
(とても忙しく動きまわっていましたが、お疲れございませんか) - っやーや むぬん うまーらん あたい どぅく しーぢゅーさくとぅどぅ、うっさ くたんでぃぬ ちょーさ。
(あなたは我を忘れる程にやり過ぎたので、そんなに疲れが来ているんだよ)
Example phrases
くち からじ
- 口も頭も疲れること
- わらび ふどぅっわーする たみねー、むぬ ならーし すんち くちからじぬ やむさ。
(子を育てるためには、ものを教えるといって口も頭も疲れてつらい)
Example phrases
くち ぢゅくい
- 口に物を入れること
- ふかんかい っんぢーる ばすねー、ぬーがな くちぢゅくいっしから っんぢらんねー こーいんぐぇーぬ うふく ないん。
(外出するときには、何かを口に入れてから出ないと買い食いが多くなる)
Example phrases
Audio Database of Hatoma Lexicon
Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED
Search languages: Yaeyama (Hatoma) ↔ Japanese
アーガイ [ʔaː⸣gai] (名)
- 魚の名前。和名、ヒブダイ。ブダイ科の魚。体長30~40センチの成魚がよく漁獲される。肉は柔らかい。刺身にして、肝臓の味噌和えにして食すると美味しい。
- ⸢アーガイ⸣ヌ キ⸢ム⸣バ ⸢ミー⸣スナ ⸣タリ カ⸢ケー⸣シティ ナ⸢マ⸣シ ⸢スー⸣カ イッ⸢ケン⸣ ン⸢マー⸣ン
[⸢ʔaːgai⸣nu ki⸢mu⸣ba ⸢miː⸣suna ⸣tari kḁ⸢keː⸣ʃi̥ti na⸢ma⸣ʃi ⸢suː⸣ka ʔik⸢kem⸣ ʔm⸢maː⸣ŋ]
(アーガイの肝臓を擂りつぶして溶かし、味噌に混ぜ合わせて刺身につけると非常に美味しい)
Example phrases
アークン [⸢ʔaː⸣kuŋ] (補動)
- {PoS_2}動詞の連用形に付いて、⸢~ている(現在進行形)」の意味を表す。本来は、ア⸢ラ⸣クン[ʔa⸢ra⸣kuŋ](歩く)であったのが、補助動詞として用いられるなかでアスペクト的意味表現を分担するようになって、r音が脱落したものと考えられる。
アートートゥ [⸢ʔaːtoːtu] (感)
- あな尊と。ああ尊と。⸢アー[⸢ʔaː](ああ)は、「阿那於茂志呂<あなおもしろ>、古語事之甚切、皆阿那<あな>といふ」『古語拾遺』の転訛か。⸢トートゥ[⸢toːtu](尊い{EOS}畏敬すべきである{EOS}有り難い)の義。⸢アー⸣トートゥ ⸢ウー⸣トートゥ[⸢ʔaː⸣toːtu ⸢ʔuː⸣totu]のように重ねて用いられる。⸢ウー⸣トートゥ[⸢ʔuː⸣toːtu]も同じ意味。
- ⸢アー⸣トートゥ ⸢ウー⸣トートゥ ⸢カンヌ⸣マイ ウ⸢ヤプス⸣ヌマイ シカイ⸢トゥ⸣ ニ⸢ガイ⸣シキ⸢オーサバ⸣ ウ⸢キ⸣シキ タ⸢ボー⸣ローリ
[⸢ʔaː⸣toːtu ⸢ʔuː⸣toːtu ⸢kannu⸣mai ʔu⸢japusu⸣numai ʃi̥kai⸢tu⸣ ni⸢gai⸣ʃi̥ki ⸢ʔoːsaba⸣ ʔu⸢ki⸣ʃi̥ki ta⸢boː⸣roːri]
(あな尊と、神様ご先祖様、しかと祈り上げ願いあげますので、お聞き届け受つけ賜りますようにお願い致します)
Example phrases
アープール [⸢ʔaːpuː⸣ru] (名)
- 粟の豊作祈願祭。粟の豊年祭。対語は⸢マイプール[⸢maipuːru](稲の豊年祭)。鳩間島の豊年祭は稲の豊作祈願が主で、併せて五穀の豊作祈願もなされる。
- フ⸢シマ⸣ヌ ⸢プー⸣ロー ⸢アープールー⸣バ ム⸢トゥ⸣シ ⸢ソー⸣ルティバン
[ɸu⸢ʃima⸣nu ⸢puː⸣roː ⸢ʔaːpuːru⸣ba mu⸢tu⸣ʃi ⸢soː⸣rutibaŋ]
(黒島の豊年祭は粟の豊年祈願を中心にしてなされるとのことだ)
Example phrases
アールン [⸢ʔaːruŋ] (自動)
- 慌てる。急ぐ。騒ぐ。暴れる。
- ウ⸢ヌ パナ⸣シ ス⸢クター⸣ キモー ⸢アーリティ⸣ ム⸢ヌウモーラ⸣ヌ
[ʔu⸢nu pana⸣ʃi su̥⸢kutaː⸣ kimoː ⸢ʔaːriti⸣ mu⸢nu ʔumoːra⸣nu]
(その話をきいたので胸騒ぎし<胸がどきどきし>て、落ち着いて考えることが出来ない<ものが思われない>) - ウ⸢ダラク⸣タンティン ⸢アーラヌ
[ʔu⸢daraku⸣tantiŋ ⸢ʔaːranu]
(びっくりして<驚いても>も慌てない) - ウ⸢ダラ⸣クカー ター⸢ン アールン
[ʔu⸢dara⸣kukaː taː⸢ŋ ʔaːruŋ]
(驚いたら誰でも慌てる) - ウ⸢リン⸣ カタチニ ⸢アール⸣ プ⸢ソー⸣ ブ⸢ラーヌ
[ʔu⸢riŋ⸣ kḁtaʧini ⸢ʔaːru⸣ pu̥⸢soː⸣ bu⸢raːnu]
(彼のように慌てる<騒ぐ>人はいない) - ⸣アイニ ⸢アールナ
[ʔaini ⸢ʔaːruna]
(そんなに慌てるな<急ぐな>) - ⸣アイニ ⸢アーレー⸣ラー ター⸢ン⸣ ム⸢ヌバシ⸣キ ⸢シース
[⸣ʔaini ⸢ʔaːreː⸣raː taː⸢m⸣ mu⸢nubaʃi̥⸣ki ⸢ʃiːsu]
(あんなに慌てたら誰でも物忘れするよ)
Example phrases
アールン [⸢ʔaːruŋ] (自動)
- {Mn_1}荒れる。思うままにふるまう。
アールン [⸢ʔaːruŋ] (自動)
- {Mn_2}暴れる。
- ク⸢ヌ⸣ ヤ⸢ラ⸣ベー ⸢アーリティ ヨー⸣ゾー シ⸢キララ⸣ヌ
[ku⸢nu⸣ ja⸢ra⸣beː ⸢ʔaːriti joː⸣ʣoː ʃi⸢kirara⸣nu]
(この子供は暴れて手がつけられない)
Example phrases
アイザムトゥ [⸢ʔai⸣ʣamutu] (名)
- 西村と東村の旗頭が出会う場所。小底家の東南(巳の方角)の十字路。「会い座元」の義か。西村と東村の境界線となる縦道と沿岸道路の横道が交差した所。そこは、ピ⸢ナイ⸣ウガン[pi⸢na⸣ʔiugaŋ](鬚川御嶽)と⸣サンシキ[⸣saŋʃi̥ki](桟敷)を画する縦道に通ずる所でもある。友利御嶽から、朝の祈願を終えたサ⸢カサ、ティ⸢ジリ⸣ビーの神職者たちがカンシバを頭に巻いて、道歌を歌いながら下りて来られるのを、⸣サンシキで待機していたヤ⸢ク⸣サ[ja⸢ku⸣sa](村役人)や⸢スー⸣ダイ[⸢suː⸣dai](総代{EOS}部落会長)らがアイザムトゥで恭しく出迎えて、⸣サンシキヌウタ[⸣saŋʃi̥kinuʔuta](桟敷の歌)を歌い終える。それを合図に、アイザムトゥではドゥ⸢ラーン[du⸢raːŋ](銅鑼)が一段と強く打ち鳴らされ、東西の旗頭が合流し、東の旗頭を先頭にして⸣サンシキ(桟敷)へ入場し、余興が開始される。⸢パー⸣レー[⸢paː⸣reː](爬竜船競漕)が済んで旗頭がトゥ⸢ニムトゥへ帰る際にも⸢アイ⸣ザムトゥで旗頭を揃え、⸢アイ⸣ザムトゥの歌を歌って来年の豊年豊作を予祝してそれぞれのトゥニムトゥへ帰る
アイザムトゥヌウタ [⸢ʔai⸣ʣamutunu ⸣ʔuta] (連)
- 「会い座元の歌」の義。神歌の一種。西村と東村の旗頭がトゥ⸢ニムトゥ[tu⸢nimutu](宗家)から出てきて出会う所、またトゥ⸢ニムトゥ(宗家)へと別れていく所の⸢アイ⸣ザムトゥ[⸢ʔai⸣ʣamutu](会い座元)で歌われる。⸢プール⸣ウタ[⸢puːru⸣ʔuta](豊年祭の歌)の項参照
アウイラブチ [⸢ʔauirabuʧi] (名)
- (動)魚の名。和名、ハゲブダイ。オオモンハゲブダイ。の総称。ブダイ科の仲間。体長25~30センチの成魚がよく漁獲される。刺身や煮付けにしても美味で、蒲鉾の原料として重宝される。
- ⸣アン ウ⸢ラ⸣スカー ⸢アウイラブチン⸣ ユー ガ⸢ラサリ⸣タン
[⸣ʔaŋ ʔu⸢ra⸣sukaː ⸢ʔauirabuʧiŋ⸣ juː ga⸢rasari⸣taŋ]
(網を仕掛ける<下ろす>とハゲブダイもよく漁獲された)
Example phrases
アカカラジ [⸣ʔakakaraʤi] (名)
- 民百姓。一般百姓。一種の文語。日常会話では用いられず、祭祀の場で、⸢カン⸣フチ[⸢kaŋ⸣ɸu̥ʧi](祈願の文句{EOS}祈祷文{EOS}「神口」の義)やニ⸢ガイ⸣フチ[ni⸢gai⸣ɸu̥ʧi](祈願の言葉{EOS}唱え、がんもん<願文>)、歌謡語などで用いられる。/ウマンチュヌ ニガイヤヨー アカカラジヌ ニガイヤヨー ハーリ アミタボリ リューガナシ(万民の願いはヨー、民百姓の願いはヨー ハーリ 雨を賜り給え竜神さま)/(雨乞い歌{EOS}早め句)『鳩間誌』
アガゲー [ʔa⸢gageː] (名)
- 和名(おきなわめぎす)、体長18~20センチに成長する。体表は赤みをおびる。島のイノー(礁内湖)の珊瑚礁内に棲息する。体の割りに口が大きく、食いつきがよいので子どもたちの釣りに好まれる。普通の⸣ゲーイズ[⸣geːiʣu](おきなわめぎす)は体長約16センチのものが多い。
- ア⸢ガゲー ホー⸣シン パラ⸢ディー [ʔa⸢gageː hoː⸣ʃim para⸢diː] (アガゲーを釣りに行こうよ)。鳩間島方言では⸣ゲーイズ[⸣geːʔiʣu]の仲間である。和名、キツネダイの仲間(『原色沖縄の魚』)ともいう。ゲーイズの中でも大きめで、体長が約16センチ以上の赤紫色を帯びた魚。よく餌に食いつくので、子供たちは屋良の浜の礁内湖や島の後ろの礁内湖で釣り上げて楽しんだ。美味ではない。 ア⸢ガゲーヤ⸣ フ⸢チヌ マイ⸣ヤンダ ⸢ホーシヤッ⸣サタン [ʔa⸢gageːja⸣ ɸu̥⸢ʧinu mai⸣janda ⸢hoːʃijas⸣sataŋ] (アガゲーは口が大きいから釣りやすかった)
Example phrases
アガッスヒャー [ʔa⸢gassu⸣çaː] (連)
- 糞喰らえ。くそったれ。全然いやだ。「赤糞やろう」の義。接尾語の⸣ヒャー[⸣çaː](くそったれ)は卑語。聞き手を貶め、対立喧嘩し、叱りつける際に用いられる。
- ア⸢ガッス⸣ヒャー ⸣ワンザー ⸣ムネー シゥ⸢カヌ
[ʔa⸢gassu⸣çaː ⸣wanʣaː muneː si̥⸢kanu]
(糞くらえ、貴様の言うことは聞かない)
Example phrases
アガニーバル [ʔa⸢ga⸣niːbaru] (名)
- (動)魚の名。和名、アカハタ(体長約25センチ{EOS}鮮やかな橙色に丸く小さな褐色の斑点が頭部に付いており、腹部から尾びれにかけて白い斑点が付いている)。磯釣りでも釣れる。魚肉は白色で、味は淡白。蒲鉾の素材となる。和名、ニジハタ(体長約20センチ)。和名、アザハタ(体長約25センチ)にもいう。
- ア⸢ガ⸣ニーバロー イ⸢ル⸣イル ブ⸢リブンドゥ⸣ ユ⸢ヌナー⸣ル シ⸢キラ⸣リ ⸢ブー⸣ クティンクティンヌ ⸢ナーヤ ナー⸣ヌ
[ʔa⸢ga⸣niːbaroː ʔi⸢ru⸣iru bu⸢ribundu⸣ ju⸢nunaː⸣ru ʃi̥⸢kira⸣ri ⸢buː ⸣ kutiŋkutinnu ⸢naːja naː⸣nu]
(アカハタは、色々いるが、同じ名が付けられている{EOS}別々<異異の>の名前はない)
Example phrases
アガピッチン [ʔa⸢gapitʧiŋ] (副)
- {PoS_2}ちっとも。少しも。全く。文末の打ち消し表現と呼応して陳述副詞として用いられる。
- ユ⸢ビ⸣ヌ ⸣クトー ⸣ビーティ ア⸢ガピッチン⸣ ウブイ ブ⸢ラーヌ
[ju⸢bi⸣nu ⸣ku̥toː ⸣biːti ʔa⸢gapitʧiŋ⸣ ʔubui bu⸢raːnu]
(昨夜のことは、酔っ払っていて、少しも覚えていない)
Example phrases
アガマラー [⸣ʔagamaraː] (名)
- (動)黄牛。黄褐色の毛を持つ牛。⸣アガマラーウシ[⸣ʔagamaraːʔusi](黄牛)ともいう。豊年の瑞兆とされ、古謡などに歌われる。「アカマワリ(赤味を帯びる)・ヤー(もの)」の転か。
- ⸢ウン⸣ネナー ⸣アガマラーウシヌ プ⸢スッ⸣カラ ブ⸢タン⸠ダー
[⸢ʔun⸣nenaː ⸣ʔagamaraːʔuʃinu pu̥⸢suk⸣kara bu⸢tan⸠daː]
(その家には黄牛が一頭<一匹>いたよ)
Example phrases
アカリルン [ʔa⸢kari⸣ruŋ] (自動)
- {Mn_1}離れる。別れる。子豚が乳離れする。「分、アカル」『類聚名義抄』の転訛したものか。沖縄古語「あかれる」『混効験集』。
- ⸢オー⸣ヌ ッ⸢ふァー⸣ フ⸢ドゥブ⸣カー ア⸢カリルン⸣ドゥ ク⸢レー⸣ マ⸢ダ⸣ ア⸢カリラ⸣ヌ
[⸢ʔoː⸣nu f⸢faː⸣ ɸu⸢dubu⸣kaː ʔa⸢karirun⸣du ku⸢reː⸣ ma⸢da⸣ ʔa⸢karira⸣nu]
(子豚は成長すると乳離れするが、これはまだ乳離れしない) - ヤ⸢ラ⸣ベー ウ⸢ヤム⸣トーラ ア⸢カサ⸣リ ⸢パッ⸣タツォー
[ja⸢ra⸣beː ʔu⸢jamu⸣toːra ʔa⸢kasa⸣ri ⸢pat⸣taʦoː]
(子供は親元から引き離されていったそうだ)
Example phrases
アカリルン [ʔa⸢kari⸣ruŋ] (自動)
- {Mn_2}剥がれる。
- ⸣イツァー シ⸢ビシキ⸣ シケータンティン ミ⸢ジ⸣ナ ⸢ゾッふァス⸣カー ア⸢カリ⸣ルン
[⸣ʔiʦaː ʃi⸢biʃi̥ki⸣ ʃi̥keːtantim mi⸢dʒi⸣na ⸢ʣoffasu⸣kaː ʔa⸢kari⸣ruŋ]
(板は貼り付けてあっても水に濡らすと剥がれる)
Example phrases
アガロールン [ʔa⸢garoː⸣ruŋ] (自動)
- 登られる。上がられる。ア⸢ガルン[ʔa⸢garuŋ](上がる)の尊敬語。
- ⸢オー⸣リ ッ⸢ふォー⸣リ フ⸢コーラサ⸣ユー ⸢ト⸣ー⸢ト⸣ー ウ⸢チンター⸣ ア⸢ガロー⸣リ
[⸢ʔoː⸣ri f⸢foː⸣ri ɸu̥⸢koːrasa⸣juː ⸢to⸣ː⸢to⸣ː ʔu⸢ʧintaː⸣ ʔa⸢garoː⸣ri]
(おいでくださって有難うございます{EOS}さあさあ座敷へ<内の方へ>お上がりください<上がりおはれ>)
Example phrases
アキパティルン [ʔa⸢kipatiruŋ] (自動)
- 呆れはてる。呆れる。
- ⸣アイブ ムニ ス⸢ク⸣カー ター⸢ンヤルバン⸣ ア⸢キパティルン⸣ヨー
[⸣ʔaibu muni su̥⸢ku⸣kaː taː⸢ɲjarubaŋ⸣ ʔa⸢kipatiruɲ⸣joː]
(あのような言葉を聞くと誰でも呆れ果てる<興ざめする>よ) - ア⸢キパティラヌ
[ʔa⸢kipatiranu]
(呆れ果てない) - ア⸢キパティティ⸣ ウ⸢リヌ⸣ シラー ミ⸢リ⸣プサー ⸢ナー⸣ヌ
[ʔa⸢kipatiti⸣ ʔu⸢rinu⸣ ʃiraː mi⸢ri⸣pu̥saː ⸢naː⸣nu]
(呆れ返って、あいつのつら<面>は見たくない) - ア⸢キパティル⸣ クトー ⸢ナー⸣ヌ
[ʔa⸢kipatiru⸣ ku̥toː ⸢naː⸣nu]
(呆れ果てることはない) - ア⸢キパティルン⸣ケン ユ⸢ヌシグトゥ⸣バ ⸢シー ベー⸣タ
[ʔa⸢kipatiruŋ⸣keɲ ju⸢nuʃigutu⸣ba ⸢ʃiː beː⸣ta]
(厭き果てるほど同じ仕事をしていた) - ア⸢キパティランドー⸣シ シ⸢グトゥ シー⸣ヨー
[ʔa⸢kipatirandoː⸣ʃi ʃi⸢gutu ʃiː⸣joː]
(厭き果てないで仕事をしなさいよ) - ア⸢キパティル⸣ クトー ⸢ナー⸣ヌ
[ʔa⸢kipatiru⸣ ku̥toː ⸢naː⸣nu]
(厭き果てることは無い) - ア⸢キパティレー⸣ ミサムヌ
[ʔa⸢kipatireː⸣ misamunu]
(厭き果てれば良いのに) - ア⸢キパティリ
[ʔa⸢kipatiri]
(厭きはてろ)
Example phrases
Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)
Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.
Search languages: Japanese ↔ English
れる・られる
(Ichidan verb)
- Indicates passive voice (incl. the "suffering passive")
- Indicates the potential form
- Indicates spontaneous occurrence
- Used as an honorific for others' actions
— Honorific or respectful (sonkeigo) language