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Define ゆし yushi Meaning ユシ

Displaying results for ゆし (yushi・ゆし・ユシ) – ryukyu

JLect: Japonic Languages and Dialects Database

Results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.

Search languages: Japonic (all languages and dialects) ↔ English ↔ Japanese

Ryukyu (Okinawa)

かりゆし

(Noun) Harmony, happiness, auspiciousness, good fortune

Ryukyu (Okinawa)

ゆし【柞】

(Noun) Oak, oak tree

Ryukyu (Okinawa)

ゆしぎ【柞木】

(Noun) Oak, oak tree

Ryukyu (Okinawa)

ゆしし【魚肉】

(Noun) Fish and meat

Ryukyu (Yoron)

ゆしちゃぷくるび

(Noun) Threadsail filefish (Stephanolepis cirrhifer); Titan triggerfish (Balistoides viridescens)

Ryukyu (Okinawa)

かりゆしうんぬきやびら

(Expression) Congratulations

Ryukyu (Okinawa)

うまりびーかりゆしやいびーん【生日かりゆしやいびーん】

(Expression) Happy Birthday

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Okinawan → Japanese

ユシガ yushiga ('jusiga) ① 名

  1. よもすがら。終夜。一晩中。hujunu 'junu~tageni katajabira.[冬の夜のよすが互に語やべら(執心鐘入)]冬の夜の夜もすがら互いに語りましょう。

ユシミ yushimi ('jusimi) ① 名

  1. 四隅。四方の隅。

ユシビン yushibin ('jusibiN) ⓪ 名

  1. 錫製の器の名。形はとっくり(tuQkui)に似て,とっくりよりやや口が大きい。祭祀や婚礼などの時には酒を入れる。

ユシジュン yushijun ('juSi=zuN) ① 他=gaN,=zi

  1. ゆすぐ。ゆり動かして洗う。

ユシヌン yushinun ('jusi=nuN) ⓪ 自=maN,=di

  1. 止まる。立ち止まる。とどまる。?isugu mici 'jusidi miru huduN ?akaN, ?uciganikujamanu hazinu mumizi.[急ぐ道よしで見る程もあかぬ内兼久山のはじの紅葉]急ぐ道を立ち止まっていつまで見てもあきない内兼久山のはぜの紅葉。sadamataru kutunu nja 'jusimarimi.[定またる事のにやよしまれめ(孝行之巻)]定まった運命がもはやとどまることができようか。
  2. さしひかえる。思いとどまる。しんぼうする。'juSidi 'juSimaraN kuinu nareja.〔文〕おさえてもおさえられない恋のことだから。

ユシユン yushiyun ('jusi=juN) ① 他=raN,=ti

  1. 寄せる。Cina~.(綱引きで双方が)双方の綱を互いに近付け合う。Cinahwici(綱引き)の項参照。
  2. 忠告する。?ariNkai~.彼に忠告する。?ujajusi Qkwajusi.[親寄せ子寄せ]親が教えたり,子が教えたり。

イユシシ iyushishi (?ijusisi) ① 名

  1. (食物としての)魚と肉。

カリユシ kariyushi (karijusi) ⓪ 名

  1. [嘉例吉]めでたいこと。縁起のよいこと。daNzu~ja ?iradi sasimiseru, ?uninu Cina turiba kazija matumu.[だんじゆ嘉例吉やいらでさし召しやいるお船の綱取れば風やまとも]まことにめでたい旅行は,日を選んでなさるので船の綱をほどくと風は順風。(旅人の無事を祈って一族が集まり,歌い踊る時の歌)

クトゥユシ kutuyushi (kutujusi) ⓪ 名

  1. ことよせること。かこつけること。口実。

クトゥユシ kutuyushi (kutujusi) ⓪ 名

  1. 忠告。訓育。'jusigutuの動作性名詞。~sjuN.忠告する。教訓をたれる。

ユシグトゥ yushigutu ('jusigutu) ① 名

  1. 教訓。忠告。tiNnu buribusija 'jumiwa 'jumarijui, ?ujanu~ja 'jumiN naraN.[天のぶり星や読めば読まれゆい親の寄せ言や読みもならぬ]天の群星は数えれば数えられるが,親の教訓は数えることもできない。

ユシジミ yushijimi ('juSizimi) ① 名

  1. 夜のしじま。夜の静けさ。~ga nariba ?a 'ici 'urariraN, tamakuganiCikenu nja curatumiba.[よすずみがなればあゐち居られらぬ玉黄金使のにや来ゆらとめば]夜のしじまが訪れると,ああ,じっとしていられない,恋しい方からの招きがもうすぐ来ると思うと。

カネーユシ kaneeyushi (kaneejusi) ⓪ 名

  1. 小作料を集めること。小作料を持った小作人たちが地主の家に集まり,地主はその日ふるまいをするのが例。

ユシアシ yushi ashi ('jusi?asi) ⓪ 名

  1. よしあし。善悪。可否。~N 'wakaraN.よしあしもわからない。~nu hwizi hweeku Qsi kwiri 'joo.可否の返事を早くしてくれよ。

ユシドーフ yushidoofu ('jusidoohu) ⓪ 名

  1. おぼろ豆腐(料理名)。

ユシミユン yushimiyun ('jusimi=juN) ⓪ 他=raN,=ti

  1. 止まらせる。立ち止まらせる。
  2. 引き止める。思いとどまらせる。

ユシリユン yushiriyun ('jusiri=juN) ⓪ 自=raN,=ti

  1. 参る。参上する。訪問する。伺候する。身分の上の人の家へ伺う。'jusirijabira.ごめん下さい。貴人の邸宅で案内を請う時のあいさつ。

トゥイユシユン tuiyushiyun (tuijusi=ju]N) ① 他=raN,=ti

  1. 取り寄せる。

クトゥユシユン kutuyushiyun (kutujusi=ju]N) ⓪ 他=raN,=ti

  1. ことよせる。かこつける。口実を設ける。?umaN'juikaradu zirini kutujusiru,kakurihusu micinu?arana?ucumi.[思まぬ故からど 義理にことよせる 隠れほそ道の あらな置きゆめ]思っていないから義理にかこつけるのだろう。思っているならばこっそり通う細道がないはずはない。

ウシユシユン ushiyushiyun (?usijusi=juN) ① 自=raN,=ti

  1. 押し寄せる。

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Japanese → Okinawan

しゅし 【主旨】

しゅし 【種子】

See also

しゅじゅ 【種々】

See also

しゅじん 【主人】

See also

Phrases

しゅじゅつ 【手術】

しゅしょうな 【殊勝な】

See also

Phrases

おんなしゅじん 【女主人】

ごしゅじんさま 【御主人様】

Dictionary of the Practical Use of Okinawan

Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.

Search languages: Japanese ↔ Okinawan

ゆし あし

  • 善し悪し
  • Example phrases
    • むぬぐとぅぬ ゆしあし わからんだれー いちかー みち ばっぺーいん。
      (物事の善し悪しを知らなかったら、いつかは道を誤る)

ゆしーん (ゆしたん、ゆしらん、ゆしてぃ)

  • 諭す、忠告する
  • Example phrases
    • うや ゆし、っくゎ ゆし すん。
      (親子で諭し合う)
    • うっさー わーが ゆしとーちゅさ。
      (それだけは私が忠告しておくよ)

ゆし ぐとぅ

  • 諭すことば、教訓
  • Example phrases
    • うやぬ ゆしぐとー ゆー ちち ちむに すみてぃ、っくゎ っんまがぬちゃーんかい ちてーし やん。
      (親の諭すことばはよく聞いて子どもや孫に伝えるものだ)

ゆしーん (ゆしたん、ゆしらん、ゆしてぃ)

  • 寄せる
  • Example phrases
    • がねー まぎはさんっし すー ゆしとーる ちむえー やる はじ。
      (カニは大きなハサミで潮を招いているつもりだろう)
    • うふかじめーや うみんかい いくな よー。あらなみぬ ゆしてぃちゅーくとぅ うかーさん どー。
      (台風前には海に行くなよ。荒波が寄ってくるので危ないよ)

ゆし どーふ

  • おぼろ豆腐
  • Example phrases
    • ちゅくてぃ ちゃーきぬ ゆしどーふ こーてぃ けーいる ばすに、なーびをぅてぃ ゆたゆた するかーじ まーさかばさぬ ふしがらんたん。
      (作ったばかりのおぼろ豆腐を買って帰るとき、鍋で揺れ動くたびにおいしい香りがたまらなかった)

ゆしぢゅん (ゆしぢゃん、ゆしがん、ゆしぢ)

  • ゆすぐ
  • Example phrases
    • むぬ かだらー くち ゆしぎ よー。
      (ものを食べたら口をゆすぎなさいよ)

ゆしむん (ゆしだん、ゆしまん、ゆしでぃ)

  • 立ち止まる、思いとどまる
  • Example phrases
    • みーぬ めーんかい ハブ んーち たましー ぬぎてぃ あったに ゆしだん。
      (目の前のハブを見てびっくりして急に立ち止まった)
    • すーじぐゎーから あったに っちゅぬ っんぢてぃ ちゃくとぅ、あたいが すらんでぃ うむてぃ ゆしだん。
      (路地から急に人が出て来たので、ぶつかると思って立ち止まった)

ゆしみーん (ゆしみたん、ゆしみらん、ゆしみてぃ)

  • 立ち止まらせる、思いとどませる
  • Example phrases
    • っやーや ぬーんち ゆしみらんたが?
      (あなたはどうして引き止めなかったか)

ゆしりーん (ゆしりたん、ゆしりらん、ゆしりてぃ)

  • 寄って来る
  • Example phrases
    • いち やてぃん っちゅぬ ゆしりてぃ ちゅーる ちねーや いっぺー かりーな むん やん どー。
      (いつでも人が寄って来る家庭は福があるよ)
    • ちゅーん ゆしりてぃ/ゆらりてぃ/ゆらりーが ちゃーびたん。
      (今日も参りました)
    • ちゅーん ゆしり あぎやびら。
      (今日もあがります)

うし ゆしーん (〜ゆしたん、〜ゆしらん、〜ゆしてぃ)

  • 押し寄せる
  • Example phrases
    • しがりなみぬ うしゆしてぃ やーん、くるまん、ある うっさ むる ながちゃん。
      (津波が押し寄せて家も車もあるものすべて流した)

かりゆし

  • めでたいこと
  • Example phrases
    • かりー ゆしーん。
      (福を寄せつける)
    • 、かりゆし
      (招福)
    • かりー ゆしらち くぃみしぇーびり。
      (福を招いてください[祈りの言葉])
    • ぐゎんたんから かりゆしぬ ちぢち うーぐとぅ やさ やー。
      (元旦からめでたいことが続き、最高だね)

くとぅゆしーん (くとぅゆしたん、くとぅゆしらん、くとぅゆしてぃ)

  • 口実をもうける
  • Example phrases
    • ちゃー いちゅなさに くとぅゆしてぃ くとぅわたん。
      (いつも忙しいと口実をもうけて断った)

ふぃ よー(さー) 日雇い(労働者)  (ふぃーいちにち はたらちゃーに じん ゐーゆしんかい ふぃよーさーんでぃ いーん。(一日働いてお金をもらうのを日雇い労働者と言う))

Audio Database of Hatoma Lexicon

Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED

Search languages: Yaeyama (Hatoma) ↔ Japanese

ウスバユシ [ʔu⸢su⸣ba ⸣juʃi] (連)

  • 「お側に寄せて」の義。祈願<神願い>をする際に、⸢神様のお側近くに寄せて祈願させてください」と祈るのが一定の形式となっている。
  • Example phrases
    • ~⸢ミートゥクルヌ カンヌ⸣マイ ドー⸢ディン⸣ シ⸢キウキ⸣ トゥ⸢リ⸣ウキ タ⸢ブ⸣ローレーティ ウ⸢ス⸣バ ⸣ユシ ウ⸢ガマ⸣リ タ⸢ブ⸣ローリ
      [~⸢miːtukurunu kannu⸣mai doː⸢din⸣ ʃi̥⸢kiʔuki⸣ tu⸢ri⸣ʔuki ta⸢bu⸣roːreːti ʔu⸢su⸣ba ⸣juʃi ʔu⸢gama⸣ri ta⸢bu⸣roːri]
      (~三ヶ所の神様、どうぞお聞き届け、取り受け賜って、神様のお側近くに寄せられて、私どもに拝まれてください<賜りませ>)

カリユシ [ka⸢rijuʃi] (名)

  • 航海安全。海上平安。伝統的に「嘉例吉」で表記されている。
  • Example phrases
    • ⸢カンヌ⸣マイ ⸢ニンガイシキリ⸣バ ウ⸢キナー⸣タビ カ⸢リユ⸣シ ⸢シー オー⸣リバ⸢ヨー
      [⸢kannu⸣mai ⸢niŋgaiʃi̥kiri⸣ba ʔu⸢kinaː⸣tabi ka⸢riju⸣ʃi ⸢ʃiːʔoː⸣riba⸢joː]
      (神様にお祈りしますから沖縄への旅は航海安全、海上平安の嘉例でいらっしゃって下さい)
    • カ⸢リユシ⸣ヌ タ⸢ビ ソー⸣リ⸢ヨー
      [ka⸢rijuʃi⸣nu ta⸢bi soː⸣ri⸢joː]
      (航海安全、一路平安の旅をしてくださいね)

トゥリユシルン [tu⸢rijuʃi⸣ruŋ] (他動)

  • 取り寄せる。
  • Example phrases
    • ク⸢ヌ⸣ シ⸢ナー⸣ トゥ⸢リユシララン⸣カヤー
      [ku⸢nu⸣ ʃi⸢naː⸣ tu⸢rijuʃiraraŋ⸣kajaː]
      (この品を取り寄せられないかねえ)
    • トゥ⸢リユシ⸣ルンティ ⸢カン⸣ガイ ⸢ベー
      [tu⸢rijuʃi⸣runti ⸢kaŋ⸣gai ⸢beː]
      (取り寄せようと考えている)
    • トゥ⸢リユシ⸣ル ⸣ムノー ⸢パー⸣ク トゥ⸢リユシ⸣レー ⸣ミサムヌ
      [tu⸢rijuʃi⸣rumunoː ⸢paː⸣ku tu⸢rijuʃi⸣reː ⸣misamunu]
      (取り寄せるものは早く取り寄せれば良いのに)
    • トゥ⸢リユシ⸣ プサカー ⸣ドゥーシ トゥ⸢リユシ⸣リ
      [tu⸢rijuʃi⸣ pu̥sakaː ⸣duːʃi tu⸢rijuʃi⸣ri]
      (取り寄せたかったら自分で取り寄せなさい<取り寄せれ>)

パーユシキ [⸢paːjuʃi̥ki] (名)

  • 葉ススキ。葉のついたままのススキ。
  • Example phrases
    • マ⸢ミ⸣ マキティ ⸣アトー ⸢パーユシキヌ⸣ フキシ ⸣サン ⸢ユイティ⸣ パ⸢タキ⸣ヌ ⸣シノーラ ウ⸢チェー ミーペー ユーシティ⸣ ッ⸢ソーッ⸣タ
      [ma⸢mi⸣ makiti ⸣ʔatoː ⸢paːjuʃi̥kinu⸣ ɸu̥kiʃi ⸣saɲ ⸢juiti⸣ pḁ⸢taki⸣nu ⸣ʃinoːra ʔu⸢ʧeː miːpeː juːʃiti⸣ s⸢soːt⸣ta]
      (豆を播いた後、葉ススキの茎でサン< uby{藁}{ワラ}やススキの葉で輪を作るように結んだ魔除けの呪符>を結んで、畑の角から内側へ三足ほど寄せて挿した)
    • ⸢ユシキ⸣ヌ ⸢パーヤ スー⸣リティ シ⸢ダ⸣ル ⸣フミティル ⸢ウン⸣ナー イ⸢ガー⸣ プ⸢ス⸣タ
      [⸢juʃi̥ki⸣nu ⸢paːja suː⸣riti ʃi⸢da⸣ru ⸣ɸumitiru ⸢ʔun⸣naː ʔi⸢gaː⸣ pu̥⸢su⸣ta]
      (ススキの葉を uby{扱}{シゴ}いて削ぎ、 uby{簾}{スダ}に編んで、それに uby{烏賊}{イ|カ}を干した)

ユシアシ [ju⸢ʃiʔaʃi] (名)

  • 善し悪し。良い悪い。善悪。
  • Example phrases
    • プ⸢スヌ⸣ ユ⸢シアシェー⸣ ピライ ミ⸢ラン⸣カー ワ⸢カラ⸣ヌ
      [pu̥⸢sunu⸣ ju⸢ʃiʔaʃeː⸣ pirai mi⸢raŋ⸣kaː wa⸢kara⸣nu]
      (人の良し悪しは交際してみないと分からないものだ)

ユシキ [⸢juʃi̥⸣ki] (名)

  • (植)すすき(薄・芒)。「めひ<婦負>の野の須々吉<ススキ>押し靡べ~。万、4016」、「薄、ススキ」『類聚名義抄』の転訛したものか。⸢ユシ⸣キキー[⸢juʃi̥⸣kikiː](すすき)ともいう。
  • Example phrases
    • ⸢ユシ⸣キシ シ⸢ダ⸣ル ⸣フムン
      [⸢juʃi̥⸣kiʃi ʃi⸢da⸣ru ⸣ɸumuŋ]
      (ススキで簾を編む)
    • ミ⸢ナ⸣カナー ⸢ユシ⸣キシダル ⸣パイティ ⸢ウン⸣ナー イ⸢ガ⸣ プシバ
      [mi⸢na⸣kanaː ⸢juʃi̥⸣kiʃidaru ⸣paiti ⸢ʔun⸣naː ʔi⸢ga⸣ pu̥ʃiba]
      (庭にススキの uby{簾}{スダレ}を uby{延}{ノ}べて、それに烏賊を日干し乾燥しなさいよ)

ユシキシダル [⸢juʃi̥⸣kiʃidaru] (名)

  • ススキを uby{編}{ア}んで作った uby{簾}{スダレ}。長さ約2メートルのススキを、葉を除去して uby{藁縄}{ワラ|ナワ}で編み、庭先に広げて烏賊を干すのに用いる。イ⸢ガヤマで干した半乾燥の烏賊をこれで2、3日干して完成品に仕上げた。
  • Example phrases
    • ⸢ユシ⸣キシダルナ イ⸢ガ⸣ プシバ
      [⸢juʃi̥⸣kiʃidaruna ʔi⸢ga⸣ pu̥ʃiba]
      (ススキ簾に烏賊を干しなさいよ)

ユシキシンザ [⸢juʃi̥⸣kiʃinʣa] (名)

  • (植)砂糖きびの一種。⸢ uby{薄甘蔗}{ススキ|カン|ショ}」の義。糖度が比較的に低く、幹の太さも比較的に小さい。⸢コー⸣シシンザ[⸢koː⸣ʃiʃinʣa](菓子砂糖きび{EOS}糖度が高く、大きな砂糖きび{EOS}「菓子甘蔗」の義)の対義語。
  • Example phrases
    • チ⸢カ⸣グロー ⸢ユシ⸣キシンザル ⸢ゴー⸣ラー ス⸢クラ⸣リ ⸢ブー
      [ʧi̥⸢ka⸣guroː ⸢juʃi̥⸣kiʃinʣaru ⸢goː⸣raː su̥⸢kura⸣ri ⸢buː]
      (近頃はユシキシンザ<薄甘蔗>が多く作付けされている)

ユシキダー [⸢juʃi̥⸣kidaː] (名)

  • (地)古文書では、ミナミヨシキダとある。昔から美田地帯といわれていたが、西表北部一周道路建設のために、突然何の予告もなしにブルトーザーで埋め立てられて問題化した。工事を一時中断して沖縄県土木課八重山支所と交渉した結果、沖縄県が補償金を支払って解決した。⸣ウブシケヌ ⸣ター[⸣ʔubuʃi̥kenu ⸣taː](大城家の田)、カ⸢ザケヌ⸣ ター[ka⸢ʣakenu⸣ taː](加治工家の田)、ニ⸢シムレーヌ⸣ ター[ni⸢ʃimureːnu⸣ taː](米盛家の田)、キ⸢ダシケーヌ⸣ ター[ki⸢daʃi̥keːnu⸣ taː](石嶺家の田)、⸢メークヤーヌ⸣ ター[⸢meːkujaːnu⸣ taː](宮良家の田)、⸢メー⸣ケーヌ ⸣ター[⸢meː⸣keːnu ⸣taː](大城家の田)、カ⸢ナ⸣ケーヌ ⸣ター[ka⸢na⸣kaːnu ⸣taː](兼久家の田)、ク⸢メーヌ⸣ ター[ku⸢meːnu⸣ taː](小浜家の田)、⸢クシケーヌ⸣ ター[⸢kuʃi̥keː⸣nu ⸣taː](小底家の田)等がある

ユシキダミナトゥ [⸢juʃi̥⸣kidaminatu] (名)

  • 地名。ユシキダ湊。⸢ユシ⸣キダタバル[⸢juʃi̥⸣kidatabaru](ミナミヨシキダ田袋)の小底家の水田とウ⸢ブ⸣ミジ[ʔu⸢bu⸣miʤi](大見謝川)の間を流れる川の川口。川口付近は浜砂が堆積して浅くなり、干潮時には歩いて渡れる。
  • Example phrases
    • ⸢ユシ⸣キダミナトー ⸢スー⸣ヌ ⸣ピスカー ⸣フネー ン⸢ザサラ⸣ヌ
      [⸢juʃi̥⸣kidaminatoː ⸢suː⸣nu ⸣pi̥sukaː ⸣ɸuneː ʔn⸢ʣasara⸣nu]
      (ユシキダ湊は潮が引くと船は出されない)

ユシキパシ [⸢juʃi̥⸣kipḁʃi] (名)

  • ススキで作った箸。法事の際に紙銭を焼くのに用いる箸。生のススキで作るのが慣わしであった。
  • Example phrases
    • ウ⸢ティン⸣ガビ ア⸢ギオーシル⸣ ピンマー ⸢ユシ⸣キパシシル パ⸢サ⸣メーティ ヤ⸢クタル
      [ʔu⸢tiŋ⸣gabi ʔa⸢giʔoːʃiru⸣ pimmaː ⸢juʃi̥⸣kipḁʃiʃiru pḁ⸢sa⸣meːti ja⸢kutaru]
      (打ち紙<紙銭>を焼いて差し上げる際は、ススキ箸で挟みながら焼いたものだ)

ユシグトゥ [ju⸢ʃigutu] (名)

  • 教訓。忠告。沖縄本島方言からの借用語。「諭し・言」の転訛か。
  • Example phrases
    • ウ⸢ヤ⸣ヌ ユ⸢シグトー⸣ イッ⸢カ バシケー⸣ ナ⸢ラ⸣ヌ
      [ʔu⸢ja⸣nu ju⸢ʃigutoː⸣ ʔik⸢ka baʃi̥keː⸣ na⸢ra⸣nu]
      (親の教訓は決して<一向に>忘れてはならない)

ユシザン [ju⸢ʃi⸣ʣaŋ] (名)

  • 足し算。「寄せ算」の義。標準語からの借用語。明治29年6月16日に学校教育が開始された後に借用されたものであろう。
  • Example phrases
    • ⸢ムール⸣シ ⸢ギュー⸣サ ⸣ナルユー ユ⸢シ⸣ザン ⸢シー⸣ ミリ⸢ミー
      [⸢muːru⸣ʃi ⸢gjuː⸣sa ⸣narujuː ju⸢ʃi⸣ʣaŋ ⸢ʃiː⸣ miri⸢miː]
      (全部でいか程になるか、足し算してごらん)

ユシドーフ [ju⸢ʃidoːɸu] (名)

  • おぼろ豆腐。汲み豆腐。豆腐製造の過程で、固まりかけのもの。沖縄本島方言からの借用語。
  • Example phrases
    • パ⸢トゥ⸣マナー ユ⸢シドーフ⸣ ス⸢ク⸣ル プ⸢ソー オーラン⸣シェン
      [pḁ⸢tu⸣manaː ju⸢ʃidoːɸu⸣ su̥⸢ku⸣ru pu̥⸢soː ʔoːraŋ⸣ʃeŋ]
      (鳩間島ではユシドフを造る人はおられなかった)

ユシン [⸣juʃiŋ] (名)

  • (植)イスノキ。蚊母樹。高木。西表島の山中に自生する。重硬で建築用材、器具材、楽器材として重用される。薪炭材としても重宝される。⸣ユシンキー[⸣juʃiŋkiː]ともいう。芯材は紅褐色、 uby{堅硬}{ケン|コウ}で uby{耐朽}{タイ|キュウ}保存性が高い『図鑑琉球列島有用樹木誌』。
  • Example phrases
    • フ⸢クントゥ⸣ ユシンシ ⸣ムヤーバラー ス⸢ク⸣ルンティ ウ⸢ムー⸣ヌ ⸢ヌー⸣シカヤー
      [ɸu̥⸢kuntu⸣ juʃiŋʃi ⸣mujaːbaraː su̥⸢ku⸣runti ʔu⸢muː⸣nu ⸢nuː⸣ʃikajaː]
      (福木の材木とユシン材で母屋柱を作ろうと思うがどうでしょうか)

カシャラク [ka⸢ʃa⸣raku] (自動)

  • 通う。歌謡語。⸢鳩間中岡節<パトゥマナカムリ>の中で用いられている語。「なゆしゃる 舟ぬど通ふだ、いかしゃる舟ぬどかしやらくが」『宮良當壮全集18』、『八重山民謡誌』とある。「カヨーダ[kajoːda](通うた)」の対語。ナユ[na⸢ju](如何なる)の項参照

デージ [⸢deː⸣ʤi] (名)

  • {Mn_2}⸢形動」的用法。大変であること。ゆゆしいこと。はなはだしいこと。
  • Example phrases
    • ⸢トーホクチホー⸣ナ ⸢デージ⸣ナ ⸢ウーナンヌ<ツ⸢ナミ⸣ヌ> ユーシ⸣キーティ ⸣ナンマンティ ⸢スー⸣ プ⸢スヌ マーラソー⸣リ ⸢ナー⸣ヌ
      [⸢toːhokuʧihoː⸣na ⸢deːʤi⸣na ⸢ʔuːnannu<ʦu⸢nami⸣nu> juːʃi⸣kiːti ⸣nammanti ⸢suː⸣ pu̥⸢sunu maːrasoː⸣ri ⸢naː⸣nu]
      (東北地方に大変な大津波が押し寄せてきて、何万という人が亡くなられてしまった)

Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)

Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.

Search languages: Japanese ↔ English

ゆし油脂

(Noun)

  1. Fat; Fats and oils

ゆし諭旨

(Noun)

  1. Official suggestion; Official advice; Official instruction

ゆし諭示

(Noun)

  1. Admonition; Injunction; Instruction; Message

ゆしあぶらがみ油紙

(Noun)

  1. Oil paper; Oiled paper