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Define まつ matsu Meaning マツ

Displaying results for まつ (matsu・まつ・マツ) – ryukyu

JLect: Japonic Languages and Dialects Database

Results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.

Search languages: Japonic (all languages and dialects) ↔ English ↔ Japanese

Ryukyu (Okinawa)

まちぎ【睫毛・睫・まち毛】

(Noun) Eyelash, eyelashes

Ryukyu (Kunigami: Nakijin)

まちーぎ【睫毛・睫・まちー毛】

(Noun) Eyelash, eyelashes

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Japanese → Okinawan

まつ 【松】

Phrases

  • ~のたきつけ ʔakashi,tubushi
  • ~の細い角材 saNgamachi

まつ 【待つ】

See also

Phrases

まっか 【真赤】

Phrases

まつげ 【睫】

See also

まつざ 【末座】

マッチ

まつば 【松葉】

まつび 【末尾】

まつり 【祭り】

See also

まつり (植物名)

Phrases

まつる 【祀る】

まつかさ 【松笠】

まっかぜ 【松風】 (菓子の名)

まっくら 【真暗】

Phrases

まっくろ 【真黒】

Phrases

まっさき 【真先】

まっしろ 【真白】

Phrases

まっすぐ

まったく 【全く】

See also

まったし 【全し】

Phrases

  • まったき mata-,→かんぜん

Dictionary of the Practical Use of Okinawan

Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.

Search languages: Japanese ↔ Okinawan

あやめー くさめー

  • まつわりついてじゃますること
  • Example phrases
    • うーやーからからーっし
      (人の後ろから付いて来て)
    • ちび うーやー
      (人の後ろからついて来る者)
    • うーてぃくぇー
      (人の後ろから付いてきて食事まですること)
    • っちゅぬ めーんかい しりしりーっし あっちん ならん。
      (人の前にすり寄って来て、動きもできない)

さか まちげー

  • 逆まつげ
  • Example phrases
    • さかまちげー みんたまんかい さーたいっし やむる ばーん あん。
      (逆まつげは眼の玉に触れて痛くなるときもある)

てー びー

  • たいまつ
  • Example phrases
    • ギリシャから くゎいじょーまでぃ てーびー むちゃーに っちゅぬ ふぃさっし はくぶん。
      (ギリシアから会場まで聖火を持って人の足で運ぶ)

ぬち してぃ むん

  • 命をそまつにする者
  • Example phrases
    • さき ぬでぃ くるま むちゅる っちゅぬちゃーや ぬちしてぃむんどぅ やる。
      (酒を飲んで車を運転する人たちは命を大事にしない人だ)

Audio Database of Hatoma Lexicon

Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED

Search languages: Yaeyama (Hatoma) ↔ Japanese

ウチネヌマツァーザーテー [ʔu⸢ʧi⸣nenu ⸣maʦaːʣaːteː] (連)

  • 屋号。仲伊部正一氏宅。
  • Example phrases
    • ⸢ガッコー⸣ヌ ニ⸢シンタヌ イーリキーナー⸣ル ウ⸢チ⸣ネヌ ⸣マツァーザーテーヤ ⸢アッ⸣タ
      [⸢gakkoː⸣nu ni⸢ʃintanu ʔiːrikiːnaː⸣ru ʔu⸢ʧi⸣nenu ⸣maʦaːʣaːteːja ⸢ʔat⸣ta]
      (<大泊の>学校の北の西側に仲伊部正一氏宅はあった)

ウフタヌマツテー [ʔu⸢ɸu̥ta⸣nu ma⸢ʦu⸣teː] (連)

  • 屋号。大田守清氏宅。
  • Example phrases
    • ⸢ウン⸣ネーヤ ⸢マン⸣ケーザーテヌ ⸢アンタナー⸣ル ⸢アッ⸣タ
      [⸢ʔun⸣neːja ⸢maŋ⸣keːʣaːteːnu ⸢ʔantanaː⸣ru ⸢ʔat⸣ta]
      (その家は仲本満慶氏宅の東にあった)

カザケーヌマツォザーテー [ka⸢ʣakeːnu⸣ maʦoʣaːteː] (連)

  • 屋号。加治工実氏宅。⸣マツ[⸣maʦu](童名{EOS}「松」の義)に⸢アー⸣ザ[⸢ʔaː⸣ʣa](「兄さん」が接尾語化したもの)が下接して⸣マツォーザー[⸣maʦoːʣaː](松兄さん{EOS}松氏)が生成された合成語

マツォー [⸣maʦoː] (固)

  • (人)男性の名。名称、呼称にいう。⸣マツァー[⸣maʦaː](眞津)ともいう。明治時代の男子の名前には「松」、「眞津」、「多呂」、「多良」と戸籍に記される人名が多い。明治以後は戸籍上の大和風の名前と日常家庭で呼ばれる旧来の童名があった。カ⸢ザケヌ⸣ マツォーザー[ka⸢ʣakenu⸣ maʦoʣaː](加治工の眞津兄さん)は、戸籍上の名は「加治工実」である

マツラ [ma⸢ʦu⸣ra] (名)

  • 船の⸢カー⸣ラ[⸢kaː⸣ra](竜骨)に据え付けるL字型、V字型の肋骨。多くはV字型、L字型の股木を利用していた。これに板を接ぎ合わせて伝馬船の船体を造っていた。
  • Example phrases
    • ⸢キー⸣ヌ ⸣マタ シゥ⸢カイティ⸣ フ⸢ニ⸣ヌ マ⸢ツ⸣ラ ⸢ソーッ⸣タ
      [⸢kiː⸣nu mata sï̥⸢kaiti⸣ ɸu⸢ni⸣nu ma⸢ʦu⸣ra ⸢soːt⸣ta]
      (木の股<股木>を使って伝馬船の竜骨に据え付けるマツラ(肋骨)


    • された)

マツン [ma⸢ʦuŋ] (他動)

  • まつる。神仏に供物を供える。「祭る、祀る」の義。「~神のみ坂に奴佐麻都理<ヌサマツリ>~。万4402」、「Matçuri,u,utta.マツリ、ル、ッタ(祭り、る、った)神(Camis)に対して祭礼や儀式を行い、いけにえを捧げ、祈願をする.」『邦訳日葡辞書』の転訛したもの。
  • Example phrases
    • ム⸢チン⸣ グシン ⸢コー⸣パナーン シ⸢キ⸣ マ⸢チティ ニン⸣ガイ ッ⸢サリリ
      [mu⸢ʧiŋ⸣ guʃiŋ ⸢koː⸣panaŋ ʃi̥⸢ki⸣ ma⸢ʧiti niŋ⸣gai s⸢sariri]
      (餅も神酒も線香、花米も供え祭ってお祈<祈願>を申し上げなさい)
    • ⸣グシ マ⸢ツンティ スンドゥ⸣ マ⸢ツァン⸣タンティ ⸣ミサンティ ア⸢ゾール⸣バン
      [⸣guʃi ma⸢ʦunti sundu⸣ ma⸢ʦan⸣tantim ⸣misanti ʔa⸢ʣoːru⸣baŋ]
      (神酒を供えよう<祭る>とするが、祭らくてもよいとおっしゃるよ)
    • マ⸢チ⸣ ミサカー マ⸢ツ⸣ クトー ⸣ナルン
      [ma⸢ʧi⸣ misakaː ma⸢ʦu⸣ ku̥toː ⸣naruŋ]
      (祭って<供えて>よければ、祭る<供える>ことは出来る)
    • ムー⸢ル⸣ マ⸢チェー⸣ ミサムヌ
      [muː⸢ru⸣ ma⸢ʧeː⸣ misamunu]
      (全部お供えすればいいのに)
    • ⸢パー⸣ク ⸣グシパナ マ⸢チ⸣バ
      [⸢paː⸣ku ⸣guʃipana ma⸢ʧi⸣ba]
      (早く神酒や花米を供えなさいよ)

アイマチ [⸢ʔaima⸣ʧi] (名)

  • {PoS_1}あやまち(過ち)。失敗。「誤錯、安夜末覩(あやまつ)」『華厳音義私記』の転訛したもの。

アザーラスン [ʔa⸢ʣaːra⸣suŋ] (他動)

  • もつれ(縺れ)させる。まつわりつかせる。からます。からみ(絡み)合わせる。ア⸢ザー⸣ルン[ʔa⸢ʣaː⸣ruŋ](縺れる)の未然形ア⸢ザーラ[ʔa⸢ʣaːra]に使役の助動詞⸣スン[⸣suŋ](~せる{EOS}~させる)が付いた形。
  • Example phrases
    • ⸣イトー ア⸢ザーラサン⸣ヨーニ ⸢トールタン⸣ドゥ ア⸢ザーラ⸣シ ⸢ナー⸣ヌ
      [⸣ʔitoː ʔa⸢ʣaːrasaɲ⸣joːni ⸢toːrutan⸣du ʔa⸢ʣaːra⸣ʃi ⸢naː⸣nu]
      (糸は絡まさないように手繰ったが、絡ましてしまった)
    • ⸣アイニ ⸢トー⸣ルカー ア⸢ザーラ⸣スンダー ア⸢ザーラ⸣ス プ⸢スンマー トーラス⸣ナ
      [⸣ʔaini ⸢toː⸣rukaː ʔa⸢ʣaːra⸣sunda ʔa⸢ʣaːra⸣su pu̥⸢summaː toːrasu⸣na]
      (あんなに手繰ったら絡ませるから、からませる人には手繰らせるな)
    • ⸢マー⸣ビン ア⸢ザーラ⸣シェー ⸣ミサムヌ
      [⸢maː⸣biŋ ʔa⸢ʣaːra⸣ʃeː ⸣misamunu]
      (もっと絡ませればいいのに)
    • ア⸢ザーラ⸣シバ
      [ʔa⸢ʣaːra⸣ʃiba]
      (縺れさせなさいよ)
    • ⸣ナー タ⸢クミカタ⸣ヌ ⸢ワッ⸣サカー ア⸢ザーラ⸣スン⸢ダー
      [⸣naː tḁ⸢kumikata⸣nu ⸢was⸣sakaː ʔa⸢ʣaːra⸣sun⸢daː]
      (縄のたたみかたが悪いともつれさせるよ)
    • ア⸢ザーラサ⸣ヌ
      [ʔa⸢ʣaːrasa⸣nu]
      (絡ませない)

キーヌアバ [⸢kiː⸣nu ⸣ʔaba] (連)

  • 樹脂。「木の油(脂)」の義。まつやに(松脂)やテリハボクの樹脂など。
  • Example phrases
    • ム⸢カ⸣シェー ⸣マチキーラ ⸣アバ ス⸢ブ⸣ローッタツォー
      [mu⸢ka⸣ʃeː ⸣maʧikiːra ⸣ʔaba su⸢bu⸣roːtaʦoː]
      (昔は松の木から油を搾られて<搾油された>そうだ)

キユムン [ki⸢ju⸣muŋ] (他動)

  • 清める。「清む<下二段活用>、~麻都呂倍奴 比等乎母夜波之 波吉伎欲米~(まつろ<服従>はぬ人をもやは<和>し 掃き清め)『万葉集 4465』」の四段活用に転訛したもの。
  • Example phrases
    • ⸣ヤー キ⸢ユマバ⸣ル ナル
      [⸣jaː ki⸢jumaba⸣ru ⸣naru]
      (家を清めないといけない<清めばぞなる>)
    • キ⸢ユミ⸣プサン
      [ki⸢jumi⸣pu̥saŋ]
      (清めたい)
    • ⸣ヤー キ⸢ユ⸣ムン
      [⸣jaː ki⸢ju⸣muŋ]
      (家を清める)
    • キ⸢ユ⸣ム ⸣クトゥ
      [ki⸢ju⸣mu ⸣ku̥tu]
      (清めること)
    • キ⸢ユ⸣メー ⸣ミサムヌ
      [ki⸢ju⸣meː ⸣misamunu]
      (清めればよいのに)
    • キ⸢ユ⸣ミ
      [ki⸢ju⸣mi]
      (清め)

サーヌパナ [⸢saː⸣nu ⸣pana] (連)

  • 茶の花。まつりか(茉莉花)。ジャスミン茶の中の花。
  • Example phrases
    • ⸢タイパン⸣サーナ ⸢サー⸣ヌ パ⸢ナ⸣ヌ ⸢ペー⸣リ ⸢ブンダ⸣ イッ⸢ケン⸣ カ⸢バッ⸣サン
      [⸢taipan⸣saːna ⸢saː⸣nu pa⸢na⸣nu ⸢peː⸣ri ⸢bunda⸣ ʔik⸢keŋ⸣ ka⸢bas⸣saŋ]
      (台湾茶の中に茶の花<茉莉花>が入っているので非常に香ばしい)

サカマチ [sḁ⸢kamaʧi] (名)

  • さかまつげ(逆睫毛)。目の内側へ向いて生える睫毛。
  • Example phrases
    • サ⸢カマチヌ⸣ ムイティル ⸣ミー シ⸢キ⸣ナー ナ⸢ラン⸣バン
      [sḁ⸢kamaʧinu⸣ muitiru ⸣miː ʃi̥⸢ki⸣naː na⸢ram⸣baŋ]
      (逆睫毛が生えて、それが目をつついてこまるよ)

サキヤマブシ [sḁ⸢ki⸣jamabuʃi] (名)

  • 崎山節。人頭税制時代の1775年に、首里王府の寄百姓政策によって波照間島から強制的に「道切り」移住させられた人々の崎山村創建にまつわる悲しい歴史を歌った歌。/崎山ヌ新村ユ建ティダス 誰ルヌ主ヌ ジリヌ親ヌドゥ 建ティダネ ナンヌ故 イキャヌチゥニヤンドゥ 建ティダネ~/『八重山民謡誌』。
  • Example phrases
    • サ⸢キ⸣ヤマブシ ス⸢ク⸣カー ⸢フン⸣トー ナ⸢キル⸣ シ⸢ラリ
      [sḁ⸢ki⸣jamabuʃi su̥⸢ku⸣kaː ⸢ɸun⸣toː na⸢kiru⸣ ʃi⸢rari]
      (崎山節を聴くと、本当に涙が出る<泣きぞされる>)

サダマルン [sa⸢da⸣maruŋ] (自動)

  • 定まる。確定する。きまる。「~大君にまつらふものと定有<サダマレル>~。万、4214」の転訛したもの。キ⸢マルンとも言う。
  • Example phrases
    • ア⸢ツァバー⸣キナ ⸢タール⸣ ス⸢ク⸣ルティ サ⸢ダ⸣マルンテー ウ⸢モーラ⸣ヌ
      [ʔa⸢ʦabaː⸣kina ⸢taːru⸣ su̥⸢ku⸣ruti sa⸢da⸣marunteː ʔu⸢moːra⸣nu]
      (明日までに誰が作ると決まるとは思われない)
    • ⸣ヤー シ⸢ギプソー ナンク⸣ル サ⸢ダマ⸣ルンティ ウ⸢ムータ⸣ヌ マ⸢ダ⸣ サ⸢ダマラン⸣バン
      [⸣jaː ʃi⸢gi⸣ pu̥⸢soː naŋku⸣ru sa⸢dama⸣runti ʔu⸢muːta⸣nu ma⸢da⸣ sa⸢damaram⸣baŋ]
      (家を継ぐ人は、自然と<自ずから>定まると思ったが、まだ定まらないわい)
    • キサー⸢ティ⸣ サ⸢ダマリ⸣ ブー
      [ki̥saː⸢ti⸣ sa⸢damari⸣ buː]
      (既に決まっている)
    • サ⸢ダマ⸣ル ⸣ピンマー イ⸢チ⸣カヤー
      [sa⸢dama⸣ru ⸣pimmaː ʔi⸢ʧi⸣kajaː]
      (決まる時は何時かね)
    • サ⸢ダマ⸣レー ⸣ミサムヌ
      [sa⸢dama⸣reː ⸣misamunu]
      (決まれば良いのに)

シチ [⸣ʃi̥ʧi] (名)

  • せつまつり(節祭)。旧暦八、九、十月のいずれかのミ⸢ジニー[mi⸢ʤiniː](壬、己亥)、シ⸢チ⸣ニー[ʃi̥⸢ʧi⸣niː](戊戌)の⸢ピュール[⸢pjuːru](神事のひより{EOS}「日選り」の義か)に友利御嶽で執り行われた⸢ズンガチニン⸣ガイ[⸢ʣuŋgaʧiniŋ⸣gai](十月願い)の時に、各家庭では節祭が執り行われた。シ⸢チフル⸣マイ[ʃi̥⸢ʧiɸuru⸣mai](節振る舞い{EOS}節祭のご馳走)を作っていただく。家の内外を清掃し、祓い清め、シ⸢マナカヌ⸣パマ[ʃi⸢manakanu⸣pama](島中の浜)より東の裏海岸の岩の上に自生しているシ⸢チ⸣カザ[ʃi̥⸢ʧi⸣kaʣa](節蔓{EOS}和名、ヒメノアズキ<雌の節蔓{EOS}⸢ミー⸣カザ{SqBr}⸢miː⸣kaʣa{/SqBr}>{EOS}和名、カニクサ<雄の節蔓>{EOS}ビ⸢キカザ{SqBr}bi⸢kikaʣa{/SqBr})を採取してきて柱、立ち木、水瓶などに結わえた。五寸ほどに切った節蔓を家族全員の耳に掛けてシチフルマイを食した。家の四隅の軒には⸢ユシ⸣キ[⸢juʃi̥⸣ki](ススキ)で作った⸣サン[⸣saŋ](魔除け)と桑の小枝を挿し、浜砂を屋敷に撒いて厄払いとした。ヤ⸢マトゥ⸣ソンガチ[ja⸢matu⸣soŋgaʧi](新暦の正月{EOS}大和正月)、ウ⸢ブ⸣ソンガチ[ʔu⸢bu⸣soŋgaʧi](旧暦の正月)に対して節祭りを、グ⸢マ⸣ソンガチ[gu⸢ma⸣soŋgaʧi](小正月)といい、グ⸢ソー⸣ヌ ⸣ソンガチ[gu⸢soː⸣nu ⸣soŋgaʧi](後生の正月)とも称していた。節祭りには、あの世の先祖の暮らし向きや、その家の一年中に起こる事の物音が聞こえるといって茅で造った鍋蓋を被り、井戸の側で息を凝らして聞き耳をたてた。ある者は墓の見えるところでシ⸢チ⸣ビー[ʃi̥⸢ʧi⸣biː](節の火{EOS}イ⸢ニンビー{SqBr}ʔi⸢nimbiː{/SqBr}<意念火>)を見に行ったものである。
  • Example phrases
    • シ⸢チ⸣カザ ⸣ミンナー カ⸢キラン⸣カー グ⸢ソーン⸣ プスン ⸣ムティ パ⸢ラ⸣リンティ⸢ダー
      [ʃi̥⸢ʧi⸣kaʣa ⸣minnaː kḁ⸢kiraŋ⸣kaː gu⸢soːm⸣ pu̥sum ⸣muti pa⸢ra⸣rinti⸢daː]
      (節蔓を耳に掛けないと後生の人に持ち去られるってよ)

シビマチバーリ [ʃi⸢bimaʧibaːri] (名)

  • 尻追い。後追い。「尻まつわり」の義。マ⸢チバーリ[ma⸢ʧibaːri]は、「~藤浪の思纏<おもひまつはり>~『万葉集 3248』」、「絡.縛.累、マツフ『類聚名義抄』」の転訛。
  • Example phrases
    • ヤ⸢ラ⸣ビン シ⸢ビマチバーリ⸣<シ⸢ビオーリ> シ⸢ラリティ⸣ ノー⸢ン⸣ シ⸢グトー⸣ ナ⸢ラ⸣ヌ
      [ja⸢ra⸣biŋ ʃi⸢bimaʧibaːri⸣<ʃi⸢bioːri> ʃi⸢rariti⸣ noː⸢ŋ⸣ ʃi⸢gutoː⸣ na⸢ra⸣nu]
      (子供に後追い<尻まつわり>されて、何も仕事は出来ない)

タカビ [tḁ⸢ka⸣bi] (名)

  • たかべ(崇べ)。のりと(祝詞)。「たかべごと(崇べ言)、神を崇めたてまつり、願意を申し上げる言葉。ノダテゴトともいう。たたえる神の名、祈願をしている神女自身の名を唱え、それから願意をこめた言葉をとなえる」『沖縄古語大辞典』。ヤ⸢マタカビ⸣ヌ ⸢ニン⸣ガイ[ja⸢matakabi⸣nu ⸢niŋ⸣gai]<山崇べの祈願>の義。⸢ニンガチニン⸣ガイ[⸢niŋgaʧiniŋ⸣gai]<二月願い。二月祈願>で、⸣アカカラジヌ ⸣ニガイ[⸣ʔakakaraʤinu ⸣nigai]<一般百姓の健康祈願>が執り行われる際の祝詞。雨願い、害虫祓えの祈願のほかに山に出入りする際に毒蛇による危害が人畜に及ばぬよう祈願する祝詞などがある

ティーアザナーン [⸢tiːʔaʣanaː⸣ŋ] (形)

  • 手にまつわり付いて煩雑である。手に絡まりついて煩わしい。
  • Example phrases
    • ⸢ティンナー⸣ヤ カ⸢タ⸣ティーシ ⸣ムトゥンダ ⸢ティーアザナー⸣ン
      [⸢tinnaː⸣ja kḁ⸢ta⸣tiːʃi ⸣mutunda ⸢tiːʔaʣanaː⸣ŋ]
      (手縄は片手で持つから手に絡まって煩わしい)
    • ⸢ティーアザナー ナー⸣ヌ
      [⸢tiːʔaʣanaː naː⸣nu]
      (手に煩わしくない)
    • ⸢ティーアザナー⸣ヌ カ⸢ジ⸣ トゥ⸢ララ⸣ヌ
      [⸢tiːʔaʣanaː⸣nu ka⸢ʤi⸣ tu⸢rara⸣nu]
      (手縄が手に煩わしいので舵が取れない)

ティーマチブリ [⸢tiːmaʧi⸣buri] (名)

  • 足手まとい。手足に纏いつかれる。手足にまとわりつかれる。くっ付いて離れない。「手まつわり<手纏わり>」の義。子供などに纏いつかれること。
  • Example phrases
    • ッ⸢ふァン ティーマチ⸣ブリ シ⸢ラリテ⸣ パ⸢タ⸣ケーユン パ⸢ララ⸣ヌ シ⸢グトゥン⸣ シ⸢ララヌ⸣ ア⸢ブネーム シーブ
      [f⸢fan tiːmaʧi⸣buri ʃi⸢rariti⸣ pḁ⸢ta⸣keːjum pa⸢rara⸣nu ʃi⸢gutuŋ⸣ ʃi⸢raranu⸣ ʔa⸢buneːmu ʃiːbu]
      (子供に纏いつかれて<足手まといされて>畑にも行けない{EOS}仕事も出来ない{EOS}大変なことになった)

トゥブシ [tu⸢bu⸣ʃi] (名)

  • たいまつ(松明)。松の幹を鉛筆大に削って「ともし<灯し>」にしたもの。ア⸢カ⸣シ[ʔa⸢ka⸣ʃi](松明)ともいう。「炬、トモシビ」『類聚名義抄』の転訛したもの。
  • Example phrases
    • ⸢パイタ⸣ナテー ⸢トゥール⸣ヌ ⸢カール⸣ トゥ⸢ブシ⸣バ ⸣シケーティル ガ⸢ル⸣ トゥ⸢ローッ⸣タ
      [⸢paita⸣nateː ⸢tuːru⸣nu ⸢kaːru⸣ tu⸢buʃi⸣ba ⸣ʃikeːtiru ga⸢roː⸣ tu⸢roːt⸣ta]
      (南端<西表島>ではランプ<灯籠>の代わりにトゥブシ<ともし{EOS}松明>を灯して明かりをとられたものだ)

Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect

Results from the [関連データ]南琉球八重山語宮良方言の名詞アクセント資料 [Kanren dēta] Minami Ryūkyū Yaeyama-go Miyara hōgen No meishi akusento shiryō ([Relevant Data] Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect), by Kenan Celik, Aso Reiko and Kohei Nakazawa, © CC BY-NC 3.0 DEED

Search languages: Yaeyama (Miyara) ↔ Japanese, with basic English search

マツゥ [matsɨ] F (名)

マツゥリゥ [matsɨrɨ] F (名)

  • 祭り

Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)

Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.

Search languages: Japanese ↔ English

まつマツ

(Common Noun)

  1. Pine tree (Pinus spp.)

  1. Highest (of a three-tier ranking system)

まつ待つ俟つ

(Common Godan verb, intransitive)

  1. To wait

  1. To await; To look forward to; To anticipate

  1. To depend on; To need

まつ

(Common Noun)

  1. The end of

  1. Powder

まつ祭り

(Common Noun)

  1. Festival; Feast

まつ末尾

(Noun)

  1. End (e.g. of report, document, paragraph, etc.)

いちまつ一抹

(Noun)

  1. (A) touch of; Tinge of; Wreath (e.g. of smoke)

  1. One stroke; One brush

まつ祭る祀る

(Common Godan verb, transitive)

  1. To deify; To enshrine

  1. To pray; To worship

まつ始末仕末

(Common Noun)

  1. Management; Dealing; Settlement

  1. Cleaning up; Getting rid of

  1. Economizing; Economising; Being thrifty

  1. End result (usu. bad)

まつ粗末

(Common Noun)

  1. Crude; Rough; Plain; Humble; Shabby

かどまつ門松

(Noun)

  1. New Year's pine decoration

けつまつ結末

(Common Noun)

  1. End; Conclusion

げつまつつきずえ月末

(Common Adverbial noun)

  1. End of the month

さいまつ歳末

(Common Noun)

  1. Year end

まつばやし松林

(Noun)

  1. Pine forest

ねんまつ年末

(Common Adverbial noun)

  1. End-of-year

まつじつ末日

(Common Noun)

  1. Last day (of a month)

ふしまつ不始末不仕末

(Common Noun)

  1. Omission; Failure; Incompleteness

  1. Irregularity; Mismanagement; Misconduct; Malpractice; Carelessness; Wastefulness; Extravagance

まつ期末

(Common Noun)

  1. End of term

あとしまつ後始末跡始末

(Common Noun)

  1. Settlement (of affairs); Remedial measures; Cleaning up afterwards

しゅうまつ週末

(Common Noun)

  1. Weekend

あとのまつ後の祭り後の祭

(Noun)

  1. Too late!

ふんまつ粉末

(Common Noun)

  1. Fine powder

まつ末寺

(Noun)

  1. Branch temple

まつ瑣末些末

(Noun)

  1. Trivial; Trifling

まつばつろ末路

(Noun)

  1. Last days; The end; One's fate

まつ玉突き玉突球撞き

(Noun)

  1. Billiards; Pool

  1. Serial collisions (of cars)

くろまつ黒松

(Noun)

  1. Black pine

まつ松葉

(Common Noun)

  1. Pine needle

まつえいばつえい末裔

(Noun)

  1. Descendants

たいまつしょうめいきょ松明

(Noun)

  1. (Pine) torch; Flambeau; Torchlight

まつかぜしょうふう松風

(Noun)

  1. (Sound of) the wind through pine trees