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Define まく maku Meaning マク

Displaying results for まく (maku・まく・マク) – ryukyu

JLect: Japonic Languages and Dialects Database

Results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.

Search languages: Japonic (all languages and dialects) ↔ English ↔ Japanese

Ryukyu (Okinawa)

まく

(Adverb) Here and there; from place to place; back and forth; all over; all around

Ryukyu (Okinawa)

うーまく

(Noun) Mischievous person, naughty child, troublemaker, miscreant

Ryukyu (Amami, Okinawa)

まくとぅば【島言葉】

(Noun) Island language, island dialect, island speech

Ryukyu (Okinawa)

いばさん

(Sa-Adjective) Cramped, constricted, tight, small

Ryukyu (Okinawa)

まっくゎ・まっくぁ【枕】

(Noun) Pillow

Ryukyu (Okinawa)

あんだぐち【油口】

(Noun) Compliment, flattery, commendation, praise; fawning, sucking up, obsequiousness; incessant talking, prattle, jabber

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Okinawan → Japanese

マク maku (maku) ⓪ 名

  1. 幕。maakuともいう。

マク maku (maku) ① 名

  1. 腕白。勇猛な者。乱暴者。また,大したやつ。相当な者。有能な者。多くは餓鬼大将・乱暴者・喧嘩の達者な者などをいうが,競争で一等になった者・学力優等で一番になった者などをもいうことがある。?uumaku, ?aNmaku, Sitimakuなどともいう。

アンマク anmaku (?aNmaku) ⓪ 名

  1. 腕白。きかん坊。乱暴者。makuの項参照。
  2. やどかりの大きいもの。

ガマク gamaku (gamaku) ⓪ 名

  1. 腰回りの細くくびれている部分。ウエスト。~kuNsimiru miNsakwirana.[がまこくんしめるめんさ呉らな(かなよ節)]腰をぎゅっとしめるメンサ帯をやろうか。

マクブ makubu (makubu) ⓪ 名

  1. 魚名。鯛に類する上等な魚。tamaNとならんで珍重される。

マクトゥ makutu (makutu) ⓪ 名

  1. 誠。誠実。正直。律義。~na muN.律義者。正直なお人よし。
  2. 真実。本当。~ka 'ja Zicika, 'wazimu huriburitu niZami ?udurucinu 'juminu kukuci.[誠かや実かわ肝ほれぼれと寝覚め驚きの夢の心地]本当のことなのだろうか,わたしの心は茫然として,夢からさめて驚いたときの気持ちがする。子を失った時の歌。

ウーマク uumaku (?uumaku) ⓪ 名

  1. わんぱく。きかん坊。maku,?aNmakuなどともいう。

ヤマク yamaku ('jamaku) ⓪ 名

  1. きこり。murikawaja tuuku 'jaNbaruni ?uriti,~karikurinu hataraciju sjuNtijari.[森川や遠く山原に下りて山工彼是の働きよしゆんてやり(花売之縁)]森川は遠く山原に下って,きこりなどの仕事をしているということである。

アマクマ amakuma (?amakuma) ① 名

  1. あちこち。あちらこちら。

マクガン makugan (makugaN) ⓪ 名

  1. maQkwagwaNと同じ。

アマクチ amakuchi (?amakuci) ⓪ 名

  1. ?amaguciと同じ。

ッンマクマ qnmakuma (?Nmakuma) ① 名

  1. そこここ。あちこち。

ティマクラ timakura (timakura) ⓪ 名

  1. tiimaQkwaの文語。

ミチマク michimaku (micimaku) ① 名

  1. [道幕]貴族の葬式の際,婦人の行列は両側を幕でかこんで進む。その幕。

シマクニ shimakuni (simakuni) ⓪ 名

  1. 村里。simaもkuniもともに村里の意。
  2. 領地。~N 'ugadi.知行地もいただいて。

シティマク shitimaku (Sitimaku) ⓪、① 名

  1. 腕白者。乱暴者。不良。多くは子供についていう。makuの項参照。

ウディマクラ udimakura (?udimakura) ⓪ 名

  1. ?udimaQkwaの文語。

フリマクトゥ furimakutu (hurimakutu) ① 名

  1. 馬鹿正直。お人よし。単にmakutuna muN.といっても,その意味になる。

ガマクブニ gamakubuni (gamakubuni) ⓪ 名

  1. 腰骨。

サラマクトゥ saramakutu (saramakutu) ⓪ 名

  1. 馬鹿正直。お人よし。~na Qcu.お人よしの人。

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Japanese → Okinawan

まく 【巻く】

まく 【蒔く】

まく 【幕】

Phrases

まくら 【枕】

Phrases

  • ~の一種 makkwabaku,toomakkwa

まくり (植物名)

まぐろ 【鮪】

まくらばこ 【枕箱】

まくらもと 【枕許】

まくりあげる 【捲り上げる】

See also

あまぐも 【雨雲】

See also

きまくら 【木枕】

しまぐに 【島国】

てまくら 【手枕】

See also

とりまく 【取り巻く】

なまくら

はまぐり 【蛤】

あまくだり 【天降り】

いいまくる 【言いまくる】

うちまくる 【撃ちまくる】

うでまくら 【腕枕】

Dictionary of the Practical Use of Okinawan

Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.

Search languages: Japanese ↔ Okinawan

まく

  • わんぱく
  • Example phrases
    • わらばー そーいねー はてぃまく やたしが、なまー あんし うふやしく なてぃ やー。
      (子どもの頃は乱暴者だったが、今はあんなにおとなしくなってね)

まくとぅ

  • 本当
  • Example phrases
    • っやーや くとぅば はなさかちょーしが、なま いちゃる くとぅばー まくとぅ やみ? まちげー ねーん やー。
      (あなたはことばに花咲かしているが、今言ったことは本当か。間違いはないね)
    • くれー まくとぅぬ くとぅ やいびーん。
      (これは本当のことです)
    • まくとぅ そーる っちゅんかえー いやー たたん。
      (正直な人には悪いことは起こらない)

まくとぅー

  • 正直者
  • Example phrases
    • ふり まくとぅー
      (お人好し)
    • うぬ っちょーや まくとぅー/まくとぅな むん やいびーん。
      (その人は誠実な人です)
    • まくとぅーや たから。うぬ っうぃーんかえー いやーや たたん。どぅーぬ っうぃーんかえー とぅこー まーてーくーんてぃん、ゆくゆこー っくゎっんまがんかえー いんとぅくぬ ちゅーん。
      (正直者は宝。その身には矢は立たない。自分の身には徳は廻って来なくても、そのうち子孫には陰徳が来る)

うーまくー、うーまく

  • 腕白、しっかり者
  • Example phrases
    • わらびぬ うーまくーんでぃ いーしぇー いぢりむち やてぃ わらびらーさー あしが、ゆー むんならーし さねーならん。
      (子どもの腕白は元気者で子どもらしさはあるが、よくしつけないといけない)
    • あれー ちゃー むぬいー いきらさー あしが、うーまく やてぃ ぬーんくぃーん ないん。
      (あの人は言葉数は少ないが、しっかり者で何でもできる)

*(参考)ちかんぬー(人の言うことを聞かない者)

がまく

  • Example phrases
    • はちゃー がまく
      (蜂のような大きな腰)

さら まくとぅ (さら まくとぅー〈馬鹿正直の者〉)

  • 馬鹿正直、お人好し
  • Example phrases
    • さらまくとぅぬちょー すんじぐとぅ ないる くとぅん うふさ しが、さらまくとぅーんかえー ゆみぬ いやー たたんでぃ いらっとーくとぅ、さらまくとぅーや たから どー。
      (馬鹿正直の者は損をすることも多いが、お人好しの者には弓矢は立たないと言われているので、お人好しは宝だよ)

しー やんぢ (ぐとぅ) やりそこない(事)  (しーやんぢぐとぅ あたてぃどぅ あとー なてぃ いちゅる。(失敗してこそ後に事がうまく運ぶ))

かなぎーん (かなぎたん、かなぎらん、かなぎてぃ)

  • まくしあげる
  • Example phrases
    • ちび かなぎーん。
      (裾をまくしあげる)

しば かんちらかんちら すん (〜さん、〜さん、〜っし)

  • 舌がうまく回らない
  • Example phrases
    • っちゅぬ めーをぅてぃ うちなーぐちさーに えーさち する ばすねー、ぬぶしてぃ しばかんちらかんちら すん。
      (人前で沖縄語で挨拶するときには、あがって舌がうまく回らない)

はんちゅん (はんちゃん、はんかん、はんち )

  • はじく、まく
  • Example phrases
    • っやーや いーし ちかんねー/ちかんだれー はな はんかりーん どー。
      (おまえは言うことを聞かないと鼻をはじかれるよ)
    • ちゅらすがい さーに かばーぐゎーん はんけー。
      (きれいに装って香水もつけなさい)
    • まーす はんかったん。
      (塩をまかれた)

*(参考)みじ くんちゃきらってぃ よー(水をひっかけられてねえ)

ゆんかんしーん/ゆみかんしーん (ゆんかんしたん、ゆんかんしらん、ゆんかんしてぃ)

  • しゃべりまくる
  • Example phrases
    • ありんかい ゆんかんしらちょーけー。
      (あの人にずっとしゃべらせておけ)

Audio Database of Hatoma Lexicon

Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED

Search languages: Yaeyama (Hatoma) ↔ Japanese

ピチマクン [pi̥⸢ʧi makuŋ] (連)

  • {Mn_1}蛇がとぐろをまく。蛇のように、 uby{敵愾心}{テキ|ガイ|シン}をもって反抗しようとすること。

マキッツァースン [ma⸢kitʦaː⸣suŋ] (他動)

  • 撒き散らす。ばらまく。ばら蒔きにする。マ⸢キッツァーラ⸣スン[ma⸢kitʦaːra⸣suŋ](撒き散らす{EOS}ばらまく{EOS}ばら蒔きにする)ともいう。
  • Example phrases
    • ⸢ワー ムン⸣ヌ ⸣タニ マ⸢キッツァー⸣スンティ ⸢ベー⸣ヌ ⸣アイニ マ⸢キッツァーサン⸣ドーシ シ⸢ジ⸣バ ス⸢ク⸣リティ ⸣マキバ
      [⸢waː mun⸣nu ⸣tani ma⸢kitʦaː⸣sunti ⸢beː⸣nu ⸣ʔaini ma⸢kitʦaːsan⸣doːʃi ʃi⸢ʤi⸣ba su̥⸢ku⸣riti ⸣makiba]
      (君は麦の種を撒き散らそう<ばら蒔きにしよう>としているが、あんなに撒き散らさないで筋をを作って播きなさいよ)
    • マ⸢キッツァー⸣シ ⸢ナー⸣ヌ
      [ma⸢kitʦa⸣ʃi ⸢naː⸣nu]
      (撒き散らしてしまった)
    • マ⸢キッツァー⸣ス ⸢ムン⸣マー ⸢ノーラ⸣ヌ
      [ma⸢kitʦaː⸣su ⸢mum⸣maː ⸢noːra⸣nu]
      (ばら蒔きにする麦は稔らない)
    • マ⸢キッツァー⸣シェー ⸣ミサムヌ
      [ma⸢kitʦaː⸣ʃeː ⸣misamunu]
      (撒き散らせばいいのに)
    • ムー⸢ル⸣ マ⸢キッツァー⸣シ
      [muː⸢ru⸣ ma⸢kitʦaː⸣ʃi]
      (全部撒き散らせ)

アマクマ [⸣ʔamakuma] (代)

  • あちこち。
  • Example phrases
    • ⸣アマクマヌ ウ⸢カ⸣ヌ パ⸢ライ⸣ミーン シ⸢マ⸣シェーンカヤー
      [⸣ʔamakumanu ʔu⸢ka⸣nu pa⸢rai⸣miːŋ ʃi⸢ma⸣ʃeːŋkajaː]
      (あちこちの借金の支払いも済ませたかね)

アマクマシー [ʔa⸢makumaʃiː] (名)

  • 生半可に仕事をすること。中途半端な仕事振り。なまなか仕事。「あちらこちら仕」の転訛したもの。
  • Example phrases
    • フ⸢ユニン⸣マー カ⸢シーカシー⸣ シ⸢グトー⸣ サ⸢ムティ⸣ ア⸢マクマシー シー⸣シケー
      [ɸu⸢junim⸣maː kḁ⸢ʃiːkaʃiː⸣ ʃi⸢gutoː⸣ sa⸢muti⸣ ʔa⸢makumaʃiː ʃiː⸣ʃi̥keː]
      (怠け者は、きちんと<しっかりと>仕事をしないで生半可仕事をしてある)

アンガマクイ [⸢ʔaŋ⸣gamakui] (名)

  • 裏声。不自然な甲高い声。
  • Example phrases
    • ⸣ビーティル ⸣アイブ ⸢アン⸣ガマクイ ン⸢ザ⸣シティ ⸢グンダン⸣ タ⸢キベー
      [⸣biːtiru ⸣ʔaibu ⸢ʔaŋ⸣gamakui ʔn⸢ʣa⸣ʃi̥ti ⸢gundan⸣ ta⸢kibeː]
      (酔っ払って、あんなアンガマ声を出してくだを巻いている)

アンナーマクーン [ʔan⸢naː⸣ma ⸣kuːŋ] (連)

  • 花嫁を娶る。花嫁をもらう。「花嫁を乞う」の義。
  • Example phrases
    • マ⸢ダ⸣ アン⸢ナー⸣マ ⸢コー⸣ヌ [ma⸢da⸣ ʔan⸢naː⸣ma ⸢koː⸣nu] (まだ花嫁を貰ってない)。 アン⸢ナー⸣マ ⸣クイン ⸣パルン [ʔan⸢naː⸣ma ⸣kuim ⸣paruŋ] (花嫁を貰いに行く)。ユ⸢ミ⸣ クーン[ju⸢mi⸣ kuːŋ](嫁を貰う<乞う>)、トゥ⸢ジ⸣ トゥムン[tu⸢dʒi⸣ tumuŋ](妻を娶る<妻を探す>)ともいう

ウーマク [⸢ʔuːma⸣ku] (名)

  • 生意気な者。沖縄方言からの借用語。普通はヤ⸢マン⸣グ[ja⸢maŋ⸣gu](腕白小僧{EOS}悪戯小僧{EOS}狡猾者)という。
  • Example phrases
    • ビ⸢コーンッふァー ウーマ⸣ク <ヤ⸢マン⸣グ> ⸣ナリティ プ⸢スヌ⸣ ムニ シゥ⸢カヌ
      [bi⸢koːŋffaː ʔuːma⸣ku ⸣nariti pu̥⸢sunu⸣ muni si̥⸢kanu]
      (男の子は生意気な腕白者になって、他人の言うことを聞かない)

ガマク [ga⸢ma⸣ku] (名)

  • 腰周りの細くくびれた部分。ウエスト。
  • Example phrases
    • サ⸢ク⸣ボーン ル⸢クサク⸣ボーン ガ⸢マ⸣ク イ⸢リラン⸣カー <イランカー> ⸢ミーヌッサ⸣ヌ ミ⸢ララ⸣ヌ
      [sḁ⸢ku⸣boːn ru⸢kusaku⸣boːŋ ga⸢ma⸣ku ʔi⸢riraŋ⸣kaː ⸢miːnussa⸣nu mi⸢rara⸣nu]
      (サクボー演武も六尺棒演武もカマク<ウエスト>を入れないと見苦しくて見ておれない)

カラマクン [ka⸢rama⸣kuŋ] (他動)

  • 絡め巻く。巻きつける。カ⸢ルマ⸣クン[ka⸢ruma⸣kuŋ](巻き付ける)ともいう。
  • Example phrases
    • ⸢ナー⸣ヤ ⸣パラーナ カ⸢ラマ⸣キ シ⸢キ⸣リ
      [⸢naː⸣ja ⸣paraːna ka⸢rama⸣ki ʃi̥⸢ki⸣ri]
      (縄は柱に巻きつけておけ)
    • カ⸢ラマ⸣クンティ ⸢スンドゥ⸣ カ⸢ラマカラ⸣ヌ
      [ka⸢rama⸣kunti ⸢sundu⸣ ka⸢ramakara⸣nu]
      (巻き付けようとするが、巻き付けられない)
    • カ⸢ラマ⸣ク クトゥ
      [ka⸢rama⸣ku ⸣ku̥tu]
      (巻きつけること)
    • ク⸢レー⸣ カ⸢ラマ⸣ケー ⸣ミサムヌ
      [ku⸢reː⸣ ka⸢rama⸣keː ⸣misamunu]
      (これは巻き付ければよいのに)
    • ⸢パー⸣ク ⸢クン⸣ナ カ⸢ラマ⸣キ
      [⸢paː⸣ku ⸢kun⸣na ka⸢rama⸣ki]
      (早くこれに巻きつけよ)

カラマクン [ka⸢rama⸣kuŋ] (自動)

  • 絡み付く。巻きつく。
  • Example phrases
    • ピ⸢バツン⸣マー ⸢グス⸣クナー カ⸢ラマ⸣キ ⸢ベー
      [pi⸢batum⸣maː ⸢gusu̥⸣kunaː ka⸢rama⸣ki ⸢beː]
      (ヒハツモドキは石垣に巻き付いている)
    • カ⸢ラマカ⸣ヌ
      [ka⸢ramaka⸣nu]
      (巻き付かない)
    • カ⸢ラマキン⸣ギサン
      [ka⸢ramakiŋ⸣gisaŋ]
      (巻き付きそうだ)
    • ピ⸢バツン⸣マー ⸢グス⸣クナ カ⸢ラマ⸣クン
      [pi⸢baʦum⸣maː ⸢gusu̥⸣kunaː ka⸢rama⸣kuŋ]
      (ヒハツモドキは石垣に巻き付く)

カルマクン [ka⸢ruma⸣kuŋ] (他動)

  • 巻き付ける。絡める。カ⸢ラマ⸣クン[ka⸢rama⸣kuŋ](巻き付ける)ともいう。
  • Example phrases
    • ⸣イトー タ⸢キ⸣ナ カ⸢ルマ⸣クンティ ⸢スンドゥ⸣ カ⸢ルマカラ⸣ヌ
      [⸣ʔitoː tḁ⸢ki⸣na ka⸢ruma⸣kunti ⸢sundu⸣ ka⸢rumakara⸣nu]
      (糸は竹に巻きつけようとするが、巻きつけられない)
    • カ⸢ルマ⸣キ ⸣ミサカー カ⸢ルマ⸣ク ⸣クトー ⸣ナルン
      [ka⸢ruma⸣ki ⸣misakaː ka⸢ruma⸣ku ⸣ku̥toː ⸣naruŋ]
      (巻き付けて良ければ巻き付けることは出来る)
    • カ⸢ルマ⸣ケー ⸣ミサムヌ
      [ka⸢ruma⸣keː ⸣misamunu]
      (巻き付ければ良いのに)
    • ムー⸢ル⸣ カ⸢ルマ⸣キ
      [muː⸢ru⸣ ka⸢ruma⸣ki]
      (全部巻き付けよ)

クサマクン [ku̥⸢sama⸣kuŋ] (自動)

  • ひねくれて憤慨する。癪にさわって、ねじけ(拗け)る。思うようにいかず、すね(拗ね)て怒る。
  • Example phrases
    • ⸣ドゥク イ⸢ズ⸣カー ク⸢サマ⸣クンダー イ⸢ズナ⸣ヨー
      [⸣duku ʔi⸢ʣu⸣kaː ku̥⸢sama⸣kundaː ʔi⸢ʣuna⸣joː]
      (あんまり叱るとねじけ<拗け>て怒るから、叱るなよ)
    • ク⸢サマカ⸣ヌ
      [ku̥⸢samaka⸣nu]
      ( uby{拗}{ネジ}けて怒らない)
    • ク⸢サマ⸣キティ ⸣ムニーン イ⸢ザヌ
      [ku̥⸢sama⸣kiti ⸣muniːŋ ʔi⸢ʣanu]
      (拗けて怒ってものもいわない)
    • ク⸢サマ⸣ク ⸣クトー⸢ナー⸣ヌ
      [ku̥⸢sama⸣ku ⸣ku̥toː ⸢naː⸣nu]
      (拗けて怒ることはない)
    • ⸢マー⸣ビン ク⸢サマ⸣ケー ⸣ミサムヌ
      [⸢maː⸣biŋ ku̥⸢sama⸣keː ⸣misamunu]
      (もっと拗けて怒ればいいのに)
    • ク⸢サマ⸣キ
      [ku̥⸢sama⸣ki]
      (拗けて怒れ)

クバヤマクイチブシ [ku⸢bajamakuiʧi⸣buʃi] (名)

  • 石垣島の古典民謡「久場山越地節」。
  • Example phrases
    • ク⸢バヤマクイチ⸣ブシェー ヌ⸢ス⸣クムラヌ ⸢ユンチュヌル⸣ ス⸢ク⸣ローッタティ ⸢アザリブー
      [ku⸢bajamakuiʧi⸣buʃeː nu⸢su⸣kumuranu ⸢junʧunuru⸣ su̥⸢ku⸣roːttati ʔa⸢ʣaribuː]
      (久場山越地節は野底村の与人が<ぞ>作られたといわれている)
    • ク⸢バヤマクイチ⸣ブシェー イ⸢サナキヌ⸣ ウタ ヤ⸢ルンダ⸣ パ⸢トゥ⸣マプソー ⸢ナン⸣ゾー イ⸢ゾーラ⸣ヌ
      [ku⸢bajamakuiʧi⸣buʃeː ʔi⸢sanakinu⸣ ʔuta ja⸢runda⸣ pḁ⸢tu⸣mapu̥soː ⸢nan⸣ʣoː ʔi⸢ʣoːra⸣nu]
      (久場山越地節は石垣の歌だから鳩間島の人はあまり歌われない)

グマクイ [gu⸢ma⸣kui] (名)

  • 小声。小さな声。
  • Example phrases
    • ウ⸢ブ⸣クイシ パ⸢ナサン⸣ドーシ グ⸢マ⸣クイシ パ⸢ナ⸣シバ
      [ʔu⸢bu⸣kuiʃi pa⸢nasan⸣doːʃi gu⸢ma⸣kuiʃi pa⸢na⸣ʃiba]
      (大声で話さないで、小声で話せよ)

クルシマクドゥキ [ku⸢ru⸣ʃimakuduki] (名)

  • 黒島口説。黒島を代表する民謡と民俗舞踊の一つ。7・5・7・5の口説き形式の歌詞と7・7調の囃子があり、軽快な民俗舞踊と対をなして形成されている。囃子の部分には島の生活様式がリアルに描写されていて、豊年を寿ぐものになっている。
  • Example phrases
    • ク⸢ル⸣シマクドゥキヌ ブ⸢ドゥロー⸣ イッ⸢ケン⸣ ウ⸢ムッ⸣サン
      [ku⸢ru⸣ʃimakudukinu bu⸢duroː⸣ ʔik⸢keŋ⸣ ʔu⸢mus⸣saŋ]
      (黒島口説の踊は非常に面白い)

シマクトゥバ [⸣ʃimakutuba] (名)

  • 方言。「島言葉」の転訛したもの。新しく沖縄方言から借用されたものか。普通は、⸣シマムニ[⸣ʃimamuni](島言葉{EOS}「島物言い」の転訛)という。
  • Example phrases
    • ⸣シマムニバ ク⸢ヌ⸣グロー ⸣シマクトゥバティン ア⸢ズン⸣ダ⸢ナー
      [⸣ʃimamuniba ku⸢nu⸣guroː ⸣ʃimakutubatiŋ ʔa⸢ʣun⸣da⸢naː]
      (シマムニ<方言{EOS}島のことば{EOS}島物言い>をこの頃ではシマクトゥバ<島言葉>とも言うよねえ)

タマクビン [ta⸢ma⸣kubiŋ] (名)

  • ガラス瓶。ガラスの小瓶。「玉小瓶」の義。
  • Example phrases
    • ム⸢カ⸣シプソー ガ⸢ラ⸣スクビンバ タ⸢マ⸣クビンティ ア⸢ゾーッ⸣タ
      [mu⸢ka⸣ʃipu̥soː ga⸢ra⸣sukubimba ta⸢ma⸣kubinti ʔa⸢ʣoːt⸣ta]
      (昔の人はガラス瓶を玉小瓶といわれた)
    • タ⸢マクビン⸣ヌ バ⸢リ⸣シ ア⸢シ⸣ブ バ⸢リティ アーソーッ⸣タ
      [ta⸢makubin⸣nu ba⸢ri⸣ʃi ʔa⸢ʃi⸣bu ba⸢riti ʔaːsoːt⸣ta]
      (ガラス瓶の破片でお出来を切開して<割って>膿を取り除かれた<お出来を潰された>)

ティンマク [⸢timmaku] (名)

  • 天幕。古語ではフ⸢タカツァ[ɸu̥takaʦa](天幕{EOS}「蓋蚊張」の義)という。
  • Example phrases
    • キ⸢チゴンマー ウイ⸣ヌウガンナー ⸢ティンマクバ⸣ パ⸢リティル⸣ ブ⸢ドゥル キョンギン ソーッタ⸣ル
      [ki̥⸢ʧigommaː ʔuinu⸣ʔugannaː ⸢timmakuba⸣ pa⸢ritiru⸣ bu⸢duru kjoŋgin soːtta⸣ru]
      (結願祭は友利お嶽<上の御願>で天幕を張って踊り狂言<演劇>はなさったものだ)

ドゥスマクン [du⸢suma⸣kuŋ] (自動)

  • 大騒ぎする。三線太鼓を鳴らして騒ぐ。騒ぎたてる。「どしめく(騒ぎたてる)」『天草本伊曾保物語』の義。
  • Example phrases
    • ⸢ウン⸣ネーヤ ⸢ヨイ⸣スンティ ドゥ⸢スマ⸣キ ⸢ベー
      [⸢ʔun⸣neːja ⸢joi⸣sunti du⸢suma⸣ki ⸢beː]
      (あの家はお祝いをするといって大騒ぎしている)
    • ⸢ユール⸣ヌ ⸣カージ ドゥ⸢スマ⸣クンテー ス⸢クタンドゥ⸣ アイニ ドゥ⸢スマ⸣ク ⸢ヤー⸣ヤ ⸣ミリ ミ⸢ラ⸣ヌ
      [⸢juːru⸣nu ⸣kaːʤi du⸢suma⸣kunteː su̥⸢kutandu⸣ ʔaini du⸢suma⸣ku ⸢jaː⸣ja ⸣miri mi⸢ra⸣nu]
      (夜毎に鳴りもの入りで大騒ぎするとは聞いたが、あんなに大騒ぎする家は見たことがない)
    • ドゥ⸢スマカン⸣ドーシ ⸣ウタ イ⸢ジ⸣バ
      [du⸢sumakan⸣doːʃi ⸣ʔuta ʔi⸢ʤi⸣ba]
      (大騒ぎしないで歌いなさいよ)
    • ⸢マー⸣ビン ドゥ⸢スマ⸣ケー ミサムヌ
      [⸢maː⸣bin du⸢suma⸣keː ⸣misamunu]
      (もっと騒ぎ立てれば良いのに)
    • ドゥ⸢スマ⸣キ
      [du⸢suma⸣ki]
      (大騒ぎしろ)

ナマクラシ [na⸢makura⸣ʃi] (名)

  • 生殺し。半殺し。若年層は⸢ハングルシ[⸢haŋguruʃi](半殺し)ともいう。
  • Example phrases
    • パ⸢ボー⸣ ク⸢ラス⸣カー カ⸢シーカシール⸣ ク⸢ラス⸣ ナ⸢マクラ⸣シェー ス⸢ナ⸣ヨー
      [pa⸢boː⸣ ku⸢rasu⸣kaː ka⸢ʃiːkaʃiːru⸣ ku⸢rasu⸣ na⸢maku⸣raʃeː su⸢na⸣joː]
      (蛇は殺すならしっかり殺すものだ、生殺しはするなよ)

Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)

Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.

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まく

(Common Noun)

  1. Curtain; Bunting

  1. Act (in play)

まく

(Common Noun)

  1. Membrane; Film

まく巻く捲く

(Common Godan verb, transitive)

  1. To wind; To coil; To roll; To wear (e.g. turban, scarf)

(Common Godan verb, intransitive)

  1. To envelope; To shroud

  1. To outflank; To skirt

  1. To link (verse)

  1. To move ahead (three hours, etc.); To move up

まく撒く

(Common Godan verb, transitive)

  1. To scatter; To sprinkle; To strew

  1. To distribute (handbills, etc.); To spread (rumours, etc.)

  1. To give the slip; To throw off; To shake off; To lose

まく蒔く播く

(Common Godan verb, transitive)

  1. To sow; To plant; To seed

  1. To sprinkle (gold or silver powder on lacquerware)