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Define なぐ nagu Meaning ナグ

Displaying results for なぐ (nagu・なぐ・ナグ) – ryukyu

JLect: Japonic Languages and Dialects Database

Results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.

Search languages: Japonic (all languages and dialects) ↔ English ↔ Japanese

Ryukyu (Yoron)

なぐ

(Noun) Giant clam

Ryukyu (Okinawa)

めーゐなぐ

(Noun) Lady

Ryukyu (Kunigami: Benoki)

なぐ【名護】

(Name) Nago city

Ryukyu (Kunigami: Benoki)

なぐ【女子】

(Noun) Woman, girl

Ryukyu (Yoron)

なぐ【女子】

(Noun) Girl, woman

Ryukyu (Okinawa)

なぐ【女子】

(Noun) Woman, girl

Ryukyu (Okinoerabu, Yoron)

をぅなぐ【女子】

(Noun) Woman, girl

Ryukyu (Okinawa)

なぐに【与那国】

(Noun) Yonaguni, Yonaguni Island

Ryukyu (Okinawa)

なぐしく【与那城】

(Name) Yonashiro, Yonagusuku

Ryukyu (Okinoerabu)

いぃなぐ・ゐなぐ【女子】

(Noun) Woman, girl

Ryukyu (Okinawa)

なぐしーじゃ【女子しーじゃ】

(Noun) Older sister, elder sister

Ryukyu (Okinoerabu)

ちゅらうなぐ【清ら女・清ら女子】

(Noun) Beautiful woman, pretty woman, pretty girl

Ryukyu (Yaeyama)

ゆのーん【与那国】

(Noun) Yonaguni, Yonaguni Island

Ryukyu (Okinawa)

くるすん【殺すん】

(Verb) To kill, to sacrifice; to hit, to strike, to beat, to punish

Ryukyu (Okinawa)

たたちゅん【叩ちゅん】

(Verb) To hit, to strike, to knock, to beat; to punish, to chastise, to scourge, to whip

Ryukyu (Yonaguni)

どぅなんむぬい【与那国物言】

(Noun) Yonaguni language, Yonaguni dialect

Ryukyu (Yonaguni)

あやみはびる

(Noun) Atlas moth

Ryukyu (Yonaguni)

どぅなん【与那国】

(Noun) Yonaguni, Yonaguni Island

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Okinawan → Japanese

ナグ nagu (nagu) ① 名

  1. 名護。《地》参照。

ナグイ nagui (nagui) ⓪ 名

  1. 豚に食わせる人糞。便所に豚を飼い,人糞を食わせたのでいう。

カナグ kanagu (kanagu) ① 名

  1. 金具。器具につける金物。

ナグリ naguri (naguri) ⓪ 名

  1. なごり。心残り。hujakariti ?atunu~neN gutuni kataiCikusariru kuizi 'jarana.[ふやかれてあとの名残無ぬごとに語りつくされる恋路やらな]別れたあとの心残りがないぐらいに,充分語りつくされる恋であればよいがなあ。~nu ?aN.(別れて)心残りがする。
  2. あらしなどの余波。?uukazinu~ni ?uminu ?aritooN.台風の余波で海が荒れている。

ヰナグ winagu ('winagu) ⓪ 名

  1. 女。~nu hatiree zaa najuN.女は果ては蛇になる。女の執念深さをいったもの。'winagoo ?ikusanu sacibai.女はいくさのさきがけ。いざという時の女の勇気をいったもの。

ナグラン naguran (naguraN) ① 名

  1. 植物名。蘭の一種。名護蘭(なごらん)。名護は地名。観賞用。

アナグユン anaguyun (?anagu=juN) ⓪ 他=raN,=ti

  1. 細かいものをほじくる。また,(余計な)詮索をする。?anagujuru munoo ?araN.あまり詮索するものではない。

ハナグミ hanagumi (hanagumi) ⓪ 名

  1. [花米]神前に供えるための洗い清めた米。その敬語は'Npanagumi。

ハナグニ hanaguni (hanaguni) ⓪ 名

  1. はなやかな村。遊芸の盛んな村。

ナグダキ nagudaki (nagudaki) ① 名

  1. 名護岳。国頭地方にある山の名。

ナグサミ nagusami (nagusami) ① 名

  1. 慰め。慰安。

ヰナグミ winagumi ('winagumi) ⓪ 名

  1. 女の身。

ヤナグトゥ yanagutu ('janagutu) ⓪ 名

  1. 悪事。'janakutuより意味が強い。

ユナグニ yunaguni ('junaguni) ① 名

  1. 与那国島。八重山群島の島の名。琉球列島の西端の島。

イシナグー ishinaguu (?isinaguu) ⓪ 名

  1. 女の子の遊戯の名。いしなご。小石を投げ上げ,手の表裏で受け止めたりするもの。?isinagunu ?isinu ?uhusi narumadiN ?ukakibusemisjori 'wa?usjuganasi.[いしなごの石の大瀬なるまでもおかけぼさえ召しよれ我御主がなし]いしなごの石が大岩になるまでも,お治め下さい国王様。沖縄の君が代のような歌で,明治以後も保守派(kuruu)は宴会の初めに歌った。

メーヰナグ meewinagu (meewinagu) ① 名

  1. 淑女。御婦人。mee-は敬意を表わす接頭辞。

ナグマガイ nagumagai (nagumagai) ⓪ 名

  1. 名護湾。

ナグサヌン nagusanun (nagusa=nuN) ① 他=maN,=di

  1. 慰むに対応する。(自分を)慰める。文語的な語。?utaNdee 'judi duu~.歌でもよんで自分の心を慰める。

ンナグルマ nnaguruma ('Nnaguruma) ① 名

  1. からの車。空車。

ンパナグミ npanagumi ('Npanagumi) ⓪ 名

  1. [御花米]?ugwaN(祈願)をする時に用いる,洗い清めた米。もし,あたりに水がなくて洗ってない場合にはkaraNpanaという。また,洗った時には,?usimasiという。

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Japanese → Okinawan

なく 【泣く】

Phrases

  • ~さま nachigeegee,→ʔakkiyoo,NgaaNgaa,shikkuihakkui,shikkweehakkwee,weewee
  • ~ような話し方 nachimunii,nachimunuʔii
  • めそめそ~こと shipitainachi,wiiruunachi
  • 泣きそうな顔 chirayoo
  • 泣きそうなさま nadagurumaai,nadagurumaayaa
  • 泣きながら言うこと munuʔiinachi

なく 【鳴く】

Phrases

なぐ 【凪ぐ】

なくす 【無くす】

なぐる

なぐさむ 【慰む】

なぐさめ 【慰め】

なくなく 【泣く泣く】

なくなる 【無くなる】

See also

なぐさめる 【慰める】

See also

なぐりつける

なぐりとばす

かなぐ 【金具】

つなぐ 【繋ぐ】

See also

Phrases

  • つなぎ合わせる chijaashuN,kusayuN

かなくそ 【金くそ】

くまなく 【隈無く】

ななくさ 【七草】

はなくそ 【鼻糞】

まもなく 【間もなく】

See also

かんなくず 【鉋くず】

Dictionary of the Practical Use of Okinawan

Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.

Search languages: Japanese ↔ Okinawan

なぐさみーん (なぐさみたん、なぐさみらん、なぐさみてぃ)

  • 慰める

なぐさむん (なぐさだん、なぐさまん、なぐさでぃ)

  • 慰む

*うぃきがんかい してぃらってぃ(/うぃなぐんかい だまさってぃ)なまー やーんぢ うた ちちゃい、ふかんぢ どぅしとぅ いちゃたいっし どぅー なぐさみ そーん/どぅー なぐさどーん/ゐーちむ とぅめーとーん。(失恋して今は家で音楽を聴いたり、外で友人と会ったりして自分を慰めている)

ゆんたー うぃなぐ、ゆんたー ふぃんたー うぃなぐ

  • おしゃべり女

わか うぃなぐ (わか うぃきが〈若い男性〉)

  • 若い女性
  • Example phrases
    • うぃなぐぬ わかうぃきがぐゎー をぅとぅ しーねー、「にーしぇーぐゎー ばーちー」んでぃ いらりーしが、うぃきがぬ わかうぃなぐぐゎー とぅじ さんてーまん たーが ぬーんでぃん いらん。
      (女性が若い男性を夫にしたら、「姉さん女房」と言われるが、男性が若い女性を妻にしたとしても誰も何とも言わない)

うぃなぐ

  • Example phrases
    • うぃなごー っんまりや っちゅくに、すだちや ななくに。
      (女性は産まれの国は1つだが、育つ国は7つ)
    • うぃなごー やーぬ かじとぅい。
      (女性は家庭の舵取り、家庭内のことは女性に任せて家庭円満)
    • うぃなごー いくさぬ さちばい。
      (女性は戦の先駆け、いざという時には女性の方が強い)

うぃなぐ だち

  • 女所帯
  • Example phrases
    • うぃなぐだちんでぃ いーしぇー、うぃきがぬうやぬ をぅらん ちねー やん。
      (女所帯といのは、父親のいない家庭である)

うぃなぐ ぬーし

  • 女主人
  • Example phrases
    • でーでー うきちがっとーる やどぅねー ぬーが やら うぃきがぬーし やかにん うぃなぐぬーしぬ うふさん。
      (代々受け継いでいる旅館にはどうしてなのか男主人よりも女主人が多い)

うぃなぐ むちり

  • 女狂い
  • Example phrases
    • うぃきがぬ うぃなぐんかい むちりーる くとぅんかい、うぃなぐむちり そーんでぃ いーん。
      (男が女に夢中になっていることを、女狂いという)

うぃなぐ めーさー

  • 女の子におべっかを使う者
  • Example phrases
    • うぃなぐめーさーん をぅくとぅ ちー ちきり よー。
      (女の子におべっかを使う者もいるので、気を付けなさいよ)

うぃなぐんぐゎ (うぃなぐぬ うや〈母親〉、うぃなぐ しーじゃ〈姉〉、うぃなぐ しとぅ〈しゅうとめ〉、うぃなぐ うっとぅ〈妹〉、うぃなぐ わらび〈女の子〉)

  • 女の子

んな ぐるま

  • 空車
  • Example phrases
    • こーこーやきゅーぬ ぜんこくたいくゎいぬ うふみーむんぬ ばすねー、すーぶぬ うわいるまでぃ たくしーや んなぐるまっし あっかちょーんでぃ。
      (高校野球の全国大会の大きな対戦の際には、試合の終わるまでタクシーは空車で走らせているんだって)

んぱな ぐみ

  • 御花米
  • Example phrases
    • うぐゎんぬ ばすねー、んぱなぐみとぅ うじゃきさーに うかみがなしーんかい うとぅーし かきーん。
      (祈願の際には、御花米と御酒で神様に申し立てる)

うぃきが ふぁーふじ (うぃなぐ ふぁーふじ〈祖母〉)

  • 祖父
  • Example phrases
    • すいをぅてー うぃきがふぁーふじぇー 「たんめー」、うぃなぐふぁーふじぇー 「っんめー」んでぃ いーん。
      (首里では祖父は「たんめー」、祖母は「っんめー」と言う)

うぃきが ふーじー (うぃなぐ ふーじー〈女のような男〉)

  • 男のような女
  • Example phrases
    • うぃきがふーじーぬ うぃなぐんでぃ いーしぇー うぃなぐらーさぬ ねーらん うぃなぐ やてぃ、うぃなぐふーじーや うぃきがらーさぬ ねーらん うぃきが やん。
      (「うぃきがふーじー」と言うのは女らしさがない女性で、「うぃなぐふーじー」は男らしさのない男性だ)

Audio Database of Hatoma Lexicon

Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED

Search languages: Yaeyama (Hatoma) ↔ Japanese

イシナグ [ʔi⸢ʃinagu] (名)

  • 小石。小石で遊ぶ子供の遊戯。「石な子」の義。沖縄方言からの借用語。「いしらご」(オモロ語)、「Ixinago.イシナゴ(擲石)子供の遊びの一つ。小石を宙に投げて、それを手の甲で受ける遊び.」(『日葡辞書』)とおなじ。
  • Example phrases
    • イ⸢シナグバ シー⸣ ア⸢サバ⸣ディー
      [ʔi⸢ʃinaguba ʃiː⸣ ʔa⸢saba⸣diː]
      (イシナグーをして遊ぼうよ)

トゥナグン [tu⸢naguŋ] (自動)

  • 逃げる。飛び出す。 uby{遁走}{トン|ソウ}する。疾走する。
  • Example phrases
    • ピー⸢ドーッ⸣ティ ス⸢クター⸣ トゥ⸢ナギ⸣ パリ ⸢ナー⸣ヌ
      [piː⸢doːt⸣ti su̥kutaː⸣ tu⸢nagi⸣ pari ⸢naː⸣nu]
      (火事だ{EOS!}と聞いたので飛び出して行ってしまった)
    • トゥ⸢ナグ⸣ ス⸢コール シーベー⸣バ トゥ⸢ナグンティ⸣ ウムーカー イ⸢チン⸣ ヤ⸢ラバン⸣ トゥ⸢ナガリン
      [tu⸢nagu⸣ su̥⸢koːru ʃiːbeː⸣ba tu⸢nagunti⸣ ʔumuːkaː ʔi⸢ʧiɲ jaraban⸣ tu⸢nagariŋ]
      (飛び出す準備をしているから、飛び出そうと思えば何時でも飛び出される)
    • ⸢パー⸣ク トゥ⸢ナゲー⸣ ミサムヌ
      [⸢paː⸣ku tu⸢nageː⸣ misamunu]
      (早く飛び出せば良いのに)
    • プ⸢スシダキ⸣ トゥ⸢ナギ⸣バ
      [pu̥⸢suʃidaki⸣ tu⸢nagi⸣ba]
      (人先に<他人に先んじて>飛び出せ)

ナグイ [na⸢gui] (名)

  • うねり。風がおさまってのちも、なお暫く立っている波。「なごり(余波)」「なごろ(余波)、~潮干の奈疑<なごり>~。万、976」、「波、ナゴロ」『類聚名義抄』の転訛したもの。ウ⸢ブ⸣ナン[ʔu⸢bu⸣naŋ](大波)ともいう。
  • Example phrases
    • ヨー⸢ヨー オーラーラ⸣ ナ⸢グイヌ ユーシ⸣ クン⸢ドー⸣ フネー ッ⸢ソーマー マーシ
      [joː⸢joː ʔoːraːra⸣ na⸢guinu juːʃi⸣ kun⸢doː⸣ ɸuneː s⸢somaː maːʃi]
      (それそれ、よく気を付けろよ{EOS}風上の方から大波が寄せてくるぞ{EOS}船は風下の方へ回せ)

ナグサミ [na⸢gusami] (名)

  • 慰め。気晴らし。
  • Example phrases
    • ブ⸢トゥヌ マーラシティ タンガ⸣プス ナ⸢ル⸣ター ブ⸢ドゥルバ⸣ ナ⸢ラーシ⸣ル ナ⸢グサミ シー オー⸣ル
      [bu⸢tunu maːraʃi̥ti taŋga⸣pu̥su na⸢ru⸣taː bu⸢duruba⸣ na⸢raːʃi⸣ru na⸢gusami ʃiː ʔoː⸣ru]
      (夫が亡くなられて独身者になったので、踊りを教えて慰めにしておられる)

ナグサミルン [na⸢gusamiruŋ] (他動)

  • 慰める。気をまぎらす。
  • Example phrases
    • ⸢ワー⸣ ナ⸢グサミルンティ クータン⸣ドゥ ⸢バン⸣マー ナ⸢グサミララヌ
      [⸢waː⸣ na⸢gusamirunti kuːtan⸣du ⸢bam⸣maː na⸢gusamiraranu]
      (君を慰めようと来たが、私には慰められない)
    • ナ⸢グサミシェー⸣カー ナ⸢グサミル⸣ クトー ター⸢ン⸣ ナ⸢リ⸣ス
      [na⸢gusamiʃeː⸣kaː na⸢gusami⸣ru ⸣ku̥toː taː⸢n⸣ na⸢ri⸣su]
      (慰めきれれば<し得るなら>、慰めることは誰にでもできる)
    • ナ⸢グサミレー⸣ ミサムヌ
      [na⸢gusamireː⸣ misamunu]
      (慰めればいいのに)
    • ヤー⸢ディン⸣ ナ⸢グサミリ
      [jaː⸢din⸣ na⸢gusamiri]
      (必ず慰めなさい<慰めれ>)

ナグサムン [na⸢gusamuŋ] (他動)

  • 慰める。
  • Example phrases
    • ⸢フン⸣トー ナ⸢グサムンティ⸣ ウムーカー フ⸢チカーニ⸣シ ナ⸢グサマンドー⸣シ ノー⸢ン ヤラバン⸣ ムティ ⸢ギー⸣ ナ⸢グサミ⸣バ
      [⸢ɸun⸣toː na⸢gusamunti⸣ ʔumuːkaː ɸu̥⸢ʧikaːni⸣ʃi na⸢gusamandoː⸣ʃi noː⸢ɲ jarabam⸣ muti ⸢giː⸣ na⸢gusami⸣ba]
      (本当に慰めようと思うならば、口先だけで慰めないで、何でもいいから持っていって慰めなさいよ)
    • ナ⸢グサミ ッふィーリ
      [na⸢gusami ffiːri]
      (慰めてくれ)
    • ナ⸢グサム⸣ クトー ⸣ナルン
      [na⸢gusamu⸣ ku̥toː ⸣naruŋ]
      (慰めることは出来る)
    • ⸢パー⸣ク ナ⸢グサメー⸣ ミサムヌ
      [⸢paː⸣ku ⸢gusameː⸣ misamunu]
      (早く慰めたらいいのに)

ナグラワン [na⸢gurawaŋ] (固)

  • 地名。名蔵湾。石垣島南西部、富崎と屋良部半島の間に形成された半円状の湾。
  • Example phrases
    • ナ⸢グラワン⸣ナー シ⸢ナカジゴーカジ⸣ヌ イ⸢キムヌ⸣ヌ ⸢ブン⸣ツォー
      [na⸢gurawan⸣naː ʃi⸢nakaʤigoːkaʤi⸣nu ʔi⸢kimunu⸣nu ⸢bunn⸣ʦoː]
      (名蔵湾にはいろいろな種類の動物<生き物>が生息しているそうだ)

ユナグ [ju⸢na⸣gu] (名)

  • 女。女性。「嬢、婦人美也、美女也、良女也、肥大也、乎美奈<をみな>」『新撰字鏡』、⸢~老人も女童兒毛<ヲミナワラハモ>~。万、4094」の転訛したもの。沖縄本島方言からの借用語。歌謡語。話し言葉では、ミ⸢ドゥ⸣ム[mi⸢du⸣mu](女)という。/アサニシヨル ユナグ アサピキ シヨル ミドゥン ウリカラドゥ キハミティ ブトゥヤユダン シミユル(朝寝坊の女性と朝食用の芋堀に行く婦人の家庭では夫は常に油断がちで家運は衰退する)/(デンサ節)『八重山民謡誌』

ンーナグル [⸢ʔnːnaguru] (名)

  • 身の抜けた貝殻。空っぽの uby{甲羅}{コウ|ラ}。マキガイの uby{殻}{カラ}。中身の入っていない殻。⸢ンーナガラ[⸢ʔnːnagara]( uby{抜}{ヌ}け uby{殻}{ガラ})ともいう。
  • Example phrases
    • ム⸢カ⸣シェー ヤ⸢ラ⸣ビンケーヤ シ⸢ダミ⸣ヌ ⸢ンーナグルバ⸣ ア⸢ツァ⸣ミティ シ⸢ビバ アー⸣シティ ⸢ピッツァ⸣シ ア⸢サブタン
      [mu⸢ka⸣ʃeː ja⸢ra⸣biŋkeːja ʃi⸢dami⸣nu ⸢ʔnːnaguruba⸣ ʔa⸢ʦa⸣miti ʃi⸢biba ʔaː⸣ʃi̥ti ⸢pitʦa⸣ʃi ʔa⸢sabutaŋ]
      (昔は、子供たちはカタツムリ<蝸牛>の抜け殻を集めて、蝸牛の尻を突っつき合わせて、潰しあって遊んだものだ)
    • ⸣アミツァヌ ⸢ンーナグル
      [⸣ʔamiʦanu ⸢ʔnːnaguru]
      (ヤドカリの抜け殻)

カキシティルン [kḁ⸢kiʃi̥ti⸣ruŋ] (他動)

  • 書きなぐる。「書き捨てる」の義。カキシ⸢トゥン[kḁkiʃi̥⸢tuŋ](書きなぐる{EOS}書き捨つ)ともいう。
  • Example phrases
    • ウ⸢ビ⸣ヌ ム⸢ヌ⸣バ カ⸢キシティルン⸣カティ ウ⸢ムーン⸣ドゥター カ⸢キシティララ⸣ン ⸢ベー⸣ティル ク⸢メーキ⸣ カキ⸢ベー⸣ダー
      [ʔu⸢bi⸣nu mu⸢nu⸣ba kḁ⸢kiʃi̥tiruŋ⸣kati ʔu⸢muːn⸣dutaː kḁ⸢kiʃitirara⸣m ⸢beː⸣tiru ku⸢meːki⸣ kḁki⸢beː⸣daː]
      (これだけ大量のものを、書きなぐろうかと思うのだが、書きなぐることが出来ない<書きなぐれない>ので<ぞ>、丁寧に<細かく、入念に>書いているのだよ)
    • ⸣アイニ ウ⸢ムイ⸣ツァーカー カ⸢キシティ⸣ル ⸣クトー ス⸢ナ
      [⸣ʔaini ʔu⸢mui⸣ʦaːkaː kḁ⸢kiʃi̥ti⸣ru ⸣ku̥toː su⸢na]
      (そんなに惜しければ、書きなぐることはするな)

カキッツァースン [kḁ⸢kitʦaː⸣suŋ] (他動)

  • 殴り書きする。書き散らす。乱暴に書きなぐる。
  • Example phrases
    • カ⸢ビ⸣ナー ⸢ジー⸣ カ⸢キッツァー⸣スン
      [ka⸢bi⸣naː ⸢ʤiː⸣ kḁ⸢kitʦaː⸣suŋ]
      (紙に文字を書き散らす)
    • カ⸢キッツァーサ⸣ヌ
      [kḁ⸢kitʦaːsa⸣nu]
      (書き散らさない)
    • カ⸢キッツァー⸣シ ⸣ミサカー カ⸢キッツァー⸣ス ⸣クトー ⸣ナルン
      [kḁ⸢kitʦaː⸣ʃi ⸣misakaː ka⸢kitʦaː⸣su ⸣ku̥toː ⸣naruŋ]
      (書き散らして良ければ書き散らすことはできる)
    • カ⸢キッツァー⸣シェー ⸣ミサムヌ
      [kḁ⸢kitʦaː⸣ʃeː ⸣misamunu]
      (書き散らせば良いのに)
    • カ⸢キッツァー⸣シバ
      [kḁ⸢kitʦa⸣ːʃiba]
      (書き散らせよ)
    • ⸣アイニ カ⸢キッツァーサン⸣ドーシ カ⸢シーカシー⸣ カキバ
      [⸣ʔaini kḁ⸢kitʦaːsan⸣doːʃi kḁ⸢ʃiːkaʃiː⸣ kḁkiba]
      (あんなに書き散らさないで、しっかり書きなさいよ)
    • カ⸢キッツァー⸣シェー ⸣ミサムヌ
      [kḁ⸢kitʦaː⸣ʃeː ⸣misamunu]
      (書き散らせば良いのに)
    • カ⸢キッツァー⸣シバ
      [kḁ⸢kitʦaː⸣ʃiba]
      (書き散らせ)

ナングン [⸢naŋ⸣guŋ] (他動)

  • 投げる。下二段活用「なぐ、~鮎を惜しみ投左乃<ナグルサノ>~。万、3330」の四段活用化したもの。
  • Example phrases
    • ⸢バン⸣ヌン ⸢ナン⸣グン
      [⸢ban⸣nun ⸢naŋ⸣guŋ]
      (私も投げる)
    • マ⸢ナ⸣マー ⸢ナンガ⸣ヌ
      [ma⸢na⸣maː ⸢naŋga⸣nu]
      (今は投げない)
    • ⸢ワー ナン⸣ギ ⸣ミサン
      [⸢waː naŋ⸣gi ⸣misaŋ]
      (君は投げても良い)
    • ⸢ナン⸣ギ シ⸢ティルン
      [⸢naŋ⸣gi ʃi̥⸢tiruŋ]
      (投げて捨てる)
    • ⸢ナン⸣グ プ⸢ソー ター⸣ヤ
      [⸢naŋ⸣gu pu̥⸢soː taː⸣ja]
      (投げる人は誰か)
    • ⸢ワンヌン ナン⸣ゲー ⸣ミサムヌ
      [⸢wannun naŋ⸣geː ⸣misamunu]
      (君も投げればいいのに)
    • ⸣クマーラ ⸢ナン⸣ギバ
      [⸣kumaːra ⸢naŋ⸣giba]
      (ここから投げよ)

プリウン [pu⸢ri⸣ʔuŋ] (名)

  • 「掘り芋」の義。カ⸢ノーシ[ka⸢noːʃi](かなぐし<金串>)で芋の根を探って掘り出したサツマイモ。⸢カイシ⸣ウン[⸢kaiʃi⸣ʔuŋ](鍬で耕して収穫するサツマイモ)の対義語。
  • Example phrases
    • ム⸢カ⸣シェー カ⸢ノーシ⸣シ ⸢ウン⸣ヌ ⸢ニー⸣バ サ⸢ドゥレー⸣ティ ⸣ウン プ⸢ローッ⸣タン
      [mu⸢ka⸣ʃeː ka⸢noːʃi⸣ʃi ⸢ʔun⸣nu ⸢niː⸣ba sa⸢dureː⸣ti ⸣ʔum pu⸢roːt⸣taŋ]
      (昔は金串で芋の根を探りながらイモを掘られた)

Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect

Results from the [関連データ]南琉球八重山語宮良方言の名詞アクセント資料 [Kanren dēta] Minami Ryūkyū Yaeyama-go Miyara hōgen No meishi akusento shiryō ([Relevant Data] Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect), by Kenan Celik, Aso Reiko and Kohei Nakazawa, © CC BY-NC 3.0 DEED

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ヤナグトゥ [jana]gutu] (名)

  • 悪事

Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)

Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.

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なぐ凪ぐ

(Godan verb, intransitive)

  1. To become calm; To die down

なぐ薙ぐ

(Godan verb, transitive)

  1. To mow down; To scythe down; To knock someone off their feet