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Define どぅる duru Meaning ドゥル

Displaying results for どぅる (duru・どぅる・ドゥル) – ryukyu

JLect: Japonic Languages and Dialects Database

Results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.

Search languages: Japonic (all languages and dialects) ↔ English ↔ Japanese

Ryukyu (Yonaguni)

どぅる【夜】

(Noun) Night, nighttime

Ryukyu (Yonaguni)

どぅる【泥】

(Noun) Mud

Ryukyu (Yonaguni)

どぅる【鶉】

(Noun) Quail, Japanese quail, Barred buttonquail

Ryukyu (Yoron)

あーどぅる【赤泥】

(Noun) Red clay, red clay pottery

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Okinawan → Japanese

ドゥル duru (duru) ⓪ 名

  1. 泥。水をおびて柔らかくなった土。

ボードゥル booduru (booduru) ① 名

  1. 練乳。外来語か。

ドゥルドゥル duruduru (duruduru) ① 名

  1. どろどろ。泥のように柔らかなさま。

ドゥルミジ durumiji (durumiZi) ⓪ 名

  1. 泥水。

ミドゥルマ miduruma (miduruma) ⓪ 名

  1. 目取真。《地》参照。

ナンドゥルー nanduruu (naNduruu) ⓪ 名

  1. すべっこいもの。

ドゥルビシャ durubisha (durubisja) ⓪ 名

  1. 泥足。

ドゥルミチ durumichi (durumici) ⓪ 名

  1. 泥道。

ウドゥルチュン uduruchun (?uduru=cuN) ⓪ 自=kaN,=ci

  1. 驚く。びっくりする。?udurukasjuN.驚かす。びっくりさせる。

ドゥルブッター durubuttaa (durubuQtaa) ⓪ 名

  1. 泥だらけ。泥まみれ。

ドゥルムターン durumutaan (durumutaaN) ⓪ 名

  1. 泥あそび。泥いじり。

ムドゥルチュン muduruchun (muduru=cuN) ① 自=kaN,=ci

  1. [もどろく]に対応する。老衰して視力が衰える。物がぼっとしか見えなくなる。
  2. 決めかねる。判断に迷う。ためらう。

ナンドゥルムン nandurumun (naNdurumuN) ⓪ 名

  1. すべっこいもの。すべりやすいもの。zinoo~.銭は失いやすいもの。

ナンドゥルサン nandurusan (naNdurusaN) ⓪ 形

  1. すべっこい。なめらかである。つるつるする。

ドゥルグヮッタイ durugwattai (durugwaQtai) ⓪ 名

  1. ぬかるみ。泥濘。

ドゥルワカシー duruwakashii (duruwakasii) ⓪ 名

  1. 料理の名。田芋(taa?Nmu)・田芋のずいき(taamuzi)・こんにゃく・揚げ豆腐などをどろどろに煮こんだもの。

ナンドゥルミチ nandurumichi (naNdurumici) ⓪ 名

  1. すべりやすい道。ぬかるみになった道。

アッタウドゥルチ atta uduruchi (?aQta?uduruci) ① 名

  1. 急に驚くこと。俄然色を失うこと。

ムシウドゥルク mushi uduruku (musi?uduruku) ① 名

  1. 啓蟄(けいちつ)。二十四節の一つ。

ッワービナンドゥルー qwaabinanduruu (?waabinaNduruu) ⓪ 名

  1. 表面がつるつるしてなめらかなこと。

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Japanese → Okinawan

どうるい 【同類】

Dictionary of the Practical Use of Okinawan

Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.

Search languages: Japanese ↔ Okinawan

どぅる

どぅる ぐぇったい

  • 泥んこ
  • Example phrases
    • んかしぇー んーちゃみち やたくとぅ、あみぬ ふてぃ かーらぬ あんでぃーねー、みちぇー むる どぅるぐぇったい なとーたん。
      (昔は土道だったので、雨が降って川が溢れたなら、道はみな泥んこになっていた)

どぅる びさ

  • 泥んこ足
  • Example phrases
    • あみふいねー うやぬ こーてぃくぃてーる あったる くつぬ どぅるぶったー ないくとぅ、くつ ぬぢゃーに からふぃさー なてぃ むる どぅるびさっし けーたん。
      (雨降りには親が買ってくれた大切な靴が泥だらけになるので、靴を脱いで裸足になってみんな泥んこ足で帰った)

どぅる ぶったー/どぅるびっちゃー

  • 泥だらけ
  • Example phrases
    • どぅるぶったー/どぅるびっちゃー そーくとぅ、うふみぐいさーに ちゅらみち とぅーてぃ いき よー。
      (泥だらけなので、まわり道してきれいな道を通って行きなさいよ)

どぅる わかしー/どぅーるわかしー

  • 田芋の料理

うとぅげー なんどぅるー

  • 顎がツルツルしている者、髭のない者
  • Example phrases
    • ふぃぢもーんかい うとぅげーなんどぅるーんでぃ いーん。
      (髭のない人に顎がツルツルしている者と言う)

うどぅるちゅん (うどぅるちゃん、うどぅるかん、うどぅるち)

  • 驚く
  • Example phrases
    • っちゅ うどぅるかち わーがどぅ うどぅるちゃる。
      (人を驚かして驚いたのは私だった)

うどぅるかすん (うどぅるかちゃん、うどぅるかさん、うどぅるかち)

  • 驚かす
  • Example phrases
    • さっこーび そーいねー、あったに 「わっ!」んでぃ うどぅるかしーねー とぅまいんでぃ いらっとーん。
      (しゃっくりしていれば、急に「わっ!」と驚かすと止まると言われている)

なんどぅる むん

  • 滑りやすいもの
  • Example phrases
    • じのー なんどぅるむんどぅ やくとぅ、じんぶくるぬ くち あきーねー、むる ふぃんぎてぃ いちゅん。
      (お金は滑って出やすいものなので、財布の口を開けるとすべて出て行く)

にじゃみ うどぅるち すん (〜さん、〜さん、〜っし)

  • 夢で驚く
  • Example phrases
    • をぅたてぃどぅ をぅが、ちかぐろー にじゃみうどぅるちっし ゆなか あったに うきーる ばーぬ あん。
      (疲れているのか、近頃は夢で驚いて夜中に急に起きる場合がある)

むどぅるちゅん (むどぅるちゃん、むどぅるかん、むどぅるち)

  • 視力が衰える、ためらう
  • Example phrases
    • みーぬ むどぅるち、はーいぬ みーんかい いーちゅーぬ とぅーさらん。
      (視力が衰えて針の穴に糸が通せない)

っわーび なんどぅるー

  • 表面はつるつるしているもの
  • Example phrases
    • んなぢぇー っわーびなんどぅるー やてぃ、とぅいんちかみん ならん。
      (ウナギは表面がぬるぬるしていて、とっつかめない)

なんどぅるさん

  • 滑りやすい、いい加減
  • Example phrases
    • あれー なんどぅるさくとぅ、ありんかえー たぬまんしぇー まし どー。
      (あの人はいい加減だから、あの人には頼まない方がいい)
    • あみ ふいねー、みちぇー やんでぃてぃ なんどぅる みち なてぃ、あっちゃがなー しんでぃとーたん。
      (雨が降ると、道は壊れて滑りやすくなるので、歩きながら滑っていた)

Audio Database of Hatoma Lexicon

Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED

Search languages: Yaeyama (Hatoma) ↔ Japanese

アトゥムドゥル [⸣ʔatumuduru] (名)

  • 後戻り。若年層は、⸣アトゥムドゥリ[⸣ʔatumuduri]ともいう。
  • Example phrases
    • ク⸢マーバー⸣キ ⸣ケーラ ⸣アトゥムドゥロー ナ⸢ラ⸣ヌ
      [ku⸢maːbaː⸣ki ⸣keːra ⸣ʔatumuduroː na⸢ra⸣nu]
      (ここまで来たら後戻りは出来ない)

アナンドゥルン [ʔa⸢nanduruŋ] (他動)

  • あなどる(侮る)。相手を軽く見てばかにする。見くびる。「Anadori,ru,otta.アナドリ,ル,ッタ(侮り,る,った)」『邦訳日葡辞書』の転訛したもの。ウ⸢ムイナ⸣スン[ʔu⸢muina⸣suŋ](馬鹿にする{EOS}貶める)ともいう。
  • Example phrases
    • プ⸢スバ⸣ ア⸢ナンドゥリ⸣ バ⸢ライ ベー
      [pu̥⸢suba⸣ ʔa⸢nanduri⸣ ba⸢rai beː]
      (人を侮って笑っている)
    • ア⸢ナンドゥラヌ
      [ʔa⸢nanduranu]
      (侮らない)
    • ⸢ウンザー⸣ プ⸢ス⸣ ア⸢ナンドゥルンダル⸣ マイ ⸢ユージユーサヌ
      [⸢ʔunʣaː⸣ pu̥⸢su⸣ ʔa⸢nandurundaru⸣ mai ⸢juːʤijuːsanu]
      (あいつ<彼奴>は人を侮るから進歩できない<前に寄れない>)
    • ヨー⸢ヨー⸣ ス⸢ナ⸣カー イッ⸢カナ⸣シ ア⸢ナンドゥレー⸣ ナ⸢ラン⸣ダー
      [joː⸢joː⸣ su⸢na⸣kaː ʔik⸢kana⸣ʃi ʔa⸢nandureː⸣ na⸢ran⸣daː]
      (よくよく気をつけろよ{EOS}海はけっして侮ってはならないぞ)
    • プ⸢スバ⸣ ア⸢ナンドゥリベー
      [pu̥⸢suba⸣ ʔa⸢nanduri beː]
      (他人を侮っている)

アンドゥル [⸢ʔan⸣duru] (名)

  • ぼろぼろの状態。網の目のようにあちこちに穴が開いている状態。
  • Example phrases
    • ⸢ワー キン⸣マー ⸢アン⸣ドゥル ナ⸢リ⸣ブバー メー キ⸢スナ⸣ シ⸢ティリ
      [⸢waː kim⸣maː ⸢ʔan⸣duru na⸢ri⸣bubaː meː ki̥⸢suna⸣ ʃi̥⸢tiri]
      (君の着物は網の目のように穴が開いてボロボロの状態になっているから、もう着るな{EOS}捨てなさい)
    • ⸢アン⸣ドゥル ⸣ナルンケン キ⸢シス
      [⸢ʔan⸣duru ⸣naruŋkeŋ ki̥⸢ʃisu]
      (網目のようにあちらこちら穴が開いた状態になるまで着る<着ぞする>)

イキムドゥル [ʔi⸢kimuduru] (名)

  • 行き帰り。往来。「行き戻り」の転訛したもの。普通は⸢ギームドゥル[⸢giːmuduru](行き来{EOS}行き帰り{EOS}往来)という。
  • Example phrases
    • ⸢パイ⸣ターヌ ⸢ギームドゥロー⸣ <イ⸢キムドゥロー⸣> イダフニシル ⸢ソーッ⸣タ
      [⸢pai⸣taːnu ⸢giːmuduroː⸣ <ʔi⸢kimuduroː⸣> ʔidaɸuniʃiru ⸢soːt⸣ta]
      (西表島<南端>への往来<行き戻り>はサバニ<板舟>で<ぞ>された)

イチバンドゥル [ʔi⸢ʧiban⸣duru] (名)

  • 一番鶏鳴。「一番鶏」の義。午前三時ごろ暁刻を告げる鶏鳴。イ⸢チバン⸣ドゥル[ʔi⸢ʧiban⸣duru]が始まり、⸢ニーバン⸣ドゥル[⸢niːban⸣duru](二番鶏鳴)、⸢サンバン⸣ドゥル[⸢samban⸣duru](三番鶏鳴)、チ⸢リナキ[ʧi⸢rinaki](連れ鳴き)と続いて夜明けとなった。
  • Example phrases
    • イ⸢チバンドゥル⸣ヌ ナ⸢ク⸣カー マ⸢ジムノー⸣ ブ⸢ラーン⸣ナルンティ ム⸢カ⸣シプソー ア⸢ゾーッ⸣タ
      [ʔi⸢ʧibanduru⸣nu na⸢ku⸣kaː ma⸢ʤimunoː⸣ bu⸢raːn⸣narunti mu⸢ka⸣ʃipu̥soː ʔa⸢ʣoːt⸣ta]
      (一番鶏が鳴くと魑魅魍魎<チミモゥリョゥ{EOS}まじもの>はいなくなると昔の人は言われた)


    • 番鶏が鳴くと怖いものは無くなった)

イナシキドゥル [ʔi⸢naʃi̥ki⸣duru] (名)

  • 複数の人が一つの臼で交互に米を搗くこと。「稲搗き<杵>取り」の義。多くの米や餅が必用な祝儀や不祝儀の前には親戚の女性達が二人一組、三人一組で米搗きをした。二人一組の場合はトントンと響き、三人一組の場合は、トントントンと三拍子に響いた。臼の下にはニ⸢ブ⸣ク[ni⸢bu⸣ku](稲掃きむしろ{EOS}稲藁で編んだカーペット状の敷物)を敷いて飛散する米粒を拾った。
  • Example phrases
    • イ⸢ナシキ⸣ドゥル ⸢シー マイ⸣ ッサウン
      [ʔi⸢naʃi̥ki⸣duru ⸢ʃiː mai⸣ ssauŋ]
      (複数の人が対面して米を搗く)

ウザドゥル [⸣ʔuʣaduru] (名)

  • (動物)うずら(鶉)。⸢ウッ⸣ザ[⸢ʔud⸣ʣa](うずら)ともいう。
  • Example phrases
    • ⸣ウザドゥルヌ ⸢コー⸣マ ⸣ナシシケー
      [⸣ʔuʣadurunu ⸢koː⸣ma ⸣naʃiʃi̥keː]
      (鶉が卵を産んである)
    • 畑の畦の茅原の中に巣食って産卵する。小指大の卵は美味である。 パ⸢タキ⸣ヌ ア⸢ザ⸣ヌ ⸣シーナ ⸣ウザドゥルヌ ⸢ミック コー⸣マ ⸣ナシシケー
      [pḁ⸢taki⸣nu ʔa⸢ʣa⸣nu ⸣ʃiːna ⸣ʔuʣadurunu ⸢mikku koː⸣ma ⸣naʃiʃi̥keː]
      (畑の畦の巣に鶉が三個卵を産んである)

ウブブドゥル [ʔu⸢bubudu⸣ru] (名)

  • 古典舞踊。本格的な踊り。「大踊り」の義。
  • Example phrases
    • パ⸢トゥ⸣マナカムリ ⸢クンノー⸣ラ バ⸢シヌトゥルン⸣ドーレーヤ ウ⸢ブブドゥ⸣ルティ ア⸢ザリブー⸠ナー
      [pḁ⸢tu⸣manakamuri ⸢kunnoː⸣ra ba⸢ʃinu⸣turundoːreːja ʔu⸢bubudu⸣ruti ʔa⸢ʣaribuː⸠naː]
      (鳩間中岡<鳩間節>、古見の浦節、鷲の鳥節などは古典舞踊<本格的な踊り、大踊り>といわれているねえ)

ウヤドゥル [ʔu⸢ja⸣duru] (名)

  • 親鳥。
  • Example phrases
    • ッ⸢ふァサーリ⸣ ウ⸢ヤ⸣ドゥロー プ⸢スン⸣トン ン⸢カイ⸣ クンダ ナ⸢クラーン⸠ダー
      [f⸢fasaːri⸣ ʔu⸢ja⸣duroː pu̥⸢sun⸣toŋ ŋ⸢kai⸣ kunda na⸢kuraːn⸠daː]
      (雛を連れた<子連れの>親鳥は人の所に向かって来るから怖いよ)

オンギドゥル [⸢ʔoŋgi⸣duru] (名)

  • 扇であおぐこと。「扇取り」の義か。
  • Example phrases
    • ア⸢マ⸣ヌ ⸣アツァティ プ⸢スユー⸣ヌ ⸣サートゥ ⸢オンギドゥル⸣バ ⸢シール⸣ ッ⸢ふァ⸣ ニ⸢バシタ⸣ダー
      [ʔa⸢ma⸣nu ⸣ʔaʦati pu̥⸢sujuː⸣nu ⸣saːtu ⸢ʔoŋgiduru⸣ba ⸢ʃiːru⸣ f⸢fa⸣ ni⸢baʃita⸣daː]
      (あまりにも暑いので、一晩中扇で煽いで子供を寝かせたのだよ)
    • ⸣アボー ⸢ミー⸣ヤ ッ⸢サイ オールン⸣ドゥ ナー⸢イ オンギ⸣ドゥル ⸢シー オー⸣ル
      [⸣ʔaboː ⸢miː⸣ja s⸢sai ʔoːrun⸣du naː⸢i ʔoŋgi⸣duru ⸢ʃiːʔoː⸣ru]
      (お母さんは目をつぶって居られるのだが、ずうっと扇で扇いでおられる)

オンギブドゥル [⸢ʔoŋgibudu⸣ru] (名)

  • 古典舞踊。「扇踊り」の転訛したもの。⸢ティーブドゥ⸣ル[⸢tiːbudu⸣ru](手踊{EOS}座りながら手だけ動かしてする踊り{EOS}三線につれられて、手に何も持たないでコネリながらする踊り{EOS}モーヤー等)の対義語。
  • Example phrases
    • グ⸢ジン⸣フーン パ⸢トゥ⸣マナカムリン ⸢オンギブドゥ⸣ル⸢ダー
      [gu⸢ʤiŋ⸣ɸuːm pḁ⸢tu⸣manakamuriŋ ⸢ʔoŋgibudu⸣ru⸢daː]
      (御前風節も鳩間中岡節も古典舞踊<扇踊り>だよ)

カウリドゥルブー [⸢kauriduru buː] (連)

  • 異常である。変である。「変わって<ぞ>いる」の義。
  • Example phrases
    • ウ⸢レー⸣ チ⸢カ⸣グロー ⸢カウリドゥ ブー
      [ʔu⸢reː⸣ ʧi̥⸢ka⸣guroː ⸢kauridu buː]
      (彼は近頃は変で<ぞ>ある{EOS}様子が変である<異常である>)

カジドゥル [ka⸢ʤiduru] (名)

  • {Mn_1}機嫌取り。
  • Example phrases
    • ⸢ウイプス⸣ヌ カ⸢ジドゥル スンティ⸣ ン⸢マー⸣ムヌ シゥ⸢コーリベ⸠ダー
      [⸢ʔuipu̥su⸣nu ka⸢ʤiduru sunti⸣ ʔm⸢maː⸣munu su̥⸢koːribeː⸠daː]
      (年寄りの機嫌を取ろうと、美味しいものを作っているよ)
    • ヤ⸢ラビ⸣ヌ カ⸢ジドゥル スン
      [ja⸢rabi⸣nu ka⸢ʤiduru suŋ]
      (子供の機嫌取りをする)

カジドゥル [ka⸢ʤiduru] (名)

  • {Mn_2}舵取り。船の操縦。

カジドゥル [ka⸢ʤiduru] (名)

  • {Mn_3}拍子をとる。ある動作をする際に、調子をとるように頭や身体の一部を動かすこと。
  • Example phrases
    • カ⸢ジドゥル サン⸣カー ア⸢ラキングリサ⸣ル
      [ka⸢ʤiduru saŋ⸣kaː ʔa⸢rakiŋgurisa⸣ru]
      (手で拍子を取らないと歩きづらい)

カツドゥル [kḁ⸢ʦuduru] (名)

  • (動)カツオドリ。カツオドリ科の海鳥で腹は白く他は暗褐色。うみねこ(海猫)にもいう。カツオの魚群に群れて小魚を捕食するので、その群れを探して、それを目印に、カツオを追いながら魚群に船を付けて餌を撒き、カツオを釣る。
  • Example phrases
    • カ⸢ツドゥルバ ミシ⸣キ ウ⸢リバ ウイヤー⸣ティル カ⸢ツォー ホー⸣シタ
      [kḁ⸢ʦuduruba miʃi̥⸣ki ʔu⸢riba ʔuijaː⸣tiru kḁ⸢ʦoː hoː⸣ʃi̥ta]
      (カツオ鳥を探して、それを追いながらカツオは釣ったものだ)

ギームドゥル [⸢giːmuduru] (名)

  • 行き帰り。行き戻り。往来。
  • Example phrases
    • ⸣イダフニナー ⸢ニー⸣バ マ⸢ジ⸣ミティ ⸢パイ⸣ター ⸢ギームドゥル スー⸣ ピン ⸢ジンプーヌ⸣ マ⸢ラン⸣カー ⸣イダフニ ⸣クーンティ ⸢ナン⸣ギ シ⸢タン⸣ダー
      [⸣ʔidaɸuninaː ⸢niː⸣ba ma⸢ʤi⸣miti ⸢pai⸣taː ⸢giːmuduru suː⸣ pimmaː ⸢ʤimpuː⸣ ma⸢raŋ⸣kaː ⸣ʔidaɸuni ⸣kuːnti ⸢naŋ⸣gi ʃi̥⸢tan⸣daː]
      (サバニに荷を積んで南端へ行き帰りする時は順風にならない<順風が生まれない>とサバニを漕ぐのに難儀したものだよ)
    • ⸢パイ⸣ターヌ ⸢ギームドゥロー⸣ イダフニバ ⸢クイ⸣ヤーティル ⸢オーッタ⸣ル
      [⸢pai⸣taːnu ⸢giːmuduroː⸣ ʔidaɸuniba ⸢kui⸣jaːtiru ⸢ʔoːtta⸣ru]
      (南端<西表島>への往来はサバニ<板舟>を漕ぎながら行かれたものだ)

サドゥルン [sa⸢duruŋ] (他動)

  • 探る。目に見えないものを手探りして求める。探知する。
  • Example phrases
    • ッ⸢ふァヨーン⸣ナ ⸣パンシ サ⸢ドゥリ⸣ カドゥリ ⸢シェー⸣ティル ヤッ⸢トゥ⸣シ ア⸢ラ⸣キ ⸢クー⸣タ
      [f⸢fajoːn⸣naː ⸣paŋʃi sa⸢duri⸣ kaduri ⸢ʃeː⸣tiru jat⸢tu⸣ʃi ʔa⸢ra⸣ki ⸢kuː⸣ta]
      (暗闇の中を足で探り探りしながら<ぞ>、やっとのことで歩いてきた)
    • ⸣ティーシェー サ⸢ドゥララヌ
      [⸣tiːʃeː sa⸢duraranu]
      (手では探られない)
    • ⸣ティーシル サ⸢ドゥリヤッ⸣サ
      [⸣tiːʃiru sa⸢durijas⸣sa]
      (手で<ぞ>探りやすい)
    • ⸣ティーシン サ⸢ドゥル⸣クトー サ⸢ドゥルンドゥ⸣ ア⸢ティンガーラヌ
      [⸣tiːʃin sa⸢duru⸣kutoː sa⸢durundu⸣ ʔa⸢tiŋgaːranu]
      (手でも探る事は探るが、見当がつかない)
    • ⸣ティーシ サ⸢ドゥレー⸣ ミサムヌ
      [⸣tiːʃi sa⸢dureː⸣ misamunu]
      (手で探ればよいのに)
    • ⸣ドゥーシ サ⸢ドゥリ
      [⸣duːʃi sa⸢duri]
      (自分で探れ)

ザマンドゥルン [ʣa⸢man⸣duruŋ] (自動)

  • さ迷う。まごつく。頭が混乱する。不意の出来事でうろたえる。
  • Example phrases
    • ウ⸢ヤ⸣ヌ ⸢マーラシター⸣ ザ⸢マン⸣ドゥリ ⸢ナー⸣ヌ
      [u⸢ja⸣nu ⸢maːraʃi̥taː⸣ ʣa⸢man⸣duru ⸢naː⸣nu]
      (親が亡くなったのでうろたえてしまった)
    • ⸣アイブ ⸣ピンマー ター⸢ン ヤラバン⸣ ザ⸢マン⸣ドゥルン ザ⸢マンドゥラン⸣ プ⸢ソー⸣ ブ⸢ラーヌ
      [⸣ʔaibu ⸣pimmaː taː⸢ɲ jaraban⸣ ʣa⸢man⸣durun ʣa⸢manduram⸣ pu̥⸢soː⸣ bu⸢raːnu]
      (そのような時は誰であってもうろたえる{EOS}うろたえない人はいない)
    • ザ⸢マン⸣ドゥル ⸣ピンマー ザ⸢マン⸣ドゥレー ミサムヌ
      [ʣa⸢ma⸣duru ⸣pimmaː ʣa⸢man⸣dureː ⸣misamunu]
      (うろたえる時はうろたえればよいのに)
    • ン⸢ベーマー⸣ ザ⸢マン⸣ドゥリ
      [ʔm⸢beːmaː⸣ ʣa⸢man⸣duri]
      (少しはうろたえろ)

サンバンドゥル [⸢samban⸣duru] (名)

  • さんばんどり(三番鶏)。チ⸢リドゥル[ʧi⸢riduru](連れ鶏)ともいう。夜明けに一斉に鳴く鶏。イ⸢チバン⸣ドゥル[ʔi⸢ʧiban⸣duru](一番鶏)、⸢ニーバン⸣ドゥル[⸢niːban⸣duru](二番鶏)に続いて鳴く鶏。
  • Example phrases
    • ⸢サンバンドゥル⸣ヌ ナ⸢ク⸣カー ⸣ウキティ ア⸢サキ⸣ヌ ス⸢コール ソーッ⸣タ
      [⸢sambanduru⸣nu na⸢ku⸣kaː ⸣ʔukiti ʔa⸢saki⸣nu su̥⸢koːru soːt⸣ta]
      (三番鳥が鳴くと起きて朝食の準備をされた)

Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect

Results from the [関連データ]南琉球八重山語宮良方言の名詞アクセント資料 [Kanren dēta] Minami Ryūkyū Yaeyama-go Miyara hōgen No meishi akusento shiryō ([Relevant Data] Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect), by Kenan Celik, Aso Reiko and Kohei Nakazawa, © CC BY-NC 3.0 DEED

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ドゥルミズゥ [durumidzɨ] L (名)

  • 泥水