(Noun) Father, dad
Define ちゃ cha Meaning チャ
Displaying results for ちゃ (cha・ちゃ・チャ) – ryukyu
JLect: Japonic Languages and Dialects Database
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A dictionary of the Ryukyuan language
Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.
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アチャ acha (?aca) ⓪ 名
- あした。あす。
チャー chaa (caa) ⓪ 名
- 茶。
チャー chaa (caa) ⓪ 副、接頭
- (副)いつも。常に。~?anu mici tuujuN.いつもあの道を通る。~ja ?anee ?araN.ふだんはそうではない。
- (接頭)いつも…し通し.…し続けの意を表わす。caa?azikai(預かり通し),caa?ici(行きっぱなし,行ったっきり),caahwiNgi(逃げ通し),caahaaee(走り続け)など。
チャー chaa (caa) ① 副
- どう。~ga.どうか。どうだ。~ga sai.いかがですか。目上に対して男がいう。女は~ga tai.という。~deebiruga.いかがですか。~ga'jara.どうなのだろう。~?atee Sinuga.どうしたらよいかしら。多く女が言う。~Qsi.どうして。なぜ。~Qsi ?aN ?juga.どうしてそう言うのか。~sjuga.どうするか。どうしようか。~N naraN.どうにもならない。~N neeN.どうもない。何ともない。大丈夫だ。
チャン chan (caN) ① 名
- 喜屋部。«地»参照。
チャン chan (caN) ① 名
- 喜屋武。«地»参照。
イチャ icha (?ica) ⓪ 名
- 板。?itaともいう。
イチャ icha (?ica) ① 名
- いか(烏賊)。?ikaともいう。
イチャ icha (?ica) ① 副
文
- いかに。どう。口語はcaa。~?uSoozi miSeega.どのように思し召されますか。~ga najura.どうなるだろうか。
ンチャ ncha ('Nca) ⓪ 名
- 土。土壌。
ンチャ ncha ('Nca) ① 副
- なるほど。全く。ほんとに。はたして。予想にたがわず。~?aN 'jasa.ほんとにそうだよ。
ウチャ ucha (?uca) ⓪ 名
- お茶。caa(茶)の丁寧語。
ーチャー -chaa (-caa) 接尾
- たち。ら。複数の人を表わす。'warabiNcaa(子供たち),?ujanucaa(親たち),dusinucaa(友人たち)など。複数の人を表わす接尾辞には-taaという形もある。
アッチャ accha (?aQca) ⓪ 名
- 歩行の小児語。あんよ。naa~sjumi.もうあんよするか。
チャーン chaan (caaN) ⓪ 名
- ちゃぼ(矮鶏)。
チャフィ chafi (cahwi) ⓪ 名
- caQpiと同じ。
チャク chaku (caku) ① 名
- 客。
- 娼妓の客。
チャヌ chanu (canu) ① 連体
- どの。~Qcu.どの人。
カチャ kacha (kaca) ① 名
- 蚊帳。~hwicuN.蚊帳を吊る。
クチャ kucha (kuca) ⓪ 名
- 古知屋。《地》参照。
A dictionary of the Ryukyuan language
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ちゃ 【茶】
ちゃき 【茶器】
Phrases
- ~をいれる器 taakuu
ちゃぼ 【矮鶏】
Phrases
- ~の鳴き声 kikkiriikii
ちゃがし 【茶菓子】
ちゃがら 【茶殻】
ちゃたく 【茶托】
ちゃつぼ 【茶壺】
ちゃのま 【茶の間】
ちゃぼん 【茶盆】
チャンス
See also
ちゃかす/
ちゃくそん 【嫡孫】
ちゃどうぐ 【茶道具】
Dictionary of the Practical Use of Okinawan
Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.
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ちゃー
- 茶
- ちゃーぬ しんぬ たっちょーくとぅ、ちゅーや ゐーくとぅぬ あん どー。
(茶柱が立っているので、今日は良いことがあるよ) - はちぢゃーや うやふぁーふじんかい うさぎてぃどぅ いちめー ぬむん。
(お初の茶は祖先にお供えしてから人は飲む) - ちゅちゃわのー ぬむな よー、たちゃわん ぬまーに いけー。
(一杯は飲むなよ、二杯飲んでから行きなさい) - うちゃとー する ばすねー、はちぢゃー ちぢ うさぎーん。
(霊前にお茶を供える際には、お初の茶を注いで差し上げる) - ちゃーぐゎー いっちょーくとぅ くーわんでぃ ゆばってぃ っんぢゃしが、くゎっちーまでぃん しこーらっとーたん。
(お茶を入れてあるのでおいでと呼ばれて行ったが、ごちそうまでも準備されていた)
Example phrases
ちゃーいん (ちゃーたん、ちゃーらん、ちゃーてぃ)
- 消える
ちゃーすん (ちゃーちゃん、ちゃーさん、ちゃーち)
- 消す
- ふぃーぬ ちゃーいん。
(火が消える) - ふぃー ちゃーすん。
(火を消す) - でんきぬ ちゃーたん/ちかたん。
(電灯が消えた/点いた) - でんきぬ ちゃーたい ちちゃい そーん。
(電灯が消えたり点いたりしている) - ぬーじぬ/ひこーきぬ ちゃーいたん。
(虹が/飛行機が(目の前から次第に)
消えていった、ちゃーいたん{$fallingdotseq$}みーらん なたん)- なま っんまなかい あたしぇー ちゃーとーっさ。
(今そこにあったのが消えている) - っやー うむかじぬ たちゅたしが、うれー いちゅなさしどぅ くーららんがやー、あんまさっし にんてぃどぅ をぅがやーんでぃ うむたしが、いっとぅちぐゎー さくとぅ っやー うむかじぇー ちゃーいたん。
(あなたの面影が立って、忙しくて来られないのか、具合が悪くて寝ているのかと思ったのだが、少しするとあなたの面影が(目の前から)
消えていった)- うりが くとー なー みーから ちゃーしぇー/ちむから はんしぇー。
(その人のことはもう忘れなさい(目から消しなさい/心か取り除きなさい)
、{$fallingdotseq$}うみちり よー)- みーぬ ちかちかっし にんだらんくとぅ でんき ちゃーしぇー。
(まぶしくて眠れないので、電灯を消して) - かちばっぺー そーる とぅくまー ちゃーすん。
(書き間違いしているところを消す) - くさ めーちゃる ふぃーや なー ちゃーとーが んーち くーわ。
(草を燃やした火がもう消えているか見ておいで) - ちゃーたい ちちゃい そーたん。
(消えたり点いたりしていた) - ちゃーちゃい ちかちゃい そーたん。
(消したり点けたりしていた)
Example phrases
ちゃんなぎーん (ちゃんなぎたん、ちゃんなぎらん、ちゃんなぎてぃ)
- 捨ててしまう
- がんちょー ちゃんなぎーん。
(めがねを捨ててしまう)
Example phrases
ちゃー
- どう、如何
- ちゃーが?
(どうか、どうだ) - ちゃーが さい/たい?
(いかがですか) - ちゃーが やら?
(いったいどうなのか) - ちゃーん ねーらん。
(どうもない、何ともない) - ちゃーん ならん。
(どうにもならない) - ちゃー すが?
(どうするか) - だー、ちゃー なたが?
(それで、どうなったか) - ちゃー しん いちゅん/すん/ならん/わからん/にんだらんたん/とぅめーららん/かちぇーうーさん。
(どうしても行く/する/できない/解らない/眠れなかった/探せない/書けない) - ちゃーしんかーしん ならん。
(どうしてもできない) - ちゃー
(=いかな) - しん うむいぬぐとぅ ならん。
(どうしても思うようにならない) - ちゃーっし すが?
(どのようにするか) - ちゃーる ばーが?/ちむえーが?/くとぅが?/っちゅが?
(どういうわけか/意味か/ことか/人か) - だー、なー、ちゃーする ばーが?
(それで、どうするつもりか) - ちゃーしぇー しむが?
(どうすればよいのか) - ちゃんぐとーる あんべーが?
(どういう具合か) - ちゃんぐとーる くとぅ なとーが?/ちゃんぐとぅー なとーが?
(どういうことになっているか、ちゃんぐとーる=ちゃーる) - ちゃんねーるー (や)が?
(どういうものか) - ちゃんねーるーぬ あが?
(どういうのがあるか) - ちゃぬ よーな くとぅ/むぬ/っちゅ やいびーが?
(どういうこと/物/人なのか) - っやーや ちゃぬむん
(=ぬー さる むん) - (や)が?
(おまえは何様か) - ちゃぬ あたい あが?
(どれほどあるか) - ちゃなぎ あが?
(どの長さあるか) - ちゃぬ さくぬ くとー あらん。
(どうってことはない)
Example phrases
ちゃーき
- すぐ、〜してすぐ
- ちゃーきちゃーき しー よー。
(さっさとしなさいよ) - くれー なま むてぃちゃーき やさ。
(これは今もいだ(=もぎりとった)ばかりだよ) - にんてぃちゃーき うくさりやーに みーぐふぁいっし ありから にんだらんたん。
(寝入ってすぐ起こされてあれから眠れなかった) - なま にんぢゅがやーんでぃ ふとぬんかい いっちちゃーき やたん。
(今寝ようかと布団に入ったところだったよ) - なま こーてぃっちちゃーき どー。
(いま買って来たばかりだよ) - なま かでぃちゃーき やくとぅ、なー わたー いらん。
(今食べたばかりなので、もうお腹に入らない) - っしちゃーきどぅ やくとぅ、なーだ うわてーをぅらん。
(し始めたばかりなので、まだ終わってはいない) - わんにん なま っちちゃーきどぅ やん どー。
(私も今来たばかりだよ) - っんぢてぃちゃーきどぅ やくとぅ、ぐ、るくじかのー けーてぃ ちゃーびらん どー。
(出たばかりなので、5、6時間は帰って来ませんよ) - うれー なま さーんな よー。かちちゃーき どー。
(これは今触るなよ。書いてすぐだから) - みー かじゃぐゎー すん やー。なま ちゅくてぃちゃーき やいびーん どー。
(作りたてのにおいがするね。今作ったばかりです) - ふくちちぇー ちゃーきなー かじゃ すん。
(ゴミはすぐに臭う)
Example phrases
あちゃー
- 明日
- あちゃーん ふぃーや あんでぃ うむてー ならん どー。
(明日があると思ってはいけないよ)
Example phrases
あとぅ しーちゃー (あとぅ しーちゃー すん〈後ずさりする〉)
- 後ずさり
- あんし ちかさをぅてぃ テレビ んーぢーねー、 みー やますくとぅ くさーんかい しーけー。
(あんなに近くからテレビを観ると、目を痛めるので後ろに寄りなさい)
Example phrases
いちゃい はんちゃい
- ああ言ったり、こう言ったり
- あん いーねー かん いーっし あれー いちゃいはんちゃいびけーっし、ぬーんでぃ いちが をぅら むさっとぅ わからん。
(ああ言えばこう言ってあの人は言い返してばかりいて、何と言っているのかまったく分からない) - あれー いぢりぬ ねーんくとぅ、ちゃー いちゃいはんちゃいびけー そーん。
(あの人は意気地がないので、いつも言い返してばかりいる)
Example phrases
いっちゃい っんぢたい すん
- 出たり入ったりする
- わん じのー あんし いっちゃい っんぢたいぬ うふさる。
(私のお金はなんと出たり入ったり[語順が逆になる]するのが多いことか)
Example phrases
いちゃーすん (いちゃーちゃん、いちゃーさん、いちゃーち)
- 引き逢わす、帳尻を合わせる
- ありが さた さくとぅ いちゃーさってーさ やー。
(あの人の噂したら引き逢わされたんだね) - みーとぅんだー ゐんぬ あてぃどぅ いちゃーさっとーる。
(夫婦は縁があって引き逢わされている) - わかさる とぅちぇー てぃまーん いきらさたくとぅ、いりめーとぅ っんぢリめー いちゃーすんでぃち しーいっぺー そーたん。
(若いときは手間賃も少なかったので、収入と支出を帳尻合わせするのに苦労していた)
Example phrases
いちゃいん (いちゃたん、いちゃらん、いちゃてぃ)
- 出逢う
- たー いちぇーが ちゃが?
(誰に逢いに来たのか) - いちゃりば ちょーでー、ぬー ふぃだてぃぬ あが?
(出逢えば兄弟姉妹、何の隔てがあるものか) - さーてぃー? わん てぃーや いんちゃさぬ なーだ いちゃてー をぅらん。
(触ったか? 私の手は短くてまだ届いていない)
Example phrases
いちゃさ すん (〜さん、〜さん、〜っし)
- 惜しむ
- っちゅぬ くとぅんかい ちかいる じのー いちゃさ する むのー あらん。
(人のことに使うお金は惜しむべきではない)
Example phrases
いちゃ がらすー
- イカの塩漬け
- いちゃがらすーや いちゃぬ まーすぢきー やしが、からすぐゎーとぅ ゐぬむん とーふぬ っうぃーんかい ぬしてぃ かみーねー まーさん。
(「いちゃがらすー」はイカの塩漬けだが、「からすぐゎー(小魚の塩漬け)
」と同じもので、豆腐の上にのせて食べるとおいしい)
Example phrases
いちゃんだ
- ただ、無料
- んーぢゅしぇー いちゃんだ やさ。ふぃないる むのーあらんくとぅ、 ちゃっさ やてぃん んーでー。
(見るのはただだよ。減るものでもないので、いくらでも見なさい) - いちゃんだくゎっちー あとぅぬ あんまさ。
(ただのごちそうは後が怖い)
Example phrases
いちゃんだ うい
- 捨て売り
- どぅく ないぢゅーさぬ、いちゃんだうい やてぃん さねー ならんくとぅ、じゃーふぇー やさ。
(あまりにもでき過ぎて、捨て売りでもしないとならないので、困ったことだね)
Example phrases
いちゃんだ がみ
- ただ食い
- ぐすーじぬ ある とぅくま まーてぃあっち くゎっちー いちゃんだがみ そーん。
(お祝いの場をまわり歩いてご馳走をただ食いしている)
Example phrases
いちゃんだ ぢけー
- ただで使うこと
- どぅーぬ むのー くめーきてぃ すしが、っちゅぬ くるま かとーてぃ いちゃんだぢけーっし くるまぬ あんだん いってー をぅらんさ。
(自分のものは倹約するのに、人の車を借りてもただ使いして車のガソリンも入れてない)
Example phrases
いちゃんだ むぬ
- ただの物
- いちゃんだむのー にーだかさんでぃ やまとぅをぅてー いらっとーしが、うちなーをぅてー けーすしぇー じぬん むぬん あらん、にふぇーどーんでぃる ちむどぅ やる。
(ただの物は高くつくと内地では言われているが、沖縄では返すのはお金でも物でもない、ありがとうという気持ちでしかない)
Example phrases
うちゃいん (うちゃたん、うちゃらん、うちゃてぃ)
- 似合う
- まっかーらー セーターや っやーんかい いっぺー うちゃとーん やー。
(赤いセーターはあなたに似合っているね) - あぬ っちょー かーぎん じんぶぬん うちゃとーん。
(あの人は容姿も賢明さもよく釣り合っている) - たきふどぅぬ ゆー うちゃとーん。
(容姿端麗である[男性にのみ用いる]) - くぬ ちのー っやーんかい ゆー うちゃとーん。
(この服はあなたによく似合っている)
Example phrases
Audio Database of Hatoma Lexicon
Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED
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ガンマリ [⸢gam⸣mari] (名)
- いたずら(悪戯)。やんちゃ。⸢ガン⸣バリ[⸢gam⸣bari](悪戯)ともいう。
- ⸢ミー⸣ヌ ⸢ガン⸣マレー サ⸢バン ティー⸣ヌ ⸢ガン⸣マレー ス⸢ナ
[⸢miː⸣nu ⸢gam⸣mareː sa⸢ban tiː⸣nu ⸢gam⸣mare su⸢na]
(目で見るだけの悪戯はしてもよいが、手で触れてする悪戯はするな) - ⸢ガン⸣マリ ⸢シー⸣ナ ナ⸢ラ⸣ヌ
[⸢gam⸣mari ⸢ʃiː⸣na na⸢ra⸣nu]
(悪戯して困る<堪らない>)
Example phrases
ベーッサラベーッサラ [⸢beːssarabeːssara] (副)
- ぺちゃくちゃ。賑やかに喋るさま。
- ⸢ベーッサラベーッサラ⸣シ パ⸢ナ⸣シ ⸢ベー⸣ムヌ ス⸢ク⸣カー ウ⸢ムッサ⸣ルバン
[⸢beːssarabeːssara⸣ʃi pa⸢na⸣ʃi ⸢beː⸣munu su̥⸢ku⸣kaː ʔu⸢mussa⸣rubaŋ]
(ぺちゃくちゃ喋っているのを聞くと、なるほど楽しい<楽しくある>わい)
Example phrases
ムンツァークンツァー [⸢munʦaːkun⸣ʦaː] (名)
- もみくちゃ。両手でくしゃくしゃになるほどに揉み散らすこと。
- カ⸢ベー ムンツァークン⸣ツァー ⸢スー⸣カー ⸢ジー⸣ カ⸢カラ⸣ヌ
[ka⸢beː munʦaːkun⸣ʦaː ⸢suː⸣kaː ⸢ʤiː⸣ kḁ⸢kara⸣nu]
(紙は揉みくちゃにすると文字が書けない)
Example phrases
アーガチャー [⸢ʔaːga⸣ʧaː] (名)
- (動)魚の名。和名、イロブダイ(雄)。その雌魚は⸣ミーハガー[⸣miːhagaː]という。ブダイ科の魚。体長60~80センチに成長するものがいる。普通は体長40~50センチのものが多く網にかかる。白身の魚肉は淡白な味であるが、刺身にして、その肝を味噌和えにしてミカン(九年母)の汁をかけて食すると美味である。また、蒲鉾の素材としても重宝されている。
- ⸢アーガチャー⸣ヌ ピ⸢サー⸣ ウ⸢コー⸣シティ ナ⸢マ⸣シ ⸣キシバ
[⸢ʔaːgaʧaː⸣nu pi̥⸢saː⸣ ʔu⸢koː⸣ʃi̥ti na⸢ma⸣ʃi ⸣ki̥ʃiba]
(イロブダイを三枚おろしにして<平を起こして>刺身にしなさい)
Example phrases
アチャー [⸣ʔaʧaː] (名)
- 父。名称、呼称ともに用いる。
- ⸢バン⸣テヌ ⸣アチャー ⸣キノー ウ⸢キ⸣ナー ⸢オーッ⸣タ [⸢ban⸣tenu ⸣ʔaʧaː ⸣kinoː ʔu⸢ki⸣naː ⸢ʔoːt⸣ta] (私の家のお父さんは昨日沖縄へ行かれた)。 ア⸢チャー キュー⸣ヤ ⸢パイ⸣サ ユクイ⸢オー⸣リ [ʔa⸢ʧaː kjuː⸣ja ⸢pai⸣sa jukui⸢oː⸣ri] (お父さん、今日は早くお休みなさい)。おもろ語の「あさ」(「親」の同義語、集落の長老)と同じことばであろう、との説がある
Example phrases
グーパンチャー [⸢guːpan⸣ʧaː] (名)
- 不揃いのもの。対をなして揃うべきものの片方が欠けているもの。
- ⸣カイブ ⸢グーパンチャー⸣バ ⸢カイ⸣キー ⸢ヌー⸣ スー ⸢カン⸣ガイヤ
[⸣kaibu ⸢guːpanʧaː⸣ba ⸢kai⸣kiː ⸢nuː⸣ suː ⸢kaŋ⸣gaija]
(こんな不揃いのものを買ってきて何をするつもりかね)
Example phrases
グーマンチャー [⸣guːmanʧaː] (名)
- 不揃い。ちぐはぐなもの。
- ⸢グーパンツァー⸣リムヌ [⸢guːpanʦaːri⸣munu] (具・外れもの、不揃いのもの)。箸や下駄など、一式のが不揃いであるもの。沖縄方言からの借用語か。「具・混じり」の転訛したもの。鳩間方言では、普通は⸢グーパンツァー⸣リムヌ[⸢guːpanʦaːri⸣munu](不揃い物{EOS}「具・外れ物」の義)ともいう。カタグーマンチャー[ka⸢taguːmanʧaː](不揃い物)ともいう。 ク⸢ヌ⸣ ア⸢チ⸣ツァー ⸢グーマン⸣チャー <グーパンチャー> ⸣ナリティ フ⸢マラヌ [ku⸢nu⸣ ʔa⸢ʧi⸣ʦaː ⸢guːman⸣ʧaː
⸣nariti ɸu⸢maranu] (この下駄は不揃いになって履けない)
Example phrases
クチャ [⸣ku̥ʧa] (名)
- 土壌の名。腐植土。
- ク⸢チャ⸣ヌ ⸣ジーナーヤ ⸢ウン⸣マー ス⸢クリヤッ⸣サタン
[ku̥⸢ʧa⸣nu ⸣ʤiːnaːja ⸢ʔum⸣maː su̥⸢kurijas⸣sataŋ]
(クチャ土壌にはサツマイモは栽培し<作り>やすかった)
Example phrases
グンガチャー [⸢guŋga⸣ʧaː] (名)
- 五月植えの芋。老年層は、⸢グングヮ⸣チャー[⸢guŋgwa⸣ʧaː](五月植えの芋)ともいう。
- ⸢グンガ⸣チャー イッ⸢ケン ミーレー⸣ン
[⸢guŋga⸣ʧaː ʔik⸢kem miːreː⸣ŋ]
(五月植えの芋は非常に実っている)
Example phrases
ゴーヤーチャンプルー [⸢goːjaːʧam⸣puruː] (名)
- 料理名。ニガウリに豚肉、豆腐、鶏卵などを混ぜて炒めた料理。ゴーヤーのほろ苦味と豆腐の味が調和して美味である。その他、豚のポーク缶詰、蛸や uby{剥}{ム}き海老などの食材もゴーヤーチャンプルーに利用され、夏のビタミン補給の料理として重宝される。
- ナ⸢チェー⸣ ヤ⸢サイ⸣ヌ ⸢ナーン⸣ユンダー ⸢ゴーヤーチャン⸣プルー カー⸢ニ ファーソーッ⸣タ
[na⸢ʧeː⸣ ja⸢sai⸣nu naːŋ⸣junda ⸢goːjaːʧam⸣puruː kaː⸢ni faːsoːt⸣ta]
(夏は野菜がないからゴーヤーチャンプルーだけ食べさせなされた)
Example phrases
コッチャン [⸢kotʧaŋ] (固)
- 浦崎英七氏の童名。「お坊ちゃん」の義。石垣方言の⸢コー⸣ニー[⸢koː⸣niː](男の子{EOS}士族男子の名)の愛称で、コッ⸢チ[kot⸢ʧi](ちんちん{EOS}男の子)に由来するものであろう。
- ⸢ウイカナケーヌ エイシチャザー⸣ ヤ⸢ラビナー⸣ヤ ⸢コッチャン⸣ティル ア⸢ゾーッタ⸣ル
[⸢ʔuikanakeːnu jeiʃi̥ʧaːʣaː⸣ ja⸢rabinaː⸣ja ⸢kotʧan⸣tiru ʔa⸢ʣoːtta⸣ru]
(浦崎家の英七兄さんは、童名はコッチャンとぞ言われたよ)
Example phrases
コッパチャー [⸢koppa⸣ʧaː] (名)
- 硬い物。頭の固い人。我の強い人。
- ク⸢レー コッパ⸣チャー ⸣ナリティ カ⸢マラ⸣ヌ
[ku⸢reː koppa⸣ʧaː ⸣nariti ka⸢mara⸣nu]
(これは硬い物になって食べられない) - ⸣アイブ ⸢コッパ⸣チャーティン プ⸢スヌ ブン⸣ツォー ⸢ピッ⸣チン プ⸢スヌ⸣ パ⸢ナ⸣シ シゥ⸢カヌ
[⸣ʔaibu ⸢koppa⸣ʧaːtim pu̥⸢sunu bun⸣ʦoː ⸢pit⸣ʧim pu̥⸢sunu⸣ pa⸢na⸣ʃi sï̥⸢kanu]
(あんな堅物って、人たるものがいるものかよ{EOS}一つも他人の話を聞き入れない<聞かない>)
Example phrases
ソーミンチャンプルー [⸢soː⸣minʧampuruː] (名)
- 茹でた素麺に魚肉やカマボコ、シ⸢ビラ[ʃi⸢bira](ネギ<葱>)あるいは、⸣ビラ[⸣bira](ニラ<韮>)などを刻み、混ぜ絡めて軽く油炒めにしたもの。栄養価の高い、美味な食品であった。鳩間島では、⸣バコー[⸣bakoː](共同作業)の際に、3時の⸢サー⸣フキ[⸢saː⸣ɸu̥ki](茶請け)として簡単に大量炊飯が出来るので重宝された。
- ⸢ソー⸣ミンチャン⸣プロー ム⸢カ⸣シェー バ⸢コーシンカン⸣ケーンヌ ⸢サー⸣フキティ ン⸢ザ⸣ソーッタ
[⸢soːminʧam⸣puroː mu⸢ka⸣ʃeː ba⸢koːʃiŋkaŋ⸣keːnnu ⸢saː⸣ɸu̥kiti ʔn⸢ʣa⸣soːtta]
(ソーメンチャンプルーは、昔は共同作業員の御茶請けとして出された)
Example phrases
チャー [⸢ʧaː] (副)
- いつも(何時も)。常に。
- ⸣アッパー ⸢チャー⸣ ブー ⸢ウー⸣ミ ⸢オー⸣ル
[⸣ʔappaː ⸢ʧaː⸣ buː ⸢ʔuː⸣mi ⸢ʔoː⸣ru]
(お祖母さんは常に<何時も>麻糸を紡いで<績んで>おられる) - ⸢チャー⸣ ユ⸢ヌ パナ⸣シ カー⸢ニル⸣ ア⸢ゾー⸣ル
[⸢ʧaː⸣ ju⸢nupana⸣ʃi kaː⸢niru⸣ ʔa⸢ʣoː⸣ru]
(いつも同じ話だけおっしゃる)
Example phrases
チャー [⸢ʧaː] (接頭)
- {Mn_1}いつも~。常に~。
チャー [⸢ʧaː] (接頭)
- {Mn_2}それきり(其限)。それっきり。そのまま。動詞の連用形に上接して、その動詞の意味内容がそのまま継続することを表す合成語を造る。
- ⸢パッ⸣タ ⸢ター⸣ナ ⸢チャー⸣パリ ⸢シー ナー⸣ヌ
[⸢pat⸣ta ⸢taː⸣na ⸢ʧaː⸣pari ⸢ʃiːnaː⸣nu]
(行ったまま、行きっきりになってしまった) - ⸢チャー⸣シー ⸢スン
[⸢ʧaː⸣ʃiː ⸢suŋ]
(継続してやる{EOS}やり続ける)
Example phrases
チャーウティ [⸢ʧaː⸣ʔuti] (名)
- 病気が完治すること。病気が再発しないで健康を維持していること。⸢チャー[⸢ʧaː](そのまま)は接頭語。
- ⸣キナイ ヌ⸢ム⸣ター ⸢プーケー<マ⸢ラリ⸣ア> チャー⸣ウティ ⸢シー ブー
[⸣kinai nu⸢mu⸣taː ⸢puːkeːʧaː⸣ʔuti ⸢ʃiː buː]
(キニーネを飲んだのでマラリア<風気>は完治し<ずっと落ち>ている)
Example phrases
チャーガ [⸢ʧaːga] (感)
- どうだ。それ見ろ。恐れ入ったか。そうだろう。言ったとおりだろう。「如何か」の転訛したもの。首里方言からの借用語。普通は、⸢ヌー⸣シヤー[⸢nuː⸣ʃijaː](どうだ{EOS}恐れ入ったか)、イ⸢カ⸣シヤー[ʔi⸢ka⸣ʃijaː](どうか{EOS}如何か{EOS}如何だ)という。
- ⸣チャーガ ⸣バー ア⸢ズタ トゥー⸣ルミー
[⸣ʧaːga ⸣baː ʔa⸢ʣuta tuː⸣rumiː]
(それ見ろ<どうだ>、私が言った通りだろう)
Example phrases
チャーガンズー [⸢ʧaː gan⸣ʣuː] (連)
- 何時も元気だ。首里方言からの借用語か。鳩間方言では、目上に対して、⸣ミサー ア⸢ロールン[⸣misaː ʔa⸢roːruŋ](お元気でいらっしゃいますか<良くておられますか>)と尋ねると、ミサン⸢ダー[misan⸢daː](元気だよ)と答える
チャーシー [⸢ʧaː⸣ʃiː] (名)
- 継続して行うこと。継続続行。ずっと続けてやっている。
- シ⸢グトー⸣ シ⸢トゥム⸣テーラ ⸢チャー⸣シー ⸢シー ベー
[ʃi⸢gutoː⸣ ʃi̥⸢tumu⸣teːra ⸢ʧaː⸣ʃiː ⸢ʃiːbeː]
(仕事は朝から継続してやっている)
Example phrases
Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect
Results from the [関連データ]南琉球八重山語宮良方言の名詞アクセント資料 [Kanren dēta] Minami Ryūkyū Yaeyama-go Miyara hōgen No meishi akusento shiryō ([Relevant Data] Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect), by Kenan Celik, Aso Reiko and Kohei Nakazawa, © CC BY-NC 3.0 DEED
Search languages: Yaeyama (Miyara) ↔ Japanese, with basic English search
アッチャ [attʃa] L (名)
- 父
カブチャ [kabutʃa] F (名)
- カボチャ
スゥマカブチャ [sɨmakabutʃa] L (名)
- 島カボチャ
チャーミズゥ [tʃaːmidzɨ] L (名)
- お茶の水
チャクスゥ [tʃakusɨ] L (名)
- 長男
チャクマー [tʃakumaː] L (名)
- 長男からの孫
チャブン [tʃabuɴ] L (名)
- 茶盆
フチャカリゥ [fu̥tʃa]karɨ] (名)
- 草刈り
フチャリゥムヌ [ɸutʃarɨmunu] L (名)
- 腐れもの
Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)
Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.
Search languages: Japanese ↔ English
ちゃ【茶】
(Common Noun)
- Tea
- Tea plant (Camellia sinensis)
- Tea preparation; Making tea
- Brown
— Abbreviation
- Mockery
— Archaism
ては・ちゃ・ちゃあ
(Expression)
- If (an action, etc.)
- Since ...; If you are going to ...
- One after another; Indicates repeated action
- Adds emphasis
ヤムチャ【飲茶】
(Noun)
- Yum cha; Eating snacks (esp. dim sum) with tea
てんちゃ・テンチャ【甜茶】
(Noun)
- Tian cha; Sweet tea; Blackberry leaf tea
- Chinese blackberry (Rubus suavissimus)
— Word usually written using kana alone
うじちゃ【宇治茶】
(Noun)
- Uji-cha; Prized Japanese green tea cultivated around Uji, Kyoto
チャチャチャ
(Noun)
- Cha-cha (dance)
しずおかちゃ【静岡茶】
(Noun)
- Shizuoka-cha; Prized Japanese green tea cultivated in Shizuoka Prefecture
チャーシューバオ【叉焼包】
(Noun)
- Cha siu bao; Cantonese barbeque pork bun
にほんさんだいちゃ【日本三大茶】
(Noun)
- Three greatest teas of Japan (Uji-cha, Sayama-cha and Shizuoka-cha)