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Define たな tana Meaning タナ

Displaying results for たな (tana・たな・タナ) – ryukyu

JLect: Japonic Languages and Dialects Database

Results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.

Search languages: Japonic (all languages and dialects) ↔ English ↔ Japanese

Ryukyu (Kunigami: Benoki)

たな【刀】

(Noun) Single-edged sword

Ryukyu (Okinawa)

たながー【手長・草蝦】

(Noun) Freshwater shrimp, freshwater prawn

Ryukyu (Okinawa)

たなげー【手長・草蝦】

(Noun) Freshwater shrimp, freshwater prawn

Ryukyu (Okinawa)

しーぐ

(Noun) Knife, small knife, utility knife

Ryukyu (Okinawa)

はごーさん

(Sa-Adjective) Dirty, filthy; ticklish

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Okinawan → Japanese

タナ tana (tana) ① 名

  1. 棚。~kacuN.棚をつくる。

カタナ katana (katana) ⓪ 名

  1. 刀。

タナカ tanaka (tanaka) ⓪ 名

  1. 間。中間。?anu 'jaatu kunu 'jaatunu~.あの家とこの家の間。saNzitu 'juzitunu~.3時と4時との間。

タナリ tanari (tanari) ⓪ 名、接尾

  1. ていさい。ありさま。身のこなし。風采。また,ぐあい。つごう。便利。'iitanari.(着こなしなどがいいこと。着物などがよくうつること。)~nu 'jutasjaN('waQsaN).つごうがいい(悪い)。便利がいい(悪い)。
  2. (接尾)ciNciidanari(着こなし),munu?iitanari(ものの言いぶり)など。

ミンタナ mintana (miNtana) ⓪ 名

  1. 流し。台所の流し台。水棚の意。

タナゲー tanagee (tanagee) ⓪ 名

  1. 川えび。淡水にすむ小えび。

タナンカ tananka (tanaNka) ① 名

  1. ふたなのか。死後14日目に行なう法事。

タナシ tanashi (tanasi) ⓪ 名

  1. 女の夏の礼服。晴れ着。tuNbjaN(中国から輸入される布),または上等の芭蕉布で作る。多くはbiNgataあるいは?akauu(いずれもその項参照)である。貴族のtanasiは'Ncanasi(御タナシの意)という。

フタナリ futanari (hutanari) ① 名

  1. 不似合い。不体裁。不適切。tanariの対。tanarinu neeraNともいう。~na munu?iijoo.不適切な言い方。

タナバル tanabaru (tanabaru) ⓪ 名

  1. 棚原。《地》参照。

タナバタ tanabata (tanabata) ① 名

  1. たなばた。7月7日。行事の名。墓参・墓地の掃除などをして,盆祭りに備える祭りを行なう。星祭りは行なわなかった。

チュカタナ chukatana (cukatana) ⓪ 名

  1. ひと太刀。一刀。~ni cirikuruci turasa.一刀で切り殺してやるぞ。

タナバラー tanabaraa (tanabaraa) ⓪ 名

  1. 棚原(tanabaru)の者。卑称。

ーガタナサン -gatanasan (-gatanasaN) 接尾

  1. …し兼ねる。…し難い。(気を使うために)…しにくい。?icigatanasaN(行きにくい),'wakarigatanasa(別れがたいこと)など。

チタナサン chitanasan (citanasaN) ⓪ 形

  1. きたない。不潔である。sitanasaNと同じ。hagoosaNともいう。

シタナサン shitanasan (SitanasaN) ⓪ 形

  1. きたない。不潔である。citanasaNまたhagoosaNともいう。Sitanasii muN.きたないもの。

タナビチュン tanabichun (tanabi=cuN) ① 自=kaN,=ci

  1. (油などが)水面に広がる。?aNdanu miZinakai~.油が水に浮いて広がる。

タナガーユン tanagaayun (tanagaa=juN) ⓪ 自=raN,=ti

  1. 変種が生ずる。在来の種類とは違ったものとなる。また,親に似なくなる。

ワタナカラ watanakara ('watanakara) ⓪ 名

  1. 腹半分。腹半分食うこと。nakarawataともいう。nizirii tiiCee~du 'jaru.おむすび一つでは腹半分しかない。

ンチャンウタナ nchan utana ('NcaN?utana) ① 名

  1. 神棚。

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Japanese → Okinawan

たな 【棚】

Phrases

たなばた 【七夕】

たなばる 【棚原】 (地名)

Phrases

たなびく 【棚引く】

See also

あだな 【あだ名】

かたな 【刀】

See also

とだな 【戸棚】

かみだな 【神棚】

きたない 【汚ない】

See also

Phrases

  • ~もの hagoomuN,(小児語)ʔNNnaa,peepee

こがたな 【小刀】

ほんだな 【本棚】

ふたなのか 【二七日】

やまがたな 【山刀】

うすぎたない 【薄ぎたない】

Phrases

きたならしい

See also

Phrases

くちぎたない 【口汚ない】

Dictionary of the Practical Use of Okinawan

Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.

Search languages: Japanese ↔ Okinawan

た なか

  • 間、中間
  • Example phrases
    • っうぇーきんちゅぬ やーぬ たなかんかい ふぃんすーむんぬ やーぬ あてぃ、ちゃー まーさむん かじゃっし うりっし わた みたちゃんでぃ。
      (お金持ちの家の間に貧乏者の家があって、いつもおいしい匂いがしてそれでお腹を満たしたって)

たな

  • Example phrases
    • すむち ならびーんち なまー たな かちょーん。
      (本を並べるといって今棚を組み立てている)
    • ごーやー ほーらすんでぃち やんばるだき ちかてぃ たな ちゅくたしが、うふかじっし ふちとぅばさったん。
      (ゴーヤーを這わせるといってヤンバル竹を使って棚を作ったが、台風で吹き飛ばされてしまった)

たながーいん (たながーたん、たながーらん、たながーてぃ)

  • 変種が生まれる
  • Example phrases
    • うぬ うやぬ っくゎんちん うまーらん あたいぬ たながーいむんぬ っんまりとーさ やー。
      (その親の子とも思われないほどの変わり者が生まれているね)
    • まるけーてー うや まさいむんぬ たながーいる くとぅん あん。
      (時には親勝りの変わり種が生まれることもある)

たながーい むん

  • 変わり種
  • Example phrases
    • うり ちゅえー たーんかいが にちょーら、たながーいむんどぅ やる、びんちょーん さんぐとぅ あさから うたさんしんびけー そーん。
      (その子一人はいったい誰に似たのか、変わり者で、勉強もしないで朝から歌三線だけしている)
    • たながーいん
      (親と似ない)
    • 、たながーとーん
      (親と似ていない)

たなげー

  • エビ
  • Example phrases
    • やんばるぬ かーらぬ たなげーや ゆー んーちゃる くとー あしが、とぅてぃ かだる うびーや ねーらん。
      (北部の川のエビをよく見たことはあるが、取って食べたお覚えはない)
    • たなげー むんだに さくとぅ、たまんぬ くーとーたん。
      (川エビを餌にしたら、たまんが食いついていた)

むぬ いー たなり

  • ものの言い方
  • Example phrases
    • あれー むぬいーたなりぬ ねーん っちゅ なてぃ、っちゅおーえーぬ うふさん。
      (あの人はことば遣いがなっていない人なので、人とのけんかが多い)

いちがたなさん

  • 行きにくい
  • Example phrases
    • ゆめー をぅとぅぬ うやぬ やーんかえー ぬーがやら いちがたなさん。
      (嫁は夫の親の家にはどういうわけか行きにくい)

したなさん

  • 不浄である
  • Example phrases
    • やしちぬ をぅがめー したなむん、したなかじ
      (=ふじょーまき)
    •  ぬきーるたみに すん。
      (屋敷の拝みは不浄のものや不浄の邪気を取り除くためにする)

Audio Database of Hatoma Lexicon

Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED

Search languages: Yaeyama (Hatoma) ↔ Japanese

アタナキ [ʔa⸢tanaki] (名)

  • 突然に泣き出すこと。
  • Example phrases
    • ヤ⸢ラビ⸣ヌ ア⸢タナキ スー⸣カ ニチ⸢ダー
      [ja⸢rabi⸣nu ʔa⸢tanaki suː⸣kaː niʧi⸢daː]
      (幼児が突然に泣き出すと発熱だよ)

イシカタナ [ʔi⸢ʃikatana] (名)

  • 石包丁。石製の包丁。
  • Example phrases
    • ム⸢カ⸣シェー カ⸢ニヌ ナー⸣ン ブ⸢レー⸣ティ イ⸢シ⸣シ イ⸢シカタナバ⸣ ス⸢ク⸣ローッタ⸢トゥ⸣ツォー
      [mu⸢ka⸣ʃeː ka⸢ninu naː⸣m bu⸢reː⸣ti ʔi⸢ʃi⸣ʃi ʔi⸢ʃikatanaba⸣ su̥⸢ku⸣roːtta⸢tu⸣ʦoː]
      (昔は鉄がなかったので<無くて居って>石で石包丁を作られたそうだ)

ウシッふァイカタナ [ʔu⸢ʃiffaikatana] (名)

  • 切れない包丁。鈍刀。なまくら<鈍ら>な刀。なまくら庖丁。「牛喰い刀」の義。
  • Example phrases
    • ウ⸢シッふァイカタナー⸣ ナ⸢マ⸣リティ ⸢ピッ⸣チン キ⸢シラ⸣ヌ
      [ʔu⸢ʃiffaikatanaː⸣ na⸢ma⸣riti ⸢pit⸣ʧiŋ ki̥⸢ʃira⸣nu]
      (切れない包丁は、鈍って全く<ひとつも>切れないよ)
    • ⸣アイブ ウ⸢シッふァイカタナ⸣シェー イ⸢ゾー⸣ バ⸢ザーラヌ
      [⸣ʔaibu ʔu⸢ʃiffaikatana⸣ʃeː ʔi⸢ʣoː⸣ ba⸢ʣaːranu]
      (あんな鈍ら包丁では魚は捌かれない)

カタナ [kḁ⸢ta⸣na] (名)

  • 包丁。菜切り包丁。「刀」と同義で、料理に用いる片刃の刃物。刀剣の意味はない。「大刀、太知(たち)。小刀、賀太奈(かたな)『和名抄』」の転訛したもの。鰹節製造工場では、イ⸢ズバザイカタナ[ʔi⸢ʣubaʣaikatana](魚を捌く包丁)、ヨ⸢ツワリカタナ[jo⸢ʦuwarikatana](三枚下ろしにした鰹の上身と下身を四つ割りにする包丁{EOS}幅約10センチ、刀身約15センチの半円形の包丁)、サ⸢バカタナ[sa⸢bakatana](⸢鱶刀」の義{EOS}柄にぎざぎざの切込みをつけて滑り止めを施した鋭利な包丁{EOS}烏賊釣り漁に持参した)、ヤ⸢マンガラ⸣シ[ja⸢maŋgara⸣ʃi](山刀)などがあった。
  • Example phrases
    • イ⸢ズバザイカタナ⸣シ カ⸢ツヌ⸣ ス⸢ブ⸣ル ⸣キシ
      [ʔi⸢ʣubaʣaikatana⸣ʃi kḁ⸢ʦunu⸣ su⸢bu⸣ru ⸣ki̥ʃi]
      (魚を捌く包丁<刀>で鰹の頭を切れ)
    • ⸣トゥシナー カ⸢タ⸣ナ ⸣トゥイバ
      [⸣tu̥ʃinaː kḁ⸢ta⸣na ⸣tuiba]
      (砥石で包丁を研ぎなさいよ)

カタナシ [kḁ⸢ta⸣naʃi] (名)

  • 偏った産み方。男または女の一方だけに偏って産むこと。「片生し<片産み>」の義。
  • Example phrases
    • ミ⸢ドーン⸣ッふァ カー⸢ニ⸣ ル⸢ク⸣ニン カ⸢タ⸣ナシ シ⸢ティ⸣ ウ⸢ヌ⸣ シ⸢ビ⸣ナー ヤッ⸢トゥ⸣シ サ⸢ク⸣シ ナ⸢スタ⸣ル ウ⸢ヌス⸣ク サ⸢ニヤ ソーッ⸣タティ ⸣ムカーヤ
      [mi⸢doːŋ⸣ffa kaː⸢ni⸣ ru⸢ku⸣niŋ kḁ⸢ta⸣naʃi ʃi̥ti⸣ ʔu⸢nu⸣ ʃi⸢bi⸣naː jat⸢tu⸣ʃi sḁ⸢ku⸣ʃi na⸢suta⸣ru ʔu⸢nusu̥⸣ku sa⸢nija soːt⸣tati ⸣mukaːja]
      (女の子だけ六人偏って産んで<片生しして>、その後にやっとのことで長男を産んだものだから、あんなに喜ばれた<嬉しくされた>ものだよ)

カタナヌパー [kḁ⸢tana⸣nu ⸣paː] (連)

  • 包丁の刃。
  • Example phrases
    • カ⸢タナ⸣ヌ ⸣パー ナ⸢マ⸣リティ ⸢ピッ⸣チン キ⸢シラ⸣ヌ
      [kḁ⸢tana⸣nu ⸣paː na⸢ma⸣riti ⸢pit⸣ʧiŋ ki̥⸢ʃira⸣nu]
      (包丁<刀>の刃が鈍ってちっとも切れない)

キーバキタナ [⸢kiːbaki⸣tana] (名)

  • 木材を木挽き鋸で挽き割る装置。製材棚。立ち木の適当な枝に2本の材木を斜めに掛け、それに横木を渡して固定したもの。その横木に製材する材木を載せ、一人はその材木の上に乗り、一人は地上に立って、双方力を合わせて一本の木挽き鋸を挽いて製材した。重労働であった。
  • Example phrases
    • ⸢キーバキ⸣タナ ⸣カキティ フ⸢タール⸣シ ⸣キー ⸣バキティ ⸣イツァン ⸣パラーン ス⸢ク⸣ローッタ
      [⸢kiːbaki⸣tana ⸣kḁkiti ɸu̥⸢taːru⸣ʃi ⸣kiː ⸣bakiti ⸣ʔiʦam ⸣paraːn su̥⸢ku⸣roːtta]
      (木材を鋸で挽き割る装置<棚>を掛けて、二人で材木を挽き割って板も柱も製材され<作られ>た)

サタナビ [⸣satanabi] (名)

  • 黒砂糖を作るのに使用する大鍋。
  • Example phrases
    • ⸢カーヌ⸣ マンタナー ⸣サタヤーバ ス⸢ク⸣リ ⸣ウナー⸣ サタナビバ ビ⸢シティ⸣ サター タ⸢ローッ⸣タ
      [⸢kaːnu⸣ mantanaː ⸣satajaːba su̥⸢ku⸣ri ⸣ʔunaː ⸣satanabiba bi⸢ʃiti⸣ sataː su̥⸢ku⸣roːtta]
      (西村の井戸の前に砂糖小屋を作って、そこに砂糖鍋を据えて砂糖を作られた)

サバカタナ [sa⸢bakatana] (名)

  • 鱶(鮫)の頭を切って殺す専用の包丁。鱶を釣って船べりに引き寄せ、サ⸢バガキヤーで頭部を引っ掛けて船べりに固定し、専用の包丁で頭部を切って殺すのに用いた。鱶の皮は硬くて切りにくいので、手の uby{滑}{リ}止めとして、包丁の柄の部分を総て波形に切り込んである。
  • Example phrases
    • サ⸢バカタナヌ ユイヤー⸣ ス⸢ベーラン⸣ヨーニ ⸣ギザギザシ キ⸢ザマリ ブー
      [sa⸢bakatananu juijaː⸣ su⸢beːraŋ⸣ joːni ⸣giʣagiʣaʃi ki⸢ʣamari buː]
      (鱶包丁の柄は手が滑らぬようにギザギザに刻まれている)

サヤンガタナ [⸣sajaŋgatana] (名)

  • 鞘の付いた刀剣。「鞘の刀」の義。日本刀。鳩間村を創建したという伝説上の人物(儀佐真主)は⸣サヤンガタナ[⸣sajaŋgatana](鞘の付いた刀剣)を宮古の仲宗根豊見親から頂いたという(鳩間真吉氏伝承)。
  • Example phrases
    • ニ⸢シ⸣ドーウガンナー ⸣サヤンガタナトゥ サ⸢カシキヌ アッ⸣タンツォー [ni⸢ʃi⸣doːʔugannaː ⸣sajaŋgatanatu sḁ⸢kaʃi̥kinu ʔat⸣tanʦoː] (西堂御嶽には⸣サヤンガタナ{SqBr}⸣sajaŋgatana{/SqBr}(鞘の付いた刀<日本刀>)と盃があったそうだ)

シキカタナ [ʃi̥⸢kikatana] (名)

  • カ⸢ツピギシー⸣グ[kḁ⸢ʦupigiʃiː⸣gu](鰹節削り小刀)の一種。⸢突き刀」の義。押し切ったり、前方へ突き押すようにして削るのに用いる小刀。
  • Example phrases
    • シ⸢キカタナ⸣シル カ⸢ツブシヌ⸣ パ⸢ナー⸣ ウ⸢シキサリ
      [ʃi̥⸢kikatana⸣ʃiru kḁ⸢ʦubuʃinu⸣ pa⸢naː⸣ ʔu⸢ʃikisari]
      (突き刀の小刀で<ぞ>鰹節の鼻面は切られる)

シンターマンタナリ [⸣ʃintaː ⸣mantanari] (連)

  • 比喩表現。すっかり落ちぶれてしまって。すっかり零落してしまって。すっかり寂れてしまって、の意。「後ろは前になってしまって」の義。すっかり逆転してしまうこと。
  • Example phrases
    • ウ⸢ヌス⸣ク ア⸢ロー⸣ル ⸣ヤー ヤ⸢タンドゥ⸣ マ⸢ナ⸣マー ⸣シンター ⸣マンター ナ⸢リ⸣ル ⸢オール⸣バン
      [ʔu⸢nusu̥⸣ku ʔa⸢roː⸣ru ⸣jaː ja⸢tandu⸣ ma⸢na⸣maː ⸣ʃintaː ⸣mantaː na⸢ri⸣ru ⸢ʔoːru⸣baŋ]
      (あれほどの資産家<金満家>であったが、今ではすっかり落ちぶれて<零落して{EOS}いつもと逆転して、後ろが前になってぞ>おられる)

タナ [ta⸢na] (名)

  • {Mn_1}舟棚。「棚閣、和名多奈<たな>」『和名抄』の義。⸣イダフニ[⸣ʔidaɸuni](板船{EOS}サバニ)の船べりに装着する幅約20センチ、長さ約3メートルの棚板。約1、5メートルの板を填め込み式に繋ぎ合わせて使用した。波頭が船腹に入るのを防ぐのに用いた。「~こぎたみゆきし棚無小舟『万葉集 58』」の「棚」の義。「たなきよら<棚清ら>」、船の美称、船棚の清いものの意。対語「いたきよら」。オモロ原注に「はね也」「船の異名なり」とある『沖縄古語大辞典』。

タナ [ta⸢na] (名)

  • {Mn_2}棚。

タナ [ta⸢na] (名)

  • {Mn_3}蔓性の植物を棚仕立てにして栽培する装置。
  • Example phrases
    • ⸢ゴーヤー⸣ダナ
      [⸢goːjaː⸣dana]
      (ニガウリの棚)
    • タ⸢ナ⸣ カキティ ⸢ゴー⸣ヤー ⸢パー⸣スン
      [ta⸢na⸣ kḁkiti ⸢goː⸣jaː ⸢paː⸣suŋ]
      (棚を架けてニガウリを這わせる)

タナシ [ta⸢naʃi] (名)

  • 士族女性のひとえ<一重>の内掛け。古典舞踊、パ⸢トゥ⸣マナカムリ[pḁ⸢tu⸣manakamuri](鳩間中岡)の衣装の一つ。カ⸢カン[kḁ⸢kaŋ](女性の礼装用腰巻<袴>)とス⸢ディ⸣ナ[su⸢di⸣na](脇の長く開いた、ついたけ<対丈>の衣{EOS}カカンと対をなす)の上から着る衣装で、加治工家と寄合家に伝わる。
  • Example phrases
    • パ⸢トゥ⸣マナカムリヌ ブ⸢ドゥルキンヌ⸣ タ⸢ナシェー⸣ カ⸢ザケートゥ⸣ ユ⸢レーヌ⸣ ウ⸢ブ⸣アッパー キ⸢ソー⸣レー ⸢キンバ⸣ル マ⸢ナ⸣マン シゥ⸢カイオー⸣ル
      [pḁ⸢tu⸣manakamurinu bu⸢durukinnu⸣ ta⸢naʃeː⸣ ka⸢ʣakeːtu⸣ ju⸢reːnu⸣ ʔu⸢bu⸣ʔappaː ki̥⸢soː⸣reːnu ⸢kimba⸣ru ma⸢na⸣man si̥⸢kaijoː⸣ru]
      (古典舞踊鳩間中岡の衣装<踊り着物>のタナシは加治工家と寄合家の曾祖母<大御祖母さん>が着用された着物を現在も使っておられる)

タナドゥル [ta⸢na⸣duru] (名)

  • 稲の種を蒔く行事。「種取り」の義。旧暦10月のミズノエ<壬>の日から10日間に亘って執り行われる。⸢ソージイバ⸣チ[⸢soːʤiʔiba⸣ʧi](精進飯初{EOS}直径約7センチ、高さ約10センチの円錐形の握り飯を作ってお膳の四隅に1個ずつ置き、真ん中に大きなイバチを置いて火の神の前に供える供物)を火の神に供え、ブ⸢ナル[bu⸢naru](おなり神、戸主の姉妹)によって稲の種が順調に発芽し、生育するよう祈願される。そしてイバチは親戚の家にも配られた。種取り祭りには、サ⸢カサ[sḁ⸢kasa](司{EOS}女性神職者)やティ⸢ジリ⸣ビ[ti⸢ʤiri⸣bi](男性神職者{EOS}「手擦り部」の義)達が神職者の家を回って稲種の順調な発芽と成育を祈願した後、神歌のタ⸢ナ⸣ドゥルアヨー[ta⸢na⸣duruʔajoː](種取りアヨー)や⸢ユングトゥ[⸢juŋgutu](種取りユンゴゥトゥ<「読みごと」の義か{EOS}寿詞{EOS}吉言>)を歌いながら、この時期に島の神歌を口承伝授させたという。種取り祭には鳴り物<楽器>は鳴らすことはタブーであった。
  • Example phrases
    • タ⸢ナ⸣ドゥルナー ⸢カン⸣プスンケーヤ ⸢ニンガイ⸣ヌ ⸣アトー タ⸢ナ⸣ドゥルアヨー ⸢ユングトゥ カンウタ⸣バ イ⸢ゾー⸣レーティル ⸢カン⸣ウター ウ⸢キ⸣トゥローッタティ⸢ダー
      [ta⸢na⸣durunaː ⸢kam⸣pu̥suŋkeːja ⸢niŋgai⸣nu ⸣ʔatoː ta⸢na⸣duruʔajoː ⸢juŋgutu kaŋʔuta⸣ba ʔi⸢ʣoː⸣reːtiru ⸢kaŋ⸣ʔutaː ʔu⸢ki⸣turoːttati⸢daː]
      (種取り祭りには、神職者たちは祈願の後、種取アヨーやユングトゥ、神歌を歌われながら神歌を伝授された<受け取られたってよ>そうだ)

タナドゥルソージ [ta⸢na⸣durusoːʤi] (名)

  • ⸢種取精進」の義。播種した種籾が順調に発芽し生育するよう、精進潔斎して祈願すること。その期間は茶を飲まない(茶色が出るのは田圃に赤錆た水が出るのでタブー)、鬚を剃らない、髪を刈らない(鬚を剃ることは、苗の根を刈り取ることに繋がるのでタブー)、畑の畦の草を焼かない、子供が飛び跳ねることを禁じる等のタブーを守った。
  • Example phrases
    • タ⸢ナ⸣ドゥルソージナーヤ ヤ⸢ラビ⸣ヌ ⸢アーリムンマー⸣ イ⸢バ⸣チェー ッ⸢ふァーソーラン⸣シェン
      [ta⸢na⸣durusoːʤinaːja ja⸢rabi⸣nu ⸢ʔaːrimummaː⸣ ʔ⸢iba⸣ʧeː f⸢faːsoːraŋ⸣ʃeŋ]
      (種取り祭の精進の時には、子供の暴れん坊にはイバチを食べさせられなかった{EOS}<飛び跳ねて暴れると猪害が発生するのでタブー>)

タナバタ [ta⸢nabata] (名)

  • たなばた(七夕)。旧暦7月7日に墓の掃除をし、先祖にお盆の案内をする習慣がある。また諸般の事情で延期している諸法事を干支のひえり<日択り>をすることなく、この日に執り行うことが出きるといわれている。
  • Example phrases
    • タ⸢ナバタ⸣ナー パ⸢カヌ ソージ⸣バ ⸢シー⸣ ヌビヌビー ナリ⸢ブー ソッ⸣コーン ⸢ソーッ⸣タン
      [ta⸢nabata⸣naː pḁ⸢kanu soːʤi⸣ba ⸢ʃiː⸣ nubinubiː nari⸢buː sok⸣koːn ⸢soːt⸣taŋ]
      (七夕には墓の掃除もし、延期している法事も執り行われた<された>)

タナミ [ta⸢na⸣mi] (名)

  • 頼み。
  • Example phrases
    • ⸣バー タ⸢ナ⸣ミ プ⸢スケンナー⸣ヤ シ⸢キ ッふィーラン⸣ノーレー
      [⸣baː ta⸢na⸣mi pu̥⸢sukennaː⸣ja ʃi̥⸢ki ffiːran⸣noreː]
      (私の頼みを一度ぐらいは聞きいれてくれないかねえ)

Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect

Results from the [関連データ]南琉球八重山語宮良方言の名詞アクセント資料 [Kanren dēta] Minami Ryūkyū Yaeyama-go Miyara hōgen No meishi akusento shiryō ([Relevant Data] Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect), by Kenan Celik, Aso Reiko and Kohei Nakazawa, © CC BY-NC 3.0 DEED

Search languages: Yaeyama (Miyara) ↔ Japanese, with basic English search

カタナ [kḁtana] L (名)

Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)

Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.

Search languages: Japanese ↔ English

たな

(Common Noun)

  1. Shelf; Shelves; Ledge; Rack

  1. Trellis

たな

(Noun)

  1. Merchant's home

  1. Rented home

  1. Store; Shop
    Abbreviation