X
🔧

Settings

Search type

Word search: Languages

Word search: Databases

Define たう tau Meaning タウ

Displaying results for たう (tau・たう・タウ) – ryukyu

JLect: Japonic Languages and Dialects Database

Results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.

Search languages: Japonic (all languages and dialects) ↔ English ↔ Japanese

Ryukyu (Okinawa)

たうちー【闘鶏】

(Noun) Cockfight, cockfighting; gamecock, game fowl

Ryukyu (Okinawa)

たうや【二親】

(Noun) Parents, both parents

Ryukyu (Miyako)

みみたう【耳朶・耳たう

(Noun) Earlobe

Ryukyu (Yonaguni)

みんたう【耳朶・耳たぶ】

(Noun) Earlobe

Ryukyu (Kunigami: Oku)

うなじ【鰻】

(Noun) Eel

Ryukyu (Kunigami: Oku)

たーうなじ【田鰻】

(Noun) Asian swamp eel (Monopterus albus)

Ryukyu (Kunigami: Oku)

とーなーじゃ【田鰻】

(Noun) Asian swamp eel (Monopterus albus)

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Okinawan → Japanese

タウチー tauchii (taucii) ⓪ 名

  1. 闘鶏。tawaciiと同じ。

フタウヤ futa uya (huta?uja) ① 名

  1. ふた親。両親。tainu ?ujaともいう。

カタウディ kata udi (kata?udi) ⓪ 名

  1. 片腕。
  2. 最も頼みとなる,協力者。片腕。

カタウヤ kata uya (kata?uja) ⓪ 名

  1. 片親。また,片親しかいないこと。

カタウムイ kata umui (kata?umui) ⓪ 名

  1. 片思い。片恋。

ワタウチ wata uchi ('wata?uci) ⓪ 名

  1. 綿打ち。綿を打つこと。また,綿を打つ人。また,その道具。

ワタウチ wata uchi ('wata?uci) ⓪ 名

  1. 腹の中。腹の中の考え。'wata?ucee 'wakaraN.腹の中はわからない。

アカタウゾー akata uzoo (?akata?uzoo) ⓪ 名

  1. 首里城の門の名。?uguSikuの項参照。

アッタウジュミ atta ujumi (?aQta?uZumi) ① 名

  1. 偶然の機会。ひょんなきっかけ。

ワタウフィサン wata ufisan ('wata?uhwisaN) ⓪ 形

  1. 'wata?uhusaNと同じ。

ワタウフサン wata ufusan ('wata?uhusaN) ⓪ 形

  1. 腹いっぱいである。食べ過ぎて腹が張っている。'wata?uhwisaNともいう。

アッタウドゥルチ atta uduruchi (?aQta?uduruci) ① 名

  1. 急に驚くこと。俄然色を失うこと。

アッタウミタチ atta umitachi (?aQta?umitaci) ① 名

  1. にわかの思い立ち。

ウフワタウルマー ufuwata urumaa (?uhuwata?urumaa) ⓪ 名

  1. くつわ虫の一種。腹が大きい。

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Japanese → Okinawan

うたう 【歌う】

See also

したう 【慕う】

See also

Phrases

したうけ 【下請け】

のたうつ

See also

わたうち 【綿打ち】

Dictionary of the Practical Use of Okinawan

Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.

Search languages: Japanese ↔ Okinawan

たうちー

  • 闘鶏
    ⇒ たうちー おーらしぇー〈闘鶏による闘い〉
  • Example phrases
    • あれー たうちーぬ ぐとぅどぅ あん どー。ありとー おーえーてぃーえーや すな よー。
      (あの人は闘鶏のように喧嘩早いよ。あの人とはけんかはするなよ)
    • たうちーおーらしぇーや うふいくさめーや ゆー あたるぐとーしが、ちかぐろー みーららん なとーん。んかし タイ
      (シャム)
    • とぅ くげー そーたくとぅ、たうちーぬ シャモや シャムてぃーかたぬ むーとぅ なとーる ぐとーん。
      (闘鶏は大戦前はよくあったようだが、近頃は見られなくなっている。昔タイ国と貿易していたので、闘鶏のシャモはシャム文化が語源になっているようだ)

かた うでぃ

  • 協力者
  • Example phrases
    • っちょー かたうでぃん をぅりわどぅ ぬーぐとぅん なさりーる。
      (人は協力者も居てこそ何ごとも成就される)

かた うむい

  • 片思い
  • Example phrases
    • いーじまはんどぅーぐゎーや とぅじぬ をぅる っちゅんかい まんぶりーっし うむいん とぅぢららん かたうむいどぅ やてーさ やー。
      (伊江島ハンドゥーグヮーや妻の居る人に一目惚れして思いも遂げられない、片思いだったのだね)

かた うや

  • 片親
  • Example phrases
    • いくさをぅてぃ をぅとぅ とぅらってぃ かたうやっしどぅ っくゎぬちゃー ふどぅっわーちゃる。
      (戦争で夫を失い片親で子どもたちを育てた)

わた うち

  • 腹のなか
  • Example phrases
    • くちしぇー あん いちょーしが、わたうちまでー わからん。
      (口ではそう言っているが、腹の中まではわからない)

わたうふさん

  • お腹いっぱい
  • Example phrases
    • わたうふく なてぃ なー かみゆーさん どー。
      (お腹いっぱいでもう食べられない)
    • わたうふくなてぃ うふぇー あっかんとーならん。
      (満腹で少し歩かないといけない)

Audio Database of Hatoma Lexicon

Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED

Search languages: Yaeyama (Hatoma) ↔ Japanese

ソーラン [⸢soː⸣raŋ] (名)

  • 盆祭り。「精霊会」の義。旧暦7月13日は、ン⸢カイビー[ʔŋ⸢kaibiː](迎え日{EOS}精霊迎え)、同14日は、ナ⸢カヌ⸣ピー[na⸢kanu⸣ piː](中日)、同15日は、ウ⸢クリヌ ピン[ʔu⸢kurinu piŋ](送りの日{EOS}精霊送り)として先祖の霊を供養する祭祀行事。鳩間島では、旧暦7月を⸢ソー⸣ランシキ[⸢soː⸣raŋʃi̥ki](精霊月)といって、その月には神事に関する諸々の行事はタブーとされている。旧暦7月7日を、タ⸢ナバタ[ta⸢nabata](七夕)と称し、その日には墓地を清掃したり、日頃から延び延びにしていた法事等を、⸢ピュール[⸢pjuːru](ひより{EOS}吉日{EOS}「日選り」の義か)に関係なく執り行うことが出来ることになっている。毎年回ってくるソーランには、人々は「あの世」から先祖や死者の霊を各家に迎えて、孝養の限りを尽くすために供物を供え、獅子舞、アンガマ踊りを奉納して⸢ニンブ⸣ツァー[⸢nimbu⸣ʦaː](念仏歌)をうたうのである。祖霊は、目には定かに見え給わぬが、あたかも眼前に祖霊がましますが如くに語りかけたりして、心をこめて念仏歌を歌い上げるのである。旧暦7月13日のン⸢カイビー[ʔŋ⸢kaibiː](精霊迎え)には、朝から仏壇を清掃したり、供え物を飾りつけたりする準備をする。⸢イーパイ[⸢ʔiːpai](位牌)を洗って拭いたり、⸢コー⸣ロー[⸢koː⸣roː](香炉)の灰を取り替えたりする。供え物は普通、⸢ソッコー⸣ムヌ[⸢sokkoː⸣munu](「焼香物」の義か{EOS}イ⸢ツァ⸣カウ{SqBr}ʔi⸢ʦa⸣kau{/SqBr}<板線香>3枚と、ウ⸢ティン⸣ガビ{SqBr}ʔu⸢tiŋ⸣gabi{/SqBr}<打ち紙{EOS}紙銭>3枚、イ⸢チンゴー⸣パナ{SqBr}ʔ⸢iʧiŋgoː⸣pana{/SqBr}<花米一合を重箱にいれたもの>)、ム⸢ルムル[mu⸢rumuru](「盛る物」の義か{EOS}甘蔗<砂糖黍>を7寸ほどの長さに切ったものを10本ほど束ね、⸣サンボー{SqBr}⸣samboː{/SqBr}<三方>の台に載せ、果物やキ⸢ダ{SqBr}ki⸢da{/SqBr}(黒檀{EOS}黒木)の実やフ⸢ナ⸣ブ[ɸu⸢na⸣bu]<九年母、ヒラミレモン>、⸢バン⸣スル[⸢ban⸣suru]<ばんじろう。蕃石榴>、⸣カニン[⸣kaniŋ](野葡萄の実)を挿して飾った供物の一対)などである。それに⸣グシ[⸣guʃi](御酒)を⸢カン⸣ビン[⸢kam⸣biŋ](燗壜)に入れたもの一対を仏壇に供え、ン⸢カイズーシ[ʔŋ⸢kaiʣuːʃi](精霊迎えの雑炊{EOS}五目飯)を供えると祖霊を迎える準備は完了する。毎食を供える際に、ミ⸢ジヌ⸣クー[mi⸢ʣinu⸣kuː](「水の子」の義か{EOS}砂糖きびの茎、茄子を細かく刻んだ物に米、小豆を加えたもの)を、⸣マヤーブー[⸣majaːbuː]<メドハギ。精霊箸。⸢猫の尾」の義>で戸外へ三度撥ね飛ばして施餓鬼する。ミジヌクーも仏壇に供える。祖霊を迎えるには、バ⸢ラフ⸣タ[ba⸢raɸu̥⸣ta](稲藁)の穂の部分を丸めて縛り、その中にウ⸢キル[ʔu⸢kiru]( uby{熾火}{オキ|ビ})を入れてフ⸢チマラ⸣シ[ɸu̥⸢ʧimara⸣ʃi]( uby{燻}{クスベ}らせ)て、⸢ペーラ⸣フチ[⸢peːra⸣ɸu̥ʧi](門{EOS}入り口)の右脇に添えて置く。これは、人がその火を跨ぐことがないようにとの意味があるという。祖霊達は藁の煙をたどって家々に降りてくるといわれている。それで藁の煙がたくさん出るように心を配ったものである。祖霊を迎え入れると、戸主を中心に家族一同が仏壇の前に座り、跪いて合掌し、三日間孝養を尽くさせてくださいと祈ってから会食した。その日の夕食は出来るだけ早めにとった。お盆の日、特に初日の精霊迎えの日は、空腹を感じると、その人の魂が肉体から抜けやすいと信じられているからである。夕食が済むと男たちは、⸢ニンブ⸣ツァー[⸢nimbu⸣ʦaː](念仏歌)を歌ったり、先祖の話をしたり、親戚を回って焼香したりして祖霊を慰めた。夜の11時頃になると、ユ⸢ナカシー⸣ムヌ[ju⸢nakaʃiː⸣munu](夜中の吸い物)を供えた。食事を供える際は、必ず⸢ブー⸣ソー[⸢buː⸣soː](小皿に盛ったご飯{EOS}ぶっしょう「仏食向」の義か)を膳の外においた。⸢ブー⸣ソーは女性しか食べることは出来ないといわれている。お盆の三日間は、仏壇の線香が消えると、⸣ピーリボール[⸣piːriboːru](冷え冷え)としているといって、それを嫌った。線香の火を絶やさないために、⸢ピーマチカウ[⸢piːmaʧikau](「火持ち線香」の義か{EOS}直径約5ミリ、長さ約25センチの大きな線香)を焚いて一日中仏壇から線香の煙を絶やさなかった。ナ⸢カヌ⸣ピン[na⸢kanu⸣piŋ](中日)は、朝食にア⸢サカイ[ʔa⸢sakai](朝粥)を供える。午前10時頃、⸢サーサー⸣フキ[⸢saːsaː⸣ɸu̥ki](茶請け)を供え、正午には⸣アシ[⸣ʔaʃi](「朝飯」の義か)、午後3時頃に⸢サーサー⸣フキ[⸢saːsaː⸣ɸu̥ki]、午後6時頃に⸢ユー⸣ボン[⸢juː⸣boŋ](夕飯)、午後11時頃にユ⸢ナカシー⸣ムヌを供えた。こうして祖先供養をすることを、⸢ソー⸣ランマカナイ[⸢soː⸣rammakanai](精霊賄)と称している。ウ⸢ヤ⸣プスシゥカナイ[ʔu⸢ja⸣pu̥susi̥kanai](先祖養い)ともいう。中日の晩には、翌日のウ⸢クリ[ʔu⸢kuri](精霊送り)の法事に必要な供物の餅やア⸢ラシコーシ[ʔa⸢raʃikoːʃi](「蒸し菓子」の義)を作るために、女性たちは⸢クー⸣ピキ[⸢kuː⸣pi̥ki](「粉挽き」の義{EOS}約半日水に浸けた糯米を石臼で挽くこと)をして準備した。男たちは夕方になると⸢シー⸣シマーシ[⸢ʃiː⸣ʃimaːʃi](獅子舞)の準備をした。西村の獅子は⸢雌獅子」で⸢ダイ⸣ケー[⸢dai⸣keː](大工家)が獅子元、東村はク⸢メー[ku⸢meː](小浜家)が獅子元である。⸢シーシ⸣ヌ ⸣キン[⸢ʃiːʃi⸣nu ⸣kiŋ](獅子の着物{EOS}フ⸢ク⸣ダー{SqBr}ɸu̥⸢ku⸣daː{/SqBr}<襤褸>)は、西村と東村の子供たちが、お盆の月に入ると同時にバ⸢サ⸣ヌカー[ba⸢sa⸣nukaː](芭蕉の皮)を剥いで槌で打ち、乾燥させておいた繊維を使って編み上げた。お盆の中日には、獅子元の人や村のヤ⸢ク⸣サ[ja⸢ku⸣sa](村役人)たちが獅子頭の化粧直しをして獅子元の一番座の東の縁側に飾っておく。午後8時ごろ村人が獅子元に集まってきて⸢シーシマツ⸣リ[⸢ʃiːʃimaʦu⸣ri](獅子祭り)をした後、獅子舞に移る。⸢ニンブ⸣ツァー(念仏歌)のシ⸢ザ⸣ヌクイ[ʃiʣa⸣nukui](兄の声<歌>)と⸢ウシトゥ⸣ヌクイ[⸢ʔuʃi̥tu⸣nukui](弟の声<歌>)、ン⸢ゾーニンブツァー[ʔn⸢ʣoːnimbuʦaː](無蔵念仏歌)が歌い終わる頃、どこからともなく⸢アン⸣ガマ[⸢ʔaŋ⸣gama](アンガマ踊りの仮装した一団)たちが、⸢シー⸣シ ⸢パー⸣ソーリ[⸢ʃiː⸣ʃi ⸢paː⸣soːri](獅子を囃したててください)と裏声をつかって催促する。すると、⸣ジーシンカ[⸣ʤiːʃiŋka](地謡衆)が中庭に敷いた筵に座って、ム⸢ヌン⸣グイウタ[mu⸢nuŋ⸣guiʔuta](物乞い歌)をうたう。歌の文句(歌詞)に合わせて家の中から、ム⸢ソー⸣マ[mu⸢soː⸣ma](小筵)を出し、ウ⸢マ⸣ツ[ʔu⸢ma⸣ʦu](火{EOS}煙草盆)を出し、キ⸢シ⸣ル[ki⸢ʃi⸣ru](煙管)、タ⸢バ⸣ク[ta⸢ba⸣ku](煙草)、ウ⸢ミ⸣キ[ʔu⸢mi⸣ki](神酒)、⸣ウサイ[⸣ʔusai](酒の肴)、⸣スナイ[⸣sunai](酢の物、和え物)を出して最後にブ⸢ドル[bu⸢duru](踊り)の出番となる。アンガマ踊りはこうして始まるのである。アンガマ達は男装、女装で変装し、手拭で顔を隠し、クバ笠を深く被って翁とおうな(媼)に続いて現れ、仏壇正面の中庭からナ⸢カグス⸣ク[na⸢kagusu⸣ku](ヒンプン)の側まで片膝を立てて腰を下ろし、片手に木の枝やクバ扇を持って両手を体の右側に流して待機している。地謡がニンブツァーを歌いだすと立ち上がり、それに合わせて片足を交互に上げ、両手を上げた足の反対側へ振り下ろす動作を繰り返しつつ、ヒヤリクヨイサー サー サーと囃し立ててながら左回りに踊る。これが済むと獅子舞いに移り、モーヤーを踊って次の家へと移動する。移動する際は一段と高く、イ⸢リクヌ⸣ティー[ʔi⸢rikunu⸣tiː](「入れ子の笛」)の笛の音曲を吹き鳴らしてミ⸢チウタ[mi⸢ʧiʔuta](道歌)をうたう。イ⸢リクヌティーが次の家に移る合図の笛の音である。こうして夜更けまで各家を回り、祖霊を慰めたものである。7月15日は、ウ⸢クリヌピン[ʔu⸢kurinupiŋ](祖霊送りの日)である。供え物は、中日のそれとほぼ同じであるが、正午の⸣アシ[⸣ʔaʃi](昼食)は、ピ⸢サシズー⸣シ[pi⸢saʃiʣuː⸣ʃi](五目飯{EOS}豚肉、魚肉、カマボコ、人参、昆布などを賽の目に切り醤油で味付けして炊いた強飯{EOS}⸢コーズー⸣シ{SqBr}⸢koːʣuː⸣ʃi{/SqBr}<強雑炊>ともいう)を供え夕食には、⸢カシ⸣キ[⸢kaʃi̥⸣ki](糯米のご飯に小豆を混ぜ、蒸して炊いた強飯)を供える。夜の11時頃には、ユ⸢ナカソッ⸣コー[ju⸢nakasok⸣koː](夜中焼香)をし、カ⸢ビヤキ[ka⸢bijaki](紙銭を焼くこと)もして祖霊送りをするのである。ユ⸢ナカソッ⸣コーには分家すじからの⸢ソッコー⸣ムヌ(焼香の供物)も供える。家族全員が正座し、戸主は正装して焼香するが、その際、コーロ(香炉)も定位置より下ろし、⸢サー⸣ドーサバン[⸢saː⸣doːsabaŋ](茶湯茶碗)も下ろして紙銭を焼く。焼き終えたら、グシ(御酒)と茶湯を掛けて火を消し、米を三つかみ入れて⸣パイ[⸣pai](拝{EOS}三拝)をする。そして供えた供物を箸で起こし<パ⸢チウク⸣シ[pḁ⸢ʧiʔuku⸣ʃi](初起こし)>をし、拝礼をして終える。これが終わると仏壇のムルムルから供物の総てを下げ降ろし、ムルムルの一部を籠に入れ、菓子や餅の一部も千切って入れ、線香を三本抜き取って戸外に出、西の道路の側に⸣グソー[⸣gusoː](後生)への⸣シトゥ[⸣ʃi̥tu](お土産{EOS}つと)を置いて、無事にあの世へ帰られるよう祈願して祖霊たちを送るのである。こうしてお盆祭りの全過程は終了するが、子供達は籠を持って家々を回り、⸢シン⸣ザ ⸢コー⸣ソーリ[⸢ʃin⸣ʣa ⸢koː⸣soːri](砂糖黍を恵んでください)と裏声を使って砂糖黍を集めた。⸢シン⸣ザ ⸢クイ⸣プス[⸢ʃin⸣ʣa ⸢kui⸣pu̥su](砂糖黍を乞う人)が来ると、家の中から砂糖黍を投げて与えた。これは餓鬼に対する施しであるといわれていた

ミチウタ [mi⸢ʧiʔuta] (名)

  • 道行の歌。{Mn_1}豊年祭の道歌。豊年祭の⸣トーピン[⸣toːpiŋ](当日)、午後一時頃になると各⸣ウガン[⸣ʔugaŋ](御嶽{EOS}お願)にいたピ⸢キ[pi̥⸢ki](血族)の者が、⸢マイドゥマ⸣ルウガン[⸢maiduma⸣ruʔugaŋ](前泊お願)のヒキの者はピ⸢ナイ⸣ウガン[pi⸢nai⸣ʔugaŋ](鬚川お願)へ行き、そこのヒキと合流して⸢ウイヌ⸣ウガン[⸢ʔuinu⸣ʔugaŋ](友利御嶽<お願>)へ行く。各お願を出発する際は、鼓の音に合わせて各お願の歌を歌う。ア⸢ラ⸣カーウガン[ʔa⸢ra⸣kaːʔugaŋ](新川お願)のヒキの者は直接友利お願へ向かう。友利お願の前で待ち合わせ、揃って友利お願の中へ入るが、その際、友利お願のピキの者と向かい合って「ウブトゥムル」(大友利御嶽)の歌をうたう。この歌を歌い終えてから一同は⸢パイ⸣ディン[⸢pai⸣diŋ](拝殿)に進み、司やティジリビなどの神職者の後に uby{蹲踞}{ソン|キョ}し、拝殿に向かって uby{合掌礼拝}{ガッ|ショウ|レイ|ハイ}する。その後⸢マー⸣ニ(クロツグ)の若葉を80本ほど神前に捧げて祈願し、これを⸢カン⸣シバ[⸢kaŋ⸣ʃiba](神芝)とし、2、3本を繋いで集まった人々の頭に結わえさせる。その後に、次のミ⸢チウタ[mi⸢ʧiʔuta](道歌)を歌いながら⸣サンシキ[⸣saŋʃiki](桟敷)へと下りてくる。1連/ヘイヤー パトゥマユーヌ ホー ナウラバ ヘイヤー トゥムルユーヌ ミキラバ/(ヘイヤー<囃子>鳩間村<世>がホー<囃子> 豊作になる<稔る>と ヘイヤー 友利御嶽神様の統べる村が実ると)、2連/ヘイヤー タルトゥユドゥ ティユマス ヘイヤー ジリトゥユドゥ ナトゥラス/(ヘイヤー<囃子>誰と供にぞ鳴響ます ヘイヤー どなた<何れの者>と供にぞ ホー 轟かす<名を轟かそう>か)。3連/ヘイヤー マブルシュードゥ ホー ティユマス ヘイヤー ウヤガミドゥ ホー ナトゥラス/、4連/ヘイヤー マブルシューヌ ホー アトゥンヤー ヘイヤー ウヤガミヌ ホー アトゥンヤ ー/、5連/ヘイヤー サカサキャードゥ ホー ティユマス ヘイヤー ティジリキャードゥ ホー ナトゥラス/、6連/ヘイヤー サカサキャーヌ ホー アトゥンニャーヘイヤー ティジリキャーヌ ホー アトゥンニャー/、7連/ヘイヤー ユムチキャードゥ ホー ティユマス ヘイヤー シマムチャードゥ ホー ナトゥラス/、8連/ヘイヤー ユムチキャーヌ ホー アトゥンヤー ヘイヤー シマムチャーヌ ホー アトゥンヤー/、9連/ヘイヤー バガケーラドゥ ホー ティユマス ヘイヤー ユスケーラドゥ ホー ナトゥラス/『鳩間誌』p.43。

アタウダラキ [ʔa⸢taʔudaraki] (名)

  • 急に驚くこと。びっくり仰天すること。
  • Example phrases
    • ア⸢タウダラキ スー⸣カー ブ⸢チ⸣クン ⸢スン⸠ダー
      [ʔa⸢taʔudaraki suː⸣kaː bu⸢ʧi⸣kun ⸢sun⸠daː]
      (急に驚くと失神するよ)

アタウヤキ [ʔa⸢taujaki] (名)

  • にわか分限者。成金。
  • Example phrases
    • ク⸢ヌ プソー ヌー⸣シ ⸢モーク⸣タユー ア⸢タウヤキ シー⸣ ユ⸢チ⸣クニ ク⸢ラシ ベー
      [ku⸢nu pu̥soː nuː⸣ʃi ⸢moːku⸣tajuː ʔa⸢taujaki ʃiː⸣ ju⸢ʧi⸣kuni ku⸢raʃi beː]
      (この人はどうやって儲けたのか成金になって裕福に暮らしている)

ウッタウン [⸢ʔut⸣tauŋ] (他動)

  • 訴える。「訴う(訴ふ)下二段活用」の四段活用化したもの。⸢ウッタイ⸣ルン[⸢ʔuttai⸣ruŋ](訴える)と同じ。
  • Example phrases
    • ⸢ウッター⸣ヌ <⸢ウッタイラ⸣ヌ>
      [⸢ʔuttaː⸣nu <⸢ʔuttaira⸣nu>]
      (訴えない)
    • ⸢ウッタイ⸣プサン
      [⸢ʔuttai⸣pu̥saŋ]
      (訴えたい)
    • ⸢ウッ⸣タウン
      [⸢ʔut⸣tauŋ]
      (訴える)
    • ⸢ウッ⸣タウ ⸣クトゥ
      [⸢ʔut⸣tau ⸣ku̥tu]
      (訴えること)
    • ⸢ウッタイ⸣ヤー ⸣ミサムヌ
      [⸢ʔuttai⸣jaː ⸣misamunu]
      (訴えればよいのに)
    • ⸢ウッ⸣タイバ 
      [⸢ʔut⸣taiba]
      (訴えなさいよ)

カタウディ [kḁ⸢ta⸣ʔudi] (名)

  • 片腕。
  • Example phrases
    • カ⸢タ⸣ウディシェー ッ⸢ふァバ⸣ ダ⸢キ⸣ カ⸢タ⸣ウディシェー ⸢オンギ⸣ドゥル ⸢シェー⸣ティル シゥ⸢カ⸣ナイ フ⸢ドゥバソーッ⸣タ
      [kḁ⸢ta⸣ʔudiʃeː f⸢faba⸣ da⸢ki⸣ kḁ⸢ta⸣ʔudiʃeː ⸢ʔoŋgi⸣duru ⸢ʃeː⸣tiru si̥⸢ka⸣nai ɸu⸢dubasoːt⸣ta]
      (片腕では子供を抱き、片腕では扇いで寝せつけて養い育てられた)

カタウムイ [kḁ⸢ta⸣ʔumui] (名)

  • 片思い。
  • Example phrases
    • トゥ⸢シ⸣グル ⸢ナッ⸣ター ミ⸢ドーン⸣ッふァヌ ク⸢トゥ⸣バ ナー⸢イ⸣カ⸢タ⸣ウムイ ⸢シー⸣ ダリティ シ⸢グトゥンツァン シーユーサヌ
      [tu̥⸢ʃi⸣guru ⸢nat⸣taː mi⸢doːn⸣ffanu ku̥⸢tu⸣ba naː⸢i⸣ kḁ⸢ta⸣ʔumui ⸢ʃiː⸣ dariti ʃi⸢gutunʦaŋ ʃiːjuːsanu]
      (年頃になったので、女の子のことをずっと片思いして、生気を失って<だれて>仕事さえも出来ない<仕事さえもし得ない>)

カタウヤ [kḁ⸢ta⸣ʔuja] (名)

  • Example phrases
    • ビ⸢ケーヌ⸣ウヤー ⸢パイ⸣サ ⸢マーラシター⸣ カ⸢タ⸣ウヤ ⸢タンガ⸣シ シゥ⸢カ⸣ナイ フ⸢ドゥバソー⸣レー⸢ダー
      [bi⸢keːnu⸣ ʔujaː ⸢pai⸣sa ⸢maːraʃi̥taː⸣ kḁ⸢ta⸣ʔuja ⸢taŋga⸣ʃi si̥⸢ka⸣nai ɸu⸢dubasoː⸣reː⸢daː]
      (男の親は早くに亡くなったので、片親だけで養い成長させられたのだよ)

シタウチ [ʃi̥⸢ta⸣ʔuʧi] (名)

  • 「舌打ち」。舌背と歯茎ではじき音を作り、鳴らすこと。感激した時や、残念、忌々しいという気持ちを表す。連続して鳴らすときは、「誠に素晴らしい」、⸢誠に残念、誠に忌々しい」などの気持ちをあらわす。
  • Example phrases
    • ⸣アブジェー シ⸢タ⸣ウチ ⸢シー オール⸣ヌ ⸢ヌー⸣シル キ⸢ムフガン⸣ ク⸢トゥ⸣ヌ ア⸢ローッ⸣タカヤー
      [⸣ʔabuʤeː ʃi̥⸢ta⸣ʔuʧi ⸢ʃiː ʔoːru⸣nu ⸢nuː⸣ʃiru ki⸢muhugaŋ⸣ ku⸢tu⸣nu ʔa⸢roːt⸣takajaː]
      (お祖父さんは舌打ちをしておられるが、どのような不満<納得のいかない点{EOS}意に満たないこと>があられるのだろうか)

シリタウムン [ʃi⸢ritau⸣muŋ] (自動)

  • 磨り減って窪む。擦り窪む。
  • Example phrases
    • ユ⸢ヌ⸣ トゥシ⸢カーニ⸣ シゥ⸢カウ⸣カー シ⸢リタウ⸣ムン
      [ju⸢nu⸣ tu̥ʃi⸢kaːni⸣ sɨ。⸢kau⸣kaː ʃi⸢ritau⸣muŋ]
      (同じ砥石だけ使うと磨り減って窪む)

タウ [⸢tau] (名)

  • 窪地。低地。平地。平坦地。
  • Example phrases
    • カ⸢ザケーヌ タウパタキ
      [ka⸢ʣakeːnu taupataki]
      (加治工家の窪地の畑)
    • ミ⸢ジェー タウ⸣ ナリ⸢ブン⸣ トンニル ⸢ナー⸣リ ⸣パル
      [mi⸢ʤeː tau⸣ nari⸢bun⸣ tonniru ⸢naː⸣ri ⸣paru]
      (水は低い所<窪地>に<ぞ>流れていくものだ)

タウジー [⸢tauʤiː] (名)

  • 窪地。低地。平坦地。
  • Example phrases
    • ⸢ウン⸣ネーヌ ⸢ヤシ⸣ケー ⸢タウジー⸣ ナリ ⸢ベー⸣ティ ア⸢ミ⸣ヌ ⸣フーカー ミ⸢ジタマリ⸣ ナ⸢リ⸣ス
      [⸢ʔun⸣neːnu ⸢jaʃi̥⸣keː ⸢tauʤiː⸣ nari ⸢beː⸣ti ʔa⸢mi⸣nu ⸣ɸuːkaː mi⸢ʤitamari⸣ na⸢ri⸣su]
      (あの家の屋敷は窪地になっているから、雨が降ると水溜りになってしまう)

タウマスン [⸢taumasuŋ] (他動)

  • くぼ(窪)ます。へこます。⸢タウムン[⸢taumuŋ](くぼむ{EOS}へこむ)の未然形に、使役の助動詞⸢スン[⸢suŋ](~す{EOS}~せる{EOS}~させる)が下接して形成された使役動詞。
  • Example phrases
    • ク⸢マン⸣ トンバ ⸢フンシキ タウマスンティ スンドゥ タウマサラヌ
      [ku⸢man⸣ tomba ⸢ɸuŋʃi̥ki taumasunti sundu taumasaranu]
      (ここの所を踏みつけて窪まそうとするが、窪まされない)
    • ⸢タウマシ⸣ プサカー ⸢フンシキティ タウマス⸣ クトゥ
      [⸢taumaʃi⸣ pu̥sakaː ⸢ɸuŋʃikiti taumasu⸣ ku̥tu]
      (窪ましたければ踏みつけて窪ませることだ)
    • ⸢タウマシェー⸣ ミサムヌ
      [⸢taumaʃeː⸣ misamunu]
      (窪ませればよいのに)
    • ⸣クマー ⸢タウマシ
      [⸣kumaː ⸢taumaʃi]
      (ここは窪ませよ)

タウミ [⸢taumi] (名)

  • くぼみ(窪み)。
  • Example phrases
    • ⸢タウミヌ⸣ アルン ⸣トンマー ⸢ヨーンナ⸣ ア⸢ラ⸣キ⸢ヨー
      [⸢tauminu⸣ ʔarun ⸣tommaː ⸢joːnna⸣ ʔa⸢ra⸣ki⸢joː]
      (窪のある所はゆっくり歩けよ)

タウミルン [⸢taumiruŋ] (他動)

  • 窪める。窪ませる。
  • Example phrases
    • ク⸢マン⸣ トン ⸣プリティ ⸢タウミル⸣カー ミ⸢ジェー ナー⸣ルン
      [ku⸢man⸣ tom ⸣puriti ⸢taumiru⸣kaː mi⸢ʤeː naː⸣ruŋ]
      (ここの所を掘って窪めると水が流れる)

タウムン [⸢taumuŋ] (自動)

  • 窪む。へこむ。曲がる。「~思ひ多和美手<タワミテ>~。万、935」の転訛したものか。
  • Example phrases
    • ミ⸢チ⸣ヌ ⸢タウムン⸣ケン カ⸢ユイ⸣ クイケール ユ⸢ミッふァ⸣ ア⸢タラ⸣サ ⸢シー⸣ヨー
      [mi⸢ʧi⸣nu ⸢taumuŋ⸣keŋ ka⸢jui⸣ kuikeːru ju⸢miffa⸣ ʔa⸢tara⸣sa ⸢ʃiː⸣joː]
      (道が窪むほど通って貰ってきた<乞い来たる>嫁子を大事に可愛がれ< uby{SqBr}g{/SqBr}{可惜}{アタラ}しさせよ>よ)
    • ⸢ニーグルマ⸣ヌ ⸢トゥー⸣レーン ⸣トンマー ⸣ミチェー ⸢タウミ ブー
      [⸢niːguruma⸣nu ⸢tuː⸣reːn ⸣tommaː ⸣miʧeː ⸢taumi buː]
      (荷車が通った所は、道は窪んでいる)
    • ユ⸢ヌ⸣ トン カー⸢ニ トゥー⸣ルカー ⸢タウムン⸣ティ ウ⸢ムータン⸣ドゥ ⸢タウマンバン
      [ju⸢nun⸣ toŋ kaː⸢ni tuː⸣rukaː ⸢taumunuti⸣ ʔu⸢muːtan⸣du ⸢taumambaŋ]
      (同じ所だけ歩くと窪むと思ったが窪まないよ)
    • ⸢タウム⸣ トンマー ⸢パン⸣ナ
      [⸢taumu⸣ tommaː ⸢pan⸣na]
      (窪む所には行くな)
    • ⸢マー⸣ビン ⸢タウメー⸣ ミサムヌ
      [⸢maː⸣bin ⸢taumeː⸣ misamunu]
      (もっと窪めば良いのに)
    • ⸢パー⸣ク ⸢タウミ
      [⸢paː⸣ku ⸢taumi]
      (早く窪め)

タカディタウ [ta⸢ka⸣di ⸢tau] (連)

  • 高い所と低い所。
  • Example phrases
    • ⸣ミチェー タ⸢カ⸣ディ ⸢タウ⸣ ナリ シ⸢ジキティ サッ⸣コー ア⸢ラキグリ⸣サン
      [⸣miʧeː tḁ⸢ka⸣di ⸢tau⸣ nari ʃi⸢ʤikiti sak⸣koː ʔa⸢rakiguri⸣saŋ]
      (道は高い所低い所と続いて歩きづらい)

バタウチ [ba⸢ta⸣ʔuʧi] (名)

  • 内心。腹の中。胸中。「腹内」の義。
  • Example phrases
    • プ⸢スヌ⸣ バ⸢タ⸣ウチェー ワ⸢カラ⸣ヌ
      [pu̥⸢sunu⸣ ba⸢ta⸣ʔuʧeː wa⸢kara⸣nu]
      (他人の腹の中<内心>は分からないものだ)
    • ク⸢ヌ⸣ クトー ⸢ワー タンガ⸣ヌ バ⸢タ⸣ウチナー トゥ⸢ドゥ⸣ミ シ⸢キ⸣リ プ⸢スンナー⸣ネー イッ⸢カ⸣ パ⸢ナ⸣シェー ナ⸢ラ⸣ヌ
      [ku⸢nu⸣ ku̥toː ⸢waː taŋga⸣nu ba⸢ta⸣ʔuʧinaː tu⸢du⸣mi ʃi̥⸢ki⸣ri pu̥⸢sunnaː⸣neː ʔik⸢ka⸣ pa⸢na⸣ʃeː na⸢ra⸣nu]
      (この件<こと>は君一人の腹の内に納め<とどめて>ておけ、他人には決して話してはならない)

ピキムタウン [pi̥⸢kimutauŋ] (他動)

  • 力強く上へ持ち上げる。引き上げる。一気に持ち上げる。「引き・もたぐ<擡ぐ>下二段活用」の四段活用化したもの。「かしら擡げて~」『竹取物語』の義。⸣ムティ・⸢アウン[⸣muti-⸢ʔauŋ](持ち・上ぐ)の融合同化した合成語。「Motague,uru,eta. モタゲ、グル、ゲタ(擡げ、ぐる、げた)持ち上げる.例、Axiuo motageru.(足を擡げる)」『邦訳日葡辞書』の転訛か。
  • Example phrases
    • ⸢タンガ⸣シ ⸢ター⸣ラ ピ⸢キムタウンティ スンドゥ グッふァ⸣ヌ ピ⸢キムターラヌ
      [⸢taŋga⸣ʃi ⸢taː⸣ra pi̥⸢kimutaunti sundu guf⸣fanu pi̥⸢kimutaːranu]
      (一人で俵を持ち上げようとするが、重くて持ち上げられない)
    • ピ⸢キムタイヤン
      [pi̥⸢kimutaijaŋ]
      (強く持ち上げた)
    • ピ⸢キムタイ⸣ ミサカー ピ⸢キムタウ⸣ クトー ⸣ナルン
      [pi̥⸢kimutai⸣ misakaː pi̥⸢kimutau⸣ ku̥toː ⸣naruŋ]
      (引き持ち上げて良ければ、引き持ち上げることは出来る)
    • ⸢マー⸣ビン ピ⸢キムタイヤー⸣ ミサムヌ
      [⸢maː⸣bim pi̥⸢kimutaijaː⸣ misamunu]
      (もっと引き持ち上げれば良いのに)
    • ⸢パー⸣ク ピ⸢キムタイ⸣バ
      [⸢paː⸣ku pi̥⸢kimutai⸣ba]
      (早く強く引き持ち上げよ)
    • ウ⸢ビ⸣ヌ ⸣ムヌ ピ⸢キムタイ⸣ パリ ⸢ナー⸣ヌ
      [ʔu⸢bi⸣nu ⸣munu pi̥⸢kimutai⸣ pari ⸢naː⸣nu]
      (あれだけの物を引っ担いで<引き持ち上げて>行ってしまった)

フタウシキ [ɸu̥⸢taʔuʃi̥⸣ki] (名)

  • 強引に押し付けること。無理に押し付けること。
  • Example phrases
    • ム⸢カシ⸣ヌ ミ⸢ドゥ⸣モー ⸣ウヤン フ⸢タウシ⸣キ シ⸢ラリティル⸣ ユ⸢ミ⸣ ナリ ⸢パッ⸣タ
      [mu⸢kaʃi⸣nu mi⸢du⸣moː ⸣ʔujaŋ ɸu̥⸢taʔuʃi̥⸣ki ʃi⸢raritiru⸣ ju⸢mi⸣ nari ⸢pat⸣ta]
      (昔の女性は親に強引に押し付けられて嫁いで<嫁になって>いったものだ)

Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)

Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.

Search languages: Japanese ↔ English

たう多雨

(Noun)

  1. Heavy rain

タウΤτ

(Noun)

  1. Tau

タウりゅうしタウ粒子τ粒子

(Noun)

  1. Tau particle; Tau lepton

JLect: Japonic Languages and Dialects Database

Possible results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.

Search languages: Japonic (all languages and dialects) ↔ English ↔ Japanese

Ryukyu (Okinawa)

さーたー【砂糖】

(Noun) Sugar

Ryukyu (Okinawa)

とー【唐】

(Noun) China