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Define た ta Meaning タ

Displaying results for た (ta・た・タ) – ryukyu

JLect: Japonic Languages and Dialects Database

Results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.

Search languages: Japonic (all languages and dialects) ↔ English ↔ Japanese

Ryukyu (Amami)

(Noun) Tadpole

Ryukyu (Yaeyama: Hatoma)

いし

(Noun) Strawberry, wild strawberry

Ryukyu (Amami)

びる

(Noun) Tadpole

Ryukyu (Yoron)

まん

(Noun) Emperor (fish), large-eye bream, Lethrinidae

Ryukyu (Tokunoshima)

みな

(Noun) Snail

Ryukyu (Okinawa)

くぶん

(Verb) To fold, to fold up; to shut, to shut down, to close up

Ryukyu (Okinawa)

くむん

(Verb) To scheme

Ryukyu (Tokunoshima, Okinoerabu, Okinawa)

ちわち

(Noun) Sword bean (Canavalia gladiata)

Ryukyu (Yaeyama)

おー・おお

(Noun) Pig, swine, hog

Ryukyu (Yonaguni)

あぬ【我ぬ・我】

(Noun) I, me, myself

Ryukyu (Yonaguni)

ふん

(Verb) To eat

Ryukyu (Amami: Koniya, Okinawa)

【板】

(Noun) Board, plank

Ryukyu (Kunigami: Nakijin)

なー【蜷・蝸螺】

(Noun) Snail, pond snail

Ryukyu (Amami, Okinawa)

なん

(Pronoun) You, yourself

Ryukyu (Yonaguni)

んだ

(Pronoun) You, yourself

Ryukyu (Kunigami: Benoki)

さー【田】

(Noun) Rice paddy; field

Ryukyu (Okinawa)

ー【誰】

(Pronoun) Who

Ryukyu (Yonaguni)

ー【誰】

(Pronoun) Who

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Okinawan → Japanese

イタ ita (?ita) ⓪ 名

  1. 板。多くは?icaという。

ター ta- (ta-) 接頭

  1. 二。ふた。takeeN(二回),tai(二人),tahwani(二羽)など。

ター taa (taa) ① 感

  1. ふう。ふたつ。声を出して数える時にだけいう。

ター taa (taa) ⓪ 名

  1. 田。

ター taa (taa) ① 名、接頭

  1. 誰。韻文や古語,また一部の方言ではtaruという。?aree~'jaga.あれは誰か。~ga.誰か。~ga 'jara.誰かしら。~diN cui kumaNkai kuuwa.誰でもいいからひとりここに来い。~'jatiN.誰でも。
  2. (接頭)誰の。taamuN(誰のもの)など。

タイ tai (tai) ① 感・助

  1. 目上に話しかける時・呼びかける時などに女が発する敬語。さらに高い目上にはtariという。男はsaiという。もし。taarii~.もしおとうさま。cuuja 'iitiNci 'jaibiiN~.きょうはいい天気でございますねえ。?ee~.もしもし。

タイ tai (tai) ⓪ 名

  1. 垂れ。垂れたもの。sanazinu~.ふんどしの前に垂らした部分。

タイ tai (tai) ① 名

  1. ふたり。二人。両人。~nu ?uja.ふたりの親。両親。

タン tan (taN) ⓪ 名

  1. 痰。ことに肺病やみの出す痰。痰は多くはkasaguiという。~nu sawai.肺病。tanuNkai ?iQcooN.肺病にかかっている。肺病はtaNjaNmeeともいう。

タン tan (taN) ⓪ 名、接尾

  1. 反。衣服一着分の布の長さ(鯨2丈8尺)。鯨尺の輸入される前は,両手を広げた尋(1尋4尺の計算)で計った。
  2. (接尾)nitaN(二反)など。

タン tan (taN) ① 名

  1. 炭。木炭。

ウタ uta (?uta) ① 名

  1. 歌。ruuka(琉歌)をさすことが多い。~'junuN.歌(ふつうは琉歌)をよむ。~CukujuN.ともいう。~sjuN.歌を歌う。

ーター -taa (-taa) 接尾

  1. たち。人について複数を表わす。waQtaa(わたしたち),?iQtaa(おまえたち),?aQtaa(彼等,彼女等),niiSeetaa(青年たち),?aNgwaataa(平民の娘たち)など。複数の接尾辞には-caaという形もある。その項参照。
  2. 転じて,その人の家を示す。?aQtaakai ?icuN.(彼の家へ行く),ziruutaa(次郎の家)など。

ータイ -tai (-tai) 接尾

  1. 人数を表わす接尾辞。'juQtai(四人),?iCitai(五人),muQtai(六人),nanatai(七人),'jaQtai(八人),kukunutai(九人)。ただし,cui(一人),tai(二人),miQcai(三人),また,五人以上はguniN(五人),rukuniN(六人)のようにいうことが多い。

ータイ -tai (-tai) 接尾

  1. 係。?atai(係)参照。

アタイ atai (?atai) ⓪ 名、接尾

  1. 王室内の庶務係。身分の高い,若い者がなる。
  2. (接尾)係。-taiともなる。koosaku?atai(農事係),'jamatai(山林係),hanatai(王室の接待係の少年),kuratai(王室の倉庫係)など。

アタイ atai (?atai) ⓪ 名

  1. 屋敷内にあり,野菜などを作る畑。菜園。複合語にhana?atai(花畑),'uu?atai(芭蕉畑)など。

アタイ atai (?atai) ⓪ 名

  1. くらい。ほど。?unu~nukutuni kusamikuna.それぐらいのことに怒るな。

アッタ atta (?aQta) ⓪ 名

  1. 熱田。«地»参照。

フィタ fita (hwita) ⓪ 名

  1. 下手。~'jaN.下手だ。~na kutu sjuN.まずい事をする。

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Japanese → Okinawan

た 【田】

See also

Phrases

See also

たい 【鯛】

Phrases

  • ~の一種 yunabarumajikuN,majikuN,shiruʔiyu,tamaN

たい 【胎】

たい

See also

だい 【代】

Phrases

だい 【台】

だい 【題】

たか 【高】

Phrases

たか 【鷹】

Phrases

  • 金色の目の~ chiNmii,chiNmiidaka
  • ~が輪を作って飛ぶこと takanukurumachi
  • ~の一種 ʔajitaka,kashijeemii

たが 【箍】

See also

Phrases

  • ~がゆるむ saraNdiyuN,saruNdiyuN
  • ~に用いる竹 ʔubidaki

だが

See also

たき 【滝】

たく 【炊く】

だく 【抱く】

Phrases

たけ 【竹】

Phrases

たけ 【丈】

たけ 【岳】

See also

だけ

See also

たこ 【蛸】

Dictionary of the Practical Use of Okinawan

Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.

Search languages: Japanese ↔ Okinawan

た〜

  • 2

た くとぅ

  • 二言
  • Example phrases
    • たくとー ねーんくとぅ ちゅーなかいに いちょーちゅん どー。
      (二言は言わないから今日のうちに言っておくよ)
    • あれー たくとぅ みくとぅ なー ゆびわどぅ いれーゆる。
      (あの人は二、三回名前を呼ばれてやっと返事をする)

た けーん

  • 二度
  • Example phrases
    • たけーん ある くとー みけーん あん。
      (二度有る事は三度ある)

た ちち

  • 来月
  • Example phrases
    • たちちぇー ぐんぐゎち やん。
      (来月は5月だ)
    • たちちぇー まぎやしみぬ あくとぅ、ゆすぐにんかい あしびーが いちゅん。なー たちちぇー すーまんぼーすーんかい いーん。
      (来月は大きな休みがあるので、外国に遊びに行く。再来月は梅雨に入る)

た ちち

  • 2ヶ月
  • Example phrases
    • あたらさる っちゅぬ はちから くんちちさーに たちち ないん。
      (大切な人が往ってしまってから今月で2ヶ月になる)

た とぅ

  • 2歳、2年
  • Example phrases
    • うぃきがしーじゃとぅ わんとー たとぅ はなりとーっさ。
      (兄と私とは2歳離れている)

た とぅーい

  • 二通り
  • Example phrases
    • むぬぐとぅんかえー っうぃーぬ あれー しちゃん あてぃ、ふぃぢゃいぬ あれー にぢりん あてぃ、ちゃー たとぅーい あん。
      (物事には上があれば下もあって、左があれば右もあって常に二通りある)

た とぅ ぐしー

  • 2年おき
  • Example phrases
    • たとぅぐしーぬ せんきょぬ あくとぅ っちゅん まちん わさわさ そーん。
      (2年越しの選挙があるので、人も市もざわめいている)

た なか

  • 間、中間
  • Example phrases
    • っうぇーきんちゅぬ やーぬ たなかんかい ふぃんすーむんぬ やーぬ あてぃ、ちゃー まーさむん かじゃっし うりっし わた みたちゃんでぃ。
      (お金持ちの家の間に貧乏者の家があって、いつもおいしい匂いがしてそれでお腹を満たしたって)

た また がき

  • 二股かけること
  • Example phrases
    • いかな ふどぅだき うちゃてぃ ゐーかーぎ やてぃん、たまたがき する うぃきがんかえー ちむ ゆるちぇー ならんでぃーる くとー ゆー わかてーをぅてぃん、ぬーが やら してぃらってぃ なちゅる うぃなごー まんどーん。
      (いかに背が高くてハンサムでも、二股かける男には心を許してはいけないということはよく分かってはいても、何故か捨てられて泣く女性は多い)

たー

  • Example phrases
    • たー やらわん しむくとぅ わんしくち かしーっし くぃらんがやー?
      (誰でもいいから私の仕事を手伝ってくれないかなあ)

たー がな

  • 誰か
  • Example phrases
    • たーがな くり っしとぅらする っちょー をぅらんがやー?
      (誰かこれをしてくれる人はいないかなあ)

たー

たー いゆ

  • 鮒、フナ
  • Example phrases
    • たーいゆぬ かしらー ならわん くーいゆぬ じゅーねー なんな。
      (鮒の頭になっても鯉の尾にはなるな、鶏頭牛尾)

たー ぐしれー

  • 田植えの準備
  • Example phrases
    • っんに っうぃーるめーねー たーぶっくゎ たげーちから たーぐしれー すん。
      (稲を植える前には田んぼを耕してから田植えの準備をする)

たー ぶっくゎ

  • 田んぼ
  • Example phrases
    • うーやまとぅ ちんやんばるぬ たーぶっくゎんぢ ちゅくらっとーる たーっんもー まーさん。
      (大山と金武ヤンバルの田んぼで作られている田芋はおいしい)

*(参考)やまとぅ(薩摩)、うふやまとぅ(日本本土全体)

たー むぢ

  • 田芋のずいき
  • Example phrases
    • んかしから うちなーをぅてー っくゎー なしーねー、「っんばぎー」んでぃち たーむぢぬ しる ちゅくてぃ たんかーまんかーぬ っちゅんかい はぢ んなっし かむん。
      (昔から沖縄では出産すると、「っんばぎー」(出産祝い)

    • といって田芋のずいきの汁を作って隣近所の人たちに配ってみんなで食べる)

たー っんむ

  • 田芋
  • Example phrases
    • なままでー あかまーみーぬ あん ちかとーたしが、ちかぐるからー たーっんむぬ あんぬ いっちょーる いるかじぬ かみむぬん っんぢとーん。
      (今までは小豆のあんを使っていたが、近頃からは田芋のあんが入っているいろいろな食べ物が出ている)

たーぐ

  • 水桶
  • Example phrases
    • んかしぇー、あぐにをぅてー なーちねーぢねー たーぐ むっちょーてぃ、ちゃー みじがーみ みたすしぇー わらびぬ しくち やたん。
      (昔は、粟国島では各家庭が水桶を持っていて、いつでも水がめを満たすのは子どもの仕事だった)
    • たーぐ かたみーん。
      (水桶をかつぐ)

たーくとぅ

  • うわごと
  • Example phrases
    • どぅく にちぬ ちゅーさいねー、くちさっし たーくとぅ ゆむん。
      (あまりにも熱が高いと、苦しくてうわごとを言う)

Audio Database of Hatoma Lexicon

Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED

Search languages: Yaeyama (Hatoma) ↔ Japanese

アー [⸣ʔaː] (名)

  • (植)粟。五穀の一つ。粘り気のある、ム⸢チアー[mu⸢ʧiʔaː](糯粟)と粘り気のない、サ⸢ク⸣アー[sḁ⸢ku⸣ʔaː](粳粟)があった。粟は水田耕作の出来ない島々でよく栽培された。
  • Example phrases
    • ⸢アーヌ⸣イー
      [⸢ʔaːnu⸣ʔiː]
      (粟のご飯、粟の飯)
    • ⸢アー⸣ムチ
      [⸢ʔaː⸣muʧi]
      (粟餅)
    • ム⸢チアー
      [mu⸢ʧiʔaː]
      (糯粟)
    • サ⸢ク⸣アー
      [sḁ⸢ku⸣ʔaː]
      (粳粟)
    • サ⸢ク⸣マイナー ム⸢チアー⸣ マ⸢ザー⸣シティ バ⸢カス⸣カー イッ⸢ケナ⸣ ン⸢マー⸣ン
      [sḁ⸢ku⸣mainaː mu⸢ʧiʔaː⸣ ma⸢ʣaː⸣ʃi̥ti ba⸢kasu⸣kaː ʔik⸢kena⸣ ʔm⸢maː⸣ŋ]
      (粳米に糯粟を混ぜて炊くと非常に美味しい)

アーガヤー [ʔaːga⸢jaː] (感)

  • ああ。ああ残念。ああ気の毒に。ああ、仕舞った。強調表現は、アーガ⸢ヤー[ʔaːga⸢jaː](ああ残念)という。
  • Example phrases


    • (ー)
    • ガ⸢ヤー⸣ キ⸢ムイ⸣ツァー ⸢ヌー⸣シター ⸣ウレー

      ⸢ヤー⸣ キ⸢ムイ⸣ツァー ⸢ヌー⸣シター ⸣ウレー [ʔa(ː)

    • ga⸢jaː⸣ ki⸢mui⸣ʦaː ⸢nuːʃi̥⸣taː ⸣ʔureː]
      (ああ可哀相に、どうしたのか、それは)

アーサ [⸢ʔaː⸣sa] (名)

  • (植)和名、あおさ(石蓴)。ヒトエグサ。緑藻類の海草の一種。海岸の珊瑚礁の岩に生える。干潮時に島の女性たちが採集し、天日乾燥して貯蔵する。日常の食事には、魚肉や豆腐のお汁に入れて食する。特に家造り共同作業の大量炊事には欠かせない食品で、豆腐や魚肉のお汁に入れて提供された。共同作業の際に提供される定番のスープの食材である。美味で忘れられない故郷の「味の素」である。⸣インアーサ[⸣ʔiŋʔaːsa]は形は似ているが食用に適さない。
  • Example phrases
    • ⸢ヤースクリヤー⸣ヌ ⸢アーサ⸣ヌ ⸢スー⸣ヌ ン⸢マー⸣ワ⸢レー⸣ プ⸢ソー⸣ フ⸢バリティル⸣ ッ⸢ふァーリ⸠ツォー
      [⸢jaːsukurijaː⸣nu ⸢ʔaːsa⸣nu ⸢suː⸣nu ʔm⸢maː⸣wa⸢reː⸣ pu̥⸢soː⸣ ɸu⸢baritiru⸣ f⸢faːri⸠ʦoː]
      (家造り普請の家のアーサ汁の美味しいことよ{EOS}他人には食わせてやれない<独占したい>ほど美味しい<他人は縛り付けておいてぞ食べられる>んだよ)
    • ⸣インアーサ
      [⸣ʔiŋʔaːsa]
      参照)

アーサヌスー [⸢ʔaːsa⸣nu ⸣suː] (連)

  • アオサのお汁。アオサと豆腐のお汁は非常に美味で食も進むことから、家屋建築等の大勢の uby{賄}{マカナ}いには定番の賄い料理として調理された。
  • Example phrases
    • ⸢ヤースクリヤー⸣ヌ ⸢アーサ⸣ヌ ⸣スー ッ⸢ふァイン⸣ パラ⸢ディー
      [⸢jaːsu̥kurijaː⸣nu ⸢ʔaːsa⸣nu ⸣suː f⸢faim⸣ para⸢diː]
      (家屋を建築する家のアーサのお汁を食しに行こうよ)

アーシパウル [⸢ʔaːʃipau⸣ru] (名)

  • 袷羽織。⸢アーシハウ⸣リ[⸢ʔaːʃihau⸣ri]ともいう。羽織は、ごく限られた家にあるだけで、一般の家庭にはなかった。
  • Example phrases
    • ⸢タッ⸣テナール ⸢アーシパウ⸣ロー ア⸢ロール⸣ワ
      [⸢tat⸣tenaːru ⸢ʔaːʃipau⸣roː ʔa⸢roːru⸣wa]
      (誰の家に<どこの家に>袷羽織はございますか<あられるのですか>)
    • ク⸢レー ター アーシパウ⸣ルヤ
      [ku⸢reː taː ʔaːʃipau⸣ruja]
      (これは誰の袷羽織か)

アーヌムチ [⸢ʔaːnu⸣muʧi] (名)

  • 粟餅。粟を碾いて粉にし、それを練って成形し、蒸籠で蒸して造った餅。鳩間島ではめったに作らなかった。
  • Example phrases
    • ⸢アーヌ⸣ムチ ス⸢ク⸣ル プ⸢スン オーッ⸣タン
      [⸢ʔaːnu⸣muʧi su̥⸢ku⸣ru pu̥⸢suŋ ʔoːt⸣taŋ]
      (粟餅を作る人もおられた)

アーパーレー [⸣ʔaːpaːreː] (名)

  • 新室寿ぎ歌。正式の名称は、⸢ヤー⸣ヌ ⸢フンシキ⸣ アーパーレー[⸢jaː⸣nu ⸢ɸunʃi̥ki⸣ ʔaːpaːreː](新室の風水<基礎固め・鎮め>歌アーパーレー)という。歌は前半のナ⸢ガミ⸣ク[na⸢gami⸣ku](長め句)と後半のハ⸢ヤミ⸣ク[ha⸢jami⸣ku](早め句)からなる。ナ⸢ガミ⸣クでは新室の構造体を美辞麗句で歌い上げ(室誉めし)、後半のハヤミクでは新室の中の奇怪な形相の動物等を客観的に表現して「魔除け」とし、へんばい(反閇)して山の神、海の神、野の神々を鎮めて歌い終わる歌形構造を有する。新築の屋根が葺き上がる日没時になると、建築作業に従事した全員が作業着のまま新室の中に入って座り、儀式に参加した。先ず全員でアーパーレーの歌を歌う。鐘と銅鑼、太鼓に合わせて歌い終わる。そして村の道化役者をもって任ずる二人が出て家主の夫婦に扮し、新室が完成するまでの苦労話を面白おかしく語った後、抱いていた⸢ユイプス[⸢juipusu](藁人形)を家の中柱に結わえた後、⸢ワンヌン ビー⸣ティ ⸢バンヌン ビー⸣ティ シッ⸢トウイシットウイ(貴方も酔って、私も酔って、あな尊や)と叫んで神酒を棟桁に投げかけて終わる儀式

アーラニバル [⸢ʔaːra⸣nibaru] (名)

  •  (動)魚の名。和名、マハタ。スズキ科の魚。体長1メートル以上に成長する。鳩間島の⸢マイ⸣ズニ[⸢mai⸣ʣuni](前曽根)で、ノコギリダイを生餌にして、体長70~90センチのアーラニバルを釣り上げることができた。
  • Example phrases
    • ⸢アーラ⸣ニバロー ⸢マイ⸣ズニナーティ ム⸢チイズヌ⸣ イ⸢キムヌ⸣バ ⸢ムン⸣ダニ ⸢シェー⸣ティー ⸢ホー⸣ソーッタン
      [⸢ʔaːra⸣nibaroː ⸢mai⸣ʣuninaːti mu⸢ʧiʔiʣunu⸣ ʔi⸢kimunu⸣ba ⸢mun⸣dani ⸢ʃeː⸣ti ⸢hoː⸣soːttaŋ]
      (マハタの大物は、前曽根でノコギリダイを生餌にして釣り上げられたものだ)

アーラバカミナトゥ [⸢ʔaːrabakaminatu] (名)

  • 地名。西表島伊武田地区トゥ⸢マダ[tu⸢mada]のアーラバカ(東区画)の小港。アーラバカ一帯の水田の⸢ター⸣ヌ シ⸢ビ[⸢taː⸣nu ʃi⸢bi](田の排水口<田尻>)が小さな港状になった舟の出入り口を形成していて、⸣イダフニ[⸣ʔidaɸuni](サバニ,板舟)をそこから出入りさせて荷物の積み下ろしをしていた。
  • Example phrases
    • ニ⸢シムレーヌ⸣ イダフネー ⸢アーラバカミナトゥナー⸣ル フ⸢バリ⸣ ス⸢コー⸣レータ
      [ni⸢ʃimureːnu⸣ ʔidaɸuneː ⸢ʔaːrabakaminatunaː⸣ru ɸu⸢bari⸣ su̥⸢koː⸣reːta]
      (米盛家のサバニ<板舟>はアーラバカ港にもやって<舫って>おかれた)

アールビルティダ [⸢ʔaːrubirutida] (名)

  • 東の方にある太陽。午前中の太陽。「東の方に居る太陽」の義。酷暑の夏には午前十一時ごろに仕事を終え、午後は三時以降日没まで野良仕事を続けた。
  • Example phrases
    • ⸢アールビルティダヌ⸣ アルンケンナー パ⸢タ⸣キ ⸢カイ⸣シ クー⸢ディー
      [⸢ʔaːrubirutidanu⸣ ʔaruŋkennaː pḁ⸢ta⸣ki ⸢kai⸣ʃi kuː⸢diː]
      (午前の太陽のあるうちに畑を耕して来ようよ)

アイカン [⸢ʔai⸣kaŋ] (名)

  • 合鑑。あいふ(合符)。手荷物の預かり札。標準語からの借用語。運搬船で荷物を送る際に発行してもらい、石垣港や那覇港で合鑑と引き換えに荷物を受け取った。
  • Example phrases
    • ウ⸢キ⸣ナーヌ ニ⸢ム⸣チェー ⸢アイ⸣カンシ ウ⸢クルタ
      [ʔu⸢ki⸣naːnu ni⸢mu⸣ʧeː ⸢ʔai⸣kaŋʃi ʔu⸢kuruta]
      (沖縄への荷物は合鑑で送った)

アイヤッタ [⸣ʔai ⸢jatta] (連)

  • そうだった。
  • Example phrases
    • ⸣アイ ⸢ヤッタル⸣シェー⸢ナー⸣ イ⸢クサ⸣ユーナー ムー⸢ル パイ⸣ター ヒ⸢ナン⸣ シ⸢ミラリティル⸣ マ⸢ラリ⸣ヤ カ⸢カ⸣レータルシェー
      [⸣ʔai ⸢jattaru⸣ʃeː⸢naː⸣ ʔi⸢kusa⸣juːna muː⸢ru pai⸣taː çi⸢naŋ⸣ ʃi⸢miraritiru⸣ ma⸢rari⸣ja kḁ⸢ka⸣reːtaruʃeː]
      (そうだったよねえ{EOS}戦争中に皆西表島へ強制避難させられて<ぞ>マラリアに罹ったものだよ)

アウクー [⸢ʔaukuː] (名)

  • 食用の青色の染料。「青粉(あおこ)」の義。戦前は蓬(よもぎ)の葉を搗いて青汁を作り、餅粉に捏ね混ぜて緑色の青餅を作った。
  • Example phrases
    • ⸢アウクーヤ ナーン⸣バ フ⸢チン⸣パーシ ⸢アウムチ⸣ スクラ
      [⸢ʔaukuːja naːm⸣ba ɸu̥⸢ʧim⸣paːʃi ⸢ʔaumuʧi⸣ su̥⸢ku⸣ra]
      (青粉がないから蓬の葉で青餅を作ろうよ)

アウコージ [⸢ʔaukoːdʒi] (名)

  • 米、麦、豆などを蒸して蓆などにねかせ、それに麹菌を繁殖させたもの。味噌や醤油、地酒を造る原料とした。
  • Example phrases
    • ⸢アウコージ⸣ タティティ ⸢ミー⸣ス スクルン
      [⸢ʔaukoːdʒi⸣ tḁtiti ⸢miː⸣su su̥⸢ku⸣ruŋ]
      (青麹をたてて味噌を作る)

アウサビ [⸢ʔausabi] (名)

  • ろくしょう(緑青)。青い錆。銅の表面に生じる緑色のさび(錆)で有毒と言われていた。
  • Example phrases
    • ア⸢カガニヌ⸣ サ⸢ベー アウイル ヤッタ
      [ʔa⸢kaganinu⸣ sa⸢beː ʔauiru jatta]
      (銅<赤がね>の錆は青色だった)

アウナキ [⸢ʔaunaki] (名)

  • 猫が薄気味悪い声で鳴くこと。何か悪いことの起こる予兆として嫌われた。
  • Example phrases
    • マ⸢ヤ⸣ヌ ⸢アウナキ シーベー⸣ヌ ⸣ヌーッカヤー
      [ma⸢ja⸣nu ⸢ʔaunaki ʃiːbeː⸣nu ⸣nuːkkajaː]
      (猫が気味悪い鳴き方をしているが、何だろうか)

アウパーオンギ [⸢ʔaupaːongi] (名)

  • 「青葉扇」の義。ビロウ(蒲葵)の生の葉で作った団扇。死人が出たときにのみ作って用いた。死人が出るとすぐビロウの葉を切って小さな団扇を作り、蝿や蚊を追い払ったり弔問客の用に供した。それ以外では、ビロウの葉を切るのは朝(午前中)と決まっていた。
  • Example phrases
    • ⸢アウパーオンギヌ⸣ フカー ク⸢バヌパーヤ⸣ ヤー⸢ディン⸣ シ⸢トゥムティ⸣ヌ ウ⸢チナー⸣ル キ⸢ソーッ⸣タ
      [⸢ʔaupaːonginu⸣ ɸu̥kaː ku⸢banupaːja⸣ jaː⸢diŋ⸣ ʃi̥⸢tumuti⸣nu ʔu⸢ʧinaː⸣ru ki̥⸢soːt⸣ta]
      (青葉団扇の他は、クバの葉は必ず朝の内に切られた)

アウバトゥ [⸢ʔaubatu] (名)

  • (動)アオバト(青鳩)。体は緑色。体長は家鳩と同じ大きさ。体は緑色を帯びている。家鳩に比して数は少なく限られた数しか飛来しなかった。
  • Example phrases
    • ⸢アウバトー ブー⸣クトー ブ⸢レーシタヌ ナン⸣ゾー ブ⸢ラーンシェン
      [⸢ʔaubatoː buː⸣ku̥toː bu⸢reːʃi̥tanu nan⸣ʣoː bu⸢raːŋʃeŋ]
      (青鳩は、いることはいたが、あまりいなかった)

アガー [ʔa⸢ga⸣ː] (感)

  • あいた。ああ痛い。痛い時、不意に発する声。
  • Example phrases
    • ア⸢ガ⸣ー ⸢ヌーンティ⸣ プ⸢ス⸣ タ⸢タック⸣ワ
      [ʔa⸢ga⸣ː ⸢nuːnti⸣ pu̥⸢su⸣ tḁ⸢takku⸣wa]
      (あいた{EOS!}何故他人を叩くのか)
    • ア⸢ガー⸣ プ⸢スヌ⸣ パン ⸢フンクナ
      [ʔa⸢gaː⸣ pu̥⸢sunu⸣ paŋ ⸢ɸuŋkuna]
      (あいた{EOS!}他人の足を踏みつけるな)

アガイー [ʔa⸢gaʔiː] (名)

  • 赤飯。「あかいひ(赤飯)」の転訛したもの。昔はア⸢ガマミ[ʔa⸢gamami](小豆)を加えて米飯を炊き、赤飯にしたが、戦後は食紅を入れて赤飯を炊いた。祝儀や正月には赤飯を炊いて祝った。女の子が初潮をみると赤飯を炊いて祝ってやった。
  • Example phrases
    • ⸣アツァー ⸢ニューガク⸣シキ ヤ⸢リバ⸣ ア⸢ガイー⸣ バ⸢カシ⸣ ッ⸢ふァーサ⸣ナー
      [⸣ʔaʦaː ⸢ɲuːgaku⸣ʃi̥ki ja⸢riba⸣ ʔa⸢gaʔiː⸣ ba⸢kaʃi⸣ f⸢faːsa⸣naː]
      (明日は入学式だから赤飯を炊いて食べさせようね)
    • ア⸢ガイー⸣ バ⸢カシティ ゴーカクヨイ サー⸣ディー
      [ʔa⸢gaʔiː⸣ ba⸢kaʃi̥ti goːkakujoi saː⸣diː]
      (赤飯を炊いて合格祝いをしよう)

Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect

Results from the [関連データ]南琉球八重山語宮良方言の名詞アクセント資料 [Kanren dēta] Minami Ryūkyū Yaeyama-go Miyara hōgen No meishi akusento shiryō ([Relevant Data] Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect), by Kenan Celik, Aso Reiko and Kohei Nakazawa, © CC BY-NC 3.0 DEED

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コフタ [koɸu̥ta] L (名)

  • かさぶた

シキムヌ [ʃi̥kimunu] F (名)

  • 漬物。たくあん

マリファー [mariɸaː] F (名)

  • 生まれた子

ヤギピゥトゥ [jagipɨ̥tu] L (名)

  • やせた人

ワヌ [wanu] F (名)

  • あなた。お前。君。汝

イタヤドゥ [itajadu] L (名)

  • 板戸

ウタ [uta] L (名)

オンタ [oɴta] L (名)

  • ブタ

カタ [kḁta] L (名)

カタ [kḁta] L (名)

  • イナゴ。バッタ

カタズゥ [kḁtadzɨ] F (名)

カタナ [kḁtana] L (名)

キザミタバグ [kidzamitabagu] L (名)

  • 刻み煙草

サタ [sata] L (名)

  • 沙汰。うわさ。評判

ジカタビゥ [dʒikatabɨ] L (名)

  • 地下足袋

スゥタ [sɨ̥ta] L (名)

スゥタ [sɨ̥ta] F (名)

スゥタパー [sɨ̥tapaː] F (名)

  • 下歯

スゥタパー [sɨ̥tapaː] F (名)

  • 下葉

ター [taː] L (名)

Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)

Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.

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だれ

(Common Pronoun)

  1. Who

(Common Noun)

  1. Other (esp. people and abstract matters)

(Common Noun)

  1. Multi-

(Common Noun)

  1. Rice field

(Auxiliary verb)

  1. Indicate past completed or action

  1. Indicates light imperative

(Noun)

  1. Distance between outstretched thumb and middle finger (approx. 18 cm)
    Archaism

ぎょう

(Noun)

  1. Classification for Japanese verb with the dictionary form ending in "tsu"; "ta" column or row of the kana syllabary

ジャーン

(Noun)

  1. Clash; Bang

(Interjection)

  1. Ta-dah!; Ta-da!; Tada!; Voilà

ティーエー

(Noun)

  1. TA

(Noun)

  1. Tantalum (Ta)

うえおどり田植え踊り田植踊

(Noun)

  1. Refined version of ta-asobi dance performed in Tohoku about half way through the first lunar month

ーミナルアダプーミナル・アダプ

(Noun)

  1. Terminal adapter; TA

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【た】 — た、タとは、日本語の音節のひとつであり、仮名のひとつである。1モーラを形成する。五十音図において第4行第1段(た行あ段)に位置する。清音の他、濁音(だ、ダ)を持... [more]

Ta (kana)