(Noun) Tongue
Define す su Meaning ス
Displaying results for す (su・す・ス) – ryukyu
JLect: Japonic Languages and Dialects Database
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A dictionary of the Ryukyuan language
Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.
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ンス nsu ('Nsu) ⓪ 名
- 味噌。misuともいう。
ンス nsu ('Nsu) ① 名
- [御衣]着物(ciN)の敬語。御召し物。みそ(御衣)。
- ciirukabi(その項参照)のことをいうことがある。
スン sun (suN) ⓪ 名
- 損。tuku(得)の対。~sjuN.
スン sun (suN) ① 名
- しみ。汚点。着物のしみ,顔の痣やしみなど。~CicuN.しみがつく。また,きず物になる。見苦しい痣になる。
スー suu (suu) ⓪ 名
新
[数]
- 運。運命。命数。~nu ?iQcooN.運が向いている。
- 〔新〕数。かず。
ースー -suu (-suu) ⓪ 接尾
- 艘。船を数える時の接尾辞。?iQsuu(一艘),nisuu(二艘)など。
フィス fisu (hwisu) ⓪ 名
新
- 砒素。
フス fusu (husu) ① 名
- へそ。ほぞ。~CizuN.へその緒を切る。切るという語を忌んでCizuN(継ぐ)という。
フス fusu (husu) ① 名
- 細上布。宮古・八重山地方産の麻織物の名。
クス kusu (kusu) ⓪ 名
- くそ。大便。首里の上品な家庭では?uraという。~kwee.くそくらえ。くしゃみをした時にいうまじない。~majuN.大便をする。くそまるの意。上品には?ura tacuN.またはhuru'ijuN.などという。
スバ suba (suba) ⓪ 名
- そば。かたわら。また,わき。~najuN.イ.そばに寄る。そばに近づく。ロ.わきへのく。車馬などをよけてわきへのく。
- 妾(めかけ)。'juubeeともいう。貴人の妾は?usubaという。
スバ suba (suba) ① 名
- 蕎麦。そばきり。昔は身分の高い者のみが食べた。明治の中ころからは,そば屋が夜などに,?uduuN(うどん)subaa.と声を長く引いて町を売り歩いた。
スビ subi (subi) ① 名
- 楚辺。《地》参照。
スディ sudi (sudi) ① 名
- 袖。
スク suku (suku) ① 名
- 底。kumuinu~.池の底。kukurunu~.心の底。
- 谷。沢。谷底。
スミ sumi (sumi) ①* 名
- 痣。
スラ sura (sura) ① 名
文
- 空。天空。?ariN nagamijura kijunu~ja.[あれも眺めゆら今日の空や]彼女も眺めているだろう,きょうの空は。
- 身空。'wakasa hwitutucinu kajuizinu~ja 'jaminu sakuhwiraN kurumatoobaru.[若さひと時の通路の空や闇のさくひらも車たう原]若い時代の恋の通い路は,闇の急坂も砂糖車を据える平坦な原と同じである。
スス susu (susu) ① 名
- 裾。ciNnu~.着物のすそ。
- 山すそ。
- びり。しり。~najuN.びりになる。
ストゥ sutu (sutu) ⓪ 名
- 外(ほか)。以外。
スーー suu- (suu-) 接頭
- 総。残らず,すべての意。suudaka(総高),suujoo(皆さん)など。
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す 【巣】
Phrases
- ~につく sukunuN
- ~を作ること shiijukurii
すえ 【末】
すき 【鋤】
See also
すき 【隙】
See also
すぎ 【杉】
すく 【鋤く】
すく 【梳く】
See also
すく 【漉く】
すく 【好く】
See also
ずく
すじ 【筋】
Phrases
- ~がつること garashimagai
すす 【煤】
Dictionary of the Practical Use of Okinawan
Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.
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すい
- 首里
- うすがなしーめーぬ いめんしぇーびたる うぐしくぬ ぬくとーる すいや、なまー っうぃーりきどぅくる やん。
(王様がいらっしゃった首里城が残っている首里は、今は観光地である)
Example phrases
すいんちゅ
- 首里の人
- すいんちょー ちむだかさん。
(首里の人は気位が高い)
Example phrases
すいん
- 剃る
- なげーさる やしみぬ っうぇーだー ふぃぢ すらんたくとぅ、ふぃぢ ばーばーっし ふーぢぇー ねーらん なとーたん。
(長い休みの間は髭を剃らなかったので、髭ぼうぼうしてみっともなくなっていた)
Example phrases
すいん (すたん、すらん、すてぃ)
- 添う
- うぃなぐぬどぅ うぃきがんかい すいるむんでぃ うむとーたしが、なまー うぃなぐんかい すいる うぃきがん をぅんねー すん。
(女性の方が男性に添うものだと思っていたが、今では女性に添う男性も居るようだ)
Example phrases
すー/あんまー
- お父さん/あ母さん
*(参考)首里の士族以外は、通常「すー」「あんまー」「うすめー」「はーめー」はそれぞれお父さん、お母さん、おじいさん、おばあさんを指す
すー
- 潮、海水
- すーや くるすー なたい、あかすー なたい、みちすー なたい、ふぃち すー なたい すん。
(潮は黒潮になったり、赤潮になったり、満ち潮になったり、引き潮になったりする)
Example phrases
すー ちかー
- 豚肉の塩漬け
- 「すーちかー」や しし すーちきー しぇーし やん。
(「すーちかー」は豚肉を塩漬けしたのだ) - すーぢき そーる むぬんかい 「すーちかー」んでぃ いーん。んかしぇー かーみんかい みっちゃかー 「すーちかー」 たぶとーたん。
(塩漬けしているものに「すーちかー」と言う。昔は甕にいっぱい「すーちかー」を貯えていた)
Example phrases
*(参考)すーぢき/まーすぢき(塩漬け)、すーにー/まーすにー(塩煮);まーすにー しぇー(塩煮にしなさい)
すー みじ
- 塩水、海水
- すーみじ くでぃ、うりっし ちゅくらっとーる とーほー、うすみじぬ じよーぶんぬ いっちょーてぃ まーさん。
(海水を汲んで、それで作られている豆腐は塩水の滋養分が入っていておいしい)
Example phrases
すーぬ はな
- 清めの塩
- だびから けーてぃちーねー、やーぬ うちんかい いらん まーどぅ すーぬはなっし ちゆみーる。
(葬式から帰ってくると、家の中に入らないうちに清めの塩で清める)
Example phrases
すー わたい
- 浅瀬渡り
- すーぬ ふぃちーねー、すーわたいっし まぎしーぬ っうぃーをぅてぃ いゆ ちっちょーたん。
(潮が引くと、浅瀬を渡って大岩の上で魚を釣っていた)
Example phrases
すーいん (すーたん、すらん、すーてぃ)
- 吸う
- ぬみやっさくとぅ ストローさーに すーれー。
(飲みやすいので、ストローで吸いなさい)
Example phrases
すーこー
- 焼香
- すーこーや いちにんち、さんにんち、しちにんち、じゅーさんにんち、にじゅーぐにんち、さんじゅーさんにんちぬ むけーん すん。じゅーさんにんちまでー わかすーこー、うぬ あとー うふすーこー、さんじゅーさんにんちや うわいすーこーんでぃ いーん。ににん たちーねー、さんにんちとぅっし ゆむるぐとぅ なとーん。
(焼香は1年忌、3年忌、7年忌、13年忌、25年忌、33年忌の6回する。13年忌までは若焼香、その後は大焼香、33年忌は終わり焼香という。2年経つと、3年忌として数えるようになっている)
Example phrases
すーじ
- 路地
- わらび そーいに、がっこーんかい っんぢゃい、こーいむん しーが っんぢゃい する ばすねー、すーじぐゎーから くんちりみっちりっし っんぢょーたしが、なまー うふみち なてぃ んかしぬ しがたぬ ねーん なとーしが、どぅーぬ なかんかえー ぬくとーん。
(子どもの頃、学校に行ったり買い物に行ったりする際には、入り込んだ路地を通って近道して行ったが、現在は大きな道になって昔の姿はなくなっているが、自分の脳裏には残っている)
Example phrases
すーじ
- 祝い事
- うちなーんかえー たんかーすーじ、とぅしびーすーじ、にーびちすーじ、やーふちすーじんでーぬ あてぃ、っうぇーかぬちゃー、どぅしぬちゃー、たんかーまんかーぬ っちゅぬちゃー うんちけー すん。
(沖縄には満一才のお祝い、生年祝い、結婚祝い、新築祝いなどがあって、親戚の人たち、友人たち、隣近所の人たちを招待する) - んかしぇー ぬーぬ すーじ やてぃん なーめーめーぬ やーをぅてぃ そーたしが、なまー すーじじゃー かてぃどぅ する。
(昔はどんな祝い事でも各自の家でしていたが、現在は祝宴の座を借りてする)
Example phrases
すーじ じゃー
- 祝宴の座
- んかしぬ うちなーぬ やーぢゅくえー ふちま はんしーねー すーじじゃー ないん。
(昔の沖縄の家造りはふすまを外すと祝いの座になる)
Example phrases
すーてぃーち
- ソテツ
- あぐねー すーてぃーちんーす、まーじん、まーすさーに なーある とぅくる やん。
(粟国はソテツ味噌、粟、塩で有名なところだ)
Example phrases
すーてー
- 所帯持ち
- うぃなごー やー むてーから うみちとぅ すーてー くましく しわどぅ やる。
(女性は所帯をもってから思い切りやりくりしないといけない) - あまぬ やーや すーてーぬ くまさくとぅ、じん たみやーに まぎやー ちゅくてぃ さけーとーん。
(あの家は家計をやりくりしているので、お金を貯めて大きな家を造って栄えている) - あまぬ ゆめー くめーきやーや あらん どー。すーてーぬ あらさぬ、をぅとぅぬどぅ じのー にぢとーる。
(あそこの嫁は倹約家ではないよ。やりくりがおおざっぱで、夫がお金は握っているよ) - あれー あいぐらし、ねーんだれー ねーん くらし すし やかん、すーてーくまさしどぅ くらすん どー。
(あれば派手に暮らし、無ければ無いでその日暮らしをするよりも、家計をやりくりして暮らすのだよ)
Example phrases
すーてー わかやー
- 所帯分かれ
- あまぬ うやぬちゃーや しちゃんかい、ちゃくし みーとぅんだーや にーけーんかい、じなんたーや さんけーんかい しまとーてぃ、すーてーわかやー そーん。
(あの家の親たちは一階に、長男夫婦は二階に、次男たちは三階に住んでいて、所帯持ちを別にしている)
Example phrases
*(参考)やー わかやー、やー たちゃー(分家)
すーねー
- 酢味噌あえ
- んーすぬ いっちょーる 「すーねー」やかん、いってー をぅらん 「うさち(ぐゎー)」や ゆー かだん。いーかみらりやー する ばす やてぃん、かみーねー ゐー あんべー なたん。
(味噌が入っている「酢味噌あえ」より、味噌が入っていない「酢のもの」はよく食べた。胃痛するときでも、酢のものを食べるとよくなった)
Example phrases
すーぶ
- 勝負
- んかしぇー かーらをぅてー っうぃーぢすーぶ さーに あしどーたん。
(昔は川で泳ぎ勝負をして遊んでいた)
Example phrases
Audio Database of Hatoma Lexicon
Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED
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アークン [⸢ʔaː⸣kuŋ] (自動)
- {PoS_1}本動詞として用いられ、「ある状態で進行している」、「居る」、「存在する」、「働いている」、等の意味を表す。「歩く」の転訛したもの。
- ⸣カナー ⸢アー⸣ク プ⸢ソー ター⸣ヤ
[⸣kanaː ⸢ʔaː⸣ku pu̥⸢soː taː⸣ja]
(あそこにいる人は誰か) - マー⸢ズン アー⸣クンティ
[maː⸢ʣuŋ ʔaː⸣kunti]
(一緒にいるさ、ほら)
Example phrases
アークン [⸢ʔaː⸣kuŋ] (補動)
- {PoS_2}動詞の連用形に付いて、⸢~ている(現在進行形)」の意味を表す。本来は、ア⸢ラ⸣クン[ʔa⸢ra⸣kuŋ](歩く)であったのが、補助動詞として用いられるなかでアスペクト的意味表現を分担するようになって、r音が脱落したものと考えられる。
アーシ [ʔaː⸢ʃi] (接尾)
- たびに。ごとに(毎)。名詞や動詞の連体形、終止形に付いて、「そのたびに」の意味を表す。「~風に不令遇<アハセズ>つつみ無く~。万、1021」の、「合わす」の連用形「合わせて」が接尾語化したもの。
- ⸢ウン⸣ネー タ⸢ジ⸣ナイ パルアー⸢シ ヤー⸣ナ ブ⸢ラーヌ
[⸢ʔun⸣neː ta⸢ʤi⸣nai paruʔaː⸢ʃi jaː⸣na bu⸢raːnu]
(あの家に訪ねて行くたびに家にいない)
Example phrases
アースン [⸢ʔaːsuŋ] (他動)
- {Mn_1}木を揺すって実を落とす。「~置きて枯らしみ安由流<アユル>實波~。万、4111」の他動詞化したもの。「Aye,uru,eta(アユル)、シモの地方では、果実、穀粒、麦などが自然に落ちたり、汗血などがしたたり落ちる」『邦訳日葡辞書』の他動詞化したもの。
- フ⸢ナ⸣ブ ⸢アースン
[ɸu⸢na⸣bu ⸢ʔaːsuŋ]
(九年母<蜜柑、シークヮーサー>の実を揺すって落とす) - ⸢ゴーナキ⸣ヌナロー マ⸢ダ ウーマン⸣バ ⸢アーサラヌ
[⸢goːnaki⸣nunaroː ma⸢da ʔuːmam⸣ba ⸢ʔaːsaranu]
(桑の実はまだ熟れないから揺すって落とすことが出来ない) - フ⸢ナ⸣ブ ⸢アーシ⸣ミサン
[ɸu⸢na⸣bu ⸢ʔaːʃi⸣misaŋ]
(蜜柑の木を揺すって蜜柑を落としてよい) - ⸢アース⸣ クトー ナ⸢ラ⸣ヌ
[⸢ʔaːsu⸣ ku̥toː na⸢ra⸣nu]
(揺すって落とすことは、してはならない) - ⸢アーシェー⸣ ミサムヌ
[⸢ʔaːʃeː⸣ misamunu]
(揺すって落とせばいいのに) - ⸢アーシ⸣バ
[⸢ʔaːʃi⸣ba]
(揺すって落とせよ) - ⸢ゴーナキー⸣ヌ ⸣ナル ⸢アースン
[⸢goːnakiː⸣nu ⸣naru ⸢ʔaːsuŋ]
(桑の実をゆすって落とす) - ⸢アーサヌ
[⸢ʔaːsanu]
(落とさない) - ⸢アーシ⸣プサン
[⸢ʔaːʃi⸣ pu̥saŋ]
(落としたい) - ⸢アース⸣ プ⸢ソー⸣ ブ⸢ラーヌ
[⸢ʔaːsu⸣ pu̥⸢soː⸣ bu⸢raːnu]
(落とす人はいない) - ⸢アーシェー⸣ ミサムヌ
[⸢ʔaːʃeː⸣ misamunu]
(落とせば良いのに) - ⸢キー⸣ヌ ⸣ナル ⸢アーシ
[⸢kiː⸣nu ⸣naru ⸢ʔaːʃi]
(木の実を落とせ)
Example phrases
アースン [⸢ʔaːsuŋ] (他動)
- 出来物や腫れ物の化膿したものを潰して膿を出す。
- ア⸢シ⸣ブ ⸢アースン
[ʔa⸢ʃi⸣bu ⸢ʔaːsuŋ]
(できものを潰して膿を出す) - ク⸢ヌ アシ⸣ボー マ⸢ナ⸣マー ⸢アーサラヌ
[ku⸢nu ʔaʃi⸣boː ma⸢na⸣maː ⸢ʔaːsaranu]
(この出来物は、今は潰されない) - ⸢アーシ⸣ ミサカー ⸢アース⸣クトー ⸣ナルン
[⸢ʔaːʃi⸣ misakaː ⸢ʔaːsu⸣ ku̥toː ⸣naruŋ]
(腫れ物を潰してよければ、潰すことはできる) - ⸢アーシェー⸣ ミサムヌ
[⸢ʔaːʃeː⸣ misamunu]
(腫れ物を潰せばいいのに) - ⸢パー⸣ク アーシ
[⸢paː⸣ku ⸢ʔaːʃi]
(早く潰せ)
Example phrases
アーパーマ [ʔaː⸢paː⸣ma] (名)
- 老婆。お婆さん。-マ[-ma]は指小辞。親愛の情を示す。親しみをこめた表現。
- ⸢ウン⸣ネーナ アー⸢パーマ⸣ヌ ⸢オー⸣ルン
[⸢ʔun⸣neːna ʔaː⸢paːma⸣nu ⸢ʔoː⸣ruŋ]
(その家にお婆さんがおられる) - ⸢カン⸣ネナー ⸢コー⸣グマガリ アー⸢パーマ⸣ヌ ⸢オーッ⸣タン
[⸢kan⸣nenaː ⸢koː⸣gumagari ʔaː⸢paːma⸣nu ⸢ʔot⸣taŋ]
(あの家には腰の曲がった老婆がおられた)
Example phrases
アーラスン [⸢ʔaːrasuŋ] (他動)
- 餅やカステラ等を蒸す。
- ム⸢チ アーラスン
[mu⸢ʧi ʔaːrasuŋ]
(餅を蒸す<蒸して煮る>) - ク⸢リ⸣シェー ⸢アーラサラヌ
[ku⸢ri⸣ʃeː ⸢ʔaːrasaranu]
(これでは蒸されない) - ⸢クシ⸣キシェー ⸢アーラシ ヤッ⸣サン
[⸢kuʃi̥⸣kiʃeː ⸢ʔaːraʃi jas⸣saŋ]
(甑では蒸しやすい) - ⸢アーラス⸣ プ⸢ソー⸣ ブ⸢ラーヌ
[⸢ʔaːrasu⸣ pu̥⸢soː⸣ bu⸢raːnu]
(蒸す人はいない) - ⸢パー⸣ク ⸢アーラシェー⸣ ミサムヌ
[⸢paː⸣ku ⸢ʔaːraʃeː⸣ misamunu]
(早く蒸せば良いのに) - ム⸢チ アーラシ⸣バ
[mu⸢ʧi ʔaːraʃi⸣ba]
(餅を蒸しなさい) - ⸢ヨイ⸣ヌ ア⸢ラシコーシ アーラスンティ キッ⸣ス ⸢シーベー
[⸢joi⸣nu ʔa⸢raʃikoːʃi ʔaːrasunti kis⸣su ⸢ʃiːbeː]
(お祝いの蒸し餅<蒸し菓子>を蒸し上げようとして急いでいる) - ⸣アブジェ ⸢ソーニヨイヌヨイヌ⸣ ア⸢ラシコーシ アーラスンティ ベー⸠ダー
[ʔabudʒeː ⸢soːnijoinu⸣ ʔa⸢raʃikoːʃi ʔaːrasunti beː⸠daː]
(おじいさんの生年祝いの蒸し菓子を作ろうと<蒸し上げよう>としているんだよ)
Example phrases
アイ [⸣ʔai] (感)
- {PoS_2}そう。あれ!相手の言葉に対する同意、肯定判断、感動を表す。
- ⸣アイ ウ⸢リル⸣ マ⸢シ
[⸣ʔai ʔu⸢riru⸣ ma⸢ʃi]
(そうだ、それが良い) - ⸣アイ ウ⸢レー ヌー⸣ シター
[⸣ʔai ʔu⸢reː ⸢nuː⸣ ʃi̥taː]
(あれ{EOS!}これは一体どうしたのかい) - そう。そのように。その通り。 ⸣アイ ⸢スーバ⸣ マ⸢シ⸣ヨー
[⸣ʔai ⸢suːba⸣ ma⸢ʃi⸣joː]
(そうした方が良い<増しだ>よ) - ⸣アイル ⸢スー⸣カメー
[⸣ʔairu ⸢suː⸣kameː]
(そうしようかなあ、もう) - ⸣アイ ⸢サン⸣カー ナ⸢ラ⸣ヌ
[⸣ʔai ⸢saŋ⸣kaː na⸢ra⸣nu]
(そうしないといけない) - 相手の意見を一旦受け止め<肯定し>て、おもむろに話し手の意見を述べる際に言うことば。 ⸣アイ ウ⸢レー ワー⸣ アズ ⸢トゥー⸣ル ⸢バー⸣ル ⸢ワッ⸣サタ
[⸣ʔai ʔu⸢reː waː⸣ ʔaʣu ⸢tuː⸣ru ⸢baː⸣ru ⸢was⸣sata]
(そう、それは君が言う通りだ{EOS}私が悪かった) - ⸣アイ ⸢ゲ⸣ラ
[⸣ʔai ⸢ge⸣ra]
(そうさ{EOS}そうだよ) - アイ ⸢ダー ワー⸣ アズ ⸢トゥー⸣ル
[ʔai ⸢daː waː⸣ ʔaʣu ⸢tuː⸣ru]
(そうだよ{EOS}君のいう通りだ) - 動詞や助詞と結びついて、⸣アイニ
[⸣ʔaini]
(そのように) - 、アイ⸢バー⸣キ
[ʔai⸢baː⸣ki]
(そんなにまで) - 、⸣アイヤー
[⸣ʔaijaː]
(そんなには) - 、⸣アイル
[⸣ʔairu]
(そのように<ぞ>) - 、⸣アイニン
[ʔainiŋ]
(そんなにも) - 、⸣アイヌ パ⸢ナ⸣シ
[⸣ʔainu pa⸢na⸣ʃi]
(そのようであるとのこと) - 、⸣アイ ⸢スン⸣ケン
[⸣ʔai ⸢suŋkeŋ]
(そうするうちに、そうするまで)
の
ように用いられる)
Example phrases
アイスーカー [⸣ʔai ⸢suː⸣kaː] (連)
- そう<然う>するのなら。そうしたら。丁寧な表現。前件の前提条件を受けて後件の判断が起きる意を表す。
- ⸢ワー⸣ アイ ⸢スー⸣カー ⸣バー ⸢ワーットー⸣ パ⸢ララ⸣ヌ
[⸢waː⸣ ʔai ⸢suː⸣kaː ⸣baː ⸢waːttoː⸣ pa⸢rara⸣nu]
(君がそうするのなら、私は君とは行けない<行くことが出来ない>)
Example phrases
アイブ [⸣ʔaibu] (連体)
- あんな。あのような。単数を表す。
- ⸣アイブ ⸣ムノー ⸢カウナ
[⸣ʔaibu ⸣munoː ⸢kauna]
(あんな物は買うな) - ⸣アイブ ⸣ムヌ ⸢カーサリン⸠トゥー
[⸣ʔaibu ⸣munu ⸢kaːsarin⸠tuː]
(そんな<あんな>もの売れるものか<売れるっと?>) - ⸣アイブ サ⸢キヌミ⸣ プ⸢ス⸣バ ブ⸢トゥティ ソーラ⸣ ブ⸢トゥ⸣ ム⸢タン⸣モー マ⸢シ
[⸣ʔaibu sḁ⸢kinumi⸣ pu̥⸢su⸣ba bu⸢tuti soːra⸣ bu⸢tu⸣ mu⸢tam⸣moː ma⸢ʃi]
(あんな酒飲みを夫にするよりは結婚しない<夫を持たない>ほうが良い) - ⸣アイブ ム⸢ニ⸣バ イ⸢ジアー⸣キ プ⸢スン⸣ バ⸢ラーリン⸣ダ
[⸣ʔaibu mu⸢ni⸣ba ʔi⸢ʤiʔaː⸣ki pu̥⸢sum⸣ ba⸢raːrin⸣da]
(あのようなことを言いふらして<言葉を言い歩いて>人に笑われるぞ) - ⸣アイブ ⸣クトー ⸢ナー⸣ヌ
[⸣ʔaibu ⸣ku̥toː ⸢naː⸣nu]
(そんなことはない) - ⸣アイブ ⸣クトー イッ⸢カ ナーン⸣シェン
[⸣ʔaibu kutoː ʔik⸢ka naːŋ⸣ʃeŋ]
(そのような事は決して<一向に>なかった)
Example phrases
アイブツァ [ʔai⸢bu⸣ʦa] (連体)
- あんな。あのような。複数を表す。ア⸢ブ⸣ツァ[ʔa⸢bu⸣ʦa](あんな{EOS}あのような)ともいう。
- アイ⸢ブ⸣ツァ ⸣ムヌバ ⸢カイティ ヌー⸣スワ
[ʔai⸢bu⸣ʦa ⸣munuba ⸢kaiti nuː⸣suwa]
(あんな物などを買ってどうするのか)
Example phrases
アイベーティ [ʔai⸢beː⸣ti] (接)
- それで。それ故に。前件を受けて、それを理由とする後件<帰結>を述べる際に用いる。順態接続を表す。
- ウ⸢レー⸣ イッ⸢カ⸣ プ⸢スヌ⸣ ムニ シゥ⸢カヌ⸣ アイ⸢ベー⸣ティ ⸣ウヤン イ⸢ザリ アー⸣クンティ
[ʔu⸢reː⸣ ʔik⸢ka⸣ pu̥⸢sunu⸣ muni si̥⸢kanu⸣ ʔai⸢beː⸣ti ⸣ʔujaŋ ʔi⸢ʣari ʔaː⸣kunti]
(彼は一向に他人の言うこと<話>を聞かない{EOS}それで親に叱られている<叱られてあるく>さ)
Example phrases
アイヤーティ [ʔai⸢jaː⸣ti] (接)
- それだから。それ故に。それで。⸣アイ ヤ⸢レー⸣ティ[⸣ʔai ja⸢reː⸣ti](そうであるから)の縮まった形。順態接続を表す。
- アイ⸢ヤー⸣ティル キ⸢ノー⸣ヤ ⸢クーン⸣ ブ⸢レー⸣バン⸢ナー
[ʔai⸢jaː⸣tiru ki⸢noː⸣ja ⸢kuːm⸣ bu⸢reː⸣ban⸢naː]
(それだから<それで>昨日は来なかったんだね) - 「それだから」の義。前件を受けて、それを原因・理由とする帰結を述べる接続表現。 ウ⸢レー⸣ ニ⸢チ⸣ヌ ⸣ンジティ ニ⸢ビベー⸣ツォー アイ⸢ヤー⸣ティル キ⸢ノー⸣ヤ キ⸢ララン⸣ ブ⸢レー⸣ル⸢ナー
[ʔu⸢reː⸣ ni⸢ʧi⸣nu ⸣ʔnʤiti ni⸢bibeː⸣ʦoː ʔai⸢jaː⸣tiru ki⸢noː⸣ja ki⸢raram⸣ bu⸢reː⸣ru⸢naː]
(彼は熱が出て寝ているそうだ{EOS}それで昨日は来られなかったん<来られずにいたの>だねえ)
Example phrases
アイヤルンダ [⸣ʔai ja⸢runda] (連)
- それだから。それゆえに。だから。前に述べた事柄が、後に述べる事柄の原因・理由になることを表す。
- ⸣アイ ヤ⸢ルンダル ワーヨー クー⸣ナティ ア⸢ズ⸣ダー
[⸣ʔai ja⸢rundaru waːjoː kuː⸣nati ʔa⸢ʣu⸣daː]
(それだから<それゆえに>君に来るなと言うんだよ)
Example phrases
アイヤンダ [ʔai⸢janda] (接)
- だから。そうだから。そういう訳だから。順態接続を表す。アイヤ⸢ルンダ[ʔaija⸢runda](そうであるから)の縮約形。
- アイ⸢ヤンダル キュー⸣ヤ キ⸢ララン⸣ ブ⸢レー⸣ル
[ʔai⸢jandaru kjuː⸣ja ki⸢raram⸣ bu⸢reː⸣ru]
(だから<そういう訳だから>今日は来れなかった<来れずにいた>のだろう) - アイ⸢ベー⸣ティ
[ʔai⸢beː⸣ti]
(それだから<そうしているから>) - アイヤ⸢レー⸣ティ
[ʔaija⸢reː⸣ti]
(それで{EOS}それだから) - ⸣アイ ヤ⸢リ⸣キー、⸣アイ ヤ⸢レー⸣キ
[⸣ʔai ja⸢reː⸣ki]
(それだから、それで)
参
照)
Example phrases
アウムシ [⸢ʔaumuʃi] (名)
- (動)青虫。芋虫など。芋の葉や菜っ葉などに発生して食害を起こす。
- ⸢ナーヌ⸣パーナ ⸢アウムシヌ⸣ シディティ ッ⸢ふァイッツァリ⸣ シケー
[⸢naːnu⸣paːna ⸢ʔaumuʃinu⸣ ʃiditi f⸢faitʦari⸣ ʃi̥keː]
(菜っ葉に青虫が発生して食い散らしてある)
Example phrases
アウルン [⸢ʔau⸣ruŋ] (他動)
- あおる(煽る)。団扇で風を起こす。煽ぐ。⸢オン⸣グンとも言う。
- ⸢オン⸣ギシ ⸢アウ⸣ルン
[⸢ʔoŋ⸣giʃi ⸢ʔau⸣ruŋ]
(扇で煽る) - ⸢アウラ⸣ヌ
[⸢ʔaura⸣nu]
(煽がない) - ⸢アウリ⸣プサン
[⸢ʔauri⸣pusaŋ]
(煽ぎたい) - ⸢アウ⸣ル プ⸢ソー⸣ ブ⸢ラーヌ
[⸢ʔau⸣ru pu̥⸢soː⸣ bu⸢raːnu]
(煽ぐ人はいない) - ⸢マー⸣ビン ⸢アウ⸣レー ⸣ミサムヌ
[⸢maː⸣biŋ ⸢ʔau⸣reː ⸣misamunu]
(もっと煽げば良いのに) - ⸣ドゥーシ ⸢アウ⸣リバ
[⸣duːʃi ⸢ʔau⸣riba]
(自分で煽げ)
Example phrases
アカスン [ʔa⸢ka⸣suŋ] (他動)
- {Mn_1}離す。
- ⸢オー⸣ヌ ッ⸢ふァー⸣ マ⸢ナ⸣マ ⸣アヒャーオーラ ア⸢カサバ⸣ル マシ
[⸢ʔoː⸣nu f⸢faː⸣ ma⸢na⸣ma ʔaçaːʔoːra ʔa⸢kasaba⸣ru ma⸢ʃi]
(子豚は今母豚から離した方がいい)
Example phrases
アカスン [ʔa⸢ka⸣suŋ] (他動)
- {Mn_2}剥がす。
- シ⸢ビシキ⸣ シケー ⸣イツァー ア⸢カサラ⸣ヌ
[ʃi⸢biʃi̥ki⸣ ʃi̥keː ⸣ʔiʦaː ʔa⸢kasara⸣nu]
(くっつけてある板は剥がされない)
Example phrases
アガパンタリ [ʔa⸢gapantari] (名)
- 丸々と肥えていること。接頭語ア⸢ガ[ʔa⸢ga](真っ赤な{EOS}真の)は、程度の甚だしいさまを表す。
- ⸢ワー ヌー⸣バ ッ⸢ふァイティ⸣ アイニ ア⸢ガパンタリ シーベー⸣ワ
[⸢waː nuː⸣ba f⸢faiti⸣ ʔaini ʔa⸢gapantari ʃiːbeː⸣wa]
(君は何を食べてそのように丸々と肥えているのか)
Example phrases
Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect
Results from the [関連データ]南琉球八重山語宮良方言の名詞アクセント資料 [Kanren dēta] Minami Ryūkyū Yaeyama-go Miyara hōgen No meishi akusento shiryō ([Relevant Data] Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect), by Kenan Celik, Aso Reiko and Kohei Nakazawa, © CC BY-NC 3.0 DEED
Search languages: Yaeyama (Miyara) ↔ Japanese, with basic English search
シニ [ʃini] L (名)
- 脛(すね)
アーサヌ スゥル [aːsanu sɨru] L F (名)
- アオサの汁
アウムスゥ [aumusɨ] L (名)
- 青虫
アスゥザ [asɨdza] L (名)
- 下駄
アスゥトゥ [asɨ̥tu] L (名)
- 明後日
アブスゥ [abusɨ] L (名)
- 畔
アミスゥズゥ [amisɨdzɨ] F (名)
- 飴玉の大きさ
イスゥキゥ [isɨ̥kɨ] L (名)
- 息。呼吸
イスゥスゥ [isɨsɨ] F (名)
- 石臼
イビスゥ [ibisɨ] F (名)
- 引っ込み思案
イリムティスゥマ [irimutisɨma] F (名)
- 西表島
ウキゥナースバ [ukɨnaːsuba] L (名)
- 沖縄蕎麦
ウスゥスゥカナイ [usɨsɨ̥kanai] F (名)
- 牛飼い
ウスゥナマ [usɨnama] F (名)
- 小牛
ウスゥニク [usɨniku] F (名)
- 牛肉
ウフス [uɸusu] L (名)
- 海水
キゥスゥムヌ [kɨ̥sɨmunu] F (名)
- 服
キザスゥ [kidzasɨ] F (名)
- 兆候
ギスゥク [gisɨku] L (名)
- 式
キブスゥ [kibusɨ̥] F (名)
- 湯煙
Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)
Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.
Search languages: Japanese ↔ English
す【酢・醋・酸】
(Common Noun)
- Vinegar
す【巣・栖】
(Common Noun)
- Nest; Rookery; Breeding place; Hive
- Den
- Haunt
- (Spider's) web
す【素】
(Common Prefix)
- Mere; Poor
— Derogatory
(Common Noun)
- Plain; Unadorned; Undecorated; Unadulterated; Au naturel
- Exceedingly
す【州・洲】
(Noun)
- Sandbank; Sandbar
す【為】
(Verb)
- To do (literary form of suru)
— Word usually written using kana alone
す【鬆】
(Noun)
- Cavity (in old root vegetables, tofu, metal casting, etc.); Pore; Hollow; Bubble; Blowhole
— Word usually written using kana alone
す【主・子】
(Suffix)
- Honorific (or familiar) suffix used after a name
— Archaism / Honorific or respectful (sonkeigo) language
す・さく【簀】
(Noun)
- Mat (made of pieces of split bamboo or reeds tied together)
そろ・そう・さう・す【候】
— Archaism / Polite (teineigo) language
っす・す
— Abbreviation
す【鬆】
(~の adjectival noun)
- Porous; Pithy; Spongy
— Word usually written using kana alone
サぎょう【サ行】
(Noun)
- Classification for Japanese verb with the dictionary form ending in "su"; "sa" column or row of the kana syllabary
ごだんどうし【五段動詞】
(Noun)
- Godan verb (one of the two main conjugation classes of verbs in modern Japanese, usually ending in -u, -ku, -su, -tsu, -gu, -bu, -mu, etc.); Type I verb
トンポーロー・トンポーロウ・ドンポーロー・ドンポーロウ【東坡肉】
(Noun)
- Dongpo pork; Chinese pan-fried red-cooked pork squares, named for poet Su Shi (Dong Po)
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【す】 — す、スは、日本語の音節のひとつであり、仮名のひとつである。1モーラを形成する。五十音図において第3行第3段(さ行う段)に位置する。清音の他、濁音(ず、ズ)を持つ... [more]
Su (kana)