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Define じる jiru Meaning ジル

Displaying results for じる (jiru・じる・ジル) – ryukyu

JLect: Japonic Languages and Dialects Database

Results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.

Search languages: Japonic (all languages and dialects) ↔ English ↔ Japanese

Ryukyu (Okinawa)

じる

(Pronoun) Which, which one

Ryukyu (Okinawa)

ぬーでぃーじる【喉弦】

(Noun) Vocal cords

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Okinawan → Japanese

ジル jiru (ziru) ⓪ 名

  1. どれ。~ga~'jara.どれがどれやら。~diN.どれでも。~'jatiN.どれであっても。?unu ?ucinu~'jarawaN tuti kwiri.そのうちのどれか取ってくれ。~Nkai sjuga 'jaaNdi ?umutooN.どれにしようかと思っている。

ミージル miijiru (miiZiru) ⓪ 名

  1. 雌弦。三味線(saNsiN)の三の糸。最も細く,最も音の高い糸。'uuZiru(一の糸),nakaZiru(二の糸)に対する。

ヲゥージル wuujiru ('uuZiru) ⓪ 名

  1. 雄弦。三味線(saNsiN)の一の糸。一番太く,一番低い音を出すもの。nakaZiru(二の糸),miiZiru(三の糸)に対する。

フンジルー funjiruu (huNziruu) ⓪ 名

  1. [焚字炉]hugu(字を書いた,不要になった紙)を燃すための炉。また,地に落ちた頭髪なども拾い上げてhuNziruuで燃した。字を書いた紙(Simikabi)はすべて神聖視され,不要になれば丁寧にhuNziruuで燃す。道で誤って踏んだ場合には,おしいただいてから石垣の穴につめる。huNziruuは1メートルくらいの高さに石を積み上げた炉で,各部落にかならず一つはあり,その他,?uduN[御殿],tuNci[殿内]の屋敷の一隅,学校の校庭のすみなどにも見受けられた。

ナカジル nakajiru (nakaZiru) ⓪ 名

  1. 三味線(saNsiN)の二の糸。中弦。

サビジル sabijiru (sabiziru) ⓪ 名

  1. 貧弱な吸い物。だしのはいっていない汁・実のはいっていない汁などをいう。

ユディジル yudijiru ('judiziru) ⓪ 名

  1. ゆで汁。うで汁。

ヌチジル nuchijiru (nuciZiru) ⓪ 名

  1. 命の緒の意。~'joojuN.命が弱る。命が縮まる。非常な心配事などしたときにいう。

ッンジルメー qnjirumee (?Nzirumee) ⓪ 名

  1. ?Nzirimeeと同じ。

シガジル shigajiru (sigaziru) ⓪ 名

  1. 膿汁。膿の薄い液。

ヌーディージル nuudiijiru (nuudiiZiru) ⓪ 名

  1. 声帯。~nu hwiQciriiru sjaku ?abijuN.声帯がちぎれるほど叫ぶ。

シンジジル shinjijiru (siNziziru) ⓪ 名

  1. 煎じ汁。煮出した汁。

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Japanese → Okinawan

しる 【知る】

Phrases

しる 【汁】

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Phrases

しるし 【印】

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しるわん 【汁椀】

いじる

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Phrases

おじる 【怖じる】

See also

Phrases

かじる

くじる

Phrases

そしる

See also

Phrases

  • ~こと sushiri,sushuu

とじる 【閉じる】

See also

とじる 【綴じる】

ねじる 【捩る】

See also

Phrases

  • ねじり倒す →ひねりたおす

はしる 【走る】

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Phrases

はじる 【恥じる】

See also

まじる 【混じる】

みしる 【見知る】

Phrases

むしる 【毟る】

Phrases

よじる 【捩る】

See also

あいしる 【藍汁】

うでじる 【茹で汁】

See also

Dictionary of the Practical Use of Okinawan

Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.

Search languages: Japanese ↔ Okinawan

じる

  • どれ
  • Example phrases
    • にちょーるー なとーくとぅ、わー むのー じるが じるが やら わからん。
      (似ているのがあるので、私のはいったいどれなのかわからない)
    • っやーが まし やし じる やてぃん とぅれー。
      (あなたが良いのどれでも取りなさい)

さび じる

  • 貧弱なおつゆ
  • Example phrases
    • ぢっちゅーめー なてぃ さびじるぬどぅ あたいさ。
      (月給前になって貧弱なおつゆがふさわしいよ)

*(参考)「さびさびーとぅ そーる しる」の意

なかみ じる

  • 中味汁
  • Example phrases
    • なかみじろー ちねーをぅてぃ ゆー かむる んかしからぬ くゎっちー やん。
      (中味汁は家庭でよく食べる昔からのごちそうだ)

うじーん (うじたん、うじらん、うじてぃ)

  • 恐れをなす、怖じる
  • Example phrases
    • ぬー すんでぃ いちん はじみから うじーねー ぬーん ならん。
      (何をするにしても最初から恐れをなすと何もできない)
    • よぼーちゅーしゃ さんとー ならんしが、はーい ささりーし うじてぃ なーだ いかん。
      (予防接種をしないといけないが、針を刺されるのを恐れてまだ行かない)

かかじーん (かかじたん、かかじらん、かかじてぃ)

  • かじる
  • Example phrases
    • あれー いくち ないくとぅ、うやぬ むんびけー かかじてぃ あっちゅが?
      (あの人はいくつになるのに、親のすねかじりをしているのか)

くーいん (くーたん、くーらん、くーてぃ)

  • 閉じる
  • Example phrases
    • ありが いちゃい さい するくとぅんかえー みーん くちん くーとーけー、あん しーねー なだやしく ないさ。
      (あの人が言ったりしたりすることには眼も口も閉じておきなさい、そうすればうまくいくもんだ)
    • っちゅぬ うふさる とぅくるをぅてー っちゅぬ みー くじてーならんくとぅ、かさー くーとーけー
      (人の多いところでは人の目を突いてはいけないので、傘は閉じておけ)
    • うちなーをぅてー るくぐゎちにじゅーさんにちぇー いくさゆーをぅてぃ ぬち うとぅちゃる っちゅぬちゃー なぐさみーる たみに まふぃるま いっぷんぬ っうぇーだ みー くーいん。
      (沖縄では6月23日は戦時に命を落とした人たちを慰めるために正午一分間黙祷する)

くだみーん (くだみたん、くだみらん、くだみてぃ)

  • 踏みにじる
  • Example phrases
    • まぐくる くだみらってぃ くちさん。
      (真心を踏みにじられて苦しい)

しー やんぢゅん (〜やんたん、〜やんだん、〜やんてぃ)

  • しくじる
  • Example phrases
    • ぬー やてぃん あとぅさちん かんげーてぃから さんねー、しーやんぢゅん どー。
      (何でも後先も考えてからしないと、しくじるよ)

しよー むよー

  • いろいろな手段を講じること
  • Example phrases
    • ぬーぬ しよーむよー さんてぃん んーぢゅる うっぴ しん をぅかしくないしぇー ちゃーる ばー がやー?
      (何の手を打たなくても、見るだけでおかしくなるのはどういうわけかねえ)

しんじーん (しんじたん、しんじらん、しんじてぃ)

  • 煎じる
  • Example phrases
    • みーぐふぁいっし にんだらん なたる ばすねー、くゎんそー しんじてぃ ぬみーねー、 にんだりーるぐとぅ ないたんでぃ。
      (目が冴えて眠れないときには萱草を煎じて飲むと眠れるようになったって)

すんじーん (すんじたん、すんじらん、すんじてぃ)

  • 破れて痛む、損じる
  • Example phrases
    • いーびぬ さちぬ あかりてぃ すんじーん。
      (指の先の皮が破れて痛い)
    • いーちゅさーに ちゅくてーる ちん せんたくきんかい いってぃ あらたくとぅ、ちゅらーさ ちぢまてぃ ちららん なてぃ すんじたん。
      (絹織りの着物を洗濯機に入れて洗ったので、すっかり縮んで着れなくなってダメにした)

にんじーん (にんじたん、にんじらん、にんじてぃ)

  • 念じる

まんちゅん (まんちゃん、まんかん、まんち)

  • 混じる
  • Example phrases
    • ぬーんくぃーん まんちょーん。
      (何もかも混じっている)
    • ゆすぬ ちーぬ まんちーねー、たちーまじくい そーんでぃ いーん。
      (よその血が混じると、他血混入していると言う)

をぅーじーん (をぅーじたん、をぅーじらん、をぅーじてぃ)

  • 応じる、承諾する
  • Example phrases
    • あれー んーぱする くとー わからん、っちゅぬ いーしぇー いちん 「うー、うー」っし をぅーじてぃ、あとー うっちゃんぎやーに ふぃんぎまーい すん。
      (あの人は断ることは知らない、人が言うのはいつも「はい、はい」と応じて、終いには投げだして逃げ回っている)

Audio Database of Hatoma Lexicon

Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED

Search languages: Yaeyama (Hatoma) ↔ Japanese

アサブン [ʔa⸢sabuŋ] (自動)

  • {Mn_2}器具の部分と部分が密着しないで隙間があって動く余裕が生じる。緩む。
  • Example phrases
    • ク⸢ビン⸣ヌ フ⸢ター⸣ シ⸢マラ⸣ヌ ア⸢サビブー
      [ku⸢bin⸣nu ɸu̥⸢taː⸣ ʃi⸢mara⸣nu ʔa⸢sabibuː]
      (瓶の蓋は閉まらない{EOS}緩んでいる<遊んでいる>)

イリクンスン [ʔi⸢rikun suŋ] (連)

  • 入り乱れる。入り混じる。「入りこみ・する」の義か。
  • Example phrases
    • ⸢プール⸣ヌ ⸢ガー⸣レー ミ⸢ドゥム ビキ⸣ドゥム イ⸢リクン シェー⸣ティル ⸢ガー⸣ロッタ⸢ダー
      [⸢puːru⸣nu ⸢gaː⸣reː mi⸢dumu biki⸣dumu ʔi⸢rikuŋ ʃeː⸣tiru ⸢gaː⸣roːtta⸢daː]
      (豊年祭のガーリ<応援合戦{EOS}景気付け>は男女入り混じって踊って応援合戦されたよ)

ウシキルン [⸢ʔuʃi̥kiruŋ] (他動)

  • {Mn_2}強いる。命じる。
  • Example phrases
    • ⸢ウシキルンティ⸣ ウムーカー ⸢ウシキラレースヌ⸣ シ⸢キニン⸣マー ム⸢タラ⸣ヌ
      [⸢ʔuʃi̥kirunti⸣ ʔumuːkaː ⸢ʔuʃi̥kirareːsunu⸣ ʃi̥⸢kinim⸣maː mu⸢tara⸣nu]
      (押し付けよう<押し付ける>と思えば押し付けられるが、責任が取れない<持たれない>)
    • シ⸢グトー ウシキル⸣カー ⸢スー⸣パジ ヤ⸢ルンダー ウシキ ッふィール⸣ プ⸢スヌ ブー⸣カーティル ウ⸢モー⸣リ⸢ツォー
      [ʃi⸢gutoː ʔuʃi̥kiru⸣kaː suː⸣paʤi ja⸢runda ʔuʃi̥ki ffiːru⸣ pu̥⸢sunu buː⸣kaːtiru ʔu⸢moː⸣ri⸢ʦoː]
      (仕事は押し付け<命じ>たらするはずだから、押し付けてくれる人がいたらなあと<ぞ>思われるんですよ)
    • ⸢ウシキリ
      [⸢ʔuʃi̥kiri]
      (押し付けろ<命じよ>)

ウムイクムン [ʔu⸢mui⸣kumuŋ] (自動・他動)

  • 固く決心する。固く信じる。深く愛する。「思い込む」の義。
  • Example phrases
    • ⸢カンヌマイ⸣ヌ ⸢タシ⸣キ ⸢フォー⸣ルンティ ウ⸢ムイ⸣クミ ⸢ベー⸣タ
      [⸢kannumai⸣nu ⸢taʃi̥⸣ki ⸢foː⸣runti ʔu⸢mui⸣kumi ⸢beː⸣ta]
      (神様が助けてくださると固く信じていた)
    • ウ⸢ヌ⸣ ミ⸢ドゥム⸣ヌ ク⸢トゥ⸣バ ウ⸢ムイ⸣クミティル フ⸢カ⸣ヌ ミ⸢ドゥム⸣ヨー ⸢ミー⸣ムタインツァン サ⸢ヌ
      [ʔu⸢nu⸣ mi⸢dumu⸣nu ku̥⸢tu⸣ba ʔu⸢mui⸣kumiti ɸu̥⸢ka⸣nu mi⸢dumu⸣joː ⸢miː⸣mutainʦan sa⸢nu]
      (その女のことを深く愛してしまって、他の女のことは歯牙にもかけない{EOS}見向きもしない)

カーフクラベー [⸢kaːɸukura⸣beː] (名)

  • (動)魚の名。和名、モンガラカワハギ。古老は、⸢トーフクラ⸣ベ[⸢toːɸu̥kura⸣be]ともいう。長菱形の体形をしてる。白の斑点があり、口回りが橙色で尾びれに数本の横縞模様がある。体長約20センチ。全体的に厚い皮状の鱗で覆われている。珊瑚礁の中に棲息していており、強い歯で甲殻類をも食いかじる。第一背びれに硬い刺がある。煮ると美味しい。
  • Example phrases
    • ⸢カーフクラ⸣ベー ⸣スー バ⸢カス⸣カー ン⸢マーン⸣ダー
      [⸢kaːɸukura⸣beː ⸣suː ba⸢kasu⸣kaː ʔm⸢maːn⸣daː]
      (モンガラカワハギは、お汁に炊くと美味しいよ)

カルンジルン [ka⸢runʤiruŋ] (他動)

  • 軽んじる。軽くあしらう。ないがしろにする。
  • Example phrases
    • ウ⸢ヤ⸣バ カ⸢ルンジルンティ アー⸣キ ⸣ドゥーン ッ⸢ふァン⸣ カ⸢ルンジラリ アー⸣クンティ
      [ʔu⸢ja⸣ba ka⸢runʤirunti ʔaː⸣ki ⸣duːŋ f⸢faŋ⸣ ka⸢runʤirari ʔaː⸣kunti]
      (親を軽んじ、粗略に扱おうとして、自分も己の子に粗略に扱われているさ)
    • カ⸢ルンジララヌ
      [ka⸢runʤiraranu]
      (軽んじられない)
    • カ⸢ルンジヤッ⸣サン
      [ka⸢runʤijas⸣saŋ]
      (軽んじやすい)
    • カ⸢ルンジル⸣ クトー ナ⸢ラ⸣ヌ
      [ka⸢runʤiru⸣ ku̥toː na⸢ra⸣nu]
      (軽んじることは出来ない)
    • カ⸢ルンジレー⸣ ミサムヌ
      [ka⸢runʤireː⸣ misamunu]
      (軽んじればよいのに)
    • カ⸢ルンジリ
      [ka⸢runʤiri]
      (軽んじろ)

キムシピリスン [ki⸢muʃipi⸣ri ⸢suŋ] (連)

  • 胃の具合が悪くなり、絞られるように感じる。
  • Example phrases
    • ⸢コー⸣ムヌバ ウ⸢ブ⸣ファイ ⸢スー⸣カー キ⸢ムシピ⸣リ ⸢スン⸣ダー
      [⸢koː⸣munuba ʔu⸢bu⸣fai ⸢suː⸣kaː ki⸢muʃipi⸣ri ⸢sun⸣daː]
      (固いものを大食いすると胃の具合が悪くなり、絞られるように感じるよ)

シクジルン [ʃi̥⸢kuʤiruŋ] (自動)

  • しくじる。失敗する。
  • Example phrases
    • ⸢クン⸣ドー シ⸢クジラン⸣ヨーニ シ⸢タンドゥ⸣ マ⸢タ⸣ シ⸢クジリ ナー⸣ヌ
      [⸢kun⸣doː ʃi̥⸢kuʤiraɲ⸣joːni ʃi̥⸢tandu⸣ ma⸢ta⸣ ʃi̥⸢kuʤiri naː⸣nu]
      (今度は失敗しない<しくじらない>ようにしたが、また失敗して<しくじって>しまった)
    • ⸣アイニ ⸢スー⸣カー シ⸢クジルンダー⸣ シ⸢クジル⸣ プソー シ⸢グ⸣ ヤ⸢ミリ
      [⸣ʔaini ⸢suː⸣kaː ʃi̥⸢kuʤirundaː⸣ ʃi̥⸢kuʤiru⸣ pu̥soː ʃi⸢gu⸣ ja⸢miri]
      (あのようにすると失敗する<しくじる>から、失敗する<しくじる>時はすぐやめなさい)
    • ⸢クン⸣ドゥン シ⸢クジレー⸣ ミサムヌ
      [⸢kun⸣duŋ ʃi̥⸢kuʤireː⸣ misamunu]
      (今度もしくじればいいのに)
    • シ⸢クジリ
      [ʃi̥⸢kuʤiri]
      (失敗せよ<しくじれ>)

シズン [⸣ʃiʣuŋ] (他動)

  • {Mn_1}煎じる。薬効のある動植物を湯で煮出す。「煎、センズ」『色葉字類抄』の転訛したもの。
  • Example phrases
    • ナ⸢ツァー⸣ラ ⸣シジ ヌ⸢マ⸣スン
      [na⸢ʦaː⸣ra ⸣ʃiʤi nu⸢ma⸣suŋ]
      (海人草を煎じて飲ませる)
    • ナ⸢ツァー⸣ラ ⸣シズンティ ⸢ベー⸣ンドゥ シ⸢ザラ⸣ヌ
      [na⸢ʦaː⸣ra ⸣ʃiʣunti ⸢beː⸣ndu ʃi⸢ʣara⸣nu]
      (海人草を煎じようとしているが、煎じられない)
    • ⸣ナビナー ⸣シジ ⸣ミサカー ⸣シズ ⸣クトー ナルン⸢ダー
      [⸣nabinaː ⸣ʃiʤi ⸣misakaː ⸣ʃiʣu ⸣ku̥toː narun⸢daː]
      (鍋で煎じて良ければ煎じることは出来るよ)
    • ウ⸢リ⸣シ ⸣シジェー ⸣ミサムヌ
      [ʔu⸢ri⸣ʃi ⸣ʃiʤeː ⸣midamunu]
      (それで煎じれば良いのに)
    • ⸢パー⸣ク ⸣シジバ
      [⸢paː⸣ku ⸣ʃiʤiba]
      (早く煎じなさいよ)
    • サ⸢ギフチ⸣ル ⸣シズンティ ウ⸢ムーン⸣ドゥ ムッ⸢トゥ⸣ シ⸢ザラ⸣ヌ
      [sa⸢giɸuʧi⸣ru ⸣ʃiʣunti ʔu⸢muːn⸣du mut⸢tu⸣ ʃi⸢ʣara⸣nu]
      (下げ薬を煎じようと思うが、ちっとも煎じられない)
    • ⸣シズ ⸣ムノー ⸢パー⸣ク ⸣シジ
      [⸣ʃiʣu ⸣munoː ⸢paː⸣ku ⸣ʃiʤi]
      (煎じるものは早く煎じよ)
    • ⸢マー⸣ビン ⸣シジェー ⸣ミサムヌ
      [⸢maː⸣biŋ ⸣ʃiʤeː ⸣misamunu]
      (もっと煎じればよいのに)

シタッスン [⸣ʃi̥ta ⸣ssuŋ] (連)

  • 舌を刺す。舌を強く刺激する。腐敗してはいないが毒気が舌を刺すように感じる。
  • Example phrases
    • ビ⸢ローサ⸣ヌ ⸣シル フ⸢チ⸣ナー ⸢ペー⸣ルカー ⸣シタ ッ⸢サ⸣リティ ⸢ピー⸣ワン⸢ダー
      [bi⸢roːsa⸣nu ⸣ʃiru ɸu̥⸢ʧi⸣naː ⸢peː⸣rukaː ⸣ʃi̥ta s⸢sa⸣riti ⸢piː⸣wan⸢daː]
      (クワズイモの汁が口に入る舌が刺されてえがらっぽい)

シンクン [⸢ʃiŋ⸣kuŋ] (他動)

  • つねる(抓る)。爪や指の先で皮膚を摘み強くねじる。
  • Example phrases
    • ウ⸢リヌ⸣ ク⸢サマ⸣クカー ヤー⸢ディン⸣ プ⸢ス シン⸣クン
      [ʔu⸢rinu⸣ ku̥⸢sama⸣kukaː jaː⸢dim⸣ pu̥⸢su ʃiŋ⸣kuŋ]
      (彼が uby{拗}{ス}ねて怒ると必ず他人を抓る)
    • ウ⸢リン シンカ⸣リカー ヤムン⸢ダー
      [ʔu⸢riŋ ʃiŋka⸣rikaː jamun⸢daː]
      (あれに抓られたら痛いよ)
    • ⸢シンキ⸣ プサン
      [⸢ʃiŋki⸣ pu̥saŋ]
      (抓りたい)
    • ⸢シン⸣ク ⸣クトー ス⸢ナ
      [⸢ʃiŋ⸣ku ⸣ku̥toː su⸢na]
      (抓ることはするな)
    • ⸢シン⸣ケー ⸣ミサムヌ
      [⸢ʃiŋ⸣keː ⸣misamunu]
      (抓ればいいのに)
    • ウ⸢ムイ⸣キシ ⸢シン⸣キバ
      [ʔu⸢mui⸣kiʃi ⸢ʃiŋ⸣kiba]
      (思いっきり抓りなさいよ)

シンジルン [⸢ʃinʤi⸣ruŋ] (他動)

  • {Mn_1}信じる。信ずる。

シンジルン [⸢ʃinʤi⸣ruŋ] (他動)

  • 煎じる。普通は⸣シズン[⸣ʃiʣuŋ](煎じる)を多用する。
  • Example phrases
    • ⸢シンジフチ⸣ル ⸢シンジ⸣ルンティ ⸢ベー⸣ンドゥ ⸢シンジ⸣ミチ ッ⸢サンユンダ シンジララン⸣バン
      [⸢ʃinʤiɸu̥ʧi⸣ru ⸢ʃinʤi⸣runti ⸢beː⸣ndu ⸢ʃinʤi⸣miʧi s⸢saŋjunda ʃinʤiraram⸣baŋ]
      (煎じ薬を煎じようとしているが、煎じ方を知らないから煎じられないよ)

シンズン [⸢ʃin⸣ʣuŋ] (他動)

  • 信じる。「信じる<上一段活用>」の四段活用化したもの。
  • Example phrases
    • ウ⸢リヌ⸣ ムネー イッ⸢カ シンザ⸣ヌ<シゥ⸢カヌ>
      [ʔu⸢rinu⸣ muneː ʔik⸢ka ʃinʣa⸣nu]
      (彼の言葉は決して信じない<聞かない>)
    • ⸣バー ⸣ムネー ⸢シン⸣ジ ⸣ミサン
      [⸣baː ⸣muneː ⸢ʃin⸣ʤi ⸣misaŋ]
      (私の話は信じてよい)
    • ⸢シン⸣ズンティ ウ⸢ムーン⸣ドゥ ⸢シン⸣ズ ⸣クトー ナ⸢ラ⸣ヌ
      [⸢ʃin⸣ʣunti ʔu⸢muːn⸣du ⸢ʃin⸣ʣu ⸣ku̥to na⸢ra⸣nu]
      (信じようと思うが信じることができない)
    • ⸢シン⸣ジェー ⸣ミサムヌ
      [⸢ʃin⸣ʤeː ⸣misamunu]
      (信じればよいのに)
    • ⸢シン⸣ジ
      [⸢ʃin⸣ʤi]
      (信じろ)

ソー [⸢soː] (名)

  • {Mn_2}根性。精神が正常であること。気が確かであること。身にしみて感じる。身に応える。

ッサールン [s⸢saːruŋ] (自動)

  • 塞がる。閉じる。「閉、フサガル」『類聚名義抄』の転訛したもの。
  • Example phrases
    • キ⸢ジェー ミッカ⸣シ フ⸢チ⸣ ッ⸢サールン
      [ki⸢ʤeː mikka⸣ʃi ɸu̥⸢ʧi⸣ s⸢saːruŋ]
      (傷は三日で口が塞がる)
    • フ⸢チ⸣ ッ⸢サーリティ⸣ ムニ イ⸢ザヌ
      [ɸu̥⸢ʧi⸣ s⸢saːriti⸣ muni ʔi⸢ʣanu]
      (口を閉じてものを言わない)
    • フ⸢チ⸣ ッ⸢サーランドー⸣シ ⸣ムニン イ⸢ジ⸣バ
      [ɸu̥⸢ʧi⸣ s⸢saːrandoː⸣ʃi ⸣muniŋ ʔi⸢ʤiba]
      (口を閉じないでものも言いなさいよ)
    • キ⸢ジェー⸣ フ⸢チ⸣ ッ⸢サーリ ナー⸣ヌ
      [ki⸢ʤeː⸣ ɸu̥⸢ʧi⸣ s⸢saːri naː⸣nu]
      (傷は口を閉じてしまった)
    • キ⸢ジフチヌ⸣ ッ⸢サール⸣ クトー ⸢ナー⸣ヌ
      [ki⸢ʤiɸuʧinu⸣ s⸢saːru⸣ ku̥toː ⸢naː⸣nu]
      (傷口が塞がることはない)
    • ⸢パー⸣ク ッ⸢サーレー⸣ ミサムヌ
      [⸢paː⸣ku s⸢saːreː⸣ misamunu]
      (早く塞がればいいのに)
    • ⸢パー⸣ク ッ⸢サーリ
      [⸢paː⸣ku s⸢saːri]
      (早く塞がれ)
    • フ⸢チェー⸣ ッ⸢サールンティ⸣ ウ⸢ムーン⸣ドゥ ⸢ウー⸣ミティ ッ⸢サーラヌ
      [ɸu̥⸢ʧeː⸣ s⸢saːrunti⸣ ʔu⸢muːn⸣du ⸢ʔuː⸣miti s⸢saːranu]
      (傷口は塞がると思うが、化膿して塞がらない)
    • ッ⸢サーリ ヤッ⸣サン
      [s⸢saːri jas⸣saŋ]
      (塞がりやすい)
    • ⸢ナンク⸣ル ッ⸢サール⸣クトー ⸢ナー⸣ヌ
      [⸢naŋku⸣ru s⸢saːru⸣ ku̥toː ⸢naː⸣nu]
      (自然に口が塞がることはない)
    • ⸢マー⸣ビン フ⸢チ⸣ ッ⸢サーレー⸣ ミサムヌ
      [⸢maː⸣biŋ ɸu̥⸢ʧi⸣ s⸢saːreː⸣ misamunu]
      (もっと口が塞がればいいのに)
    • ⸢パー⸣ク ッ⸢サーリ
      [⸢paː⸣ku s⸢saːri]
      (早く塞がれ)

ッサウン [s⸢sauŋ] (他動)

  • uby{塞}{フサ}ぐ。閉じる。
  • Example phrases
    • ⸣アナ ッ⸢サウンティ スヌ⸣ ッ⸢サーラヌ
      [⸣ʔana s⸢saunti sunu⸣ s⸢saːranu]
      (穴を塞ごうとするが、塞がれない)
    • ッ⸢サイ ヤッ⸣サ ⸣ムノーラ ッ⸢サイ⸣バ
      [s⸢sai jas⸣sa ⸣munoːra s⸢sai⸣ba]
      (塞ぎやすいものから塞げよ)
    • ッ⸢サウ ムノー パー⸣ク ッ⸢サイヤー⸣ ミサムヌ
      [s⸢sau munoː paː⸣ku s⸢saijaː⸣ misamunu]
      (塞ぐものは早く塞げばよいのに)
    • フ⸢チェー⸣ ッ⸢サイティ⸣ ムネー イ⸢ザヌ
      [ɸu̥⸢ʧeː⸣ s⸢saiti⸣ muneː ʔi⸢ʣanu]
      (口を閉じて<塞いで>ものをいわない)

トゥガミルン [tu⸢gami⸣ruŋ] (他動)

  • {Mn_1} uby{咎}{トガ}める。なじる。責める。 uby{叱責}{シッ|セキ}する。注意する。「~吾がするわざを害目賜名<とがめたまふな>『万、721』」の転訛。
  • Example phrases
    • ウ⸢リバ⸣ トゥ⸢ガミ⸣ルンティ ⸢アー⸣キ ⸢カイ⸣テー ウ⸢リン⸣ トゥ⸢ガミラ⸣レーティ ⸢アー⸣ク
      [ʔu⸢riba⸣ tu⸢gami⸣runti ⸢ʔaː⸣ki ⸢kai⸣teː ʔu⸢rin⸣ tu⸢gamira⸣reːti ⸢ʔaː⸣ku]
      (彼を注意しようとして、却って彼に注意されて<叱られて>あるく)
    • ト⸢ガミ⸣ グ⸢リ⸣サタンティン トゥ⸢ガミ⸣ル プ⸢スヌ⸣ ブ⸢ラーン⸣カー ナ⸢ラ⸣ヌ
      [tu⸢gami⸣ gu⸢ri⸣satantin tu⸢gami⸣ru pu̥⸢sunu⸣ bu⸢raːŋ⸣kaː na⸢ra⸣nu]
      (注意しずらくても注意する人がいないといけない)
    • ⸢パー⸣ク トゥ⸢ガミ⸣レー ⸣ミサムヌ
      [⸢paː⸣ku tu⸢gami⸣reː misamunu]
      (早く注意すれば良いのに)
    • ト⸢ガミ⸣リ
      [tu⸢gami⸣ri]
      (注意しろ)

パナダル [pa⸢nadaru] (名)

  • はな(洟)。鼻じる。「洟垂れ」の義。パ⸢ナドゥル[pa⸢naduru](洟)ともいう。
  • Example phrases
    • ム⸢カ⸣シェー パ⸢ナダル⸣ ッ⸢サーラ⸣シ ⸢アー⸣ク ヤ⸢ラビ⸣ヌ ⸢ゴー⸣ラータン
      [mu⸢ka⸣ʃeː pa⸢nadaru⸣ s⸢saːra⸣ʃi ⸢ʔaː⸣ku ja⸢rabi⸣nu ⸢goː⸣raːtaŋ]
      (昔は洟を垂らしている子供が多かった)

フーン [⸢ɸuːŋ] (他動)

  • {Mn_1}閉める。閉じる。目を閉じる意には用いない。⸣ミー ッ⸢サウン[⸣miː s⸢sauŋ](目を閉じる)という。
  • Example phrases
    • ⸣ヤドゥ ⸢フーンティ スンドゥ⸣ カ⸢ムイ⸣ナー カ⸢カ⸣リティ ⸢ホーララヌ
      [⸣jadu ⸢ɸuːnti sundu⸣ ka⸢mui⸣naː kḁ⸢ka⸣riti ⸢hoːraranu]
      (戸を閉めようとするが、鴨居に引っ掛かって閉められない)
    • カ⸢ミ⸣ヌ フ⸢ター フイティ⸣ シケーンドゥ ⸢フイカタヌ ヨー⸣カー ⸣イケー ム⸢リ⸣ス
      [ka⸢mi⸣nu ɸu̥⸢taː ɸuiti⸣ ʃi̥keːndu ⸢ɸuikatanu joː⸣kaː ⸣ʔikeː mu⸢ri⸣su]
      ( uby{甕}{カメ}の uby{蓋}{フタ}を閉めておいてあるが、閉め方が弱いと息がもれる)
    • ⸣ヤドー ギャン⸢ティ フイヤー⸣ ミサムヌ
      [⸣jadoː gjan⸢ti ɸuijaː⸣ misamunu]
      (戸はびっしりと閉めれば良いのに)
    • ク⸢ビン⸣ヌ フ⸢ター⸣ ドゥーシ ⸢フイ⸣バ
      [ku⸢bin⸣nu ɸu̥⸢taː⸣ duːʃi ⸢ɸui⸣ba]
      ( uby{瓶}{ビン}の蓋は自分で閉めなさい)

Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)

Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.

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ジル

(Noun)

  1. Gill; Zel; Zill