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Define しら shira Meaning シラ

Displaying results for しら (shira・しら・シラ) – ryukyu

JLect: Japonic Languages and Dialects Database

Results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.

Search languages: Japonic (all languages and dialects) ↔ English ↔ Japanese

Ryukyu (Okinawa)

しらい【白蟻】

(Noun) Termite

Ryukyu (Kunigami: Kin)

しらぎ【白髪】

(Noun) White hair, grey hair

Ryukyu (Okinawa: Kumejima)

しらみ【虱・蝨】

(Noun) Louse, lice, sucking louse, sucking lice

Chubu (Fukui), Kansai (Hyogo, Kyoto: Ayabe), Chugoku (Hirosh...

しらめ【虱・蝨】

(Noun) Louse, lice, sucking louse, sucking lice; parasite

Ryukyu (Okinawa)

しらん【虱・蝨】

(Noun) Louse, lice, sucking louse, sucking lice

Ryukyu (Kunigami: Benoki)

しら【天道・太陽】

(Noun) Sun, solar

Ryukyu (Kunigami: Nakijin)

しらーあい【白蟻】

(Noun) Termite

Ryukyu (Yonaguni)

からん

(Noun) Hair

Ryukyu (Okinoerabu)

はらじ

(Noun) Hair

Ryukyu (Okinawa)

からじ

(Noun) Hair

Ryukyu (Miyako)

からず

(Noun) Hair

Ryukyu (Tokunoshima)

からーじ

(Noun) Hair

Ryukyu (Kunigami: Benoki)

すーぐむ【白雲】

(Noun) White cloud

Ryukyu (Kunigami: Oku)

すーさじ【白鷺】

(Noun) Egret, white heron

Ryukyu (Tokunoshima: Isenchou)

からずぃんけぃ

(Noun) Hair

Ryukyu (Yonaguni)

つぁん【虱・蝨】

(Noun) Louse, lice, sucking louse, sucking lice

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Okinawan → Japanese

シライ shirai (sirai) ⓪ 名

  1. 白蟻。

シラン shiran (siraN) ⓪ 名

  1. しらみ。

カシラ kashira (kasira) ⓪ 名

  1. 髪。?agari ?akagariba Simi narega ?icuN,~'juti tabori 'wa?ujaganasi.[あがりあかがれば墨習れが行きゆんかしら結てたばうれ我親がなし]東の空が明るくなれば学問を習いに行きます。髪を結って下さい,おかあさま。

カシラ kashira (kasira) ⓪ 名

  1. かしら。長。

シラビ shirabi (sirabi) ⓪ 名

  1. 調べ。調査。検査。

シラフ shirafu (sirahu) ⓪ 名

  1. 白帆。?ucinu~.沖の白帆。

シラガ shiraga (siraga) ⓪ 名

  1. しらが糸。すが糸。よりをかけない細い生糸。またそれで織った絹の布。
  2. siragawataziNの略。

シラギ shiragi (siragi) ⓪ 名

  1. しらが。白髪。

シラベー shirabee (sirabee) ⓪ 名

  1. 白なまず。顔に白色の斑点ができる皮膚病。

シラフェー shirafee (sirahwee) ⓪ 名

  1. 石灰。いしばい。黒糖を固める時などにも用いる。

シラガー shiragaa (siragaa) ⓪ 名

  1. 白髪頭の者。悪口としていう語。

シラナー shiranaa (siranaa) ⓪ 名

  1. 糸車にかけた白いより糸。

シラヌン shiranun (sira=nuN) ⓪ 自=maN,=di

  1. (夜明けの空が)白む。?agarinu~.東の空が白む。

シラシ shirashi (sirasi) ① 名

  1. 知らせ。報告。
  2. 前兆。

アンシラリ anshirari (?aNsirari) ⓪ 名

あもしられ

  1. ?aNsitariと同じ。
  2. ?aNsitareeと同じ。

フバシラ fubashira (hubasira) ⓪ 名

  1. 帆柱。

シラアキ shira aki (sira?aki) ① 名

  1. 夜が白むこと。薄明。sira?akagaiともいう。'juunu~sjooN.夜が白んでいる。

シラハマ shirahama (sirahama) ⓪ 名

  1. 白浜。白い砂浜。

シラックヮ shirakkwa (siraQkwa) ⓪ 名

  1. 生後しばらくして,赤い色がぬけて白くなったころの赤んぼう。生後半年ぐらいの赤んぼうをいう。

シラクム shirakumu (sirakumu) ⓪ 名

  1. 白雲。

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Japanese → Okinawan

しらが 【白髪】

Phrases

しらせ 【知らせ】

しらふ 【素面】

しらべ 【調べ】

しらほ 【白帆】

しらみ 【虱】

Phrases

しらむ 【白む】

しらあり 【白蟻】

しらぎく 【白菊】

しらくも 【白雲】

しらげる 【精げる】

See also

しらせる 【知らせる】

See also

Phrases

しらつゆ 【白露】

しらなみ 【白波】

しらはま 【白浜】

しらべる 【調べる】

しらがいと 【白髪糸】

See also

Phrases

しらしめゆ 【白絞め油】

しらべもの 【調べ物】

しらわらい 【しら笑い】

Dictionary of the Practical Use of Okinawan

Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.

Search languages: Japanese ↔ Okinawan

しらっくゎ

  • 生後6ヶ月ぐらいの赤ん坊
  • Example phrases
    • あかんぐゎーや ふどぅいしんでー ちらん どぅーてーん しらっくゎ なてぃちゅーん。
      (赤ん坊は育つにつれて、顔も体も白くなってくる)

しらー くさー

  • 前後左右、周囲
  • Example phrases
    • っちゅぬ めーんかい たっち、しらーくさー んーだん っちゅぬ をぅん。
      (人の前に立って、周囲を見ない人がいる)

しらい

  • シロアリ
  • Example phrases
    • しらいぬ わさわさそーる ばすねー、たーれーんかい みじ いってぃ あかがいぬ しちゃんかい うちきとーちーねー、たーれーぬ みじんかい うてぃてぃちゅーん。
      (シロアリが大発生している時には、たらいに水を入れて電灯の下に置いておくと、たらいの水に落ちてくる)

しらすん (しらちゃん、しらさん、しらち)

  • 知らせる
  • Example phrases
    • なー ないねー、わんにんかいん しらちとぅらし よー。
      (決まったら、私にも知らせてね)

しらびーん (しらびたん、しらびらん、しらびてぃ)

  • 調べる、検査する
  • Example phrases
    • はなしち かかてぃ いさぬやーんかい っんぢゃしが、はなしちぐゎーどぅ やが? ふーちやんめーどぅ やが? なま しらびとーん。
      (風邪をひいて病院に行ったが、ただの風邪なのか、インフルエンザなのか、今検査している)

しらむん (しらだん、しらまん、しらぢ)

  • 白む
  • Example phrases
    • あがりぬ しらでぃちょーくとぅ まーんくぃーん あきれー。
      (東の空が白んできているのですべて開けなさい)

しらんちゅ すん (〜さん、〜さん、〜っし)

  • 人見知りする
  • Example phrases
    • っちゅぬ めーんかい っんぢーねー、しらんちゅ すくとぅ、いぢりん ちきらんとー ならん。
      (人前に出ると、人見知りするので、意地をつけないといけない)
    • わらべーや たんかーまでぃ しらんちゅさーに、っちゅぬ だちーねー んーぱっし うふなち すん。
      (子どもは満一歳まで人見知りをして、人が抱くと嫌といって大泣きする)

しらんふーなー すん (〜さん、〜さん、〜っし)

  • 知らんふりする
  • Example phrases
    • しっちょーるーんかい しらんふーなー さったん。
      (知人に知らんふりされた)
    • どぅしぬ ちー ちかいくとぅ しらんふーなーっし たびだちゅん。
      (友人が気をつかうので、知らせないで旅立つ)

かしら

  • 長、頭
  • Example phrases
    • やーぬ かしらー をぅとぅどぅ やる。
      (家の大黒柱は夫だ)
    • しんしーたー なーかをぅてー あぬ っちゅがどぅ かしら やみしぇーん どー。
      (先生たちの中ではあの人こそが一番上でいらっしゃいますよ)
    • なまぬ うちなーをぅてぃぬ かしらー けんちじ やん どー
      (。現在の沖縄のリーダーは県知事だよ)
    • くとぅしん あぬ っちゅが PTAぬ かしら そーん[=ちとぅみとーん/なとーん]。
      (今年もあの人がPTAの会長をしている[務めている/なっている])

かた かしら

  • 片髪、成人男子の髪型
  • Example phrases
    • んかしわらべー ゆかっちょー じゅーぐ、ひゃくしょーや とぅー ないねー、かたかしら ゆーとーたん。
      (昔の子どもは士族は15歳、平民は10歳になれば、片髪を結っていた)

まち がしらー

  • 市の人気商品
  • Example phrases
    • ぶんまちぬ まちがしらー なーくぬ マンゴー やん。
      (盆市の人気商品は宮古のマンゴーだ)

めー しらし

  • 前兆
  • Example phrases
    • でぃーぐぬ はなぬ さちかんぢーねー うふかじぬ ちゅーんでぃーる めーしらし やんでぃ。
      (デイゴの花が咲き乱れると台風が来るという前兆だって)

わか しらぎ

  • 若白髪
  • Example phrases
    • わかしらげー くぬ やーぬ たっくぃー やんでぃ どー。
      (若白髪はこの家の血統だってよ)

うーしーん (うーしたん、うーしらん、うーしてぃ)

  • 負わせる、疑う
  • Example phrases
    • ぬすどぅ さんでぃち うーしらってぃ くさみちょーたん。
      (盗んだといって疑われて激怒していた)
    • っちょー うーしんな けー。
      (他人を疑うな)
    • っちゅ うーしやー
      (人を疑う者)

うし ゆしーん (〜ゆしたん、〜ゆしらん、〜ゆしてぃ)

  • 押し寄せる
  • Example phrases
    • しがりなみぬ うしゆしてぃ やーん、くるまん、ある うっさ むる ながちゃん。
      (津波が押し寄せて家も車もあるものすべて流した)

かんしーん (かんしたん、かんしらん、かんしてぃ)

  • 被せる
  • Example phrases
    • ぼーし(ちぶる かんぢむん) かんてぃ いけー。
      (帽子(あたまに被るもの)

    • をかぶって行きなさい)
    • なー ふぃーく なとーくとぅ、にんぢゅる ばすねー ふとん
      (かんぢむん)
    •  かんてぃ にんでー。
      (もう寒くなっているので、ふとんをかけて寝なさい)
    • っちゅぬ やなぐち うんじょー くちかんとーいびーん どー。
      (人から悪口をあなたは浴びせられていますよ)
    • うっか かんとーん。
      (借金がある)
    • 、うっか かんぢゃー
      (借金持ち)
    • ふかー てぃーだぬ くゎらくゎらっし あちさくとぅ、ぼーし かんしれー。
      (外は太陽がかんかんして暑いので、帽子を被せなさい)

かんとぅ むしーん (〜むしたん、〜むしらん、〜むしてぃ)

  • 髪をむしる
  • Example phrases
    • うぃなぐぬ おーえーや かんとぅ むしえー すん。
      (女子のけんかは髪のむしりあいをする)

くしーん (くしたん、くしらん、くしてぃ)

  • 着せる
  • Example phrases
    • うぃなぐ しーじゃぬ うっとぅぬ ちん くしたん。
      (姉が妹の着物を着せた)

くとぅゆしーん (くとぅゆしたん、くとぅゆしらん、くとぅゆしてぃ)

  • 口実をもうける
  • Example phrases
    • ちゃー いちゅなさに くとぅゆしてぃ くとぅわたん。
      (いつも忙しいと口実をもうけて断った)

しーん、しゆん (しっちゃん、しらん、しっち)

  • 知る
  • Example phrases
    • うかみがなしーや ぬー やてぃん しっちょーみしぇーん。
      (神様は何でもご存知でいらっしゃる)

Audio Database of Hatoma Lexicon

Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED

Search languages: Yaeyama (Hatoma) ↔ Japanese

カヤー [⸣kajaː] (終助)

  • ~だろうか。~かな。~かしら。疑問の意を表す。語源的には、疑問の終助詞「か」に間投助詞の「ヤー」が融合して形成されたもの。{Mn_1}活用語の終止形につく。例。
  • Example phrases
    • ⸢キュー⸣ヤ ⸣パルンカヤー
      [⸢kjuː⸣ja ⸣paruŋkajaː]
      (今日はいくかな)
    • ウ⸢レー カイ⸣ヤンカヤー
      [ʔu⸢reː kai⸣jaŋkajaː]
      (それは美しいかな)
    • ⸢バン⸣ヌン カ⸢カ⸣リンカヤー
      [⸢ban⸣nuŋ kḁ⸢ka⸣riŋkajaː]
      (私にも書ける<書かれる>かなあ)

スブル [su⸢bu⸣ru] (名)

  • {Mn_4}頭目。指導者。かしら。首領。
  • Example phrases
    • ス⸢ブル⸣ヌ ⸢ウーカン⸣カー ⸢ティーパン⸣ヌン ⸢ズーン ウー⸣カヌ
      [su⸢buru⸣nu ⸢ʔuːkaŋ⸣kaː ⸢tiːpan⸣nun ⸢ʣuːŋ ʔuːka⸣nu]
      (指導者が率先して動かないと部下<手足やしっぽ>も動かない)

ノーンガサ [noː⸢ŋgasa] (連)

  • 何か。何らか。何かしら。内容や実態が特定できない物事、未知の物事を指す。
  • Example phrases
    • ノー⸢ンガサ⸣ ッ⸢ふァーリ ムノー⸣ ナー⸢ヌー
      [noː⸢ŋgasa⸣ f⸢faːri munoː⸣ naː⸢nuː]
      (何か食えるものはないか)
    • ノー⸢ンガサ ミシ⸣キ ⸣クーバ
      [noː⸢ŋgasa miʃi̥⸣ki ⸣kuːba]
      (何かを探してこいよ)

ンカイジラ [ʔŋ⸢kaiʤira] (名)

  • 対面早々。出会いがしら。顔を合わせるなり。初っ uby{端}{ショッパナ}から。「迎え面」の義。
  • Example phrases
    • ン⸢カイジラーラ⸣ ヌーテー ⸢ナー⸣ン プ⸢スバ⸣ イ⸢ジ⸣ ヌーヤ ウ⸢レー
      [ʔŋ⸢kaiʤiraːra⸣ nuːteː ⸢naː⸣m pu̥⸢suba⸣ ʔi⸢ʤi⸣ nuːja ʔu⸢reː]
      (対面早々、初っ端から訳もなく<何とてもなく>人を叱って、何だねそれは)

ンカイバナ [ʔŋ⸢kaibana] (名)

  • 出会いがしら。「迎え端」の義。
  • Example phrases
    • ン⸢カイバナーラ⸣ プ⸢ス⸣ イ⸢ズナ⸠ツォー
      [ʔŋ⸢kaibanaːra⸣ pu̥⸢su⸣ ʔi⸢ʣuna⸠ʦoː]
      (出会いがしら<対面早々>に人を叱るなってば)

アーシラ [⸢ʔaː⸣ʃira] (名)

  • 粟を刈り取って、保存のため穂がついたまま稲叢のように積み上げもの。
  • Example phrases
    • ⸢アー⸣シラシ⸢ミ⸣ シケー
      [⸢ʔaː⸣ʃira ʃi⸢mi⸣ ʃi̥keː]
      (粟のシラ<稲叢>を積んで<置いて>ある)


    • ⸢ラ参照)

アティンガイカティンガイシララヌ [ʔa⸢tiŋgai⸣ ka⸢tiŋ⸣gai ʃi⸢raranu] (連)

  • 考えられない。思慮判断が出来ない。見当がつかない。ア⸢ティンガイカティン⸣ガイはABCDEFBCDE型の重言。
  • Example phrases
    • プ⸢ス⸣ケンナー ⸣ヌーンクイン ウ⸢ク⸣リティ ⸢ヌー⸣ル ⸣ヌーユー ア⸢ティンガイ⸣ カティン⸣ガイ シ⸢ララヌ
      [pu̥⸢su⸣kennaː nuːŋkuiŋ ʔu⸢ku⸣riti ⸢nuː⸣ru ⸣nuːjuː ʔa⸢tiŋgai⸣ ka⸢tiŋgai⸣ ʃi⸢raranu]
      (一度に何もかも起こって、何がなにやら判断出来ない<見当つけられない>)

イキシラリン [⸣ʔiki ʃi⸢rariŋ] (連)

  • 一息つける。一休みできる。安心できる。
  • Example phrases
    • ヤ⸢ラ⸣ビンケーン ムー⸢ル⸣ フ⸢ドゥビ⸣ ドゥームティ ⸢パッ⸣ター マ⸢ナ⸣マー ヤッ⸢トゥ⸣シ ⸣イキ シ⸢ラリン⸣ダー
      [ja⸢ra⸣biŋkeːm muː⸢ru⸣ ɸu⸢dubi⸣ duːmuti ⸢pat⸣taː ma⸢na⸣maː jat⸢tu⸣ʃi ʔiki ʃi⸢rarin⸣daː]
      (子供たちもみんな成長して独立していったので、今はやっとで一息つくことが出来る<一休みできる>よ)

イキンヌビンシララヌ [⸣ʔikinnubiŋ ʃi⸢raranu] (連)

  • 息をつくことが出来ないほど繁忙である。息をすることも欠伸をすることもできないほど忙しい。
  • Example phrases
    • ⸢マイカリヌ パンター⸣ メー ⸣イキンヌビン シ⸢ラランセン
      [⸢maikarinu pantaː⸣ meː ⸣ʔikinnubiŋ ʃi⸢raranʃeŋ]
      (稲刈りの繁忙<繁多さ>は、もう息をつくことができなかった<息も欠伸もできなかった>)

イミシラシ [ʔi⸢miʃira⸣ʃi] (名)

  • 夢で仏事、神事を告げ知らせられること。「夢知らせ」の義。
  • Example phrases
    • ⸢ジーヌギヌ⸣ サ⸢リブラーン⸣ティ ⸢スー⸣ イ⸢ミシラシ⸣ヌ ⸢アッ⸣タ⸢トゥ⸣ツォー
      [⸢ʤiːnuginu⸣ sa⸢riburaːn⸣ti ⸢suː⸣ ʔi⸢miʃiraʃi⸣nu ⸢ʔat⸣ta⸢tu⸣ʦoː]
      (死去した所の地祇に対して霊を放してもらう祈願がなされていないという夢知らせがあったそうだ)

ウブシラ [ʔu⸢bu⸣ʃira] (名)

  • 大きな顔。「大面(おおつら)」の義。
  • Example phrases
    • パ⸢ジン⸣ ッ⸢サ⸣リティ ⸣シラー フ⸢クリティ⸣ ウ⸢ブ⸣シラ ナリ⸢ベー
      [pa⸢ʤin⸣ s⸢sa⸣riti ⸣ʃiraː ɸu̥⸢kuriti⸣ ʔu⸢bu⸣ʃira nari⸢beː]
      (蜂に刺されて顔は腫れ<膨れ>大きな顔になっている)

ウブシラ [ʔu⸢buʃira] (名)

  • 大きな稲叢。刈り取った稲を脱穀しないで、藁の付いたまま庭に積んで保存してあるもの。庭の前に一間四方、高さ約50センチの礎を据え、それに床を張り、筵を敷いて稲束を半球形に積み上げ、頂上をトゥ⸢マー[tu⸢maː](茅の苫)で葺いた稲叢。
  • Example phrases
    • ⸢ザイレーマイ⸣ヤー ミ⸢ナ⸣カナー ウ⸢ブ⸣シラ ス⸢ク⸣リティ タ⸢ブイヨーッ⸣タ
      [⸢ʣaireːmai⸣jaː mi⸢na⸣kanaː ʔu⸢bu⸣ʃira su̥⸢ku⸣riti ta⸢buijoːt⸣ta]
      (在来種の米<赤米>は庭に大きな稲叢を作って保存された)

ウンヌシラ [⸢ʔun⸣nu ⸣ʃira] (連)

  • 鬼の面(ツラ)。鬼の顔。鬼のような恐ろしい形相。
  • Example phrases
    • ウ⸢リヌ クン⸣ゾー ウ⸢ク⸣レーラー マッ⸢タキ ウン⸣ヌ ⸣シラ
      [ʔu⸢rinu kun⸣ʣoː ʔu⸢ku⸣reːraː mat⸢taki ʔun⸣nu ⸣ʃira]
      (あれ<彼>が怒ったらまるで<全く>鬼の顔だ)

カイシラ [⸢kai⸣ʃira] (名)

  • さんじょく(産褥)が無事に経過すること。お産が軽くすむこと。産後の肥立ちが良好であること。「美しい<きれいな>産褥」の義。
  • Example phrases
    • ⸢チャー カイ⸣シラ ア⸢ラ⸣シミ タ⸢ボー⸣リ
      [⸢ʧaː kai⸣ʃira ʔa⸢ra⸣ʃimi ta⸢boː⸣ri]
      (いつも良好な産褥<無事に産褥を経過し、産後の肥立ちを良好>にあらしめて下さい)
    • ⸢カイ⸣シラ ⸣プス ヤ⸢ルンダ ソーヤ ナー⸣ヌ
      [⸢kai⸣ʃira ⸣pu̥su ja⸢runda soːja naː⸣nu]
      (お産の軽い人<産褥が良好な人>だから心配はない)

カシラ [ka⸢ʃi⸣ra] (名)

  • 旗頭。のぼり(幟)の竿頭を飾る旗頭。「Fatagaxira、ハタガシラ(旗頭)『邦訳日葡辞書』」の転訛したもの。西村のカシラは女性を象徴するといわれ、鍬形(花弁の象徴か)の中にめしべ(雌蕊)を象徴するような棒があり、その下に逆向きの剣(がく<萼>の象徴か)が土台を形成する構造となっている。東村のカシラは男性を象徴し、形は西村のそれに似るが鍬形の中の棒が単調(おしべ<雄蕊>の象徴か)である。西村のカシラには土台の下に左右一対の龍頭の枕があるのに対し、東村のカシラにはそれがない。西村のカシラの龍頭にはビンロウ樹の皮<繊維>で鬚を作り頸のところにまきつけてある。旗竿は直径約10センチ、長さ約2メートルの竹竿で、豊年祈願の幟旗をかけてある。
  • Example phrases
    • ⸢インヌムラヌ⸣ カ⸢シ⸣ラー ミ⸢ドゥ⸣ム ⸢アンヌムラヌ⸣ カ⸢シ⸣ラー ビ⸢キドゥムティ⸣ ア⸢ザリブー
      [⸢ʔinnumuranu⸣ kḁ⸢ʃi⸣raː mi⸢du⸣mu ⸢ʔannumuranu⸣ kḁ⸢ʃi⸣raː bi⸢kidumu⸣ti ʔa⸢ʣaribuː]
      (西村のカシラは女性、東村のカシラは男性といわれている)

カシラマラスン [kḁ⸢ʃi⸣ra ma⸢rasuŋ] (連)

  • 旗頭を飾り立てる。「旗頭を新しく誕生させる」の義。
  • Example phrases
    • ア⸢ザテーヌ⸣ イ⸢チバンザー⸣ヌ ⸢トゥーシ⸣ナーティ カ⸢シラ⸣ヌ ⸣イル ⸢ヌーリ<マ⸢ミ>ティカ⸢シ⸣ラ マ⸢ラソーッ⸣タ
      [ʔa⸢ʣateːnu⸣ ʔi⸢ʧibanʣaː⸣nu ⸢tuːʃi⸣naːti kḁ⸢ʃira⸣nu ⸣ʔiru ⸢nuːriti⸣ kḁ⸢ʃi⸣ra ma⸢rasoːt⸣ta]
      (東里家の一番座の縁側で旗頭の色を塗って新しい旗頭を誕生させられた)

カシラムチ [ka⸢ʃira⸣muʧi] (名)

  • 旗頭持ち。豊年祭の旗頭を持つ人。強力の若者が選ばれて三、四人で交互に旗頭を持った。⸢ヒーヤユイ⸣サ ⸢ヒーヤユイ⸣サ[⸢çiːjajui⸣sa ⸢çiːjajui⸣sa]と掛け声を掛けながら上下に旗頭を振り上げて気勢を上げた。竿頭からは前後に縄が張られ、旗頭が倒れないように調整した。
  • Example phrases
    • カ⸢シラ⸣ムチェー シゥ⸢カラヌ⸣ アル バ⸢カー⸣ムンドゥ ⸣ナル⸢ダー
      [ka⸢ʃira⸣muʧeː sï̥⸢karanu⸣ ʔaru ba⸢kaː⸣mundu naru⸢daː]
      (旗頭持ちは力のある若者がなるのだ)

カタカシラ [kḁ⸢takaʃi⸣ra] (名)

  • 琉球国時代の成人男子の髪型の一つ。「欹髻。もとどり」、元は頭の右辺に結び、後には中央に結ぶようになった。貴族は15歳で、一般は10歳内外で結った『沖縄語辞典』。
  • Example phrases
    • パ⸢トゥ⸣マナー ⸢ガッ⸣コー ス⸢ク⸣ローッタ ⸣バス ⸢シー⸣トゥンケーヌ カ⸢タカシ⸣ラ キ⸢サ⸣スンティ ⸢スー ソードーヌ アッ⸣タンツォー
      [pḁ⸢tu⸣manaː ⸢gak⸣koː su̥⸢ku⸣roːtta ⸣basu ⸢ʃiː⸣tuŋkeːnu kḁ⸢takaʃi⸣ra ki̥⸢sa⸣sunti ⸢suː soːdoːnu ʔat⸣tanʦoː]
      (鳩間島で学校を作られた<創立された>とき、生徒達の琉球結髪を断髪<切らせ>させようとする騒動があったそうだよ)

カタシラ [kḁ⸢ta⸣ʃira] (名)

  • 片頬。反面。片方の顔。「かたつら(片面)」の義。⸢マーシラ[⸢maːʃira](真正面)の片面。
  • Example phrases
    • ⸢トーシン⸣バイ カ⸢カ⸣リティ カ⸢タ⸣シラー フ⸢クリベー⸣
      [⸢toːʃim⸣bai kḁ⸢ka⸣riti kḁ⸢ta⸣ʃiraː ɸu̥⸢kuribeː]
      (おたふくかぜ<流行性耳下腺炎>にかかって片頬が腫れ<膨れ>ている)

カンシラシ [⸢kaŋʃira⸣ʃi] (名)

  • 神のお告げ。神託。神女(巫女)が⸢カンダー⸣リ[⸢kandaː⸣ri](神がかり)して告げたり、ユ⸢タ[ju⸢ta](巫げき)の占いによって知らされたりする。夢によって知らされることもある。「神知らせ」の義。
  • Example phrases
    • ⸢カンシラシ⸣ヌ ア⸢ロー⸣リキー ⸢ニン⸣ガイ シ⸢ミルンティ ベー
      [⸢kaŋʃiraʃi⸣nu ʔa⸢roː⸣rikiː ⸢niŋ⸣gai ʃi⸢mirunti beː]
      (神のお告げ<神知らせ>があったので祈願をさせようとしている)

Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)

Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.

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しら

(Prefix)

  1. White

(Noun)

  1. Unseasoned; Undyed; Unaltered

  1. Very much; Precisely

  1. Playing dumb

  1. Unfeigned; Honest; Diligent