(Expression) Ok, okay, alright, all right, fine
Define しむ shimu Meaning シム
Displaying results for しむ (shimu・しむ・シム) – ryukyu
JLect: Japonic Languages and Dialects Database
Results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.
Search languages: Japonic (all languages and dialects) ↔ English ↔ Japanese
A dictionary of the Ryukyuan language
Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.
Search languages: Okinawan → Japanese
シム shimu (simu) ⓪ 名
- 冷雨。冬の冷たい雨。「霜」に対応する。霜は降らないので,霜を表わす語はない。
シム shimu (simu) ① 名
- しも(下)。
- 台所。勝手。
シムク shimuku (simuku) ⓪ 名
- 撞木(しゅもく)。
シムク shimuku (simuku) ① 名
- 下句。しもの句。琉歌は,上の句八・八,下の句八・六,全体で三十字からなる。
シムル shimuru (Simuru) ⓪ 名
- すもり。孵化しないで巣に残った卵。
アーシムン aashimun (?aasimuN) ⓪ 名
- 袷。裏付きの着物。
フシムン fushimun (husimuN) ⓪ 名
- 干し物。洗濯して干してあるもの。
ミシムン mishimun (misimuN) ⓪ 名
- 見世物。
ニシムン nishimun (nisimuN) ① 名
- にせもの。模造品。nisiiと同じ。
サシムン sashimun (sasimuN) ⓪ 名
- 指物。
シムチ shimuchi (simuci) ① 名
- 心だて。気だて。根性。性質。'janasimuCi.意地悪。
シムナイ shimunai (simunai) ⓪ 名
- うらなり。suuranaiともいう。niinai(もとなり)の対。
ヤシムン yashimun ('jaSimuN) ⓪ 名
- 安物。安価な物。
アカシムン akashimun (?akasimuN) ⓪ 名
- 考えもの。謎。
カミシム kamishimu (kamisimu) ① 名
- 身分などの上下。上の者と下の者。
シムジム shimujimu (simuzimu) ① 名
- しもじも。下層階級。
シムカタ shimukata (simukata) ① 名
- しもの方。都から遠い地方。また,島尻方面をいう。
- しもじも。下層階級。
ウシムトゥー ushimutuu (?usimutuu) ⓪ 名
- 台所。農家でいう語。
ウトゥシムン utushimun (?utusimuN) ⓪ 名
- 落とし物。
アンマシムン anmashimun (?aNmasimuN) ⓪ 名
- 頭をなやます事。頭痛の種。やっかいなこと。おっくうな,やりたくない事。tooinu naasaa ?atunu~.当座に安易にしておくとあとがめんどうなことになる。?icaNdagwaQcii?atunu~.ただでごちそうになると,あとがやっかい。
A dictionary of the Ryukyuan language
Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.
Search languages: Japanese → Okinawan
しむける 【し向ける】
- shikakiyuN (≈ shikakiiN)
おしむ 【惜しむ】
にじむ 【滲む】
- chiriyuN (≈ chiriiN)
おしむぎ 【押麦】
くるしむ 【苦しむ】
たのしむ 【楽しむ】
See also
つつしむ 【慎む】
- chichishinuN
- kuguniiyuN (≈ kuguniiiN)
にしむき 【西向き】
うれいくるしむ 【憂い苦しむ】
See also
Dictionary of the Practical Use of Okinawan
Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.
Search languages: Japanese ↔ Okinawan
しむ
- 台所
- むぬ かだらー しもー しぐ かたじきれー。
(ものを食べたら台所はすぐかたづけなさい) - むぬ かみーねー まかいどーぐ むる あらてぃ しじみれー。
(食事したらお椀とかを全部洗ってしまいなさい)
Example phrases
*(参考)まかいどーぐ(=なーび、まかい、みしげー、なびげー、うめーし)
しむ
- 冷雨
- うちなーぬ さくらー しむぬ ふてぃあとぅ ぬくばーてぃちーねー、はなぬ さちちゅーん。
(沖縄の桜は冷雨が降った後暖かくなってくると、花が咲きだしてくる)
Example phrases
しむ ちち
- 霜月、11月
- しむちち なれー、みーにしぬ ふちゅん。
(旧暦の11月になると、新北風が吹く)
Example phrases
しむち
- 根性
- しむち わるー
(根性悪) - 、はごー むん
(心が汚れている者) - しむちぬ わっさん。
(根性が悪い)
Example phrases
しむん (しだん、しまん、しでぃ)
- 済む
- にんぢけー さんてぃん しむん どー。
(お気遣いなさらくてもよろしいですよ) - ちー ちかーんてぃん しむん どー。
(気を遣わなくてもいいよ) - しむさ。
(どうってことないよ) - ゆたさ てぃー?/ゆたさみ?
(よしとしたか/いいのか) - しむん どー。
(いいよ) - あんし ゆたさいびーたがやー?
(それでよろしかったでしょうか)
Example phrases
うとぅし むん
- 落とし物
- うとぅしむん かめーいる くとぅん あしが、どぅーなーん うとぅしむん する くとぅん あん。
(落とし物をさがすこともあるが、自分も落とし物をすることもある)
Example phrases
うふ ゆくし むにー さー
- 大嘘つき
- てぃーち ゆくしむにー しーねー、はなしぬ ちびくち あーすんち たーちん みーちん ゆくし かさびてぃ うふゆくしむにーさー なてぃ でーじ どー。
(1つ嘘をつくと、話のつじつまを合わせるのに2つも3つも嘘を重ねて大嘘つきになって大変だよ)
Example phrases
うや なけーし むん/うや なけーしんぐゎ
- 親不孝者
- うやなけーしむんどぅ やてーくとぅ、なま なてぃ くーくぇー そーん。
(親不孝者だったので、今になって後悔している)
Example phrases
かきあーし むん
- 間にあわせ用品
- そーぐゎちぬ かきあーしむん ふぇーべーとぅ あちれーとーかんねー、あわてぃーはーてぃー すん どー。
(正月の間にあわせ用品を早めに注文しておかないと、あわてるよ)
Example phrases
けーし むどぅし
- おつり
- なーだ けーしむどぅしぇー ゐーてー をぅらん どー。
(まだおつりはもらってはいないよ) - けーしむどぅしぇー あてぃー? ちゃっさ あたが?
(おつりはあったか。いくらあったか) - けーしむどぅしぇー っやー ゐーれー。
(おつりはあなたがもらいなさい) - けーしむどぅしぇー っやー わたくしぐゎー しぇー。
(おつりはあなたのお小遣いにしなさい)
Example phrases
なし むぬ っくゎ
- 子宝
- にんぢんぬ なしはんじょーや うてぃんぐとぅ やしが、ちむにんじ しーねー、かんなじ なーたましたまし なしむぬっくゎ うたびみしぇーん。
(人間の子どもの授かりは神様の御心次第なのだが、心から念ずれば、必ず銘々の配分で子宝を授かるもの)
Example phrases
ふし むん
- 干し物
- なまー ちん かーらかさーぬ あくとぅ、ふしむのー ふかんかい ふさんてぃん しむるぐとぅ なとーん。
(今は乾燥機があるので、干し物は外に干さなくてもよくなっている)
Example phrases
やしむん (やしだん、やしまん、やしでぃ)
- 休む
- やーぬ ゆーじゅぬ あてぃ、ちゅーや しくちぇー やしだん。
(家の用事があって、今日は仕事は休んだ)
Example phrases
ゆくし むにー
- 嘘つき(行為)
⇒ ゆくしむにーや ぬすどぅぬ はじまい。(嘘つきは泥棒の始まり) ゆくしむにーや じょーまでぃん とぅーらんさ。(嘘は門までも通らない、すぐばれるもの)
ゆくし むにー さー
- 嘘つき(者)
⇒ おれおれさぎとぅ ゐぬむん、ゆくしむにーさーや っちゅん うちくゎいん。(オレオレ詐欺と同様、嘘つきは人をもおとしいれる)
ゆしむん (ゆしだん、ゆしまん、ゆしでぃ)
- 立ち止まる、思いとどまる
- みーぬ めーんかい ハブ んーち たましー ぬぎてぃ あったに ゆしだん。
(目の前のハブを見てびっくりして急に立ち止まった) - すーじぐゎーから あったに っちゅぬ っんぢてぃ ちゃくとぅ、あたいが すらんでぃ うむてぃ ゆしだん。
(路地から急に人が出て来たので、ぶつかると思って立ち止まった)
Example phrases
しぬぢゅん (しぬぢゃん、しにがん、しむぢ)
- しのぐ
- ゆぬなかんかえー うふっうぇーきんちゅん をぅれー、ちゅー かみーねー あちゃーや ぬー かむが んち ぬち しぬぢ くらちょーる っちゅん をぅん。
(世の中には大金持ちもいれば、今日食べると明日は何を食べるのかと命を削って暮らしている人もいる)
Example phrases
いちゃさ すん (〜さん、〜さん、〜っし)
- 惜しむ
- っちゅぬ くとぅんかい ちかいる じのー いちゃさ する むのー あらん。
(人のことに使うお金は惜しむべきではない)
Example phrases
かみらりーん (かみらりたん、かみらりらん、かみらりてぃ)
- 胃けいれんで苦しむ
- かみらりやー
(胃けいれん) - いー かみらってぃ ゆながた/ゆーあきどぅーしー にんだらんたん。
(胃がけいれんして夜/夜通し眠れなかった)
Example phrases
すじょー すん (〜さん、〜さん、〜っし)
- 楽しむ
- ちちじ まちりんかい っんぢ いっぺー すじょーっし ちゃん。
(ツツジ祭りに行ってとても楽しんできた)
Example phrases
Audio Database of Hatoma Lexicon
Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED
Search languages: Yaeyama (Hatoma) ↔ Japanese
アマイヨールン [ʔa⸢maijoː⸣ruŋ] (自動)
- 神仏が喜び楽しむ。「あまえ<歓え>・おはる<御座す>」の転訛したもの。サ⸢カサ(司)やティ⸢ジリ⸣ビ(男性神職者)たちが祭祀の終了後に、神職者の家に持ちまわりで集まり、酒食を用意して神歌を歌い習ったという。昔から神職(サカサ・ティジリビー)を継ぐ際にも、司や男性神職者の家に集まって神歌の練習をしたという。⸢ユーニンガイ[⸢juːniŋgai](旧暦三月の世願いの祭祀)の後に、神職者の家を回って飲食しながら神歌の練習をする習慣は1965年頃まで続いていた。
- ⸢カン⸣プスンケーヤ ム⸢カ⸣シェー キ⸢チゴン ユーニンガイヌ⸣ アトー ⸣ウマー ⸣カマー ユ⸢ライヨー⸣リ イッ⸢ケナ⸣ ア⸢マイヨーッ⸣タン
[⸢kam⸣pu̥suŋkeːja mu⸢ka⸣ʃeː ki̥⸢ʧigoŋ juːniŋgainu⸣ ʔatoː ⸣ʔumaː ⸣kamaː ju⸢raijoː⸣ri ʔik⸢kena⸣ ʔa⸢maijoːt⸣taŋ]
(神職者<神人>たちは、昔は結願祭、世願いの祭祀の後は、あちらこちらに集まられて<寄り合われて>神遊びをなされ、非常に楽しまれたものだ)
Example phrases
アマイルン [ʔa⸢mairuŋ] (自動)
- 嬉しがる。喜ぶ。踊り楽しむ。神遊びをする。神が喜び楽しむ。「あまえる(歓える)」。歌謡語。「あまへて」『混効験集』。/カムラマーヌ アマイヤ/(カムラーマの神遊びは)/ヌーフサティル アマイル/(何が欲しくて楽しむのか)/カムラマーヌ アマイヤ アカカラジ フサティル アマイル/(カムラーマの神遊びは民百姓が欲しくて神遊びするのだ)/カムラマーヌ アマイヤ /(カムラーマの神遊びは)/ウヤキユーバ タボラリ/(カムラーマの神遊びは豊年満作を賜ることです)『鳩間島古典民謡古謡集』。鳩間島の神職者たちは祈願の後に神々と共に踊り遊んだ。
- ⸢カン⸣プスンケール ア⸢マイヨール
[⸢kam⸣pu̥suŋkeːru ʔa⸢maijoː⸣ru]
(神職者たちが神遊びをされる)
Example phrases
アマウン [ʔa⸢mauŋ] (自動)
- 嬉しがる。喜ぶ。踊り楽しむ。神遊びをする。歌謡語。「歓える<あまえる>」の義。「あまへて」(おもろ)、「あまへて」(『混効験集』)。特に神仏が喜び、楽しむことにいう。ア⸢マイルン[ʔa⸢mairuŋ](歓える)の項参照
イミガマラサーン [ʔi⸢migamara⸣saːŋ] (形)
- 夢見がちである。悪い夢をよく見る。「夢侘しい」、「夢悲しい」の義。夢を見て、過去の悲しみを想起し、家族に不幸が起きる前兆ではないかと恐れ悲しむ。
- ア⸢マ⸣ヌ イ⸢ミガマラ⸣サーティ ウ⸢ヤプス⸣ヌマイ ⸣ティー ウ⸢サーシ⸣ シケー⸢ダー
[ʔa⸢ma⸣nu ʔi⸢migamara⸣saːti ʔu⸢japu̥su⸣nu ⸣mai ⸣tiː ʔu⸢saːʃi⸣ ʃi̥keː⸢daː]
(あまりにも夢見がちなので仏壇に手を合わせてお祈りをしてあるんですよ)
Example phrases
キムヤムン [ki⸢mu⸣ jamuŋ] (自動)
- 後悔する。残念がる。悔やむ。悲しむ。心を痛める。「肝が痛む<病む>」の義。
- ⸣ジン カ⸢ルンティ オー⸣レームヌ ⸢カイ⸣シ ⸢オーラ⸣スカー ⸣アトー キ⸢ム⸣ヤムン⸢ダー
[⸣ʤiŋ ka⸢runti ʔoː⸣reːmunu ⸢kai⸣ʃi ⸢ʔoːra⸣su̥kaː ki⸢mu⸣jamun⸢daː]
(お金を借りに来られたのに、断ってお帰ししたら後で後悔するよ) - ウ⸢ヤン⸣ナーニ ⸢ゴーグ⸣チ シ⸢ティ⸣ キ⸢ム⸣ヤミ ⸢ベー
[ʔu⸢jan⸣naːni ⸢goːgu⸣ʧi ʃi̥⸢ti⸣ ki⸢mu⸣jami ⸢beː]
(親に反抗して内心悔やんで<後悔して>いる) - ウ⸢リン⸣ キ⸢ムヤマサ⸣リティ ナ⸢キ ベー
[ʔu⸢riŋ⸣ ki⸢mujamasa⸣riti na⸢ki beː]
(彼に後悔させられて<心を痛められて>泣いているよ) - ノー⸢ン⸣ キ⸢ム⸣ヤム クトー ⸢ナー⸣ヌ
[noː⸢ŋ⸣ ki⸢mu⸣jamu ku̥toː ⸢naː⸣nu]
(何も後悔することはない) - ⸣アイブ ⸣クトゥシ イッ⸢カ⸣ キ⸢ム⸣ヤメー ナ⸢ラ⸣ヌ
[⸣ʔaibu ⸣ku̥tuʃi ʔik⸢ka⸣ ki⸢mu⸣jameː na⸢ra⸣nu]
(あんなことで決して後悔してはならない) - ⸣シンニン ⸣バー ⸣ミルンティ ⸣ケータティ ア⸢ズヌ⸣ ミ⸢ラ⸣ナー パ⸢ラ⸣シティル キ⸢ム⸣ヤミ ⸢ベー
[⸣ʃinnim ⸣baː ⸣mirunti ⸣keːtati ʔa⸢ʣunu⸣ mi⸢ra⸣naː pa⸢ra⸣ʃi̥tiru ki⸢mu⸣jami ⸢beː]
(わざわざ私に会いに来たというのに、会わずに帰してしまって後悔している) - ⸣アイブ ク⸢トゥ⸣バ シ⸢ティ⸣ キ⸢ムヤマン⸣ プ⸢ソー⸣ ブ⸢ラーヌ⸣ ター⸢ン ヤラバン⸣ キ⸢ム⸣ヤムン
[⸣ʔaibu ku̥⸢tu⸣ba ʃi̥⸢ti⸣ ki⸢mujamam⸣ pu̥⸢soː⸣ bu⸢raːnu⸣ taː⸢ŋ⸣ ja⸢rabaŋ⸣ ki⸢mu⸣jamuŋ]
(あんな事をして後悔しない人はいない{EOS}誰であっても後悔する) - キ⸢ム⸣ヤミ ナ⸢ラ⸣ヌ
[ki⸢mu⸣jami na⸢ra⸣nu]
(後悔してならない) - ⸢ワーバー⸣キン キ⸢ム⸣ヤム ⸣クトー ⸢ナー⸣ヌ
[⸢waːbaː⸣kiŋ ki⸢mu⸣jamu ⸣ku̥toː ⸢naː⸣nu]
(君までも悔やむことは無い) - ⸢マー⸣ビン キ⸢ム⸣ヤメー ⸣ミサムヌ
[⸢maː⸣biŋ ki⸢mu⸣jameː ⸣misamunu]
(もっと後悔すれば良いのに)
Example phrases
クイクガリルン [⸢kuikugari⸣ruŋ] (自動)
- 恋焦がれる。恋しさにもだえ苦しむ。耐え難いほど恋い慕う。
- ウ⸢ムイ⸣ツメーラ ⸢クイクガリ⸣ルンケン ウムーンティ⸢ダー
[ʔu⸢mui⸣ʦumeːra ⸢kuikugari⸣ruŋkeŋ ʔumuːnti⸢daː]
(思い詰めたら恋焦がれるほど思うそうだ) - ⸢クイクガ⸣リティ シ⸢ヌタ⸣ティ ⸢スー⸣ パ⸢ナ⸣シ ス⸢クタン
[⸢kuikuga⸣riti ʃi⸢nuta⸣ti ⸢suː⸣ pa⸢na⸣ʃi su̥⸢kutaŋ]
(恋い焦がれて死んだという話を聞いたことがある) - ⸢クイクガリ⸣ル プ⸢ソー ヌー⸣シ ⸢ブー⸣ プ⸢ス⸣カヤー
[⸢kuikugari⸣ru pu̥⸢soː nuː⸣ʃi ⸢buː⸣ pu̥⸢su⸣kajaː]
(恋焦がれる人はどんな人かなあ) - ⸣ウナー ⸢ベー⸣ティ ナー⸢イ クイクガリ⸣リバ
[⸣ʔunaː ⸢beː⸣ti naː⸢i kuikuga⸣riba]
(其処にいて、ただ恋焦がれていろ)
Example phrases
クチサスン [ku̥⸢ʧi⸣sa ⸢suŋ] (連)
- 苦しむ。「苦しさ・する」の転訛したもの。
- イ⸢クサ⸣ユーナ シ⸢ヌタ⸣ ッ⸢ふァヌ⸣ クトゥ ⸣ウムーカ ク⸢チ⸣サ ⸢スンダ⸣ パ⸢ナス⸣ナ
[ʔi⸢kusa⸣juːna ʃi⸢nuta⸣ f⸢fanu⸣ ku̥tu ⸣ʔumuːka ku̥⸢ʧi⸣sa ⸢sunda⸣ pa⸢nasu⸣na]
(戦争で死んだ子供のことを思うと苦しむから話すな)
Example phrases
クマルン [ku⸢ma⸣ruŋ] (自動)
- 困る。処置に苦しむ。標準語からの転訛。若年層が用いる。普通は⸢ザー⸣パイ ⸢シーナー⸣ヌ[⸢ʣaː⸣pai ⸢ʃiːnaː⸣nu](困ったことになった{EOS}始末に負えなくなった{EOS}手に負えなくなった)、⸢ザーパイ⸣ユン[⸢ʣaːpai⸣juŋ](困ったことだ)という。
- シ⸢ナムヌヌ ダイ⸣ パ⸢ラーン⸣カー マ⸢チヤーヌ⸣ ク⸢マ⸣ルンダ ⸢パー⸣ク ⸣パライバ
[ʃi⸢namununu dai⸣ pa⸢raːŋ⸣kaː ma⸢ʧijaːnu⸣ ku⸢ma⸣runda ⸢paː⸣ku ⸣paraiba]
(品物の代金を払わないとお店が困るから、早く払えよ) - パ⸢ラーン⸣タンティン ク⸢マラ⸣ヌ。ク⸢マ⸣ル ⸣クトー ⸢ナー⸣ヌ
[pa⸢raːn⸣tantiŋ ku⸢mara⸣nu。ku⸢ma⸣ru ⸣ku̥toː ⸢naː⸣nu]
(支払わなくても困らない{EOS}困ることはない)
Example phrases
サニンケールン [sa⸢niŋkeːruŋ] (自動)
- 心から喜ぶ。嬉しがる。楽しむ。嬉々としている。満足して喜ぶ。
- ブ⸢ネートゥ⸣ マー⸢ズン ヤル⸣カー サ⸢ニンケールンドゥ⸣ マー⸢ズン⸣ ア⸢ラン⸣カー ム⸢タビ⸣ムヌ トゥ⸢ラサ⸣バン サ⸢ニンケーラヌ
[bu⸢neːtu⸣ maː⸢ʣuɲ⸣ ja⸢ru⸣kaː sa⸢niŋkeːrundu⸣ maː⸢ʣuŋ⸣ ʔa⸢raŋ⸣kaː mu⸢tabi⸣munu tu⸢rasa⸣ban sa⸢niŋkeːranu]
(母親と一緒だと心から喜ぶが、一緒でないと玩具を与えても心から喜ばない) - ⸣ウヤサーリ サ⸢ニンケーリ⸣ ア⸢サブン
[⸣ʔujasaːri sa⸢niŋkeːri⸣ ʔa⸢sabuŋ]
(親と楽しそうに遊ぶ) - サ⸢ニンケール⸣ クトゥン ア⸢リ⸣ブ
[sa⸢niŋkeːru⸣ ku̥tuŋ ʔa⸢ri⸣bu]
(心から喜ぶこともある) - キ⸢モー⸣ラ サ⸢ニンケーレー⸣ ミサムヌ
[ki⸢moː⸣ra sa⸢niŋkeːreː⸣ misamunu]
(心から喜べばよいのに) - サ⸢ニンケーリ⸣バ
[sa⸢niŋkeːri⸣ba]
(心から喜べよ)
Example phrases
シヌックルン [ʃi⸢nuk⸣kuruŋ] (自動)
- {Mn_1}あれこれと迷う。思いあぐねる。決めかねて苦しむ。
- ⸢ヌー⸣ スーカヤーティ ナー⸢イ⸣ シ⸢ヌッ⸣クリ ⸢ベー
[⸢nuː⸣ suːkajaːti naː⸢i⸣ ʃi⸢nuk⸣kuri ⸢beː]
(どうしようかと、ただ思いあぐねている) - ⸣アイニ シ⸢ヌックラン⸣ドーシ ⸢ダンダン⸣シ シ⸢グトゥ シー
[⸣ʔaini ʃi⸢nukkuran⸣doːʃi ⸢dandaŋ⸣ʃi ʃi⸢gutu ʃiː]
(そんなにあれこれ迷わないでさっさと仕事をしなさい) - 思いあぐねる。決心がつかず悩む。ぐずぐずして決断しかねる。苦心して準備する。 ⸢ヌー⸣スティ ⸢ナー⸣ン プ⸢スヌ⸣ ムニーン シゥ⸢カムティ⸣ シ⸢ヌッ⸣クリ ⸢ベー⸣ティ ウ⸢クリ ナー⸣ヌ
[⸢nuː⸣ suːti ⸢naː⸣m pu̥⸢sunu⸣ muniːn sï̥⸢kamuti⸣ ʃi⸢nuk⸣kuri ⸢beː⸣ti ʔu⸢kurinaː⸣nu]
(何をするともなく<理由もなく>、他人の話も聞かないで思いあぐねてぐずぐずしていて、時間に遅れてしまった) - イ⸢ズ⸣カー シ⸢ヌッ⸣クルンダー シ⸢ヌックラサン⸣ヨーニ ヤー⸢ラマ⸣シ パ⸢ナ⸣シ
[ʔi⸢ʣu⸣kaː ʃi⸢nuk⸣kurundaː ʃi⸢nukkuraɲ⸣joːni jaː⸢rama⸣ʃi pa⸢na⸣ʃi]
(叱ると思いあぐねてぐずぐずするから、思いあぐねて悩むことが無いようにやんわりと話なさい) - シ⸢ヌッ⸣クル ⸣クトー ⸢ナー⸣ヌ
[ʃi⸢nuk⸣kuru ⸣kutoː ⸢naː⸣nu]
(思いあぐねてぐずぐずすることはない)
Example phrases
タヌシムン [ta⸢nu⸣ʃimuŋ] (自動)
- 楽しむ。楽しく思う。満足して安らぐようにする。「~梅ををきつつ多努之岐(タヌシキ)終へめ。万、815」、「倡、太乃之(たのし)~」『新撰字鏡』の転訛したもの。
- ウ⸢タ⸣バ イ⸢ジ⸣ タ⸢ヌ⸣シムンティ ウ⸢ムーン⸣ドゥ ⸣ドゥー ⸢タン⸣ガー タ⸢ヌシマラ⸣ヌ
[ʔu⸢ta⸣ba ʔi⸢ʤi⸣ ta⸢nu⸣ʃimunti ʔu⸢muːn⸣du ⸣duː ⸢taŋ⸣gaː ta⸢nuʃimara⸣nu]
(歌を歌って楽しもうと思うが、自分一人は楽しめない) - タ⸢ヌ⸣シミ ⸣ミサカー タ⸢ヌ⸣シム ⸣クトー ⸣ナルン
[ta⸢nu⸣ʃimi ⸣misakaː ta⸢nu⸣ʃimu ⸣ku̥toː ⸣naruŋ]
(楽しんでよければ楽しむことはできる) - ⸢マー⸣ビン タ⸢ヌ⸣シメー ⸣ミサムヌ
[⸢maː⸣bin ta⸢nu⸣ʃimeː ⸣misamunu]
(もっと楽しめば良いのに) - タ⸢ヌ⸣シミバ
[ta⸢nu⸣ʃimiba]
(楽しめよ)
Example phrases
タブーン [ta⸢buːŋ] (他動)
- 蓄える。貯蓄する。保存する。「惜、タバフ」、惜しむ。大切にまもる」『類聚名義抄』。「Tabai、タバイ、ウ、ウタ(よく貯えて保存する)」『邦訳日葡辞書』の転訛したもの。
- ⸢ザイレーマイ⸣ヤー シ⸢ラ⸣ナ シ⸢ミティ⸣ タ⸢ブイ⸣ シケー
[⸢ʣaireːmai⸣jaː ʃi⸢ra⸣na ʃi⸢miti⸣ ta⸢bui⸣ ʃi̥keː]
(赤米<在来米>は稲叢に積んで貯えてある) - ⸢マイヤー⸣ タ⸢ブーンティ⸣ ウ⸢ムーン⸣ドゥ タ⸢ボーララヌ
[⸢maijaː⸣ ta⸢buːnti⸣ ʔu⸢muːn⸣du ta⸢boːraranu]
(お米は貯えようと思うが貯えられない) - タ⸢ブー マイヤー パー⸣ク タ⸢ブイヤー⸣ ミサムヌ
[ta⸢buː maijaː paː⸣ku ta⸢buijaː⸣ misamunu]
(貯える米は早く貯えればよいのに) - ク⸢レー⸣ タ⸢ブイ⸣バ
[ku⸢reː⸣ ta⸢bui⸣ba]
(これは貯えなさいよ)
Example phrases
ミーナディパダナディ [⸢miː⸣nadi pa⸢da⸣nadi] (連)
- 体や肌を心をこめてさする。慈しむ。可愛がる。大事に扱う。「身撫で、肌撫で」の義。
- ヤ⸢ラ⸣ベー ⸢ミー⸣ナディ パ⸢ダ⸣ナディ ⸢シェー⸣ティル ス⸢ダティ⸣ル⸢ダー
[ja⸢ra⸣beː ⸢miː⸣nadi pa⸢da⸣nadi ⸢ʃeː⸣tiru su⸢dati⸣ru⸢daː]
(子供は体をさすり、肌をさするようにして慈しんで育てるものだよ)
Example phrases
ンーニスクン [⸢ʔnːni⸣ su̥kuŋ] (連)
- 胸につかえる。しゃく(癪)などで胸が締めつけられて苦しむ。胸がふさがる。⸣スクン[⸣su̥kuŋ]は、「Xocuga tçucayuru(食が痞ゆる)もう腹一杯で、それ以上胃がもちこたえ得ないほどである」『邦訳日葡辞書』の転訛したものか。
- ⸢ンーニ⸣ スクンケン ⸣イー ッ⸢ふァイティ ビーバキン⸣ ギ⸢サ⸣ル
[⸢ʔnːni⸣ su̥kuŋkeŋ ⸣ʔiː f⸢faiti biːbakiŋ⸣ gi⸢sa⸣ru]
(胸に uby{痞}{ツカ}えるほどご飯を食べて、 uby{嘔吐}{オウ|ト}しそうだ)
Example phrases
アーシムヌ [⸢ʔaːʃi⸣munu] (名)
- 酢の漬物、酢漬け。野菜や魚などを塩や味噌で混ぜる。「調和、塩安不<しほあふ>」『新撰字鏡』に「もの」がついて形成されたものか。
- ⸢ダイクニ⸣ヌ ⸢アーシ⸣ムヌ
[⸢daikuni⸣nu ⸢ʔaːʃi⸣munu]
(大根の酢漬け)
Example phrases
アジキシムニ [ʔa⸢ʤikiʃi⸣muni] (名)
- 味も素っ気もない言葉。趣きや潤いのない、理詰めで話す言葉。
- ⸢ワーン⸣ カタチニ ア⸢ジキシ⸣ムニ カー⸢ニ⸣ ア⸢ズ⸣カー ター⸢ン⸣ ス⸢ク⸣ プ⸢ソー⸣ ブ⸢ラーヌ
[⸢waːŋ⸣ kḁtaʧini ʔa⸢ʤiki̥ʃi⸣muni kaː⸢ni⸣ ʔa⸢ʣu⸣kaː taː⸢n⸣ su̥⸢ku⸣ pu̥⸢soː⸣ bu⸢raːnu]
(君のように味も素っ気もない話だけ言っていたら誰も聞く人はいない)
Example phrases
アシムトゥ [ʔa⸢ʃimu⸣tu] (名)
- 足元。立っている足の下。身の回り。標準語から新しく借用された語。
- ⸢ドゥー⸣ヌ ア⸢シム⸣トーラ カ⸢タミティル⸣ プ⸢スン⸣ヤン プ⸢スン⸣ タ⸢ナマ⸣リ⸢ダー
[⸢duː⸣nu ʔa⸢ʃimu⸣toːra kḁ⸢tamitiru⸣ pu̥⸢suŋ⸣jam pu̥⸢sun⸣ ta⸢nama⸣ri⸢daː]
(足元を固めてから<ぞ>余所の家の人にも頼まれるものだぞ)
Example phrases
アマシムヌ [ʔa⸢maʃi⸣munu] (名)
- 不品行者。暴れ者。もてあまし者。
- ⸣アイブ ヤ⸢ナクトゥバ シー⸣ シ⸢キン⸣ヌ ア⸢マシ⸣ムヌ ⸣ナリ ⸢アーク⸣ナ
[⸣ʔaibu ja⸢nakutuba ʃiː⸣ ʃi̥⸢kin⸣nu ʔa⸢maʃi⸣munu ⸣nari ⸢ʔaːku⸣na]
(あんな悪事をして世間のもてあまし者になっているな)
Example phrases
イマシムン [ʔi⸢ma⸣ʃimuŋ] (他動)
- 戒める。説教する。諭す。「いましむ(戒む)下二段活用」に対応する。
- ⸣アブジェー ⸢デンサーブシ⸣バ イ⸢ジェー⸣ティル ッ⸢ふァ⸣ マー イ⸢マ⸣シモーッタ⸢ダー
[⸣ʔabuʤeː ⸢densaːbuʃi⸣ba ʔi⸢ʤeː⸣tiru f⸢fa⸣ maː ʔi⸢ma⸣ʃimoːtta⸢daː]
(お祖父さんはデンサー節を歌いながら子供や孫を戒めら<教え諭さ>れたのだよ)
Example phrases
ウシクラシムヌ [ʔu⸢ʃikuraʃimunu] (名)
- 怠け者。ウ⸢シクラサー[ʔu⸢ʃikurasaː](怠け者)ともいう。「牛殺し者」の義。
- ⸢ウンザー⸣ ウ⸢シクラシムヌ⸣ ナリティ ⸢ピッ⸣チン パ⸢タラカヌ
[⸢ʔunʣaː⸣ ʔu⸢ʃikuraʃimunu⸣ nariti ⸢pit⸣ʧim pḁ⸢tarakanu]
(こいつは怠け者になってちっとも働かない)
Example phrases
Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)
Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.
Search languages: Japanese ↔ English
しむ【占む】
(Godan verb, transitive)
- To occupy; To hold; To command; To account for
— Archaism
しむ【使む・令む】
(Auxiliary verb)
- To make happen (old causative verbal ending)
— Word usually written using kana alone / Archaism
シム
(Noun)
- Shim