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Define したた shitata Meaning シタタ

Displaying results for したた (shitata・したた・シタタ) – ryukyu

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Okinawan → Japanese

シタタカ shitataka (sitataka) ⓪ 名・副・連体

  1. したたか。ひどく。はなはだ。非常に。~na'janaa.ひどく悪い者。~ni 'wiitooN.したたか酔っている。~suguraQtaN.ひどくなぐられた。~'NditaN.ひどくぬれた。~'janakaagii.はなはだ容貌の醜い人。

クシタタチ kushitatachi (kusitataci) ⓪ 名

  1. 腰をたたくこと。あんま。

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Japanese → Okinawan

したたか

See also

したたらず 【舌足らず】

Dictionary of the Practical Use of Okinawan

Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.

Search languages: Japanese ↔ Okinawan

いっぺー/じこー/したたか/でーじな/さっこー

  • とても、ひどく
  • Example phrases
    • いっぺー/じこー/したたか をぅたとーん。
      (とても疲れている)
    • いっぺー/じこー/したたか うぃーとーん。
      (ひどく酔っている)
    • いっぺー/じこー/したたか ぬらーったん。
      (ひどく怒られた)
    • いっぺー/じこー/したたか すぐらったん。
      (ひどく叩かれた)
    • じこー/したたか/*いっぺー っんでぃたん。
      (ひどく濡れた)
    • いっぺー/じこー/したたか やなかーぎー
      (ひどい不細工)
    • いっぺー/じこー/したたか/でーじな/さっこー よーさん。
      (とても弱い)
    • さっこー とぅーさっさー。
      (とても遠いね)
    • いっぺー/じこー/さっこー やむん。
      (とても痛い)
    • いっぺー/じこー/さっこー いちゅなさん。
      (とても痛い)
    • いっぺー/じこー/さっこー まーさん。
      (とてもおいしい)
    • いっぺー/じこー/さっこー うとぅるさん。
      (とても怖い)
    • さっこー をぅたてぃ よー。
      (とても疲れてねえ)
    • さっこー なんぢ やたん。
      (とても大変だった)
    • さっこーな すがい そーさー。
      (みすぼらしい格好しているよ)
    • さっこー ふぃーさん。
      (とても寒い)
    • さっこー んぢゃさたん。
      (とても苦かった)

*(参考)あれー さっこー やっさー(あいつはひどいよ)

Audio Database of Hatoma Lexicon

Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED

Search languages: Yaeyama (Hatoma) ↔ Japanese

シタタカ [ʃi̥⸢ta⸣taka] (副)

  • したたか。ひどく。甚だしく。沖縄本島方言からの借用語。
  • Example phrases
    • カ⸢ツシンラ⸣ シ⸢タ⸣タカ ⸢モー⸣キティル ア⸢ラヤー⸣ ス⸢ク⸣リ ミ⸢ジ⸣グラン ス⸢ク⸣レー⸢ダー
      [kḁ⸢ʦuʃinra⸣ ʃi̥⸢ta⸣taka ⸢moː⸣kitiru ʔa⸢rajaːn⸣ su̥⸢ku⸣ri mi⸢ʤi⸣guran su̥⸢ku⸣reː⸢daː]
      (カツオ漁船からしたたか儲けて家も新築し、水タンク<水倉>も作ったのだよ)
    • シ⸢タ⸣タカ ⸢ビー⸣ブー
      [ʃi̥⸢ta⸣taka ⸢biː⸣bu]
      (ひどく酔っている)
    • シ⸢タ⸣タカ ⸢スングラリティル⸣ ナ⸢キベー
      [ʃi̥⸢ta⸣taka ⸢suŋguraritiru⸣ na⸢ki beː]
      (ひどく殴られて<ぞ>泣いている)

アースン [⸢ʔaːsuŋ] (他動)

  • {Mn_1}木を揺すって実を落とす。「~置きて枯らしみ安由流<アユル>實波~。万、4111」の他動詞化したもの。「Aye,uru,eta(アユル)、シモの地方では、果実、穀粒、麦などが自然に落ちたり、汗血などがしたたり落ちる」『邦訳日葡辞書』の他動詞化したもの。
  • Example phrases
    • フ⸢ナ⸣ブ ⸢アースン
      [ɸu⸢na⸣bu ⸢ʔaːsuŋ]
      (九年母<蜜柑、シークヮーサー>の実を揺すって落とす)
    • ⸢ゴーナキ⸣ヌナロー マ⸢ダ ウーマン⸣バ ⸢アーサラヌ
      [⸢goːnaki⸣nunaroː ma⸢da ʔuːmam⸣ba ⸢ʔaːsaranu]
      (桑の実はまだ熟れないから揺すって落とすことが出来ない)
    • フ⸢ナ⸣ブ ⸢アーシ⸣ミサン
      [ɸu⸢na⸣bu ⸢ʔaːʃi⸣misaŋ]
      (蜜柑の木を揺すって蜜柑を落としてよい)
    • ⸢アース⸣ クトー ナ⸢ラ⸣ヌ
      [⸢ʔaːsu⸣ ku̥toː na⸢ra⸣nu]
      (揺すって落とすことは、してはならない)
    • ⸢アーシェー⸣ ミサムヌ
      [⸢ʔaːʃeː⸣ misamunu]
      (揺すって落とせばいいのに)
    • ⸢アーシ⸣バ
      [⸢ʔaːʃi⸣ba]
      (揺すって落とせよ)
    • ⸢ゴーナキー⸣ヌ ⸣ナル ⸢アースン
      [⸢goːnakiː⸣nu ⸣naru ⸢ʔaːsuŋ]
      (桑の実をゆすって落とす)
    • ⸢アーサヌ
      [⸢ʔaːsanu]
      (落とさない)
    • ⸢アーシ⸣プサン
      [⸢ʔaːʃi⸣ pu̥saŋ]
      (落としたい)
    • ⸢アース⸣ プ⸢ソー⸣ ブ⸢ラーヌ
      [⸢ʔaːsu⸣ pu̥⸢soː⸣ bu⸢raːnu]
      (落とす人はいない)
    • ⸢アーシェー⸣ ミサムヌ
      [⸢ʔaːʃeː⸣ misamunu]
      (落とせば良いのに)
    • ⸢キー⸣ヌ ⸣ナル ⸢アーシ
      [⸢kiː⸣nu ⸣naru ⸢ʔaːʃi]
      (木の実を落とせ)

ウサイカサイ [ʔu⸢sai⸣kasai] (名)

  • 散散に馬鹿にすること。したたかにに馬鹿にする。甚だしくけな(貶)すさま。
  • Example phrases
    • ⸢ピンソー⸣ムヌティ ⸢シー⸣ ウ⸢サイ⸣カサイ シ⸢ラレー⸣ティ マ⸢ナ⸣マ ⸣ナリケー⸢ダー
      [⸢pinsoː⸣munuti ⸢ʃiː⸣ ʔu⸢sai⸣kḁsai ʃi⸢rareː⸣ti ma⸢na⸣ma narikeː⸢daː]
      (貧乏者と散散に馬鹿にされて今になってきてのだよ)

カシカシマースン [⸢kaʃi̥kaʃimaː⸣suŋ] (他動)

  • うまくすかす( uby{賺}{スカ}す)。うまくだます(騙す)。機嫌をとってすかし uby{賺}{スカ}し uby{騙}{ダマ}す。したたかにすかす(賺す)。機嫌をとる。
  • Example phrases
    • ヤ⸢ラ⸣ビ カ⸢シカシマー⸣スンティ ⸢スンド⸣ イッ⸢カ カシカシマーサラ⸣ヌ
      [ja⸢ra⸣bi ⸢kaʃi̥kaʃimaː⸣sunti ⸢sundu⸣ ʔik⸢ka kaʃi̥kaʃimaːsara⸣nu]
      (子供を賺して機嫌をとろうとするが、一向に賺されない)
    • ⸢カシカシマー⸣シ ⸣ミサタンティン ⸣アイニ ⸢カシカシマー⸣ス ⸣クトー ス⸢ナ
      [⸢kaʃi̥kaʃimaː⸣ʃi ⸣misatantiŋ ⸣ʔaini ⸢kaʃi̥kaʃimaː⸣su ⸣ku̥toː ⸢su⸢na]
      (賺し騙して良くても、あんなに賺し騙すことはするな)
    • ⸢カシカシマー⸣シェー ⸣ミサムヌ
      [⸢kaʃi̥kaʃimaː⸣ʃeː ⸣misamunu]
      (賺し騙せば良いのに)
    • ⸢カシカシマー⸣シバ
      [⸢kaʃi̥kaʃimaː⸣ʃiba]
      (賺し騙しなさいよ)
    • ヤ⸢ラ⸣ベー ⸢カシカシマー⸣シェーティル シゥ⸢カーリ
      [ja⸢ra⸣beː ⸢kaʃi̥kaʃimaː⸣ʃeːtiru si̥⸢kaːri]
      (子供は宥め賺しながら<ぞ>使われる)
    • ⸢カシカシマー⸣スンティ ⸢スンドゥ カシカシマーサラ⸣ヌ
      [⸢kaʃi̥kaʃimaː⸣sunti ⸢sundu kaʃi̥kaʃimaːsara⸣nu]
      (宥め賺そうとするが、宥め賺されない)
    • ⸢カシカシマー⸣スクトー ナ⸢ラ⸣ヌ
      [⸢kaʃi̥kaʃimaː⸣su ⸣ku̥toː na⸢ra⸣nu]
      (宥め賺すことは出来ない)
    • ⸢カシカシマー⸣シェー ⸣ミサムヌ
      [⸢kaʃi̥kaʃimaː⸣ʃeː ⸣misamunu]
      (宥め賺せばよいのに)
    • ⸢カシカシマー⸣シ
      [⸢kaʃi̥kaʃimaː⸣ʃi]
      (宥め賺せ)

サキタルン [sḁ⸢ki⸣ taruŋ] (連)

  • 酒を醸造する。⸣ムルン[⸣muruŋ](もろみ)を蒸留して冷却し、酒を醸造した。⸣タルン[⸣taruŋ](垂れる{EOS}したたる)の義で、「~奈美太 多利<ナミダ タリ>~。万、4408」の転訛したもの。
  • Example phrases
    • イ⸢クサユー⸣ヌ アトゥ⸢バー⸣ケー パ⸢トゥ⸣マナーン サ⸢ケー⸣ タ⸢ローッ⸣タン
      [ʔi⸢kusajuː⸣nu ʔatu⸢baː⸣keː pḁ⸢tu⸣manaːn sḁ⸢keː⸣ ta⸢roːt⸣taŋ]
      (終戦後までは鳩間島でも酒を醸造され<垂られ>た)
    • サ⸢キ⸣ タルンティル ⸢コージバ⸣ タティシケー⸢ダー
      [sḁ⸢ki⸣ taruntiru ⸢koːʤiba⸣ tatiʃi̥keː⸢daː]
      (酒を醸造しようと麹をたててあるよ)

ザラ [⸣ʣara] (名)

  • 砂利。枝珊瑚が死んで、その死骸が砂利状になったものにもいう。鳩間島と西表島上原の中間に海中に、枝珊瑚の砂利が集積されて出来た島のような洲がある。終戦直後までは周囲約200メートル程の島状の洲をなしていた。これを鳩間島ではユ⸢ニ[ju⸢ni](「寄丹」、「寄土」の義か)という。戦後の一時期、これをコンクリート用の砂利に使用したため、コンクリートの鉄骨が塩分で酸化し劣化したので、現在は使用していない。
  • Example phrases
    • パ⸢トゥ⸣マレーヌ ⸢インタヌ⸣ ユ⸢ネーラ⸣ル パ⸢トゥ⸣マ ⸣プソー ⸣ザラ ト⸢ロー⸣リ ⸢コン⸣クリー ス⸢ク⸣ローッタ
      [pḁ⸢tu⸣mareːnu ⸢ʔintanu⸣ ju⸢neːra⸣ru pḁ⸢tu⸣ma ⸣pu̥soː ⸣ʣara tu⸢roː⸣ri ⸢koŋ⸣kuriː su̥⸢ku⸣roːtta]
      (鳩離島の西のユニ<砂利が堆積して出来た砂洲>から鳩間の人は砂利を取ってコンクリートを造られた)

サンザン [⸢san⸣ʣaŋ] (副)

  • 散々に。したたかに。甚だしく。
  • Example phrases
    • ⸢アン⸣バ ⸢パンツァシティ⸣ イ⸢ゾー⸣ ムー⸢ル ピンガ⸣シティ ⸢サン⸣ザン<シ⸢タ⸣タカ> イ⸢ザリティ⸣ マ⸢ガリベー
      [⸢ʔam⸣ba ⸢panʦaʃi̥ti⸣ ʔi⸢ʣoː⸣ muː⸢ru piŋga⸣ʃi̥ti ⸢san⸣ʣaŋ<ʃi⸢ta⸣taka> ʔi⸢ʣariti⸣ ma⸢garibeː]
      (網を手放して魚を総て逃がしてしまって、散々に叱られて縮こまっているよ)

サンザンクンザン [⸢sanʣaŋkun⸣ʣaŋ] (副)

  • 散々に。したたかに。⸢サン⸣ザン[⸢san⸣ʣaŋ]のABCDEBCD型の重言。強調表現。
  • Example phrases
    • ウ⸢カ⸣ヌ ⸢ソーヤンツァン ヌー⸣シカヤーティ ⸣ウムイ ⸢ベー⸣カー ヤン⸢バー⸣キ カ⸢カ⸣リ ⸣キモー ⸢サンザンクン⸣ザン ナリ⸢ナー⸣ヌ
      [ʔu⸢ka⸣nu ⸢soːjanʦan nuː⸣ʃikajaːti ⸣ʔumui ⸢beː⸣kaː ⸣jam⸢baː⸣ki kḁ⸢ka⸣ri ⸣kimoː ⸢sanʣaŋkun⸣ʣan nari⸢naː⸣nu]
      (借金の心配ですら、どうなるだろうと思っていたら病気にまで罹ってしまって、心は千千に思い乱れてしまった)

シタダレー [ʃi̥⸢ta⸣dareː] (固)

  • (地名)。⸢ユシ⸣キダー[⸢juʃi̥⸣kidaː](南ヨシキダ)とサ⸢キンダー[sa⸢kindaː](崎田)の境界地点の海岸に、山から流れ出る水がシターンシターンと流れ落ちているところ。山の水がしたたり落ちている所から命名されたものであろう。
  • Example phrases
    • ⸢ユシ⸣キダタバルヌ ⸢ター⸣ヌ シ⸢ビナー⸣ル シ⸢タ⸣ダレーヤ ⸣アル ⸣スバナーヤ ク⸢メーヌ ター⸣ヌン ⸣アン
      [⸢juʃi̥⸣kidatabarunu ⸢taː⸣nu ʃi⸢binaː⸣ru ʃi̥⸢ta⸣dareːja ⸣ʔaru ⸣subanaːja ku⸢meːnu taː⸣nuŋ ⸣ʔaŋ]
      (ヨシキダ田袋の最下手の田の尻にシタダレーはある{EOS}側には小浜家の田圃もある)
    • シ⸢タ⸣ダレーラ ニ⸢シェーキル⸣ サ⸢キンダー⸣ティ ア⸢ズ⸣ダー
      [ʃi̥⸢ta⸣dareːra ni⸢ʃeːkiru⸣ sḁ⸢kindaː⸣ti ʔa⸢ʣu⸣daː]
      (シタダレーから北側をサキンダー<崎田>と言うのだよ)
    • ⸢ユシ⸣キダタバルヌ ニ⸢シンタヌ⸣ ク⸢メーヌ ター⸣ヌ シ⸢ベー⸣ シ⸢タ⸣ダレー ⸣ナリ ⸢ブー⸣ミー
      [⸢juʃi̥⸣kidatabarunu ni⸢ʃintanu⸣ ku⸢meːnu taː⸣nu ʃi⸢beː⸣ ʃi̥⸢ta⸣dareː ⸣nari ⸢buː⸣miː]
      (ユシキダ田袋の北側の小浜家の田圃の田尻はシタダレーになっているねえ)

シタックラスン [ʃi̥⸢takkura⸣suŋ] (他動)

  • ぶん殴る。したたかに打つ。「したたかに懲らす」の義か。
  • Example phrases
    • ⸣ドゥクナリ ⸢ブー⸣カー シ⸢タックラ⸣シバ
      [⸣dukunari ⸢buː⸣kaː ʃi̥⸢takkura⸣ʃiba]
      (あんまりひどかったらぶん殴れよ)
    • シ⸢タックラ⸣スンティ シ⸢タンティン⸣ フ⸢ドゥヌ マイ⸣ヤンダ シ⸢タックラサラ⸣ヌ
      [ʃi̥⸢takura⸣sunti ʃi̥⸢tantiŋ⸣ ɸu⸢dunu mai⸣janda ʃi̥⸢takkurasara⸣nu]
      (ぶん殴ろうと思っても背丈が大きいからぶん殴られない)
    • シ⸢タックラシ⸣プサカー シ⸢タックラ⸣ス プ⸢スバ⸣ タ⸢ナ⸣ミティ シ⸢タックラ⸣シェー ⸣ミサムヌ
      [ʃi̥⸢takkuraʃi⸣ pu̥sakaː ʃi̥⸢takkurasu⸣ pu̥⸢suba⸣ ta⸢na⸣miti ʃi̥⸢takkura⸣ʃeː ⸣misamunu]
      (ぶん殴りたかったら、ぶん殴る人を頼んでぶん殴れば良いのに)

スズーク [suʣuː⸢ku] (副)

  • 強く。たくさん。十分に。しっかりと。したたか(強か)。ひどく。「強強と」の義。首里方言の⸢cuuzuuku{Mn_1}(副)たいそう強く。きつく」『沖縄語辞典』の転訛したもの。スズー⸢コ[suʣuː⸢ko](強く{EOS}したたか<強か>に)ともいう。
  • Example phrases
    • スズー⸢ク⸣ イ⸢ザレー⸣ン
      [suʣuː⸢ku⸣ ʔi⸢ʣareː⸣ŋ]
      (ひどく叱られた)
    • スズー⸢ク ファイヤー⸣ン
      [suʣuː⸢ku faijaː⸣ŋ]
      (たくさん食べた)
    • スズー⸢ク ネーシェー⸣ン
      [suʣuː⸢ku neːʃeː⸣ŋ]
      (しっかりと、十分に煮てある<十分に煮た>)

スズーコ [suʣuː⸢ko] (副)

  • 強く。ひどく。きつく。随分と。したたか<強か>に。
  • Example phrases
    • ウ⸢ヌ⸣ クトゥシェー ⸣ウヤン スズー⸢コ⸣ イ⸢ザレーン⸠ダー
      [ʔu⸢nu⸣ ku̥tuʃeː ⸣ʔujan suʣuː⸢ko⸣ ʔi⸢ʣareːn⸠daː]
      (そのことでは親に随分とひどく叱られたよ)

タタックラスン [tḁ⸢takkura⸣suŋ] (他動)

  • ぶん殴る。強く殴る。したたかに殴る。「叩き殺す」の転訛。
  • Example phrases
    • ヤ⸢ナクトゥ⸣ シ⸢ター⸣ タ⸢タックラ⸣スンティ ⸢ベーン⸣ケンマー ⸢ピンギラ⸣リティ タ⸢タックラサラ⸣ヌ ⸢サーリ⸣ クーカー タ⸢タックラ⸣シ ⸣ミサン
      [ja⸢nakutu⸣ ʃi̥⸢taː⸣ tḁ⸢takkura⸣sunti ⸢beːŋ⸣kemmaː ⸢piŋgira⸣riti tḁ⸢takkurasara⸣nu ⸢saːri⸣ kuːkaː tḁ⸢takkura⸣ʃi ⸣misaŋ]
      (悪い事をしたのでぶん殴ろうとしているうちに逃げられて、ぶん殴られない{EOS}連れてきたらぶん殴ってもいい)
    • タ⸢タックラ⸣ス ⸣クトゥ
      [tḁ⸢takkura⸣su ⸣ku̥tu]
      (ぶん殴ること)
    • タ⸢タックラ⸣シェー ⸣ミサムヌ
      [tḁ⸢takkura⸣ʃeː ⸣misamunu]
      (ぶん殴ればいいのに)
    • ヤー⸢ディン⸣ タ⸢タックラ⸣シ
      [jaː⸢din⸣ tḁ⸢takkura⸣ʃi]
      (必ずぶん殴れ)
    • ウ⸢ヤ⸣ヌ ⸣ムニ シゥ⸢カン⸣カー タ⸢タックラ⸣スン⸢ダー
      [ʔu⸢ja⸣nu ⸣muni si̥⸢kaŋ⸣kaː tḁ⸢takkura⸣sun⸢daː]
      (親のいうことを聞かないとしたたかに殴るぞ)
    • タ⸢タックラサ⸣ヌ
      [tḁ⸢takkurasa⸣nu]
      (ぶん殴らない)
    • タ⸢タックラシ⸣ プサン
      [tḁ⸢takkuraʃi⸣ pu̥saŋ]
      (ぶん殴りたい)

タラスン [ta⸢ra⸣suŋ] (他動)

  • 垂らす。したたら(滴ら)す。液体を流す。
  • Example phrases
    • ユ⸢ダル⸣ タ⸢ラ⸣スン
      [ju⸢daru⸣ ta⸢ra⸣suŋ]
      (よだれ<涎>を垂らす)
    • ユ⸢ダル⸣ タ⸢ラサン⸣ドーシ ッ⸢ふァイ⸣バ
      [ju⸢daru⸣ ta⸢rasan⸣doːʃi f⸢fai⸣ba]
      (涎を垂らさないで食べなさいよ)
    • タ⸢ラ⸣シ ⸢ベー
      [ta⸢ra⸣ʃi ⸢beː]
      (垂らしている)
    • タ⸢ラ⸣ス ⸣クトー ス⸢ナ⸣ヨー
      [ta⸢ra⸣su ⸣ku̥toː su⸢na⸣joː]
      (垂らすことはするなよ)
    • ⸢マー⸣ビン タ⸢ラ⸣シェー ⸣ミサムヌ
      [⸢maː⸣bin ta⸢ra⸣ʃeː ⸣misamunu]
      (もっと垂らせばいいのに)
    • ン⸢ベーマ⸣ タ⸢ラ⸣シバ
      [ʔm⸢beːma⸣ ta⸢ra⸣ʃiba]
      (少し垂らしなさいよ)

ドゥーシトゥナウン [⸣duː ʃi̥⸢tu⸣nauŋ] (連)

  • 体を打ちのめす。体をしたたかに打つ。
  • Example phrases
    • ⸢キーヌ パン⸣ターラ ⸣ウティティル シ⸢タ⸣タカ ⸣ドゥー シ⸢トゥ⸣ナイ ヤ⸢マ⸣シ ⸣シケーバン
      [⸢kiːnu pan⸣taːra ⸣ʔutitiru ʃi̥⸢ta⸣taka ⸣duː ʃi̥⸢tu⸣nai ja⸢ma⸣ʃi ⸣ʃi̥keːbaŋ]
      (木のてっぺんから落ちて<ぞ>体をしたたかに打って痛めてあるわいな)

ブナージマヌー [bu⸢naːʤimanuː] (名)

  • (地)トゥ⸢マダタバル[tu⸢madatabaru]の南側、ティ⸢ドゥ⸣ク[ti⸢du⸣ku]山の北側斜面に、幅約50メートル、長さ約100メートルの茅の密生した原野がある。これをブ⸢ナージマヌーという。明治末期から大正期にかけて、⸣シザバナリ(下離)の炭坑用の坑木を伐採したり、炭焼き用の材木を伐採したためにできた原野といわれている。昔は竹富島の山で、⸢ソー⸣ノー[⸢soː⸣noː](樟脳の木)を植林した原野という(加治工伊佐氏談)

Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)

Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.

Search languages: Japanese-English, English-Japanese

したたらずしたったらず舌足らず舌たらず舌っ足らず

(Noun)

  1. Lisping

  1. Inadequate linguistic ability

したた強か健か

(Adjectival noun)

  1. Tough; Stubborn; Determined; Hard
    Word usually written using kana alone

(Adverb)

  1. Severely; Heavily; Hard; A great deal; Much
    Word usually written using kana alone

したた滴り

(Noun)

  1. Dripping; Drop; Trickle

  1. Water trickling from moss, rocks, or cliffs in the summer

したた滴る

(Godan verb, intransitive)

  1. To drip; To drop; To trickle

  1. To overflow with freshness

したためる認める

(Ichidan verb, transitive)

  1. To write up
    Word usually written using kana alone

したたるい舌たるい

(I-adjective)

  1. Lisping; Cooing

したたかものしたたか者健者強か者健か者

(Noun)

  1. Strong-willed person; Old hand; Shrewd rascal; Wily fox; Desperate character; Formidable woman

  1. Strong man; Brave man

したたりおちる滴り落ちるしたたり落ちる

(Ichidan verb)

  1. To trickle down

みずもしたた水も滴る水もしたた

(Expression)

  1. Splendidly handsome