(Noun) Soul, spirit
Define しい shii Meaning シー
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JLect: Japonic Languages and Dialects Database
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(Sa-Adjective) Dear, beloved, lovely, endearing, adorable, cute, pretty
A dictionary of the Ryukyuan language
Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.
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シー shii (sii) ① 感
- しい。はい。牛馬などを追い進める声。
シー shii (sii) ⓪ 名
- 四。普通は'juuCiという。
シー shii (sii) ⓪ 名
- 椎。しいのき。実は炒って食用にする。'jaNbarusii(山原椎)というように,山原に多い。
シー shii (sii) ⓪ 名・感
- おしっこ。しい。小便の小児語。また,小児に小便をうながす語。
シー shii (sii) ⓪ 名
- 債。負債。債務。借金。?uQkaともいう。
シー shii (sii) ① 名
- [瀬]岩。
シー shii (sii) ① 名・接尾
- 姓。唐姓をいう。?uziともいう。sjoosii(尚氏)など。
シー shii (sii) ① 名
- 精力。元気。勢い。~CicuN.勢いがつく。精がつく。回復期の病人・農作物などが元気よく,勢いがつくのをいう。~nugijuN.勢いが抜ける。精が抜ける。元気がなくなる。
シー shii (sii) ① 名
- 背たけ・身の大きさの意か。勢,すなわち生きのよいことの意かもしれない。次の句でいう。tui kooraa kaZi koori ?iju kooraa~koori.鶏を買うなら数を買え(若鶏を何匹も買った方がよい),魚を買うなら大きいのを買え(小魚を何匹も買うよりいい)。
シー shii (sii) ① 名
[子]
- *cikuduNSizimi[筑登之筋目]の士族の男子。15歳以上の男子で,おそくとも25歳ころまでにcikuduN[筑登之]になる。murikawanu~.[森川之子]組踊りの名。「花売之縁」の別名。
- 士族男子(20歳以上)をいう。
シー shii (Sii) ⓪ 名
- 単独での意味不明。~?ijuN.困る。siira ?ijuN.と似た意味で用いる。~?iQti turasiwadu '?jaru.困らせてやろう。苦しませてやらねばならない。
シー shii (Sii) ⓪ 名
- 巣。tuinu~.鳥の巣。
シー shii (Sii) ⓪ 名
- 刀などのさや。sajaともいう。
シー shii (Sii) ⓪ 名
- 酢。hweeiともいう。
シー shii (Sii) ① 名
- 末。終わり。結末。~ja caa nataga.終わりはどうなったか。
アシー ashii (?aSii) ⓪ 名
- 昼飯(?asabaN)。農村で使う語。
アシー ashii (?aSii) ⓪ 名
- 安勢理。«地»参照。
イシー ishii (?isii) ① 名
- 権勢。威勢。
- 意気盛んなこと。威勢がよいこと。
ウシー ushii (?usii) ① 名
- 教え。教育。しつけ。
ウシー ushii (?uSii) ⓪ 名
- 雨水。二十四節の一つ。
A dictionary of the Ryukyuan language
Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.
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しい (牛馬を追う声)
しい 【椎】
Phrases
- ~のたきぎ shiijaadamuN
しいる 【強いる】
- shiiyuN (≈ shiiiN)
しいくする 【飼育する】
- shitatiyuN (≈ shitatiiN)
See also
おしい 【惜しい】
あやしい 【怪しい】
いやしい 【卑しい】
うれしい 【嬉しい】
おいしい
おしいる 【押し入る】
Phrases
- 押し入った者 wagakaimuN
かなしい 【悲しい】
Phrases
- 悲しそうな顔 chirayoo
- 悲しみがこみ上げる→ hachikunuN
くやしい 【口惜しい】
See also
くわしい 【詳しい】
Phrases
- ~こと ʔishee,kumeeki
- くわしくする kumeekiyuN
さびしい 【寂しい】
Dictionary of the Practical Use of Okinawan
Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.
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さし いーび
- 人差し指
- うちなーをぅてー っちゅんかいや いーび ぬちぇー さんくとぅ、っちゅさしいーびんでー いらん。さしいーびんでぃ いーん。うふいーびや うや、をぅとぅ、てーそーやさ んでぃ いーるばすに ちかいしが、いーびんぐゎや うぃなぐ、とぅじ、うむやーぐゎーんかい ちかいん。
(沖縄では人に指差しはしないので、人差し指とは言わない、挿し指と言う。親指は親、夫、上司だよという時に使うが、小指は女性、妻、かわいい恋人に使う)
Example phrases
しりはぢゅん (しりはぢゃん、しりはがん、しいりはぢ)
- 擦りむく
- んかしぇー ちゃー はーえーごんごんっし うてぃちち あっちゅる わらべー をぅらんたくとぅ、ふぃじん ちんしん しりはぢゃーに むる あかちんき くゎーさっとーたん。
(昔はいつも走り回ってじっとしている子は居なかったので、肘も膝も擦りむいてみんな赤チンキが塗られていた)
Example phrases
いしぇー
- くわしいこと
- ぬーんち あん なたが、いしぇーに はなち んーでー。
(どうしてそうなったのか、くわしく話してみなさい) - いーぬ レントゲンあらたみぬ はなし いしぇーに ちちゃん。
(胃にレントゲン検査の説明をくわしく聞いた) - いしぇーや うぬとぅち なてぃから わかいさ。
(仔細はそのときになってから分かるよ)
Example phrases
いちからん いちち すん
- 苦しい生き方をする
- とぅじぬ をぅらん なてぃから めーがめーなち いちからん いちち そーっさー。
(妻がいなくなってから来る日も来る日も苦しい生き方をしているよ)
Example phrases
いばいぬ みー
- 狭苦しいところ
- いくさ ゆーや がまぬ いばいぬみーんかい ふぃーたいん っちゅぬちゃーん くゎっくぃとーたん。
(戦時中は洞窟の狭苦しいところに兵隊も民間人も隠れていた) - MRIっし やんめーしらび すんでぃち いばいぬみーんかい いりらってぃ、どぅーぬ っんぢゅからん なてぃ っんまから っんぢらりーがすらんでぃち ちむ だくだく そーたん。
(MRIで検査をするといって狭苦しいところに入れられて、身動きできなくなってそこからいったい出られるのかと胸がどきどきしていた)
Example phrases
うーぐとぅ
- ありがたいこと、うれしいこと
- しっちょーるーから ぢー こーたくとぅ、でーん さぎてぃとぅらち うーぐとぅ やん。
(知り合いから土地を買ったので、価格も下げてくれて嬉しいことだ)
Example phrases
うっさ ふくらさ すん (〜さん、〜さん、〜っし)
- 非常に嬉しい
- うちなーぐち ふぃるみらやーんでぃーる っちゅぬちゃーぬ うふく なてぃ うっさふくらさ そーん。
(沖縄語を普及しようという人たちが多くなって嬉しい)
Example phrases
うとぅるさ むん
- 恐ろしいもの
- うとぅるさむんや みーぶさむん。
(恐いものは見たがるもの) - んかしぇー ねー、かんない、くゎじ、たーりーや うとぅるさむん やたん。
(昔は地震、雷、火事、親父は恐いものだった)
Example phrases
うふ そー むん
- そそっかしい者
- さいふん むたんぐとぅ こーいむん しーが いちゅる うふそーむん やん。
(財布も持たないで買い物をしに行くおっちょこちょいだ)
Example phrases
うふ やしー
- おとなしい者
- うふやしーや っちゅおーえーん さん、まくとぅな むん やてぃ、いっぺー ふぃらいやっさん。
(おとなしい者は人ともけんかしない、正直者で、とても付き合いやすい)
Example phrases
かくびち
- とても好いもの、おいしいもの、いい仲
- あまぬ すばー かくびち まーさん どー やー。
(あそこのそばはとてもおいしいよね) - ありとぅ わんとー かくびち やん どー。
(あの人と私はとても仲がいいよ)
Example phrases
かまらさー
- 気難しい者
- あれー どぅく かまらさー なてぃ ふぃれー ぐるさん。
(あの人はあまりにも気難しくて付き合いにくい)
Example phrases
かみーん (かみたん、かみらん、かみてぃ)
- 頭に乗せて運ぶ、おしいただく、角で突き上げる
- むぬ かむる ばすねー うめーし かみてぃから かでぃ、ちゃーや ちゃーぢゃわん かみてぃから ぬむし やん。
(ものを食べるときにはお箸を頭上におしいただいてから食べ、お茶は湯のみ茶碗をおしいただいてから飲むものだ) - かみやー うし
(よく人を角で突き上げる牛)
Example phrases
さら みー むん
- 真新しいもの
- なまぬ わらびんちゃーぬ すがいよーや さらみーむん ちーしやかにん あまくま ちりさきとーる むん ちち あっちょーん。
(今の若者たちのファッションは真新しいものよりもあちこち切り裂かれたものを着ている)
Example phrases
ちー かさかさー
- 気ぜわしいさま
- あれー ちーかさかさーっし うてぃちちぬ ねーらん。
(あの人はせっかちで落ち着きがない) - っやーや あさんちん ねーん、ふぃるんちん ねーん、ゆるんちん ねーん ふぃっちー ぱたぱたーっし、あんし ちーかさかさー やる。
(お前は朝も昼も夜も一日中忙しくして、なんとも気ぜわしいことだね)
Example phrases
ぬち ぐすい
- 非常においしいもの
- ふみちぬ ちゅーさる ばすに あしはい みじはいっし、じこー ぬーでぃー かーきとーる ばすぬ ふぃじゅる みじぇー ぬちぐすい やん。
(蒸し暑い時に汗を流して、とても喉が乾いている際の冷たい水は本当においしいものだ)
Example phrases
のーたる
- 当然の、ふさわしい
- っくゎぬ うやぬ くとぅ すしぇー のーたる/あたいめーぬ くとぅどぅ やる。
(子が親のことをするのは当然のことだ) - くまー っうぃーりき どぅくるぬ まんどーてぃ、なちじんちゅらーぬ しじまうとぅだるぬ っんまりじまに のーたる/うちゃとーる ちゅらじま やん。
(ここは観光名所が多くて、今帰仁美人の志慶真うとぅだるの古里にふさわしい風光明媚なところだ)
Example phrases
いちぢらさん
- 息苦しい
- れいぼーぬ っんぢてぃから はしるぐちん たかまどぅん まーんくぃー みちくみてぃ いちぢらさぬ。
(冷房機が出てから出入り口も高窓も密閉して息苦しくてならない)
Example phrases
いちゃさん
- 惜しい
- てーげーむんびけー こーてぃ じのー いちゃこー ねーらに?
(価値のない物ばかり買ってお金は惜しくないのか)
Example phrases
*(参照)いちゃさ すん
いちゅなさん
- 忙しい
⇒ いちゅなさ〈忙しさ〉 - しくちぬ たみに やまとぅんかい いかんねーならん なてぃ、ありくり しじみかち すんでぃち いちゅなさ そーん。
(仕事のために本土に行かなくてはならなくなって、あれこれ整理するといって忙しくしている) - ふぃま すし やかー いちゅなさ しぇー ましどぅ やる。ふぃっちー やーぐまい しーねー どぅー よーいん。
(暇するより忙しくするのがいい。一日中家にばかりいると体が弱る)
Example phrases
Audio Database of Hatoma Lexicon
Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED
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アーガイ [ʔaː⸣gai] (名)
- 魚の名前。和名、ヒブダイ。ブダイ科の魚。体長30~40センチの成魚がよく漁獲される。肉は柔らかい。刺身にして、肝臓の味噌和えにして食すると美味しい。
- ⸢アーガイ⸣ヌ キ⸢ム⸣バ ⸢ミー⸣スナ ⸣タリ カ⸢ケー⸣シティ ナ⸢マ⸣シ ⸢スー⸣カ イッ⸢ケン⸣ ン⸢マー⸣ン
[⸢ʔaːgai⸣nu ki⸢mu⸣ba ⸢miː⸣suna ⸣tari kḁ⸢keː⸣ʃi̥ti na⸢ma⸣ʃi ⸢suː⸣ka ʔik⸢kem⸣ ʔm⸢maː⸣ŋ]
(アーガイの肝臓を擂りつぶして溶かし、味噌に混ぜ合わせて刺身につけると非常に美味しい)
Example phrases
アガヤー [ʔaga⸢jaː] (感)
- ああしまった。ああ残念。ああ惜しい。ああ気の毒だ。しくじった時に発する語。強調する際は、アガヤ⸢ヘー[ʔagaja⸢heː](ああしまった{EOS!}至極残念)という。
- アガ⸢ヤー⸣ フネー キ⸢サ⸣ ンジパリ ⸢ナーン⸣バンヨー
[ʔaga⸢jaː⸣ ɸuneː ki̥⸢sa⸣ ʔnʤiipari ⸢naːm⸣baŋjoː]
(ああ残念、船はとっくに出発して<出て行って>しまったよ) - ⸣アガヤー ⸢ヌー⸣シター ウ⸢レー
[⸣ʔagajaː ⸢nuːʃi̥⸣taː ʔu⸢reː]
(ああ気の毒に、どうしたのだ{EOS}それは)
Example phrases
アガヤー [⸣ʔagajaː] (感)
- {Mn_2}ああ残念。ああ惜しい。
- アガ⸢ヤー⸣ マーン⸢ベーマ⸣ ヤ⸢ルヌ⸠ナー
[ʔaga⸢jaː⸣ maːʔm⸢beːma⸣ ja⸢runu⸠naː]
(ああ残念、もう少しだがなあ)
Example phrases
アザケーン [ʔa⸢ʣa⸣keːŋ] (形)
- 清潔である。 uby{清清}{スガ|スガ}しい。清らかである。衛生的である。
- ウ⸢ヌ⸣ ッ⸢ふァー ドゥー⸣ヌ ⸢ミーマールン⸣ ア⸢ザケーアザケー⸣シティ ア⸢タラ⸣サン⸢ツォー
[ʔu⸢nu⸣ f⸢faː duː⸣nu ⸢miːmaruŋ⸣ ʔa⸢ʣakeːʔaʣakeː⸣ʃi̥ti ʔa⸢tara⸣san⸢ʦoː]
(その子は身の回りも清潔で可愛いんだよ) - イッ⸢ケナ⸣ ア⸢ザ⸣ケーンティ ス⸢クタヌ⸣ ア⸢ザ⸣ケー ⸢ナーン⸣シェン
[ʔik⸢kena⸣ ʔa⸢ʣa⸣keːnti su̥⸢kutanu⸣ ʔa⸢ʣa⸣keː ⸢naːŋ⸣ʃeŋ]
(非常に清潔だと聞いたが清潔ではなかった) - ⸣アイニ ア⸢ザ⸣ケー プ⸢ソー⸣ ブ⸢ラーヌ
[⸣ʔaini ʔa⸢ʣa⸣keː pu̥⸢soː⸣ bu⸢raːnu]
(あのように清潔な人はいない)
Example phrases
アサマシー [ʔa⸢samaʃiː] (連体)
- 浅ましい。惨めでいやしい。石垣方言からの借用語。
- ⸣アイブ ク⸢トゥ⸣バ ⸢シー フン⸣トー ア⸢サマシー⸣クトゥ
[⸣ʔaibu ku̥⸢tu⸣ba ⸢ʃiː ɸun⸣toː ʔa⸢samaʃiː⸣ ku̥tu]
(あんなことをして誠に浅ましいことだ)
Example phrases
アサマッサン [ʔa⸢samas⸣saŋ] (形)
- あまりの酷さに呆れかえる。興ざめである。見苦しい。あさましい。
- ⸣アイブー ヤ⸢ナシムチバ⸣ ムティ ⸢ヤームン⸣ドー ウ⸢ク⸣シ ア⸢サマッサ⸣ヌ ミ⸢ララ⸣ヌ
[⸣ʔaibuː ja⸢naʃimuʧiba⸣ muti ⸢jaːmun⸣doː ʔu⸢ku⸣ʃi ʔa⸢samassa⸣nu mi⸢rara⸣nu]
(あのような悪い精神<気持ち>を持って家庭騒動を起こして、見苦しくて<呆れかえって>見ておれない) - ⸣アイブー ⸢ヤームン⸣ドー ⸣ミルカー ア⸢サマッ⸣サンダ ⸣メー ミ⸢ラ⸣ヌ
[⸣ʔaibuː ⸢jaːmun⸣doː ⸣mirukaː ʔa⸢samas⸣sanda ⸣meː mi⸢ra⸣nu]
(あんなお家騒動を見るのは見苦しいので、もう見ない) - ⸣カイニ ア⸢サマッ⸣サル ⸣クトー ⸢ナー⸣ヌ
[⸣kaini ʔa⸢samas⸣saru ⸣ku̥toː ⸢naː⸣nu]
(こんなにあさましいことはない)
Example phrases
アダラー [ʔada⸢raː] (感)
- ああ汚い。ああ汚らしい。
- アダ⸢ラー⸣ ヤ⸢ニ⸣ヤワレー
[ʔada⸢raː⸣ ja⸢ni⸣jawa reː]
(ああ汚い{EOS}なんと汚いことよ<それは>)
Example phrases
アタラサン [ʔa⸢tara⸣saŋ] (形)
- {Mn_2}惜しい。もったいない。「あたらし(可惜し)」の義から派生転訛したもの。
- ク⸢レー⸣ ア⸢タラサ⸣ヌ シゥ⸢カーラヌ
[ku⸢reː⸣ ʔa⸢tarasa⸣nu si̥⸢kaːranu]
(これは惜しくて使えない)
Example phrases
アタルン [ʔa⸢taruŋ] (自動)
- {Mn_4}相応しい。似合う。
アツァキクッツァーン [ʔa⸢ʦakikut⸣ʦaːŋ] (形)
- 暑苦しい。
- ティ⸢ダ⸣ヌ ⸢スー⸣ワサーリ カ⸢ジン⸣ トゥ⸢リティ キュー⸣ヌ ⸣アツァキ⸢クッ⸣ツァー ム⸢ヌ ウモーラ⸣ヌ
[ti⸢da⸣nu ⸢suː⸣wasaːri ka⸢ʤin⸣ tu⸢riti kjuː⸣nu ⸣ʔaʦaki⸢kut⸣ʦaː mu⸢nu⸣ ʔu⸢moːra⸣nu]
(太陽の熱が強く、風も凪ぎ、無風状態で、今日の暑苦しさはとてもやりきれない<ものごとが考えられない、思考停止の状態だ>)
Example phrases
アツァン [ʔa⸢ʦa⸣ŋ] (形)
- {Mn_2}篤い。親しい。
- ⸢カン⸣ネヌ プ⸢ソー⸣ ウ⸢トゥザマリ⸣ イッ⸢ケナ⸣ ア⸢ツァー⸣ ア⸢ロー⸣ルン
[⸢kan⸣nenu pu̥⸢soː⸣ ʔu⸢tuʣamari⸣ ʔik⸢kena⸣ ʔa⸢ʦaː⸣ ʔa⸢roː⸣ruŋ]
(あの家の人は親戚一同大変親しくしておられる<親類意識が篤い>) - キ⸢ム⸣ヌ ア⸢ツァー⸣ クトー ア⸢ツァー⸣ンドゥ ⸢ジン⸣ヌル ⸢ナー⸣ヌ
[ki⸢mu⸣nu ʔa⸢ʦaː⸣ ku̥toː ʔa⸢ʦaː⸣ndu ⸢ʤin⸣nuru ⸢naː⸣nu]
(情が篤いことは篤いのだが、お金がない)
Example phrases
アバレーン [ʔa⸢ba⸣reːŋ] (形)
- 美しい。きれいである。特に女性の美しさを表す。平安時代語の「あはれ」と同系統の言葉。日本諸方言の「あっぱい」(美しい)島根県、徳島県、高知市、福岡県、(『日本方言大辞典』)と同系統の語。美人である。女性の美しさに対していう。「~門ささず あはれ吾妹子~。万2594」の転訛したものか。
- ⸢マイ⸣ネヌ ミ⸢ドーン⸣ッふァー シザ⸢ウシ⸣トゥナリ イッ⸢ケナ⸣ ア⸢バ⸣レーン
[⸢mai⸣nenu mi⸢doːŋ⸣ffaː ʃiʣa⸢ʔuʃi̥⸣tunari ʔik⸢kena⸣ ʔa⸢ba⸣reːŋ]
(前隣の家の娘<女の子>さんは姉妹揃って非常に美しい) - カ⸢ヌ ッふァヌ⸣ ア⸢バ⸣レー⸢ワー
[ka⸢nu ffanu⸣ ʔa⸢ba⸣reː⸢waː]
(あの子のなんと美しいことよ) - ⸢ナン⸣ゾー ア⸢バレー ナー⸣ヌ
[⸢nan⸣ʣoː ʔa⸢bareː naː⸣nu]
(あまり美しくない) - フ⸢ドゥブ⸣ アー⸢シ⸣ ア⸢バ⸣レー ⸣ナルン
[ɸu⸢dubu⸣ ʔaː⸢ʃi⸣ ʔa⸢ba⸣reː ⸣naruŋ]
(成長するにつれて美しくなる) - ア⸢バ⸣レー ッ⸢ふァー⸣ラ ⸢イー⸣リバ
[ʔa⸢ba⸣reː f⸢faː⸣ra ⸢ʔiː⸣riba]
(美しい娘から貰えよ) - ミ⸢ドーン⸣ッふァー ア⸢バ⸣レーンティ ス⸢クタヌ ナン⸣ゾー ア⸢バ⸣レー ⸢ナー⸣ヌ
[mi⸢doːn⸣ffaː ʔa⸢ba⸣reːnti su̥⸢kutanu nan⸣ʣoː ʔa⸢ba⸣reː ⸢naː⸣nu]
(女の子は美しいと聞いたが、あまり美しくない) - ⸢シンダイ⸣ ア⸢バ⸣レー ⸣ナリケーン
[⸢ʃindai⸣ ʔa⸢ba⸣reː ⸣narikeːŋ]
(次第に美しくなってきた) - ウ⸢リヌ⸣ スコー ア⸢バ⸣レー プ⸢ソー⸣ ブ⸢ラーヌ
[ʔu⸢rinu⸣ su̥koː ʔa⸢ba⸣reː pu̥⸢soː⸣ bu⸢raːnu]
(あの人ほど美しい人はいない) - ア⸢バ⸣レーカー ⸢イー⸣ルン
[ʔa⸢ba⸣reːkaː ⸢ʔiː⸣ruŋ]
(美しかったらもらう<嫁にする>)
Example phrases
アブナーッサン [ʔa⸢bunaːs⸣saŋ] (形)
- 危なっかしい。危ない。頼り無くて不安である。ア⸢ヤッ⸣サーンとも言う。
- ウ⸢レー⸣ ア⸢ブナーッ⸣サンダ ア⸢ブナーッサ ナーン⸣ ムヌバ イ⸢ラ⸣ビ
[ʔu⸢reː⸣ ʔa⸢bunaːs⸣sanda ʔa⸢bunaːssa naːm⸣ munuba ʔi⸢ra⸣bi]
(それは危なっかしいから、危なっかしくないものを選べ) - ア⸢ブナーッサ⸣ヌ ⸣ミリ ブ⸢ララヌ
[ʔa⸢bunaːssa⸣nu ⸣miri bu⸢raranu]
(危なっかしくて見ておれない) - ア⸢ブナーッ⸣サー ⸣クトー ス⸠ナ⸣ヨー
[ʔa⸢bunaːs⸣saː ⸣ku̥toː su⸠na⸣joː]
(危なっかしいことはするなよ)
Example phrases
アヤッサーン [ʔa⸢jas⸣saːŋ] (形)
- {Mn_1}怪しい。危うい。危ない。危なっかしい。
アヤッサーン [ʔa⸢jas⸣saːŋ] (形)
- {Mn_2}疑わしい。
- ク⸢ヌ⸣ プ⸢ソー⸣ ア⸢ヤーッ⸣サンダー ⸢キー⸣ シ⸢キ⸣リ⸢ダー
[ku⸢nu⸣ pu⸢soː⸣ ʔa⸢jaːs⸣sandaː ⸢kiː⸣ ʃi⸢ki⸣ri⸢daː]
(この人は怪しいから気をつけなさいよ)
Example phrases
イカラーサン [ʔi⸢karaː⸣saŋ] (形)
- 怪しい。疑わしい。いかがわしい。気分がおかしい。
- ウ⸢リヌ⸣ ム⸢ニイジヨー⸣ヤ イ⸢カラー⸣サン
[ʔu⸢rinu⸣ mu⸢niʔiʤijoː⸣ja ʔi⸢karaː⸣saŋ]
(その人の話し振りは<もの言いようは>どうも疑わしい)
Example phrases
イカラーン [ʔi⸢karaː⸣ŋ] (形)
- 気分が変である。心状や体調が正常でなく、妙におかしい。
- キ⸢ム⸣ヌ イ⸢カラー⸣ヌ ウ⸢ティ⸣シキ ブ⸢ララヌ
[ki⸢mu⸣nu ʔi⸢karaː⸣nu ʔu⸢ti⸣ʃi̥ki bu⸢raranu]
(気持ち<気分>がどことなく変で、心配で落ち着いておられない)
Example phrases
イキグリサン [ʔi⸢kiguri⸣saŋ] (形)
- 息苦しい。呼吸することが苦しい。息が詰まるように苦しい。
- ⸣アイブ シ⸢バーン⸣トンナー イ⸢キグリサ⸣ヌ ナ⸢ガラコー ベーララ⸣ヌ
[⸣ʔaibu ʃi⸢baːn⸣tonnaː ʔi⸢kigurisa⸣nu na⸢garakoː beːrara⸣nu]
(あんな狭いところには息苦しくて、長らくは居れない) - ⸢ピーマキ⸣ ウ⸢ク⸣ルカー イ⸢キグリ⸣サン
[⸢piːmaki⸣nu ʔu⸢ku⸣rukaː ʔi⸢kiguri⸣saŋ]
(喘息の発作が起きると息苦しい) - イ⸢キグリサー ナー⸣ヌ
[ʔi⸢kigurisaː naː⸣nu]
(息苦しくない) - ⸢シンダイ⸣ イ⸢キグリ⸣サ ⸣ナルン
[⸢ʃindai⸣ ʔi⸢kiguri⸣sa ⸣naruŋ]
(次第に息苦しくなる) - イ⸢キグリ⸣サ ⸣ピンマー フ⸢チ⸣ル ⸣ヌミバ
[ʔi⸢kiguri⸣sa ⸣pimmaː ɸu̥⸢ʧi⸣ru ⸣numiba]
(息苦しい時は薬を飲みなさいよ)
Example phrases
イキザーサン [ʔi⸢kiʣaː⸣saŋ] (形)
- 息苦しい。「息・障え(~うつせみの人か禁良武<サフラム>~{EOS}万、619)・さ・あり」の転訛したものか。呼吸することが苦しい。息をすることが難しい。息づまるように苦しい。
- ウ⸢ビ⸣ヌ プ⸢スバ ヤー⸣ンナカナ ⸢ペーラ⸣シティ ⸣ヤドゥ フ⸢ジックミティ⸣ シケーンダー イ⸢キザーサ⸣ヌ ⸣ムノー ウ⸢モーラ⸣ヌ
[ʔu⸢bi⸣nu pu̥⸢suba jaːn⸣nakana ⸢peːra⸣ʃi̥ti ⸣jadu ɸu⸢ʤikkumiti⸣ ʃi̥keːndaː ʔi⸢kiʣaːsa⸣nu ⸣munoː ʔu⸢moːra⸣nu]
(あれだけの数の人を家の中に入れて、戸を閉め切ってあるのだから、息苦しくて何も考えられないほどだ<堪らない>) - ウ⸢ビッチン⸣ トンナー ユ⸢タールナー⸣ ク⸢ミラ⸣リカー イ⸢キザー⸣サンドゥ ⸢タン⸣ガン ⸢デー⸣カー イ⸢キザーサー ナー⸣ヌ
[ʔu⸢bitʧin⸣ tonnaː ju⸢taːrunaː⸣ ku⸢mira⸣rikaː ʔi⸢kiʣaː⸣sandu ⸢taŋ⸣gan ⸢deː⸣kaː ʔi⸢kiʣaːsaː naː⸣nu]
(これぽっちの所に四人も籠められると息苦しいが、一人なら息苦しくない) - ⸣ドゥク イ⸢キザー⸣サティル ⸣ンジ ⸢パッ⸣タ
[⸣duku ʔi⸢kiʣaː⸣satiru ʔnʤi ⸢pat⸣ta]
(あまりにも息苦しいので出て行った) - イ⸢キザーサ⸣ヌ ⸣ウナー ブ⸢ララヌ
[ʔi⸢kiʣaːsa⸣nu ⸣ʔunaː bu⸢raranu]
(息苦しくて、そこにはおれない) - イ⸢キザー⸣サ プ⸢ソー⸣ ンジ ⸣ミサン
[ʔi⸢kiʣaː⸣sa pu̥⸢soː⸣ ʔnʤi ⸣misaŋ]
(息苦しい人は出てもいい) - ⸣ヤドゥ フ⸢ジックム⸣カー イ⸢キザー⸣サン
[⸣jadu ɸu⸢ʤikkumu⸣kaː ʔi⸢kiʣaː⸣saŋ]
(戸を閉め切ると息苦しい) - イ⸢キザーサ⸣ヌ ⸣ウナー ブ⸢ララヌ
[ʔi⸢kiʣaːsa⸣nu ⸣ʔunaː bu⸢raranu]
(息苦しくて、そこには居れない) - イ⸢キザーサ ナー⸣ヌ
[ʔi⸢kiʣaːsa naː⸣nu]
(息苦しくない) - ⸢シンダイ⸣ イ⸢キザー⸣サ ⸣ナルン
[⸢ʃindai⸣ ʔi⸢kiʣaː⸣sa ⸣naruŋ]
(次第に息苦しくなる) - イ⸢キザー⸣サ ⸣ピンマー ⸣ヤドゥ ア⸢キ⸣バ
[ʔi⸢kiʣaː⸣sa ⸣pimmaː ⸣jadu ʔa⸢ki⸣ba]
(息苦しい時は戸を開けなさい)
Example phrases
イキンヌビンシララヌ [⸣ʔikinnubiŋ ʃi⸢raranu] (連)
- 息をつくことが出来ないほど繁忙である。息をすることも欠伸をすることもできないほど忙しい。
- ⸢マイカリヌ パンター⸣ メー ⸣イキンヌビン シ⸢ラランセン
[⸢maikarinu pantaː⸣ meː ⸣ʔikinnubiŋ ʃi⸢raranʃeŋ]
(稲刈りの繁忙<繁多さ>は、もう息をつくことができなかった<息も欠伸もできなかった>)
Example phrases
Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect
Results from the [関連データ]南琉球八重山語宮良方言の名詞アクセント資料 [Kanren dēta] Minami Ryūkyū Yaeyama-go Miyara hōgen No meishi akusento shiryō ([Relevant Data] Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect), by Kenan Celik, Aso Reiko and Kohei Nakazawa, © CC BY-NC 3.0 DEED
Search languages: Yaeyama (Miyara) ↔ Japanese, with basic English search
シートゥ [ʃiːtu] L (名)
- 生徒
シートーヤー [ʃiːtoːjaː] F (名)
- 製糖工場
シーブ [ʃiːbu] L (名)
- 勝負。決着
Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)
Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.
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しい【恣意・肆意】
(Noun)
- Arbitrariness
じい・しい【示威】
(Noun)
- Demonstration; Show of force
にょう・ゆばり・いばり・ゆまり・ばり・しい・しし・しと【尿】
(Common Noun)
- Urine
しい・しゆい【思惟】
(Noun)
- Thought; Thinking; Speculation
- Using wisdom to get to the bottom of things; Focusing one's mind; Deep contemplation; Concentrating; Deliberating; Pondering; Reflecting
しい【四囲】
(Noun)
- Surroundings; Circumference
しい【私意】
(Noun)
- Personal opinion
- Selfishness
しい【四夷】
(Noun)
- The surrounding barbarians (from a Chinese perspective)
しい・シイ【椎】
(Noun)
- Any beech tree of genus Castanopsis; Chinquapin; Chinkapin
— Word usually written using kana alone
シー
(Noun)
- Sea
シー【C・c】
(Noun)
- C; C
しい
(Interjection)
- Shh! (used to silence someone); Sh!
(I-adjective)
- Shoo! (used to drive off an approaching animal, etc.)
- -ish; -like; -looking
シー【十】
しえ・しい【紫衣】
(Noun)
- Purple vestment (traditionally awarded by the imperial household); High-ranking priest's purple robe