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Define さば saba Meaning サバ

Displaying results for さば (saba・さば・サバ) – ryukyu

JLect: Japonic Languages and Dialects Database

Results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.

Search languages: Japonic (all languages and dialects) ↔ English ↔ Japanese

Ryukyu (Okinawa)

さば

(Noun) Shark

Ryukyu (Kikai, Okinoerabu, Okinawa, Yonaguni)

さば

(Noun) Sandal, sandals, flip-flops, thongs, jandals, zories

Ryukyu (Amami: Kikai)

さば

(Noun) Shark

Ryukyu (Amami: Kikai)

さば

(Noun) Comb

Ryukyu (Okinawa)

さば

(Noun) Comb

Ryukyu (Amami: Kikai)

さば

(Noun) Comb

Ryukyu (Okinawa)

さば

(Noun) Fishing boat; row boat; sail boat; a traditional Okinawan Sabani boat

Ryukyu (Amami: Kikai)

さばつぃ

(Noun) Comb

Ryukyu (Okinawa)

さばん【朝飯】

(Noun) Lunch, luncheon, midday meal

Ryukyu (Kunigami: Benoki)

さばく・サバク【煙草】

(Noun) Cigarettes, tobacco

Ryukyu (Okinawa)

さばちゅん【捌ちゅん】

(Verb) To comb, to sort, to divide

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Okinawan → Japanese

サバ saba (saba) ① 名

  1. ぞうり。皮・わら・阿旦葉・藺(い)・竹の皮などで作り,種類が多い。敬語は?uZareeまたは,nuuZaree。~nu?ura 'jacuN.ぞうりの裏を焼く。(長居する人を追い払うまじない)

サバ saba (saba) ① 名

  1. 鮫。

アサバン asaban (?asabaN) ⓪ 名

  1. [朝飯]昼飯。正午ごろ食う食事。朝飯はsutumitimuNという。一般人はsutumitimuN,~,'juubaNの三食。労働者はsutumitimuN,~(昼ごろ食う),hwirumamuN(午後3時ごろ食う),'juubaNの四食が普通であった。昔は,二食の風があったらしく,上流婦人は長く~,'juubaNの二食しかとらなかった。~mucuN.昼飯(の弁当)を持って行く。

アサバン asaban (?asabaN) ① 名

  1. 朝晩。明け暮れ。

サバニ sabani (sabani) ⓪ 名

  1. 丸木舟。くり舟。SiNniの別名。kuihuniともいう。

カーサバ kaasaba (kaasaba) ⓪ 名

  1. 革ぞうり。雪駄。

サバチ sabachi (sabaci) ⓪ 名

  1. 櫛。とき櫛。歯が密でない櫛。歯の密なもの,すなわちすき櫛はkusiという。

サバクイ sabakui (sabakui) ⓪ 名

  1. [捌理]間切の番所の村役人。

サバトゥイ sabatui (sabatui) ① 名

  1. ぞうり取り。貴人の家の下足番。?uZareetuiともいう。

イィーサバ yiisaba ('iisaba) ⓪ 名

  1. 藺で作った草履。

クサバナ kusabana (kusabana) ⓪ 名

  1. 草花。

サバチュン sabachun (saba=cuN) ⓪ 他=kaN,=ci

  1. くしけずる。乱れないように,とき分ける。さばく。karazi~.髪をくしけずる。nunu~.かせ糸を乱れないようにさばく。tamuN~.まきを割る。
  2. 裁く。裁判する。

サバハギ sabahagi (sabahagi) ① 名

  1. 鼻緒ずれ。鼻緒ですれた足の傷。

ワラサバ warasaba ('warasaba) ⓪ 名

  1. わらの芯で作った草履。稲の穂の実らぬ前の芯で作ったもので,きわめて高価。王のみが用いる。

アサバヌーイ asabanuui (?asabaNuui) ⓪ 名

  1. 昼飯時分。正午ごろ。

カサバユン kasabayun (kasaba=juN) ⓪ 自=raN,=ti

  1. 重なる。二重になる。
  2. かさばる。

サバキユン sabakiyun (sabaki=juN) ⓪ 他=raN,=ti

  1. (仕事などを)さばく。処理する。片付ける。cuunakai sabakijuusjumi.きょう中にやってしまえるか。

サバキユン sabakiyun (sabaki=juN) ⓪ 自=raN,=ti

  1. さばける。処理が進む。商品が売れてしまう。

フイアサバン fui asaban (hui?asabaN) ⓪ 名

  1. 農家で,その日の食糧,すなわちさつまいもをその日に掘ること。?asabaNは昼食のこと。

ウイサバチュン uisabachun (?uisaba=cuN) ① 他=kaN,=ci

  1. 売りさばく。

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Japanese → Okinawan

さばく 【捌く・裁く】

See also

さばける 【捌ける】

あさばん 【朝晩】

See also

かさはり 【傘張り】

かさばる

くさばな 【草花】

うりさばく 【売りさばく】

Dictionary of the Practical Use of Okinawan

Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.

Search languages: Japanese ↔ Okinawan

さば

  • ぞうり
  • Example phrases
    • んかしぇー あしぢゃー あたしが、でーぬ たかさぬ、どぅーくる あだんばーさば ちゅくてぃ くどーたん。
      (昔は下駄はあったが、値段が高いので、自分でアダン葉草履を作って履いていた)

さばきーん (さばきたん、さばきらん、さばきてぃ)

  • 片付ける
  • Example phrases
    • ちゅぬくとー ちゅーをぅてぃ さばき よー。あちゃーや ねーん どー。
      (今日のことは今日で片付けなさいよ。明日はないよ)

さばちゅん (さばちゃん、さばかん、さばち)

  • さばく、髪をすく、薪を割る
  • Example phrases
    • っやーや いゆ さばちうーすみ?
      (あなたは魚をさばけるか)
    • うきーねー からじぇー かんたーもーやー そーくとぅ、さばちーねー んーだりーん どー。なま やいねー んーだりーしぇー。
      (起きると髪は乱舞しているので、髪をすくと格好がつく。(鏡を見て)

    • 今だったら見られるんじゃない)
    • やまから きー とぅってぃちゃーに たむん さばちから めーさー そーたん。
      (森から木を取って来て薪を割ってから燃料にしていた)

さばち

  • 櫛、くし
  • Example phrases
    • はたらちゃー うしぬ ちぬさーに さばち ちゅくいねー いちいちまでぃん ちかーりーん。
      (水牛の角で櫛を作ったらいつまでも使える)

さばに

  • サバニ
  • Example phrases
    • いちまぬん、 ゆなぬん、うみんちょー さばにさーに いゆ とぅとーたん。
      (糸満も、与那国も、漁師はサバニで魚を捕っていた)

かさばいん (かさばたん、かさばらん、かさばてぃ)

  • 重なる
  • Example phrases
    • たーち かさばいねー、みーち かさばてぃどぅ くとー うわいさ。
      (2つ重なると、3つ重なって事は収束するものだ)

はばちゅん (はばちゃん、はばかん、はばち)

  • はかどる、さばく、たいらげる
  • Example phrases
    • びんちょーや/しくちぇー はばちょーみ?
      (勉強は/仕事ははかどっているか)
    • ちゅーぬ ういむのー むる はばちー?
      (今日の売り物はみんなさばいたか)
    • くぬ くゎっちーや むる はばけー。
      (この御馳走はみんなたいらげなさい)

Audio Database of Hatoma Lexicon

Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED

Search languages: Yaeyama (Hatoma) ↔ Japanese

アイサバンカイサバン [⸣ʔai⸢sabaŋ⸣ kai⸢sabaŋ] (副)

  • どんなにしても。いづれにしても。「ああしてもこうしても」の義。基本的にはABCDEFBCDE型の重言。
  • Example phrases
    • ⸣アイ⸢サバン⸣ カイ⸢サバン ノー⸣リサーギ ⸢スー⸣カー ミ⸢サ⸣ル
      [ʔai⸢sabaŋ⸣kai⸢saban noː⸣risaːgi ⸢suː⸣kaː mi⸢sa⸣ru]
      (どんなにしても、直りさえすればいいよ)

アサバー [ʔa⸢sabaː] (名)

  • 遊び人。働かずに遊んでいる人。怠け者。若年層の言葉。ア⸢サベー[ʔa⸢sabeː](怠け者)と同じ。
  • Example phrases
    • ドゥ⸢シトゥ⸣ トゥ⸢レー⸣シ ア⸢サバー⸣ ナリティル ムッ⸢トゥ⸣ シ⸢グトゥ サンバン
      [du⸢ʃitu⸣ tu⸢reː⸣ʃi ʔa⸢sabaː⸣ naritiru mut⸢tu⸣ ʃi⸢gutu sambaŋ]
      (友人と連れ立って遊び惚けて、ちっとも仕事をしないよ)

アサバスン [ʔa⸢sabasuŋ] (他動)

  • 遊ばす。遊ばせる。遊ぶようにさせる。
  • Example phrases
    • ⸣クナーティ ア⸢サバスン
      [⸣kunaːti ʔa⸢sabasuŋ]
      (ここで遊ばせる)
    • ア⸢サバサンドー⸣シ パ⸢タラカシ
      [ʔa⸢sabasandoː⸣ʃi pḁ⸢tarakaʃi]
      (遊ばさないで働かせ)
    • ア⸢サバシ⸣ プサン
      [ʔa⸢sabaʃi⸣ pusaŋ]
      (遊ばしたい)
    • ア⸢サバス⸣ プ⸢スヌ⸣ ブ⸢ラーヌ
      [ʔa⸢sabasu⸣ pu̥⸢sunu⸣ bu⸢raːnu]
      (遊ばせる人がいない)
    • ⸢マー⸣ビン ア⸢サバシェー⸣ ミサムヌ
      [⸢maː⸣biŋ ʔa⸢sabaʃeː⸣ misamunu]
      (もっと遊ばせば良いのに)
    • ⸢パー⸣ク ア⸢サバシ
      [⸢paː⸣ku ʔa⸢sabaʃi]
      (早く遊ばせ)

アダンパーサバ [ʔa⸢dam⸣paːsaba] (名)

  • アダン葉で作った草履。アダン葉の刺を取り除き、幅約一センチに裂いて陰干し乾燥して草履に編んで作る。若年層は、ア⸢ダン⸣パーゾーリ[ʔa⸢dam⸣paːʣoːri](阿檀葉草履)という。
  • Example phrases
    • ム⸢カ⸣シェー ⸣グムゾーレー ⸢ナーン⸣ ブ⸢レー⸣ンダ ムー⸢ル⸣ ア⸢ダン⸣パーサババ ス⸢ク⸣リ フ⸢モーッ⸣タ
      [mu⸢ka⸣ʃeː ⸣gumuʣoːreː ⸢naːm⸣ bu⸢reː⸣nda muː⸢ru⸣ ʔa⸢dam⸣paːsababa su⸢ku⸣ri ɸu⸢moːt⸣ta]
      (昔はゴム草履はなかったので、みんなアダン葉草履を作って履かれた)

イーパイサバ [⸢ʔiːpaisaba] (名)

  • (動)魚の名。和名、シュモクザメ(体長約3メートルに達するものがいる)。
  • Example phrases
    • ⸢イーパイサバー⸣ パ⸢トゥ⸣マナテー ⸢ナン⸣ゾー ⸣ミリ ミ⸢ラン⸣シェン
      [⸢ʔiːpaisabaː⸣ pḁ⸢tu⸣manateː ⸢nan⸣ʣoː ⸣miri mi⸢raŋ⸣ʃeŋ]
      (シュモクザメは鳩間島ではあまり見たことはなかった<見てみなかった>)

カーサバ [⸣kaːsaba] (名)

  • 皮草履。皮革製の草履。牛馬の皮で作った草履。竹の皮で作った草履。
  • Example phrases
    • イ⸢サナキナー⸣ル ⸣カーサバティ ⸢スー⸣ ム⸢ノー アッ⸣タル ⸢バン⸣ター ⸣アイブ ⸣ムノー フ⸢ミ⸣ ミ⸢ラン⸣シェン
      [ʔi⸢sanakinaː⸣ru ⸣kaːsabati ⸢suː⸣ mu⸢noː ʔatta⸣ru ⸢ban⸣taː ⸣ʔaibu ⸣munoː ɸu⸢mi⸣ mi⸢raŋ⸣ʃeŋ]
      (石垣島に<ぞ>皮草履はあったのであって、私らはそんなのは履いてみなかった)

カサバルン [kḁ⸢sabaruŋ] (自動)

  • 重なる。二重になる。物や事の上に同じものが乗る。体積が増える。「かさばる(嵩張る)」の義。
  • Example phrases
    • ク⸢ヌ ウイ⸣ナ ⸢ワー⸣ ニー⸢バー⸣キ ⸢ヌース⸣カー カ⸢サバリティ⸣ ム⸢ティングリ⸣サ ⸣ナルン
      [ku⸢nu ʔui⸣na ⸢waː⸣ niː⸢baː⸣ki ⸢nuːsu⸣ka kḁ⸢sabariti⸣ mu⸢tiŋguri⸣sa ⸣naruŋ]
      (この上に君の荷物まで乗せると嵩張って持ちにくくなる)
    • プ⸢ス⸣ケンナー ⸢ユーズ⸣ヌ カ⸢サバリティル⸣ ン⸢ジマイ⸣ヌ ⸢スー⸣ワ⸢ツォー
      [pu̥⸢su⸣kennaː ⸢juːʣu⸣nu kḁ⸢sabaritiru⸣ ʔn⸢ʤimai⸣nu ⸢suː⸣wa⸢ʦoː]
      (一度に行事が重なって出費が強いん<大変>だよ)
    • カ⸢サバラン⸣カー ⸣ミサン
      [kḁ⸢sabaraŋ⸣kaː ⸣misaŋ]
      (重ならなかったらいいよ)
    • ⸢ウンマー ユーズ⸣ヌ カ⸢サバルンダ⸣ パ⸢リユーサ⸣ヌ
      [⸢ʔummaː juːʣu⸣nu kḁ⸢sabarunda⸣ pa⸢rijuːsa⸣nu]
      (その時は行事が重なるので行けない)
    • カ⸢サバル⸣ クトー ⸢ナー⸣ヌ
      [kḁ⸢sabaru⸣ ku̥toː ⸢naː⸣nu]
      (重なることはないよ)
    • ⸢ユーズ⸣ヌ カ⸢サバレー⸣ラー パ⸢ララ⸣ヌ
      [⸢juːʣu⸣nu kḁ⸢sabareː⸣raː pa⸢rara⸣nu]
      (行事が重なったら行けない)
    • カ⸢サバリ
      [kḁ⸢sabari]
      (重なれ)

サードーサバン [⸢saː⸣doːsabaŋ] (名)

  • 茶湯用茶碗。「茶湯茶碗」の義。床の間、仏壇に備え付けられてある茶湯専用の茶碗。⸣フカサバン[⸣ɸu̥kasabaŋ](深い茶碗)が一対ずつ供え付けられるのが一般的であった。
  • Example phrases
    • ⸢サー⸣ドーサバンマー ⸣ユー ア⸢ラーン⸣カー ⸣ビー シ⸢キ⸣ルン⸢ダー
      [⸢saː⸣doːsabammaː ⸣juː ʔa⸢raːŋ⸣kaː ⸣biː ʃi̥⸢ki⸣run⸢daː]
      (茶湯茶碗はよく洗わないと茶渋がつくよ)

サープスサバン [⸣saː pu̥⸢su⸣sabaŋ] (連)

  • 茶一杯。「茶一茶碗」の義。お茶一杯だけ飲むのは不吉とされ、必ずもう一杯飲んでから行くように勧めたものである。
  • Example phrases
    • ⸣サー プ⸢ス⸣サバン カー⸢ニ⸣テー ⸣ヌム ⸣ムノー ア⸢ラ⸣ヌティ ム⸢カ⸣シプソー ナ⸢ラー⸣ソーッタ
      [⸣saː pu̥⸢su⸣sabaŋ kaː⸢ni⸣teː ⸣numu ⸣munoː ʔa⸢ra⸣nuti mu⸢ka⸣ʃipu̥soː na⸢raː⸣soːtta]
      (お茶を一杯だけとは飲むものではないと先祖<昔の人>は教えられた)

サバ [sa⸢ba] (名)

  • 草履。⸣カーサバ[⸣kaːsaba](皮革製の最上級品の草履)、ア⸢ダン⸣パーサバ[ʔa⸢dam⸣paːsaba](アダン葉草履)がある。鳩間島の人はア⸢ダン⸣パーサバ[ʔa⸢dam⸣paːsaba](アダン葉草履)を履いた。
  • Example phrases
    • ム⸢カ⸣シ ⸣アッパター サ⸢ババ⸣ フ⸢メーティ⸣ル マー⸢ン オーッ⸣タ
      [mu⸢ka⸣ʃi ⸣ʔappataː sa⸢baba⸣ ɸu⸢meːti⸣ru maː⸢ŋ ʔoːt⸣ta]
      (昔のおばあさん達は草履を履いて何処へも行かれた)

サバ [sa⸢ba] (名)

  • (動)鮫。鱶。
  • Example phrases
    • ⸢エージ
      [⸢ʔeːʤi]
      (おながざめ{EOS}体長約4メートル)
    • ⸢イーパイサバ
      [⸢ʔiːpaisaba]
      (しゅもくざめ{EOS}体長約3メートル)
    • ⸢ウー⸣バニ
      [⸢ʔuː⸣bani]
      (よごれ{EOS}体長約4メートル)
    • ⸢オーナン⸣ジャー
      [⸢ʔoːnan⸣ʤaː]
      (よしぎりざめ{EOS}体長約6メートル)
    • ウ⸢キザー⸣ラ
      [ʔu⸢kiʣaː⸣ra]
      (あおざめ{EOS}体長約7メートル)
    • ⸢ミン⸣ダナー
      [⸢min⸣danaː]
      (めじろざめ{EOS}体長約7メートル)
    • ⸢イッ⸣チョー
      [⸢ʔit⸣ʧoː]
      (ほほじろざめ{EOS}体長約9メートル)
    • ミ⸢ジサバ
      [mi⸢ʤisaba]
      (じんべいざめ{EOS}体長約12メートル)
    • イッチョーやミジサバ、ミンダナーなどはめったに漁獲さらなかったという。 イ⸢ガメージブン⸣ ナルカー サ⸢バン ホー⸣ソールンダ サ⸢バソーギリ⸣ ス⸢ク⸣リ ⸢カーソーッ⸣タン
      [ʔi⸢gameːʤibun⸣ narukaː sa⸢baŋ hoː⸣soːrunda sa⸢basoːgiri⸣ su̥⸢ku⸣ri ⸢kaːsoːt⸣taŋ]
      (烏賊釣り漁の時期になると鮫も釣り上げられるから、鮫肉の切干や塩漬けを作って売られたものだ)

サバーン [sa⸢baː⸣ŋ] (形)

  • もろい。裂けやすい。折れやすい。サ⸢パー⸣ン[sḁ⸢paː⸣ŋ](もろい)ともいう。
  • Example phrases
    • ⸣グジキーヤ サ⸢バー⸣ クトー サ⸢バー⸣ンドゥ キ⸢ジ ヤッ⸣サン
      [⸣guʤikiːja sa⸢baː⸣ ku̥toː sa⸢baː⸣ndu ki⸢ʤijas⸣saŋ]
      (デイゴの木はもろいことはもろいが、削りやすい)
    • サ⸢バー キー⸣ヤ シゥ⸢カーラヌ
      [sa⸢baː kiː⸣ja si̥⸢kaːranu]
      (もろい木は使えない)

サバアバ [sa⸢ba⸣ʔaba] (名)

  • 鱶油。鱶や鮫の肝臓を煎じて抽出する油。強烈な匂いがある。これを⸣イダフニ[⸣ʔidaɸuni](板船{EOS}サバニ)に塗布して船体の腐食劣化を防いだ。舟を陸揚げして乾燥させ、サ⸢バ⸣アバ[sa⸢ba⸣ʔaba](鱶脂)をすりこんだ。それによって舟体が長持ちすると同時に、船足も早くなった。
  • Example phrases
    • ⸣イダフニナー サ⸢バ⸣アバ ッ⸢ふァーソー⸣ル ⸣ピンマー ッ⸢サー⸣ヌ フ⸢シガラン⸣セン
      [⸣ʔidaɸuninaː sa⸢ba⸣ʔaba f⸢faːsoː⸣ru ⸣pimmaː s⸢saː⸣nu ɸu̥⸢ʃigaraŋ⸣ʃeŋ]
      (サバニに鱶油を塗布する<食わせる>時は臭くてたまらなかった)

サバガキヤー [sa⸢bagaki⸣jaː] (名)

  • 釣った鱶や鮫、大魚を引っ掛ける漁具。カ⸢キ⸣ヤー[kḁ⸢ki⸣jaː](引っ掛ける漁具)ともいう。鱶やマグロを釣り上げる際に、鱶やマグロの頭部をサ⸢バガキ⸣ヤーで引っ掛けて船べりに引き寄せるのに用いる漁具。船べりに鱶やマグロを固定し、サ⸢バカタナ[sa⸢bakatana](鱶の頭を切る包丁)で鱶やマグロの頭部を切って殺した

サバカスン [sa⸢baka⸣suŋ] (他動)

  • 捌かせる。入り組んだものを解き明かす。元祖などを捜し求める。絡まったものを処理する。
  • Example phrases
    • ユ⸢タヌ⸣ ヤーナ ⸢ギー⸣ ウヤパープジ サ⸢バカ⸣シ ⸣クー
      [ju⸢tanu⸣jaː ⸢giː⸣ ʔujapaːpuʤi sa⸢baka⸣ʃi ⸣kuː]
      (ふげき<巫 巫見{EOS}占いを業とする人{EOS}ユタ>の家に行って先祖の関係を解き明かさせて来い)
    • ⸣シジ サ⸢バカスン⸣ドゥ ムッ⸢トゥ⸣ サ⸢バカサラ⸣ヌ
      [⸣ʃiʤi sa⸢bakasun⸣du mut⸢tu⸣ sa⸢bakasara⸣nu]
      (血統を捌かせるのだが、ちっとも捌かされない)
    • ⸣シジ サ⸢バカ⸣ス プ⸢ソー⸣ サ⸢バカ⸣シ
      [⸣ʃiʤi sa⸢baka⸣su pu̥⸢soː⸣ sa⸢baka⸣ʃi]
      (血統を捌かせる人は捌かせ)
    • ⸢マー⸣ビン クマー⸢クマ⸣ サ⸢バカ⸣シェー ⸣ミサムヌ
      [⸢maː⸣biŋ kumaː⸢kumaː⸣ sa⸢baka⸣ʃeː ⸣misamunu]
      (もっと詳細に捌かせればよいのに)

サバカタナ [sa⸢bakatana] (名)

  • 鱶(鮫)の頭を切って殺す専用の包丁。鱶を釣って船べりに引き寄せ、サ⸢バガキヤーで頭部を引っ掛けて船べりに固定し、専用の包丁で頭部を切って殺すのに用いた。鱶の皮は硬くて切りにくいので、手の uby{滑}{リ}止めとして、包丁の柄の部分を総て波形に切り込んである。
  • Example phrases
    • サ⸢バカタナヌ ユイヤー⸣ ス⸢ベーラン⸣ヨーニ ⸣ギザギザシ キ⸢ザマリ ブー
      [sa⸢bakatananu juijaː⸣ su⸢beːraŋ⸣ joːni ⸣giʣagiʣaʃi ki⸢ʣamari buː]
      (鱶包丁の柄は手が滑らぬようにギザギザに刻まれている)

サバキカバキ [sa⸢ba⸣kikabaki] (副)

  • 複雑に入り組んだものを解き明かして。尋ね探して。ABCDBC型の重言。強調表現。
  • Example phrases
    • イ⸢サナケー⸣ラ ウ⸢キ⸣ナー⸢バー⸣キ サ⸢バ⸣キカバキ ⸢シェー⸣ティ ヤッ⸢トゥ⸣シ ⸣ムトゥ サ⸢バ⸣キ ⸢クー⸣タ
      [ʔi⸢sanakeː⸣ra ʔu⸢ki⸣naː⸢baː⸣ki sa⸢ba⸣kikabaki ⸢ʃeː⸣ti jat⸢tu⸣ʃi ⸣mutu sa⸢ba⸣ki ⸢kuː⸣ta]
      (石垣から沖縄まで尋ね探して、やっとで元祖<元>を解き明かして来た)

サバクン [sa⸢ba⸣kuŋ] (他動)

  • 尋ね探す。探し求める。探し当てる。解き明かす。
  • Example phrases
    • ⸢ウン⸣ネーヤ サ⸢バ⸣クンティ ウ⸢ムー⸣タンティン サ⸢バカラ⸣ヌ
      [⸢ʔun⸣neːja sa⸢ba⸣kunti ʔu⸢muː⸣tantin sa⸢bakara⸣nu]
      (その家は尋ね探そうと思っても探されない)
    • ⸢バン⸣ヌン サ⸢バ⸣ク ⸣クトー サ⸢バ⸣キ ミ⸢ルン⸣ドゥ ⸢ワンヌン⸣ ドゥーシ サ⸢バ⸣キバ
      [⸢ban⸣nun sa⸢ba⸣ku ⸣ku̥toː sa⸢ba⸣ki mi⸢run⸣du ⸢wannun⸣ duːʃi sa⸢ba⸣kiba]
      (私も尋ね探すことは探すが、君も自分で探せよ)
    • 先祖を捜し当てる。 ⸢グヮン⸣ス サ⸢バ⸣クンティ ⸢ゲータ⸣ヌ サ⸢バカラン⸣シェン
      [⸢gwan⸣su sa⸢ba⸣kunti ⸢geːta⸣nu sa⸢bakaraŋ⸣ʃeŋ]
      (元祖の家を探しに行ったが探し当てられなかった)
    • サ⸢バキ⸣ プサカー サ⸢バ⸣ク ⸣クトー ナルン⸢ダー
      [sa⸢baki⸣ pu̥sakaː sa⸢ba⸣ku ⸣ku̥toː narun⸢daː]
      (探し当てたければ探し当てることは出来るよ)
    • ⸣ドゥーシ サ⸢バ⸣キバ
      [⸣duːʃi sa⸢ba⸣kiba]
      (自分で探し当てなさい)
    • ⸢パー⸣ク サ⸢バ⸣ケー ⸣ミサムヌ
      [⸢paː⸣ku sa⸢ba⸣keː ⸣misamunu]
      (早く探せばよいのに)

サバクン [sa⸢ba⸣kuŋ] (他動)

  • さばく(捌く)。三枚におろす。魚や鳥などを解体し、肉や骨に分ける。錯綜した物事をきちんと処理する。
  • Example phrases
    • イ⸢ゾー⸣ バ⸢ザイティ⸣ プ⸢ニ⸣トゥ ⸣カー サ⸢バ⸣クンティ ⸢スンドゥ ゾー⸣トゥニ サ⸢バカラ⸣ヌ
      [ʔi⸢ʣoː⸣ ba⸢ʣaiti⸣ pu⸢ni⸣tu ⸣kaː sa⸢ba⸣kunti ⸢sundu ʣoː⸣tuni sa⸢bakara⸣nu]
      (魚を三枚におろして、骨と皮に捌こうとするが、上手に捌かれない)
    • サ⸢バ⸣キ ッ⸢ふィーリ
      [sa⸢ba⸣ki f⸢fiːri]
      (捌い<解体して>てくれ)

サバソーギリ [sa⸢basoːgiri] (名)

  • 鱶肉の切干。鱶肉を幅約3センチ、長さ約15センチに切り、塩を塗して天日乾燥したもの。島の特産品として沖縄本島へ輸出した。鱶肉はサクサクして不味いが、ソーギリにすると長期保存ができる上に、火に焼いて食すると茶漬けの味が出て美味であった。
  • Example phrases
    • サ⸢バソーギレー⸣ ピーナ ヤ⸢キティ⸣ ッ⸢ふー⸣カー イッ⸢ケナ⸣ ン⸢マー⸣タン
      [sa⸢basoːgireː⸣ piːna ja⸢kiti⸣ f⸢fuː⸣kaː ʔik⸢kena⸣ ʔm⸢maː⸣taŋ]
      (サバソーギリは火に焼いて食べる非常に美味しかった)

Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect

Results from the [関連データ]南琉球八重山語宮良方言の名詞アクセント資料 [Kanren dēta] Minami Ryūkyū Yaeyama-go Miyara hōgen No meishi akusento shiryō ([Relevant Data] Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect), by Kenan Celik, Aso Reiko and Kohei Nakazawa, © CC BY-NC 3.0 DEED

Search languages: Yaeyama (Miyara) ↔ Japanese, with basic English search

サバ [saba] F (名)

  • 草履

サバニ [sabani] L (名)

  • 刳船

サバニフニ [sabanifuni] L (名)

  • 刳り船

Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)

Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.

Search languages: Japanese ↔ English

さばサバ

(Noun)

  1. Mackerel (esp. the chub mackerel, Scomber japonicus)
    Word usually written using kana alone

  1. Server (in an online game)
    Slang

あきさば秋鯖

(Noun)

  1. Autumn saba; Mackerel caught in autumn

あかみざかな赤身魚

(Noun)

  1. Fish having red flesh (e.g. maguro, katsuo, saba, iwashi)