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Define さか saka Meaning サカ

Displaying results for さか (saka・さか・サカ) – ryukyu

JLect: Japonic Languages and Dialects Database

Results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.

Search languages: Japonic (all languages and dialects) ↔ English ↔ Japanese

Ryukyu (Kunigami: Benoki)

さかはん【高はん・高価はん】

(Ha-Adjective) High, tall; expensive, costly

Ryukyu (Okinawa)

あちさかまらさ【暑さかまらさ】

(Noun) Heat sensitive, heat intolerant

Ryukyu (Okinawa)

あちさかまらさー【暑さかまらさー】

(Noun) Heat-sensitive person, heat-intolerant person

Ryukyu (Okinawa: Shuri)

いーぶさかってぃー【言い欲さかってぃー】

(Expression) To say everything one wants to say, to say everything on one's mind

Ryukyu (Kunigami: Oku)

いる【魚】

(Noun) Fish

Ryukyu (Yonaguni)

いゆ【魚】

(Noun) Fish

Ryukyu (Okinawa)

ふぃら

(Noun) Hill, mound, slope

Ryukyu (Okinoerabu)

ひゃー

(Noun) Hill, mound, slope

Ryukyu (Okinawa)

さち【鯱】

(Noun) Killer whale, orca whale, orca (Orcinus orca)

Ryukyu (Okinawa)

えーくぇー

(Noun) Quarrel, dispute

Ryukyu (Okinawa: Kumejima)

かがみ

(Noun) Cockscomb

Ryukyu (Okinawa)

しゅゐん【酒宴】

(Noun) Drinking bout

Ryukyu (Okinawa)

ゆーち【与岐】

(Noun) Broadaxe

Ryukyu (Okinawa)

いまいゆ

(Noun) Freshly harvested fish, fresh fish

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Okinawan → Japanese

サカ saka (saka) ① 名

  1. 逆。さかさま。反対。ziinu~natooN.字が逆になっている。~Nkai ?icuN.反対の方向に行く。~Nkai munu ?ijuN.理に合わないことを言う。

サカナ sakana (sakana) ① 名

  1. 酒のさかな。酒を飲む時の料理。

サカヤ sakaya (sakaja) ① 名

  1. つくり酒屋。酒造家。酒を売る店はsakimacijaという。

クサカイ kusakai (kusakai) ⓪ 名

  1. 草刈り。

マサカイ masakai (masakai) ① 名

  1. 真っ盛り。全盛。青年男女・花などの全盛時をいう。

サカジュイ sakajui (sakaZui) ① 名

  1. さか剃り。

サカナイ sakanai (sakanai) ⓪ 名

  1. 急な傾斜。急斜面。~natooru hwira.急な坂。

サカンキ sakanki (sakaNki) ① 名

  1. さかむけ。ささくれ。皮膚のさかむけ。親不孝者にできるといわれている。

サカユン sakayun (saka=juN) ① 自=raN,=ti

  1. 栄える。sakeejuNともいう。

ウサカティ usakati (?usakati) ⓪ 名

  1. 祭祀の際の分担金。一族一門の祭祀を行なう場合,その費用を各家に割り当てる。その割り当てられた費用。

アサカーギ asakaagi (?asakaagi) ⓪ 名

  1. 朝の日陰。また,朝の日陰のある時刻。日中は暑いので,~,'juukaagiに出歩くように心掛ける。

サカミジ sakamiji (sakamiZi) ① 名

  1. 水が逆流すること。また,逆流する水。大雨のために屋根でsakamiZiが起これば,雨もりの原因となる。

サカンケー sakankee (sakaNkee) ⓪ 名

  1. 旅から帰る人を迎えること。また,その行事。また,?agari?umaai, naciziNugami(その項参照)などで神に詣でて帰る人を迎えること。「一族を代表する尸婦の一行が,三年おき或は七年おきに,祖先発祥の地に詣でゝ帰る日,一族中の老弱男女が,之を郊外の坂の辺で迎へて,慰労会をやること(伊波普猷:琉球語彙)」

タマサカ tamasaka (tamasaka) ① 名

  1. まれ。まれなこと。~nu kujui tuija ?utarutuN,sibasi ?akigumuni nasaki ?arana.[たまさかの今宵鳥や歌るともしばし明雲に情あらな]たまに会う今夜のこと,鶏は鳴いても,しばらくの間,夜明けの雲に情があってほしい。

クサカチ kusakachi (kusakaci) ⓪ 名

  1. 農具の名。かながき。鉄製の熊手のようなもの。草掻きの意。

クサカヤー kusakayaa (kusakajaa) ⓪ 名

  1. 草刈りをする者。子供が多くこれにあたる。また,草刈りの道具。

サカダチ sakadachi (sakadaci) ① 名

  1. 病後,食欲が旺盛になること。また,その食欲。~sjuN.(病後)食欲が起こる。

サカジチ sakajichi (sakaZici) ① 名、接尾

  1. さかずき。
  2. (接尾)さかずきに盛った数を数える時にいう。cusakaZici(一杯),tasakaZici(二杯)など。

サカムニー sakamunii (sakamunii) ① 名

  1. 不合理なことを言うこと。矛盾したことを言うこと。

サカナヤー sakanayaa (sakanajaa) ⓪ 名

  1. 料理屋。料亭。

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Japanese → Okinawan

さか 【坂】

See also

さかい 【境】

さかき 【榊】

さかご 【逆子】

さがす 【探す】

Phrases

さかて 【酒手】

See also

さかな 【魚】

Phrases

  • ~と肉 ʔiyushishi
  • ~の卵 harami
  • ~のてんぷら ʔiyutiNpura
  • 魚の名など ʔabashi,ʔachinuʔiyu,ʔaibiCaa,ʔakaʔachi,ʔakamiibayu,ʔakaNgwaaʔiyu,bashikaa,bashikaaʔiyu,chikura,ʔeebichaa,ʔeeʔiyu,gaCuN,gurukuN,hayuu,ʔiibuu,ʔikkwaNdarumii,yunabarumajikuN,yuubinukkwa,kamasaa,katakasaa ,kaCuu,katakashi,kubushimi,kurumiibayu,makubu,majikuN,miibai,miibayu,mijuN,Nnatuyuubinukkwa,ʔoobachaa,saba,sami,shiruʔachi,shiruʔiyu,taaʔiyu,tamaN,toNtoNmii,tubuu,jaN,jaNnuʔiyu,→shuku,sururugwaa
  • ~を取るための毒 sasa
  • ふるい~ sagaiʔiyu

さかな 【肴】

さかや 【酒屋】

See also

さがる 【下がる】

さかん 【左官】

さかいめ 【境目】

さかえる 【栄える】

See also

Phrases

さかさま 【逆様】

Phrases

さかずき 【杯】

Phrases

  • ~を回すこと → haimaa

さかぞり 【逆剃り】

さかびん 【酒瓶】

さかむけ 【逆●け】

さからう 【逆らう】

See also

さかりば 【盛り場】

See also

Dictionary of the Practical Use of Okinawan

Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.

Search languages: Japanese ↔ Okinawan

さか

  • Example phrases
    • やないみ んーちん、いめー さかいみ やくとぅ しわする むのー あらん。
      (嫌な夢を見ても、夢は逆夢だから心配するものではない)
    • やーんかい けーいんち んかてぃどぅ をぅたしが、まゆてぃ さかんかい んかてぃ あっちょーたん。
      (家に帰ろうと向かっていたが、迷って逆方向に向かって歩いていた)

さか どぅい すん

  • 素直にとらない
  • Example phrases
    • さかどぅい すくとぅ、 ありんかえー むのー いらんしぇー まし どー。ゆーちらー ねーん。
      (素直にとらないので、あの人にはものは言わないほうがいいよ。言ってもしょうがない)

さか むにー

  • 不合理なことを言うこと
  • Example phrases
    • あれー おーやー どー。ぬーんでぃ いーねー、さかむにー すくとぅ、あれー たんきり よー。
      (あの人はけんかを売る人だよ。どうしてかと言うと、理屈に合わないことを言うので、あの人は手加減しなさいね)

さか まちげー

  • 逆まつげ
  • Example phrases
    • さかまちげー みんたまんかい さーたいっし やむる ばーん あん。
      (逆まつげは眼の玉に触れて痛くなるときもある)

さか みじ

  • 逆流する水
  • Example phrases
    • なーんかい みじ まちょーいに どぅく はらしぢゅーさぬ、ホースぬ くちから さかみじぬ ふちっんぢとーたさ。
      (庭に水をまいているときにあまりにも水の勢いが強過ぎて、ホースの口から水が逆流して吹き出していた)

さか んけー

  • 旅の帰りを迎えること
  • Example phrases
    • ちちょーでーぬ うみ わたてぃ けーてぃちゅーる ふぃー やくとぅ、ちゅーや やーにんじゅっし さかんけー しーが いちゅん。
      (身内が海を渡って帰って来る日なので、今日は家族で迎えに行く)

さかな やー

  • 料亭
  • Example phrases
    • さかなやーや ちーじんかい あちまとーてぃ うぃきがぬ ゐどぅくる やたんでぃ。
      (料亭は辻町に集まっていて男性の寄り集まる場所だったってよ)

いー ぶさ かってぃー

  • 言い放題
  • Example phrases
    • 「ちなぬ あまえー ちかーりーしが、くとぅばぬ あまえー ちかーらん」でぃぬ くがにくとぅばんかいん あるぐとぅ、いーぶさかってぃー あびーねー、ちなやかん ちぢどぅ ないん どー。
      (「綱の余りは使えるが、ことばの余りは使えない」という格言にもあるように言いたい放題すると、綱よりも劣ってしまうよ)

かさかさー

  • 乾燥したさま、ごわごわしたさま
  • Example phrases
    • ふゆねー ちらん てぃーふぃさん かさかさー ないやっさん。
      (冬には顔も手足も乾燥しやすい)
    • ぬい いってーる ちのー いっぺー ゐー あんべー やしが、かさかさー そーくとぅ なかねー ちらんぱー/しかん すしん をぅん。
      (糊が入っている着物はとても良い具合だが、ごわごわしているのでなかには着たがらない/嫌いな者も居る)

*(参考)がさがさ(忙しく動き回る様子、物の触れ合う音)

ちー かさかさー

  • 気ぜわしいさま
  • Example phrases
    • あれー ちーかさかさーっし うてぃちちぬ ねーらん。
      (あの人はせっかちで落ち着きがない)
    • っやーや あさんちん ねーん、ふぃるんちん ねーん、ゆるんちん ねーん ふぃっちー ぱたぱたーっし、あんし ちーかさかさー やる。
      (お前は朝も昼も夜も一日中忙しくして、なんとも気ぜわしいことだね)

とぅい ぶさ かってぃー すん (〜さん、〜さん、〜っし)

  • 取り放題する
  • Example phrases
    • ちゅーや サラダん とぅいぶさかってぃーっし、さきん ぬみぶさかってぃーっし、かみむぬん かみぶさかってぃーっし しむん どー。
      (今日はサラダも取り放題、酒も飲み放題、食べ物も食べ放題していいよ)
    • たんかのー じん はらいーねー、なとーる きーから かみぶさかってぃー とぅてぃ しむるくとぅ なとーん。
      (タンカンはお金を払うと、実が生っている木から食べ放題していいことになっている)

まさかい

  • 全盛期
  • Example phrases
    • たー やてぃん んな まさかえー あしが、とぅし とぅてぃ しがたかたちぇー かわてぃん ちもー ちゃー わかわかーとぅ むちゅし やん。
      (誰でも全盛期はあるが、歳をとって姿かたちは変わっても、気持ちはいつも若くもつものだ)

さちゅん (さちゃん、さかん、さち)

  • 裂く
  • Example phrases
    • いちゃー さちゃーに かむん。くふぁさしが、かなーちょーちーねー あじぬ っんぢーん。
      (イカは裂いて食べる。固いが、噛み続けていたら味が出てくる、かなーししんでー〈噛めば噛むほど〉)
    • たいが なーか さちゅる くとー たーがん ならん。
      (二人の仲を裂くことは誰もできない)

さちゅん (さちゃん、さかん、さち)

  • 咲く
  • Example phrases
    • ゐぬ ちるみーぬ あちまいぬ あてぃ、ちゅいなー ちゅいなーぬ んかし あたるくとぅぬ はなしぬ っんぢてぃ、はなしぬ はなぬ さちょーたん。
      (同級生の集まりがあり、一人一人の昔あったことの話が出て、話が盛り上がった)

くりー まやー

  • さかりのついた猫
  • Example phrases
    • くりーまやーぬ やななち しーねー、やがまさくとぅ 「しーしー」っし うぃーほーいん。
      (発情期の猫が気持ち悪い声で鳴くと、うるさいので「しーしー」と追い払う)

ふちまー

  • さかき(榊)
    ⇒ ふちまーや かみぎー やくとぅ、うてぃらぬ ぼーじぇー ふちまーさーに やなむん はらたい、うかみがなしーぬ めーんかい うさぎたい すん。(さかきは神木なので、お寺のお坊さんはさかきで悪霊を払ったり、神前に供えたりする)

むどぅちゅん (むどぅちゃん、むどぅかん、むどぅち)

  • さからう
  • Example phrases
    • うやとぅ いさんかえー むどぅちん むどぅからん。
      (親と医者には逆らえない)

Audio Database of Hatoma Lexicon

Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED

Search languages: Yaeyama (Hatoma) ↔ Japanese

マルケーティ [ma⸢rukeːti] (副)

  • たまに(偶に)。稀に。たまさか。
  • Example phrases
    • マ⸢ルケーティ⸣ナー ⸢バン⸣テーン ア⸢サビン⸣ クーバ⸢ヨー
      [ma⸢rukeːti⸣naː ⸢ban⸣teːŋ ʔa⸢sabiŋ⸣ kuːba⸢joː]
      (偶には私の家にも遊びに来なさいよねえ)
    • マ⸢ルケーティナール⸣ クームヌ ン⸢ベーマ⸣ ア⸢サビティ⸣ パリバー
      [ma⸢rukeːtinaːru⸣ kuːmunu ʔm⸢beːma⸣ ʔa⸢sabiti⸣ pariba]
      (偶にしか来ない<稀にぞ来る>のだから、少しは遊んでいきなさいよ)

マルケーティ [ma⸢rukeːti] (名)

  • (連体)まれ(稀)。めったにないこと。たま(偶)。たまさか。
  • Example phrases
    • ⸣カイブー ⸢ヨイ⸣ヤー イ⸢チンイチン⸣ アルムノー ア⸢ラ⸣ヌ マ⸢ルケーティヌ⸣ ヨイ ヤ⸢ルンダ⸣ マ⸢ギーマギー⸣シ ⸢ソー⸣ラ⸢ディー
      [⸣kaibuː ⸢joi⸣jaː ʔi⸢ʧiŋʔiʧiŋ⸣ ʔaru ⸣munoː ʔa⸢ra⸣nu ma⸢rukeːtinu⸣ joi ja⸢runda⸣ ma⸢giːmagiː⸣ʃi ⸢soː⸣ra⸢diː]
      (こんなお祝いはいつもいつもある物ではない{EOS}偶のお祝いだから大きくしましょう<なさいましょう>よ)

アサカイ [ʔa⸢sakai] (名)

  • 午前中。朝の涼しいうち。「~朝影尓<アサカゲニ>吾が身はなりぬ~。万、2664」の転訛したものか。
  • Example phrases
    • ナ⸢チェー⸣ ア⸢サカイヌ⸣ ウ⸢チ⸣ナー パ⸢タキシグ⸣トー ⸢シー⸣ヨー
      [na⸢ʧeː⸣ ʔa⸢sakainu⸣ ʔu⸢ʧi⸣naː pḁ⸢takiʃigu⸣toː ⸢ʃiː⸣joː]
      (夏は午前中に<朝影のうちに>畑仕事はしなさいね)

アサカイ [ʔa⸢sa⸣kai] (名)

  • 朝粥(あさがゆ)。朝食べるお粥。老人が好んで食した。お盆の中日の朝食、⸢ナン⸣カ[⸢naŋ⸣ka](七日{EOS}七七忌の法事)、⸣シンズク[⸣ʃinʣuku](四十九日忌)、ユ⸢ノー⸣レー[ju⸢noː⸣reː](一周忌)、⸢サンニン⸣キ[⸢sanniŋ⸣ki](三年忌)、⸢ジュー⸣サンニンキ[⸢ʤuː⸣sanniŋki](十三年忌)、ニジューグ⸢ニンキ[niʤuːgu⸢niŋki](二十五年忌)、サンジュー⸢サンニン⸣キ[sanʤuː⸢sanniŋ⸣ki](三十三年忌)等の朝食には朝粥と味噌汁、ラッキョウの漬物を仏前に供えることが習慣である。
  • Example phrases
    • ⸢ソーラン⸣ヌ ナ⸢カヌ ピン⸣ヌ シ⸢トゥム⸣テー ヤー⸢ディン⸣ ア⸢サ⸣カイ シ⸢キオーシ⸠ダー
      [⸢soːran⸣nu ʃi̥⸢tumu⸣teː jaː⸢diŋ⸣ ʔa⸢sa⸣kai ʃi̥⸢kioːʃi⸠daː]
      (お盆の中日の朝食には必ず朝粥を供えてさしあげなさいよ)

アサカジ [ʔa⸢sakaʤi] (名)

  • 朝風。朝の風。
  • Example phrases
    • ア⸢サカジヌ⸣ シ⸢ダーシダ⸣シ ⸢スイティ イー⸣ パ⸢ダム⸣チ⸣ ナリケーツバン
      [ʔa⸢sakadʒinu⸣ ʃi⸢daːʃidaː⸣ʃi ⸢suiti ʔiː⸣ pa⸢damu⸣ʧi ⸣narikeːʦubaŋ]
      (朝風が涼しく吹いて<そよいで>、良い肌触り<肌持ち>になってきたよ)

アサカンガイ [ʔa⸢sakaŋgai] (名)

  • 浅い考え。浅慮。浅知恵。
  • Example phrases
    • ⸢ワー カンガイ⸣ヤ ⸢ダーッ⸣サ ⸢ナー⸣ヌ ウ⸢レー⸣ ア⸢サカンガイ
      [⸢waː kaŋgai⸣ja ⸢daːs⸣sa ⸢naː⸣nu ʔu⸢reː⸣ ʔa⸢sakaŋgai]
      (君の考えはよろしくない{EOS}それは浅慮とうものだ)

アサカンナール [ʔa⸢sakannaː⸣ru] (名)

  • 朝雷。朝方に鳴る雷。
  • Example phrases
    • ア⸢サカンナールヌ ナール⸣カー トゥ⸢ナロー⸣ ン⸢ジル⸣ナティル ア⸢ザリブー
      [ʔa⸢sakannaːrunu naːru⸣kaː tu⸢naroː⸣ ʔn⸢ʤiru⸣natiru ʔa⸢ʣaribuː]
      (朝雷が鳴ると隣家へ出かけるなと<ぞ>言われている)

ウティサカリ [⸣ʔutisakari] (名)

  • 盛衰。「落ち盛り」の義。
  • Example phrases
    • ⸢タッ⸣テーナーン キ⸢ナイヌ⸣ ウティサカレー ア⸢リ⸣ル ブタ
      [⸢tat⸣teːnaːŋ ki⸢nainu⸣ ʔutisakareː ʔa⸢ri⸣ru ⸣buta]
      (何処の家にも家庭の盛衰というのはあった<有りぞ居りたり>)

ウヤッふァヌサカシキ [ʔu⸢jaffa⸣nu sḁ⸢kaʃi̥ki] (連)

  • 親子の盃。親子の固めの盃。結婚式の時の盃事。新郎は嫁方の両親と、新婦は婿方の両親と親子の固めの盃を交わす。
  • Example phrases
    • ⸣ニービキヌ ⸣ヨイナー ウ⸢ヤッふァ⸣ヌ サ⸢カシキ ソー⸣ルン
      [⸣niːbikinu ⸣joinaː ʔu⸢jaffa⸣nu sḁ⸢kaʃi̥ki soː⸣ruŋ]
      (結婚式のお祝いに親子の盃を交わされる)

オーサカーサ [⸢ʔoːsakaː⸣sa] (名)

  • うわさ(噂)。人口にのぼること。何かと世間の口に上ること。
  • Example phrases
    • シ⸢キン⸣ヌ プ⸢スン オーサカー⸣サ シ⸢ラリ⸣ バ⸢カ⸣ヤー ナー⸢ヌー
      [ʃi̥⸢kin⸣nu pu̥⸢suŋ ʔoːsakaː⸣sa ʃi⸢rari⸣ ba⸢ka⸣jaː naː⸢nuː]
      (世間の人の噂になって、恥ずかしくないのか)

カサカカリムヌ [⸣kḁsa kḁ⸢kari⸣munu] (連)

  • 梅毒に罹った人。
  • Example phrases
    • パ⸢トゥ⸣マナー ⸣カサ カ⸢カリ⸣ムノー ブ⸢ラーンシェン⸣ツォー
      [pḁ⸢tu⸣manaː ⸣kḁsa kḁ⸢kari⸣munoː bu⸢raːŋʃen⸣ʦoː]
      (鳩間島には梅毒に罹った人はいなかったそうだ)

カタミヌサカシキ [kḁ⸢taminu⸣ sḁ⸢kaʃi̥ki] (連)

  • 固い約束の杯を交わすこと。「固めの杯」の義。「~天地能 加多米之久爾曾 夜麻登之麻祢波<天地の固めし国ぞ 大和島根は>『万葉集 4487』」の義。
  • Example phrases
    • トゥ⸢ジブトゥ⸣ カ⸢タミヌ⸣ サ⸢カシキ⸣ カ⸢ミ⸣リバ
      [tu⸢ʤibutu⸣ kḁ⸢taminu⸣ sḁ⸢kaʃi̥ki⸣ ka⸢mi⸣riba]
      (夫婦の固い契り<固め>の杯を高く持ち上げて頂きなさい)

カンサカサ [⸢kansaka⸣sa] (名)

  • 女性の神職者。司。神女。「神司」の義。
  • Example phrases
    • ⸢カンサカサ⸣ヌ ⸢ピュールバ⸣ バ⸢リ⸣ トゥ⸢ローリ⸣ル ⸢ニンズーヌ⸣ カ⸢ミニンガイ⸣ヤー ⸢ソーッ⸣タ
      [⸢kansakasa⸣nu ⸢pjuːruba⸣ ba⸢ri⸣ tu⸢roːri⸣ru ⸢ninʣuːnu⸣ ka⸢miniŋgai⸣jaː ⸢soːt⸣ta]
      (神司が神事の日和を籤で決めて<御籤を割って取られて>、年中の神願いはなされた)
    • ⸢カンサカ⸣サー ⸢カンヌ⸣ドゥ ウ⸢タイ⸣ マ⸢ラソーッ⸣タ
      [⸢kansaka⸣saː ⸢kannu⸣du ʔu⸢tai⸣ ma⸢rasoːt⸣ta]
      (神司は神が告げられて誕生させられた)
    • ⸣ウガンカージナ ⸢カンサカ⸣サー ⸢オーッ⸣タン
      [⸣ʔugaŋkaːʤina ⸢kansaka⸣saː ⸢ʔoːt⸣taŋ]
      (御嶽ごとに神司はおられた)

キーカサカサー [⸢kiːkasakasaː] (名)

  • 物事が思うように進まず腹立たしいさま。落ち着かない様子。気がいらいら(苛苛)すること。
  • Example phrases
    • ウ⸢リヌ シーヨー⸣ ミルカー ⸢キーカサカサー シース
      [ʔu⸢rinu ʃiːjoː⸣ mirukaː ⸢kiːkasakasaː ʃiːsu]
      (彼の仕方を見ると、いらいらする)

サカ [sḁ⸢ka] (名)

  • 坂。傾斜のある道。「佐可<坂>越えて~。万、3523」の義。
  • Example phrases
    • サ⸢カミチ クイルンティ ナン⸣ギ ⸣アウリ ⸢シー ベー
      [sḁ⸢kamiʧi kuirunti naŋ⸣gi ⸣ʔauri ⸢ʃiː beː]
      (坂道を越えようとして難儀苦労をしている)

サカイ [sḁ⸢kai] (名)

  • 栄え。繁昌。
  • Example phrases
    • ウ⸢ヤ⸣キパンジョー サ⸢カイパンジョー⸣ ア⸢ラ⸣シ タ⸢ボー⸣リ
      [ʔu⸢ja⸣kipanʤoː sḁ⸢kaipanʤoː⸣ ʔa⸢ra⸣ʃi ta⸢boː⸣ri]
      (富貴繁昌、栄え繁昌<子孫繁昌>あらしめて下さい)

サカイミ [sa⸢kaʔimi] (名)

  • 逆夢。実際とは正反対のことを見る夢。吉凶を占う時、実際には逆のことが起こるとされる夢。
  • Example phrases
    • ⸣イメー サ⸢カイミティル⸣ アルユンダ⸣ ⸢ソーヤ サン⸣タンテイン ⸣ミサン
      [⸣ʔimeː sa⸢kaʔimitiru⸣ ʔarujunda ⸢soːja san⸣tantim ⸣misaŋ]
      (夢は逆夢といわれているから、心配しないでもよい)

サカイルン [sḁ⸢kairuŋ] (自動)

  • 栄える。繁栄する。
  • Example phrases
    • ⸣ウヤコーコー ⸢スー⸣カー ッ⸢ふァ⸣マー サ⸢カイルン
      [⸣ʔujakoːkoː ⸢suː⸣kaː f⸢fa⸣maː sḁ⸢kairuŋ]
      (親孝行すると子孫が栄える)
    • ヤ⸢ナクトゥ スー⸣カー サ⸢カイラヌ
      [ja⸢nakutu suː⸣kaː sḁ⸢kairanu]
      (悪事をすると栄えない)
    • イッ⸢ケン⸣ サ⸢カイル ヤー⸣ヌ ⸣アン
      [ʔik⸢ken⸣ sḁ⸢kairu jaː⸣nu ⸣ʔaŋ]
      (非常に栄える家がある)

サカキジ [sḁ⸢kakiʤi] (名)

  • 逆削り。逆さに削ること。鰹節を尾部から頭部へ削ること。逆削りすると、ささくれ立つて削れなくなる。鰹の魚体は頭部から尾部へかけて流線形をなして細くなっているので、鰹節もその流れに沿って削るのが伝統的な削り方であると言われている。
  • Example phrases
    • カ⸢ツブシェー⸣ サ⸢カキジ スー⸣カー ⸢ゾー⸣ブンニ キ⸢ザラヌ
      [kḁ⸢ʦubuʃeː⸣ sḁ⸢kakiʤi suː⸣kaː ⸢ʣoː⸣bunni ki⸢ʣaranu]
      (鰹節は逆削りすると、うまく<上手に>削れない)

サカサ [sḁ⸢kasa] (名)

  • 司。女性の神職者。⸢カン⸣プス[⸢kam⸣pu̥、su](神職者{EOS}「神人」の義)で、担当する⸣ウガン[⸣ʔugaŋ](お願{EOS}御嶽)の⸣ウボー[⸣ʔubou](威部{EOS}霊域)を護る神女。毎月の朔日、十五日には⸣ウガン[ʔugaŋ]にお参りをして祈願をした。キ⸢ザル[ki⸢ʣaru](村の祭祀)には神事の中心となって、担当する⸣ウガン[⸣ʔugaŋ](お願{EOS}御嶽)で祈願をする。⸣サーダカマリ[⸣saːdakamari](セジ高い生まれ{EOS}生来霊感のすぐれた人)で、カ⸢ンダー⸣リ[ka⸢ndaː⸣ri](神懸り)したり、フ⸢ダマリ[ɸu⸢damari](神懸り{EOS}体調を崩したりして寝込んでいて、急に神が憑依して常人と異なる言動をし、神託を告げるようになること)  によって就任する。⸣シジ[⸣siʣi](血筋)、ピ⸢キ[pi̥⸢ki](御嶽を中心とする血統)によって所属する御嶽(お願)のサカサが誕生する。サカサ(司)に就任することを、⸣ヤマ ダ⸢クン[⸣jama da⸢kuŋ](山を抱く)という。特定の⸣ウガン[⸣ʔugaŋ](御嶽)でサカサの欠員が生じた場合、それぞれのピ⸢キ[pi̥⸢ki](血統)の御嶽で祈願をし、ウ⸢ク⸣ジ バ⸢リ[ʔu⸢ku⸣ʣi ba⸢ri](神籤を占い)、後継者を決定した。また、⸣シジダカマリ[⸣ʃiʣidakamari](セジ高い人)で病弱な状態が続いた場合、石垣島の⸣サンギンソー[⸣saŋginsoː](三世相{EOS}易者)やユタ[ju⸢ta](かんなぎ{EOS}口寄せする巫女{EOS}霊能者)に観てもらい、継ぐべき神職を決めてもらうこともあった。また本人が神がかり状態になって、神司職を継ぐべき御嶽の神意を告げることもあった。神懸り状態になることを、フ⸢ダマルン[ɸu⸢damaruŋ]という。
  • Example phrases
    • サ⸢カサー カンダー⸣リ シ⸢ティ⸣ ウ⸢ガ⸣モール プ⸢スン オー⸣リ フ⸢ダマリティ⸣ ナ⸢ロー⸣ル プ⸢スン オー⸣ルン
      [sḁ⸢kasaː kandaː⸣ri ʃi̥⸢ti⸣ ʔu⸢ga⸣moːru pu̥⸢suŋ ʔoː⸣ri ɸu⸢damariti⸣ na⸢roː⸣ru pu̥⸢suŋ ʔoː⸣ruŋ]
      (司は神懸りして拝まれる人もおられ、フダマリ<神懸り>して神託によって成られる人も居られる)
    • 1970年頃の司は、⸢ウイヌ⸣ウガン
      [ʔuinu⸣ʔugaŋ]
      (友利御嶽{EOS}加治工千代氏)
    • 、ピ⸢ナイ⸣ウガン
      [pi⸢nai⸣ʔugaŋ]
      (鬚川御嶽{EOS}花城イガ氏)
    • 、ニ⸢シ⸣ドーウガン
      [ni⸢ʃi⸣doːʔugaŋ]
      (西堂御嶽、米盛クヤ氏)
    • 、ア⸢ラ⸣カーウガン
      [ʔa⸢ra⸣kaːʔugaŋ]
      (新川御嶽、吉川信子氏)


    • あった)

Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect

Results from the [関連データ]南琉球八重山語宮良方言の名詞アクセント資料 [Kanren dēta] Minami Ryūkyū Yaeyama-go Miyara hōgen No meishi akusento shiryō ([Relevant Data] Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect), by Kenan Celik, Aso Reiko and Kohei Nakazawa, © CC BY-NC 3.0 DEED

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ウサイ [usai] L (名)

  • 御菜。肴(さかな)。つまみ

サカミツゥ [sḁkamitsɨ] F (名)

  • 坂道

サカヤ [sḁkaja] F (名)

  • 酒屋。酒造所

Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)

Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.

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さか

(Common Noun)

  1. Slope; Hill

さか

(Noun)

  1. Inverse; Reverse

ちゃかさか茶菓

(Noun)

  1. Tea and cakes or sweets; Refreshments