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Define きつ kitsu Meaning キツ

Displaying results for きつ (kitsu・きつ・キツ) – ryukyu

JLect: Japonic Languages and Dialects Database

Results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.

Search languages: Japonic (all languages and dialects) ↔ English ↔ Japanese

Ryukyu (Okinawa)

ちちに【狐】

(Noun) Fox, red fox

Ryukyu (Okinawa)

ぎちちゃー【月橘】

(Noun) Orange jasmine (Murraya paniculata)

Ryukyu (Okinawa)

きーちちちゃー【啄木鳥】

(Noun) Woodpecker

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Japanese → Okinawan

きつい

See also

きつく

See also

きづち 【木づち】

See also

きっと

See also

きつね 【狐】

Phrases

  • ~の嫁入り tiidaʔami,tiidabui

きづかい 【気遣い】

きっかけ

きつじつ 【吉日】

ぎっしり

きっちり

きつねび 【狐火】

きっぽう 【吉報】

きっちょう 【吉兆】

ふきつ 【不吉】

あきつば 【秋津羽】

See also

かきつけ 【書き付け】

げっきつ 【月橘】 (植物名)

Phrases

たきつけ 【焚き付け】

See also

なきつく 【泣き付く】

ひきつぎ 【引き継ぎ】

Dictionary of the Practical Use of Okinawan

Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.

Search languages: Japanese ↔ Okinawan

なち かかいん (〜かかたん、〜かからん、〜かかてぃ)

  • 泣きつく
  • Example phrases
    • わらびぬ むぬふさっし なちかかてぃん じまま しみーる むのー あらん。
      (子どもがものを欲しがって泣きついてもわがままさせるものではない)

ふぃち ちーん (〜ちたん、〜ちらん、〜ちてぃ)

  • 引きつる
  • Example phrases
    • たかどぅくる うとぅるさするっちゅとぅ まじゅん ひこーき ぬたくとぅ、うりーるまでぃ ちらー ふぃちちーかーちー そーたん。
      (高所恐怖症の人と一緒に飛行機に乗ったら、降りるまで顔はひきつっていた)

ふぃっ ぱい かっぱい すん (〜さん、〜さん、〜っし)

  • 引きつっている
  • Example phrases
    • ちらぬ ふぃっぱいかっぱい そーくとぅ、ちらんかい くりーむ なしれー、かっぱやーや とぅりーっさ。
      (顔の皮膚が乾燥で引きつっているので、顔にクリームを塗れば乾燥はとれるよ)

ちゅーくねーん

  • 強く、きつく
  • Example phrases
    • またん ゐぬくとぅ そーさ やー。ちゅーくねーん いらん むんぬ。
      (またも同じことをしているね。きつく言わないとね)

Audio Database of Hatoma Lexicon

Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED

Search languages: Yaeyama (Hatoma) ↔ Japanese

ウイカナケーヌエイキツァザーテー [⸢ʔuikanakeːnu ʔeikiʦaʣaːteː] (連)

  • 屋号。兼久英吉氏(浦崎)宅。鳩間村一斑の⸣ジロッピテー[⸣ʤiroppiteː](大城次郎氏宅)の後隣にあった。戦前は浦崎英光氏と共にカツオ漁業(福吉丸)を経営していたが、米軍の空襲によってカツオ節製造工場が爆破された。戦後は台湾貿易に従事したが成功しなかった。長男の浦崎雪雄氏は、小浜光次郎氏と共に鳩間島出身で初めて琉球大学を卒業し、教職に就いて島の教育に尽力した

キツァムニ [ki̥⸢ʦamuni] (名)

  • きつい言葉。厳しい言葉。文句や苦情。苦言。諫め言葉。
  • Example phrases
    • ウ⸢ヤ⸣ヌ キ⸢ツァ⸣ムニ ア⸢ゾール⸣バティ キ⸢ライヤー⸣ ナ⸢ラン⸣ダー ウ⸢ヤ⸣ヌ ⸢クイ⸣ヤー ⸢カン⸣ヌ ⸣クイティ ア⸢ザリブーバ⸣ ユー シゥ⸢カナ⸣ー
      [ʔu⸢ja⸣nu ki̥⸢ʦa⸣muni ʔa⸢ʣoːru⸣bati ki⸢raijaː⸣ na⸢ran⸣daː ʔu⸢ja⸣nu ⸢kui⸣ja ⸢kan⸣nukuiti ʔa⸢ʣaribuːba⸣ juː sï̥⸢kana⸣ː]
      (親が苦言を言われるからとて嫌がってはならないよ{EOS}親の声は神の声<言葉>と言われているから、よく聞かなくては)

キツァン [ki⸢ʦa⸣ŋ] (形)

  • {Mn_1}きつい。厳しい。厳格である。
  • Example phrases
    • ウ⸢ヤ⸣ヌ ⸣ドゥク キ⸢ツァ⸣ティ ッ⸢ふァンケー⸣ヤ マ⸢ガリティ⸣ ヌ⸢ビラン⸣バン
      [ʔu⸢ja⸣nu ⸣duku ki⸢ʦa⸣ti f⸢faŋkeː⸣ja ma⸢gariti⸣ nu⸢biram⸣baŋ]
      (親があまりにも厳格だから子供は縮みこまって伸びないよ)
    • 厳格である。⸣キツァン
      [⸣ki̥ʦaŋ]
      ともいう。 ウ⸢ヌ⸣ プ⸢ソー サッ⸣コー キ⸢ツァ⸣ンダー ター⸢ン⸣ ナライン パ⸢ラ⸣ヌ [ʔu⸢nu⸣ pu̥⸢soː sak⸣koː ki̥⸢ʦa⸣ndaː taː⸢n⸣ naraim pa⸢ra⸣nu] (あの人は非常に厳しいから誰も習いに行かない)
    • ⸢ナン⸣ゾー ⸣キツァー ⸢ナー⸣ヌ
      [⸢nan⸣ʣoː ⸣ki̥ʦaː ⸢naː⸣nu]
      (それほど厳しくない)
    • ⸣キツァカー ナ⸢ラーサラ⸣ヌ
      [⸣ki̥ʦakaː na⸢raːsara⸣nu]
      (厳しかったら人を教えられない<習わされない>)

キツァン [ki⸢ʦa⸣ŋ] (形)

  • {Mn_2}味や色、香りなどが濃厚すぎて不快である。
  • Example phrases
    • カ⸢ザヌ⸣ キ⸢ツァ⸣ヌ ⸢ナン⸣ゾー ン⸢マーナー⸣ヌ
      [ka⸢ʣanu⸣ ki⸢ʦa⸣nu ⸢nan⸣ʣoː ʔm⸢maːnaː⸣nu]
      (匂いがきつくて、あまり美味しくない)
    • ⸢ナン⸣ゾー ⸣キツァー ⸢ナー⸣ヌ
      [⸢nan⸣ʣoː ⸣kiʦaː ⸢naː⸣nu]
      (あまりきつくない)
    • ⸢シンダイ⸣ キ⸢ツァー⸣ ナルン
      [⸢ʃindai⸣ ki⸢ʦaː⸣naruŋ]
      (次第にきつくなる)
    • カ⸢ザヌ⸣ キ⸢ツァー⸣ ムノー ⸢カーヌ
      [ka⸢ʣanu⸣ ki⸢ʦaː⸣ munoː ⸢kaːnu]
      (匂いのきついものは買わない)
    • カ⸢ザヌ⸣ キ⸢ツァ⸣カー ッ⸢ふァーン ブリ⸣バ
      [ka⸢ʣanu⸣ ki⸢ʦa⸣kaː f⸢faːmburi⸣ba]
      (匂いがきつかったら食べるなよ<食べずにいろよ>)
    • カ⸢ザヌ⸣ キ⸢ツァ⸣ヌ ン⸢カーラヌ
      [ka⸢ʣanu⸣ ki̥⸢ʦa⸣nu ʔŋ⸢kaːranu]
      (匂いがきつくて堪らない<顔が向けられない>)
    • カ⸢ザヌ⸣ キ⸢ツァ⸣ムノー ⸢カウナ
      [ka⸢ʣanu⸣ ki̥⸢ʦa⸣ munoː ⸢kauna]
      (匂いのきついのは買うな)

シェイキツァザーテー [⸢ʃeikiʦaʣaːteː] (名)

  • 屋号。西花誠吉氏宅。⸣ナラシケーヌ ⸣ボッパーテー[⸣naraʃi̥keːnu ⸣boppaːteː](成底家のボッパー姉宅)ともいう。
  • Example phrases
    • ⸢ウン⸣ネーヤ ⸣ナラシケートゥ ⸣ヤガンマテーヌ ⸢アイナ⸣カナール ⸢アッ⸣タミー
      [⸢ʔun⸣neːja ⸣naraʃi̥keːtu ⸣jagammateːnu ⸢ʔaina⸣kanaːru ⸢ʔat⸣tamiː]
      (その家は成底家と西原信一宅の中間に<ぞ>あったんでしょう?)

シッキツァースン [⸢ʃikkiʦaː⸣suŋ] (他動)

  • 搗きつぶす。散々に搗く。うち叩く。叩きつぶす。
  • Example phrases
    • ⸣ウシナー イ⸢リティ シッキツァー⸣スンティ ⸣シケー
      [⸣ʔuʃinaː ʔi⸢riti ⸢ʃikkiʦaː⸣sunti ʃi̥keː]
      (臼に入れて搗きつぶそうとしてある)
    • ⸢シッキツァーシ⸣ プサタンティン ⸢シッキツァーサン⸣ドーシ ヤー⸢ラマ⸣シ ⸢シッ⸣キバ
      [⸢ʃikkiʦaːʃi⸣ pu̥satantiŋ ⸢ʃikkiʦaːsan⸣doːʃi jaː⸢rama⸣ʃi ⸢ʃik⸣kiba]
      (搗きつぶしたくても搗きつぶさないで、柔らかく搗きなさい)
    • ⸢シッキツァー⸣ス クトゥ
      [⸢ʃikkiʦaː⸣su ⸣ku̥tu]
      (搗きつぶすこと)
    • ⸢シッキツァー⸣シェー ⸣ミサムヌ
      [⸢ʃikkiʦaː⸣ʃeː ⸣misamunu]
      (搗きつぶせばよいのに)
    • ムー⸢ル シッキツァー⸣シ
      [muː⸢ru ʃikkiʦaː⸣ʃi]
      (全部搗きつぶせ)

アカシ [ʔa⸢ka⸣ʃi] (名)

  • あかし(灯)。松根の脂(やに)が多く含まれた部分を灯火に利用したもの。鉛筆の太さに割って利用した。または炊きつけにも利用した。
  • Example phrases
    • イ⸢クサユー⸣ヌ ⸣ピンマー ⸢トゥー⸣ロー ⸢ナーン⸣ユンダ ア⸢カシ⸣バ ⸢モーシェー⸣ティル ⸢トゥール⸣ヌ ⸢カール⸣ シ⸢タル
      [ʔi⸢kusajuː⸣nu ⸣pimmaː ⸢tuː⸣roː ⸢naːŋ⸣junda ʔa⸢kaʃi⸣ba ⸢moːʃeː⸣tiru ⸢tuːru⸣nu ⸢kaːru⸣ ʃi̥⸢taru]
      (戦争<戦世>の時にはランプ<灯篭>がないから、アカシを燃やして灯篭の代わりにしたものだよ)

アゴッチェーマ [ʔa⸢gotʧeː⸣ma] (名)

  • (動)トンボ。古語「あきつ」に親愛の情を表す指小辞(diminutive)-マ[-ma]がついて転訛したもの。
  • Example phrases
    • カ⸢ジフキヌ⸣ アトー ア⸢ゴッチェーマ⸣ヌ ⸢アーリ キー⸣シタンドゥ マ⸢ナ⸣マー ミ⸢ララン⸣バン
      [ka⸢ʤiɸu̥kinu⸣ ʔatoː ʔa⸢gotʧeːma⸣nu ⸢ʔaːri kiː⸣ʃi̥tandu ma⸢na⸣maː mi⸢raram⸣baŋ]
      (暴風の後にはトンボが湧いて出てきたが今は見られないわい)

アタルン [ʔa⸢taruŋ] (自動)

  •  {Mn_1}当たる。的中する(正鵠を射る)。他人にきつく当たる。
  • Example phrases
    • ⸢ワー⸣ ムネー ア⸢タラヌ
      [⸢waː⸣ muneː ʔa⸢taranu]
      (君の言うことは当らない<正しくない>)
    • ⸣クジ ア⸢タルン
      [⸣kuʤi ʔa⸢taruŋ]
      ( uby{籤}{クジ}が当たる)
    • ⸢ワ⸣ー ア⸢ズタ トゥー⸣ル ア⸢タリ オシケー ノー⸣レーツバン
      [⸢waː⸣ ʔa⸢ʣuta tuː⸣ru ʔa⸢tari ʔoʃi̥keː noː⸣reːʦubaŋ]
      (君が言った通り<予言が>的中して、天気は良くなったよ<天気は直ったわい>)
    • ア⸢タレー⸣ ミサムヌ
      [ʔa⸢tareː⸣ misamunu]
      (当たれば良いのに)
    • ア⸢タリ⸣バ
      [ʔa⸢tari⸣ba]
      (当たれよ)

アラ [ʔa⸢ra-] (接頭)

  • 粗雑である。きつい。「粗い」の意。
  • Example phrases
    • ア⸢ラシグトウ
      [ʔa⸢raʃigutu]
      (力仕事{EOS}きつい仕事)
    • ア⸢ラトゥ
      [ʔa⸢ratu]
      (粗い砥石)
    • ⸣アイブ ア⸢ラシグトー⸣ ミ⸢ドゥムン⸣マー シ⸢ミララヌ
      [⸣ʔaibu ʔa⸢raʃigutoː⸣ mi⸢dumum⸣maː ʃi⸢miraranu]
      (あんな力仕事は女にはさせられない)
    • シ⸢ダケー⸣ ア⸢ラトゥ⸣ナ ⸣トゥイティ ク⸢マトゥ⸣ナ ⸢トゥーバ⸣ル カ⸢タ⸣ナー キ⸢シ⸣ル⸢ダー
      [ʃi⸢dakeː⸣ ʔa⸢ratu⸣na ⸣tuiti ku⸢matu⸣na ⸢tuːba⸣ru kḁ⸢ta⸣naː ki̥⸢ʃi⸣ru⸢daː]
      (最初は粗い砥石で研いで、次に細かい砥石で研いだほうが包丁は切れるんだよ)

アライノン [ʔa⸢raʔinoŋ] (名)

  • 新しい砂。新鮮な砂。人の足跡のない海岸の砂浜から運び上げた砂。正月の時には庭や門前に砂を敷きつめて祝った。これは子供らの仕事であった。
  • Example phrases
    • ⸣ソンガチナーヤ ア⸢ライノンバ⸣ カ⸢タ⸣ミ ア⸢ギティ⸣ ミ⸢ナ⸣カナー シ⸢キティ ポーキ⸣ヌ ⸣ミー イ⸢ルタ⸠ダー
      [⸣soŋgaʧinaːja ʔa⸢raʔinomba⸣ kḁ⸢ta⸣mi ʔa⸢giti ⸣ mi⸢na⸣kana ʃi̥⸢kiti poːki⸣nu ⸣miː ʔi⸢ruta⸠daː]
      (正月には新しい砂を担ぎ揚げて、庭に敷き詰めて箒の目<箒で掃いて筋目>を入れたよ)

アラシグトゥ [ʔa⸢raʃigutu] (名)

  • 荒仕事。きつい肉体労働。
  • Example phrases
    • ヤ⸢マシグ⸣トー ア⸢ラシグトゥ⸣ ヤ⸢ルンダ⸣ ユー ⸢キー⸣ シケーティ ⸢サン⸣カー ⸣ドゥー ヤ⸢マ⸣スン⸢ダー
      [ja⸢maʃigu⸣toː ʔa⸢raʃigutu⸣ ja⸢runda⸣ juː ⸢kiː⸣ ʃi̥keːti ⸢saŋ⸣kaː ⸣duː ja⸢ma⸣sun⸢daː]
      (山仕事は荒仕事だから、よく気をつけてしないと体を損ねるよ)
    • バ⸢カー⸣タケンマー ア⸢ラシグトゥン⸣ ナ⸢リ⸣シタンドゥ ⸣トゥシ ⸢トゥッ⸣ター ⸣アイブ シ⸢グトー⸣ ドゥーヨーリ ⸢シース
      [ba⸢kaː⸣takemmaː ʔa⸢raʃigutun⸣ na⸢ri⸣ʃi̥tandu ⸣tu̥ʃi ⸢tut⸣taː ⸣ʔaibu ʃi⸢gutoː⸣ duːjori ⸢ʃiːsu]
      (若かった頃は荒仕事も出来たが年を取ったのであんな仕事は体を損ねる<胴弱りする>)

イーシプシ [⸢ʔiː⸣ʃipu̥ʃi] (名)

  • ツノマタ干し。収穫した海藻のツノマタ(角又)を炎天下の桟橋や広場に広げ干して乾燥させるが、正午過ぎに裏返して干すきつい作業。その際に小さな枝珊瑚を取り除く作業をした。
  • Example phrases
    • ⸢イー⸣シプシェー ⸢ナンギ⸣ヌ シ⸢グトゥ ヤッタ
      [⸢ʔiː⸣ʃipu̥ʃeː ⸢naŋgi⸣nu ʃi⸢gutu jatta]
      (ツノマタ干しは難儀な仕事であった)

カキヤー [kḁ⸢ki⸣jaː] (名)

  • イカを引っ掛けて獲る漁具。直径約2ミリの鉄線の両端を研いで、その中央から二つに折り曲げ、それぞれを更に釣り針状に折り曲げて鉤を造る。それらを直径1、2センチ、長さ約1メートルの竹竿の先端に針金で数個巻きつけ、強く縛り付けたもの。これで海面に群れてくるイカを引っ掛けて漁獲した。
  • Example phrases
    • カ⸢キ⸣ヤーサーリ イ⸢ガ⸣ ガキ トゥ⸢ローッ⸣タ
      [kḁ⸢ki⸣jaːsaːri ʔi⸢ga⸣ gaki tu⸢roːt⸣ta]
      (カキヤーでイカを引っ掛けて漁獲され<獲られ>た)

カジバナ [ka⸢ʤibana] (名)

  • 吹き曝し。風の通り道。「風端」の義か。海岸などの、風が強く吹くところ。防風林が無く、台風などが直接に吹きつける所。
  • Example phrases
    • ⸣クマー カ⸢ジバナ⸣ ヤ⸢ルンダ⸣ ナ⸢チェー⸣ ピ⸢ラ⸣ケーンドゥ ⸢タイフー⸣ヌ ⸣ピンマー ナ⸢クラーン⸣ダー
      [⸣kumaː ka⸢ʤibana⸣ ja⸢runda⸣ na⸢ʧeː⸣ pi⸢ra⸣keːndu ⸢taiɸuː⸣nu ⸣pimmaː na⸢kuraːn⸣daː]
      (ここは吹き曝し<風端{EOS}風の通り道>だから夏は涼しいが、台風の時は怖いよ)

カシラ [ka⸢ʃi⸣ra] (名)

  • 旗頭。のぼり(幟)の竿頭を飾る旗頭。「Fatagaxira、ハタガシラ(旗頭)『邦訳日葡辞書』」の転訛したもの。西村のカシラは女性を象徴するといわれ、鍬形(花弁の象徴か)の中にめしべ(雌蕊)を象徴するような棒があり、その下に逆向きの剣(がく<萼>の象徴か)が土台を形成する構造となっている。東村のカシラは男性を象徴し、形は西村のそれに似るが鍬形の中の棒が単調(おしべ<雄蕊>の象徴か)である。西村のカシラには土台の下に左右一対の龍頭の枕があるのに対し、東村のカシラにはそれがない。西村のカシラの龍頭にはビンロウ樹の皮<繊維>で鬚を作り頸のところにまきつけてある。旗竿は直径約10センチ、長さ約2メートルの竹竿で、豊年祈願の幟旗をかけてある。
  • Example phrases
    • ⸢インヌムラヌ⸣ カ⸢シ⸣ラー ミ⸢ドゥ⸣ム ⸢アンヌムラヌ⸣ カ⸢シ⸣ラー ビ⸢キドゥムティ⸣ ア⸢ザリブー
      [⸢ʔinnumuranu⸣ kḁ⸢ʃi⸣raː mi⸢du⸣mu ⸢ʔannumuranu⸣ kḁ⸢ʃi⸣raː bi⸢kidumu⸣ti ʔa⸢ʣaribuː]
      (西村のカシラは女性、東村のカシラは男性といわれている)

カナ [ka⸢na] (名)

  • かんな(鉋)。大工道具の一つ。⸢ヤーザイ⸣ク[⸢jaːʣai⸣ku](家造り大工)、フ⸢ナザイ⸣ク[ɸu⸢naʣai⸣ku](船大工)、サ⸢シ⸣ムヌザイク[sḁ⸢ʃi⸣munuʣaiku](指物細工)等が用いる工具。木材や板の表面を削って平滑にする鉋や溝を作ったり、桶の側面や丸底を削ったりするのに用いるマ⸢ルカナ[ma⸢rukana](丸鉋)などがあった。カ⸢ナッ⸣クル[ka⸢nak⸣kuru]( uby{鉋屑}{カンナ|クズ})は焚きつけに用いた。「眞鉋持<まかな持ち>『万葉集 1385』、⸢鏟、平kaeriten{㆑}木鉄也、加奈<かな>」『新撰字鏡』」の転訛したもの。一般の鉋はヒ⸢ラカナ[çi⸢rakana](平鉋、台鉋)という。
  • Example phrases
    • ⸢サイク⸣ヌ カ⸢ナ⸣ ス⸢コー⸣ルカー カ⸢ナックル⸣ヌ ナー⸢ナー⸣シ キ⸢モーッ⸣サ ⸣ンジクーン
      [⸢saiku⸣nu ka⸢na⸣ su̥⸢koː⸣rukaː ka⸢nakkuru⸣nu naː⸢naː⸣ʃi ki⸢moːs⸣sa ⸣ʔnʤikuːŋ]
      (大工が鉋をかけられると鉋屑が長々と気持ちよく出てくる)

カニン [⸣kaniŋ] (名)

  • (植)和名、エビツル。ブドウ科植物。野ぶどう。原野の雑木林の中のガジマル[ga⸢ʤi⸣maru](木容樹)や⸢ゴーナ⸣キ[⸢goːna⸣ki](桑の木)などに巻きつくように生えて、直径約1センチほどの球状の実をつける。未熟の実は緑色を呈するが完熟する濃い赤紫色になり、甘く美味である。長さ15~17センチの房いっぱいに実をつける。カニンの蔓を切って、その樹液を目に入れると眼病が治るといわれていて、目ヤニが出ると眼病の薬として樹液を目にさして利用していた。
  • Example phrases
    • ⸢ソー⸣ランナー ⸣カニン ⸣ブリキー ム⸢ルムル⸣ナー イ⸢ルタン
      [⸢soː⸣rannaː ⸣kanim ⸣burikiː mu⸢rumuru⸣naː ʔi⸢rutaŋ]
      (お盆には野ブドウを捥いで<折って>来て、お盆のムルムルに入れたものだ)

カラマクン [ka⸢rama⸣kuŋ] (他動)

  • 絡め巻く。巻きつける。カ⸢ルマ⸣クン[ka⸢ruma⸣kuŋ](巻き付ける)ともいう。
  • Example phrases
    • ⸢ナー⸣ヤ ⸣パラーナ カ⸢ラマ⸣キ シ⸢キ⸣リ
      [⸢naː⸣ja ⸣paraːna ka⸢rama⸣ki ʃi̥⸢ki⸣ri]
      (縄は柱に巻きつけておけ)
    • カ⸢ラマ⸣クンティ ⸢スンドゥ⸣ カ⸢ラマカラ⸣ヌ
      [ka⸢rama⸣kunti ⸢sundu⸣ ka⸢ramakara⸣nu]
      (巻き付けようとするが、巻き付けられない)
    • カ⸢ラマ⸣ク クトゥ
      [ka⸢rama⸣ku ⸣ku̥tu]
      (巻きつけること)
    • ク⸢レー⸣ カ⸢ラマ⸣ケー ⸣ミサムヌ
      [ku⸢reː⸣ ka⸢rama⸣keː ⸣misamunu]
      (これは巻き付ければよいのに)
    • ⸢パー⸣ク ⸢クン⸣ナ カ⸢ラマ⸣キ
      [⸢paː⸣ku ⸢kun⸣na ka⸢rama⸣ki]
      (早くこれに巻きつけよ)

カラマクン [ka⸢rama⸣kuŋ] (自動)

  • 絡み付く。巻きつく。
  • Example phrases
    • ピ⸢バツン⸣マー ⸢グス⸣クナー カ⸢ラマ⸣キ ⸢ベー
      [pi⸢batum⸣maː ⸢gusu̥⸣kunaː ka⸢rama⸣ki ⸢beː]
      (ヒハツモドキは石垣に巻き付いている)
    • カ⸢ラマカ⸣ヌ
      [ka⸢ramaka⸣nu]
      (巻き付かない)
    • カ⸢ラマキン⸣ギサン
      [ka⸢ramakiŋ⸣gisaŋ]
      (巻き付きそうだ)
    • ピ⸢バツン⸣マー ⸢グス⸣クナ カ⸢ラマ⸣クン
      [pi⸢baʦum⸣maː ⸢gusu̥⸣kunaː ka⸢rama⸣kuŋ]
      (ヒハツモドキは石垣に巻き付く)

Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)

Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.

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きつけつねきつキツ

(Common Noun)

  1. Fox (esp. the red fox, Vulpes vulpes)
    Word usually written using kana alone

  1. Fox (i.e. a sly person)
    Word usually written using kana alone

  1. Soba or udon topped with deep-fried tofu
    Word usually written using kana alone

  1. Light brown
    Abbreviation / Word usually written using kana alone

きちきつ

(Noun)

  1. Good fortune (esp. omikuji fortune-telling result); Good luck; Auspiciousness

きつ引き継ぐ引継ぐきつ

(Common Godan verb, transitive)

  1. To take over; To hand over

きつ引き継ぎ引継ぎ引継

(Common Noun)

  1. Taking over; Handing over; Transfer of control; Inheriting; Passing on the baton

きつける引き付ける引付けるきつける引付る惹き付けるきつける

(Common Ichidan verb)

  1. To fascinate; To attract; To charm; To pull up (at a gate)

  1. To have a convulsion

きつづき引き続き引続き

(Common Noun)

  1. Continuously; Continually; Without a break

  1. Next; Then; After that

きつもん詰問

(Noun)

  1. Cross-examination; Close questioning; Demanding an explanation

きつ不吉

(Common Noun)

  1. Ominous; Sinister; Bad luck; Ill omen; Inauspiciousness

きつえん喫煙喫烟

(Common Noun)

  1. Smoking

きつ着付け着つけ

(Noun)

  1. Dressing (esp. in kimono); Fitting; Helping someone get dressed

  1. Outer garment (in kabuki)

きづけきつ気付け気付

(Suffix)

  1. Care of (e.g. address on letter); C/o

(Noun)

  1. Encouragement; Bringing around; Resuscitation

  1. Stimulant; Tonic; Restorative
    Abbreviation

きつ劇痛激痛

(Noun)

  1. Pain (intense, sharp, violent)

きつ吹き付け

(Noun)

  1. Spraying

きつれる引き連れる引連れるきつれる

(Ichidan verb, transitive)

  1. To take along with

きつ撃墜

(Common Noun)

  1. Shooting down (aircraft)

きつめる突き詰める

(Ichidan verb, transitive)

  1. To investigate thoroughly; To probe into; To think something through; To follow an argument to its logical conclusion

きつける突き付けるきつける

(Ichidan verb, transitive)

  1. To thrust before; To thrust at

まんきつ満喫きつ

(Common Noun)

  1. Having enough of (food, drink, etc.); Having one's fill

  1. Fully enjoying

きつける吹き付けるきつける吹付ける吹き着ける

(Ichidan verb, transitive)

  1. To blow against; To spray (paint, etc.) (onto a surface)

きつめる敷き詰める敷詰める

(Ichidan verb, transitive)

  1. To cover a surface; To spread all over; To blanket; To lay

かんきつるい柑橘類かんきつ甘橘類

(Noun)

  1. Citrus fruits

きつ脊椎

(Noun)

  1. Spine; Vertebral column

きつきつ引き攣る引攣る

(Common Godan verb)

  1. To have a cramp (spasm, convulsion, twitch); To become stiff

きちじきつ吉事

(Noun)

  1. Auspicious event

きつ嘉吉

(Noun)

  1. Kakitsu era (1441.2.17-1444.2.5)

きつ

(Noun)

  1. Ticket

きつ

(Common I-adjective)

  1. Intense; Severe; Hard

  1. Determined; Forceful; Formidable

  1. Strong

  1. Tight; Close

きつきつ引き攣り引き吊り引攣り

(Noun)

  1. Scar

  1. Spasm; Twitch; Cramp