(Noun) Firefly, fireflies, lightning bugs
Define かん kan Meaning カン
Displaying results for かん (kan・かん・カン) – ryukyu
JLect: Japonic Languages and Dialects Database
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A dictionary of the Ryukyuan language
Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.
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カン kan (kaN) ⓪ 名
- 寒。寒さ。cuuja~nu ?aQsaa 'jaa.きょうは寒いねえ。'jamatunu kanoo ?ucinaatu kawajuN doo.日本本土の寒さは沖繩と違うぞ。
カン kan (kaN) ⓪ 名
- 勘。さとり。~tujuN.さとる。了解する。
カン kan (kaN) ① 名
- 羹(かん)。羊羹の類をいう。kumigaN(米の粉の羹),maamigaN(小豆の羹)など。
カン kan (kaN) ⓪ 副
- こう。かく。かように。~nataru ?wiija sikataa neeN.こうなった以上しかたがない。~kuuwa.ちょっと来い。子供を呼ぶ時にいう。~caaNdi.ちょっと来て見ろ。~kuuwa.と同じ。
カナ kana (kana) ⓪ 名
- 縢(かな)。かせにかける前の一束にした糸。kanaを染色したのち,かせ(kasi)にかける。のち,SeejaNgasiが輸入されてからは,kanaを作るのは芭蕉布を織る時のみとなった。~sikoojuN. kanaを作る。
カナ kana (kana) ⓪ 名
- かんな。大工道具の一種。
カナ kana (kana) ① 名
- 仮名。~tadasjuN.発音を正しくする。逐字的に仮名で書いたとおりに正す意。平民式発音を士族式の発音に矯正する。すなわち,たとえばcici(月)をCici, mizi(水)をmiZi, suubu(勝負)をsjuubuのように改める。士族の子弟はこのような発音の矯正を受けて,士族式の音韻体系をもつようになる。
カニ kani (kani) ① 名
- 矩。かねじゃく。L字形のものさし。
- 生活上・社交上のわく。社会的な規範。常識。また,常識があること。頭がしっかりしていること。理性。理解力。~nu neeN.常識がない。理性がない。~nu haNditooN.常識をはずれている。頭がおかしい。~kakijuN.(社交などで)常軌をはずさない。
カニ kani (kani) ① 名
- 金。金属。金銭の意ではziNkaniという。
カニ kani (kani) ① 名
- 鐘。また,鉦。
アカナ akana (?akana) ⓪ 名
- 植物名。紫蘇。
イカナ ikana (?ikana) ① 連体
文
- いかなる。どのような。?icaruともいう。口語はcaaru。~tiNzikunu ?unitacinu ?uzoN kuinu mici 'jariba ?acidu sjujuru.[いかな天竺の鬼立の御門も恋の道やればあきどしゆゆる(手水之縁)]どんな天竺の鬼の立っている門も,恋の道ならば開きもしよう。
ジカン jikan (zikaN) ① 名
新
- 時間。普通はtuciという。~nu ?aN.時間が決まっている。決められた時間がある。
カカン kakan (kakaN) ⓪ 名
- [下裳]女が腰から下に着ける着物。腰巻状で後ろに合わせる式のものと,労働用の前から股を通すふんどし式のものと二種ある。duziNと一緒に着る。
カンダ kanda (kaNda) ⓪ 名
- かずら。つる草の類。
- 甘藷。さつまいも。その植物としての名。また,そのつる。根は?Nmuという。
カネー kanee (kanee) ⓪ 名
- 借地料。また,小作料。
- 地租。また,租税一般。
カニー kanii (kanii) ① 名
- かのえ(庚)。十干の一つ。暦の上では吉日として,転宅・建築などの日に選ばれる。
カンジ kanji (kaNzi) ⓪ 名
- たてがみ。
- とさか。
カンナ kanna (kaNna) ⓪ 名
新
- カンナ。だんどく。hanabasjuuと同じ。
カンル kanru (kaNru) ⓪ 名
- 寒露。二十四節の一つ。沖縄で鷹の渡る季節である。
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かん 【官】
かん 【寒】
かん 【羹】
かん 【貫】
かんき 【歓喜】
See also
がんそ 【元祖】
See also
かんち 【奸智】
かんな 【鉋】
カンナ (植物名)
かんぴ 【官費】
かんわ 【官話】
Dictionary of the Practical Use of Okinawan
Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.
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かん
- 勘
- うぬ くとぅば てぃーちさーに かん とぅいる はじ やしが、あれー かぬん とぅえーうーさんさ やー。
(その言葉一つで解るはずだが、あの人は空気読めないんだね) - っやー ちらぐゎー んーぢぶさんでぃ うむとーたさ。わん ちむぬ かんぬ っやーんかい とぅーとーてーさ やー。
(あなたの顔を見たいと思っていたよ。私の気持があなたに通じたんだね)
Example phrases
かん ちげー
- 勘違い
- っやーが かんちげー そーくとぅ まっとーば はなさな やー。
(あなたが勘違いをしているので、正直に話すね) - なまぬ っちゅぬちゃーや っちゅびれーぬ いきらく なてぃ、えーてぃぬ ちむぐくる ちなぢぇーうーさんくとぅ、かんちげー しーんーちゃい、かんちげー さったい するくとぅぬ うふさんねー すん。
(今時の人たちは人付き合いが少なくなって、相手の心をつなげることができないので、勘違いしたり、勘違いされたりすることが多いようだ)
Example phrases
かん
- こう
- あぎじゃびよー。かん なたる ばー ゐ?
(あれっ、こうなったのか) - かん なとーいびーさ。
(こうなっていますよ) - かん なたる っうぃーや しかたー ねーらんさ。うみちれー。
(こうなった以上は仕方ないな。あきらめなさい)
Example phrases
かんげーいん (かんげーたん、かんげーらん、かんげーてぃ)
- 考える、世話する
- なー かんげー かんげーっし あんし ちびらーしく なーぢゅくいぬ ないる。
(それぞれの考えであんなに見事に庭造りができるんだね) - ぬーがな するめーねー ゆー かんげーてぃから しー よー やー。
(何かする前にはよく考えてからしなさいよ) - っやーさーに かんげてぃくぃり よー。
(あなたでもって考えてくれよ) - いふぇー かんげーてぃくぃらに?/かんげーてぃくぃらん なー?
(少しは考えてくれないか/考えてね) - わん どぅーぬ かなーん ないねー、とぅんじゃこー っやーさーに みーかんげーっし くぃり よー。
(私の体がかなわくなったら、看病はあなたでもって世話してくれよ) - みーかんげーっし くぃみそーり よー。
(ご指導をお願いします)
Example phrases
かんじゃー やー
- 鍛冶屋
- んかしぇー みじ いりやー、くみ いりやーんでー かんじゃーやーんかい あちれーてぃ ちゅくらちょーたしが、かーん かーん かーぬん ちかららん なてぃ ちかぐろー かんじゃーやーや んーちぇー んーだん やー。
(昔は水入れ、米入れとか鍛冶屋に注文して作らせていたが、カーンカーンカーンという音も聞かれなくなって近頃は鍛冶屋は見なくなっているね)
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かんすい
- カミソリ
- わったーが わらびぬくろー かんすいさーに ゑんぴつん とぅぢゅたしが、なまぬ わらびんちゃーや ならん やー。
(私たちが子どもの頃はカミソリで鉛筆を研いだが、今の子どもたちはできないね) - ありが くちぇー かんすいぬ ぐとぅどぅ あん どー。
(あの人は口達者で歯切れがよいね) - どぅく くちがんすい ないねー、まるく をぅさまいしん をぅさまらん ないん。
(あまりおしゃべり過ぎると、まるく収まるのも収まらなくなる)
Example phrases
かん すん (〜さん、〜さん、〜っし)
- こうする
- じんぶん あいぎさー やしが じんぶんぬ ねーらん、ふぃぢゃいんかい みぐらち ならんらー、っうぃーんかい ふぃっぱいどぅ すさ。くれー かんどぅ すさ。
(物わかっていそうだが知恵がないね、左にまわしてだめなら、上に引っ張ることさ。これはこうするんだよ)
Example phrases
かんぢゅん (かんたん、かんだん、かんてぃ)
- 被る
かんしーん (かんしたん、かんしらん、かんしてぃ)
- 被せる
- ぼーし(ちぶる かんぢむん) かんてぃ いけー。
(帽子(あたまに被るもの)
をかぶって行きなさい)- なー ふぃーく なとーくとぅ、にんぢゅる ばすねー ふとん
(かんぢむん) - かんてぃ にんでー。
(もう寒くなっているので、ふとんをかけて寝なさい) - っちゅぬ やなぐち うんじょー くちかんとーいびーん どー。
(人から悪口をあなたは浴びせられていますよ) - うっか かんとーん。
(借金がある) - 、うっか かんぢゃー
(借金持ち) - ふかー てぃーだぬ くゎらくゎらっし あちさくとぅ、ぼーし かんしれー。
(外は太陽がかんかんして暑いので、帽子を被せなさい)
Example phrases
かんとぅ
- 髪の卑語
- どぅく かじぬ ちゅーさぬ、かんとぅばーばー そーっさ。
(あまりに風が強くて髪が乱れているよ)
Example phrases
かんとぅ むしーん (〜むしたん、〜むしらん、〜むしてぃ)
- 髪をむしる
- うぃなぐぬ おーえーや かんとぅ むしえー すん。
(女子のけんかは髪のむしりあいをする)
Example phrases
かんない
- 雷
- かんないぬ ないねー、 てんぶす とぅらってー ならんでぃち、ちちょーる ちんさーに わた うすいたん。
(雷が鳴ると、ヘソを取られてはならないと、着ている着物でお腹を隠したものだ)
Example phrases
かんぬー
- 肝要
- うやふぁーふじからぬ ゆじり うきちぢゅる たみねー、しまくとぅば ふぃるみーる くとー いっぺー かんぬー やん。
(祖先からの伝統を受け継ぐためには、しまくとぅばを普及することがとても大切だ)
Example phrases
かんぬ むし
- 癇の虫
- ゆーる なちぶさーんかえー、 かんぬ ちゅーさる わらび やくとぅ、かんぬ むしぬ をぅんでぃ むしぐすい ぬますたん。
(夜泣きする子には癇が強い子だから、癇の虫がいるといって虫薬を飲ませたものだ)
Example phrases
かんなじ
- 必ず
- かんなじ しー/くー よー。
(必ずしなさいよ/来なさいよ)
Example phrases
あんしー かんしー すん (〜さん、〜さん、〜っし)
- あれこれ試行する
- あんしー かんしー さしが、ならんたっさー。
(あれこれ試したが、できなかったよ) - あんしー かんしー やくとぅ、なー わかてぃ くぃみそーれー。
(話した通りですから、解ってくださいね)
Example phrases
いちぇー かんてぃー すん (〜さん、〜さん、〜っし)
- 逢えないままでいる、長さが足りない
- ありが やーんかい いくけーん っんぢん をぅらん、ありんかい いくけーん でんわしん ありからー かかてぃくーんくとぅ、うぬまーまー なてぃ いちぇーかんてぃー そーん。
(あの人は家に何度行っても居ないので、いくら電話してもあの人からはかかって来ない、そのままになって逢えないままでいる) - でんきぬ コードぬ いんちゃさぬ、さしくみんかい いちぇーかんてぃー そーん。
(電気コードの短くて、差し込みに届かない) - くぇーてぃ わた しみーる バンドぬ いちぇーかんてぃー そーん。
(太ってお腹をしめるバンドが届かなくなっている)
Example phrases
いちゅんてー いかんてー すん
- 行くと言ってみたり行かないと言ってみたりする
- いちゅんてー いかんてー っし、 あんいー かんいー すくとぅ、いみくじ わからん。
(行くと言ってみたり行かないと言ってみたりあれこれ言うので、訳がわからない)
Example phrases
*(参考)「いちゅんでぃ いちゃい いかんでぃ いちゃい すん」も同義
いなか んちゅ
- 田舎(出身の)者
- いなかんちょー たんかーまんかー むる どぅーぬ やーにんじゅぬ ぐとぅ ふぃれー すくとぅ、すい なーふぁとー ちがてぃ っちゅびれー しーやっさん。
(田舎出身の人は隣り近所と自分の家族のように付き合うので、首里那覇とは違って付き合いやすい)
Example phrases
おーふぃじゅる かんじゃー
- 寒々とした霊気
- がまんかい いっちゃくとぅ おーふぃじゅるかんじゃーっし ふぃちけーちゃん。
(洞窟に入ったら寒々とした霊気を感じて引き返した)
Example phrases
Audio Database of Hatoma Lexicon
Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED
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アイカン [⸢ʔai⸣kaŋ] (名)
- 合鑑。あいふ(合符)。手荷物の預かり札。標準語からの借用語。運搬船で荷物を送る際に発行してもらい、石垣港や那覇港で合鑑と引き換えに荷物を受け取った。
- ウ⸢キ⸣ナーヌ ニ⸢ム⸣チェー ⸢アイ⸣カンシ ウ⸢クルタ
[ʔu⸢ki⸣naːnu ni⸢mu⸣ʧeː ⸢ʔai⸣kaŋʃi ʔu⸢kuruta]
(沖縄への荷物は合鑑で送った)
Example phrases
アウピナカン [⸢ʔaupinakaŋ] (名)
- (動)魚の名。和名、ナンヨウブダイ。⸢オーバ⸣チャー[⸢ʔoːba⸣ʧaː]という人もいるが、それは糸満方言だという。ブダイ科の魚。体型はグ⸢ジラ⸣フタイ[gu⸢ʣira⸣ɸu̥tai]に似るが、体長60~70センチと、グジラフタイより小型で、濃紺の上体部とスカイブルーの下腹部の体色を示す点は異なる。
- ⸢アウピナカンヌン⸣ イ⸢ラブチ⸣トゥ ユ⸢ヌ⸣ムヌ⸢ゲ⸣ラ
[⸢ʔaupinakannuŋ⸣ ʔi⸢rabuʧi⸣tu ju⸢nu⸣munu⸢ge⸣ra]
(アウピナカンもブダイと同じさ)
Example phrases
アカンキ [ʔa⸢kaŋki] (名)
- 赤木。和名、アカギ。高さ25メートルにも達する高木だが、建築用材には使用されない。豚の飼葉桶(⸢トー⸣ニ{SqBr}⸢toː⸣ni{/SqBr})を作るのに利用された。実は直径1~1.2センチで褐色の球形。お盆の供え物(ム⸢ルムル{SqBr}mu⸢rumuru{/SqBr})にさして先祖の供養に用いる。
- ア⸢カンキーヌ⸣ ナル ⸣ブリキー ム⸢ルムルヌ シン⸣ザナ ⸣ッシ カ⸢ザリ⸣バ
[ʔa⸢kaŋkiːnu⸣ naru ⸣burikiː mu⸢rumurunu ʃin⸣ʣana ⸣ʃʃi ka⸢ʣari⸣ba]
(赤木の実をもいできて、ムルムルの砂糖きびに差して供えなさいよ)
Example phrases
アカンキー [ʔa⸢kaŋkiː] (名)
- (植)赤木。赤木の幹を刳り抜いて⸢トー⸣ニ[⸢toː⸣ni](田舟{EOS}水田の地均しに用いた農具)を作ったり、豚の飼い葉おけを作ったりした。
- ア⸢カンキーヌ⸣ ナロー ⸢ソーラン⸣ヌ ム⸢ルムル⸣ナー イ⸢ローッ⸣タン
[ʔa⸢kaŋkiːnu⸣ naroː ⸢soːran⸣nu mu⸢rumuru⸣naː ʔi⸢roːt⸣taŋ]
(赤木の実はお盆のムルムルに入れられた)
Example phrases
アカンマーブシ [⸣ʔakammaːbuʃi] (名)
- 歌謡名。赤馬節。単に⸣アカンマー[⸣ʔakammaː]ともいう。首里王府に献上された名馬の赤馬を讃えた節歌で、石垣島では宴席の座開きの歌として演奏される目出度い歌謡。
- ⸣アカンマーブシバ ピ⸢キティ⸣ カルイ シ⸢キ⸣リバ
[⸣ʔakammaːbuʃiba pi̥⸢kiti⸣ karui ʃi̥⸢ki⸣riba]
(赤馬節を弾いて嘉例吉の縁起をつけなさい)
Example phrases
アクヌカン [ʔa⸢ku⸣nu ⸣kaŋ] (連)
- 悪神。悪い神。
- カ⸢ン⸣ネヌ プ⸢ソー⸣ ア⸢ク⸣ヌカン ン⸢マヌ⸣リ シ⸢ラリタムヌ⸣ユー ヤ⸢ナクトゥタンガー⸣ル ウ⸢クル⸣バン
[⸢kan⸣nenu pu̥⸢soː⸣ ʔa⸢ku⸣nukam ʔm⸢manu⸣ri ʃi⸢raritamunu⸣juː ja⸢naku̥tutaŋga⸣ru ʔu⸢kuru⸣baŋ]
(あの家の人は悪神に跨られた<馬乗りされた>のか、悪いことだけ次々に起きるよ)
Example phrases
アサカンガイ [ʔa⸢sakaŋgai] (名)
- 浅い考え。浅慮。浅知恵。
- ⸢ワー カンガイ⸣ヤ ⸢ダーッ⸣サ ⸢ナー⸣ヌ ウ⸢レー⸣ ア⸢サカンガイ
[⸢waː kaŋgai⸣ja ⸢daːs⸣sa ⸢naː⸣nu ʔu⸢reː⸣ ʔa⸢sakaŋgai]
(君の考えはよろしくない{EOS}それは浅慮とうものだ)
Example phrases
アサカンナール [ʔa⸢sakannaː⸣ru] (名)
- 朝雷。朝方に鳴る雷。
- ア⸢サカンナールヌ ナール⸣カー トゥ⸢ナロー⸣ ン⸢ジル⸣ナティル ア⸢ザリブー
[ʔa⸢sakannaːrunu naːru⸣kaː tu⸢naroː⸣ ʔn⸢ʤiru⸣natiru ʔa⸢ʣaribuː]
(朝雷が鳴ると隣家へ出かけるなと<ぞ>言われている)
Example phrases
イーカンガイ [⸢ʔiːkaŋgai] (名)
- いい考え。よい着想。
- ⸣キノーラ ⸢シッ⸣パイ ⸢カン⸣ガイ ⸢ベーヌン⸣ドゥ ムッ⸢トゥ イーカンガイヌ⸣ ンジ ⸢クーン⸠ツォー
[⸣kinoːra ⸢ʃip⸣pai ⸢kaŋ⸣gai ⸢beːnun⸣du mut⸢tu ʔiːkaŋgainu⸣ ʔnʤi ⸢kuːn⸠ʦoː]
(昨日から一所懸命に<精一杯>考えているが、ちっともいい考えが出てこないのだよ)
Example phrases
イジカンティー [ʔi⸢ʤikantiː] (名)
- 言いにくく感ずること。言うことが困難であること。イ⸢ズン[ʔi⸢ʣuŋ](言う)の連用形に接尾語⸢カンティ[⸢kantiː]( ~出来ない{EOS}~兼ねる)が付いた語。
- ⸢パー⸣ヌ ⸣ヤミティ⸣ ムニ イ⸢ジカンティー シーベー
[⸢paː⸣nu ⸣jamiti ⸣muni ʔi⸢ʤikantiː ʃiːbeː]
(歯が痛んでものを言いにくくして<言いかねて>いる)
Example phrases
ウブカカン [ʔu⸢bu⸣kakaŋ] (名)
- uby{下裳}{シタ|モ}。大きなひだ(襞)をとった女性の下着用の腰巻。古典舞踊のパ⸢トゥ⸣マナカムリ[pa⸢tu⸣manakamuri](鳩間中岡)や⸢クンノー⸣ラ[⸢kunnoː⸣ra](古見の浦)、ユ⸢チダキ[ju⸢ʧidaki](四つ竹)などの古典舞踊の衣装として着用される
ウヤヌクイヤカンヌクイ [ʔu⸢ja⸣nu ⸢kui⸣ja ⸢kan⸣nu ⸣kui] (文)
- 親の声は神の声。⸢親の言うことは神のお告げと同じだ」の義。親の意向には逆らえないの意(諺)
ウリカンガイクリカンガイ [ʔu⸢ri kaŋ⸣gai ku⸢ri kaŋ⸣gai] (連)
- それを思い、これを思って。あれこれ思い煩って。
- ウ⸢リ カン⸣ガイ ク⸢リ カン⸣ガイ ⸢シー ソーバ シー⸣ ユ⸢ビ⸣ンサートゥ プ⸢ス⸣ミーン ニ⸢バランシェン
[ʔu⸢ri kaŋ⸣gai ku⸢ri kaŋ⸣gai ⸢ʃiː soːba ʃiː⸣ ju⸢bi⸣nsaːtu pu̥⸢su⸣miːn ni⸢baraŋʃeŋ]
(あれを思い、これを思い煩って、昨夜は一晩中一睡も出来なかった)
Example phrases
ウンザカンザ [⸢ʔunʣakanʣa] (代)
- そいつめ、あいつめ。そいつら、あいつら。⸢ウンザ[⸢ʔunʣa](そいつ)、⸢カンザ[⸢kanʣa](あいつ等)のABCDBC型構造の重言。
- ⸢ウンザカンザ ターティ ナー⸣ン ア⸢ツァ⸣マリキー ⸣バー ⸢タンガ⸣バ イ⸢ズ
[⸢ʔunʣakanʣa taːtinaː⸣ŋ ʔa⸢ʦa⸣marikiː ⸣baː ⸢taŋga⸣ba ʔi⸢ʣu]
(あいつもこいつも、誰彼なしに集まってきては私一人を叱るのだ)
Example phrases
ウンナカンナ [⸢ʔun⸣nakanna] (連体)
- そんなあんな。あんなこんな。ABCDBC型の重言。⸢ウン⸣ナクンナ[⸢ʔun⸣nakunna](そんなこんな)ともいう。
- ⸢ウン⸣ナカンナヌ ク⸢トゥ⸣バ フ⸢ジッ⸣クリ ン⸢ザ⸣シティ ⸢ヌー⸣ス ⸢カン⸣ガイヤ
[⸢ʔun⸣nakanna ku̥⸢tu⸣ba ɸu⸢ʤik⸣kuri ʔn⸢ʣa⸣ʃi̥ti ⸢nuː⸣su ⸢kaŋ⸣gaija]
(そんなこんなの事をほじくり<穿り>出して一体どうするつもり<考え>か) - ア⸢バ⸣サー ヤ⸢ルンダ⸣ マ⸢タ ウン⸣ナカンナ イ⸢ラザラ⸣ン ム⸢ニ⸣バ イ⸢ジェー⸣ティ ⸢アーキ⸣バン⸢ナー
[ʔa⸢ba⸣saː ja⸢runda⸣ ma⸢ta ʔun⸣nakanna ʔi⸢raʣara⸣m mu⸢ni⸣ba ʔi⸢ʤeː⸣ti ⸢ʔaːki⸣ban⸢naː]
(嫌なお喋り女だから、また、そんなこんな無用なことを喋って<言って>あるき回っているんだねえ)
Example phrases
カカン [ka⸢kaŋ] (名)
- 女性の着物で、丈の長いひだスカートに似た裳。木綿の白布で作られている。丈は踝までの長さが一般である。士族女性の礼装用の衣装の一つ(「懸け裳」という説あり)。沖縄古語「かかも」の転訛したものという『沖縄古語大辞典』。パ⸢トゥ⸣マナカムリ[pḁ⸢tu⸣manakamuri](鳩間中岡<鳩間節>の舞踊)のようなウ⸢ブブドゥ⸣ル[ʔu⸢bubudu⸣ru](古典舞踊{EOS}「大踊り」の義)の衣装等に用いられる。
- パ⸢トゥ⸣マナカムレー カ⸢カントゥ⸣ ス⸢ディナ⸣ヌ ⸢ウイ⸣ナー タ⸢ナシバ⸣ カキティル ブ⸢ドゥル ソーッ⸣タ
[pḁ⸢tu⸣manakamureː kḁ⸢kantu⸣ su⸢dina⸣nu ⸢ʔui⸣naː ta⸢naʃiba⸣ kḁkitiru bu⸢duru soːt⸣ta]
(古典舞踊の鳩間中岡節舞踊は、カカンとスディナの上から uby{手無}{タ|ナシ}(伝統的に加治工家と寄合家に伝わる)
を
着て踊られている)
Example phrases
カラカンナール [ka⸢rakannaːru] (名)
- 雨を伴わない雷。「空雷」の義。
- ⸢カンナー⸣ロー ⸢ナーリ ブンドゥ⸣ アメー ⸢ホーン⸣バン カ⸢ラカンナールユン
[⸢kannaː⸣roː ⸢naːribundu⸣ ʔameː ⸢hoːm⸣baŋ ka⸢rakannaːrujuŋ]
(雷は鳴っているが雨は降らないワイ{EOS}空雷だよ)
Example phrases
カン [⸣kaŋ] (名)
- 勘。直感。
- ⸢カントーリ⸣ムヌ
[⸢kantoːri⸣munu]
(耄碌したひと<勘倒れ者>) - ⸢カン ヨー⸣ルン
[⸢kaɲ joː⸣ruŋ]
(直感力がにぶる{EOS}判断力が鈍る<痴呆になりかける>) - ⸣アブジェー ⸣トゥシ トゥ⸢ローッ⸣ター ⸢カンヨー⸣リ ⸢ソー⸣リ ⸢ナー⸣ヌ
[⸣ʔabuʤeː ⸣tu̥ʃi tu⸢roːt⸣taː ⸢kaɲjoː⸣ri ⸢soː⸣ri ⸢naː⸣nu]
(おじいさんは年をとられたので判断力が弱くなってしまわれた<痴呆が始まった>) - ⸢カン⸣ トゥルン
[⸢kan⸣ turuŋ]
(感得する{EOS}直感的に理解する) - ⸢カントゥリ⸣ パ⸢ヤー⸣ン
[⸢kanturi⸣ pa⸢jaː⸣ŋ]
(感得するのが早い{EOS}理解・会得するのが早い)
Example phrases
カン [⸣kaŋ] (名)
- 乾燥。
- ⸢ザイ⸣ゲー ⸢キー⸣ヤーナー ⸢サン⸣ニンブカラ ⸣カン シ⸢ミティル⸣ シゥ⸢カーリ⸣ダー
[⸢ʣai⸣geː ⸢kiːjaː⸣naː ⸢san⸣nimbukara ⸣kaŋ ʃi⸢mitiru⸣ sï̥⸢kaːri⸣daː]
(材木は木小屋に三年ばかり乾燥させてから使えるのだ) - ⸢スー⸣カン
[⸢suː⸣kaŋ]
(潮乾{EOS}材木を干潮時の浜の中に埋めて海水に浸け、白蟻対策を講ずること)
Example phrases
カン [⸣kaŋ] (名)
- 寒。寒さ。寒気。
- ⸢ダイ⸣カン
[⸢dai⸣kaŋ]
(大寒{EOS}非常に寒いこと{EOS}二十四節気の一つ{EOS}太陽暦の1月21日頃) - ⸢ショー⸣カン
[⸢ʃoː⸣kaŋ]
(小寒{EOS}二十四節気の一つ{EOS}太陽暦の1月5日頃) - ク⸢トゥシェー カン⸣ヌ ⸢スーワ⸣ヌ ⸢ターシグ⸣トー ク⸢バリンギサ⸣ル
[ku̥⸢tuʃeː kan⸣nu ⸢suːwa⸣nu ⸢taːʃigu⸣toː ku⸢bariŋgisa⸣ru]
(今年は寒気が強くて田仕事は凍えそうだ)
Example phrases
Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect
Results from the [関連データ]南琉球八重山語宮良方言の名詞アクセント資料 [Kanren dēta] Minami Ryūkyū Yaeyama-go Miyara hōgen No meishi akusento shiryō ([Relevant Data] Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect), by Kenan Celik, Aso Reiko and Kohei Nakazawa, © CC BY-NC 3.0 DEED
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アカンダ [akaɴda] F (名)
- 赤土。粘土
カン [kaɴ] L (名)
- 神
Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)
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かん【勘】
(Common Noun)
- Perception; Intuition; The sixth sense
かん【缶・罐・鑵】
(Common Noun)
- Can; Tin
かみ・かむ・かん【神】
(Common Noun)
- God; Deity; Divinity; Spirit; Kami
- Incredible; Fantastic
— Slang
- Emperor of Japan
— Honorific or respectful (sonkeigo) language / Archaism
- Thunder
— Archaism
みき・かん【幹】
(Common Noun)
- (Tree) trunk; (Arrow) shaft; (Tool) handle; Backbone; Base
かん・くだ【管】
(Common Noun)
- Pipe; Tube
かんむり・かん・かむり・かんぶり【冠】
(Common Noun)
- Cap (esp. a traditional cap worn with sokutai or ikan clothing); Crown; Diadem; Coronet
(Common Adverb)
- Best; Peerless; First
かん【寒】
(Noun)
- Midwinter; Cold season; Coldest days of the year
かん【艦】
(Common Noun)
- Warship
かん・ひつぎ【棺・柩】
(Common Noun)
- Coffin; Casket
かん【貫】
(Common Noun)
- Kan (obs. unit of weight, approx. 3.75 kg, 8.3 lb)
- Kan (obs. unit of currency)
(Common Counter)
- Pieces of sushi
かん【観】
(Common Noun)
- Look; Appearance
- Spectacle; Sight
- Observation meditation
(Common Suffix)
- Outlook on ...; View of ...
かん【館】
(Noun)
- House; Hall; Building
かん【巻】
(Noun)
- Volume (of book); Reel (of film)
かん【感】
(Noun)
- Feeling; Sensation; Emotion; Admiration; Impression
かん【癇】
(Noun)
- Temper; Nerves
かん【官】
(Noun)
- Government service; The bureaucracy
かん【漢】
(Noun)
- China
- Han (majority Chinese ethnic group)
(Suffix)
- Man
かん【完】
(Expression)
- The End; Finis
(Noun)
- Completion; Conclusion; End
- Providing fully
かん【間】
(Noun)
- Interval; Period of time
- Among; Between; Inter-
かん【歓】
(Noun)
- Joy; Enjoyment; Delight; Pleasure
かん【簡】
(Noun)
- Brevity; Simplicity
かん【鐶】
(Noun)
- Ring; Link
- Open spirals of heavy metal wire twisted into a kettle and used to lift it (tea ceremony)
かん【澗】
- 10^36; Undecillion
かん【坎】
(Noun)
- Pit; Hole
— Archaism
- Kan (one of the trigrams of the I Ching: water, north)
かん【環】
(Noun)
- Ring; Band; Rim
- Ring
(Prefix)
- Circum-
かん【甲】
(Noun)
- Treble range (in Japanese music); High note
かん【稈】
(Noun)
- Culm (hollow stem of a grass)
かん【汗】
(Noun)
- Khan (medieval ruler of a Tatary tribe)
かん【奸・姦・姧】
(Noun)
- Cunning and wickedness; Cunning, wicked person
かん【寛】
(Noun)
- Lenient; Gentle
かん【燗】
(Noun)
- Warming up sake; Warmed sake
かん【竿】
(Suffix)
- Counter for poles, rods, etc.
かん【閑】
(Noun)
- Spare time; Free time; Leisure
かん【疳】
(Noun)
- (In Chinese medicine) infantile neurosis characterized by crying at night and convulsions
- Temper; Nerves
かん【刊】
(Suffix)
- Publication; Edition (e.g. morning, evening, special); Published in (year); Publication frequency (e.g. daily, monthly)
カン【槓】
(Noun)
- Forming a four-of-a-kind; Declaring a kong
かん【款】
(Noun)
- Title; Heading; Article
- Benevolence; Friendly feeling
かん・くわん
(Adverb)
- Ding; Chime (sound of a bell or a small gong)
— Onomatopoeic or mimetic word
かみ・かん・こう【長官】
(Noun)
- Director (highest of the four administrative positions of the ritsuryo period); Chief
— Archaism
せん【銭・錢】
(Common Noun)
- Hundredth of a yen
- Coin made of non-precious materials
- One-thousandth of a kan (as a unit of currency)
— Obsolete term
- One-thousandth of a kan (as a unit of mass)
— Archaism
いっかん【一貫】
(Common Noun)
- Consistency; Coherence; Integration
- One kan (approx. 3.75 kg, 8.3 lb)
- One piece of sushi
もん【文】
(Noun)
- One-thousandth of a kan (obsolete unit of currency)
- 2.4 cm (traditional unit used to measure shoe sizes)
- Letter; Character; Sentence
- Scripture; Incantation
— Abbreviation
さんけ【三家】
(Noun)
- Three noble families (Kan'in, Kazan'in, and Nakanoin or Koga)
- Three branch Tokugawa families (Owari, Kii, and Mito)
せんきん【千鈞・千金】
(Noun)
- 1000 pounds; 1000 kan; 1000 yen; 1000 pieces of gold; Great weight; Pricelessness
かんおう【観応】
(Noun)
- Kan'ou era (of the Northern Court) (1350.2.27-1352.9.27)
かんえい【寛永】
(Noun)
- Kan'ei era (1624.2.30-1644.12.16)
かんえん【寛延】
(Noun)
- Kan'en era (1748.7.12-1751.10.27)
かんのう【観応】
(Noun)
- Kannou era, Kan'ou era (of the Northern Court) (1350.2.27-1352.9.27)
— Obscure term
カンコロジー
(Noun)
- Kan ecology (beautifying an area by picking up cans)