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Define かむ kamu Meaning カム

Displaying results for かむ (kamu・かむ・カム) – ryukyu

JLect: Japonic Languages and Dialects Database

Results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.

Search languages: Japonic (all languages and dialects) ↔ English ↔ Japanese

Ryukyu (Yaeyama: Kohama)

かむぬ【若者】

(Noun) Young people, youth, the young generation

Ryukyu (Okinawa)

かむん【咬むん・噛むん】

(Verb) To eat

Ryukyu (Kunigami: Benoki)

かむん【咬むん・噛むん】

(Verb) To eat

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Okinawan → Japanese

カム kamu (kamu) ⓪ 名

  1. 鴨。

カムロー kamuroo (kamuroo) ⓪ 名

  1. 子供の髪の結い方の一種。髪の上部をまげて元結い糸でとめるもの。
  2. kaagarimoo(かっぱ)の那覇語。

カムユン kamuyun (kamu=juN) ① 他=raN,=ti

  1. かまう。関係する。干渉する。世話する。kamuNna.かまうな。干渉するな。nuuN ?araN muNnu Qcu kamuti.何の関係もない人が人に干渉して。

ナカムイ nakamui (nakamui) ⓪ 名

  1. 一合枡。正確には?icigoonakamuiという。

ワカムン wakamun ('wakamuN) ⓪ 名

  1. 若者。若い衆。

シカムン shikamun (sikamuN) ① 名

  1. 臆病者。

アカムーティー akamuutii (?akamuutii) ⓪ 名

  1. 赤元結い。赤い色の元結い。muutiiの項参照。

ナカムートゥ nakamuutu (nakamuutu) ① 名

  1. ?uhumuutu(本家の先祖)に対して,中ごろの先祖,すなわち分家の先祖をいう。

サカムニー sakamunii (sakamunii) ① 名

  1. 不合理なことを言うこと。矛盾したことを言うこと。

ユカムチ yukamuchi ('jukamuci) ⓪ 名

  1. 根太(ねだ)。床板を支えるためにある,床下の横木。

デーダカムン deedakamun (deedakamuN) ① 名

  1. 代価の高い物。

ウルカムニー urukamunii (?urukamunii) ⓪ 名

  1. つまらぬ口のききかた。愚かなしゃべりかた。

チーダカムン chiidakamun (ciidakamuN) ① 名

  1. 生意気な者。高ぶった者。

ナカムイグヮー nakamuigwaa (nakamuigwaa) ⓪ 名

  1. 五勺枡。gusjaakunakamuiともいう。

ナカムカシ nakamukashi (nakamukasi) ⓪ 名

  1. 中昔。nakagudeeともいう。?uhuNkasi(大昔。先史時代)に対して,歴史時代をいう。

ユナカムドゥイ yunakamudui ('junakamudui) ⓪ 名

  1. 夜中に帰ること。
  2. 遊郭で夜を明かさずに,夜中に家に帰ること。

シャーカムンドー shaakamundoo (sjaakamuNdoo) ⓪ 名

  1. 灌仏会(かんぶつえ)。4月8日の花祭り。

シカムドゥチ shikamuduchi (sikamuduci) ⓪ 名

  1. 料理名。鹿もどきの意。肉・野菜・豆腐などをさいの目に切って作る。?utibici(お祝いに作る料理の名)の一種。

グンゴーナカムイ gungoonakamui (guNgoonakamui) ⓪ 名

  1. 五合枡。

カムローワラビ kamuroowarabi (kamuroowarabi) ⓪ 名

  1. 髪をkamurooに結っている子供。

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Japanese → Okinawan

かむ 【嚙む】

Phrases

おがむ 【拝む】

See also

Phrases

  • ~こと ʔunifee,ʔunyufee,ʔunufee,→yuchinuʔunyufee
  • ~時の声 ʔaatootu,tootu,ʔuutootu

かがむ

See also

せがむ

See also

Phrases

  • ~こと neemai,shichimiN

つかむ

See also

ゆがむ 【歪む】

Phrases

さかむけ 【逆●け】

しゃがむ

See also

Phrases

なかむかし 【中昔】

はだかむぎ 【裸麦】

ひっつかむ 【引っ掴む】

ほおかむり 【頬かむり】

Dictionary of the Practical Use of Okinawan

Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.

Search languages: Japanese ↔ Okinawan

かむいん (かむたん、かむらん、かむてぃ)

  • かまう、干渉する、世話する
  • Example phrases
    • どぅーくる かんげーてぃ ないる うっさー すくとぅ、かむてー くぃーんな よー。
      (自分で考えてできるだけはするので、干渉しないでくれよ)
    • うとぅすえー、ながぬち みしーるたみ、どぅーぬ くとー どぅーくる しみそーらち、どぅく かむらんしぬ まし。
      (お年寄りは、長生きするには、自分のことは自分でなさるようにして、あまりかまわないのが良い)
    • あまぬ やーや をぅとぅぬどぅ じのー かむとーん どー。あまー うぃきが じゅーてー やさ やー。
      (あの家は夫が金銭のやりくりをしているよ、やりくり男性ってところだね)
    • じのー たーが かむとーが? うぃなぐぬ わんがどぅ かむとーん どー。
      (金銭のやりくりは誰がしているの? 女の私がやりくりしているよ)
    • ありとー かむてー ならん どー。
      (あの人とはかかわってはいけないよ)

かむん (かだん、かまん、かでぃ)

  • 食べる
  • Example phrases
    • そーぬぎ がみ
      (がつがつ食べること)
    • やーさ がみ さくとぅ ちーちーかーかー そーん。
      (お腹をすかせて食べたので、のどにつかえている)
    • あった がみ さーに いーや いふーなー そーっさー。
      (急に食べて胃がおかしくなっている)
    • どぅく かみぢゅーさぬ、いーぬ うどぅるちょーん。
      (食べ過ぎて、胃が驚いている)
    • しぇーしんっし かみ よー。
      (おかわりして食べてね)
    • かむる うっさー みー ないん。
      (食べる分だけ健康になる)
    • むぬ かむんでぃどぅ あさふぇーくから はたらちょーん。
      (食べるために朝早くから働いている)
    • ぬーが まーこーねーらんどぅ ある ゐ? っやーや かまらん かみー そーしが。
      (どうしたおいしくないのか。あなたは嫌々ながら食べているが)
    • わたどぅ みっちょーる ゐ? うれー しかんどぅ ある ゐ? っやーや かまらん かみーっし。
      (もうお腹いっぱいなのか。嫌いなのか。あなたはしぶしぶ食べているが)

あかむん (あかだん、あかまん、あかでぃ)

  • 赤くなる、果実が色づく
  • Example phrases
    • マンゴーぬ/くにぶぬ あかむん。
      (マンゴーが/ミカンが色ずく)
    • さきっし ちらぬ あかむん。
      (酒で顔が赤くなる)

かっちかむん (かっちかだん、かっちかまん、かっちかでぃ)

  • ひっつかむ
  • Example phrases
    • くまー さか なとーくとぅ、じてんしゃ けーりんくるびんっし ながりてぃ いちーねー でーじ ないくとぅ、かっちかどーけー。
      (ここは坂になっているので、自転車が転がって滑っていくと大変なことになるので、ひっつかまえておけ)

*(参考)とぅっかちみーん(とっつかまえる)、じゃーふぇー(困る事)、でーじ(大変な事)

さか むにー

  • 不合理なことを言うこと
  • Example phrases
    • あれー おーやー どー。ぬーんでぃ いーねー、さかむにー すくとぅ、あれー たんきり よー。
      (あの人はけんかを売る人だよ。どうしてかと言うと、理屈に合わないことを言うので、あの人は手加減しなさいね)

しかむん (しかだん、しかまん、しかでぃ)

  • 怖じけずく
  • Example phrases
    • じゅんさんかい ゆびとぅみらってぃん、ぬーぬ やなくとぅん しぇー ねーん むん やらー しかむる くとー ねーらん。
      (警官に呼び止められても、何の悪い事もしてはいないのなら怖じけずくことはない)
    • にんとーる ぼーじゃーぬ めーをぅてー あったに あびーねー しかでぃ なちゅん どー。
      (寝ている赤ちゃんの前で急に大声を出すと驚いて泣いてしまうよ)

しか むどぅち

  • 鹿もどき
  • Example phrases
    • しかむどぅちん、いなむどぅちん、なまー っわーじしんかい くんやく、ちぬく、かしてぃらかまぶく いってぃ しるんーすさーに ちゅくてーん。
      (鹿もどきも、猪もどきも、今は豚肉にこんにゃく、キノコ、かすてらかまぼこを入れて白味噌で作っている)

わか むん

  • 若者
  • Example phrases
    • なまぬ わかむんぬちゃーや しまくとぅば ならいぶさ そーしぬ うふく なてぃちょーん。
      (現代の若者たちはしまくとぅばを教わりたいと思っている人が多くなって来ている)

こーがーきー

  • 頬かむり
  • Example phrases
    • あまをぅてぃ むぬくーやーぬ てぃーさーじさーに こーがーきーっし むぬ ふさ そーたん。
      (あちらで乞食が手ぬぐいで頬かむりをして物乞いしていた)
    • うぃきがをぅどぅいぬ ばすに うぃなごー こーがーきーっし ちら くゎっくゎち をぅどぅいん。
      (男踊りをするときに女性は頬かむりをして顔を隠して踊る)

Audio Database of Hatoma Lexicon

Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED

Search languages: Yaeyama (Hatoma) ↔ Japanese

クバルン [ku⸢ba⸣ruŋ] (自動)

  • {Mn_1}凍える。かじかむ。寒さで硬直する。「こわばる<強張る>」の転訛したもの。
  • Example phrases
    • ⸢クンドゥ⸣ヌ ピ⸢ラ⸣クナー ク⸢バ⸣リティ シ⸢ニンガター⸣ ナリ ⸢ベー⸣タ
      [⸢kundu⸣nu pi⸢ra⸣kunaː ku⸢ba⸣riti ʃi⸢niŋgataː⸣ nari ⸢beː⸣ta]
      (このたびの厳しい寒さでは凍えて死にそうになっていたよ)
    • ⸢アーシ⸣キン ⸢ミックビ⸣ キ⸢スター⸣ ク⸢バランセン
      [⸢ʔaːʃi⸣kim ⸢mikkubi⸣ ki̥⸢sutaː⸣ ku⸢baraŋ⸣ʃeŋ]
      (袷を三着重ね着したので凍えかった)
    • パ⸢ダ⸣キン プ⸢スッ⸣クビ カー⸢ニ⸣ キ⸢シティ⸣ ク⸢バ⸣リ ⸢ナーン⸣セン
      [pa⸢da⸣kim pu̥⸢suk⸣kubi kaː⸢ni⸣ ki̥⸢ʃiti⸣ ku⸢ba⸣ri ⸢naːŋ⸣ʃeŋ]
      (肌着一枚だけ着て凍えてしまった)
    • ⸣キン キ⸢サン⸣カー ク⸢バ⸣ルン⸢ダー
      [⸣kiŋ ki̥⸢saŋ⸣kaː ku⸢ba⸣run⸢daː]
      (着物を着ないと凍えるぞ)
    • ク⸢バ⸣ル ⸣クトー ⸢ナー⸣ヌ
      [ku⸢ba⸣ru ⸣kutoː ⸢naː⸣nu]
      (凍えることはない)
    • ク⸢バ⸣レー ⸣ミサムヌ
      [ku⸢ba⸣reː ⸣misamunu]
      (凍えればよいのに)
    • アイ⸢ベー⸣ティ ク⸢バ⸣リバ
      [ʔai⸢beː⸣ti ku⸢ba⸣riba]
      (そうやっていて凍えろよ)

トゥリカサムン [tu⸢rikasa⸣muŋ] (他動)

  • {Mn_1}取りつかむ。しっかりと掴む。「トゥ⸢リ」(取り)は強意の接頭語。

イカムスク [ʔi⸢kamusu̥⸣ku] (副)

  • いかほど(如何程)か~。どれほど(多く)~。下に続く疑問の句と呼応して用いられる。イ⸢カン[ʔi⸢kan](如何に)・⸣スク[⸣su̥ku](程)→ イ⸢カムス⸣ク[ʔi⸢kamusu̥⸣ku](如何程か)と音韻変化したものであろう。
  • Example phrases
    • ⸢ワー クーン⸣タ ⸢ベー⸣ティ ⸣アボー イ⸢カムス⸣ク イ⸢ナムヌ ソーッ⸣タワ⸢ツォー
      [⸢waː kuːn⸣ta ⸢beː⸣ti ⸣ʔaboː ʔi⸢kamusu̥⸣ku ʔi⸢namunu soːt⸣tawa⸢ʦoː]
      (君が来なかったので、お母さんはどれほど残念に思われたことか<お前わかるか?>)
    • ⸢サンシンバ⸣ ピ⸢キ⸣ ウ⸢タ⸣バ イ⸢ジェー⸣ティ イ⸢カムス⸣ク ウ⸢ムッ⸣サタワ⸢ツォー
      [⸢sanʃimba⸣ pi̥⸢ki⸣ ʔu⸢ta⸣ba ʔi⸢ʤeː⸣ti ʔi⸢kamusu̥⸣ku ʔu⸢mus⸣satawa⸢ʦoː]
      (三味線を弾き、歌を歌いながらどんなに楽しかったことか)
    • ⸢ワー⸣ イ⸢カムスク⸣ヌ プ⸢ス⸣ヤー
      [⸢waː⸣ ʔi⸢kamusu̥ku⸣nu pu̥⸢su⸣ja]
      (君は如何程の偉い人か)

イチンゴーナカムル [ʔi⸢ʧiŋgoːnaka⸣muru] (名)

  • 一合枡。
  • Example phrases
    • イ⸢チンゴーナカ⸣ムルシ パ⸢カ⸣レーテイ サ⸢キバ カーシオーッ⸣タ
      [ʔi⸢ʧiŋgoːnaka⸣muruʃi pḁ⸢ka⸣reːti sḁ⸢kiba kaːʃioːt⸣ta]
      (一合枡で計りつつ酒を売っておられた)

イナカムニ [ʔi⸢nakamuni] (名)

  • 田舎言葉。「田舎物言い」の義。⸣ムニ[⸣muni](言葉)は、「賢しみと物言従者<モノイフヨリハ>~。万、341」の転訛したものか。
  • Example phrases
    • パ⸢トゥ⸣マムネー イ⸢ナカムニ⸣ ヤ⸢ルヌ メークムニ⸣ シ⸢キル⸣カー イ⸢ナカナマレー イシゥカー⸣ル ⸣アル
      [pḁ⸢tu⸣mamuneː ʔi⸢nakamuni⸣ ja⸢runu meːkumuni⸣ ʃi̥⸢kiru⸣kaː ʔi⸢nakanamareː ʔisi̥kaː⸣ru ⸣ʔaru]
      (鳩間方言<言葉>は田舎言葉であるが、宮古方言<言葉>と比較すると田舎なまりは少ない)

イナカムヌ [ʔi⸢nakamunu] (名)

  • 田舎者。田舎育ち。
  • Example phrases
    • イ⸢ナカムヌ⸣ ヤ⸢ルンダ⸣ トゥ⸢カイ⸣ナー ミ⸢ジラ⸣サ ⸣ムヌ カー⸢ニル⸣ アル
      [ʔi⸢nakamunu⸣ ja⸢runda⸣ tu̥⸢kai⸣naː mi⸢ʤira⸣sa ⸣munu kaː⸢niru⸣ ʔaru]
      (田舎者だから、都会には珍しいものだけがある)

カヌカムラ [ka⸢nu⸣kamura] (名)

  • 鹿川村(廃村)。船浮湾の裏<南>海岸にあった古村。
  • Example phrases
    • カ⸢ヌ⸣カムラー ム⸢カ⸣シナ ム⸢ラドーリ シー⸣ マ⸢ナ⸣マー プ⸢ソー⸣ ブ⸢ラーヌ
      [ka⸢nu⸣kamuraː mu⸢ka⸣ʃina mu⸢radoːri ʃiː⸣ ma⸢na⸣maː pu̥⸢soː⸣ bu⸢raːnu]
      (鹿川村は昔に村倒れして<廃村になって>、今は人はいない)

カムーン [ka⸢muːŋ] (自動)

  • かまう。関わる。面倒をみる。関与する。「構ひ」の転訛したもの。
  • Example phrases
    • ウ⸢リヌ⸣ クトー カ⸢モーン⸣タンティン ⸣ミサン ⸢ドゥー⸣ヌ ⸣クトゥ ⸢タン⸣ガ ⸢シー
      [ʔu⸢rinu⸣ ku̥toː ka⸢moːn⸣tantim ⸣misan ⸢duː⸣nu ⸣ku̥tu ⸢taŋ⸣ga ⸢ʃiː]
      (その人のことは構わなくてもよい{EOS}自分のことだけせよ)
    • カ⸢ムイ ッふィーリ
      [ka⸢mui ffiːri]
      (かまってくれ{EOS}面倒みてくれ)
    • カ⸢ムー⸣ クトー ナ⸢ラ⸣ヌ
      [ka⸢muː⸣ ku̥toː na⸢ra⸣nu]
      (かまうことは出来ない)
    • カ⸢ムーンティ⸣ ア⸢ズタンティン⸣ シ⸢キ⸣ニン ム⸢ティユーサ⸣ヌ
      [ka⸢muːnti⸣ ʔa⸢ʣutantiŋ ʃi̥⸢ki⸣nim mu⸢tijuːsa⸣nu]
      (面倒を見ると言っても責任は持つことが出来ない)
    • ン⸢ベーマー⸣ カ⸢ムイヤー⸣ ミサムヌ
      [ʔm⸢beːmaː⸣ ka⸢muijaː⸣ misamunu]
      (少しは面倒をみてくれれば<構えば>よいのに)
    • ⸣ドゥーシ カ⸢ムイ⸣バ
      [⸣duːʃi ka⸢mui⸣ba]
      (自分で面倒をみれよ)

カムイ [ka⸢mui] (名)

  • 鴨居。敷居の上部に渡した、溝をつけた横木。襖、障子などを立てるために敷居の上に渡した溝のある横木。「高欄 uby{鴨居}{カモ|イ}」『延喜式』の転訛したもの。
  • Example phrases
    • カ⸢ムイ⸣ナー ⸢ソージ フッカー⸣リティ ア⸢キララヌ
      [ka⸢mui⸣naː ⸢soːʤi ɸukkaː⸣riti ʔa⸢kiraranu]
      (鴨居に障子が挟まって開けられない)

カムイ [ka⸢mui] (名)

  • 係。担当。「構ひ」の義。「さきざきまでかまふといふ事~」『仮名草子・清水物語』の転訛したものか。
  • Example phrases
    • ク⸢ヌ⸣ シ⸢グトー⸣ バー カ⸢ムイヤー⸣ ア⸢ラ⸣ヌ ⸢ワー カムイルヤル
      [ku⸢nu⸣ ʃi⸢gutoː⸣ baː ka⸢muijaː⸣ ʔa⸢ra⸣nu ⸢waː kamuiru jaru]
      (この仕事は私の担当ではない{EOS}君の担当だ)
    • ⸢ナー⸣ カ⸢ムイカムイヌ⸣ シ⸢グトゥル スー⸣ プ⸢スヌ⸣ シ⸢グトー⸣ ス⸢ナ
      [⸢naː⸣ ka⸢muikamuinu⸣ ʃi⸢guturu suː⸣ pu̥⸢sunu⸣ ʃi⸢gutoː⸣ su⸢na]
      (各自の担当<分担>の仕事をするのであって、他人の仕事はするな)

カムラーマ [ka⸢muraː⸣ma] (名)

  • 豊年祭に豊穣予祝芸能の神の一団として出現する東村の芸能神。西村の弥勒神と対をなす。カムラー[kamuraː]は、「かぶろ(禿)、カムロに転。童、ワラハ・カブロ『類聚名義抄』」の義で、語源は「禿、无髪、加夫呂奈利」『新撰字鏡』と解され、「かむろき(神漏岐)、かむろみ(神漏美)」に繋がる言葉と解される。子孫繁栄を予祝する「おかっぱの童神」の意か。-マ[-ma]は接尾指小辞。カムラーマの一団は、翁神と童神七・八人で構成されてた芸能団である。翁には、代々東村の小浜家の人が扮する。頭に茶褐色の棕櫚の鬚で作った三角の帽子を被り<後に黄色い布を被るようになった>、裸足のまま、クバ扇を右手に持ち、黄色い衣装を纏って、右足を上げると扇を左に払い、左足を上げると扇を右に払う仕草で前進してカ⸢ムラーマ⸣ヌ ッ⸢ふァ[ka⸢muraːma⸣nu f⸢fa](カムラーマの子供)をリードする。童神は黄色い袖無しの陣羽織を着、カムラーマの歌に合わせて両手を肩の上に乗せたり払い上げたりする所作を繰り返しつつ翁に導かれて反時計回りに円陣をつくる。翁が円陣の中央に立つ頃、カムラーマ歌は第二連まで歌い終わる。そこで翁神が「ヘイ」という掛け声を入れ、「ホーイ、ホーイ」と声をかけて童神たちを呼び集める。童神たちは翁神の足元へ転びまろび寄ってくる。それを翁神はクバの葉扇で撫でる。カムラーマのこのシーンが村人の爆笑を誘うのであった。続いて直ぐにカムラーマ歌が始まると童神たちは元の陣形に戻り、第三連、第四連の歌に合わせて楽屋へと引かれていく。桟敷の舞台には村人たちの歓え誇る哄笑が子孫繁盛予祝の余韻を残すのであった。/パトゥマユーヌ ナウラバ トゥムルユーヌミギラバ カムラマーヌ アマイヤ ミリクユーバ タボラリ/タルトゥユードゥ ティユマス ジリトゥユードゥ ナトゥラス カムラマーヌ アマイヤ ウヤキユーバ タボラリ/マブルシュードゥ ティユマス ウヤガミドゥ ナトゥラス カムラマーヌ アマイヤ ミリクユーバ タボラリ/カムラマーヌ アマイヤ ヌーフサティル アマイル カマウラマーヌ アマイヤ アカカラジフサティル アマイル カムラマーヌ アマイヤ ウヤキユーバ タボラリ/(カムラーマヌ ウタ)『鳩間島古典民謡古謡集』

カムン [⸣kamuŋ] (他動)

  • 噛む。食べる。
  • Example phrases
    • ⸣ムノー ⸣カミティ <ッ⸢ふァイティ> ⸣パリバ
      [⸣munoː ⸣kamiti ⸣pariba]
      (ご飯を食べて<ものを食べて>から行けよ)
    • ⸢パー⸣ヌ ⸣ヤミティ ⸣ムノー カマラヌ
      [⸢paː⸣nu ⸣jamiti ⸣munoː ka⸢mara⸣nu]
      (歯が痛くてご飯は食べられない<噛めない>)
    • ⸣クヌ ⸢ブン⸣シェー カ⸢ミユーサ⸣ヌ
      [⸣kunu ⸢buŋ⸣ʃeː ka⸢mijuːsa⸣nu]
      (このままでは噛み得ない)
    • ⸣バー カ⸢ムン⸣ドゥ ⸣フカナー ⸣カム プ⸢ソー⸣ ブ⸢ラーヌ
      [⸣baː ka⸢mun⸣du ⸣ɸu̥kanaː ⸣kamu pu̥⸢soː⸣ bu⸢raːnu]
      (私は噛むが、ほかに噛む人はいない)
    • ⸢マー⸣ビン ⸣カメー ⸣ミサムヌ
      [⸢maː⸣biŋ ⸣kameː ⸣misamunu]
      (もっと噛めばよいのに)
    • ⸢ワンヌン パー⸣ク ⸣カミ
      [⸢wannum paː⸣ku ⸣kami]
      (君も早く噛め)

カムン [kamuŋ] (他動)

  • 頂く。頂戴する。おし頂く。
  • Example phrases
    • ⸢カンヌマイ⸣ヌ ⸣グシェー オッ⸢ティ⸣ カミバ
      [⸢kannumai⸣nu ⸣guʃeː ʔot⸢ti⸣ kamiba]
      (神前に供えた神酒は恭しく頭の位置まで押し上げて頂戴しなさい)

カムン [kamuŋ] (自動)

  • {Mn_1}籾摺り臼の上下の歯がよく噛みあう。よく籾摺りが出来る。

カムン [kamuŋ] (自動)

  • {Mn_2}酒などのもろみ(諸味、醪)がよく醗酵する。
  • Example phrases
    • ム⸢ルン⸣マー マ⸢ダ⸣ カ⸢マ⸣ヌ
      [mu⸢rum⸣maː ma⸢da⸣ ka⸢ma⸣nu]
      (諸味はまだ醗酵しない)

グンゴーナカムル [⸢guŋgoːnaka⸣muru] (名)

  • 五合枡。一升枡は、⸢イッス⸣サー[⸢ʔissu⸣saː]という。五合枡がない時は立方体の一升枡の底の角を中心にして45度に傾けて量った。
  • Example phrases
    • ⸢グンゴーナカムル⸣ヌ ⸢ナーン⸣ピンマー ⸢イッスサー⸣バ カ⸢トンカ⸣シティル パ⸢カ⸣ローッタル
      [⸢guŋgoːnakamuru⸣nu ⸢naːm⸣ pimmaː ⸢ʔissusaː⸣ba kḁ⸢toŋka⸣ʃi̥tiru pḁ⸢ka⸣roːttaru]
      (五合枡が無いときは一升枡を傾けて量られたよ)

シゥカムン [sï̥⸢ka⸣muŋ] (他動)

  • {Mn_1}掴む。
  • Example phrases
    • ⸢ニーリティー⸣シ ギッ⸢ティ⸣ シゥ⸢カ⸣ミ
      [⸢niːritiː⸣ʃi git⸢ti⸣ sï̥⸢ka⸣mi]
      (右手でぎゅっと掴め)
    • ⸣ティーシェー シゥ⸢カマ⸣ヌ
      [⸣tiːʃeː sï̥⸢kama⸣nu]
      (手では掴まない)
    • シゥ⸢カミ⸣ プサン
      [⸣tiːʃi sï̥⸢kami⸣ pu̥saŋ]
      (手で掴みたい)
    • ⸣ティーシ シゥ⸢カ⸣ム プ⸢ソー⸣ ブ⸢ラーヌ
      [⸣tiːʃi sï̥⸢ka⸣mu pu̥⸢soː⸣ bu⸢raːnu]
      (手で掴む人はいない)
    • シゥ⸢カ⸣メー ⸣ミサムヌ
      [sï̥⸢ka⸣meː ⸣misamunu]
      (掴めば良いのに)
    • シゥ⸢カ⸣ミバ
      [sï̥⸢ka⸣miba]
      (掴めよ)

シゥカムン [sï̥⸢ka⸣muŋ] (他動)

  • {Mn_2}捕まえる。捕獲する。
  • Example phrases
    • イ⸢ズ⸣ シゥ⸢カ⸣ムン
      [ʔi⸢ʣu⸣ sï̥⸢ka⸣muŋ]
      (魚を掴む<捕獲する>)
    • ン⸢ギ⸣ウシ シゥ⸢カ⸣ミ ⸣クー
      [ʔŋ⸢gi⸣ʔuʃi si̥⸢ka⸣mi ⸣kuː]
      (逃げた牛を捕獲してこい)

シゥカムン [sï̥⸢ka⸣muŋ] (他動)

  • 掴む。捕まえる。捕縛する。シ⸢カ⸣ムン[ʃi̥⸢ka⸣muŋ](掴む)(若年層)ともいう。
  • Example phrases
    • ⸢ティー⸣ヌ ⸢ピッ⸣チン マ⸢ミ⸣ヌ ⸣サニ シゥ⸢カ⸣ミティ マ⸢コーッ⸣タ
      [⸢tiː⸣nu ⸢pit⸣ʧim ma⸢mi⸣nu ⸣sani sï̥⸢ka⸣miti ma⸢koːt⸣ta]
      (手の一杯豆の種を掴んで蒔かれた)
    • ⸣パトゥザ シゥ⸢カ⸣ムンティ ⸢ゲータン⸣ドゥ シゥ⸢カマラン⸣シェン
      [⸣patuʣa sï̥⸢ka⸣munti geːtan⸣du sï̥⸢kamaraŋ⸣ʃeŋ]
      (山鳩を捕まえようと行ったが捕まえられなかった)
    • シゥ⸢カミ⸣ プサカー ⸣ドゥーシ シゥ⸢カ⸣ムクトゥ
      [sï̥⸢kami⸣ pu̥sukaː ⸣duːʃi sï̥⸢ka⸣mu ⸣ku̥tu]
      (捕まえたければ自分で捕まえること)
    • ⸢パー⸣ク シゥ⸢カ⸣メー ⸣ミサムヌ
      [⸢paː⸣ku sï̥⸢ka⸣meː ⸣misamunu]
      (早く捕まえればよいのに)
    • ⸢ワー⸣ シゥ⸢カ⸣ミ
      [⸢waː⸣ sï̥⸢ka⸣mi]
      (君が捕まえろ)
    • ⸣ティーシ ギッ⸢ティ⸣ シゥ⸢カ⸣ムンティ ⸢スンドゥ⸣ シゥ⸢カマラ⸣ヌ
      [⸣tiːʃi git⸢ti⸣ sï̥⸢ka⸣munti ⸢sundu⸣ sï̥⸢kamara⸣nu]
      (手でぎゅっと掴もうとするが、掴まれない)
    • シゥ⸢カミ ヤッ⸣サン
      [sï̥⸢kamija s⸣saŋ]
      (掴みやすい)
    • シゥ⸢カ⸣ム ク⸢トゥ⸣ヌ ⸣ナルカー シゥ⸢カ⸣メー ⸣ミサムヌ
      [sï̥⸢ka⸣mu ku̥⸢tu⸣nu ⸣narukaː sï̥⸢ka⸣meː ⸣misamunu]
      (掴むことが出来たら掴めばいいのに)
    • ギッ⸢ティ⸣ シゥ⸢カ⸣ミ
      [git⸢ti⸣ sï̥⸢ka⸣mi]
      (ぎゅっと掴め)
    • 捕まえる。 ⸢アウ⸣タ シゥ⸢カ⸣ムン
      [⸢ʔau⸣ta sï̥⸢ka⸣muŋ]
      (蛙を捕まえる<捕獲する>)

シカムニ [ʃi̥⸢ka⸣muni] (名)

  • 臆病な物言い。小心者の言い方。こわごわ言うこと。恐る恐る言うこと。
  • Example phrases
    • シ⸢カー⸣グヮー ヤ⸢ルンダ⸣ シ⸢カ⸣ムニ カー⸢ニル⸣ ア⸢ズ
      [ʃi̥⸢kaː⸣gwaː ja⸢runda⸣ ʃi̥⸢ka⸣muni kaː⸢niru⸣ ʔa⸢ʣu]
      (臆病者だから小心者の物言いばかり<ぞ>する)
    • ⸢クンザー⸣ シ⸢カ⸣ムニ カー⸢ニル⸣ ア⸢ズ⸠ツォー
      [⸢kunʣaː⸣ ʃi̥⸢ka⸣muni kaː⸢niru⸣ ʔa⸢ʣu⸠ʦoː]
      (こいつは怖気づいたこと<臆病な物言い>だけ言うんだよ)

Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)

Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.

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かみかむかん

(Common Noun)

  1. God; Deity; Divinity; Spirit; Kami

  1. Incredible; Fantastic
    Slang

  1. Emperor of Japan
    Honorific or respectful (sonkeigo) language / Archaism

  1. Thunder
    Archaism

かむ噛む咬む嚙む嚼む

(Common Godan verb, transitive)

  1. To bite; To chew; To gnaw

  1. To crash against (e.g. of waves); To break onto (shore)

  1. To engage (of cogs, zippers, etc.); To mesh; To fit together

  1. To be involved in

  1. To fumble one's words (during a play, broadcast, etc.); To falter with one's words

  1. To strongly confute; To argue down; To rebuke; To scold harshly
    Archaism

かむ家務

(Noun)

  1. Family affairs; Family business

  1. Steward in charge of the affairs of a samurai family (middle ages)

カム

(Common Noun)

  1. Cam

かむ擤む

(Common Godan verb, transitive)

  1. To blow (one's nose)
    Word usually written using kana alone