(Noun) Resolve, conviction, determination, preparedness
Define かく kaku Meaning カク
Displaying results for かく (kaku・かく・カク) – ryukyu
JLect: Japonic Languages and Dialects Database
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A dictionary of the Ryukyuan language
Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.
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カク kaku (kaku) ① 名
- 病名。食道癌・胃癌・胃かいようなどをいう。酒が原因ならばsakigakuという。
カク kaku (kaku) ① 名
- 水夫。舟子。「かこ」に対応する。
カク kaku (kaku) ① 名
- 四角。方形。
カクイ kakui (kakui) ① 名
- 囲い。屋敷などの周囲の垣。石で囲ったものは?isigakui,竹のものはdakigakui。
カクグ kakugu (kakugu) ⓪ 名
- [格護]大切にしまいこむこと。秘蔵。~sjuN.秘蔵する。
- 守護。kamizuuga~'judaN suruna.[亀千代が格護油断するな(忠臣身替)]亀千代を守護して油断するな。
カクグ kakugu (kakugu) ⓪ 名
- 落としぶた。箱の内側にはまりこむように作ったふた。また,他の箱の内側のへりにはまりこむように作った箱。衣服を入れるkeeに付いている。
カクグ kakugu (kakugu) ⓪ 名
- 覚悟。
カクジ kakuji (kakuzi) ⓪ 名
- あご。下あご。両わきに出たあごの骨もふくめて下あご全体をいう。口の下のとがった部分は?utugeeという。~?usujuN.あごをおさえる(がっかりした場合の動作)。
ブンカク bunkaku (buNkaku) ⓪ 名
- 身分と家柄。~nu ?aruQcu.身分や家柄のよい人。caaru~numuNga.どんな身分・家柄の者か。
ハッカク hakkaku (haQkaku) ①、⓪ 名
- 八角。
カクヌン kakunun (kaku=nuN) ① 他=maN,=di
- 囲む。
カクシ kakushi (kakusi) ⓪ 名
- 隠すこと。隠しだて。nuukakusinu neeN Qcu.隠しだてのない人。
カクユン kakuyun (kaku=juN) ① 他=raN,=ti
- 囲う。かくまう。専有する。Zuri(女郎)の場合はCimijuNという。
- cuNzii(中国式の将棋)で,王を囲う。
ルッカク rukkaku (ruQkaku) ⓪ 名
- 六角。
サンカク sankaku (saNkaku) ①、⓪ 名
- 三角。
シカク shikaku (sikaku) ⓪ 名
- 四角。siQkakuともいう。
カクガニ kakugani (kakugani) ⓪ 名
- 掛けがね。戸をかたくとざすための用具。
カクシュン kakushun (kaku=sjuN) ⓪ 他=saN,=ci
- 秘密にする。他に知られないように隠す。ただ見えないように隠すことはkwaQkwasjuNという。
シッカク shikkaku (siQkaku) ⓪、① 名
- 四角。sikakuともいう。
- 長さの単位。布の約一尺の長さをいう。物差しを用いない時代の計り方。
ワカクサ wakakusa ('wakakusa) ⓪ 名
- 若草。
A dictionary of the Ryukyuan language
Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.
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かく 【書く】
かぐ 【嗅ぐ】
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かくご 【覚悟】
かくす 【隠す】
がくふ 【楽譜】
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かくおび 【角帯】
かくかく 【斯く斯く】
かくげん 【格言】
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かくしき 【格式】
がくしゃ 【学者】
がくせい 【学生】
See also
かくとう 【格闘】
Phrases
- ~する ʔooyuN
かくまう
See also
がくもん 【学問】
Dictionary of the Practical Use of Okinawan
Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.
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かく
- 癌、難病
- あれー さき ぬみぢゅーさぬ、さきがく なてぃ よーみ いっちょーん。
(あの人は酒を飲み過ぎて、癌になって衰弱している) - あれー さきがく やんでぃ やー?
(あの人は酒が原因の癌だってね)
Example phrases
かくい
- 囲い、垣根
- あかばなーぬ きーさーに やしちがくいっし あまくまから あかーぐゎーっし ちら ねーてぃ いっぺー ゐー ふーじ やたん どー。
(ハイビスカスの木で屋敷を囲ってあちらこちらから赤い花が顔を出してとてもいい感じだったよ) - はなりんかえー いしがちがくいとぅ だきがくいぬ うふく んーだりーん。
(離島には石垣と竹垣が多く見られる)
Example phrases
かくぐ すん (〜さん、〜さん、〜っし)
- 大切にしまい込む
- くゎじぬ うくりてぃん ぬー しん、っちゅんでぃ いーしぇー ぬちどぅ あたらさくとぅ、めーらんぬーぬ いりむん こーてぃ うりんかい かくぐしーねー、ふぃんぎーる くとぅ ないしぇー やー。
(火事が起こっても何でも、人というのは命が大事なので、燃えない容れ物(金庫)
を買ってそれに大切にしまい込んだら、逃げることができるでしょう)- いんかん、つーちょー、すーむのー なー めーめーさーに かくぐ しーよー やー。
(印鑑、通帳、証文は各自で大切にしまい込みなさいよ)
Example phrases
かくじ
- 下顎全体
⇒ うとぅげー〈顎の尖った部分、おとがい〉 - ちらぬ しちゃむてぃぬ ふぃぢゃい にぢりんかい ふにぬ あしが、うりかーや 「かくじ」んでぃ いーん。
(顔面の下の方に左右に骨があるが、そのあたりは「かくじ」と言う) - くちぬ しちゃぬ とぅんがとーる とぅくろー 「うとぅげー」んでぃ いーん。
(顔面の下に尖っている箇所は「うとぅげー」と言う)
Example phrases
かくすん (かくちゃん、かくさん、かくち)
- (他に知られないように)隠す
- どぅーぬ でーじ ないる くとー かくしーまーしーっし わかららんぐとぅ そーる くゎんにんぬ にゅーすぬ ちかぐろー うふさん。
(自分に不利になることを知られないように隠し通している公務員のニュースが近頃は多い) - ゆすんかい っくゎ なちぇーし かくちょーたしが、わからりやーに みーとぅんだ わかり そーたんでぃ。
(他所で子をつくったのを隠していたが、知られて離婚したって) - かじゃいだなぬ ちぶぬ なーかんかい わたくさーぐゎー かくちょーたしが、やっちーんかい みーあてぃらったん。はー、くんどー まーかい かくすがやー?
(飾り棚の中にへそくりを隠していたが、兄に見つけられた。さて、今度はどこに隠そうかなあ)
Example phrases
*(参照)くゎっくゎすん((見えないように)隠す)
かくびち
- とても好いもの、おいしいもの、いい仲
- あまぬ すばー かくびち まーさん どー やー。
(あそこのそばはとてもおいしいよね) - ありとぅ わんとー かくびち やん どー。
(あの人と私はとても仲がいいよ)
Example phrases
かくむん
- 囲む
- うほーくぬ っちゅぬちゃーが てぃー とぅやーに ふてぃまきち かくだん。
(多くの人たちが手を取って普天間基地を囲んだ)
Example phrases
かくり ぶし
- 人前ではその気配を見せない達人
*(参考)くちぶし(口先だけの達人)
ぬちとぅ かくがー
- 命がけ
- いくさばぬ さしん ぬぢゃーや ぬちとぅ かくがーさーに いくさばんかい っんぢょーん。
(戦場カメラマンは命がけで戦場に出ている)
Example phrases
かちゃむん (かちゃだん、かちゃまん、かちゃでぃ)
- ひっかく
- ゆーすーぐゎーたーや たげーに ちら かちゃみがなー なちょーてぃ おーえー そーん。
(幼い子はお互いに顔をひっかきながら泣いてけんかしている)
Example phrases
かちゃんくゎーすん (かちゃんくゎーちゃん、かちゃんくゎーさん、かちゃんくゎーち)
- 盛んにひっかく
- かじょーらーぬ どぅー いっぺー ふちっんぢてぃ うみちとぅ かちゃんくゎーちょーる わらび んーち ちむぐりさたん。
(じん麻疹が体中に噴き出してかきむしっている子どもを見てかわいそうだった)
Example phrases
かちゅん (かちゃん、かかん、かち)
- かく
- みちから ちら むっちぇー あっからん あたいぬ いちはじ かちゃん。
(人に顔を向けては歩けないほどの大恥をかいた)
Example phrases
くゎっくぃん とーれー
- かくれんぼ
- んかしぬ わらびんちゃーぬ あしび やしが、ちゅいや うに なやーに みー うすてぃ とぅーまでぃ ゆどーる っうぇーだに ふかぬ っちゅぬちゃーや なーめーめー くゎっくぃーん。うにぬ 「とー ゐ?
(なー しむみ?) - 」んでぃ いーねー、ふかぬ わらびんちゃーや「とー やさ
(なー しむん どー) - 」んでぃ ふぃんとー すん。あんしから、まーんかい くゎっくぃとーがやーんち うにぬ ちゅいなー ちゅいなー とぅめーてぃ あっちゅん。
(昔の子どもたちの遊びだが、一人が鬼になって目をふせて10まで数えている間に他の子どもたちは各自隠れる。鬼が「もういいかい」と言うと、他の子たちは「もういいよ」と答える。それから、どこに隠れているのかなあと鬼は一人一人探し歩く)
Example phrases
なま あし ばい
- 冷や汗をかくこと
- あんまさぬ、 なまあし はとーん。
(体調不良で、冷や汗をかいている) - なま あし じーじー そーん。
(冷や汗をかいている)
Example phrases
ぬくばーいん (ぬくばーたん、ぬくばーらん、ぬくばーてぃ)
- 暖かくなる
- ぬくばーたくとぅ、うすめーとぅ はーめーや はしるぐちんかい っんぢてぃ てぃーだぶーい さがなー ちゃー ぬどーたん。
(暖かくなったので、おじいさんとおばあさんは縁側に出て日向ぼっこしながらお茶を飲んでいた)
Example phrases
がふぁがふぁ
- かくしゃくと
- あまぬ うとぅすえー がふぁがふぁ そーみしぇーん。
(あちらのお年寄りはかくしゃくとしていらっしゃる)
Example phrases
よーん(ぐゎー)
- 軽く、そっと、やわらかく
- ぼーじゃーや くさーんかい うーふぁどぅ する。めーんかい だち きっちゃきする ばすねー、ぼーじゃーや よーんぐゎー うちきてぃから っやー くるべー ひー。
(乳児は後ろにおんぶするものだ。前に抱いてつまずくときには、乳児をそっと置いてから転ぶことだね) - ありんかえー よーんぐゎー いり よー やー。
(あの人にはやわらかく言いなさいね)
Example phrases
Audio Database of Hatoma Lexicon
Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED
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ウラーウラーシ [ʔuraːu⸢raː⸣ʃi] (副)
- 細かく。極細に。産毛のように細く柔らかく。
- ム⸢チクーヤ⸣ サ⸢クマイ⸣バ ミ⸢ジ⸣ナ シ⸢キティ⸣ ウシナー ⸢シッ⸣キ バ⸢リティ⸣ シノーシ フ⸢カシティ⸣ マ⸢タ シッ⸣キティ ウラーウ⸢ラー⸣シ バ⸢リティ⸣ ナ⸢ソーッ⸣タ
[mu⸢ʧikuːja⸣ sḁ⸢kumaiba⸣ mi⸢ʤi⸣na ʃi̥⸢kiti⸣ ʔuʃinaː ⸢ʃik⸣ki ba⸢riti⸣ ʃinoːʃi ɸu̥⸢kaʃiti⸣ ma⸢ta ʃik⸣kiti ʔuraː⸢uraː⸣ʃi ba⸢riti⸣ kuː na⸢soːt⸣ta]
(餅粉は粳米を水に漬けて、臼で搗いて細かく割り、 uby{篩}{フルイ}で篩って、また搗いて非常に細かく搗き割って粉にされた)
Example phrases
カンカン [⸣kaŋkaŋ] (名)
- かくかく。しかじか。こうこう。
⸣
カンカンヌ ⸣クトゥシ ウ⸢キ⸣ナー パ⸢ラン⸣カー ナ⸢ラン⸣タ シ⸢キン⸣ドゥ(ヌ)- イ⸢トゥ⸣マ トゥ⸢ラ⸣シ ッ⸢ふォー⸣リ
[⸣kaŋkannu ⸣ku̥tuʃi ʔu⸢ki⸣naː pa⸢raŋ⸣kaː n
イ⸢トゥ⸣マ トゥ⸢ラ⸣シ ッ⸢ふォー⸣リ [⸣kaŋkannu ⸣ku̥tuʃi ʔu⸢ki⸣naː pa⸢raŋ⸣kaː na⸢ran⸣ta ʃi̥⸢kin⸣du(nu)
ʔi⸢tu⸣ma tu⸢ra⸣ʃi f⸢foː⸣ri]
(かくかくしかじかの訳で<ことで>、沖縄へ行かなければならないので暇をとらせてください)
Example phrases
クマークマ [ku⸢maːkuma] (副)
- こまごまと(細細)。詳しく。詳細に。委細に。細かく。強調すると、クマー⸢クマ[kumaː⸢kuma]となる。
- クマー⸢クマ⸣ パ⸢ナ⸣シ ッ⸢サリ⸣バ
[kumaː⸢kuma⸣ pa⸢na⸣ʃi s⸢sari⸣ba]
(詳細にお話し申し上げなさいよ) - ク⸢ヌ⸣ クトー クマー⸢クマー⸣シ シ⸢ラ⸣ビテーラル ケー⸢ラ⸣ネー パ⸢ナサ⸣リ
[ku⸢nu⸣ ku̥toː kumaː⸢kumaː⸣ʃi ʃi⸢ra⸣biteːraru keː⸢ra⸣neː pa⸢nasa⸣ri]
(この事は詳細に調べてからでないと皆さんには話されない<調べてからぞ、皆さんには話される>)
Example phrases
クマークマーシ [ku⸢maːkumaː⸣ʃi] (副)
- 細かく。詳細に。
- ⸢フンムヌ⸣トゥ ビッ⸢ツティ ネーシ⸣ ク⸢マークマー⸣シ ス⸢ク⸣リ ⸣シケー
[⸢ɸummunu⸣tu bit⸢ʦuti neːʃi⸣ ku⸢maːkumaː⸣ʃi su̥⸢ku⸣ri ʃi̥keː]
(本物とそっくりに似せて詳細に作ってある) - ク⸢マークマー⸣シ シ⸢ラ⸣ビ
[ku⸢maːkumaː⸣ʃi ʃi⸢ra⸣bi]
(詳細に調べよ) - ク⸢マークマー⸣シ ク⸢ダ⸣キ
[ku⸢maːkumaː⸣ʃi ku⸢da⸣ki]
(細かく砕け) - ナ⸢リウ⸣チェー ク⸢マークマー⸣シ パ⸢ナ⸣シ ッ⸢サリ⸣バ
[na⸢riʔu⸣ʧeː ku⸢maːkumaː⸣ʃi pa⸢na⸣ʃi s⸢sari⸣ba]
(事情<内情>を詳細に話して差し上げなさい<申し上げなさい>)
Example phrases
シッカク [⸢ʃikka⸣ku] (名)
- {PoS_1}せっかく。わざわざすること。
ドゥーナマラシ [⸣duːnamaraʃi] (名)
- 自分で自分を貶めること。恥をかく。
- プ⸢スバ⸣ ナ⸢マラ⸣スンティ ⸢アー⸣キティ ⸣ドゥーナマラシ ⸢シー アー⸣ク
[pu̥⸢suba⸣ na⸢mara⸣sunti ʔaː⸣kiti ⸣duːnamaraʃi ⸢ʃiː ʔaː⸣ku]
(人を貶めようとして、自分自身を貶めて<恥をかいて>いるよ)
Example phrases
ナカナカースン [na⸢kanakaː suŋ] (連)
- 今にも泣き出そうとする。泣きそうになる。泣きべそをかく。「泣こう泣こう・する」の義。
- ブ⸢ネーヌ⸣ ミ⸢ララン⸣カー ヤ⸢ラ⸣ベー ナ⸢カナカー スン⸠ダー
[bu⸢neːnu⸣ mi⸢raraŋ⸣kaː ja⸢ra⸣beː na⸢kanakaː sun⸠daː]
(母親が見えないと子供は泣きべそをかく)
Example phrases
ナマルン [na⸢ma⸣ruŋ] (自動)
- 不名誉になる。恥をかく。⸣ウヤ ナ⸢マラ⸣スン[⸣ʔuja na⸢mara⸣suŋ](親に恥をかかせる)ともいう。
- ⸢ホール⸣キシムニ イ⸢ズ⸣カー ナ⸢マ⸣ルンダ ナ⸢マラン⸣スコーシ ⸣ムネー イ⸢ジ⸣ヨー
[⸢hoːru⸣ki̥ʃimuni ʔi⸢ʣu⸣kaː na⸢ma⸣runda na⸢maran⸣su̥koːʃi ⸣muneː ʔi⸢ʤi⸣joː]
(思慮分別のない<常識外れの>ことを言うと恥をかくから、恥をかかないようにものは言いなさいよ) - キサー⸢ティ⸣ ナ⸢マ⸣リ ⸢ナー⸣ヌ
[kisaː⸢ti⸣ na⸢ma⸣ri ⸢naː⸣nu]
(すでに恥をかいてしまった) - ウ⸢ビッチン⸣ヌ ⸣クトゥシ ナ⸢マ⸣ル ⸣クトー ⸢ナー⸣ヌ
[ʔu⸢bitʧin⸣nu ⸣ku̥tuʃi na⸢ma⸣ru ⸣ku̥toː ⸢naː⸣nu]
(これぽちのことで恥をかくことはない) - ナ⸢マ⸣レー ⸣ミサムヌ
[na⸢ma⸣reː ⸣misamunu]
(恥をかけばいいのに) - ナ⸢マ⸣リバ
[na⸢ma⸣riba]
(恥をかけ)
Example phrases
ヌルーヌルーシ [nu⸢ruːnuruː⸣ʃi] (副)
- ぬるく(温く)。生暖かく。
- ア⸢チユー⸣ヤ ヌ⸢ルーヌルー⸣シ サ⸢マ⸣シティ ヌ⸢マ⸣シバ
[ʔa⸢ʧijuː⸣ja nu⸢ruːnuruː⸣ʃi sa⸢ma⸣ʃi̥ti nu⸢ma⸣ʃiba]
(熱湯は温く冷まして飲ましなさい)
Example phrases
バカーバカーシ [ba⸢kaːbakaː⸣ʃi] (副)
- 細かく。非常に細く。
- ⸢ブー⸣ヤ バ⸢カーバカー⸣シ ⸢ウー⸣ミ
[⸢buː⸣ja ba⸢kaːbakaː⸣ʃi ⸢ʔuː⸣mi]
(麻糸は細かく uby{績}{ウ}みなさい)
Example phrases
パジカクン [⸣paʤi ⸣kḁkuŋ] (連)
- 恥をかく。
- ウ⸢ヌ⸣ ア⸢タル⸣ヌ ⸣クトゥンツァン ッ⸢サン⸣カー ⸣パジ カクン⸢ダー
[ʔu⸢nu⸣ ʔa⸢taru⸣nu ⸣ku̥tunʦan s⸢saŋ⸣kaː ⸣paʤi kḁkun⸢daː]
(その程度のことをさえ知らないと恥をかくぞ) - ⸣アイブ ク⸢トゥ⸣バ ⸢シー⸣ パジ カクン⸢ダー
[⸣ʔaibu ku̥⸢tu⸣ba ⸢ʃiː⸣ paʤi kḁkun⸢daː]
(あんなことをして、恥をかくぞ) - ⸢パシゥカシキヌ アール⸣カー ⸢マーユナカ
[⸢pasi̥kaʃi̥kinu ʔaːru⸣kaː ⸢maːjunaka]
(旧暦二十日<ふけまちづき>の月が上がると、真夜中の時刻である{EOS}<諺>)
終
戦後のイカ釣り漁の遭難事故の際、この諺を覚えていた加治工伊佐は真夜中に風が北風から南風に変わったことを知った。それを知らない人々が前日と同じ北風と思い込み、風を帆に孕ませて島とは逆の方向へ帆走したのである。加治工伊佐は小型のコンパスを信頼して近くのイカ釣り舟三隻を説得し、南風に向かってジグザグ帆走してその日の午前中に石垣島の川平に到着することができ、事故を通報したという)
Example phrases
パナフクン [pa⸢na⸣ ɸu̥kuŋ] (連)
- 子供が泣き出す。泣きべそをかく。
- カ⸢ジェー マーリ⸣ パ⸢ナ⸣ フキ ⸢ベー⸣ムヌ ノー⸢ン ヤラバン ッふァーシ⸣ キ⸢ム⸣ トゥリ
[ka⸢ʤeː maːri⸣ pa⸢na⸣ ɸu̥ki ⸢beː⸣munu noː⸢ɲ jarabaŋ ffaːʃi⸣ ki⸢mu⸣ turi]
(子供は機嫌を損ねて<風が北に回って>泣き出しているんだから、何か食べさせて機嫌をとりなさい)
Example phrases
パナフクン [pa⸢na⸣ɸu̥kuŋ] (他動)
- {Mn_1}いびき<鼾>をかく。
- ⸣ビーティ ニ⸢ブ⸣カー パ⸢ナ⸣フクンティ ス⸢クタヌ ナン⸣ゾー パ⸢ナフカン⸣ワー ⸢ン⸣ノー
[⸣biːti ni⸢bu⸣kaː pa⸢na⸣ɸu̥kunti su̥⸢kutanu nan⸣ʣoː pa⸢naɸu̥kaŋ⸣waː ⸢n⸣noː]
(酔って寝ると鼾をかくと聞いたが、あまり鼾をかかないではないか) - パ⸢ナ⸣フク プ⸢ストー⸣ ニ⸢バラヌ
[pa⸢na⸣ɸu̥ku pu̥⸢sutoː⸣ ni⸢baranu]
(鼾をかく人とは寝れない) - ⸣キューユン パ⸢ナ⸣フキ ⸢ベー
[⸣kjuːm pa⸢na⸣ɸu̥ki ⸢beː]
(今日も鼾をかいている) - ウ⸢リヌ⸣ パ⸢ナ⸣フケーラー ニ⸢バラヌ
[ʔu⸢rinu⸣ pa⸢na⸣ɸu̥keːraː ni⸢baranu]
(彼が鼾をかいたら寝れない) - パ⸢ナ⸣フキバ
[pa⸢na⸣ɸu̥kiba]
(鼾をかけよ)
Example phrases
パナフクン [pa⸢na⸣ɸu̥kuŋ] (他動)
- {Mn_2}しくしく泣く。べそをかく。
- ヤ⸢ラ⸣ベー パ⸢ナ⸣フキ ⸢ベー⸣バ ユ⸢ナコー⸣マーンツァン ス⸢クイ ッふァーシ⸣バ
[ja⸢ra⸣beː pa⸢na⸣ɸu̥ki ⸢beː⸣ba ju⸢nakoː⸣manʦan su̥⸢kui ffaːʃi⸣ba]
(子供がしくしく泣いているから、麦焦がしでも掬ってあげなさいよ)
Example phrases
マジェー [⸣maʤeː] (副)
- 先ずは。はじめに。とにかく。⸣マジ[⸣maʤi](最初に{EOS}真っ先に)に取立ての係助詞⸣ヤ[⸣ja](は)が下接して、[maji] + [ja] → [maʤe] と変化したもの。
- ⸣マジェー ⸢ヌー⸣シ サ⸢バル⸣ マ⸢シ⸣ユー パ⸢ナ⸣シ ⸣ミリバ
[⸣maʤeː ⸢nuː⸣ʃi sa⸢baru⸣ ma⸢ʃi⸣juː pa⸢na⸣ʃi ⸣miriba]
(先ずは如何すればよいか、話してみなさいよ)
Example phrases
マジマジ [⸣maʤimaʤi] (副)
- 先ずは。とにかく。何はともあれ。「先ず先ず」の義。
- ⸣マジマジ ノー⸢ン ヤラバン⸣ タ⸢ミ⸣シ ミリ⸢ツォー⸣ イッ⸢ケナ⸣ キ⸢シ⸣ルン⸢ダー
[⸣maʤimaʤi noː⸢ɲ jarabam⸣ ta⸢mi⸣ʃi miri⸢ʦoː⸣ ʔik⸢kena⸣ ki̥⸢ʃi⸣run⸢daː]
(先ずは<とにかく>試してごらんってば、非常によく切れるんだよ)
Example phrases
ヤーラヤーラーシ [jaː⸢rajaːraː⸣ʃi] (副)
- 柔らかく。柔らかに。優しく。「やわやわ(柔柔)と」の義。「~若やかにおほどかにて、やはやは<柔柔>とぞたをやぎたまへりし」『源氏物語 玉鬘』の転訛したものか。
- ⸢コー⸣ムネー イ⸢ザンドー⸣シ ヤー⸢ラヤーラ⸣シ ⸣ムネー イ⸢ジ⸣バ
[⸢koː⸣muneː ʔi⸢ʣandoː⸣ʃi jaː⸢rajaːra⸣ʃi ⸣muneː ʔi⸢ʤi⸣ba]
(荒々しい物言い<「磽、己波志 コハシ」『新選字鏡』・物言い>をしないで優しく話しなさいよ)
Example phrases
ヤマヌナダカ [ja⸢ma⸣nu na⸢da⸣ka] (連)
- 山の高さ。山のようにうずたかく。山ほどにたくさん。
- ⸢マイヤー⸣ カ⸢リティ⸣ ヤ⸢マ⸣ヌ ナ⸢ダ⸣カ フ⸢ナ⸣ジン ⸢シー⸣ シ⸢ミ⸣ シケー
[⸢maijaː⸣ ka⸢riti⸣ ja⸢ma⸣nu na⸢da⸣ka ɸu⸢na⸣ʤiŋ ⸢ʃiː⸣ ʃi⸢mi⸣ ʃi̥keː]
(稲は刈って、山のように船積みして積んである)
Example phrases
ウイカクチ [⸢ʔuikakuʧi] (名)
- 上顎(うわあご)。⸢オーカクチ[⸢ʔoːkakuʧi](上顎)というのが普通。
- シゥ⸢カンクル⸣ビ シ⸢ティル ウイカクチバ⸣ バ⸢リ⸣シケー⸢ツォー
[sï̥⸢kaŋkuru⸣bi ʃi̥⸢tiru ʔuikakuʧiba⸣ ba⸢ri⸣ʃi̥keː⸢ʦoː]
(ぶっ転びして<ぞ>上顎を強打して傷をつけてあるんだよ<怪我をして、割ってあるんだよ>)
Example phrases
ウシカクン [ʔu⸢ʃikakuŋ] (自動)
- 押しかける。押し寄せる。相手の意思に関わらず、勝手に相手の所へ行く。
- ノー⸢ンティン ナー⸣ムティ ⸢アッ⸣タニ ウ⸢シカキ⸣ クン
[noː⸢ntin naː⸣muti ⸢ʔat⸣tani ʔu⸢ʃikaki⸣ kuŋ]
(なんとも言わないで急に押しかけて来る)
「
Voxicaqe,ru,eta.ヲシカケ,クル,ケタ(押しかけ,くる,けた)- ~」『邦訳日葡辞書』の転訛したもの。 ⸣ソンガチ パ⸢チウクシヌ⸣ ピンマー カ⸢ツシンシンカー⸣ ク⸢トゥシン⸣ ウ⸢ヤカタ⸣ヌヤー ウ⸢シカクン⸣カヤー
[⸣soŋgaʧi pḁ⸢ʧiukuʃinu⸣ pimmaː kḁ⸢ʦuʃiŋʃiŋkaː⸣ ku̥⸢tuʃiŋ⸣ ʔu⸢jakataɲ⸣jaː ʔu⸢ʃikakuŋ⸣kajaː]
(正月仕事始めの日<初起し>にはカツオ漁船の乗組員は今年も親方の家におしかけるかねえ) - プ⸢スン⸣ ヤー ウ⸢シカカンモー⸣ マ⸢シ
[pu̥⸢suɲ⸣jaː ʔu⸢ʃikakammoː⸣ ma⸢ʃi]
(他人の家には押しかけないのがいい) - ⸢ワー⸣ ウ⸢シカク⸣カー ⸢バン⸣ヌン ウ⸢シカクン
[⸢waː⸣ ʔu⸢ʃikaku⸣kaː ⸢ban⸣nuŋ ʔu⸢ʃikakuŋ]
(君が押しかけたら私も押しかける) - シ⸢トゥム⸣ティ ⸢パイ⸣サ ウ⸢シカケー⸣ ミサムヌ
[ʃi̥⸢tumu⸣ti ⸢pai⸣sa ʔu⸢ʃikakeː⸣ misamunu]
(朝早く押しかければよいのに) - ムー⸢ル⸣シ ウ⸢シカキリ
[muː⸢ru⸣ʃi ʔu⸢ʃikakiri]
(皆で押しかけなさい) - ムー⸢ル⸣シ ウ⸢シカク⸣ クトー ナ⸢ラ⸣ヌ
[muː⸢ru⸣ʃi ʔu⸢ʃikaku⸣ ku̥toː na⸢ra⸣nu]
(皆で押しかけることは出来ない<押しかけてはならない>)
Example phrases
Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect
Results from the [関連データ]南琉球八重山語宮良方言の名詞アクセント資料 [Kanren dēta] Minami Ryūkyū Yaeyama-go Miyara hōgen No meishi akusento shiryō ([Relevant Data] Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect), by Kenan Celik, Aso Reiko and Kohei Nakazawa, © CC BY-NC 3.0 DEED
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カクズゥ [kḁkudzɨ] L (名)
- 顎(あご)
ヤーカク [jaːkḁku] L (名)
- 屋敷
ンナカク [ɴnakaku] F (名)
- 空き屋敷
ンナカクヤスゥキゥ [ɴnakḁkujasɨ̥kɨ] F (名)
- 空き家。空き家の屋敷
Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)
Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.
Search languages: Japanese ↔ English
かく【画・劃】
(Common Noun)
- Stroke (of a kanji, etc.)
かく【格】
(Common Noun)
- Status; Character; Case
かく【核】
(Common Noun)
- Nucleus; Nuclear
きゃく・かく【客】
(Common Noun)
- Guest; Visitor
- Customer; Client; Shopper; Spectator; Audience; Tourist; Sightseer; Passenger
かく【核】
(Common Noun)
- Pit (of a fruit); Stone
- Core
- Nuclear weaponry
かく【各】
(Common Prefix)
- Each; Every; All
かく【角】
(Common Noun)
- Angle
- Square (or cube)
- Bishop
- Third degree (of the Japanese & Chinese pentatonic scale)
- Chinese "horn" constellation (one of the 28 mansions)
- Jiao (monetary unit of China; one-tenth of a yuan)
かく【欠く・闕く】
(Common Godan verb, transitive)
- To chip; To nick; To break; To crack
- To lack
かく【書く】
(Common Godan verb, transitive)
- To write; To compose; To pen
- To draw; To paint
かく【掻く・搔く】
(Common Godan verb, transitive)
- To scratch
— Word usually written using kana alone
- To perspire
- To shovel; To paddle
えがく・かく【描く・画く】
(Common Godan verb, transitive)
- To draw; To paint; To sketch
- To picture in one's mind; To imagine
- To form a certain shape (e.g. path of an action, appearance of an object, etc.)
かく【佳句】
(Noun)
- Beautiful passage of literature
かく【隔】
(Prefix)
- Every other; Second; Alternate
かく【殻】
(Noun)
- Shell (e.g. electron shell)
かく【膈】
(Noun)
- Diaphragm; Vicinity of the diaphragm
— Obscure term
かく【舁く】
(Godan verb, transitive)
- To carry on one's shoulders (esp. of two or more people carrying a palanquin, etc.)
くるわ・かく【廓・郭・曲輪】
(Noun)
- District; Quarter
- Enclosure; Area enclosed by earthwork
- Red-light district
(Suffix)
- Wide and empty
かく【斯く】
(~の adjectival noun)
- Like this; Such; Thus; In this way
— Word usually written using kana alone
かく【確】
(Adverb)
- Certain; Definite
かくおち【角落ち】
(Noun)
- Shogi game with the superior player playing without the kaku