(Noun) River, stream
Define かあら kaara Meaning カーラ
Displaying results for かあら (kaara・かあら・カーラ) – ryukyu
JLect: Japonic Languages and Dialects Database
Results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.
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A dictionary of the Ryukyuan language
Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.
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カーラ kaara (kaara) ⓪ 名
- 瓦。屋根に用いるほか,垣として積み,また城内・境内などの道路に敷く。~nusijuN.瓦で屋根をふく。
カーラ kaara (kaara) ① 名
- 川。河。川原の転意。
カーラヤー kaarayaa (kaaraja]a) ⓪ 名
- 瓦ぶきの家。
マッカーラ makkaara (maQkaara) ① 副
- 真赤(に)。~sjooru hana.真赤な花。Ciranu~nati.顔が真赤になって。
カーラチュン kaarachun (kaara=cuN) ① 自=kaN,=ci
- 乾く。水分・湿気が去る。kaaracooru ciN.乾いた着物。
マッカーラー makkaaraa (maQkaaraa) ⓪ 名
- 真赤なもの。
カーラバンタ kaarabanta (kaarabaNta) ⓪ 名
- 川端。川べり。川岸。
カーラブチ kaarabuchi (kaarabu]ci) ⓪ 名
- 瓦ぶき(の家)。以前は首里・那覇だけに多く,他では番所(baNzu)だけが瓦ぶきであった。
カーラキサン kaarakisan (kaarakisaN) ⓪ 形
- (道などが)乾いている。kaarakisaru mici.乾いた道。
カーラヤチャー kaarayachaa (kaarajacaa) ⓪ 名
- 瓦屋。瓦焼きを業とする者。
カーラカンジュヤー kaarakanjuyaa (kaarakaNzujaa) ① 名
- かわせみ。kaaramaQtaraaともいう。
カーラマッタラー kaaramattaraa (kaaramaQtaraa) ① 名
- かわせみ。kaarakaNzujaaともいう。
カーライシガチ kaara ishigachi (kaara?isigaci) ① 名
- 瓦石垣。上半を瓦と土,下半を石で築いた垣。屋敷内の中門の左右に多く見受けられる。
カーラブッテーイシブッテー kaarabuttee ishibuttee (kaarabuQtee?isi]buQtee) ⓪ 感
- 女の子と遊んでいる男の子をからかって言うことば。
Audio Database of Hatoma Lexicon
Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED
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アザランナカーラ [ʔa⸢ʣaraŋ⸣ nakaːra] (連)
- 言うにことかいて。言えないので。「~と言えないなかで」の義。
- ウ⸢ナール ワッ⸣サティ ア⸢ザラン⸣ ナカーラ ⸣カイブ ム⸢ニ⸣バ イ⸢ジェー⸣ティ ⸢アー⸣ク
[ʔu⸢naːru was⸣sati ʔa⸢ʣaran⸣nakaːra ⸣kaibu mu⸢ni⸣ba ʔi⸢dʒeː⸣ti ⸢ʔaː⸣ku]
(己が悪いと言えないので、言うに事欠いて、このようなことを言っている<言ってあるく>)
Example phrases
イカーラ [⸣ʔikaːra] (連体)
- いかなる。「如何あらむ」の「む」の脱落した形。
- ⸣カイブ ク⸢トゥ⸣ヌ ⸣アンティ ア⸢ズヌ⸣ ク⸢レー⸣ イカーラ ⸣クトゥヤ
[⸣kaibu ku̥⸢tu⸣nu ⸣ʔanti ʔa⸢ʣunu⸣ ku⸢reː⸣ ʔikaːra ⸣ku̥tuja]
(あんなことがあるというが、これは一体如何なることか)
Example phrases
イカーラ [ʔi⸢kaːra] (副)
- 幾ら~でも。幾ら~とも。一歩譲歩して、数量や程度の甚だしさを前提条件として認めつつも、それと反対のことを述べる意を表す。
- イ⸢カーラ⸣ <イ⸢コーラ⸣> ウ⸢カ⸣ヌ ⸣アンティ ア⸢ザバン⸣ ッ⸢ふァバ カース⸣ クトー ⸢ナーン⸣パジ
[ʔi⸢kaːra⸣ <ʔi⸢koːra⸣> ʔu⸢ka⸣nu ⸣ʔanti ʔa⸢ʣabaŋ⸣ f⸢faba kaːsu⸣ ku̥toː ⸢naːm⸣ paʤi]
(幾ら借金があるといっても、子供を売ることは無いはずだ)
Example phrases
イカーラカコーニ [⸣ʔikaːrakakoːni] (副)
- いかようにして。どのようにして。どんなふうに。
- ク⸢ヌ⸣ パ⸢コー⸣ イカーラカコーニ ス⸢クル⸣タ ム⸢ヌ⸣ユー ミ⸢ジラサ⸣ヌ ナ⸢ラ⸣ヌ
[ku⸢nu⸣ pḁ⸢poː⸣ ʔikaːrakakoːni su̥⸢kuru⸣ta mu⸢nu⸣juː mi⸢ʤirasa⸣nu na⸢ra⸣nu]
(この箱はどのようにして作ったものなのか、珍しくて仕方がない)
Example phrases
イカーラカコーヌ [⸣ʔikaːrakakoːnu] (連)
- いかなる程度の。どのような風体の。どんなふうの。
- ⸣イカーラカコーヌ ム⸢ヌヌン⸣ドゥ ⸢ワー イー⸣ルンティ ⸣ケーワ
[⸣ʔikaːrakḁkoːnu mu⸢nunun⸣du ⸢waː ʔiː⸣runti ⸣keːwa]
(いかなる程の者が君を嫁にもらいに来ているのか)
Example phrases
イカーラコーラシ [⸣ʔikaːrakoː⸢ra⸣ʃi] (副)
- どんなふうにして。どのようにして。相手の技量を低くみた表現。
- ⸣イカーラコー⸢ラ⸣シ ス⸢クル⸣タ ム⸢ヌ⸣ユー ⸢タンガ⸣シ ⸢ヤー⸣バ ス⸢クル⸣タツォー
[⸣ʔikaːrakoː⸢ra⸣ʃi su̥⸢kuru⸣ta mu⸢nu⸣juː ⸢taŋga⸣ʃi ⸢jaː⸣ba su̥⸢kuru⸣taʦoː]
(どんなふうにして作ったものやら、一人で家を造ったそうだよ)
Example phrases
イカーラシジ [⸣ʔikaːra ⸣ʃiʤi] (連)
- 如何なるわけ。どういうわけ。
- ウ⸢ヤ⸣ヌ ア⸢ズ⸣ ムニン シゥ⸢カムティ⸣ ナー⸢イ⸣ ピン ⸢シーベー⸣ヌ ⸣イカーラ ⸣シジヤ
[ʔu⸢ja⸣nu ʔa⸢ʣu⸣ munin sï̥⸢kamuti⸣ naː⸢i⸣ piŋ ⸢ʃiːbeː⸣nu ⸣ʔikaːraʃiʤija]
(親のいうこと<ことば>も聞かないで、ただ拗<す>ねて反抗しているが、如何なるわけがあるのか)
Example phrases
カーラ [⸢kaːra] (名)
- 川。小川。「川原」の転訛したもの。
- ⸢ケーダガー⸣ラー ウ⸢ブ⸣ミジェーラン ミ⸢ジヌ⸣ シゥ⸢カラー スー⸣ワンティ ア⸢ザリ ブー
[⸢keːdagaː⸣raː ʔu⸢bu⸣miʤeːram mi⸢ʤinu⸣ si̥⸢karaː suː⸣wanti ʔa⸢ʣaribuː]
(ケーダ川は大見謝川よりも水の力が強い<水量が多い>といわれている) - ウ⸢ブ⸣ミジェーラン ⸢ケーダガーラ⸣ヌ ミ⸢ジヌル⸣ シゥ⸢カラー スー⸣ワティバン⸢ナー
[ʔu⸢bu⸣miʤeːraŋ ⸢keːdagaːra⸣nu mi⸢ʤinuru⸣ sï̥⸢karaː suː⸣watiban⸢naː]
(大見謝川よりもケーダ川の水が水の勢い<水の力{EOS}水の量>は強いんだってねえ) - ⸢ウーアミヌ⸣ フーカー ⸢カーラヌ⸣ ミ⸢ジヌ⸣ ウ⸢ク⸣ルン
[⸢ʔuːaminu⸣ ɸuːkaː ⸢kaːranu⸣ mi⸢ʤinu⸣ ʔu⸢ku⸣ruŋ]
(大雨が降ると川の水が氾濫する) - ⸢カーラヌ⸣ パ⸢タ⸣ナ ⸢ター⸣ヌ ⸣アン
[⸢kaːranu⸣ pḁ⸢ta⸣naː ⸢taː⸣nu ⸣ʔaŋ]
(川の側に田圃がある)
Example phrases
カーラ [⸢kaː⸣ra] (名)
- 舟の竜骨。船首から船尾にかけて貫通する船底の骨格材。キール(keel)。⸢プーザンプー[⸢puːʣampuː]を張って操船する際に、波を切って風上の方へ舟を走行させる機能があるという。
- ⸣フニナー ⸢カーラ⸣ヌ ⸣アルユンダ ⸢プーザンプーバ⸣ ピ⸢ケー⸣ティ ⸢オーラー⸣ ン⸢カーサリン⸣ツォー
[⸣ɸuninaː ⸢kaːra⸣nu ⸣ʔarujunda ⸢puːʣampuːba⸣ pi̥⸢keː⸣ti ⸢ʔoːraː⸣ ʔŋ⸢kaːsarin⸣ʦoː]
(舟には竜骨があるので、プーザン帆(帆桟式帆)
を
張って風上の方へ舟を向けることが出来るそうだ)- ⸣イダフニヌ ⸢カー⸣ラー シ⸢ギキー⸣シル ス⸢クラ⸣リ ブ⸢タ⸣ダー
[⸣ʔidaɸuninu ⸢kaː⸣raː ʃi⸢gikiː⸣ʃiru su̥⸢kura⸣ri bu⸢ta⸣daː]
(板船<サバニ>の竜骨は杉材で造られていたのだよ)
Example phrases
カーラ [⸢kaː⸣ra] (名)
- 瓦。⸢ウーガー⸣ラ[⸢ʔuːgaː⸣ra](雄瓦)と⸢ミーガー⸣ラ[⸢miːgaː⸣ra](雌瓦)がある。粘土を一定の形に成型し、焼成した屋根葺き用材。屋根のユ⸢チル[ju⸢ʧiru](えつり)に粘土を捏ねて載せ、軒から甍の方へ雌瓦を二枚ずつ重ねて並べていき、雌瓦と雌瓦の継ぎ目に粘土を載せ、その上に雄瓦を被せ連結しながら葺き上げて行く。最終的には、瓦の継ぎ目に漆喰を塗って固定させ、屋根の瓦葺を完成させる。
- ⸢カー⸣ラ ⸢カイ⸣キー ⸢カー⸣ラヤー ス⸢ク⸣リ
[⸢kaː⸣ra ⸢kai⸣kiː ⸢kaː⸣rajaː su̥⸢ku⸣ri]
(瓦を買ってきて瓦葺の家を造れ) - ⸣ミツァ ク⸢ナシティ⸣ ユ⸢チル⸣ナ ⸢ヌーシティ ウン⸣ナ ⸢ミーガー⸣ラ ⸢ニンマイ⸣ナー カ⸢サビ⸣ ナ⸢ラビティ⸣ ウ⸢ヌ⸣ シ⸢ギフチ⸣ナー ⸣ミツァ ム⸢リティ ウーガー⸣ラ カ⸢バ⸣シェーティル ⸢カー⸣ラヤーヤ フ⸢コーッ⸣タ
[⸣miʦa ku⸢naʃi̥ti⸣ ju⸢ʧiru⸣na ⸢nuːʃi̥ti ʔun⸣na ⸢miːgaː⸣ra ⸢nimmai⸣naː kḁ⸢sabi⸣ na⸢rabiti⸣ ʔu⸢nu⸣ ʃi⸢giɸu̥ʧi⸣naː ⸣miʦa mu⸢riti ʔuːgaː⸣ra ka⸢ba⸣ʃeːtiru ⸢kaː⸣rajaːja ɸu̥⸢koːt⸣ta]
(粘土を捏ねてエツリに載せ、それに雌瓦を二枚ずつ重ねて並べ、その継ぎ目に粘土を盛って雄瓦を被せながら瓦屋根は葺かれた)
Example phrases
カーライシ [⸢kaːraiʃi] (名)
- 川の石。「河原石」の義。
- ⸢ウーミジヌ⸣ ウ⸢クリ⸣ルカー ⸢カーライシン コッふァシ⸣ パ⸢リ⸣ス
[⸢ʔuːmiʤinu⸣ ʔu⸢kuri⸣rukaː ⸢kaːraʔiʃiŋ koffaʃi⸣ pa⸢ri⸣su]
(洪水<大水>がおこると河原の大石も根こそぎ押し流していく)
Example phrases
カーラカーラシ [⸢kaːrakaːra⸣ʃi] (副)
- 明々と。明るいさま。「アカラアカラ」の融合変化したもの。
カ
⸢ツコーバー(⸢シーゾーヤー⸣ヤ)- ユー⸣ロー ⸢デンキ⸣バ シキ ⸢カーラカーラ⸣シ ガ⸢ラシティル⸣ カ⸢ツ ネーソーッ⸣タ
ー⸣ロー ⸢デンキ⸣バ シキ ⸢カーラカーラ⸣シ ガ⸢ラシティル⸣ カ⸢ツ ネーソーッ⸣タ [ka⸢ʦukoːbaː(⸢ʃiːʣoːjaː⸣ja)
juː⸣roː ⸢deŋki⸣ba ʃi̥kiti ⸢kaːrakaːra⸣ʃi ga⸢raʃi̥tiru⸣ kḁ⸢ʦu neːsot⸣ta]
(鰹節工場は夜は電気をつけてこ、こうこうと照らして鰹を煮上げられた)
Example phrases
カーラカスン [⸢kaːrakasuŋ] (他動)
- 乾かす。
- ⸣ティダナ ⸣プシ ⸢カーラカシ
[⸣tidana ⸣pu̥ʃi ⸢kaːrakaʃi]
(太陽に干して乾かせ) - ⸢カーラカスンティ ベー
[⸢kaːrakasunti beː]
(乾かそうとしている) - ア⸢ミ⸣ヌ ⸣フー ⸣ピンマー ⸢カーラカサラヌ
[ʔa⸢mi⸣nu ⸣ɸuː ⸣pimmaː ⸢kaːrakasaranu]
(雨の降る日は乾かされない) - ⸢パー⸣ク ⸢カーラカシ⸣プサン
[⸢paː⸣ku ⸢kaːrakaʃi⸣pu̥saŋ]
(早く乾かしたい) - ⸢ワー カーラカス⸣カー ⸢バン⸣ヌン ⸢カーラカスン
[⸢waː kaːrakasu̥⸣kaː ⸢ban⸣nuŋ ⸢kaːrakasuŋ]
(君が乾かしたら私も乾かす) - ⸢マー⸣ビン ⸢カーラカシェー⸣ ミサムヌ
[⸢maː⸣biŋ ⸢kaːrakaʃeː⸣ misamunu]
(もっと乾かせば良いのに) - ⸢カーラカスムノー パー⸣ク ⸢カーラカシ
[⸢kaːrakasumunoː paː⸣ku ⸢kaːrakaʃi]
(乾かすものは早く乾かしなさい)
Example phrases
カーラクン [⸢kaːrakuŋ] (自動)
- 乾く。
- ⸢キン⸣マー マ⸢ダ カーラカヌ
[⸢kim⸣maː ma⸢da kaːrakanu]
(着物はまだ乾かない) - ⸣クナーテー ⸢カーラキパヤー⸣ン
[⸣kunaːteː ⸢kaːrakipajaː⸣ŋ]
(ここでは乾き早い) - マ⸢ナ⸣マ ⸢カーラカス⸣カー ティ⸢ダ⸣ヌ ⸣アルンケンナー ⸢カーラクン
[ma⸢na⸣ma ⸢kaːrakasu̥⸣kaː ti⸢da⸣nu ⸣ʔaruŋkennaː ⸢kaːrakuŋ]
(今干す<乾かす>と日のあるうちに乾く) - ⸢カーラク⸣クトー ⸢カーラクヌ⸣ ウ⸢ヌマー⸣マーヤ キ⸢サラヌ
[⸢kaːraku⸣ku̥toː ⸢kaːrakunu⸣ ʔu⸢numaː⸣maːja ki̥⸢saranu]
(乾くことは乾くが、そのままでは着られない) - ⸢パー⸣ク ⸢カーラケー⸣ ミサムヌ
[⸢paː⸣ku ⸢kaːrakeː⸣ misamunu]
(早く乾けばよいのに) - ⸢パイ⸣サ ⸢カーラキ
[⸢pai⸣sa ⸢kaːraki]
(早く乾け) - ⸢カーラキキシェー⸣ン
[⸢kaːrakiki̥ʃeː⸣ŋ]
(乾ききった) - ⸢カーラキキスン
[⸢kaːrakiki̥suŋ]
(乾ききる{EOS}完全に乾く)
Example phrases
カーラシキ [⸢kaːra⸣ʃi̥ki] (名)
- 瓦敷き。瓦で屋根を葺く際に、軒の先端部に幅約六寸の鋭三角形の板をうちつけたもの。瓦が滑り落ちるを防ぐ、瓦止めの機能を持たせた板。通常はフ⸢クンキー[ɸu̥⸢kuŋkiː](福木)の角材を対角線に製材したものを使っていた。
- タ⸢ルキ⸣ヌ ⸢ウイ⸣ナー ⸢カーラ⸣シキ ⸣ウキティ ⸢ウン⸣ナ ⸢フン⸣ ウティバ
[ta⸢ruki⸣nu ⸢ʔui⸣naː ⸢kaːra⸣ʃi̥ki ⸣ʔukiti ⸢ʔun⸣na ⸢ɸun⸣ ʔutiba]
(垂木の上に瓦敷きを置いて<瓦敷きを受けるようにして>、それに釘を打ちなさい)
Example phrases
カーラダキ [⸢kaː⸣radaki] (固)
- (地)カラ岳。石垣島の東北海岸、白保集落の北にある山。
- ⸢カー⸣ラダキヌ ⸣スバナール ヒ⸢コージョー⸣ヤ ス⸢ク⸣ロールティ⸢ダー
[⸢kaː⸣radakinu ⸣subanaːru çi⸢koːʤoː⸣ja su⸢ku⸣roːruti⸢daː]
(カラ岳の側に飛行場は作るそうだよ)
Example phrases
カーラヌパタ [⸢kaːranu⸣ pḁ⸢ta] (連)
- 川の側。かわべり(川縁)。川岸。
- ⸢カーラヌ⸣ パ⸢ター⸣ ア⸢カ⸣ズミキーヌ ヤ⸢マ⸣カビ ムイ⸢ベー
[⸢kaːranu⸣ pḁ⸢taː⸣ ʔa⸢ka⸣ʣumikiːnu ja⸢ma⸣kabi mui⸢beː]
(かわべり<川縁>にはマングローブ<ひるぎ>が密生している)
Example phrases
カーラヤー [⸢kaː⸣rajaː] (名)
- 瓦葺の家。「瓦家」の義。⸣ガヤヤー[⸣gajajaː](茅葺の家)の対義語。八重山の民間に瓦葺きが許可されたのは明治二十二年という。鳩間島では、昭和二年十月に鳩間小学校の瓦葺き校舎が完成した「学校日誌」『波濤を越えて』とある。
- ム⸢カ⸣シェー ⸣ナールミナバ ⸢コーシ⸣ カ⸢ラ⸣ス ⸣シキ ⸣ギラカラスバ シ⸢キ カーシェー⸣ティル ⸢カー⸣ラ ⸢カイ カー⸣ラヤー ス⸢ク⸣ローッタツォー
[mu⸢ka⸣ʃeː ⸣naːruminaba ⸢koːʃi⸣ ka⸢ra⸣su ⸣ʃi̥ki ⸣girakarasuba ʃi̥⸢ki kaːʃeː⸣tiru ⸢kaː⸣ra ⸢kai kaː⸣rajaː su̥⸢ku⸣roːttaʦoː]
(昔はナールミナ<フタモチヘビガイの仲間か?>の身を取って塩辛にしたり、シャコガイの塩辛を作って売りさばきながら瓦を買って瓦葺家を造られたそうだ) - ⸢カー⸣ラヤー ス⸢ク⸣ルン
[⸢kaː⸣rajaː su̥⸢ku⸣ruŋ]
(瓦葺の家を造る)
Example phrases
カーラヤーヌトゥラーマ [⸢kaː⸣rajaːnu tu⸢raː⸣ma] (連)
- すずめ(雀)。「瓦葺家の小鳥」の義。
- ⸢カー⸣ラヤーヌ トゥ⸢ラー⸣マー ⸣ウヤコーコームヌ ヤ⸢レー⸣ティ ウ⸢ヤ⸣ヌ ⸢マーラソーッ⸣タンケン ⸢ワー カー⸣ラヤーヌ ッ⸢サーン⸣ナー ⸢ベー⸣ティ ⸢マイヌ⸣ ウ⸢ティヌカ⸣ル プ⸢サイ⸣ ッ⸢ふァイ⸣ティ ア⸢ゾー⸣レーティル ユ⸢チ⸣クニ ッ⸢ふァイ ブー⸣ツォー
[⸢kaː⸣rajaːnu tu⸢raː⸣maː ⸣ʔujakoːkoːmunu ja⸢reː⸣ti ʔu⸢ja⸣nu ⸢maːrasoːt⸣taŋkeŋ ⸢waː kaː⸣rajaːnu s⸢saːn⸣naː ⸢beː⸣ti ⸢mainu⸣ ʔu⸢tinuka⸣ru pu̥⸢sai⸣ f⸢fai⸣ti ʔa⸢ʣoː⸣reːtiru ju⸢ʧi⸣kuni f⸢fai buː⸣ʦoː]
(スズメは親孝行者であったので、親が亡くなられた時、お前は瓦葺の家の軒下で米の落ちこぼれたものを拾って食べなさいといわれたので、裕福に食べて暮らしているそうだ) - ⸢カー⸣ラヤヌ トゥ⸢ラー⸣マー ⸣キサー ウ⸢ヌス⸣ク ブ⸢リブタンドゥ⸣ マ⸢ナ⸣マー ミ⸢ララン⸣ ナリ⸢ナー⸣ヌ
[⸢kaː⸣rajaːnu tu⸢raː⸣ma ⸣kisaː ʔu⸢nusu̥⸣ku bu⸢ributandu⸣ ma⸢na⸣maː mi⸢raran⸣ nari⸢naː⸣nu]
(スズメは以前は、あんなにたくさんいたが、今は見られなくなってしまった)
Example phrases
カーラヤヌアンマ [⸢kaː⸣rajanuʔamma] (名)
- (動)テントウムシ。「瓦屋の姉さん」の義。赤地に黒の斑点、黒地に赤の斑点のついたものが多かった。
- ⸢ナーヌ⸣パーナ ⸢カー⸣ラヤーヌアンマヌ ⸢フシゥ⸣カリ べー
[⸢naːnu⸣paːna ⸢kaː⸣rajaːnuʔammanu ⸢ɸusï̥⸣kari ⸢beː]
(菜っ葉にテントウムシが集まって<くっついて>いる)
Example phrases
Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect
Results from the [関連データ]南琉球八重山語宮良方言の名詞アクセント資料 [Kanren dēta] Minami Ryūkyū Yaeyama-go Miyara hōgen No meishi akusento shiryō ([Relevant Data] Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect), by Kenan Celik, Aso Reiko and Kohei Nakazawa, © CC BY-NC 3.0 DEED
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カーラ [kaːra] L (名)
- 瓦
カーラ [kaːra] F (名)
- 川
Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)
Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.
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かっぱ・かわわっぱ・かあっぱ・かあらんべ【河童】
(Noun)
- Kappa; Mythical water-dwelling creature
カーラー
(Noun)
- Curler
カーライフ・カー・ライフ
(Noun)
- Car life
カーラジオ・カー・ラジオ
(Noun)
- Car radio
はかあらし【墓荒らし】
(Noun)
- Grave-robbing
ヘアカーラー・ヘア・カーラー
(Noun)
- Hair curler
エンドカーラー
(Noun)
- End curler
ホットカーラー・ホット・カーラー
(Noun)
- Hot curler
それかあらぬか
(Expression)
- I don't know for certain, but ...; I don't know if that's the reason, but ...
アイラッシュカーラー・アイラッシュ・カーラー
(Noun)
- Eyelash curler
JLect: Japonic Languages and Dialects Database
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