X
🔧

Settings

Search type

Word search: Languages

Word search: Databases

Define うる uru Meaning ウル

Displaying results for うる (uru・うる・ウル) – ryukyu

JLect: Japonic Languages and Dialects Database

Results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.

Search languages: Japonic (all languages and dialects) ↔ English ↔ Japanese

Ryukyu (Yoron)

うる

(Noun) Coral, coral reef

Ryukyu (Okinawa)

うる

(Noun) Sand; gravel

Ryukyu (Okinawa)

うるか【愚か】

(Noun) Stupidity, stupid, folly, foolish

Ryukyu (Okinawa)

ちゃんぷるー

(Noun) Chanpuru, Champuru or Champloo is a mixed Okinawan stir-fried dish containing vegetables, tofu, and meat or fish.

Ryukyu (Okinawa)

やがまさん【喧さん】

(Sa-Adjective) Annoying, noisy, irritating, unbearable, importunate

Ryukyu (Okinawa)

あびらんけー

(Negative Verb) Do not say, do not talk, quit saying, quit talking, shut up

Ryukyu (Okinawa)

かしまさん

(Sa-Adjective) Annoying, troublesome, irritating, unbearable, importunate

North (Akita, Aomori, Iwate), Ryukyu (Yamatu)

やがましい【喧しい】

(I-Adjective) Annoying, noisy, irritating, unbearable, importunate

North (Hokkaido, Fukushima), Chubu (Aichi, Ishikawa), Chugok...

やかましい【喧しい】

(I-Adjective) Annoying, noisy, irritating, unbearable, importunate

Kyushu (Fukuoka, Saga, Nagasaki, Kumamoto, Kagoshima), Ryuky...

せからしか

(Ka-Adjective) Annoying, noisy, irritating, unbearable, importunate

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Okinawan → Japanese

ウル uru (?uru) ① 名

  1. 砂。細かな砂。また,砂利。Sinaともいう。~katamiiga?icuN.砂をかつぎに行く。

ドゥル duru (duru) ⓪ 名

  1. 泥。水をおびて柔らかくなった土。

フル furu (huru) ⓪ 名

  1. 便所。在来のものは石畳で囲んだもので,中に豚を飼い,糞は豚の飼料となった。

グル guru (guru) ① 名

  1. 殻(から)。複合語としては,kuugaguru(卵の殻),Sidiguru(ぬけ殻)など。

クル kuru (kuru) ① 名

  1. ころ。時分。'waaga'wakasataru kuroo.わたしの若かったころは。?ikuCinu~.何歳のころ。

ムル muru (muru) ① 副

  1. 皆。全部。~miitooN.全部生えた。kuQsasaani~'jaN.これで全部だ。
  2. まるで。全く。全然。~siraN.全く知らない。

ヌル nuru (nuru) ⓪ 名

  1. nuuruと同じ。

ユル yuru ('juru) ⓪ 名、接尾

  1. 夜。'juuよりもいくらか文語的。
  2. (接尾)夜。晩。夜の数・宿泊の数などを数える時の接尾辞。cujuru(一夜,一晩),tajuru(二夜,二晩)など。

ーグル -guru (-guru) 接尾

  1. ごろ。naNziguru(何時ごろ),?ikuCiguru(何歳のころ)など。

ークル -kuru (-kuru) 接尾

  1. 「自身で」の意を表わす接尾辞。英語の-selfに似ている。'waNkuru(わたし自身で),duukuru(自分自身で),?uNzukuru(あなた自身で),?jaNkuru(おまえ自身で),?arikuru(彼自身で),naNkuru(おのずから),?amanu ?uNzukuru(あの方御自身で),taruukuru(太郎自身で)など。

アムル amuru (?amuru) ⓪ 名

  1. 安室。«地»参照。

グルイ gurui (gurui) ⓪ 名

  1. ぐりぐり。瘰癧。首すじ・太ももなどにできる淋巴腺のはれたもの。

グルー guruu (guruu) ⓪ 名

  1. すばしこい者。gurumuNと同じ。

クルン kurun (kuruN) ① 名

  1. ころも。僧衣。

クルー kuruu (kuruu) ⓪ 名

  1. 黒。黒色。また,黒いもの。
  2. 反対党。正統派(siruu)に反対するもの。
  3. 特に,明治の廃藩時代に,明治政府に反対し,旧制度維持をもくろんだ頑固党をいう。husaNsii(不賛成)ともいい,明治政府支持の開進派(siruuまたはsaNsii)に対する。明治の末ごろまでも髪を切らず,?usjuganasiimee(琉球王)をたたえた。

ムルン murun (muruN) ⓪ 名

  1. もろみ。酒・しょうゆのもろみ。

ヌール nuuru (nuuru) ⓪ 名

  1. 沖縄固有の宗教の,いわゆる,のろ。祝女。みこ。神に奉仕する女。数部落の宗教的代表者で,部落ごとの神官であるnigami,一門ごとの神官である?ukudiはnuuruに属し,nuuru自身は,国家の宗教的元首であるcihwiziN(きこえ大君)に属する。

シュル shuru (sjuru) ① 名

  1. 植物名。棕梠(しゅろ)。

トゥール tuuru (tuuru) ⓪ 名

  1. 燈籠。あんどん。普通は木や竹で作り,紙を張ったものをいう。石のものは?isiduuru,仏壇用は?utuuru,盆祭りの回り燈籠はmiguiduuruという。

ウムル umuru (?umuru) ⓪ 名

  1. [おもろ]おもろ。沖繩に古くから伝わる伝誦詩。日本の祝詞にあたるような歌謡で,そのほとんどが叙事詩である。?umuruとは,首里王府に集められ,?umuru?usoosi[おもろ御さうし]に収められたおもろをいい,地方のnuuru(のろ。巫女)に伝わるおもろは?umuiという。?omoroは日本式発音。

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Japanese → Okinawan

うる 【売る】

うるし 【漆】

うるち 【粳】

うるおい 【潤い】

うるごめ 【粳米】

See also

うるさい

うるうづき 【●月】

うるうどし 【●年】

うるしぬり 【漆塗り】

See also

うるしまけ 【漆負け】

ほうる 【放る】

See also

Phrases

  • ほうっておく yooshoochuN,→ほったらかす

どうるい 【同類】

Dictionary of the Practical Use of Okinawan

Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.

Search languages: Japanese ↔ Okinawan

うる

  • 砂、砂利、珊瑚の骨軸
  • Example phrases
    • くまぬ うるねー ふしがたぬ しなぬ まんちょーくとぅ、とぅめーてぃ まーに。
      (ここの砂には星形の砂がまざっているので、探してごらん)
    • うるいしっし からじ さばちーねー、たっくゎてぃ ちゃーくーいっし とぅららん ないん。
      (軽石で髪を梳くと、くっついてはずれなくなってとれなくなる)

うるすん (うるちゃん、うるさん、うるち)

  • 下ろす
  • Example phrases
    • っくゎぬちゃーが むる なーめーめー やー むっちょーくとぅ、なまー かたぬ にー うるちょーん。
      (子どもがみんな各自の家を持っているので、今は肩の荷が下ろしている)

うるにー なまにー すん (〜さん、〜さん、〜っし)

  • 半煮えにする
  • Example phrases
    • はがまっし めー にーる ばすねー ふぃーぬ かぎんぬ むちかさくとぅ、うるにーなまにーする ばーん あたん。
      (羽釜でご飯を炊く時には火加減がむつかしいので、半煮えにするときもあった)
    • っんむんかい うめーし たてぃーねー、にーとーが すら、うるにーなまにーが やら わかいたん。
      (芋に箸を立てたら、煮えているのか、半煮えなのか判った)

うるさん

  • 足りない、不充分である
  • Example phrases
    • じんぶんぬ うるさいねー、ぬーぐとぅん てーげーしー ないん。
      (知恵が足りないと、何事も中途半端になる)

〜うるみ

  • 〜頃
  • Example phrases
    • うちなーぐゆみぬ ぐんぐゎちうるみねー でぃーぐぬ さちはじみーん。
      (旧暦の5月頃にはデイゴが咲き始める)

さく ぐみ

  • うるち米
  • Example phrases
    • まるふぃーじー かどーる くみんかい 「さくぐみ」んでぃ いーん。
      (いつも食べている米を「さくぐみ」と言う)

かしまさん

  • うるさい
  • Example phrases
    • うぃなぐぬ みっちゃい すりーねー、かしまさんでぃ。
      (女性が三人揃えば、うるさいってよ)
    • なーふぁぬ まちぇー いち やてぃん っちょー まんでぃ かしまさん。
      (那覇の市場はいつでも人は多くて騒々しい)
    • いったー やーや うふみちぬ はた なてぃ、きゅーきゅーしゃから パトカー、しょーぼーしゃんでー くるまぬ うとぅぬ かしましこーねーらに?
      (あなたの家は大通りの側で、救急車からパトカー、消防車など車の音がうるさくないのか)
    • っちゅぬ ゆくいる じぶん なてぃから きちぬ なーかをぅてぃ ひこーき いちむどぅやー しみてぃ かしまさぬ にんだらん。
      (人が寝る頃になってから基地の中で飛行機を離着陸させて、うるさくて眠れない)

くちやかまさん

  • 口うるさい
  • Example phrases
    • ごーぐちひゃーぐち する っちゅんかい くちやかまさんでぃ いーん。
      (不平不満を言う人に口うるさいと言う)

みみがしまさん

  • うるさい
  • Example phrases
    • ばすぬ なかをぅてぃ わかむんぬちゃーが うふあびー さい、たかわらい さいっし みみがしまさたくとぅ、うんてんしゅんかい あびらっとーたん。
      (バスの中で若者たちが大声を出したり、高笑いしたりしてうるさいので、運転手に怒られていた)

*(参考)「みんちゃさん」とも言う

ゆんがしまさん

  • とても(忌み)うるさい
  • Example phrases
    • あれー っちゅ ぬらいる やなぐしぬ あてぃ ゆんがしまさぬ、くーんしぇー まし。
      (あの人は人を叱る悪い癖があってとてもうるさくて、来ない方がいい)

Audio Database of Hatoma Lexicon

Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED

Search languages: Yaeyama (Hatoma) ↔ Japanese

パラッツァウン [pa⸢ratʦauŋ] (他動)

  • 行く手を塞ぐ。通せんぼうる。通路を塞ぐ。
  • Example phrases
    • ⸣ティー パ⸢タッカリティ⸣ パ⸢ラッツァウンティ スンドゥ⸣ パ⸢ラッツァーララヌ
      [⸣tiː pḁ⸢takkariti⸣ pa⸢ratʦaunti sundu⸣ pa⸢ratʦaːraranu]
      (両手を広げて道を塞ごうとするが、塞がれない)
    • パ⸢ラッツァイ⸣ ミサカー パ⸢ラッツァウ⸣ クトー ⸣ナルン
      [pa⸢ratʦai⸣ misakaː pa⸢ratʦau⸣ ku̥toː ⸣naruŋ]
      (塞いでよければ塞ぐことは出来る)
    • パ⸢ラッツァイヤー⸣ ミサムヌ
      [pa⸢ratʦaijaː⸣ misamunu]
      (塞げばいいのに)
    • ⸢パー⸣ク パ⸢ラッツァイ⸣バ
      [⸢paː⸣ku pa⸢ratʦai⸣ba]
      (早く塞げよ)

アーシパウル [⸢ʔaːʃipau⸣ru] (名)

  • 袷羽織。⸢アーシハウ⸣リ[⸢ʔaːʃihau⸣ri]ともいう。羽織は、ごく限られた家にあるだけで、一般の家庭にはなかった。
  • Example phrases
    • ⸢タッ⸣テナール ⸢アーシパウ⸣ロー ア⸢ロール⸣ワ
      [⸢tat⸣tenaːru ⸢ʔaːʃipau⸣roː ʔa⸢roːru⸣wa]
      (誰の家に<どこの家に>袷羽織はございますか<あられるのですか>)
    • ク⸢レー ター アーシパウ⸣ルヤ
      [ku⸢reː taː ʔaːʃipau⸣ruja]
      (これは誰の袷羽織か)

アウルン [⸢ʔau⸣ruŋ] (他動)

  • あおる(煽る)。団扇で風を起こす。煽ぐ。⸢オン⸣グンとも言う。
  • Example phrases
    • ⸢オン⸣ギシ ⸢アウ⸣ルン
      [⸢ʔoŋ⸣giʃi ⸢ʔau⸣ruŋ]
      (扇で煽る)
    • ⸢アウラ⸣ヌ
      [⸢ʔaura⸣nu]
      (煽がない)
    • ⸢アウリ⸣プサン
      [⸢ʔauri⸣pusaŋ]
      (煽ぎたい)
    • ⸢アウ⸣ル プ⸢ソー⸣ ブ⸢ラーヌ
      [⸢ʔau⸣ru pu̥⸢soː⸣ bu⸢raːnu]
      (煽ぐ人はいない)
    • ⸢マー⸣ビン ⸢アウ⸣レー ⸣ミサムヌ
      [⸢maː⸣biŋ ⸢ʔau⸣reː ⸣misamunu]
      (もっと煽げば良いのに)
    • ⸣ドゥーシ ⸢アウ⸣リバ
      [⸣duːʃi ⸢ʔau⸣riba]
      (自分で煽げ)

ウルシマキ [ʔu⸢ruʃi⸣maki] (名)

  • 漆かぶれ。「漆負け」の義。石垣方言からの借用語。
  • Example phrases
    • ウ⸢ルシ⸣マキ シ⸢ティ⸣ シラー ア⸢ガミ ビーヨー⸣ヌ ナ⸢ラ⸣ヌ [ʔu⸢ruʃi⸣maki ʃi̥⸢ti⸣ ʃiraː ʔa⸢gami biːjoː⸣nu na⸢ra⸣nu] (漆かぶれして、顔は赤らんで痒くてたまらない)。パ⸢ジマキ[pa⸢ʤimaki](漆かぶれ)ともいう

ウルズン [ʔu⸢ru⸣ʣuŋ] (名)

  • 春。旧暦二、三月ごろ。バ⸢カ⸣ナチ[ba⸢ka⸣naʧi](若夏)の直前の時期。
  • Example phrases
    • ウ⸢ルズン⸣ヌ ⸣シチ ⸢ペー⸣ローレーチバ ⸢メー⸣ ピ⸢ラ⸣コー ⸢クー⸣ヌ
      [ʔu⸢ruʣun⸣nu ⸣ʃi̥ʧi ⸢peː⸣roːreːʧiba ⸣meː pi⸢ra⸣koː ⸢kuː⸣nu]
      (ウルズン<初夏>の直前の節気に入ったので、もう極寒の寒波は来ないよ)

ウルナウン [ʔu⸢ru⸣nauŋ] (他動)

  • 潤わし捏ねる。湿らして捏ねる。メリケン粉などに水を加えて練る。大正元年生まれの古老が使用していた。ほぼ死語に近い。
  • Example phrases
    • ミ⸢リキン⸣グ ウ⸢ル⸣ナイティ ⸣スバー ⸣ウティバ
      [mi⸢rikiŋ⸣gu ʔu⸢ru⸣naiti ⸣subaː ⸣ʔutiba]
      (メリケン粉に水を加えて捏ねてソバを打ちなさいよ)

ウルプトゥキ [ʔu⸢ruputu⸣ki] (名)

  • たむし(田虫)。白癬菌の寄生による皮膚疾患。輪状に蔓延し、痒みが甚だしい。若年層は、グ⸢ツァ⸣バ[gu⸢ʦa⸣ba](ゼニタムシ<銭癬>)ともいう。
  • Example phrases
    • イ⸢クサユー⸣ヌ ⸣アトゥナー ウ⸢ルプトゥキ⸣ヌ パ⸢ヤール⸣タン
      [ʔi⸢kusajuː⸣nu ⸣ʔatunaː ʔu⸢ruputuki⸣nu pa⸢jaːru⸣taŋ]
      (戦後にゼニタムシ<銭癬>が流行ったことがある)
    • ム⸢カ⸣シェー ウ⸢ルプトゥ⸣キ ン⸢ジプス⸣ヌ ⸢ゴー⸣ラータヌ マ⸢ナ⸣マー ミ⸢ララン⸣バン
      [mu⸢ka⸣ʃeː ʔu⸢ruputu⸣ki ʔn⸢ʤi pu̥su⸣nu ⸢goː⸣raːtanu ma⸢na⸣maː mi⸢raram⸣baŋ]
      (昔は田虫の出た人が多かったが、今は見られないよ)

ウルン [⸣ʔuruŋ] (自動)

  • 下りる。「下る<おる、上二段活用>」の四段活用化したもの。ウ⸢リ⸣ルンとも言う。
  • Example phrases
    • ウ⸢ラ⸣ヌ
      [ʔu⸢ra⸣nu]
      (下りない)
    • ウ⸢リ⸣プサン
      [ʔu⸢ri⸣pusaŋ]
      (下りたい)
    • ⸢ワー⸣ ウルカー ⸢バン⸣ヌン ⸣ウルン
      [⸢waː⸣ ʔurukaː ⸢ban⸣nuŋ ⸣ʔuruŋ]
      (君が下りたら私も下りる)
    • マ⸢ナ⸣マ ⸣ウル プ⸢ソー⸣ ブ⸢ラーヌ
      [ma⸢na⸣ma ʔuru pu̥⸢soː⸣ bu⸢raːnu]
      (今下りる人はいない)
    • ⸢パー⸣ク ⸣ウレー ⸣ミサムヌ
      [⸢paː⸣ku ⸣ʔureː misamunu]
      (早く下りたらよいのに)
    • ⸢ワーヤ⸣ クマーラ ⸣ウリ
      [⸢waːja⸣ kumaːra ⸣ʔuri]
      (君はここから下りろ)

ウルン [ʔu⸢ruŋ] (他動)

  • 織る。布を織る。
  • Example phrases
    • ⸢ピントゥルピン ヌーヌ⸣ ウ⸢ルンティ パンタ⸣サ ⸢シーオー⸣ル
      [⸢pinturupin nuːnu⸣ ʔu⸢runt panta⸣sa ʃiːʔoː⸣ru]
      (毎日布を織るとて忙しく<繁多さ>しておられる)
    • ⸢プール⸣キン ウ⸢リ キササ⸣ナー
      [⸢puːru⸣kiŋ ʔu⸢ri ki̥sasa⸣naː]
      (豊年祭用の新しい着物を織って着せようねえ)
    • ⸢ワー⸣ ウ⸢ル⸣カー ⸢バン⸣ヌン ウ⸢ルン
      [⸢waː⸣ ʔu⸢ru⸣kaː ⸢ban⸣nuŋ ʔu⸢ruŋ]
      (君が織ったら私も織る)
    • ウ⸢ル プソー⸣ ブ⸢ラーヌ
      [ʔu⸢ru pu̥soː⸣ bu⸢raːnu]
      (織る人はいない)
    • カ⸢シーカシー⸣ ウ⸢レー⸣ ミサムヌ
      [kḁ⸢ʃiːkaʃiː⸣ ʔu⸢reː⸣misamunu]
      (しっかり<きちんと>と織ればよいのに)
    • ⸢パー⸣ク ウ⸢リ
      [⸢paː⸣ku ʔu⸢ri]
      (早く織れ)
    • ウ⸢リプス
      [ʔu⸢ripusu]
      (織り人{EOS}織る人)
    • ⸢ワンヌン⸣ ウ⸢レー⸣ ミサムヌ
      [⸢wannuŋ⸣ ʔu⸢reː⸣ misamunu]
      (君も織ればよいのに)
    • ウ⸢リプス⸣ タ⸢ナ⸣ミ
      [ʔu⸢ripusu⸣ ta⸢na⸣mi]
      (織りてを頼め)

カウルン [⸢kauruŋ] (自動)

  • 変わる。変化する。老年層のことば。若年層は⸢カールン[⸢kaːruŋ](変わる)ともいう。
  • Example phrases
    • カ⸢ヌ⸣ プ⸢ソー⸣ ムッ⸢トゥ カウランバン⸣ナー
      [ka⸢nu⸣ pu̥⸢soː⸣ mut⸢tu kauramban⸣naː]
      (あの人は一向に変わらないねえ)
    • ⸢カウリ⸣ パ⸢ヤー⸣ン
      [⸢kauri⸣ pa⸢jaː⸣ŋ]
      (変わりやすい<変わり早い>)
    • カ⸢リヌ カウル⸣カー ⸢バン⸣ヌン ⸢カウルン
      [ka⸢rinu kauru⸣kaː ⸢ban⸣nuŋ ⸢kauruŋ]
      (あれが変わったら<変わるなら>私も変わる)
    • ⸣ドゥク ⸢カウレー⸣ ナ⸢ラ⸣ヌ
      [⸣duku ⸢kaureː⸣ na⸢ra⸣nu]
      (あんまり変わってはいけない)
    • ⸢パー⸣ク ⸢カウリ⸣バ
      [⸢paː⸣ku ⸢kauri⸣ba]
      (早く変わりなさいよ<早く変われ>)
    • ミ⸢ジ⸣ナ トゥ⸢カ⸣スカー ⸣イロー ⸢カウルンティ⸣ ス⸢クタヌ ピッ⸣チン ⸢カウラヌ
      [mi⸢ʤi⸣na tu̥⸢ka⸣sukaː ⸣ʔiroː ⸢kaurunti⸣ su̥⸢kutanu pit⸣ʧiŋ ⸢kauranu]
      (水に溶かすと色は変わると聞いたが、ちっとも<一つも>変わらない)
    • ⸢カウリ ナー⸣ヌ
      [⸢kauri naː⸣nu]
      (変わってしまった)
    • ⸢カウル⸣クトー ⸢ナー⸣ヌ
      [⸢kauru⸣ ku̥toː ⸢naː⸣nu]
      (変わることはない)
    • ⸢カウレー⸣ ミサムヌ
      [⸢kaureː⸣ misamunu]
      (変わればいいのに)
    • ⸢カウリ
      [⸢kauri]
      (変われ)

カウルン [⸢kaurun] (自動)

  • 代わる。交替する。
  • Example phrases
    • フ⸢カ⸣ヌ プ⸢ストゥ カウルンティ⸣ シ⸢タンティン カウル⸣ プ⸢スヌ⸣ ブ⸢ラーヌ
      [ɸu̥⸢ka⸣nu pu̥⸢sutu kaurunti⸣ ʃi̥⸢tantiŋ kauru⸣ pu̥⸢sunu⸣ bu⸢raːnu]
      (他の人に代わろうとしても、代わる人がいない)

サウルン [⸢sauruŋ] (自動)

  • {Mn_1}触る。
  • Example phrases
    • プ⸢スヌ⸣ ドゥーナ ⸢サウルナ [pu̥⸢sunu⸣ duːna ⸢sauruna] (他人の体に触るな)。 ⸢サウリ⸣ プサンンティ ウ⸢ムー⸣タンティン ⸢サウル⸣ プ⸢スヌ⸣ ブ⸢ラーン⸣カー ⸢サウララヌ [⸢sauri⸣ pu̥santi ʔu⸢muː⸣tantin ⸢sauru⸣ pu̥⸢sunu⸣ bu⸢raːŋ⸣kaː ⸢sauraranu] (触りたいと思っていも触る人がいなければ触られない)。 ⸢サウリ⸣ プサカー ⸢サウリ⸣バ [⸢sauri⸣ pu̥sakaː ⸢sauri⸣ba] (触りたければ触れ)。 ⸣クマー ⸢サウレー⸣ ミサムヌ [⸣kumaː ⸢saureː⸣ misamunu] (此処は触ればよいのに)。⸢サールン[⸢saːruŋ](触る)ともいう。 イ⸢ツァー⸣ヌ ⸣ティーシェー ⸢サウララヌ [ʔi⸢ʦaː⸣nu ⸣tiːʃeː ⸢sauraranu] (熱いから素手では触れない)。 ⸣ティーシ ⸢サウリ⸣ ミリ⸢ミー [⸣tiːʃi ⸢sauri⸣ miri⸢miː] (手で触ってみてごらん)。 ⸢サウルンティ⸣ ウムーカー ⸢サウレー⸣ ミサムヌヌ <ミサムヌバ> ⸢サウル⸣ プ⸢ソー⸣ ター⸢ン⸣ ブ⸢ラーヌ [⸢saurunti⸣ ʔumuːkaː ⸢saureː⸣ misamununu ⸢sauru⸣ pu̥⸢soː⸣ taː⸢m⸣ bu⸢raːnu] (触ろうと思うなら触ればよいものを、触る人は誰もいない)。 ⸢サウリ⸣バ [⸢sauri⸣ba] (触れよ)。

サウルン [⸢sauruŋ] (自動)

  • {Mn_2}障る。障害となる。差し支える。

サウルン [⸢sauruŋ] (自動)

  • {Mn_3}神仏が祟る。
  • Example phrases
    • ⸣アイブー ⸣クトゥ ⸢スー⸣カー ⸢グヮンス⸣グトゥナ ⸢サウルン⸣ティ⸢ダー
      [⸣ʔaibuː ⸣ku̥tu ⸢suː⸣kaː ⸢gwansu⸣gutuna ⸢saurun⸣ti⸢daː]
      (あんなことをすると、元祖の祭りごとに祟るそうだよ)

スラウルシ [su⸢raʔuru⸣ʃi] (名)

  • 進水式。新造船を造船場から下ろして海に浮かべる儀式。カツオ漁船は漁期が終わると砂浜に陸揚げして修理をし、翌年の漁期に進水式をおこなった。ス⸢ラウラ⸣シ[su⸢raura⸣ʃi]ともいう。砂浜に⸢バンギ[⸢baŋgi](材木)を敷き、その上にコ⸢ロ[ko⸢ro](ころ<転>{EOS}丸太)を置き、船体を載せてゆっくりと進水させ、海に浮かべた。
  • Example phrases
    • カ⸢ツシンマー⸣ ジ⸢キヌ⸣ シギルカー ⸣ウカナ ア⸢ギティ⸣ イェントゥシナール ス⸢ラウル⸣シ ⸢ソーッ⸣タ
      [kḁ⸢ʦuʃimmaː⸣ ʤi⸢kinu⸣ ʃi⸢gi⸣rukaː ⸣ʔukanaː ʔa⸢giti⸣ jentuʃinaːru su⸢raʔuru⸣ʃi ⸢soːt⸣ta]
      (カツオ漁船は時期が過ぎるとおか<陸>に揚げて、翌年に進水式をされた)

ナウルン [⸢nau⸣ruŋ] (自動)

  • {Mn_1}治る。治癒する。元通りになる。老年層のことば。若年層は、⸢ノー⸣ルン[⸢noː⸣ruŋ](治る{EOS}治癒する)ともいう。
  • Example phrases
    • ⸢ヤン⸣マー ⸢ナウ⸣ルンティ ⸣ウムイ ⸢ヨー⸣ゾー ⸢サン⸣カー ⸢ナウラ⸣ヌ
      [⸢jam⸣maː ⸢nau⸣runti ⸣ʔumui ⸢joː⸣ʣoː ⸢saŋ⸣kaː ⸢naura⸣nu]
      (病気は治ると思って養生しないと治らない)
    • ク⸢リ⸣ ヌムカー ⸢ナウリ⸣ パ⸢ヤー⸣ン
      [ku⸢ri⸣ numukaː ⸢nauri⸣ pa⸢jaː⸣ŋ]
      (これを飲むと治りやすい)
    • ⸢ヤン⸣ヌ<⸢ヤンマイ⸣ヌ> ⸢ナウ⸣ル ク⸢トゥバ⸣ル ニ⸢ガイシキ⸣ル
      [⸢jan⸣nu<⸢jammai⸣nu> ⸢nau⸣ru ku̥⸢tuba⸣ru ni⸢gaiʃi̥ki⸣ru]
      (病気が治ることを祈願する)
    • ⸢パー⸣ク ⸢ナウ⸣レー ⸣ミサムヌ
      [⸢paː⸣ku ⸢nau⸣reː ⸣misamunu]
      (早く治ればいいのに)
    • ン⸢マー⸣ムヌ ッ⸢ふァイティ パー⸣ク ⸢ナウ⸣リバ
      [ʔm⸢maː⸣munu f⸢faiti paː⸣ku ⸢nau⸣riba]
      (美味しいものを食べて早く治りなさいよ)

ナウルン [⸢nau⸣ruŋ] (自動)

  • {Mn_2}作物が実る。豊作になる。
  • Example phrases
    • カ⸢ジヌ⸣ フ⸢カン⸣カー ス⸢クリ⸣ムノー ⸢ナウ⸣ルン
      [ka⸢ʤinu⸣ ɸu̥⸢kaŋ⸣kaː su̥⸢kuri⸣munoː ⸢nau⸣ruŋ]
      (台風が吹かなければ作物は実る<豊作になる>)

パウル [⸢pauru] (名)

  • 羽織。一般の人は着用しなかった。
  • Example phrases
    • ⸢パウル⸣ キ⸢ソー⸣ル プ⸢ソー⸣ シ⸢マ⸣ナー ギュ⸢タール オーッ⸣タカヤー
      [⸢pauru⸣ ki̥⸢soː⸣ru pu̥⸢soː⸣ ʃi⸢ma⸣naː gju⸢taːru ʔoːt⸣takajaː]
      (羽織を着られる人は、島では何人おられたかねえ)

ムチナウルン [mu⸢ʧinau⸣ruŋ] (自動)

  • 回復する。「持ち直る」の義。
  • Example phrases
    • フ⸢チ⸣ル ヌ⸢マ⸣シェーチバ ⸣ニチェー ⸣アツァー ム⸢チナウ⸣ルンティ ア⸢ゾーッタ⸣ヌ マ⸢ダ⸣ ム⸢チナウラン⸣バン
      [ɸu̥⸢ʧi⸣ru nu⸢ma⸣ʃeːʧiba ⸣niʧeː ⸣ʔaʦaː mu⸢ʧinau⸣runti ʔa⸢ʣoːtta⸣nu ma⸢da⸣ mu⸢ʧinauram⸣baŋ]
      (薬を飲ませたから、熱は明日回復するといわれたが、まだ回復しないよ)
    • ⸢シンダイ⸣ ム⸢チナウ⸣リ ⸣ケーン
      [⸢ʃindai⸣ mu⸢ʧinau⸣ri ⸣keːŋ]
      (次第に回復してきた)
    • ム⸢チナウ⸣ル ⸣クトー ム⸢チカ⸣サン⸢ダー
      [mu⸢ʧinau⸣ru ⸣ku̥toː mu⸢ʧika⸣san⸢daː]
      (回復することは難しいよ)
    • ム⸢チナウ⸣レー ⸣ミサムヌ
      [mu⸢ʧinau⸣reː ⸣misamunu]
      (回復すればいいのに)
    • ヤー⸢ディン⸣ ム⸢チナウ⸣リ
      [jaː⸢dim⸣ mu⸢ʧinau⸣ri]
      (必ず回復せよ)

カサマサスン [kḁ⸢sama⸣sa ⸢suŋ] (連)

  • うるさく(煩く)思う。わずらわしく(煩わしく)思う。煩がる。
  • Example phrases
    • ⸣ドゥク ウ⸢ヤー⸣ルカー カ⸢サマ⸣サ シ⸢ラリンダー
      [⸣duku ʔu⸢jaː⸣rukaː kḁ⸢sama⸣sa ʃi⸢rarin⸣daː]
      (あんまり大声をあげると煩がられるよ)

Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect

Results from the [関連データ]南琉球八重山語宮良方言の名詞アクセント資料 [Kanren dēta] Minami Ryūkyū Yaeyama-go Miyara hōgen No meishi akusento shiryō ([Relevant Data] Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect), by Kenan Celik, Aso Reiko and Kohei Nakazawa, © CC BY-NC 3.0 DEED

Search languages: Yaeyama (Miyara) ↔ Japanese, with basic English search

ウリ [uri] L (名)

  • うるおい

Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)

Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.

Search languages: Japanese ↔ English

うる得る

(Common Suffix)

  1. To be able to ...; Can ...

(Common Expression)

  1. To get; To acquire; To obtain; To procure; To earn; To win; To gain; To secure; To attain

うる売る

(Common Godan verb, transitive)

  1. To sell

うるうる

(Noun)

  1. Nonglutinous grain (not sticky enough to make mochi rice cakes)