X
🔧

Settings

Search type

Word search: Languages

Word search: Databases

Define うみ umi Meaning ウミ

Displaying results for うみ (umi・うみ・ウミ) – ryukyu

JLect: Japonic Languages and Dialects Database

Results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.

Search languages: Japonic (all languages and dialects) ↔ English ↔ Japanese

Ryukyu (Kunigami: Benoki, Okinawa)

うみ【海】

(Noun) Sea, ocean

Ryukyu (Okinawa)

うみないび

(Noun) Princess

Ryukyu (Amami, Okinawa)

うみんちゅ【海人】

(Noun) Fisherman, fishermen; diver

Ryukyu (Okinawa)

うみあっちゃー【海あっちゃー】

(Noun) Fisherman, sailor, seafarer, seaman

Ryukyu (Okinawa)

あがりぬうみ【東ぬ海・上りぬ海】

(Noun) Pacific Ocean; Eastern sea

Ryukyu (Okinawa)

うみっんまぐゎー・うみっんまぐぁー【海馬子】】

(Noun) Seahorse

Ryukyu (Okinawa)

いらぶー

(Noun) Water snake, sea snake, sea serpent, sea krait

Ryukyu (Okinawa)

じゅーみー

(Noun) Green grass lizard (Takydromus smaragdinus)

Ryukyu (Yonaguni)

うんなが

(Noun) Sea, ocean

Ryukyu (Kunigami: Nakijin)

ぱるさー

(Noun) Farmer

Ryukyu (Yaeyama: Kohama)

さくほー【百姓】

(Noun) Farmer

Ryukyu (Kunigami: Nakijin)

ぱろーさー

(Noun) Farmer

Ryukyu (Okinawa)

いみしじく【夢しじく】

(Adverb) Frequently dreaming, incessantly dreaming

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Okinawan → Japanese

ウミ umi (?umi) ⓪ 名

  1. 海。~?aQcuN.海を行く。航海する。また,船乗りを業とする。また,漁師をする。

グミ gumi (gumi) ⓪ 名

  1. ごみ。塵芥。目にはいるほどの小さいものには言わない。hukui,hukucici,miNcamuNなどの項参照。

クミ kumi (kumi) ⓪ 名、接尾

  1. 組。仲間。同義語のkunaは組織する・まとめるなどの動作性の意をも含む(kuna sjuN.組織する)。~najuN.組になる。~CukujuN.組を作る。
  2. 組。一揃いのもの。
  3. (接尾)組。zuubaku cukumi.重箱一組。

クミ kumi (kumi) ⓪ 名

  1. 米。

ムミ mumi (mumi) ① 名

  1. 籾。

ヌミ numi (numi) ⓪ 名

  1. 鑿(のみ)。工具の名。

ヌミ numi (numi) ⓪ 名

  1. 蚤(のみ)。

スミ sumi (sumi) ①* 名

  1. 痣。

トゥミ tumi (tumi) ① 名

  1. 喪の時に女が用いる竹製のかんざし。止めの意。dakiziihwaaともいう。

ウミー umi- (?umi-) 接頭

  1. [思]敬愛の意をあらわす接頭辞で,人名,人倫関係の語につける。さん。さま。?umiziruu(次郎さん),?umiSiiZa(おにいさま),?umisatu(恋しいお方)など。

ウミー umii (?umii) ⓪ 名

  1. ?umui(思い)と同じ。

ユミ yumi ('jumi) ⓪ 名・接尾

  1. 織機の筬(おさ,huduci)の粗密をあらわし,同時に経糸の密度(布の地合い)を示す語。織りの細かさ。おさ羽40枚をcujumi(一読み)とする。1枚の間に経糸2本を通すのでcujumiは経糸80本である。nanajumi(七読み)からhateeN(二十読み)まである。huduciの項参照。~?iQcooN.布の地合いが密である。織りが細かい。

ユミ yumi ('jumi) ⓪ 名

  1. 弓。武器の名。~N?ijaNturaN.弓も矢も取らない。少しも謀叛の心はない。謀叛の心のない者が疑われた場合にいう。

ユミ yumi ('jumi) ① 名

  1. 嫁。息子の妻。嫁した女。その敬語は?weejumi。~nasjuN.嫁にやる。~tujuN.嫁をもらう。

ードゥミ -dumi (-dumi) 接尾

  1. 妻の意を表わす接尾辞。sacidumi?atudumi(前妻と後妻)など。

アルミ arumi (?arumi) ⓪ 名

  1. 有銘。«地»参照。

アトゥミ atumi (?atumi) ⓪ 名

  1. 跡目。あと継ぎ。後継者。

チュミ chumi (cumi) ⓪ 名

  1. 一目。ちょっと見ること。miguSikuni nubuti tisazi mucagiriba,haihuninu nareja~du mijuru.[三重城に登て手拭持上げれば走舟のなれや一目ど見ゆる]三重城に登って手ぬぐいを上げて合図すると,速い舟のことなので一目しか見えない。

フーミ fuumi (huumi) ① 名

  1. 風味。酒・上等な食べ物・たばこなどの味や香り。

イジュミ ijumi (?iZumi) ⓪ 名

  1. 伊豆味。《地》参照。

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Japanese → Okinawan

うみ 【海】

See also

Phrases

  • ~の歩いて渡れるところ shuuwatai

うみ 【膿】

うみべ 【海辺】

うみかぜ 【海風】

うみがめ 【海亀】

うみづき 【産み月】

うみのこ 【産みの子】

うみまつ 【海松】

うみおとす 【産み落す】

うみのおや 【産みの親】

ふうみ 【風味】

See also

うちうみ 【内海】

おおうみ 【大海】

See also

きょうみ 【興味】

そとうみ 【外海】

See also

のうみん 【農民】

とうみょう 【灯明】

ほうみょう 【法名】

もこうみず 【向こう見ず】

See also

おとうみょう 【御燈明】

Dictionary of the Practical Use of Okinawan

Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.

Search languages: Japanese ↔ Okinawan

うみ〜

  • 〜様
  • Example phrases
    • うみさとぅ(めー)、うみしーじゃ、うみたるーんでーんかい ちからっとーる 「うみ」や、くとぅばぬ めーんかい ちきらってぃ、うやめーとぅ かなさぬ くみらとーる くとぅば やさ。
      (愛しいお方、お兄様、タルー様などに使われている「うみ」は単語の前に付けられて、敬愛を込めた言葉だ)

うみ

うみ あっちゃー

  • 漁師
  • Example phrases
    • うみあっちゃーや うみ あっちょーんでぃ いーしが、うみから あっちょーんでぃーる くとー あらん、うみをぅてぃ あっちょーんでぃーるくとぅ やん。
      (漁師は海で働いていると言うが、海を歩いているということではなく、海で営みをしているということだ)

うみ がーみー

  • 海亀
  • Example phrases
    • うみがーみーや あぎぬ かーみーとー ちがてぃ、まぎー やてぃ うみぬ ぬーし やんねー そーん。
      (海亀は陸の亀とは違って、大きくて海の主のようだ)

うみ ばた

  • 海岸
  • Example phrases
    • うみばたぬ まんぐらんかい しまとーる っちゅぬちゃーんかえー うふかじとぅ しがりなみぬ うかーさん。
      (海岸近くに住んでいる人たちには台風と津波が危ない)

うみ っんまぐゎー

  • タツノオトシゴ
  • Example phrases
    • うみっんまぐゎーぬ かーかさっとーしぇー かんぽーやくとぅっし ちかいん。
      (タツノオトシゴの乾燥されているのは漢方薬として使う)

うみかきーん (うみかきたん、うみかきらん、うみかきてぃ)

  • お目にかける、ご覧にいれる
  • Example phrases
    • なげーさ いちゃてー をぅいびらんくとぅ、まるけーてぃなーや うみかきらちくぃみそーり よー。
      (長いことお会いしていないので、たまにはお目にかけさせてください)
    • わんが うみはまてぃ かちぇーる ゐー やいびーん。まじぇー、うみかきてぃくぃみそーり。
      (私が一生懸命描いた絵です。まずは、ご覧になってください)
    • しーみーぬ ばすねー うふぁかをぅてぃ うぃなぐわらべー うた うたてぃ、うぃきがわらべー てぃー ちかてぃ うぐゎんすんかい うみかきたん。
      (清明祭の際にお墓で女の子たちは歌を歌い、男の子たちは空手をして御先祖さまにご覧にいれた)

うみ やみー すん

  • 思い悩む
  • Example phrases
    • しくちぬ たとぅくま とぅーたしが、まーぬ ましが やら うみーやみー そーん。
      (仕事が2カ所受かったが、いったいどこがいいのか思い悩んでいる)

*(参考)「うみ」は「うむい」の短縮形か

うみー くみー

  • 思いやり
  • Example phrases
    • あれー うみーくみーぬ あてぃ いっぺー っちゅうむやー どー。
      (あの人は思いやりがあってとても思いやりのある人だよ)

うみ たち

  • 思い立ち
  • Example phrases
    • うみたちどぅ ゐーふぃー。
      (思い立ったが吉日)

うみ ちーん

  • 思い切る
  • Example phrases
    • すんでぃ うむれーからー うみちやーに しぇー。
      (すると思ったら思い切ってしなさい)
    • うぃなごー うり ちゅいびけーや あらんしぇー、ありが くとー なー うみちれー。
      (女性はその人だけではないでしょう、あの人のことはあきらめなさい)

うみ ちり

  • 思い切り
  • Example phrases
    • ゆーわたいや うみちり でーいちんちん あくとぅ、ゆー くくりり よー。
      (世渡りは思いっきりが大切ってこともあるので、よく心得ておきなさい)

うみん ゆらん くとぅ

  • 思いがけないこと
  • Example phrases
    • なま どぅーぬ そーるくとぅぬ あん ないんでー うみんゆらんくとぅ やたん。
      (いま自分がしていることがそうなるとは思いがけないことだった)

うみ ちーん

  • あきらめる
  • Example phrases
    • うりとぅ にーびち ないがやーんでぃ うむとーたしが、いかなしとぅん にーびちぬ はなしぬ っんぢらんくとぅ、なー うみちたん。
      (その人と結婚できるかと思っていたが、いかにしても結婚の話が出ないので、もうあきらめた)

*(参考)やすんじーん(あきらめる)

うみ はまいん (うみはまたん、うみはまらん、うみはまてぃ)

  • 努力する、一生懸命する
  • Example phrases
    • うみちっとぅ うみはまてぃ がくむん さーに っちゅぬ っうぃーんかい たてぃ よー。
      (思い切り励んで学問して、人の上に立ちなさいよ)

うみ ゆいん (うみゆたん、うみゆらん、うみゆてぃ)

  • 思いおよぶ
  • Example phrases
    • うみゆてぃ っちくぃてぃ にふぇー どー。
      (思い出して来てくれてありがとう)

うみ んぐゎ

  • お子さん
  • Example phrases
    • うみんぐゎー なー いくち なとーいびーが?
      (お子さんは何歳になっていますか)
    • うみんぐゎー いくたい なちぇーが?
      (お子さんは何人産んだのか)

うみちっとぅ

  • 強く
  • Example phrases
    • うぬ わかむんぬちゃーや ぐてーぬ ねーんどぅ あがやー? なーふぃん うみちっとぅ どぅーぬ めーんかい ゆしれー しむるむんぬ。
      (あの若者たちは体力がないのか? もっと自分の前に寄せればいいのに)
    • くぬ わらばー ちゃっさ いちん ちかんくとぅ、うみちっとぅ ぬられー/しちきれー/ならーし よー。
      (この子はいくら言っても聞かないので、強く叱りなさい/躾けなさい/教えなさいよ)

うみなーく

  • ほっと安堵するさま
  • Example phrases
    • しーかきとーたる むんぬ むる なー なてぃ うみなーく なとーん。
      (手がけていたものがみんな終わってほっとしている)

ふぃーさ うみー

  • 寒がり
  • Example phrases
    • あれー ふぃーさうみー やくとぅ、ふぃーさるばすねー ふかねー っんぢらん、やーんかい をぅとーちゅしぇー ましんでぃ うむとーん。
      (あの人は寒がりなので、寒いときには外には出ない、家に居るほうがいいと思っている)

Audio Database of Hatoma Lexicon

Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED

Search languages: Yaeyama (Hatoma) ↔ Japanese

アウミー [⸢ʔaumiː] (名)

  • 青みを帯びたもの。
  • Example phrases
    • ク⸢レー アウミー⸣ シ⸢キ⸣ブンダ マ⸢ダ⸣ ッ⸢ふァーラヌ
      [ku⸢reː ʔaumiː⸣ ʃi̥⸢ki⸣bunda ma⸢da⸣ f⸢faːranu]
      (これは青みがかっているから、まだ食べられない)

アウミツァ [⸢ʔaumiʦa] (名)

  • 青土。青い粘土。
  • Example phrases
    • ⸢パイ⸣タナー ⸢アウミツァー アッ⸣タン
      [⸢pai⸣tanaː ⸢ʔaumiʦaː ʔat⸣taŋ]
      ( uby{南端}{ハイ|バタ}<西表島>には青土はあった)
    • ア⸢ガミツァ
      [ʔa⸢gamiʦa]
      (赤土、赤粘土)


    • 対語)

ウミ [⸣ʔumi] (名)

  • 海。日常会話では用いない。歌謡語として用いられる。八重山地方に流布しているン⸢ゾーニンブツァー[n⸢ʣoːnimbuʦaː](無蔵念仏節)に/ウヤヌ ウグヌヤ フカキムヌ チチグヌ ウグヌヤ ヤマタカサ ハハグヌ ウグヌヤ ウミフカサ/(親のご恩は深きもの、父御のご恩は山の如く高く、母御のご恩は海のように深い)(『沖縄文化』通巻36・37号、「八重山地方に流布する念仏歌について」)

ウミイシ [⸣ʔumiʔiʃi] (名)

  • {Mn_1}珊瑚石。菊目石<海花石>にもいう。ス⸢ブル⸣イシ[su⸢buru⸣ʔiʃi](半球形の珊瑚石、キクメイシ<菊目石>)と同じ。

ウミイシ [⸣ʔumiʔiʃi] (名)

  • {Mn_2}海の石。タ⸢カ⸣ビー[tḁ⸢ka⸣biː](高干瀬{EOS}島の南南東の干瀬)には海底噴火時に打ち上げられたという海石があったという。鳩間島の⸢グス⸣ク[⸢gusu̥⸣ku](石垣)は、島人がこれらの海石を運んで積み上げたものという

ウミカジ [ʔu⸢mi⸣kaʤi] (名)

  • 潮風。「海風」の義。海を渡ってそよいでくる涼しい風。
  • Example phrases
    • ⸢バン⸣テーヤ パ⸢マバ⸣タヤー ヤ⸢ルンダ⸣ ウ⸢ミカジ⸣ヌ ⸢スイティ⸣ イッ⸢ケン⸣ ピ⸢ラ⸣ケータン
      [⸢ban⸣teːja pa⸢maba⸣tajaː ja⸢runda⸣ ʔu⸢mikaʤi⸣nu ⸢suiti⸣ ʔik⸢kem⸣ pi⸢ra⸣keːtaŋ]
      (私の家は海岸端の家だから、海風がそよいで非常に涼しかった)

ウミキ [ʔu⸢mi⸣ki] (名)

  • お神酒。「神酒」に尊敬の接頭辞ウ[ʔu](御)が付いたもの。
  • Example phrases
    • ウ⸢ミ⸣キン マ⸢ラソー⸣リ
      [ʔu⸢mi⸣kim ma⸢rasoː⸣ri]
      (お神酒も醸造<産まれさせ>なされませ)

ウミザラシ [ʔu⸢miʣara⸣ʃi] (名)

  • 海晒し。織り上げた芭蕉布や麻布を海岸の海中で洗って晒すこと。
  • Example phrases
    • ム⸢カ⸣シェー ⸣バサキンヌン ⸣ブーキンヌン ス⸢ナカ⸣ナーティ ア⸢ライティ⸣ サ⸢ラソーッ⸣タツォー [mu⸢ka⸣ʃeː ⸣basakinnum ⸣buːkinnun su⸢naka⸣naːti ʔa⸢raiti⸣ sa⸢rasoːt⸣taʦo] (昔は芭蕉布も麻布も海の中で洗って海晒しにされたそうだ)。⸢スーザラ⸣シ[⸢suːʣara⸣ʃi](潮晒し)ともいう

ウミナーク [ʔumi⸢naːku] (副)

  • ほっとするさま。一安心するさま。精神的に安らぐさま。「思い無く」転訛か。
  • Example phrases
    • ッ⸢ふァンケー⸣ヌ ⸢ヨイ⸣ユン ウ⸢チナ⸣ソーリ ⸣メー ウミ⸢ナーク ソー⸣レーチバン
      [f⸢faŋkeː⸣nu ⸢joi⸣juŋ ʔu⸢ʧina⸣soːri ⸣meː ʔumi⸢naːku soː⸣reːʧibaŋ]
      (子供達のお祝いも無事に済まされてほっとされましたねえ)
    • ウ⸢ヤ⸣ヌ ウ⸢サンギソッコーン⸣ ウ⸢チナ⸣ソーリ ウミ⸢ナーク ソー⸣レーンミー
      [ʔu⸢ja⸣nu ʔu⸢saŋgisokkoːŋ⸣ ʔu⸢ʧina⸣soːri ʔumi⸢naːku soː⸣reːmmiː]
      (親の三十三年忌焼香<法事>もうち済まされて安心なされたことでしょうね)

ウミナークスン [ʔumi⸢naːku suŋ] (連)

  • ほっとする。ことが成就してほっとする。安心する。「思いなくする」の転訛か。
  • Example phrases
    • カ⸢ジヌ⸣ フクティ ウ⸢ヌス⸣ク ⸢ソーバ シー ベータ⸣ヌ ⸢マイカリン⸣ ウ⸢チナ⸣シ ウミ⸢ナーク シェー⸣チバン
      [ka⸢ʤinu⸣ ɸu̥kuti ʔu⸢nusu̥⸣ku ⸢soː ʃiː beːta⸣nu ⸢maikariŋ⸣ ʔu⸢ʧina⸣ʃi ʔumi⸢naːku ʃeː⸣ʧibaŋ]
      (台風が吹くといって、あれほど心配していた稲刈りも無事に済ませてほっとしたわい)

タウミ [⸢taumi] (名)

  • くぼみ(窪み)。
  • Example phrases
    • ⸢タウミヌ⸣ アルン ⸣トンマー ⸢ヨーンナ⸣ ア⸢ラ⸣キ⸢ヨー
      [⸢tauminu⸣ ʔarun ⸣tommaː ⸢joːnna⸣ ʔa⸢ra⸣ki⸢joː]
      (窪のある所はゆっくり歩けよ)

タウミルン [⸢taumiruŋ] (他動)

  • 窪める。窪ませる。
  • Example phrases
    • ク⸢マン⸣ トン ⸣プリティ ⸢タウミル⸣カー ミ⸢ジェー ナー⸣ルン
      [ku⸢man⸣ tom ⸣puriti ⸢taumiru⸣kaː mi⸢ʤeː naː⸣ruŋ]
      (ここの所を掘って窪めると水が流れる)

ウーミタルン [⸢ʔuː⸣mitaruŋ] (自動)

  • 完熟する。熟しきる。「熟み垂る(「うみたる梅を」『金葉和歌集』)」の転訛か。
  • Example phrases
    • パ⸢タキ⸣ヌ ⸣アザナー ⸢バンスル⸣ヌ ⸢ウー⸣ミタリティ カ⸢バッサ⸣ヌ フ⸢チジル⸣ ン⸢ジ⸣ス
      [pḁ⸢taki⸣nu ⸣ʔaʣanaː ⸢bansuru⸣nu ⸢ʔuː⸣mitariti ka⸢bassa⸣nu ɸu̥⸢ʧiʤiru⸣ ʔn⸢ʤi⸣su]
      (畑の畦のバンスル<グワバ>の木に蕃ざくろ<グワバの実>が完熟して香ばしく芳香を放っており、本当によだれ<涎{EOS}口汁>がでるよ)
    • ⸢ウーミ⸣タルンケン ブ⸢ル⸣ナ
      [⸢ʔuːmi⸣taruŋkem bu⸢ru⸣na]
      (完熟するまで uby{捥}{モ}ぐな)
    • ⸢ウーミタラン⸣ケン ⸣ブリバ
      [⸢ʔuːmitaraŋ⸣kem ⸣buriba]
      (完熟しないうちに捥げよ)
    • ⸢ウーミ⸣タル ⸣クトー ⸢ナー⸣ヌ
      [⸢ʔuːmi⸣taru ⸣ku̥toː ⸢naː⸣nu]
      (完熟することはない)
    • ⸣ドゥク ⸢ウーミ⸣タレーラー ッ⸢ふァーラヌ
      [⸣duku ⸢ʔuːmi⸣tareːraː f⸢faːranu]
      (あまり熟れすぎると食えない)

ウンク [⸢ʔuŋ⸣ku] (名)

  • うみ(膿)。シッタ⸢リー⸣ ウ⸢レー⸣ ヌーヤ。
  • Example phrases
    • ⸢ウン⸣ク⸢ゲ⸣ラ
      [ʃi̥tta⸢riː⸣ ʔu⸢reː⸣ nuːja. ⸢ʔuŋ⸣ku⸢ge⸣ra]
      (まあ、汚い{EOS}それは何か{EOS}膿さ)
    • ア⸢シ⸣ブ バ⸢リ アーシター⸣ ク⸢ビ⸣ナー ⸢ウンク⸣ヌ ⸣ンジキー ⸢ゴーリベー
      [ʔa⸢ʃi⸣bu ba⸢ri ʔaːʃitaː⸣ ku⸢bi⸣naː ⸢ʔuŋku⸣nu ⸣ʔnʤikiː ⸢goːribeː]
      (御出来を切開して膿を出したら、こんなにも膿が出てきて筋肉がごっそり削げこけて窪んでいる)

カシ [⸣kaʃi] (名)

  • かせ。経糸。かせ(綛)糸。紡いだ糸を工の字型の枠に巻き取った経糸。「~績麻繋云 鹿脊之山<うみを<麻> か<繋>くとふ かせの山~。万、1056」の転訛か。
  • Example phrases
    • ⸣カシェー ス⸢コーレー⸣チバ ヌ⸢キ⸣サーギ ス⸢コール⸣カー パ⸢トゥ⸣ムノー タ⸢ティラ⸣リン
      [⸣kḁʃeː su̥⸢koːreː⸣ʧiba nu⸢ki⸣saːgi su̥⸢koːru⸣kaː pḁ⸢tu⸣munoː tḁ⸢tira⸣riŋ]
      (経糸は用意出来たから横糸さえ用意できたら織機は立てられる<機織できる>)

カツドゥル [kḁ⸢ʦuduru] (名)

  • (動)カツオドリ。カツオドリ科の海鳥で腹は白く他は暗褐色。うみねこ(海猫)にもいう。カツオの魚群に群れて小魚を捕食するので、その群れを探して、それを目印に、カツオを追いながら魚群に船を付けて餌を撒き、カツオを釣る。
  • Example phrases
    • カ⸢ツドゥルバ ミシ⸣キ ウ⸢リバ ウイヤー⸣ティル カ⸢ツォー ホー⸣シタ
      [kḁ⸢ʦuduruba miʃi̥⸣ki ʔu⸢riba ʔuijaː⸣tiru kḁ⸢ʦoː hoː⸣ʃi̥ta]
      (カツオ鳥を探して、それを追いながらカツオは釣ったものだ)

Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)

Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.

Search languages: Japanese ↔ English

うみわたわだ

(Common Noun)

  1. Sea; Ocean; Waters

うみ生み産み

(Common Noun)

  1. Production; Bringing into the world; (Physical) birth

うみ

(Noun)

  1. Pus