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Define うとぅ utu Meaning ウトゥ

Displaying results for うとぅ (utu・うとぅ・ウトゥ) – ryukyu

JLect: Japonic Languages and Dialects Database

Results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.

Search languages: Japonic (all languages and dialects) ↔ English ↔ Japanese

Ryukyu (Amami)

ふとぅ【海豚】

(Noun) Dolphin

Ryukyu (Yonaguni)

くとぅ【事】

(Noun) Thing, circumstance, business, matter

Ryukyu (Okinawa)

すとぅ【外】

(Noun) Outer, external; outside, exterior

Ryukyu (Okinawa)

あむとぅ

(Noun) Ridge between paddy fields; embankment, dike, bank

Ryukyu (Okinawa: Kumejima)

ふーとぅ【鳩・鴿】

(Noun) Dove, pigeon

Ryukyu (Amami: Koniya)

うとぅげ【頤】

(Noun) Lower jaw

Ryukyu (Okinawa)

くとぅば【言葉・辞・詞・辭】

(Noun) Language, speech, dialect, word, words, idiom

Ryukyu (Amami: Kikai)

てぃむとぅ【手元・手許】

(Noun) Chopsticks

Ryukyu (Okinawa)

うとぅげー【頤】

(Noun) Lower jaw

Ryukyu (Okinawa)

ぐとぅし【如し】

(Noun) Like, as if

Ryukyu (Amami)

くぅとぅし【今年】

(Noun, adverb) This year

Ryukyu (Okinawa)

くとぅし【今年】

(Noun, adverb) This year

Ryukyu (Okinoerabu: Wadomari, Yoron, Kunigami, Okinawa)

しぐとぅ【仕事】

(Noun) Work, job, labour, labor, task

Ryukyu (Amami: Kikai)

しぐとぅ【仕事】

(Noun) Work, job, labour, labor, task

Ryukyu (Kikai: Wan)

しむとぅ【書物】

(Noun) Book

Ryukyu (Miyako)

ぶとぅとぅず【一昨日】

(Adverb) Two days ago, the day before yesterday

Ryukyu (Amami: Kikai)

ひとぅとぅふぁ

(Noun) Inumaki, Buddhist Pine, Fern Pine (Podocarpus macrophyllus)

Ryukyu (Okinawa)

すとぅみてぃ【努みてぃ・勉みてぃ・力みてぃ】

(Noun, adverb) Early morning

Ryukyu (Okinawa)

うとぅるさん

(Sa-Adjective) Scary, terrifying, frightening

Ryukyu (Okinawa)

いゆとぅやー【魚捕やー・魚獲やー】

(Noun) Fisherman

Ryukyu (Amami: Kikai)

つとぅみてぃ【努むてぃ・勉むてぃ・力むてぃ】

(Noun, adverb) Morning

Ryukyu (Yonaguni)

どぅとぅいむぬい【どぅ独い物言】

(Noun) Speaking to oneself; talking to oneself; soliloquy; monologue

Ryukyu (Amami, Okinawa)

しまくとぅば【島言葉】

(Noun) Island language, island dialect, island speech

Ryukyu (Okinawa)

すとぅみてぃむん【努みてぃ物】

(Noun) Breakfast

Ryukyu (Okinawa)

きーぬむーとぅ【木ぬむーとぅ】

(Noun) Trunk, tree trunk

Ryukyu (Yoron)

ゆんぬふとぅば【与論言葉】

(Noun) Yoron language, Yoronjima language

Ryukyu (Miyako: Nagahama)

むとぅびズ【苺・莓】

(Noun) Strawberry, wild strawberry

Ryukyu (Yaeyama)

すとぅむでぃみしゃろるんねーらー

(Adjectival phrase) Good morning

Ryukyu (Yoron)

とーとぅがなし・とおとぅがなし【尊尊我無・尊々我無・尊加那志】

(Expression) Thank you, thanks; Nice to meet you

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Okinawan → Japanese

ウトゥ utu (?utu) ① 名

  1. 音。音響。
  2. たより。音さた。~N cikaraN.音さたもない。
  3. うわさ。評判。~nu 'waQsaN.評判が悪い。?utoo cici ?uQsja sjooSiga.うわさは聞いて,喜んでいるが。

フトゥ futu (hutu) ① 名

  1. 臨時。不時。不図の転意か。~-nu Cikeehwa.臨時の時の金。

グトゥ gutu (gutu) ⓪ 名

  1. (前に来る語とともに副詞的に働く)ごと。ごとく。よう。ように。「連体形」のあと,-nu(の)あとなどに用いる。hananu~curasaN.花のように美しい。Cibudi 'uru hananu Ciju cata~.[つぼでをる花のつゆきやたごと(御前風)]花のつぼみが露に会ったよう。hatakee tuuraN~mici tuuri.畑は通らないで道を通れ。?aminu hujuru~tiQpuudamanu ?utiti caN.雨が降るように鉄砲の玉が落ちて来た。?jaagutu curasaree masi 'jaSiga.あんたぐらいきれいだったらいいんだけど。

クトゥ kutu (kutu) ⓪ 名

  1. こと。事。ことがら。また,事件。変事。?uraNdanakai~nu?ukutooN.西洋で事件が起こっている。~kazuN.事欠く。不足し,不自由する。kutoo kagaN.事欠かない。足りて不自由しない。~'jariba~i.〔文〕物かは。何でもない。物ともしない。cizinu masigaciN~'jariba~i,hanani Ciku habiru cizinu najumi.[禁止のませ垣も ことやればことい 花につく胡蝶 禁止のなゆめ(執心鐘入)]恋には禁止のませ垣くらい何物でもない。花につく蝶をとめることができようか。

ムトゥ mutu (mutu) ⓪ 名

  1. 許(もと)。そば。?ujanu~.親許。tiCinu~.敵のいる所。

ムトゥ mutu (mutu) ⓪ 名

  1. 元。元来。~nu karata.元の体。
  2. muutuと同じ。

ムトゥ mutu (mutu) ① 名

  1. むとせ。六年。

ストゥ sutu (sutu) ⓪ 名

  1. 外(ほか)。以外。

ウートゥ uutu (?uutu) ⓪ 名

  1. [大渡]沖の海。外海。大海。~Nkai 'juu taci?irijuN.大海に湯を沸かして入れる。焼け石に水。

ヲゥトゥ wutu ('utu) ① 名

  1. 夫。~mucuN.夫を持つ。とつぐ。上流の女についてはこういわない。また,男からはtuzi mucuN(妻を持つ)とはいわず,tuzi tumeejuNまたはtuzi kameejuNという。

ユトゥ yutu ('jutu) ① 名

  1. 四年。よとせ。
  2. 一昨昨年。おととしの前の年。四年前の意。

ームトゥ -mutu (-mutu) 接尾

  1. 株。本。もと。生えている植物を数える接尾辞。cumutu(一株)。

アムトゥ amutu (?amutu) ⓪ 名

  1. 土手。堤。耕地と山野の境目に築いた土手をいう。?amuci, ?amoociともいう。rukuzuu ?amaree ~nusica.六十歳を越せば土手の下に捨てる。昔は六十歳を越すと土手の下に捨てた,という伝説がある。

ブトゥー butuu (butuu) ① 名

  1. 太った者。でぶ。kweetuuともいう。

チュトゥ chutu (cutu) ⓪ 名

  1. 一年。ひととせ。

クトゥー kutuu (kutuu) ⓪ 名

  1. 琴。十三絃で,野村流と安富祖流の二流がある。沖縄では琴を単独に弾く流儀はなく,正式には三味線の伴奏として弾くことが多い。絃名は日本と同じく,一二三四五六七八九十斗為巾の十三絃。~hwicuN.琴を弾く。~nu Cimi.琴爪。日本本土の琴爪より大きく長い。~nu Ciru.琴糸。三味線の糸のように生糸で作。

クートゥ kuutu (kuutu) ⓪ 名

  1. 以外。よりほか。?arijaka~taaga siQcooga.彼よりほかにだれが知っているか。?ajaakuutoo taagaN'NndaN.母以外にはだれも見ない(幼児を夜外出させる時に言うまじないの文句)。

ムートゥ muutu (muutu) ⓪ 名

  1. 元。本。みなもと。また,先祖。
  2. もとで。資本。元金。~tuikeesjuN.もとを取り戻す。~kaNzuN.もとを取れずに,損失をこうむる。

ウムトゥ umutu (?umutu) ① 名

  1. 植物名。おもと。

ウトゥム utumu (?utumu) ⓪ 名

  1. お供。従者。?utumuzu-rasadu daNnazurasa.お供が立派なのが,旦那の立派であるゆえん。

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Japanese → Okinawan

うとうと

おうとう 【応答】

こうどう 【公道】

See also

そうとう 【相当】

See also

Phrases

そうどう 【騒動】

ぞうとう 【贈答】

とうとう

See also

どうとう 【同等】

See also

ほうとう 【放蕩】

Phrases

  • ~人 hootooniN
  • ~者 haNgwimuN,hootoomuN,kwatii

ほうとう 【蓬頭】

もうとう 【毛頭】

ろうどう 【労働】

See also

きゅうどう 【旧道】

きょうどう 【共同】

See also

Phrases

じょうとう 【上等】

See also

Phrases

びょうどう 【平等】

See also

そうどういん 【総動員】

ゆうとうにん 【遊蕩人】

See also

ろうどうしゃ 【労働者】

にょうどうえん 【尿道炎】

Dictionary of the Practical Use of Okinawan

Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.

Search languages: Japanese ↔ Okinawan

うとぅ

  • 音、便り、評判
  • Example phrases
    • をぅどぅい そーる っちょー さんしんぬ うとぅぬ ちかりーねー、もーいぶしく なてぃ ちむぬ わさわさー すんでぃ。
      (踊りをしている人は三線の音色が耳に入ってくると踊りたくなって心が騒ぐって)
    • あれー うとぅさたん ねーらんしが、ちゃー そー がやー?
      (あの人は便りもないが、どうしているのかねえ)
    • っやー うとぅ ちち、いっぺー うっさ そーん。
      (あなたの便りを聞いて喜んでいる)
    • いったーや しまぬくとぅば ふぃるみーんでぃち たしままでぃ うとぅ たっちょーん どー。
      (あなた達は地域のことばを普及することで他の村でも評判だよ)
    • あまぬ うぃなぐんぐゎー かーぎぬ ちゅらさんでぃち うとぅだかさん どー。
      (あそこの家の女の子は美人だと有名だよ)

うとぅいむち

  • 接待、おもてなし
  • Example phrases
    • あれー どぅーぬ しくち やかにん しゃちょーぬ うとぅいむち すんち いちゅなさん。
      (あの人は自分の仕事よりも社長のお世話するのに忙しい)

うとぅげー なんどぅるー

  • 顎がツルツルしている者、髭のない者
  • Example phrases
    • ふぃぢもーんかい うとぅげーなんどぅるーんでぃ いーん。
      (髭のない人に顎がツルツルしている者と言う)

うとぅすん (うとぅちゃん、うとぅさん、うとぅち)

  • 移す
  • Example phrases
    • なーびんかい いっちょーる むん けーうちんかい うとぅしぇー。
      (鍋に入っているものを皿に移しなさい)

うとぅすん (うとぅちゃん、うとぅさん、うとぅち)

  • 落とす
  • Example phrases
    • しるむぬんかい いるぬ ちちょーたくとぅ、かるきさーに うとぅちゃん。
      (白い生地に色がついたので、漂白剤で落とした)

うとぅし むん

  • 落とし物
  • Example phrases
    • うとぅしむん かめーいる くとぅん あしが、どぅーなーん うとぅしむん する くとぅん あん。
      (落とし物をさがすこともあるが、自分も落とし物をすることもある)

うとぅち あがち

  • 優劣、浮沈
  • Example phrases
    • っちょー ちむぬ うとぅちあがちぬ あくとぅ、やなどぅい しぇー ならん どー。
      (人は心の浮き沈みがあるので、悪くとってはいけないよ)

うとぅるさ むん

  • 恐ろしいもの
  • Example phrases
    • うとぅるさむんや みーぶさむん。
      (恐いものは見たがるもの)
    • んかしぇー ねー、かんない、くゎじ、たーりーや うとぅるさむん やたん。
      (昔は地震、雷、火事、親父は恐いものだった)

うとぅるさん

  • 恐い、怖い
  • Example phrases
    • うとぅるさむんぬ みーぶさむん。
      (恐いもの見たさ)

ふぃさ うとぅ

  • 足音
  • Example phrases
    • ゆるゆなかに はしるぐちぬ めーをぅてぃ ふぃさうとぅぬ っし たーがなぬ さーし あきらんち そーたくとぅ、じこー うとぅるさたん。
      (夜中に玄関の前で足音がして誰かが鍵を開けようとしていたので、とても恐かった)

まさい うとぅるい

  • 優劣
  • Example phrases
    • まさいうとぅるいぬ あてぃどぅ っちょー うみはまいる くとぅん ないる。
      (優劣があってこそ人は努力することにもなる)

Audio Database of Hatoma Lexicon

Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED

Search languages: Yaeyama (Hatoma) ↔ Japanese

アウトゥー [⸢ʔautuː] (名)

  • 青い海。青海原。深海。外海。「青、緑、紺」を含む色合いの深海。
  • Example phrases
    • カ⸢ツシンマー アウトゥー⸣ フ⸢カ⸣トーラル カ⸢ツォー ⸢ホー⸣シクー
      [kḁ⸢ʦuʃimmaː ʔautuː⸣ ɸu̥⸢ka⸣toːraru kḁ⸢ʦoː hoː⸣ʃikuː]
      (鰹船は外海から<ぞ>鰹を釣ってくる)

アシウトゥ [ʔa⸢ʃi⸣utu] (名)

  • 足音。
  • Example phrases
    • ⸣カマーラ ア⸢シウトゥ⸣ヌ シゥ⸢カリ ブーヌ タール⸣ クーカヤー
      [⸣kamaːra ʔa⸢ʃiutu⸣nu si̥⸢karibuːnu taːru⸣ kuːkajaː]
      (あそこから足音が聞こえているが誰がくるのかなあ)

イリウトゥスン [ʔi⸢riutu⸣suŋ] (他動)

  • 射落とす。老年層の言葉。
  • Example phrases
    • ⸢ティップ⸣シ ⸣パトゥザ イ⸢リウタ⸣スン
      [⸢tippu⸣ʃi ⸣patuʣa ʔi⸢riuta⸣suŋ]
      (鉄砲で山鳩を射落とす)

ウチウトゥスン [ʔu⸢ʧiʔutu⸣suŋ] (他動)

  • 撃ち落す。若年層の言葉。標準語からの借用語の転訛。
  • Example phrases
    • ⸣パトゥザン ア⸢ガマミパタキ⸣ ア⸢ラサリティ⸣ ウ⸢リ⸣ ウ⸢チウトゥ⸣スンティ ス⸢コーリ ベー [⸣pḁtuʣaŋ ʔa⸢gamamipḁtaki⸣ ʔa⸢rasariti⸣ ʔu⸢ri⸣ ʔu⸢ʧiʔutu⸣sunti su̥⸢koːri beː] (山鳩に小豆畑を荒されて、それを撃ち落そうと準備している)。老年層は、イ⸢リウトゥ⸣スン[ʔi⸢riʔutu⸣suŋ](射落とす)という。⸢ティップ⸣シ ⸣パトゥザ イ⸢リウトゥ⸣スン[⸢tippu⸣ʃi ⸣pḁtuʣa ʔi⸢riʔutu⸣suŋ](鉄砲で山鳩を射落とす)という

ウトゥ [ʔu⸢tu] (名)

  • {Mn_1}音。
  • Example phrases
    • ウ⸢トゥヌ⸣ グ⸢マー⸣ヌ シゥ⸢カラヌ
      [ʔu⸢tunu⸣ gu⸢maː⸣nu sï̥⸢karanu]
      (音が小さくて聞こえない)
    • ウ⸢トー マイ⸣ヤン
      [ʔu⸢toː mai⸣jaŋ]
      (音は大きい)

ウトゥ [ʔu⸢tu] (名)

  • {Mn_2}評判。うわさ(噂)。有名になること。好評、悪評にも用いる。

ウトゥ [ʔu⸢tu] (名)

  • {Mn_3}音信。
  • Example phrases
    • ウ⸢トゥン ブインナーヌ⸣ヌ <ビーンナーヌ⸣ヌ> ⸢ヌー⸣シル ⸢シェー⸣テイ ⸢アー⸣ク ⸣カヤー
      [ʔu⸢tum buinnaːnu⸣nu ⸢nuː⸣ʃiru ⸢ʃeː⸣ti ⸢ʔaː⸣kukajaː]
      (何の音沙汰もないが<音も声もないが>どうしているんだろうか<何をして生活しているだろうか>)

ウトゥーシ [ʔu⸢tuː⸣ʃi] (名)

  • 遥拝。遠くにいます神仏に方角を定めて供物を供え、祈願すること。友利御嶽から、ピナイ御嶽、アラカー御嶽、ニシドー御嶽へ向かって供物を供えて遥拝すること。法事にもいう。
  • Example phrases
    • ク⸢トゥシヌ ソーラン⸣マー ⸢キーユーサン⸣パジ ヤ⸢ルンダー タンカー⸣ トゥリ マ⸢チティ ニン⸣ガイ ⸢シー⸣バ⸢ヨー
      [ku̥⸢tuʃinu soːram⸣maː ⸢kiːjuːsam⸣paʤi ja⸢rundaː taŋkaː⸣ turi ma⸢ʧiti niŋ⸣gai ⸢ʃiː⸣ba⸢jo]
      (今年のお盆には来ることが出来ないはずだから、真直ぐに方向を定めて供物を供えて遥拝<祈願を>しなさいね)

ウトゥガイ [ʔu⸢tu⸣gai] (名)

  • おとがい(頤)。下顎の先。
  • Example phrases
    • ヤ⸢ラ⸣ベー ク⸢ルビティル⸣ ウ⸢トゥ⸣ガイ バ⸢リ⸣シケーバン
      [ja⸢ra⸣beː ku⸢rubitiru⸣ ʔu⸢tu⸣gai ba⸢ri⸣ʃi̥keːbaŋ]
      (子供は転んで uby{頤}{オトガイ}を打って痛めてあるわい)

ウトゥクマリ [ʔu⸢tuku⸣mari] (名)

  • 男子。男として生まれているもの。「男生まれ」の義。ブ⸢ナジマリ[bu⸢naʤimari](女生まれ)の対義語。ニ⸢ガイ⸣フチ[ni⸢gai⸣ɸuʧi](祝詞{EOS}祈願の時に唱える言葉)などに用いられる言葉。日常会話では使用しない

ウトゥザ [ʔu⸢tu⸣ʣa] (名)

  • 親戚。親類。「弟兄」の転訛したものか。共通の先祖からでた「兄弟の間柄」の意であろう。
  • Example phrases
    • ウ⸢トゥ⸣ザティ ⸢シー⸣ アイニ プ⸢スヌ ニーラリン⸣ツォカー ビッ⸢ツティ ニーブ
      [ʔu⸢tu⸣ʣati ⸢ʃiː⸣ ʔaini pu̥⸢sunu niːrariŋ⸣ʦokaː bit⸢ʦuti niːbu]
      (親戚だからといって人があんなにも似られるものだろうか{EOS}そっくり似ているよ)
    • ウ⸢トゥザ⸣ドゥ ヤ⸢ルヌ⸣ ッ⸢サン⸣ ブ⸢レー⸣バン⸢ナー
      [ʔu⸢tuʣa⸣ du ja⸢runu⸣ s⸢sam ⸣ bu⸢reː⸣ban⸢naː]
      (親戚だのに知らずにいたのだなあ)
    • ⸢ワッ⸣テートゥ ⸢バン⸣テーヤ ウ⸢トゥ⸣ザ⸢ダー
      [⸢wat⸣teːtu ⸢ban⸣teːja ʔu⸢tu⸣ʣa⸢daː]
      (君の家と私の家は親戚だよ)
    • 親戚関係にある家には法事の際に⸢コー⸣パナ
      [⸢koː⸣pana]
      (線香と花米三合)


    • 贈る習慣があった)

ウトゥザズルイ [ʔu⸢tuʣaʣurui] (名)

  • 親族会議。親戚の集まり

ウトゥサタ [ʔu⸢tu⸣sata] (名)

  • 音沙汰。消息。
  • Example phrases
    • ウ⸢キ⸣ナー ⸢パッ⸣タ ⸢ター⸣ナ ウヌッ⸢キリ⸣ ウ⸢トゥ⸣サタン ⸢ナーヌ⸣ヌ ⸢ヌー⸣シ ナリ⸢ブー⸣ユー ⸢ソー シー⸣ ナ⸢ラン⸣バン
      [ʔu⸢ki⸣naː ⸢pat⸣ta ⸢taː⸣na ʔunuk⸢kiri⸣ ʔu⸢tu⸣satan ⸢naː⸣nunu ⸢nuː⸣ʃi nari⸢buː⸣juː ⸢soː ʃiː⸣ na⸢ram⸣baŋ]
      (沖縄へ行ったまま、それっきり音沙汰もないが、どうなっているのか心配でならないわい)

ウトゥザマリ [ʔu⸢tuʣamari] (名)

  • 親戚。親類。「おとせざ(弟兄者)・生まれ」の転訛したものか。「親戚の血をを引く面立ち<生まれ>」の意。
  • Example phrases
    • ⸢ベー⸣ヨー ウ⸢トゥザマリ⸣ ヤ⸢ルンダ⸣ ッサン⸢コーラ⸣シ ⸢アーカン⸣ドーシ ⸢バン⸣テン ⸣マーラン ⸢マーリ⸣ クーバ
      [⸢beː⸣joː ʔu⸢tuʣamari⸣ ja⸢runda⸣ ssaŋ⸢koːra⸣ʃi ⸢ʔaːkan⸣doːʃi ⸢ban⸣teːm ⸣maːram ⸢maːri⸣ kuːba]
      (我々はねえ、親戚だから知らん振りしていないで、私の家のあたりにも回って来なさいよ)

ウトゥザムイサン [ʔu⸢tu⸣ʣamuisaŋ] (形)

  • 親戚思いである。親戚を大切にする。⸣-ムイサン[⸣-muisan](~がる{EOS}~親しく思う{EOS}~親しくしたがる)は接尾語。
  • Example phrases
    • ⸣シザムイサン
      [⸣ʃiʣamuisaŋ]
      (兄を兄として敬愛したがる)
    • ⸢キョー⸣ダイムイサン
      [⸢kjoː⸣daimuisaŋ]
      (兄弟を深く愛し、よく面倒をみたがる)
    • のように親族語彙や感覚や感情を表す形容詞に付いて、それらを愛し、慈しむ心情を表す。 ウ⸢レー⸣ イッ⸢ケナ⸣ ウ⸢トゥ⸣ザムイサンティ ス⸢クタヌ ナン⸣ゾー ウ⸢トゥザムイサー ナー⸣ヌ
      [ʔu⸢reː⸣ ʔik⸢kena⸣ ʔu⸢tu⸣ʣamuisanti su̥⸢kutanu nan⸣ʣoː ʔu⸢tuʣamuisaː naː⸣nu]
      (彼は非常に親戚思いであると聞いたが、あまり親戚思いではない)
    • ウ⸢トゥ⸣ザムイサ ⸣ナリケーン
      [ʔu⸢tu⸣ʣamuisa ⸣narikeːŋ]
      (親戚思いになってきた)
    • ⸣アイニ ウ⸢トゥ⸣ザムイサー プ⸢ソー⸣ ブ⸢ラーヌ
      [⸣ʔaini ʔu⸢tu⸣ʣamuisaː pu̥⸢soː⸣ bu⸢raːnu]
      (あのような親戚思いの人はいない)

ウトゥザンケーン [ʔu⸢tu⸣ʣaŋkeːŋ] (名)

  • 親類縁者たち。親戚の者たち。⸣-ケーン[⸣-keːŋ](~たち)は複数を表す接尾語で、丁寧や尊敬の意味をもつ。
  • Example phrases
    • ウ⸢トゥ⸣ザンケーン ムー⸢ル⸣ニ ア⸢ジ⸣ ッ⸢サリティ⸣ シゥ⸢カシ⸣クー
      [ʔu⸢tu⸣ʣaŋkeːm muː⸢ru⸣ni ʔa⸢ʤi⸣ s⸢sariti⸣ si̥⸢kaʃi⸣kuː]
      (親戚縁者の皆に申し上げて、ご案内して<お連れして>来なさい)

ウトゥシ [ʔu⸢tu⸣ʃi] (名)

  • みぞおち(鳩尾)。みずおち。
  • Example phrases
    • ウ⸢トゥシ⸣ヨー ス⸢クモー⸣ ア⸢ラ⸣ヌ
      [ʔu⸢tuʃi⸣joː su̥⸢kumoː⸣ ʔa⸢ra⸣nu]
      (みぞおちを突くものではない)

ウトゥシアナ [ʔu⸢tuʃi⸣ʔana] (名)

  • 落とし穴。
  • Example phrases
    • ウ⸢トゥシ⸣アナ ⸣プリティ ⸣カマイ ウ⸢タ⸣シティ シゥ⸢カ⸣ムン
      [ʔu⸢tuʃi⸣ʔana ⸣puriti ⸣kamai ʔu⸢ta⸣ʃi̥ti si̥⸢ka⸣muŋ]
      (落とし穴を掘って猪を落として捕獲する<捕まえる>)

ウトゥシダニ [ʔu⸢tuʃi⸣dani] (名)

  • 落胤。「落とし種」の義。⸢グンボー⸣ッふァ[⸢gumboːf⸣fa](混血児{EOS}士族と平民の合いの子)ともいう。
  • Example phrases
    • ⸢バン⸣ター イ⸢サナキヌ⸣ ヤ⸢クニン⸣ヌ ウ⸢トゥシダニ⸣ヌ マーッふァ⸢ダー
      [⸢ban⸣taː ʔi⸢sanakinu⸣ ja⸢kunin⸣nu ʔu⸢tuʃidani⸣nu maːffa⸢daː]
      (私たちは石垣の役人の落胤の子孫だよ)

ウトゥシヌヤン [ʔu⸢tuʃi⸣nu ⸣jaŋ] (連)

  • 胃の uby{病}{ヤマイ}。「みぞおちの病」の義。
  • Example phrases
    • ウ⸢トゥシ⸣ヌ ⸢ヤン⸣ヌ ウ⸢ク⸣リティ ⸢ンニフチ⸣ カ⸢ミ⸣ル ヤム⸢ツォー
      [ʔu⸢tuʃi⸣nu ⸢jan⸣nu ʔu⸢ku⸣riti n⸢niɸu̥ʧi⸣ ka⸢mi⸣ru jamu⸢ʦoː]
      (胃の病がおこって鳩尾<みぞおち>を刺すように<噛むように>痛むのですよ)

Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect

Results from the [関連データ]南琉球八重山語宮良方言の名詞アクセント資料 [Kanren dēta] Minami Ryūkyū Yaeyama-go Miyara hōgen No meishi akusento shiryō ([Relevant Data] Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect), by Kenan Celik, Aso Reiko and Kohei Nakazawa, © CC BY-NC 3.0 DEED

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ウトゥ [utu] F (名)

ウトゥ [utu] F (名)

  • 評判

ウトゥドゥ [utudu] L (名)

  • 弟。年下

シザウトゥドゥ [ʃidza]utudu] (名)

  • 兄と弟