(Noun) Adult
Define うし ushi Meaning ウシ
Displaying results for うし (ushi・うし・ウシ) – ryukyu
JLect: Japonic Languages and Dialects Database
Results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.
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A dictionary of the Ryukyuan language
Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.
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ウシ ushi (?usi) ① 名
- 牛。~?uujuN.小用に立つ。上流の婦人の上品な言い方。なぜ「牛を追う」というかは不明。このことばのわからない農村の人はとまどう。~?oorasjuN.牛を戦わせる。?usi?aasiの項参照。
ウシ ushi (?usi) ① 名
- 丑(うし)。十二支の第二。方角は東寄りの北。時間は午前2時。
ブシ bushi (busi) ① 名
- 達人。武芸・唐手などのすぐれた者,大力のある者などをいう。武士の転意。
ドゥシ dushi (dusi) ① 名
- 友。友だち。仲間。
フシ fushi (husi) ⓪ 名
- 節。関節。~nu 'januN.関節が痛む。
- 竹・葦・草の幹などの節。
- 柱・板などの節。
- 糸・ひもなどのこぶのようになっている部分。
フシ fushi (husi) ① 名
- 星。名の付いた星はきわめて少ないが,例としては,nanaCibusi(北斗七星),miCibusi(オリオン座の三つ星)・'jookaabusi(明けの明星),'juubaNmaNzaa(-busi)(よいの明星),Qkwamucaabusi(子持ち星。そばに小さい星を従えた星)など。~nu ?utijuN.星が落ちる。星が流れる。人はそれぞれ,天にその人に対応する星をもつと考えられたので,流れ星はどこかで人が死んだ印とされた。
- 転じて運命。運。~nu 'joosaN.運が弱い。
クシ kushi (kusi) ⓪ 名
- すきぐし。髪をすいてあかを取るための,歯の密な櫛。普通の櫛はsabaciという。
クシ kushi (kusi) ⓪ 名
- 久志。《地》参照。
クシ kushi (kusi) ① 名
- 背中。背。また,腰。腰および背面全体。背中はkusinaganiともいう。また腰まわりの細い部分はgamakuという。~tatacuN.背中をたたく。あんまをする。~SijuN.(風呂などで)背中を流す。~?usjuN.(坂道を上る時などに)背中を押す。~hwicuN.(親兄弟・一族などの)名をはずかしめる。つらよごしをする。?ujanu~hwicuru?ukuneeQsi・親の恥となるような行為をして。?itumikara haimi hukirutuN'waminu nujudi?umisatunu mikusi hwicuga.[糸目から針目 ほけるとも我身ののよで思里の 御腰引きゆが]糸が針の目をくぐるようなかぼそい暮らしをしていても,何でいとしいあなたの不名誉になるようなことをしましょうか。
- [後]うしろ。後方。背後。'jaanu~.家の後ろ。~nasjuN.背を向ける。そっぽを向く。(いやだと)顔をそむける。kusjaa nasjuNともいう。
クシ kushi (kusi) ① 名
- 嫌って避けること。忌避。~sjuN.嫌う。忌避する。
クシ kushi (kusi) ① 名
- 欠点。きず。nuu~N neeN Qcu.何の欠点もない人。ciri tiiCiN neeraN curasadu~.[ちり一つもないらぬ清らさどくせ(姉妹敵討)]塵一つもないのが欠点。掃除がきれいにできたことを自慢する文句。
クシ kushi (kusi) ① 名
- 癖。性癖。'janagusi.(悪癖)
ムシ mushi (musi) ① 名
- 虫。昆虫,くもなど。
- 腹の虫・けんかの虫などの場合の虫。~?ukusjuN.(少しだけ食べると腹の虫を起こして)かえって食欲を起こす。~kuujuN.むやみにけんかをしたがる。同じことを?ooimusi kuujuNともいう。
ムシ mushi (musi) ① 副
- もし。かりに。musikaともいう。~tiNcinu 'jutasaraa ?icusa.もし天気がよかったら行くよ。
ヌシ nushi (nusi) ⓪ 名
- 熨斗(のし)。進物につける熨斗。nusi Cikiti muQci ?ikee.熨斗をつけて持って行け。
ヌシ nushi (nusi) ① 名
- 相撲の手。乗せの意。相手を腹の上に乗せてかかえ,投げるわざ。
スシ sushi (suSi) ⓪ 名
- 楚洲。《地》参照。
トゥシ tushi (tusi) ⓪ 名
- 年。時間の単位。また,年齢。また,歳月。~nu tuzimiitu.長年つれそった夫婦。
トゥシ tushi (tusi) ⓪ 名
- 砥石。
ウシー ushii (?usii) ① 名
- 教え。教育。しつけ。
A dictionary of the Ryukyuan language
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うし 【牛】
- ʔushi
- (Childish) moomoo
- ʔuushiimoomoo
Phrases
- ~の鳴き声 Nmoo
- 突くくせのある~ kamiyaaʔushi
うし 【丑】
うじ 【氏】
うじ 【蛆】
うしろ 【後】
うしかい 【牛買い】
うしごや 【牛小屋】
うしとら 【丑寅,艮】
うしなう 【失う】
- ʔushinayuN (≈ ʔushinaiN)
Phrases
- ~こと→- madii
うしろで 【後手】
Phrases
- ~にしばる → tii
うしあわせ 【牛合わせ】
Phrases
- ~する場所,→とうぎゅうじょう
うしろあし 【後足】
うしろだて 【後楯】 (敬語)
うじゃうじゃ
うしろすがた 【後姿】
おうし 【牡牛】
おうじ 【王子】
Phrases
- ~の家柄(~の御殿) woojiʔuduN
こうし 【格子】
Phrases
- ~のすきま kooshinumii
こうし 【孔子】
Dictionary of the Practical Use of Okinawan
Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.
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うし
- 牛
うし おーらしぇー
- 闘牛
- うちなーぬ うしおーらしぇーや うしとぅ うしどぅ あーち くんちすーぶ すしが、ゆすぐにをぅてー っちゅぬ うし まかち すーぶぬ ちちゅん。
(沖縄の闘牛は牛と牛を対面させて力勝負をするが、外国では人が牛を負かして決着がつく)
Example phrases
うしぬ しし
- 牛肉
- んかしぇー うしぬ ししんかい 「ちぬあったみ」んでぃ いちょーたん。
(昔は牛の肉に「ちぬあったみ」と言っていた) - なまぬ っちょー うしぬ しし ゆー かどーん。
(現代人は牛肉をよく食べている)
Example phrases
うしぬ ちー
- 牛乳
- うしぬ ちー ぬみーねー、ふにぬ ちゅーく ないん。
(牛乳を飲むと骨が強くなる)
Example phrases
うしーまーしー
- 順々にまわしすこと
- みじ ぶすくねー うしーまーしーっし バケツさーに みじ はくぶたん。
(水不足にはバケツで順々に水をまわして運んだものだ)
Example phrases
うしーみー
- 清明祭
- うしーみーや うちなーぐゆみぬ さんぐゎちに うはかぬ めーに あちまてぃ、うさんみじゅーばく うさぎてぃ、やーにんじゅぬ からだがんじゅーさ にがいん。
(清明祭には旧暦3月にお墓の前に集まって、重箱料理をお供えして、家族の健康を祈る)
Example phrases
うしぇーいん (うしぇーたん、うしぇーらん、うしぇーてぃ)
- ばかにする
- なまぬ じでーや めーやかにん なーすくぶんすくぶんさーに っちゅ うしぇーいる くとー ねーらん なとーん。
(現代は以前よりも各自の職業で人をばかにすることはなくなっている)
Example phrases
うし〜
- 押し
うし くるばーしぇー すん (〜さん、〜さん、〜っし)
- 混雑で押し合いする
- みーむん んーぢゅんち かんげーららん あたいぬ っちゅぬ をぅてぃ、うしくるばーしぇーっし ふぃさん くんぴらってぃ くつん ぬぎてぃ ふしがらんたん。
(見物するといって考えられないほどの人がいて、混雑の押し合いで足も踏まれて靴も脱げて大変だった)
Example phrases
うし くみーん (〜くみたん、〜くみらん、〜くみてぃ)
- 押さえつける
- っちゅぬ ちじ うしくみーしん ならん、っちゅんかい ちじ うしくみらってぃん ならん。
(人の頭頂を押さえつけてもいけない、人に押さえつけられてもいけない)
Example phrases
うし けーすん (〜けーちゃん、〜けーさん、〜けーち)
- 押し返す
- むぬ うしちきてぃ こーれーこーれー する っちゅんかい こーらんでぃ いやーに うしけーちゃん。
(物を押しつけて買いなさい買いなさいする人に買わないといって押し返した)
Example phrases
うし けーらすん (〜けーらちゃん、〜けーらさん、〜けーらち)
- 突き飛ばす
- あわてぃてぃ じてんしゃ はらしーねー ばっぺーてぃ っちゅ うしけーらする ばーん あくとぅ ちー ちきり よー。
(急いで自転車を走らせるとあやまって人を突き倒すこともあるので気をつけなさいよ)
Example phrases
うし ちーん (〜ちっちゃん、〜ちらん、〜ちっち)
- ちょん切る、押しきる
- っやー からじ んーちゃく うしちっち くーわ。
(あなたの頭髪を短く切ってきなさい) - たーが ぬーんでぃ いらわん、どぅーぬ するくとー、うしちっち いちゅる っちゅ やん。
(誰が何と言おうとも、自分のすることは押し切って行く人だ)
Example phrases
うし ちきーん (〜ちきたん、〜ちきらん、〜ちきてぃ)
- 押しつける
- どぅーや ふぃんぎまーい さーに っちゅんかい うしちきーん。
(自分は逃げ回って人に押しつける)
Example phrases
うし ぬきーん (〜ぬきたん、〜ぬきらん、〜ぬきてぃ)
- 押しのける
- っちゅぬ ゐーくちぇー うきてぃ、ちむ ふがんくとぅ、やなくとー うしぬきてぃ ちむぢゅーく むちゅし やん。
(人の誠実なことばは受けて、納得しないこと、不快なことばは押しのけて気持ちを強くもつべきだ)
Example phrases
うし まーすん (〜まーちゃん、〜まーさん、〜まーち)
- きりっと締める
- さーじん、うーびん うしまーち、ぶでーんかい っんぢたん。
(はちまきも、帯もきりっと締めて、舞台に上がった) - ちなふぃちぬ なーや ちな うしまーち ちゅくいん。
(綱引きの縄は縄をしっかり締めて作る)
Example phrases
うし まぎーん (〜まぎたん、〜まぎらん、〜まぎてぃ)
- 負かす
- るーちゅーや やまとぅーんかい うしまぎらってぃ、1611にん あまみ とぅらったん。
(琉球は大和の人々に屈服させられて、1611年に奄美を手放した)
Example phrases
うし ゆしーん (〜ゆしたん、〜ゆしらん、〜ゆしてぃ)
- 押し寄せる
- しがりなみぬ うしゆしてぃ やーん、くるまん、ある うっさ むる ながちゃん。
(津波が押し寄せて家も車もあるものすべて流した)
Example phrases
うし っんぢゃすん (〜っんぢゃちゃん、〜っんぢゃさん、〜っんぢゃち)
- 押し出す
- はみがきぬ ぬくやー うしっんぢゃち ある うっさ しぶてぃ ちかたん。
(歯磨きの残りを押し出して最後まで絞って使った)
Example phrases
うし とーすん (〜とーちゃん、〜とーさん、〜とーち)
- 押し通す
- ちゃー どぅーぬ いちんびけー うしとーしーねー、たーん ちかん ないん。
(いつも自分の意見ばかり押し通すと、誰も聞かなくなる)
Example phrases
Audio Database of Hatoma Lexicon
Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED
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アイシーカイシー [ʔai⸢ʃiː⸣kaiʃiː] (副)
- そうこうして(然う斯うして)。そうし、こうし。あれし、これをしして。
- アイ⸢シー⸣カイシー ⸢シェー⸣ティ ヤッ⸢トゥ⸣シル ⸣ウカー パ⸢ラウ⸣タ
[ʔai⸢ʃiː⸣kaiʃiː ⸢ʃeː⸣tiru jat⸢tu⸣ʃiru ⸣ʔukaː pa⸢rau⸣ta]
(然う斯うしながら、やっとのことで<ぞ>借金を支払った)
Example phrases
ゴーサゴーサ [⸢goːsagoːsa] (副)
- {Mn_1}がさがさ。ごうしごうし。物を引きずるさま。擬音語。脚を引きずるさま。
ピョーシ [⸢pjoː⸣ʃi] (名)
- {Mn_2}えんぎ。ひょうし。げん(験)。まん(間)。
フクビ [ɸu̥⸢ku⸣bi] (名)
- 帯。「帯 乞角必」「玉帯 亦石乞角必」「金帯 孔加尼乞角必」『琉球館訳語』。「ほしのかたの みききうひ~」『おもろさうし。10-513』。「帯 文筆」『中山伝信録』。「帯 烏比」『琉球入学見聞録』。「我が背なを~於妣は解かなな~。万、4422」。「キッキビ」(帯)大宜味村喜如嘉。鳩間方言には、カ⸢クフクビ[kḁ⸢kuɸu̥kubi](ティジリビ<男性神職者>の正装用の帯{EOS}神前に出る際に締める)、⸢カーフク⸣ビ[⸢kaːɸu̥ku⸣bi](皮帯)、ッ⸢ふァカサナイフク⸣ビ[f⸢fakasanaiɸu̥ku⸣bi](おぶいひも<負い紐>)、⸣シナフクビ[⸣ʃinaɸu̥kubi](綱帯{EOS}藁縄の帯{EOS}農作業や漁業の際に用いる帯)などがある。
- ⸣アッパター フ⸢ク⸣ベー ⸢ソーラン⸣ドーシ ⸣ウシンチール ⸢ソーッタ⸣ル
[⸣ʔappataː ɸu̥⸢ku⸣beː ⸢soːran⸣doːʃi ⸣ʔuʃinʧiːru ⸢soːtta⸣ru]
(お婆さんたちは、帯をしないでウシンチー<押しぬき>をされたものだ)
Example phrases
アーピキウシ [⸢ʔaːpiki⸣ʔuʃi] (名)
- 粟碾き臼。粟を精白する石臼。イ⸢ソーシ[ʔi⸢soːʃi](大豆を碾く石臼)に似た形をしているが、臼に歯がない。
- ⸢アーピキウシ⸣ヌ イ⸢ソーシ⸣ナー ⸢パー⸣ヤ タ⸢ティラ⸣ヌ
[⸢ʔaːpikiʔuʃi⸣nu ʔi⸢soːʃi⸣naː ⸢paː⸣ja ta⸢tira⸣nu]
(粟碾き臼には歯は立てない)
Example phrases
アイツァウシ [⸢ʔai⸣ʦaʔuʃi] (名)
- まだら模様の牛。白黒赤毛の混じった牛。⸣アガマラーウシ[⸣ʔagamaraːʔuʃi](赤毛の混じった牛)と同じ。
- ⸢ウン⸣ネナー ⸢アイ⸣ツァウシヌ マ⸢レーン⸣ツォー
[⸢ʔun⸣nenaː ⸢ʔai⸣ʦaʔuʃinu ma⸢reːn⸣ʦoː]
(その<あの>家にまだら模様の牛が生まれたそうだ)
Example phrases
アウアウシ [⸢ʔauau⸣ʃi] (副)
- 青々と。強調すると、アウ⸢アウ⸣シ[ʔau⸢ʔau⸣ʃi](非常に青々と)のようにアクセントが変わる。
- ⸢ウンヌパー⸣ヤ アウ⸢アウ⸣シ グ⸢ダランケー⸣リ ムイ⸢ベー
[⸢ʔunnupaː⸣ja ʔau⸢au⸣ʃi gu⸢daraŋkeː⸣ri mui⸢beː]
(芋かずらの葉は青々とみずみずしく生い茂っている)
Example phrases
アウシース [⸢ʔauʃiːsu] (名)
- (植)青紫蘇。
- ⸢アウシースーヤ⸣ キ⸢ザミティ⸣ ナ⸢マ⸣シナ カ⸢ケー⸣シティ ッ⸢ふー⸣カー ン⸢マー⸣ン
[⸢ʔauʃiːsuːja⸣ ki⸢ʣamiti⸣ na⸢ma⸣ʃina ka⸢keː⸣ʃi̥ti f⸢fuː⸣kaː ʔm⸢maː⸣ŋ]
(青紫蘇は刻んで刺身に混ぜて食べると美味しい)
Example phrases
アウシジ [⸢ʔauʃiʤi] (名)
- 静脈が膨らみ、浮き出たもの。青筋。⸢アウシル[⸢ʔauʃiru](静脈)ともいう。
- ⸢パン⸣ヌ ⸢アウシジヌ⸣ フ⸢クリ⸣ ンジティ ナ⸢クラーン⸠ダー
[⸢pan⸣nu ⸢ʔauʃiʤinu⸣ ɸu̥⸢kuri⸣ ʔuʤiti na⸢kuraːn⸠daː]
(足の静脈が膨らんで浮き出て恐いよ)
Example phrases
アウシタダリ [⸢ʔauʃitadari] (副)
- 瑞々しくたわわに。たわわな、滴るような瑞々しい緑色。
- フ⸢ナ⸣ボー ⸢アウシタダリ スン⸣ケン ⸣ナリ ッ⸢サー⸣リ⸢ベー
[ɸu⸢na⸣boː ⸢ʔauʃitadari suŋ⸣ken ⸣nari s⸢saː⸣ri⸢beː]
(蜜柑<九年母>は滴るような瑞々しい緑色をなして、たわわに実っている) - ⸢ゴーヤー⸣ヤ ⸢アウシタダリ スン⸣ケン ⸣ナリ ッ⸢サー⸣リティ ⸣アイニ ン⸢マーン⸣ギサワレー
[⸢goːjaː⸣ja ⸢ʔauʃitadari suŋ⸣ken ⸣nari s⸢saː⸣riti ⸣ʔaini ʔm⸢maːŋ⸣gisawareː]
(ゴーヤー<苦瓜>は滴るような瑞々しい緑色をして、なんと<そんなに>美味しそうなことよ)
Example phrases
アウシタダル [⸢ʔauʃita⸣daru] (副)
- 生臭さを衣類や肌に染み込ませているさま。じめじめして汗臭く、鮮魚の生臭さが染み付いたさま。「青滴り」の転訛したものか。カツオ節製造工場の職人たちが持つ臭気。
- コー⸢ネー⸣ アイニ ⸢アウシタ⸣ダル ⸢シェー⸣ティ ⸢アーカン⸣ドーシ ⸢キン⸣マー ア⸢ライ⸣ キ⸢シ⸣バ
[koː⸢neː⸣ ʔaini ⸢ʔauʃi̥ta⸣daru ⸢ʃeː⸣ti ⸢ʔaːkan⸣doːʃi ⸢kim⸣maː ʔa⸢rai⸣ ki̥⸢ʃi⸣ba]
(坊ちゃん、あんなに薄汚れした、じめじめした格好をしていないで、着物は洗濯して着なさいよ)
Example phrases
アガマラーウシ [⸣ʔagamaraːʔuʃi] (名)
- 黄牛。黄褐色の毛を持つ牛。
- ⸣アガマラーウシェー サ⸢ニンガーリ⸣ムヌ ⸢ヤッタ⸣ユー ⸢ミッ⸣タニ ミ⸢ララン⸣シェン
[⸣ʔagamaraːʔuʃeː sa⸢niŋgaːri⸣munu ⸢jatta⸣juː ⸢mit⸣tani mi⸢raraŋ⸣ʃeŋ]
(黄牛は突然変異<種変わり>によるものなのか、めったに見られなかった)
Example phrases
アトゥウシ [⸣ʔatuʔuʃi] (名)
- {Mn_1}後押し。荷車などを後から押すこと。⸢ウシゥカラシ[⸢ʔusï̥karaʃi](後押し)ともいう。
アトゥウシ [⸣ʔatuʔuʃi] (名)
- {Mn_2}応援。後援。
- ッ⸢ふァヌ⸣ アトゥウシ ⸢スール⸣ ウ⸢ヤ⸣ヌ ス⸢クブン
[f⸢fanu⸣ ʔatuʔuʃi ⸢suːru⸣ ʔu⸢ja⸣nu su̥⸢kubuŋ]
(子供の後押し<応援>をするのが親の役目<職分>である) - ムー⸢ルヌ⸣ アトゥウシ ⸢シーふィーッタ⸣ ウ⸢カ⸣ギシル ⸣カチェー⸢ダー
[muː⸢runu⸣ ʔatuʔuʃi ⸢ʃiːfiːtta⸣ ʔu⸢ka⸣giʃiru ⸣kaʧeː⸢daː]
(皆が後押ししてくれたお陰で勝ったのだよ<勝ってあるのだよ>)
Example phrases
ウシ [⸣ʔuʃi] (名)
- 臼。臼の総称。
- ⸢マイッサイ⸣ウシ
[⸢maissai⸣ʔuʃi]
(米搗き臼{EOS}搗き臼) - ピ⸢キウシ
[pi̥⸢kiʔuʃi]
(碾き臼) - 、シ⸢キ⸣ウシ
[ʃi̥⸢ki⸣ʔuʃi]
(搗き臼) - がある。 ニ⸢ブ⸣クナー ピ⸢キウシ⸣ ビ⸢シティ⸣ フ⸢タール⸣シ イ⸢ニ⸣ピキ ⸢ソーッ⸣タ
[ni⸢bu⸣kunaː pi̥⸢kiʔuʃi⸣ bi⸢ʃiti⸣ ɸu̥⸢taːru⸣ʃi ʔi⸢ni⸣pi̥ki ⸢soːt⸣ta]
(藁で編んだ敷物<稲掃き筵>の上に碾き臼<籾摺り臼>を据えて、二人で籾摺りをされた) - シ⸢キ⸣ウシナー ⸢マイヤ⸣ イ⸢リティ⸣ イ⸢ナシ⸣キシ ⸣ッサイバ
[ʃi̥⸢ki⸣ʔuʃinaː ⸢maija⸣ ʔi⸢riti⸣ ʔi⸢naʃi̥⸣kiʃi ⸣ssaiba]
(搗き臼に玄米を入れて杵で搗きなさいよ)
Example phrases
ウシ [ʔu⸢ʃi] (名)
- {Mn_1}(動)牛。
- ウ⸢シヌ⸣ シヌ
[ʔu⸢ʃinu⸣ ʃinu]
(牛の角) - ウ⸢シン⸣ ク⸢ルバ⸣サー ⸢サンガシ
[ʔu⸢ʃiŋ⸣ ku⸢ruba⸣saː ⸢saŋgaʃi]
(牛にクルバサーを引かせなさい) - ビ⸢キウシ
[bi⸢kiʔusi]
(雄牛) - ⸢ミー⸣ウシ
[⸢miː⸣ʔuʃi]
(牝牛) - ウ⸢シヌ⸣ヤー
[ʔu⸢ʃinu⸣jaː]
(牛小屋) - ウ⸢シマキ
[ʔu⸢ʃimaki]
(牛の牧場{EOS}伊武田牧場、赤離牧場が大正期まであった) - ウ⸢シヌ⸣ウガン
[ʔu⸢ʃinu⸣ʔugaŋ]
(牛の御嶽<お願>{EOS}伊武田牧場にあった)
Example phrases
ウシ [ʔu⸢ʃi] (名)
- {Mn_2}十二支の第二番目。ウシ(丑)。時刻は午前二時前後。
- ウ⸢シヌパー
[ʔu⸢ʃinupaː]
(丑の方角{EOS}方角は北北東) - ウ⸢シディプス
[ʔu⸢ʃidipusu]
(丑年生まれの人) - ウ⸢シディマリ
[ʔu⸢ʃidimari]
(丑年生まれ) - ウ⸢シディプソー⸣ チニヒジェーラ ウ⸢シダマリティ⸣ ムニーン ⸣ビーン ⸢ナー⸣ヌ
[ʔu⸢ʃidipu̥soː⸣ ʧiniçiʤeːra ʔu⸢ʃidamariti⸣ muniːm ⸣biːn ⸢naː⸣nu]
(丑年生まれの人は常日頃から押し黙っていて、うんともすんとも<物言いも返事も>ない)
Example phrases
ウシーウシ [ʔu⸢ʃiːʔuʃi] (副)
- 無理やりに。強引に。「押し押し」の義。
- ⸣プサン ⸢ナー⸣ムンバ ウ⸢シーウシ ウシキラリ カーサリティ ザー⸣パイ ⸢シーナー⸣ヌ [⸣pu̥san ⸢naː⸣mumba ʔu⸢ʃiːʔuʃi ʔuʃi̥kirari kaːsariti ʣaː⸣pai ⸢ʃiːnaː⸣nu] (欲しくもないものを無理やりに押し付けられて買わされて、困ったことになってしまった)。ウシ⸢キーウシキー[ʔuʃi̥⸢kiːʔuʃi̥kiː](無理やりに、押しつけ押しつけ)ともいう
Example phrases
ウシアーシ [ʔu⸢ʃiʔaː⸣ʃi] (名)
- 闘牛。「牛合わせ」の義。「闘、タタカフ、アフ」『類聚名義抄』の転訛。
- パ⸢トゥ⸣マナー ウ⸢シアー⸣シェー ⸢ナー⸣ヌ
[pa⸢tu⸣manaː ʔu⸢ʃiʔaː⸣ʃeː ⸢naː⸣nu]
(鳩間島には闘牛はない)
Example phrases
ウシアギルン [ʔu⸢ʃiʔagiruŋ] (他動)
- 押し上げる。
- ⸢ニー⸣バ ⸢サンバ⸣シェー ウ⸢シアギルンティ スンドゥ グッふァ⸣ヌ ウ⸢シアギララヌ
[⸢niː⸣ba ⸢samba⸣ʃeː ʔu⸢ʃiʔagirunti sundu guffa⸣⸣nu ʔu⸢ʃiʔagiraranu]
(荷物を桟橋に押し上げようとするが、重くて押し上げられない) - ウ⸢シアギル⸣ クトー ナ⸢ラ⸣ヌ
[ʔu⸢ʃiʔagiru⸣ ku̥toː na⸢ra⸣nu]
(押し上げることは出来ない)
Example phrases
Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect
Results from the [関連データ]南琉球八重山語宮良方言の名詞アクセント資料 [Kanren dēta] Minami Ryūkyū Yaeyama-go Miyara hōgen No meishi akusento shiryō ([Relevant Data] Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect), by Kenan Celik, Aso Reiko and Kohei Nakazawa, © CC BY-NC 3.0 DEED
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ヤブ [jabu] F (名)
- 鍼灸師(しんきゅうし)
Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)
Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.
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うし・ぎゅう・ウシ【牛】
(Common Noun)
- Cattle (Bos taurus); Cow; Ox; Oxen
- Beef
むしば・うし・くし【虫歯・齲歯・齲】
(Common Noun)
- Cavity; Tooth decay; Decayed tooth; Caries
うし【丑】
(Noun)
- Second sign of Chinese zodiac (The Ox, 1am-3am, north-northeast, December)
うし【羽枝】
(Noun)
- Barb (of a feather)