(Noun) Love song, love poem
Define いか ika Meaning イカ
Displaying results for いか (ika・いか・イカ) – ryukyu
JLect: Japonic Languages and Dialects Database
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A dictionary of the Ryukyuan language
Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.
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イカ ika (?ika) ① 名
- いか(烏賊)。?icaともいう。
イカイ ikai (?ikai) ① 名
- 錨。
チカ chika (Cika) ⓪ 名
- 束(たば)。
- つか。柄。刀剣・鎌などの手に握るところ。
イーカー iikaa (?iikaa) ⓪ 名
- 衣桁。着物を掛けておくもの。
イカナ ikana (?ikana) ① 連体
文
- いかなる。どのような。?icaruともいう。口語はcaaru。~tiNzikunu ?unitacinu ?uzoN kuinu mici 'jariba ?acidu sjujuru.[いかな天竺の鬼立の御門も恋の道やればあきどしゆゆる(手水之縁)]どんな天竺の鬼の立っている門も,恋の道ならば開きもしよう。
イカタ ikata (?ikata) ① 名
- (金属を鋳造する時の)鋳型。
- 転じて,型にはめて造るものの型。帽子の型,菓子の型など。
ジカン jikan (zikaN) ① 名
新
- 時間。普通はtuciという。~nu ?aN.時間が決まっている。決められた時間がある。
クイカ kuika (kuika) ⓪ 名
- 恋歌。
ミカン mikan (mikaN) ⓪ 名
- 蜜柑。
ニカー nikaa (nikaa) ① 名
- にかわ。
シカ shika (sika) ① 名
新
- 鹿。慶良間島に野生の鹿がいる。元来はkoonusisi(鹿。また,鹿の肉)という。
アリカー arikaa (?arikaa) ⓪ 名
- あの辺。
チカン chikan (CikaN) 接尾
- つかみ。cuCikaN(一つかみ),taCikaN(二つかみ)など。
ディカヨ dikayo (dikajo) ⓪ 感
文
- いざ。さあ。口語はdiQkaa。~?usiCiriti nagamijai ?aSiba.[でかよおし連れて眺めやり遊ば]さあ連れだって眺めて遊ぼう。
フィカジ fikaji (hwikaZi) ① 名
- 日数。
フィカリ fikari (hwikari) ⓪ 名
- 光。hwicaiと同じ。
- 威光。また,名誉。ほまれ。その敬語は?uhwikari。?ujanu~najuN.親の名誉になる。~tacuN.栄誉が高くなる。
イチカ ichika (?iCika) ① 名
- いつか。~maaganauti ?icataN 'jaa.いつかどこかで会ったねえ。sjuduNmijarabinu 'jucinurunu haguci,~'junu kuriti mikuci suwana.[諸鈍めやらべの雪のろの歯ぐきいつか夜の暮れてみ口吸はな]諸鈍の娘たちの美しい雪色の歯に,いつか日が暮れて口づけしたい。
イーカキ iikaki (?iikaki) ① 名
- 言いかけ。話のなかば。
ミカジ mikaji (mikazi) ① 名
文
- [美影]御姿。
ミカキ mikaki (mikaki) ⓪ 名
文
- 見掛け。外見。~too'uuziraN.外見とは合わない。見掛け倒し,あるいは見掛け以上。
A dictionary of the Ryukyuan language
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いか 【烏賊】
Phrases
- ~の一種 kubushimi
- ~の塩辛 ʔichagarashu
- ~の墨 ʔichanukuri,kuri
いかい 【位階】
Phrases
- ~名・役職名など ʔakugami,ʔaNji,ʔasatabi,ʔashitabi,ʔatai,ʔataipeechiN,ʔaji,ʔajimee,ʔajijituu,buNniN,chiguchiyukumi,chikuduN,chikuduNpeechiN,chikusaji,chiNsha,gireeʔakugaN,guyuufichi,hanaʔatai,hanatai,-hyaa,fichoonushidui,fissha,firayakuniN,firanusuba,ʔippoomuchi,yamaʔatai,yamabujoo,yamatai,yamatuyukumi,yukumi,yununushi,yuNchu,kashirayaku,koosaku,koosakuʔatai,kukurujikiyaku,kumigashira,kurayaku,kuratai,majirichoo,munubujoo,muragashira,nihoomuchi,-niya,-nyaa,nushidui,wooji,peechiN,roosuujituu,saaji,sabakui,saNshikwaN,sashinusuba,satunushi,satunushinumee,satunushipeechiN,saji,shii,shidupeechiN,shisshii,shimamuchi,sooshigui,suuchichi,suudee,suugashira,suugoosaku,suugoosakuʔatai,suujituu,tikugu,tuchinuʔufuyakuu,tumaijituu,tuNchi,ʔuduN,ʔufuchiku,ʔufuya,ʔufuyaku,ʔufuyakuu,ʔufunushi,ʔukureeooji,ʔufushidubi,ʔumunubujoo,ʔumurunushidui,ʔucchi,ʔucchigashii,wuduibujoo,wuujiyukumi,ʔweekaNchu,ʔweekata,wachichiku,wachijituu,jashichishuu,jeebaN,jidee,jiigashira,jiNmiyaku,jitudee,jituu,juuguniNyaku,juuguniNshuu
いがい 【以外】
いがい 【意外】
いかが
See also
いかけ
いかす 【生かす】
- ʔichikiyuN (≈ ʔichikiiN)
- ʔikashuN
いがた 【鋳型】
いかに 【如何に】
Phrases
- ~しても ʔikanashiN,→どう
いかり 【怒り】
See also
いかり 【錨】
いかけや 【いかけ屋】
いかにも
いかばかり
See also
えいが 【映画】
See also
こいか 【恋歌】
すいか 【西瓜】
Phrases
- ~の種 ʔuNjani
Dictionary of the Practical Use of Okinawan
Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.
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いかな
- いかに
- いかな/ちゃっさ ゴーヤーや しかん てーまん、っちゅぬ やーんぢ っんぢゃさりーねー、いふぃ やてぃん くちぇー ちきーっし やんでぃ。
(いかにゴーヤーは好きでなくても、人の家で出されると少しでも口はつけるものだよ)
Example phrases
いかなしん
- どうしても
- いかなしん/ちゃーしん うむいぬぐとぅ ならん。
(どうしても思いのままにならない)
Example phrases
いちゅんてー いかんてー すん
- 行くと言ってみたり行かないと言ってみたりする
- いちゅんてー いかんてー っし、 あんいー かんいー すくとぅ、いみくじ わからん。
(行くと言ってみたり行かないと言ってみたりあれこれ言うので、訳がわからない)
Example phrases
*(参考)「いちゅんでぃ いちゃい いかんでぃ いちゃい すん」も同義
うかじゃい かび
- 祭壇に供える紙
- しるー、ちーるー、あかーぬ うかじゃいかび、たんとぅ くぶ、くにぶ、そーぐゎちもち うさぎてぃ、どぅーがんじゅーさ をぅがむん。
(白、黄、赤色のお供え用の紙、炭と昆布、ミカン、正月のお餅を供えて、健康を祈る)
Example phrases
うちゃたい かなたい すん (〜さん、〜さん、〜っし)
- たがいによく似合う
- かーぎしがたん じんぶぬん ちむん うちゃたいかなたい そーん。
(容姿から賢明さ、心やさしさに至るまでも釣り合っている) - あぬ みーとぅんだー うちゃたいかなたいっし やー。あん ぐとーるーや いきらさん どー。
(あの夫婦はよくお似合いだ。ああいうのは少ないよ)
Example phrases
かたれー/い かたれー
- 仲間になること
- 「まじゅーん なら やー」んでぃ いかたれー さん。
(「一緒になろうね」と結婚の約束をした)
Example phrases
しったい かーたい ないん (〜なたん、〜ならん、〜なてぃ)
- びしょぬれになる
- あったに あみ ふやーに ちゅらーさ しったいかーたい なたん。
(急に雨が降ってすっかりずぶぬれになった)
Example phrases
にーぶい かーぶい すん
- こっくりこっくり居眠りをする
- わん っくゎー びんちょー そーんでぃ うむとーたれー にーぶいかーぶいどぅ そーたる。
(私の子は勉強していると思ったのにしきりにこっくりこっくり居眠りをしていた)
Example phrases
ぬばがい かーぎ
- ちっとも顔を見せないこと
- ぬーが っやーや ゆー ちょーたる むんぬ、ちかぐろー むる ぬばがいかーぎぬ ねーらん なてぃ。
(何であなたはよく来ていたのに、最近はちっとも顔も見せなくなって)
Example phrases
ふぃっ ぱい かっぱい すん (〜さん、〜さん、〜っし)
- 引きつっている
- ちらぬ ふぃっぱいかっぱい そーくとぅ、ちらんかい くりーむ なしれー、かっぱやーや とぅりーっさ。
(顔の皮膚が乾燥で引きつっているので、顔にクリームを塗れば乾燥はとれるよ)
Example phrases
うちゃたいかなたい
- 似合っているさま
- あぬ たえー いっぺー うちゃたいかなたい そーん やー。
(あの二人はとてもお似合いだね)
Example phrases
とぅるばいかーばい
- しょげているさま、ぼんやりしているさま
- たーりーが あたらさ そーたる ちぶ わやーい、いーんいららん とぅるばいかーばい そーん。
(父親が大切にしている壷を割ってしまい、言うに言えなくてしょげている) - まぶやーが うとぅちゃら とぅるばいかーばい そーん。
(魂でも落としたのかぼんやりしている)
Example phrases
いちゅん (っんぢゃん、いかん、っんぢ)
- 行く
やゑーさに?
- 〜ではないか(確認)
⇒ あんどぅ やゑーさに?(そうじゃないのか) ちちぇー んかしから かわいる くとー ねーのー あらに? かわいやっさる むのー っちゅぬ くくる。(月は昔から変わることはないではないのか。変わりやすいのは人の心)
わか じーら
- 産後の浅いからだ
- よーみぬ いーくとぅ、わかじーらねー ちゅちちびけーや みじ ちかてー ならんでぃ いらっとーたしが、うれー んかしぬ はなしどぅ やる。
(病み気が入るので、産後の浅いからだには一ヶ月ほどは水を使ってはいけないと言われていたが、それは昔の話だ)
Example phrases
Audio Database of Hatoma Lexicon
Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED
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アンユーナーンユー [⸣ʔaŋjuː ⸢naːŋ⸣juː] (連)
- 有るか、無いか。
- ⸣ウナー ⸣バー ⸢キン⸣ヌ ⸣アンユー ⸢ナーン⸣ユー ⸢ミシ⸣キ⸢ミー
[⸣ʔunaː ⸣baː ⸢kin⸣nu ⸣ʔaŋjuː ⸢naːŋ⸣juː ⸢miʃi̥⸣ki⸢miː]
(そこに私の着物が有るか、無いか、捜してごらんよ)
Example phrases
シルイカ [ʃi⸢ruʔi⸣ka] (名)
- (動)あおりいか。「白烏賊」の義。体長30センチから45センチに成長する。ひれは発達して丸みがあり、腕は太く、2本の長く伸びた太い蝕腕がある。春には産卵のために海岸近くに寄ってくる。シ⸢ルイ⸣カ[ʃi⸢ruʔi⸣ka]は食すると利尿効果があるといわれており、サ⸢ギフチ⸣ル[sa⸢giɸu̥ʧi⸣ru](のぼせ<逆上>をさげる薬{EOS}頭痛、眼病、便秘薬)として重宝された。
- シ⸢ルイ⸣カー ⸢マイ⸣ヌ パ⸢マー⸣ラン イ⸢ガジーバ ナン⸣ゲーティ ⸣ユー ⸢ホーサリ⸣タン
[ʃi⸢ruʔi⸣kaː ⸢mai⸣nu pa⸢maː⸣raŋ ʔi⸢gaʤiːba naŋ⸣geːti ⸣juː ⸢hoːsari⸣taŋ]
(あおりいか<白烏賊>は、前の浜辺からも餌木を投げながらよく釣れたものだ)
Example phrases
ッスイカ [s⸢su⸣ʔika] (名)
- (動)あおりいか。「白烏賊」の義。白烏賊は昔から利尿剤としてよく食されている。鳩間島では餌木に約20メートルの縄をつけて海岸より海へ投げこみ、手繰り寄せながら漁獲した。若年層はシ⸢ル⸣イカ[ʃi⸢ru⸣ʔika]ともいう。
- ッ⸢ス⸣イカー サ⸢ギフチ⸣ルティ ⸢シー⸣ シジ ン⸢コーッ⸣タン⸢ダー
[ʃi⸢ru⸣ʔikaː sa⸢giɸuʧi⸣ruti ⸢ʃiː⸣ ʃiʤi ʔŋ⸢koːt⸣tan⸢daː]
(白烏賊はのぼせ<逆上>を下げる薬として煎じて召し上がられたよ)
Example phrases
ヨー [jo⸢ː] (感)
- ねえ。よいか。念押し、確認の意味を表す。
- ヨ⸢ー⸣ ウ⸢ヤ⸣ヌ ア⸢ゾー⸣ル ⸣ムネー シゥカイ⸢トゥ⸣ キ⸢ム⸣ナー イ⸢レー⸣ティ ⸢バスクナ⸣ダー
[jo⸢ː⸣ ʔu⸢ja⸣nu ʔa⸢ʣoː⸣ru ⸣muneː sï̥kai⸢tu⸣ ki⸢mu⸣naː ʔi⸢reː⸣ti ⸢basu̥kuna⸠daː]
(いいか、親の言われることはしっかりと肝に銘じ<入れ>て、忘れるなよ) - ヨー⸢ヨー バスクナ⸠ダー
[joː⸢joː basu̥kuna⸠daː]
(ねえ、いいか{EOS}忘れるなよ)
Example phrases
ンガサ [⸢ŋgasa] (係助)
- 何か~ないか。疑問代名詞について、文末の打ち消し疑問の陳述と呼応し、詰問の意味を込めて「何か~ないか」のように用いられる。「~山ほととぎす奈尓加伎奈可奴<ナニカ キナカヌ>。万、4050」に類似した表現法。
- ノー⸢ンガサ⸣ ッ⸢ふァーリ ムノー⸣ ナー⸢ヌー
[noː⸢ŋgasa⸣ f⸢faːri munoː⸣ naː⸢nuː]
(何か食べられる物はないか) - ター⸢ンガサ タシ⸣キ ッ⸢ふィール⸣ プ⸢ソー⸣ ブ⸢ラーヌー
[taː⸢ŋgasa taʃi̥⸣ki f⸢fiːru⸣ pu̥⸢soː⸣ bu⸢raːnuː]
(誰か助けてくれる人はいないか)
Example phrases
アイカーフンカー [⸢ʔaikaːɸuŋ⸣kaː] (名)
- 喧嘩口論。
- ⸢アイカーフン⸣カー ⸢スン
[⸢ʔaikaːɸuŋ⸣kaː ⸢suŋ]
(喧嘩口論をする) - ⸢クン⸣ネーヤ ⸢アイカーフンカー⸣ヌ キ⸢シラン⸣バン
[⸢kun⸣neːja ⸢ʔaikaːɸuŋkaː⸣nu ki̥⸢ʃiram⸣baŋ]
(この家は喧嘩口論が絶えないよ) - ⸣ヌンティ ⸢アイカーフン⸣カー ⸢シー ベー⸣ワ
[⸣nunti ⸢ʔaikaːɸuŋ⸣kaː ⸢ʃiː beː⸣wa]
(如何して喧嘩口論をしているのか) - ⸢ウン⸣ネナー ⸢アイカーフンカー⸣ヌ ⸣キシテー ⸢ナー⸣ヌ
[⸢ʔun⸣nenaː ⸢ʔaikaːɸuŋkaː⸣nu ⸣ki̥ʃiteː ⸢naː⸣nu]
(あの家では喧嘩口論の絶えることがない) - ⸢フン⸣カー
[⸢ɸuŋ⸣kaː]
は石垣方言の⸢ヒ⸣ンカー[⸢çi⸣ŋkaː](反抗、抵抗、「返歌」の義)
『
石垣方言辞典』の転訛したものか)
Example phrases
アイカイ [⸣ʔaikai] (名)
- {PoS_1}ああこう。あれやこれや。
アイカイ [⸣ʔaikai] (副)
- {PoS_2}そうこう。ああこう。あんなにこんなに。
- ⸣アイカイ ⸢シーミッタ⸣ヌ ⸢バン⸣マー ナ⸢ラン⸣シェン
[⸣ʔaikai ⸢ʃiːmitta⸣nu ⸢bam⸣maː na⸢raŋ⸣ʃeŋ]
(ああもこうもやってみたが、私には出来なかった) - ⸣アイカイ シ⸢メーティ⸣ル ヤッ⸢トゥ⸣シ ウ⸢ヤ⸣ヌ ⸣キモートゥリ フ⸢ターロー⸣ マー⸢ズン⸣ ナシェー⸢ダー
[⸣ʔaikai ʃi⸢meːti⸣ru jat⸢tu⸣ʃi ʔu⸢ja⸣nu ⸣kimoːturi ɸu̥⸢taːroː⸣ maː⸢ʣun⸣ naʃeː⸢daː]
(ああこうさせて、やっとのことで親なだめて納得を得て<心をつかんで>二人を一緒にさせたのだよ)
Example phrases
アイカミ [⸢ʔai⸣kami] (名)
- あいかめ(藍甕)。藍を入れて醗酵させるための甕。
- ム⸢カ⸣シェー ⸢アイ⸣カミン ⸢アッタン⸣ドゥ マ⸢ナ⸣マー ⸣ミリ ミ⸢ラ⸣ヌ
[mu⸢ka⸣ʃeː ⸢ʔai⸣kamiŋ ⸢ʔattan⸣du ma⸢na⸣maː ⸣miri mi⸢ra⸣nu]
(昔は藍甕もあったが、今は見たこともない<見てみない>) - ⸢アイ⸣カミナ カ⸢シ⸣トゥ ヌ⸢キ⸣ イ⸢リティ⸣ ス⸢ミ⸣バ
[⸢ʔai⸣kamina kḁ⸢ʃi⸣tu nu⸢ki⸣ ʔi⸢riti⸣ su⸢mi⸣ba]
(藍甕に uby{枷糸}{カセ|イト}と貫き糸を入れて染めなさいよ)
Example phrases
アイカン [⸢ʔai⸣kaŋ] (名)
- 合鑑。あいふ(合符)。手荷物の預かり札。標準語からの借用語。運搬船で荷物を送る際に発行してもらい、石垣港や那覇港で合鑑と引き換えに荷物を受け取った。
- ウ⸢キ⸣ナーヌ ニ⸢ム⸣チェー ⸢アイ⸣カンシ ウ⸢クルタ
[ʔu⸢ki⸣naːnu ni⸢mu⸣ʧeː ⸢ʔai⸣kaŋʃi ʔu⸢kuruta]
(沖縄への荷物は合鑑で送った)
Example phrases
アガイカ [ʔa⸢gaʔika] (名)
- (動)赤烏賊。
- イ⸢ガメー⸣ ン⸢ゾー⸣ルカー イ⸢ガバーキヌ ピッ⸣チン ア⸢ガイカ ホー⸣ソーッタン
[ʔiga⸢meː⸣ ʔn⸢ʣoː⸣rukaː ʔi⸢gabaːkinu pit⸣ʧiŋ ʔa⸢gaʔika hoː⸣soːttaŋ]
(烏賊釣り漁に出られると烏賊をを入れる竹笊の一杯烏賊を釣られた)
Example phrases
アティンガイカティンガイシララヌ [ʔa⸢tiŋgai⸣ ka⸢tiŋ⸣gai ʃi⸢raranu] (連)
- 考えられない。思慮判断が出来ない。見当がつかない。ア⸢ティンガイカティン⸣ガイはABCDEFBCDE型の重言。
- プ⸢ス⸣ケンナー ⸣ヌーンクイン ウ⸢ク⸣リティ ⸢ヌー⸣ル ⸣ヌーユー ア⸢ティンガイ⸣ カティン⸣ガイ シ⸢ララヌ
[pu̥⸢su⸣kennaː nuːŋkuiŋ ʔu⸢ku⸣riti ⸢nuː⸣ru ⸣nuːjuː ʔa⸢tiŋgai⸣ ka⸢tiŋgai⸣ ʃi⸢raranu]
(一度に何もかも起こって、何がなにやら判断出来ない<見当つけられない>)
Example phrases
アバイカバイ [ʔa⸢bai⸣kabai] (副)
- 溢れるさま。溢れ零れるさま。ア⸢バッカイ⸣カバッカイ[ʔa⸢bakkai⸣kabakkai](溢れるさま)ともいう。
- ⸢スーン⸣シロー マ⸢カ⸣ルナ ア⸢バイ⸣カバイ ⸢スン⸣ケン イ⸢リルナ⸣ヨ
[⸢suːŋ⸣ʃiroː ma⸢ka⸣runa ʔa⸢bai⸣kabai ⸢suŋ⸣keŋ ʔi⸢riruna⸣joː]
(お汁は汁碗に溢れこぼれるほど入れるなよ)
Example phrases
アミフイカザ [ʔa⸢miɸui⸣kaʣa] (名)
- (植)ノアサガオ。「雨降り蔓」の義。
- ピ⸢ビザー ナン⸣ゾー ア⸢ミフイ⸣カザー ッ⸢ふァーンセン
[pi⸢biʣaː nan⸣ʣoː ʔa⸢miɸui⸣kaʣaː f⸢faːŋʃeŋ]
(山羊はノアサガオをあまり食べなかった)
Example phrases
アンマーイカ [⸢ʔammaː⸣ʔika] (名)
- 烏賊の中で特大級のスルメイカ。「母烏賊」の義。糸満方言からの借用語か。
- ナ⸢カディ⸣イガ
[na⸢kadi⸣ʔiga]
(中級の烏賊{EOS}「中手イカ」の義) - イ⸢ガー⸣マ
[ʔi⸢gaː⸣ma]
(小烏賊{EOS}小さな烏賊) - などの語彙がある。イカ漁は明治以後、沖縄本島の糸満系漁民の進出によって始まったといわれている。鳩間島の女性と結婚して、島に根を下ろした糸満出身の漁師もいる。 ⸢アンマ⸣イカー ⸢ダイ⸣ ム⸢トゥン⸣ドゥ イ⸢ガー⸣マー ⸢カーサラヌ
[⸢ʔamma⸣ʔikaː ⸢dai⸣ mu⸢tun⸣du ʔi⸢gaː⸣maː ⸢kaːsaranu]
(大きなスルメイカは値段がつくが、小さなスルメイカは売れない)
Example phrases
イカーラ [⸣ʔikaːra] (連体)
- いかなる。「如何あらむ」の「む」の脱落した形。
- ⸣カイブ ク⸢トゥ⸣ヌ ⸣アンティ ア⸢ズヌ⸣ ク⸢レー⸣ イカーラ ⸣クトゥヤ
[⸣kaibu ku̥⸢tu⸣nu ⸣ʔanti ʔa⸢ʣunu⸣ ku⸢reː⸣ ʔikaːra ⸣ku̥tuja]
(あんなことがあるというが、これは一体如何なることか)
Example phrases
イカーラ [ʔi⸢kaːra] (副)
- 幾ら~でも。幾ら~とも。一歩譲歩して、数量や程度の甚だしさを前提条件として認めつつも、それと反対のことを述べる意を表す。
- イ⸢カーラ⸣ <イ⸢コーラ⸣> ウ⸢カ⸣ヌ ⸣アンティ ア⸢ザバン⸣ ッ⸢ふァバ カース⸣ クトー ⸢ナーン⸣パジ
[ʔi⸢kaːra⸣ <ʔi⸢koːra⸣> ʔu⸢ka⸣nu ⸣ʔanti ʔa⸢ʣabaŋ⸣ f⸢faba kaːsu⸣ ku̥toː ⸢naːm⸣ paʤi]
(幾ら借金があるといっても、子供を売ることは無いはずだ)
Example phrases
イカーラカコーニ [⸣ʔikaːrakakoːni] (副)
- いかようにして。どのようにして。どんなふうに。
- ク⸢ヌ⸣ パ⸢コー⸣ イカーラカコーニ ス⸢クル⸣タ ム⸢ヌ⸣ユー ミ⸢ジラサ⸣ヌ ナ⸢ラ⸣ヌ
[ku⸢nu⸣ pḁ⸢poː⸣ ʔikaːrakakoːni su̥⸢kuru⸣ta mu⸢nu⸣juː mi⸢ʤirasa⸣nu na⸢ra⸣nu]
(この箱はどのようにして作ったものなのか、珍しくて仕方がない)
Example phrases
イカーラカコーヌ [⸣ʔikaːrakakoːnu] (連)
- いかなる程度の。どのような風体の。どんなふうの。
- ⸣イカーラカコーヌ ム⸢ヌヌン⸣ドゥ ⸢ワー イー⸣ルンティ ⸣ケーワ
[⸣ʔikaːrakḁkoːnu mu⸢nunun⸣du ⸢waː ʔiː⸣runti ⸣keːwa]
(いかなる程の者が君を嫁にもらいに来ているのか)
Example phrases
イカーラコーラシ [⸣ʔikaːrakoː⸢ra⸣ʃi] (副)
- どんなふうにして。どのようにして。相手の技量を低くみた表現。
- ⸣イカーラコー⸢ラ⸣シ ス⸢クル⸣タ ム⸢ヌ⸣ユー ⸢タンガ⸣シ ⸢ヤー⸣バ ス⸢クル⸣タツォー
[⸣ʔikaːrakoː⸢ra⸣ʃi su̥⸢kuru⸣ta mu⸢nu⸣juː ⸢taŋga⸣ʃi ⸢jaː⸣ba su̥⸢kuru⸣taʦoː]
(どんなふうにして作ったものやら、一人で家を造ったそうだよ)
Example phrases
Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect
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ハイカジ [haikadʒi] L (名)
- 南風
マイカリゥ [maikarɨ] F (名)
- 稲刈り
Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)
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いか・いげ【以下・已下】
(Common Noun)
- Not exceeding; And downward; ... and below
- Below (e.g. standard); Under (e.g. a level)
- The below-mentioned; The following; The rest
たこ・いかのぼり・いか・はた【凧・紙鳶・紙凧】
(Common Noun)
- Kite
いか【医科】
(Common Noun)
- Medical science; Medical department
どう・いかが・いか【如何】
(Common Adverb)
- How; In what way; How about
— Word usually written using kana alone
いか・イカ【烏賊・鰞】
(Common Noun)
- Cuttlefish; Squid
— Word usually written using kana alone
いか【異化】
(Noun)
- Dissimilation
- Catabolism
いか【衣架】
(Noun)
- Clothes rack
いか【医家】
(Noun)
- Doctor