(Noun) Grandfather; elderly man, old man
Define あさ asa Meaning アサ
Displaying results for あさ (asa・あさ・アサ) – ryukyu
JLect: Japonic Languages and Dialects Database
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A dictionary of the Ryukyuan language
Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.
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アサ asa (?asa) ⓪ 名
- 朝。単独にはあまり使わない。?asa?akeei(朝焼け),?asajusa(朝夕)などの複合語に現われる。普通はsutumiti。また,sutumitiの方が?asaよりも早い時間をさす感じがある。
アサ asa (?asa) ⓪ 名
- 阿佐。«地»参照。
アサ asa (?asa) ① 名
- 麻。
アーサ aasa (?aasa) ⓪ 名
- 海草の名。青のりの一種。あおさ。わかめのようにして汁の実などにする。moo?aasaと区別して?umi?aasaともいう。
- moo?aasa(きのこの一種)と同じ。
ハサ hasa (hasa) ⓪ 名
- 襠(まち)。はかまの内股・羽織のそでの付け根などに付け足す布。
カサ kasa (kasa) ⓪ 名
- 傘。笠。~hajuN.傘を張る。傘を作る。傘の種類は,daNgasa(蘭傘)またはkaabujaagasa(こうもりがさ,すなわち洋傘),?eegamigasa(藍紙傘,貴婦人用),toogasa(唐傘)または?oogasaa(青傘)の男子用,kubagasa(びろうの笠,農民用),miNtariigasa(面垂笠,編笠の一種で農民用),muNzurugasa(麦藁笠,いなかの娘用), ?amigasa(編笠,芝居用),hanagasa(花笠,芝居用)など。
カサ kasa (kasa) ⓪ 名
- 瘡。悪性の腫れものをいう。普通の腫れものはniibutaaという。
ササ sasa (sasa) ① 名
- 魚をとるために,水中に投入する毒物。hukurugi(きりんそう)の茎・葉を切って乳状の液の出たところをそのまま水中に投入する。またmiNna(るりはこべ)も用いられる。魚類はその毒分に酔って水面に浮かび上がる。こうして魚をとることを~?irijuN.(ささを入れる)という。
アサギ asagi (?asagi) ⓪ 名
- 立褄。着物の襟下。
アサニ asani (?asani) ⓪ 名
- 朝寝。
アサティ asati (?asati) ⓪ 名
- あさって。明後日。
アサトゥ asatu (?asatu) ⓪、① 名
- 安里。«地»参照。
アサユ asayu (?asaju) ⓪ 名
文
- 朝夕。明け暮れ。
ガサー gasaa (gasaa) ① 名
- がさつな者。教養の低い潤いのない人間。
ハサン hasan (hasaN) ⓪ 名
- 鋏。
マサイ masai (masai) ① 名
- まさっていること。すぐれていること。masai?uturui.優劣。
アファサン afasan (?ahwasaN) ⓪ 形
- 味が薄い。甘味・塩味などが少ない。
アカサン akasan (?akasaN) ① 形
- 赤い。明るいの意では用いない。ただし,?akasakurasa(明暗)という複合語はある。明るい意では,?aka?akaatu sjooN,?akagatooNなどという。
アマサン amasan (?amasaN) ① 形
- 甘い。甘味がある。味が薄い意では?ahwasaNという。
アンジャサ anjasa (?aNzasa) ⓪ 名
- 編み笠。農民の用いるもの・乗馬用のもの・踊りの時のものなどがある。
A dictionary of the Ryukyuan language
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あさ 【朝】
Phrases
- ~早く起きること sutumitiʔuki
- ~の日陰 ʔasakaagi
あざ 【字】
See also
あざな 【字】
あさね 【朝寝】
あさひ 【朝日】
あざみ (植物名)
あざける 【嘲る】
あさだち 【朝立ち】
あさづけ 【浅漬け】
See also
あさって 【明後日】
あさつゆ 【朝露】
あさなぎ 【朝凪】
あさぬの 【麻布】
Phrases
- ~の一種 ʔaaraNchee,joofu
あさめし 【朝飯】
あさやけ 【朝焼け】
Dictionary of the Practical Use of Okinawan
Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.
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あさ
- 朝
- みーぐち やくとぅ、あさがりー ちちょーさ。
(最初の商いなので、朝から縁起が良いよ) - あさやちや あみんでぃ いらっとーしが。
(朝焼けは雨だと言われているが)
Example phrases
あさ なー
- 朝寝坊
- ふにぬ っうぃーぬ あさなーや すーかじんかい あたてぃ みーくふぁたん。
(船の上の朝寝坊は潮風にあたって目が覚めた)
Example phrases
あさ んなーら
- 朝っぱら
- そーぐゎちねー うぃなごー あさんなーらから っちゅぬ やーんかい いちゅる むのー あらん。
(正月には女性は朝早くから他所の家に行くものではない) - あさんなーらから/あかちちなーらから/してぃみてぃなーらから ゐー はなしぬ あたん。
(朝早くから/夜明けから/早朝から良い話があった) - あさんなーらから まやーぬ やなあび そーん。
(朝っぱらから猫が嫌な鳴き声をしている) - っちゅぬ やーんかい あさんなーらから ちー?
(他所の家に朝早くから来たの)
Example phrases
あさぐいん (あさぐたん、あさぐらん、あさぐてぃ)
- 勝手にかき回す
- たーが うり あさぐたが?
(だれがそれを勝手にかき回したか) - っちゅぬ むん あさぐやー
(他人のものを勝手にかき回す者) - あれー てぃ—ぐしぇー ねーんしが、っちゅぬ むん ぬーんくぃん むんみじらさー なやーに どぅー かってぃーっし あさぐいくとぅ、ちー ちきり よー。あまんかい かじみとーけー
(あの人は盗癖はないが、他人のものを何でももの珍しくして自分勝手にかき回すので気をつけなさいよ。あそこにしまっておきなさい) - あさぐやーや しかん さりーん/ちらーりーん/みっくゎさ さりーん。
(あら探しする者は好かれない/嫌われる/憎まれる) - みーみーくーじー むる っちゅぬ むん あさぐら あさぐら そーる っちゅ
(あれこれすべて他人のものをかき回そうとする者) - ちむ あさぐやー
(心を探り出そうとする者) - あれー また わん ちむ あさぐてぃ
(あれはまた私の心を探って) - ちむ くじやー
(他人の心をいじくり回す者) - 、=っちゅ わじらさー
(人を怒らせる者) - あれー ちむ くじやー どー。わた くじ むにー さってぃ よー。んーだん ふーなー そーけー。
(あれは人の心をいじくり回す奴だよ。嫌な言葉を浴びせられてね。見ないふりをしておけ)
Example phrases
ちむあささん
- 浅はかである
- まちがたをぅてー っちゅびれーぬ あささくとぅ、ちむまでぃん あさく ないさ。
(都会では人付き合いが浅いので、心までも浅くなるよ)
Example phrases
ぱーぱー
- おばあさん
- すーやーぬ ぱーぱーや わらびぬくろー うぃきがんちどぅ うむとーたしが、うぃなぐどぅ やみしぇーたる。
(塩屋のおばあさんは子どもの頃は男だと思っていたが、女でいらしゃったんだね) - ぬーんち ふぁーふぁーや あらん、ぱーぱー やんでぃ いーしぇー わからんしが、すーやーぬ ぱーぱーや うちなーしばいをぅてぃ ゆー っんぢてぃ ちゅーん。
(どうして「ふぁーふぁー」ではなくて「ぱーぱー」だというのは分からないが、塩屋のおばあさんは沖縄芝居ではよく登場する)
Example phrases
*(参考)平安時代の日本語の「は」行はp音だったということと関連するのか
っんめー
- おばあさん(士族)
- っんめーや てぃーぬ なーとぅ いーびんかい はじち いっとーてぃ、からじんかえー じーふぁー さち、いちん ちゅらすがい そーたん。
(ばあちゃんは手の甲と指に入れ墨をしていて、髪にはかんざしを挿して、いつも着飾っていた) - っんめーや まるけーてぃなー ながからじ さばちゃい、ふゆぬ しち ないねー さっくぃーん さっこーびん さい すたん。
(おばあさんは時々長い髪を梳いたり、冬の季節には咳もしゃっくりもしたりした)
Example phrases
*(参考)「はんしー」とも言う。はーめー(平民のおばあさん)
Audio Database of Hatoma Lexicon
Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED
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アサ [⸣asa] (名)
- 朝。複合語の語基として用いられ、単独用法はない。普通は、シ⸢トゥム⸣ティ[ʃi̥⸢tumu⸣ti](つとめて{EOS}「暾、日初出時也、明也、豆止女天<つとめて>」『新鮮字鏡』)という。ア⸢サパナ[ʔa⸢sapana](早朝{EOS}「朝端」の義)、ア⸢サ⸣ボン[ʔa⸢sa⸣boŋ](朝ご飯)、ア⸢サカイ[ʔa⸢sakai](朝影)、ア⸢サ⸣カイ[ʔa⸢sa⸣kai](朝粥)、ア⸢サ⸣キ[ʔa⸢sa⸣ki](朝餉{EOS}「朝食、アサケ」『鰻頭屋本節用集』)、ア⸢サ⸣ドゥリ[ʔa⸢sa⸣duri](朝凪)、ア⸢サ⸣ニビ[ʔa⸢sa⸣nibi](朝寝坊)等、複合語の語基
アサーン [ʔa⸢saː⸣ŋ] (形)
- {Mn_1}浅い。「~袖つくばかり淺乎也<アサキヲヤ>~。万、1381」の転訛か。
- ⸣ウマー ア⸢サー⸣ンミー
[⸣ʔumaː ʔa⸢saː⸣mmiː]
(そこは浅いでしょうね) - アー⸢イ⸣ ア⸢サー ナー⸣ヌ
[ʔaː⸢i⸣ ʔa⸢saː naː⸣nu]
(いや、浅くない) - ⸢シンダイ⸣ ア⸢サー⸣ ナリクーン
[⸢ʃindai⸣ ʔa⸢saː⸣ narikuːŋ]
(次第に浅くなってくる) - ア⸢サー⸣ トンラ バ⸢タリ
[ʔa⸢saː⸣ tonra ba⸢tari]
(浅い所から渡れ) - ⸣ドゥク ア⸢サー⸣カー ⸣フネー ⸢トゥーサラ⸣ヌ
[⸣duku ʔa⸢saː⸣kaː ⸣ɸuneː ⸢tuːsara⸣nu]
(あまり浅かったら舟は通されない) - ⸣クマー ア⸢サー⸣ン
[⸣kumaː ʔa⸢saː⸣ŋ]
(ここは浅い) - ピ⸢ザフチ⸣ヌ ア⸢サー⸣ トンナーティル ⸣ウイ ア⸢サブ⸣ダー
[pi⸢ʣaɸuʧi⸣nu ʔa⸢saː⸣ tonnaːtiru ⸣ʔui ʔa⸢sabu⸣daː]
(渚の浅いところで泳いで遊ぶのだよ)
ク⸢マ⸣ル ア⸢サー(⸣ル)-
[ku⸢ma⸣ru ʔa⸢saː(⸣ru)
]
(ここが<ぞ>浅い)- ⸢マー⸣ビン ア⸢サー⸣カー ⸣ミサムヌ
[⸢maː⸣biŋ ʔa⸢saː⸣kaː ⸣misamunu]
(もっと浅ければ良いのに)
Example phrases
アサーン [ʔa⸢saː⸣ŋ] (形)
- {Mn_2}色が薄い。
- イ⸢ル⸣ヌ ア⸢サー⸣ユンダ ⸢ナン⸣ゾー ⸢カイヤーナー⸣ヌ
[ʔi⸢ru⸣nu ʔa⸢saː⸣junda ⸢nan⸣ʣoː ⸢kaijaːnaː⸣nu]
(色が薄いのであまり美しくない)
Example phrases
アサイミ [ʔa⸢sa⸣ʔimi] (名)
- 朝みる夢。明け方にみる夢。
- ア⸢サ⸣イメー ⸢マーイミ⸣ティ ア⸢ズンダ キー⸣ シ⸢キ⸣リ⸢ヨー
[ʔa⸢sa⸣ʔimeː ⸢maːʔimi⸣ti ʔa⸢ʣunda kiː⸣ ʃi̥⸢ki⸣ri⸢joː]
(朝夢は真実の夢<夢の通りにことが起こる>というから、気をつけなさいよ)
Example phrases
アサウキ [ʔa⸢sa⸣ʔuki] (名)
- 早起き。「朝起き」の義。
- ア⸢ツァー⸣ラ ⸢マイカリヌ⸣ パ⸢ジマリ パンタ⸣サンダ ア⸢サ⸣ウキ ⸢シー⸣ヨー
[ʔa⸢ʦaː⸣ra ⸢maikarinu⸣ pa⸢dʒimari panta⸣sanda ʔa⸢sa⸣ʔuki ⸢ʃiː⸣joː]
(明日から稲刈りが始まり、忙しいから早起きしなさいよ) - ア⸢サ⸣ウキ ⸢スー⸣ ッ⸢ふァヌル マイフナー⸣ マ⸢リル
[ʔa⸢sa⸣ʔuki ⸢suː⸣ f⸢fanuru maiɸunaː⸣ ma⸢riru]
(早起きする子が立派な人に成長する) - ⸣アツァー ア⸢サ⸣ウキ ⸢シー マイカリン⸣ パリ⸢ヨー
[⸣ʔaʦaː ʔa⸢sa⸣uki ⸢ʃiː maikarim⸣ pari⸢joː]
(明日は早起きして稲刈りに行きなさいよ)
Example phrases
アサカイ [ʔa⸢sakai] (名)
- 午前中。朝の涼しいうち。「~朝影尓<アサカゲニ>吾が身はなりぬ~。万、2664」の転訛したものか。
- ナ⸢チェー⸣ ア⸢サカイヌ⸣ ウ⸢チ⸣ナー パ⸢タキシグ⸣トー ⸢シー⸣ヨー
[na⸢ʧeː⸣ ʔa⸢sakainu⸣ ʔu⸢ʧi⸣naː pḁ⸢takiʃigu⸣toː ⸢ʃiː⸣joː]
(夏は午前中に<朝影のうちに>畑仕事はしなさいね)
Example phrases
アサカイ [ʔa⸢sa⸣kai] (名)
- 朝粥(あさがゆ)。朝食べるお粥。老人が好んで食した。お盆の中日の朝食、⸢ナン⸣カ[⸢naŋ⸣ka](七日{EOS}七七忌の法事)、⸣シンズク[⸣ʃinʣuku](四十九日忌)、ユ⸢ノー⸣レー[ju⸢noː⸣reː](一周忌)、⸢サンニン⸣キ[⸢sanniŋ⸣ki](三年忌)、⸢ジュー⸣サンニンキ[⸢ʤuː⸣sanniŋki](十三年忌)、ニジューグ⸢ニンキ[niʤuːgu⸢niŋki](二十五年忌)、サンジュー⸢サンニン⸣キ[sanʤuː⸢sanniŋ⸣ki](三十三年忌)等の朝食には朝粥と味噌汁、ラッキョウの漬物を仏前に供えることが習慣である。
- ⸢ソーラン⸣ヌ ナ⸢カヌ ピン⸣ヌ シ⸢トゥム⸣テー ヤー⸢ディン⸣ ア⸢サ⸣カイ シ⸢キオーシ⸠ダー
[⸢soːran⸣nu ʃi̥⸢tumu⸣teː jaː⸢diŋ⸣ ʔa⸢sa⸣kai ʃi̥⸢kioːʃi⸠daː]
(お盆の中日の朝食には必ず朝粥を供えてさしあげなさいよ)
Example phrases
アサカジ [ʔa⸢sakaʤi] (名)
- 朝風。朝の風。
- ア⸢サカジヌ⸣ シ⸢ダーシダ⸣シ ⸢スイティ イー⸣ パ⸢ダム⸣チ⸣ ナリケーツバン
[ʔa⸢sakadʒinu⸣ ʃi⸢daːʃidaː⸣ʃi ⸢suiti ʔiː⸣ pa⸢damu⸣ʧi ⸣narikeːʦubaŋ]
(朝風が涼しく吹いて<そよいで>、良い肌触り<肌持ち>になってきたよ)
Example phrases
アサカンガイ [ʔa⸢sakaŋgai] (名)
- 浅い考え。浅慮。浅知恵。
- ⸢ワー カンガイ⸣ヤ ⸢ダーッ⸣サ ⸢ナー⸣ヌ ウ⸢レー⸣ ア⸢サカンガイ
[⸢waː kaŋgai⸣ja ⸢daːs⸣sa ⸢naː⸣nu ʔu⸢reː⸣ ʔa⸢sakaŋgai]
(君の考えはよろしくない{EOS}それは浅慮とうものだ)
Example phrases
アサカンナール [ʔa⸢sakannaː⸣ru] (名)
- 朝雷。朝方に鳴る雷。
- ア⸢サカンナールヌ ナール⸣カー トゥ⸢ナロー⸣ ン⸢ジル⸣ナティル ア⸢ザリブー
[ʔa⸢sakannaːrunu naːru⸣kaː tu⸢naroː⸣ ʔn⸢ʤiru⸣natiru ʔa⸢ʣaribuː]
(朝雷が鳴ると隣家へ出かけるなと<ぞ>言われている)
Example phrases
アサキ [ʔa⸢sa⸣ki] (名)
- 朝飯。「朝餉」、「あさけ(朝食)」の義。「キ」は「食、クヒモノ・ケ」『類聚名義抄』の転訛したもの。「Asaqe.あさけ(朝食・朝開).卑語」『邦訳日葡辞書』。
- シ⸢トゥム⸣ティ ⸢パイ⸣サ ア⸢サキ⸣ヌ ス⸢コーロー シーティル⸣ パ⸢タ⸣ケー ⸢パッ⸣タ
[ʃi̥⸢tumu⸣ti ⸢pai⸣sa ʔa⸢saki⸣nu su̥⸢koːroː ʃiːtiru⸣ pḁ⸢ta⸣keː ⸢pat⸣ta]
(朝早く朝食の準備をしてから畑へ行った)
Example phrases
アサキジ [ʔa⸢sakiʤi] (名)
- 浅い傷。「浅傷」の義。
- フ⸢カキジェー⸣ ア⸢ラ⸣ヌ ア⸢サキジ⸣ ヤ⸢ルンダ ソーヤ ナー⸣ヌ
[ɸu̥⸢kakiʤeː⸣ ʔa⸢ra⸣nu ʔa⸢sakiʤi⸣ ja⸢runda soːja naː⸣nu]
(ふかで<深傷>ではない{EOS}浅い傷だから心配はない)
Example phrases
アサクビン [ʔa⸢sakubiŋ] (名)
- 祭祀行事の際に酒を入れる錫製の瓶。口部は朝顔の形をしており、底はふかくない。瓶の裾が広がっていて台の部分に接着している。一対で用いられる。
- ア⸢サクビン⸣ナ サ⸢ケー イリティ⸣ ザウ ⸣ッシ シ⸢キ⸣リバ
[ʔa⸢sakubin⸣na sa⸢keː ʔiriti⸣ ʣau ⸣ʃʃi ʃi̥⸢ki⸣riba]
(アサクビンに酒を入れて栓をしておきなさいよ)
Example phrases
アササー [ʔa⸢sasaː] (名)
- 朝茶。朝起きて飲む茶。老人は朝茶を飲むのが習慣であった。シ⸢トゥムティ⸣サー[ʃi̥⸢tumuti⸣saː](朝茶)というのが普通。
- ⸢ピーリ⸣サー
[⸢piːri⸣saː]
(冷えたお茶{EOS}愛情のないお茶の義) - ⸢ウイ⸣プソー ア⸢ササー⸣ ヌミティル ノー⸢ン ソー⸣ル
[⸢ʔui⸣pu̥soː ʔa⸢sasaː⸣ numitiru noː⸢n soː⸣ru]
(老人は朝茶を飲んでから何事もなさるのだ)
Example phrases
アサシ [ʔa⸢sa⸣ʃi] (名)
- (植)樹木の名。和名、モチノキ(『琉球列島植物方言集』)。ア⸢サ⸣シキー[a⸢sa⸣ʃikiː](モチノキ)ともいう。子供は、ム⸢チンキー[mu⸢ʧiŋkiː]ともいう。
- ア⸢サ⸣シキーヌ ⸢カー⸣バ ⸢シッ⸣キティ ム⸢チ⸣ ス⸢ク⸣リティ メ⸢ジ⸣ロ シ⸢ビシキ⸣ クー⸢ディー
[ʔa⸢sa⸣ʃikiːnu ⸢kaː⸣ba ⸢ʃ ik⸣kiti mu⸢ʧi⸣ su̥⸢ku⸣riti me⸢dʒi⸣ro ʃi⸢biʃiki⸣ kuː⸢diː]
(モチノキの皮を搗いてもちを作ってメジロをくっつけて獲ってこようよ)
Example phrases
アサシガキ [ʔa⸢saʃiga⸣ki] (名)
- 早朝より畑仕事や出漁の準備をすること。先駆け(魁け)て仕事をすること。「朝仕掛け」の義か。夏季には早朝、薄暗いうちから畑に出て働くことを奨励したので、起床と同時に⸢ミーコー⸣ヤー[⸢miːkoː⸣jaː](お目覚め{EOS}昨夜のご飯の残り)を軽く食べて、朝露を踏んで野良仕事にでた。午前11時頃には帰宅して、⸣アシスコール[⸣ʔaʃisu̥koːru](昼食の準備)をした。
- ア⸢サシガ⸣キ ⸢スー⸣ ッ⸢ふァー マイフナー ヤッタ
[ʔa⸢saʃiga⸣ki ⸢suː⸣ f⸢faː maiɸunaː jatta]
(早朝に畑仕事をする<朝先駆けする>子は働き者だった)
Example phrases
アサシュー [ʔa⸢sa⸣ʃuː] (名)
- 朝露。
- ナ⸢チェー⸣ シ⸢トゥムティ⸣ヌ ⸢カージ⸣ ア⸢サシュー⸣バ フ⸢メー⸣ティル パ⸢タ⸣ケー ⸢パッ⸣タ⸢ダー
[na⸢ʧeː⸣ ʃi̥⸢tumuti⸣nu ⸢kaːdʒi⸣ ʔa⸢saʃuː⸣ba ɸu⸢meː⸣ti⸣ru pḁ⸢ta⸣keː ⸢pat⸣ta⸢daː]
(夏は毎朝<朝のたびに>朝露を踏みながら畑へ行ったのだよ)
Example phrases
アサティダ [ʔa⸢satida] (名)
- 朝の太陽。朝の陽光。
- ア⸢サティダ⸣ ウ⸢ガ⸣ムン
[ʔa⸢satida⸣ ʔu⸢ga⸣muŋ]
(朝の太陽を拝む) - ア⸢サティダー ヤーン⸣ナカー イ⸢リルバン イールティダー ヤーン⸣ナカー イ⸢リルナ
[ʔa⸢satidaː jaːn⸣nakaː ʔi⸢rirubaŋ ʔiːrutidaː jaːn⸣nakaː ʔi⸢riruna]
(朝の太陽<陽光>は室内に入れても、西日は室内に入れるな)
Example phrases
アサドーヤユンタ [ʔa⸢sadoː⸣jajunta] (名)
- 安里家(あさどや)ユンタ。竹富島の古謡。
- ⸢ワー⸣ タ⸢キドゥン⸣ヌ ア⸢サドー⸣ヤユンタ シ⸢キミッタン
[⸢waː⸣ tḁ⸢kidun⸣nu ʔa⸢sadoː⸣jajunta ʃi̥⸢kimittaŋ]
(君は竹富島のアサドーヤユンタを聞いたことがあるか)
Example phrases
アサトゥリ [ʔa⸢sa⸣turi] (名)
- 朝凪。若年層は、ア⸢サ⸣ドゥリ[ʔa⸢sa⸣duri](朝凪)ともいう。
- ア⸢サ⸣トゥリ ⸢スー⸣ ピンマー ⸢パイ⸣ターヌ ⸢ギームドゥロー⸣ イッ⸢ケン ナン⸣ギ シ⸢タン⸣ダー
[ʔa⸢sa⸣turi ⸢suː⸣ pimmaː ⸢pai⸣taːnu ⸢giːmuduroː⸣ ʔik⸢ken naŋ⸣gi ʃi̥⸢tan⸣daː]
(朝凪する日は西表島<南端>への往来<行き戻り>はひどく難儀をしたものだ)
Example phrases
Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect
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アサムヌ [asamunu] L (名)
- 朝飯
ウディカキ アサビゥ [udikḁki asabɨ] L F (名)
- 腕相撲遊び
Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)
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あさ・あした【朝】
(Common Adverbial noun)
- Morning
あさ・お【麻・苧】
(Common Noun)
- Cannabis (Cannabis sativa); Hemp (plant)
- Hemp (fiber); Linen; Flax; Jute