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Define yui ゆい Meaning ユイ

Displaying results for yui (yui・ゆい・ユイ) – ryukyu

JLect: Japonic Languages and Dialects Database

Results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.

Search languages: Japonic (all languages and dialects) ↔ English ↔ Japanese

Ryukyu (Okinawa)

ゆい【百合】

(Noun) Lily

Ryukyu (Okinawa)

ゆい【便い】

(Noun) News, correspondence, letter

Ryukyu (Okinawa)

きーゆい【木百合】

(Noun) Angel's trumpet (Brugmansia)

Ryukyu (Yoron)

むーゆい

(Adjective) To love, to like

Ryukyu (Okinawa)

はごーさん

(Sa-Adjective) Dirty, filthy; ticklish

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Okinawan → Japanese

ユイ yui ('jui) ⓪ 名

  1. 'jujuと同じ。

ユイ yui ('jui) ⓪ 名

  1. ゆり(百合)。

ユイ yui ('jui) ⓪ 名

  1. ゆえ。せい。taajuiga.だれのせいか。

ユイ yui ('jui) ① 名

  1. 宵。~N ?akaCiciN narisi ?umukazinu tataN hwija nesami sjujanu cimuri.[宵も暁も馴れし俤の立たぬ日やないさめ塩屋の煙(花売之縁)]宵も暁も思う人の面影が塩たく家の煙のように立たない日はない。

ユイ yui ('jui) ① 名

  1. ふるい。穀物のからをより分ける道具。浅く広い円形をしている。

カユイ kayui (kajui) ⓪ 名

  1. 通うこと。
  2. 渡り廊下。母屋と離れなどを結ぶ,板敷きの通路など。

クユイ kuyui (kujui) ① 名

  1. 今宵。今夜。tamasakanu~tuija ?utarutuN,sibasi ?akigumuni nasaki ?arana.[たまさかの今宵鳥やうたるともしばし明雲に情あらな]たまに会う今宵であるから,鶏は時を告げても,しばらくの間夜明けの雲に情があって,夜が明けないようにしてほしいもの。宜湾朝保の歌。

ムユイ muyui (mujui) ① 名

  1. 最寄り。近くの便利なところ。~nu basju.最寄りの場所。~~ni ?aCimari.それぞれその最寄りの場所に集まれ。

タユイ tayui (tajui) ⓪ 名

  1. 便り。消息。
  2. 頼り。頼みとなるもの。また,よるべ。知人。縁故。

ドゥーユイ duuyui (duuju]i) ⓪ 名

  1. 自分ゆえのこと。自業自得なこと。

ウミユイ umiyui (?umijui) ⓪ 名

  1. 思いつくこと。思いおよぶこと。心にかけること。気がつくこと。~nu'jutasjaN・よく気がつく。

ユイムン yuimun ('juimuN) ① 名

  1. 漂着物。流れついたもの。

カユイジ kayuiji (kajuizi) ⓪ 名

  1. 通い路。'wakasa hwitutucinu~nu suraja 'jaminu sakuhwiraN kurumatoobaru.[若さ一時の通路の空や闇のさくひらも車たうばる]若い時代に女のもとに通う身には,暗やみの急な坂も砂糖車(kuruma)を据えつけるような平原と同じである。

メーユイユイ meeyuiyui (meejuijui) ⓪ 名

  1. 前に寄ろう寄ろうとすること。出しゃばろうとすること。meenainaiともいう。

ウトゥシユイ utushiyui (?utusiju]i) ⓪ 名

  1. お年寄り。御老人。tusjuiの敬語。

チムマユイ chimumayui (cimumajui) ⓪ 名

  1. 心の迷い。

タユイフィチ tayuifichi (tajuihwi]ci) ⓪ 名

  1. 縁故。tajuiと同じ。

ユイナガサン yuinagasan ('juinagasaN) ⓪ 形

  1. 'jujunagasaNと同じ。

ウミユイケーユイ umiyuikeeyui (?umijuikeejui) ⓪ 名

  1. 気がつくこと。あれこれ思いつくこと。~nu?aN・よく気がつく。

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Japanese → Okinawan

ゆい

ゆいごん 【遺言】

ゆいのう 【結納】

かゆい 【痒い】

はがゆい 【歯痒い】

まばゆい 【眩い】

もとゆい 【元結い】

おもはゆい 【面映ゆい】

See also

かみゆいどこ 【髪結い床】

See also

Phrases

  • ~の料金の名 ʔikkwaNmagi,nikwaNmagi

Dictionary of the Practical Use of Okinawan

Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.

Search languages: Japanese ↔ Okinawan

ゆい

  • ユリ
  • Example phrases
    • めーにん いーじまをぅてー ゆいまちりぬ あてぃ しまぬ まーまでぃん かばさ そーん。
      (毎年伊江島ではユリ祭りがあって島のどこまでも香りが漂っている)

ゆいん (ゆたん、ゆらん、ゆてぃ)

  • 地震が起こる、寄る
  • Example phrases
    • ねーぬ ゆてぃちょーたしが、わかゆてぃー?/ちゃーん ねーん てぃー?
      (地震が起こったが、気づいてたか/どうもなかったか)
    • うちなーんかえー わーが をぅくとぅ うとぅるさっし うふねーや ゆてーくーんどぅ ある はじ。
      (沖縄には俺がいるので怖じけずいて大地震は起こらないことになっているはずだ)
    • わーが ちーねー ちびなーりー うちゃくぬ ゆてぃちゅーくとぅ っうぃーりきさ さっとーん。
      (私が来ると続いてお客が来るので、歓迎されている)

うみ ゆいん (うみゆたん、うみゆらん、うみゆてぃ)

  • 思いおよぶ
  • Example phrases
    • うみゆてぃ っちくぃてぃ にふぇー どー。
      (思い出して来てくれてありがとう)

たゆい

  • 便り
  • Example phrases
    • いったー っくゎぬちゃーや うやむとぅ はなりてぃ あがとーんかい をぅしが、っくゎぬちゃーから さた あみ?
      (あなたの子ども達は親元を離れて遠くに居るが、子ども達から便りはあるか)

どぅー ゆい

  • 自己責任、自業自得
  • Example phrases
    • あん ないしん かん ないしん、くれー どぅーゆい やさ。
      (ああなるのもこうなるのも、これは自業自得だ)
    • っちゅんかい しかりーしん ちらーりーしん、っやーゆい/どぅーゆい やさ。
      (人に好かれるのも嫌われるのもあなたのせい/自分のせいだよ)
    • どぅーぢゅーく ないしん よーく ないしん、どぅーゆい やさ。
      (体が強くなるのも弱くなるのも自分次第だよ)

まゆいん (まゆたん、まゆらん、まゆてぃ)

  • 迷う
  • Example phrases
    • っちょー まくとぅ そーけー なんくる ないぐとぅ ちむまゆいや すな。
      (人は誠実にしていればどうにかなるので、惑うことはするな)

ゆゆ/ゆい

  • 節から節までの間

*ゆちく なてぃ なまぬ わらびんちゃーや ゆゆぬ ながさん やー。(豊かになって今時の若者たちは手足の関節が長いね) なまぬ わらびんちゃーや ゆゆぬ ながさくとぅ ふぃさー ちゅらさん。(今時の若者たちは手足の関節が長いので、足はすらっとしている)

Audio Database of Hatoma Lexicon

Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED

Search languages: Yaeyama (Hatoma) ↔ Japanese

イユイユ [ʔi⸢juʔiju] (副)

  • いよいよ。とうとう。差し迫った状態を表す。「ますます」の意味には使われない。標準語からの借用語。普通は⸢トー⸣ メー[⸢toː⸣ meː](さあ、もう)のように言う。
  • Example phrases
    • イ⸢ユイユ⸣ メー ク⸢ヌ⸣ シキシー ⸢ガッ⸣コーン ウ⸢ワーリスバン⸣ナー
      [ʔi⸢juːʔiju⸣ meː ku⸢nu⸣ ʃi̥kiʃi ⸢gak⸣koːŋ ʔu⸢waːrisuban⸣naː]
      (いよいよ今月で学校も卒業だねえ<学校も終わるねえ>)

カナパイヌユイ [ka⸢napainu jui] (連)

  • 鍬の柄。
  • Example phrases
    • カ⸢ナパイヌ ユイ スイラン⸣ノーレー
      [⸢kanapainu jui suiran⸣noːreː]
      (鍬の柄を据えつけてくれないか<据えないか>)

スディユイ [su⸢dijui] (名)

  • 袖まくり。紐や手拭などを両袖に通し、肩の中央で結んで袖を捲り上げる方法。
  • Example phrases
    • ム⸢カ⸣シェー ミ⸢ドゥムンケー⸣ヤ ス⸢ディユイバ シェー⸣ティル ⸢ヤイヤイ⸣シ ⸢マイン⸣ ッサイ パ⸢タ⸣キン ⸢カイ⸣ソーッタル
      [mu⸢ka⸣ʃeː mi⸢dumuŋkeː⸣ja su⸢dijuiba ʃeː⸣tiru ⸢jaijai⸣ʃi ⸢main⸣ ssai pḁ⸢ta⸣kiŋ ⸢kai⸣soːttaru]
      (昔は女性達は袖まくりをしながら、やいやいと精を出して米も精げ、畑も耕されたものだよ)

ヌーユイ [⸣nuːjui] (名)

  • 何故。何のため。
  • Example phrases
    • ウ⸢ヤ⸣ヌ ⸢アウ⸣リナンギ ⸢ソー⸣ル ⸣ムノー ⸣ヌーユイヤ
      [ʔu⸢ja⸣nu ⸢ʔau⸣rinaŋgi ⸢soː⸣ru ⸣munoː ⸣nuːjuija]
      (親が難儀苦労をされるのは何故か<何のためか>)

ヒーヤユイサ [⸢çiːjajui⸣sa] (感)

  • 掛け声。豊年祭の旗頭を持って踊る際の掛け声。旗頭を上下に振りながら、⸢ヒーヤユイ⸣サ ⸢ヒーヤユイ⸣サと掛け声をかけて勢いよく巻き踊りをした。
  • Example phrases
    • ⸢ヒーヤユイ⸣サ ⸢ヒーヤユイ⸣サ ⸢シェー⸣ティ ブ⸢ドゥルシンカー ガー⸣リ ⸢オー⸣ル
      [⸢çiːjajui⸣sa ⸢çiːjajui⸣sa ⸢ʃeː⸣ti bu⸢duruʃiŋkaː gaː⸣ri ⸢ʔoː⸣ru]
      (ヒーヤユイサ、ヒーヤユイサと掛け声を掛けながら、踊り人衆<臣下>は気勢を上げ、威勢をあげて自分たちの優勢を盛んにアピールして<自慢して>おられる)

マーユイ [⸢maːjui] (名)

  • 女性の伝統的な日常の髪の結い方。きちんとした髪の結い方。洗髪をして乾かした後、きちんと髪を結った。結願祭などにはイ⸢ローラ[ʔi⸢roːra](かもじ{EOS}入れ髪)を足し添え、ウ⸢ブガマ⸣ジ[ʔu⸢bugama⸣ʤi](大髪結い)に結って伝統的古典民俗舞踊を上演した。
  • Example phrases
    • ガ⸢マ⸣ジェー ⸢マーユイ サン⸣カー ボフ⸢ティ⸣ フ⸢キス
      [ga⸢ma⸣ʤeː ⸢maːjui saŋ⸣kaː boɸu̥⸢ti⸣ ɸu̥⸢kisu]
      (髪はきちんと結いあげないと、ぽろりと解けてしまうよ)

マユイルン [ma⸢jui⸣ruŋ] (自動)

  • 迷う。右往左往する。さまよう。「紕、漢語抄云、万与布(まよふ)、」『和名抄』、「Mayoi,oˆ,oˆta.マヨイ、ゥ、ゥタ(迷ひ、ふ、うた)誤る Mayoi ariqu(迷い歩く)道を知らないで迷い歩く」『邦訳日葡辞書』のラ行四段に転訛したもの。
  • Example phrases
    • ⸣アイニ ア⸢ザリ⸣カー ター⸢ン⸣ マ⸢ユイ⸣ルンティ ウ⸢ムーン⸣ドゥ ⸣バー イッ⸢カ⸣ マ⸢ユイラン⸣シェン
      [⸣ʔaini ʔa⸢ʣari⸣kaː taː⸢m⸣ ma⸢jui⸣runti ʔu⸢muːn⸣du ⸣baː ʔik⸢ka⸣ ma⸢juiraŋ⸣ʃeŋ]
      (そう言われたら誰でも迷うと思うが、私は決して迷わなかった)
    • ⸢ヌー⸣ スーバル マ⸢シ⸣ユー ⸣マユイ ⸢ナー⸣ヌ
      [⸢nuː⸣ suːbaru ma⸢ʃi⸣juː ⸣majui ⸢naː⸣nu]
      (何をすればよいか、迷ってしまった)
    • マ⸢ユー⸣ クトー ター⸢ン⸣ナーン ア⸢リ⸣ ブー
      [ma⸢juː⸣ ku̥toː taː⸢n⸣naːŋ⸣ ʔa⸢ri⸣ buː]
      (迷うことは誰にもある<有り居る>)
    • ⸢マー⸣ビン マ⸢ユイ⸣レー ⸣ミサムヌ
      [⸢maː⸣bim ma⸢jui⸣reː ⸣misamunu]
      (もっと迷えばいいのに)
    • ⸢ワンヌン⸣ マ⸢ユイ⸣リ
      [⸢wannum⸣ ma⸢jui⸣ri]
      (君も迷えろ)

ミチマユイ [mi⸢ʧimajui] (名)

  • みちまどい(道惑い)。道に迷うこと。
  • Example phrases
    • マ⸢ブローマ⸣ヌ ミ⸢チマユイ シー アー⸣クカー ⸢カンヌ⸣マイシ カ⸢ルイマー⸣シ ⸢サーリオー⸣リ マ⸢ブ⸣ル ク⸢ミ⸣シミ タ⸢ボー⸣リ
      [ma⸢buroːma⸣nu mi⸢ʧimajui ʃiː ʔaː⸣kukaː ⸢kannu⸣maiʃi ka⸢ruimaː⸣ʃi ⸢saːriʔoː⸣ri ma⸢bu⸣ru ku⸢mi⸣ʃimi ta⸢boː⸣ri]
      (マブローマ<生霊・霊魂>が道に迷ってうろついていたら、神様の御手で囲いまわして連れ戻して下さって、生霊を体内に籠め<マブル籠め、霊籠め>させてくださいませ)

ユイ [⸢jui] (名)

  • え(柄)。「柄、器物茎柯也。衣(え)、一云賀良(から)」『和名抄』の義。
  • Example phrases
    • ヤ⸢マンガラシ⸣ヌ ⸢ユイヤー⸣ ブリ ⸢ナー⸣ヌ
      [ja⸢maŋgaraʃi⸣nu ⸢juijaː⸣ buri ⸢naː⸣nu]
      (山刀の柄は折れてしまった)
    • ヌ⸢キル⸣ヌ ⸢ユイ
      [nu⸢kiru⸣nu ⸢jui]
      (鋸の柄)
    • ⸢ガッケ⸣ヌ ⸢ユイヤー⸣ ブ⸢リ ヤッ⸣サン
      [⸢gakke⸣nu ⸢juijaː⸣ bu⸢rijas⸣saŋ]
      (鎌の柄は折れやすい)
    • カ⸢ナパイヌ ユイヤー⸣ カシンキーシル ス⸢ク⸣ローッタ
      [ka⸢napainu juijaː⸣ kḁʃiŋkiːʃiru su̥⸢ku⸣roːtta]
      (鍬の柄は uby{樫}{カシ}の木で作られた)

ユイ [jui] (名)

  • ゆい(結い)。共同作業に互いの労力を提供し合って助け合うこと。田植えや稲刈り等の共同作業に「結い」をした。⸢結い」で一定の労力の提供を受けたら、それを返す義務があった。農繁期などには、よく結いが行われた。
  • Example phrases
    • ⸢トーサ⸣ トゥリン ⸢マイカリン ユイ スー⸣カー ⸢ナン⸣ゲー ⸢ナーン⸣シェン
      [⸢toːsa⸣ turim ⸢maikariɲ jui suː⸣kaː ⸢naŋ⸣geː ⸢naːŋʃeŋ]
      (田草取りも稲刈りも結いをすると難儀苦労はなかった)
    • ⸢ユイ⸣ シゥ⸢カウ⸣カー ウ⸢ヌ カイ⸣シ ⸢サン⸣カー ナ⸢ラ⸣ヌ
      [⸢jui⸣ si̥⸢kau⸣kaː ʔu⸢nu kai⸣ʃi ⸢saŋ⸣kaː na⸢ra⸣nu]
      (結いを使うと、その返しをしなければならない)
    • カ⸢ジェー ユイ⸣ カ⸢バ⸣ヌ
      [ka⸢ʤeː jui⸣ ka⸢ba⸣nu]
      (台風は結いの恩を uby{被}{カブ}らない<必ず返しの風が吹く><諺>)

ユイ [⸣jui] (名)

  • 理由。わけ(訳)。ゆえ(故)。「~淀めらば故霜<ユヱしも>あるごと~。万1379」の転訛したもの。
  • Example phrases
    • ⸣イカール ⸣ユイシル ⸢アウ⸣ター
      [⸣ʔikaːru ⸣juisiru ⸢ʔau⸣taː]
      (いかなる理由で喧嘩したのか)
    • ⸢ワー⸣ ムニ ス⸢クタ ユイ⸣シル ⸣バー イ⸢ザレー⸣ダー
      [⸢waː⸣ muni su̥⸢kuta jui⸣ʃiru ⸣baː ʔi⸢ʣareː⸣ daː]
      (君の言うことを聞いたわけ<故に、理由>で私は叱られたのだ)

ユイ [⸣jui] (名)

  • (数)束。線香などの束を数える単位。老年層の言葉。「~然れども由比氐之<ユヒテシ>紐を~。万、3948」の「由比」が転訛したものか。若年層はタ⸢ブ⸣ル[ta⸢bu⸣ru](束)という。
  • Example phrases
    • ⸢カウ⸣ プ⸢ス⸣ユイ ⸣シキ ⸢オーシ
      [⸢kau⸣ pu̥⸢su⸣jui ⸣ʃi̥ki ⸢ʔoːʃi]
      (線香を人束<一結い> uby{焚}{タ}いて<点けて>差し上げなさい)
    • フ⸢タユイ
      [ɸu̥⸢tajui]
      (二束)
    • ⸢ミーユイ
      [⸢miːjui]
      (三束)

ユイカウ [⸢juikau] (名)

  • Example phrases
    • イ⸢ツァ⸣カウ
      [ʔi⸢ʦa⸣kau]
      (板香)
    • 六本の線香を束ねたもの。板状に製造された線香。沖縄線香を一束<一結い>にしたもの。 ⸢ユイカウ⸣ シキ タ⸢ティ⸣リバ
      [⸢juikau⸣ ʃi̥ki tḁ⸢ti⸣riba]
      (結い香<板香>を焚いて<点けて>立てなさい)

ユイカブン [⸢jui⸣ kabuŋ] (連)

  • 結いの義務を負う。共同作業で他人から労力の提供を受けた場合、それを返す義務を負うこと。
  • Example phrases
    • ⸢タンガ⸣シン ⸣ナル シ⸢グトー ユイ⸣ カブンティ ⸢アー⸣コーラー ⸢ユイ⸣ カ⸢バン⸣モー マ⸢シ
      [⸢taŋga⸣ʃin ⸣naru ʃi⸢gutoː jui⸣ kabunti ⸢ʔaː⸣koːraː ⸢jui⸣ ka⸢bam⸣moː ma⸢ʃi]
      (一人ででも出来る仕事は、結いの義務を負うよりも、結の義務を負わないのがましだ)

ユイサー [⸢jui⸣saː] (感)

  • {Mn_1}民謡の囃子。よいさ。間<合い>の手。

ユイサー [⸢jui⸣saː] (感)

  • {Mn_2}掛け声。豊年祭の巻き踊りに、旗頭を持ち上げてながら、ヒーヤユイサ ヒーヤユイサと掛け声をかけて踊る。
  • Example phrases
    • シ⸢ナ⸣ピキ ⸢ソー⸣ル ⸣ピンマー ⸢ヨイ⸣サー ⸢ヨイ⸣サーティ ⸢シー⸣ ピ⸢キスコーッ⸣タ
      [ʃi⸢na⸣pi̥ki ⸢soː⸣ru ⸣pimmaː ⸢joi⸣saː ⸢joi⸣saːti ⸢ʃiː⸣ pi̥⸢kisu̥koːt⸣ta]
      (綱引きされる時はヨイサーヨイサーと掛け声をかけて引っ張られた)

ユイシンカ [⸢juiʃiŋka] (名)

  • 結いの仲間。共同作業の仲間。
  • Example phrases
    • ⸢ユイシンカヌ⸣ スルイティ シ⸢グトゥ スー⸣カー トゥ⸢キユドゥマ⸣ナー ウ⸢ワーリス
      [⸢juiʃiŋkanu⸣ suruiti ʃi⸢gutu suː⸣kaː tu̥⸢kijuduma⸣naː ʔu⸢waːrisu]
      (結い<共同作業>の仲間が揃って仕事を始めると、間もなく<時淀まずに{EOS}時を要せず>仕事は終わるよ)

ユイプス [⸢juipu̥su] (名)

  • ⸢結い人」の義。新築儀礼の⸣アーパーレー[⸣ʔaːpaːreː](新室寿ぎ歌)の際に、家の守護神として造られる、茅を結って作った人形。⸢ユイプスンガナシ[⸢juipu̥suŋganaʃi]ともいう。屋根葺きが終了して新築が完了した夜、新築に参加した人々と共に新室でアーパーレーを歌って厄払いの儀式を行う。その際に施主が「結い人」の人形を抱いて、⸢ワンヌン ビー⸣ティ ⸢バンヌン ビー⸣ティ シッ⸢トゥイ シットゥイ[⸢wannumbiː⸣ti ⸢bannumbiː⸣ti ʃi̥t⸢tui ʃittui](貴方も酔い、私も酔って、あな尊や)と叫んで酒を棟木に投げかけ、以後この家の守り神として御座しませといい、⸢結い人」を中柱に結わえておく

ユイマール [⸢juimaːru] (名)

  • Example phrases
    • ⸢ユイ
      [⸢jui]
      (⸢結い」の共同作業を回り順番<輪番>に行うこと)
    • 「結い回り」の義。 バ⸢カー⸣ムンケーヤ ⸢ユイマールバ シェー⸣ティ ア⸢ラシ⸣ ア⸢クンダ⸣ イッ⸢ケナ⸣ ウ⸢ムッ⸣サ パ⸢タラクン
      [ba⸢kaː⸣muŋkeːja ⸢juimaːruba ʃeː⸣ti ʔa⸢raʃi⸣ ʔa⸢kunda⸣ ʔik⸢kena⸣ ʔu⸢mus⸣sa pḁ⸢tarakuŋ]
      (若者たちは結い回りをして開墾するから、非常に楽しそうに働くよ)

ユイラ [⸢juira] (名)

  • 四枚。⸢イラ」は、*[pira] → [ɸira] → [wira] → [jira] → [ira](枚{EOS}片)と転訛したもの。薄くて平らなものを数える単位。「屏風のひとひら畳まれるより~」『源氏物語 東屋』。
  • Example phrases
    • プ⸢スイ⸣ラ
      [pu̥⸢sui⸣ra]
      (一枚)
    • フ⸢タイラ
      [ɸu̥⸢taira]
      (二枚)
    • ⸢ミーラ
      [⸢miːra]
      (三枚)
    • ⸢ユイラ
      [⸢juira]
      (四枚)
    • イ⸢チー⸣ラ
      [ʔi⸢ʧiː⸣ra]
      (五枚)
    • ⸢ムイラ
      [⸢muira]
      (六枚)
    • ナ⸢ナイ⸣ラ
      [na⸢nai⸣ra]
      (七枚)
    • ⸢ヤイラ
      [⸢jaira]
      (八枚)
    • ク⸢ヌイ⸣ラ
      [ku⸢nui⸣ra]
      (九枚)
    • ⸢トゥイラ
      [⸢tuira]
      (十枚)
    • ⸢カイ⸣キ ⸢ユイラ⸣ ン⸢ザ⸣シバ
      [⸢kai⸣ki ⸢juira⸣ ʔn⸢ʣa⸣ʃiba]
      (皿を四枚出しなさい)

Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect

Results from the [関連データ]南琉球八重山語宮良方言の名詞アクセント資料 [Kanren dēta] Minami Ryūkyū Yaeyama-go Miyara hōgen No meishi akusento shiryō ([Relevant Data] Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect), by Kenan Celik, Aso Reiko and Kohei Nakazawa, © CC BY-NC 3.0 DEED

Search languages: Yaeyama (Miyara) ↔ Japanese, with basic English search

ユイ [jui] F (名)

Wikidata

Possible matches from Wikipedia’s Wikidata, © Creative Commons Attribution-ShareAlike License

Search languages: English ↔ Japanese

【YUI】

Yui