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Define wari わり Meaning ワリ

Displaying results for wari (wari・わり・ワリ) – ryukyu

JLect: Japonic Languages and Dialects Database

Results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.

Search languages: Japonic (all languages and dialects) ↔ English ↔ Japanese

Ryukyu (Okinawa)

うぬかわい【うぬ代わい】

(Conjunction) Instead

Ryukyu (Okinawa)

いりけーらしみそーれー

(Expression) May I have a second helping?; May I have another?

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Okinawan → Japanese

ワリ wari ('wari) ① 名

  1. 割れた物。割れたかけら。

ーワリ -wari (-wari) 接尾

  1. 分(ぶ)。100分の1の単位をあらわし,金利についていう。なお,金利は月計算であらわすのが普通。?iciwari(1分),niwari(2分)など。

アワリ awari (?awari) ⓪ 感、名

  1. あわれ。ああ。~kunu taija ?icaga najura.[あはれこの二人や いきやがなゆら]あわれ,このふたりはどうなることか。
  2. (名)あわれ。つらいこと。みじめさ。苦労。~sjuN。みじめになる。苦労する。~CikusjuN.あわれをきわめる。'jaNbaruni ?ikiba~●uja siguku, miru kataja neraN ?umitu 'jamatu.[山原に行けば あはれどや至極見る方やないらぬ海と山と]山原に行けばどんなにつらいことか,海と山ばかりで,ながめるものとてない。

イワリ iwari (?iwari) ① 名

  1. いわれ。由来。

ワリミ warimi ('warimi) ① 名

  1. 割れ目。割れた所。

ワリムン warimun ('warimuN) ① 名

  1. 割れ物。割れた物。また,割れやすい物。~'jakutu 'juu Qsi 'joo.割れ物だから気をつけろよ。

ワリユン wariyun ('wari=juN) ① 自=raN,=ti

  1. 割れる。割れてこわれる。割れて分かれる。(団体などが)割れる。

カタワリ katawari (katawari) ⓪ 名

  1. 片割れ。割れた一片。

ワリガニ warigani ('warigani) ① 名

  1. 割れ鐘。~nu naiNnee.割れ鐘の鳴るように。蛮声をたとえていう。

ワリガーミ warigaami ('warigaami) ⓪ 名

  1. 割れがめ。
  2. 転じて,大酒飲み。

ワリナービ warinaabi ('warinaabi) ① 名

  1. 割れなべ。割れ目のできたなべ。'wariganiと同じく,蛮声のたとえに使う。

アラワリユン arawariyun (?arawari=juN) ⓪ 自=raN,=ti

  1. 現われる。あらわになる。露見する。また,明らかになる。kakuci kakusarimi njamata ?arawarira.[隠ち隠されめ にや又あらはれら(手水之縁)]隠しても隠せるものではないから,では名前をあかしましょう。'jutakanaru mijunu sirusi ?arawariti…[豊かなる御世の しるしあらはれて…]豊かな御世のしるしがあらわれて…。

タマヌワリ tamanuwari (tamanuwari) ⓪ 名

  1. ガラスの破片。

ンニターラ、ワリユン nnitaara、wariyun ('Nnitaara、warijuN) ①、① 句

  1. 心配で,胸がつぶれる。tadeemanu kutu 'jati 'Nnitaara 'waritooN.突然のことなので,心配で胸がつぶれる思いだ。

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Japanese → Okinawan

わりき 【割り木】

わりふ 【割り符】

See also

わりあて 【割り当て】

わりいん 【割印】

わりこむ 【割り込む】

わりまえ 【割り前】

See also

わりあてる 【割り当てる】

おわり 【終わり】

Phrases

かわり 【代り】

See also

がわり 【代わり】

See also

つわり 【悪阻】

Phrases

まわり 【回り】

See also

いすわり 【居すわり】

See also

いつわり 【偽り】

See also

おかわり 【お代わり】

Phrases

おまわり

See also

かかわり 【係わり】

See also

Phrases

きざわり 【気障り】

つきわり 【月割り】

まじわり 【交わり】

See also

Dictionary of the Practical Use of Okinawan

Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.

Search languages: Japanese ↔ Okinawan

わりーん (わりたん、わりらん、わりてぃ)

  • 割れる

わり がーみ

  • 大酒飲み
  • Example phrases
    • あれー わりがーみぬぐとぅ さけー ちゃっさ やてぃん ぬむん。
      (あの人は割れ甕のように酒はいくらでも飲む)

わり むん

  • 割れ物
  • Example phrases
    • わりむん やくとぅ っんぢゅかする とぅちねー ゆー っし よー。
      (割れ物なので動かすときにはよく注意しなさいよ)

あわり

  • 苦労
  • Example phrases
    • いくさねー んな だんだんぬ あわりっし しぬぢちゃん。
      (戦争ではみんなさんざん苦労をしてしのいできた)

Audio Database of Hatoma Lexicon

Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED

Search languages: Yaeyama (Hatoma) ↔ Japanese

アラワリルン [ʔa⸢rawari⸣ruŋ] (自動)

  • 現われる。
  • Example phrases
    • ク⸢クル⸣ヌ ウ⸢ムイ⸣ヤー シ⸢ラカタ⸣チナ ア⸢ラワリルン⸣ドゥ ウ⸢ヌ⸣ クトー ⸢ピッ⸣チン ア⸢ラワリラン⸣バン
      [ku̥⸢kuru⸣nu ʔu⸢mui⸣jaː ʃi⸢rakata⸣ʧina ʔa⸢rawarirun⸣du ʔu⸢nu⸣ ku̥toː ⸢pit⸣ʧiŋ ʔa⸢rawariram⸣baŋ]
      (心の思いは顔貌に現われるが、このことはちっとも現れない)

アワリ [ʔa⸢wa⸣ri] (名)

  • 難儀苦労。苦しみ。悲哀。「哀れ」の転訛したもの。歌謡語。/フンヌヨー アワリヌ ミチヤリバ/(誠に哀れ<悲哀・憐憫>な道だから~)『念仏歌・<兄の声>』。会話では、⸢アウ⸣リ[⸢ʔau⸣ri](難儀{EOS}苦労)というのが普通。
  • Example phrases
    • ⸣ウスマイヤー ウ⸢ナター⸣ トゥ⸢ジブトゥ タンガシ⸣シ ピ⸢ラ⸣クサーリ ク⸢バシター⸣ヌ ター カ⸢クンティ⸣ ア⸢ワリ⸣ヌ ⸢ゴー⸣カジ ⸢ソー⸣レーン
      [⸣ʔusumaijaː ʔu⸢nataː⸣ tu⸢ʤibutu taŋga⸣ʃi pi⸢ra⸣kusaːri ku⸢baʃi̥taː⸣nu ⸣taː kḁ⸢kunti⸣ ʔa⸢wari⸣nu ⸢goː⸣kaʤi ⸢soː⸣reːŋ]
      (ウスマイは自分たち夫婦だけで<おのがじし>極寒のなかをク⸢バシ⸣ター{SqBr}ku⸢baʃi̥⸣taː{/SqBr}の新田を開墾しようとして大変厳しい苦労をなされた)

アワリクチサ [ʔa⸢wa⸣rikuʧisa] (名)

  • 艱難辛苦。難儀苦労。
  • Example phrases
    • イ⸢クサユー⸣ヌ ⸣アトー ッ⸢ふームン ナー⸣ン ⸢ウイ⸣ナー ⸢プーキバー⸣キ ⸢フシゥ⸣カリ ウ⸢ビ⸣ヌ ッ⸢ふァ⸣ シゥ⸢カ⸣ナウンティ イ⸢カムス⸣ク ア⸢ワ⸣リクチサ ⸢シェー⸣ワ⸢ツォー
      [ʔi⸢kusajuː⸣nu ⸣ʔatoː f⸢fuːmun naː⸣ŋ ⸢ʔui⸣naː ⸢puːkibaː⸣ki ⸢ɸusï̥⸣kari ʔu⸢bi⸣nu f⸢fa⸣ sï̥⸢ka⸣naunti ʔi⸢kamusu̥⸣ku ʔa⸢wa⸣riku̥ʧisa ⸢ʃeː⸣wa⸢ʦoː]
      (太平洋戦争の後は食料もない上にマラリア<風気{EOS}風土病>まで罹患<取り付き>し、あれだけの子供を養い育てようとどれほど難儀苦労をしたことか)

アワリヌゴーカジ [ʔa⸢wari⸣nu ⸢goːka⸣ʤi] (連)

  • 哀れ(難儀苦労)の数々。あらゆる難儀苦労。厳しい難儀苦労。
  • Example phrases
    • ア⸢ワリ⸣ヌ ⸢ゴー⸣カジ ⸢シー ミッ⸣タン
      [ʔa⸢wari⸣nu ⸢goː⸣kaʤi ⸢ʃiː mit⸣taŋ]
      (難儀苦労の限りをしてみた<経験してみた>)

アワリヨーリ [ʔa⸢wa⸣rijoːri] (名)

  • 難儀苦労。体を悪くするほどの苦労。
  • Example phrases
    • カ⸢ヌ⸣ プ⸢ソー⸣ バ⸢カー⸣ンケン ア⸢ワ⸣リヨーリ ⸢スン⸣ケン パ⸢タラキティル⸣ パ⸢ヤ⸣ジニ ⸢シェー⸣ル キ⸢ムイ⸣ツァー
      [ka⸢nu⸣ pu⸢soː⸣ ba⸢kaː⸣ŋkeŋ ʔa⸢wa⸣rijoːri ⸢suŋ⸣kem pa⸢tarakitiru⸣ pa⸢ja⸣ʤini ⸢ʃeː⸣ru ki⸢mui⸣ʦaː]
      (あの人は若い時に体を痛めるほどの苦しい仕事をして<ぞ>早死にしてしまったのだ{EOS}気の毒に<肝痛さよ>)

イワリ [ʔi⸢wari] (名)

  • 謂れ。由来。来歴。理由。
  • Example phrases
    • ⸢プー⸣ルナ ⸢パー⸣レー クイ⸢オー⸣ル イ⸢ワレー⸣  シ⸢キミッ⸣タン
      [⸢puːru⸣na ⸢paː⸣reː kui⸢oː⸣ru ʔi⸢wareː⸣ ʃi̥⸢kimit⸣taŋ]
      (豊年祭に爬竜船を漕ぐ謂れ<由来>を聞いた<聞いてみた>ことがある)

カツヌナカワリ [kḁ⸢ʦunu⸣ na⸢ka⸣wari] (連)

  • カツオの三枚卸。「カツオの中割」の義。
  • Example phrases
    • ク⸢バンマー⸣ カ⸢ツヌ⸣ ナ⸢カ⸣ワリ シ⸢ティル⸣ カ⸢ミ⸣ブシ ス⸢ク⸣ローッタ
      [ku⸢bammaː⸣ kḁ⸢ʦunu⸣ na⸢ka⸣wari ʃi̥⸢tiru⸣ ka⸢mi⸣buʃi su̥⸢ku⸣roːtta]
      (カツオの小判は三枚卸にして<ぞ>亀節<小さな鰹の三枚卸にした片身を一節にした鰹節>を造られた)

クーサアワリ [⸢kuː⸣saʔawari] (名)

  • 貧困。貧苦。悲哀。貧困の苦しさ。
  • Example phrases
    • ⸢クー⸣サアワリヌ ナ⸢カー⸣ラ ⸢モーキ⸣ ン⸢ザ⸣シ ⸣ドゥー ⸣イチダイシ ク⸢ビ⸣ヌ ⸣ザイサン ア⸢ラ⸣シェー⸢ダー
      [⸢kuː⸣saʔawarinu na⸢kaː⸣ra ⸢moːki⸣ ʔn⸢ʣa⸣ʃi ⸣duː ⸣ʔiʧidaiʃi ku⸢bi⸣nu ⸣ʣaisaŋ ʔa⸢ra⸣ʃeː⸢daː]
      (貧困の中から儲け出して、自分一代でこれほどの財産を築いたのだ)

クトゥワリ [ku⸢tu⸣wari] (名)

  • {Mn_1}断り。拒絶すること。老年層はク⸢トゥ⸣バリ[ku̥⸢tu⸣bari](断り)という。
  • Example phrases
    • ク⸢トゥワリ⸣ヌ ティ⸢ガミ⸣ヌ ⸣ケーン
      [ku̥⸢tuwari⸣nu ti⸢gami⸣nu ⸣keːŋ]
      (断りの手紙がきた)
    • ク⸢レー カーサヌ⸣ティ ⸢スー⸣ ク⸢トゥワリ⸣ヌ カ⸢ビ⸣ パ⸢リ⸣ シ⸢キ⸣リ
      [ku⸢reː kaːsanu⸣ti ⸢suː⸣ ku̥⸢tuwari⸣nu ka⸢bi⸣ pa⸢ri⸣ ʃi̥⸢ki⸣ri]
      (これは売らないと言う断りの紙を貼っておきなさい)

クトゥワリ [ku⸢tu⸣wari] (名)

  • {Mn_2}申し訳。言いわけ。事前に理由を告げること。
  • Example phrases
    • ヌ⸢シン⸣ナーニン ク⸢トゥ⸣ワリ ア⸢ザムティ カッティニ⸣ シゥ⸢カイ ベー
      [nu⸢ʃin⸣naːniŋ ku̥⸢tu⸣wari ʔa⸢ʣamuti kattini⸣ si̥⸢kai beː]
      (持ち主にも断りを言わないで、勝手に使っている)

ナカワリ [na⸢ka⸣wari] (名)

  • 鰹節製造過程で、生のカツオを三枚おろしにして、その上身と下身を更に半分に切り分けること。
  • Example phrases
    • カ⸢ツォー⸣ ク⸢バンマー⸣ ナ⸢カ⸣ワリ サ⸢ランダ⸣ カ⸢ミブ⸣シ ナ⸢ソーッタ
      [kḁ⸢ʦoː⸣ ku⸢bammaː⸣ na⸢ka⸣wari sa⸢randa⸣ ka⸢mibu⸣ʃi na⸢soːt⸣ta]
      (カツオは、小判は中割りできないからカメブシ<亀節>にされた)

ナンギアワリ [⸢naŋ⸣giʔawari] (名)

  • 難儀苦労。⸢ナン⸣ギアウリ[⸢naŋ⸣giʔauri](難儀苦労)、ア⸢ワ⸣リナンギ[ʔa⸢wa⸣rinaŋgi](難儀苦労{EOS}「哀れ難儀」の義)ともいう。
  • Example phrases
    • ⸣ウヤー ⸢ナン⸣ギアワリバ ⸢シール⸣ ッ⸢ふァヨー ウイヌ ガッ⸣コー ン⸢ザ⸣ソーッタ
      [⸣ʔujaː ⸢naŋ⸣giʔawariba ⸢ʃiːru⸣ f⸢fajoː ʔuinu gak⸣koː ʔn⸢ʣa⸣soːtta]
      (親は難儀苦労をして子供を上級学校へ進学させられた<出された>)

ヨツワリ [jo⸢ʦuwari] (名)

  • 四つ割り。四等分にすること。カツオを三枚に下ろして、更にそれぞれを脊椎に沿って二分し、背肉の部分を⸢ウー⸣ブシ[⸢ʔuː⸣buʃi](雄節)、腹部の身を⸢ミー⸣ブシ[⸢miː⸣buʃi](雌節)にする。カツオ節製造工場の導入に伴い、鹿児島、宮崎、高知あたりの日本語からの借用語。
  • Example phrases
    • カ⸢ツォー⸣ ピ⸢サー⸣ ウ⸢コー⸣シティ ナ⸢カ⸣ブネー ⸣トゥリ ヨ⸢ツ⸣ワリ ⸢シーティル ネーシ⸣ カ⸢ツブシェー⸣ ス⸢ク⸣ローッタ
      [kḁ⸢ʦoː⸣ pi̥⸢saː⸣ ʔu⸢koː⸣ʃi̥ti na⸢ka⸣buneː ⸣turi jo⸢ʦu⸣wari ⸢ʃiːtiru⸣ kḁ⸢ʦubuʃeː⸣ su̥⸢ku⸣roːtta]
      (カツオを三枚に下ろし<平を起こし>て中骨を取り除き、四つ割りにしてから<ぞ>、煮てカツオ節を造られた)

ワリヤイ [wa⸢ri⸣jai] (名)

  • 割合。標準語からの借用語。
  • Example phrases
    • ミ⸢ジトゥ⸣ サ⸢タ⸣トゥ ミ⸢リキン⸣ゴー ⸢ギューサ⸣ヌ ワ⸢リ⸣ヤイシ マ⸢ザー⸣シ カ⸢ケース⸣ワ
      [mi⸢ʤitu⸣ sḁ⸢ta⸣tu mi⸢rikiŋ⸣goː ⸢gjuːsa⸣nu wa⸢ri⸣jaiʃi ma⸢ʣaː⸣ʃi kḁ⸢keːsu⸣wa]
      (水と砂糖とメリケン粉は幾らの割合で混ぜてかき混ぜるのか)

カタナ [kḁ⸢ta⸣na] (名)

  • 包丁。菜切り包丁。「刀」と同義で、料理に用いる片刃の刃物。刀剣の意味はない。「大刀、太知(たち)。小刀、賀太奈(かたな)『和名抄』」の転訛したもの。鰹節製造工場では、イ⸢ズバザイカタナ[ʔi⸢ʣubaʣaikatana](魚を捌く包丁)、ヨ⸢ツワリカタナ[jo⸢ʦuwarikatana](三枚下ろしにした鰹の上身と下身を四つ割りにする包丁{EOS}幅約10センチ、刀身約15センチの半円形の包丁)、サ⸢バカタナ[sa⸢bakatana](⸢鱶刀」の義{EOS}柄にぎざぎざの切込みをつけて滑り止めを施した鋭利な包丁{EOS}烏賊釣り漁に持参した)、ヤ⸢マンガラ⸣シ[ja⸢maŋgara⸣ʃi](山刀)などがあった。
  • Example phrases
    • イ⸢ズバザイカタナ⸣シ カ⸢ツヌ⸣ ス⸢ブ⸣ル ⸣キシ
      [ʔi⸢ʣubaʣaikatana⸣ʃi kḁ⸢ʦunu⸣ su⸢bu⸣ru ⸣ki̥ʃi]
      (魚を捌く包丁<刀>で鰹の頭を切れ)
    • ⸣トゥシナー カ⸢タ⸣ナ ⸣トゥイバ
      [⸣tu̥ʃinaː kḁ⸢ta⸣na ⸣tuiba]
      (砥石で包丁を研ぎなさいよ)

シーゾーヤー [⸢ʃiːʣoː⸣jaː] (名)

  • 鰹節製造工場。「製造屋」の転訛したもの。カツオ漁業の導入に伴って沖縄本島の本部方言から借用された語であろう。鰹節製造工場には、一棟に生魚を捌く所、ナ⸢カ⸣ワリ[na⸢ka⸣wari](三枚卸し)、ヨ⸢ツワリ[jo⸢ʦuwari](四つ割り{EOS}三枚卸したものを⸢ミー⸣ブシ{SqBr}⸢miː⸣buʃi{/SqBr}<女節>と⸢ウー⸣ブシ{SqBr}⸢ʔuː⸣buʃi{/SqBr}<雄節>の部分に卸すこと)にする、カ⸢ツバザイマニツァ[kḁ⸢ʦubaʣaimaniʦa](カツオを捌く俎板)のある場所、イ⸢ズネーシカマ[ʔi⸢ʣuneːʃikama](カツオを煮る大釜)の場所、シ⸢ル⸣ク ッ⸢ふァーシトン[ʃi⸢ru⸣ku f⸢faːʃitoŋ](大釜で煮たカツオを焙乾する前に整形補正する所)があり、別棟にナ⸢ヤ[na⸢ja](事務所、倉庫を兼ねた納屋)と、バイカンヤー[⸢baikaŋ⸣jaː](焙乾屋)があった。
  • Example phrases
    • ⸢シーゾー⸣ヤーナー ナ⸢ヤン バイカン⸣ヤーン ⸢アッ⸣タン
      [⸢ʃiːʣoː⸣jaːnaː na⸢jam baikaŋ⸣jaːŋ ⸢ʔat⸣taŋ]
      (鰹節製造工場には、焙乾屋も納屋もあった)

シェーガートゥリ [⸢ʃeːgaː⸣turi] (名)

  • カツオの背びれとそれに付いている背の皮の鱗の部分を除去すること。⸢背皮取り」の義。鰹節製造過程で、頭を切ったカツオを納屋の大きな俎板に載せ、ナ⸢カ⸣ワリ[na⸢ka⸣wari](三枚卸)にする際に⸢シェーガー[⸢ʃeːgaː](背皮)を取ることをいう。先ず、カ⸢ツバザイカタナ[kḁ⸢ʦubaʣaikatana](カツオ捌き包丁)の先を、背びれの左右にある小さな鱗の部分に軽く差し込んで背皮をおこし、次に⸢ズーブニ[⸢ʣuːbuni](尾びれ{EOS}<尾骨>)の付け根から背びれの方へ包丁で背皮を薄く切り剥いでいき、その背皮を手に持ち替えて一気に引き抜くとシェーガーが除去できる。
  • Example phrases
    • ⸢シェー⸣ガー ⸣パギティル ナ⸢カ⸣ワレー ⸢ソー⸣ル
      [⸢ʃeː⸣gaː ⸣pagitiru na⸢ka⸣wareː ⸢soː⸣ru]
      (背皮を剥いでから中割<三枚卸>はされるのだ)

バイカン [⸢bai⸣kaŋ] (名)

  • uby{焙乾}{バイ|カン}。鰹節製造の際、ヨ⸢ツワリ[jo⸢ʦuwari](四つ割り)にしたカツオをニ⸢コミ[ni⸢komi](煮込み)した後、バ⸢ラ⸣ヌギ[ba⸢ra⸣nugi](ピンセットで骨を抜くこと)をし、シ⸢ル⸣ク[ʃi⸢ru⸣ku](鰹節補修用に煮た魚肉を搗き練ったもの)を付けて乾燥部屋に移し、薪を焚いて燻製にすること。
  • Example phrases
    • カ⸢ツブシェー バイカン⸣ヤーナーティ ッ⸢サンター⸣ラ ⸢ウンター⸣ニ ⸣サンダン ム⸢チナ⸣シェーティ ⸢バイカン⸣マー カ⸢キル⸣タ
      [kḁ⸢ʦubuʃeː baikaɲ⸣jaːnaːti s⸢santaː⸣ra ⸢ʔuntaː⸣ni ⸣sandam mu⸢ʧina⸣ʃeːti ⸢baikam⸣maː kḁ⸢kiru⸣ta]
      (鰹節は焙乾屋で下から上の段へと三段に移しながら焙乾をかけた)

マイガキ [⸢maiga⸣ki] (名)

  • 前掛け。前垂れ。着物の汚れを防ぐため、体の前面の胸部から膝までに掛けて着用する布。エプロンの一種。浜辺でカツオの頭を切り、⸢シーゾー⸣ヤー[⸢ʃiːʣoː⸣jaː](鰹節製造工場)でカツオを三枚下ろしにして、さらにヨ⸢ツ⸣ワリ[jo⸢ʦu⸣wari](四つ割り)にし、煮釜に入れ、煮あがったカツオからバ⸢ラ⸣ヌキ[ba⸢ra⸣nuki](小骨抜き)をし、シ⸢ル⸣ク ッ⸢ふァーシ[ʃi⸢ru⸣ku f⸢faːʃi](魚肉を練ったもので鰹節の形を補正する)などの作業をするが、⸢マイガ⸣キ[⸢maiga⸣ki]はその際に着用した。
  • Example phrases
    • カ⸢ツ⸣ バ⸢ザウ⸣ ピンマー ⸢シージル スンダー マイガ⸣ケー ⸢シーティル ソーッ⸣タ
      [kḁ⸢ʦu⸣ ba⸢ʣau⸣ pimmaː ⸢ʃiːʤiru sunda maiga⸣keː ⸢ʃiːtiru soːt⸣ta]
      (カツオを uby{捌}{サバ}く際には血まみれになるから、前掛けをしてされた)

ワザワイ [wa⸢ʣawai] (名)

  • 災い。災難。不幸なできごと。サ⸢ワリグトゥ[sa⸢warigutu](障り{EOS}支障)ともいう。
  • Example phrases
    • ⸢カンヌ⸣マイ ウ⸢ヤプス⸣ヌマイニ ノー⸢ンヌ⸣ サ⸢ワリグトゥ⸣ ワ⸢ザワイグトゥン⸣ ア⸢ラ⸣シ タ⸢ボーン⸣ナティル ⸣ニガイ ッ⸢サルタ
      [⸢kannu⸣mai ʔu⸢japusu⸣numaini noː⸢nnu⸣ sa⸢warigutu⸣ wa⸢ʣawaigutuŋ⸣ ʔa⸢ra⸣ʃi ta⸢boːn⸣natiru ⸣nigai s⸢saruta]
      (神様、ご先祖様に、何の障りごとも災いもありませんように<有らせ賜るな>とお祈り申し上げた)

Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)

Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.

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わり割り

(Common Noun)

  1. Rate; Ratio; Proportion; Percentage

  1. Profit

  1. Assignment

  1. 10%; Unit of ten percent

  1. Match; Schedule of matches

(Common Suffix)

  1. Diluted with (of drinks); Mixed with

りん

(Common)

  1. One-hundredth; 0.3 mm (one-hundredth of a sun); 0.1 percent (one-hundredth of a wari); 0.0375 grams (one-hundredth of a monme)

(Common Noun)

  1. Old monetary unit (0.001 yen)

  1. One-tenth; One percent (one-tenth of a wari); 3 mm (one-tenth of a sun); 2.4 mm (one-tenth of a mon, a traditional unit used to measure shoe sizes); 0.1 degree (one-tenth of a do, used to measure body temperature on any temperature scale)

(Noun)

  1. One-quarter of a ryou (obsolete unit of currency)

  1. Thickness

  1. Advantageous circumstances

  1. One-tenth of a monme of silver

もう

  1. One-thousandth; 0.03 mm (one-thousandth of a sun); 0.01 percent (one-thousandth of a wari); 3.75 milligrams (one-thousandth of a monme)

(Noun)

  1. Old monetary unit (0.0001 yen)

Wikidata

Possible matches from Wikipedia’s Wikidata, © Creative Commons Attribution-ShareAlike License

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【ワリ (曖昧さ回避)】

Wari

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