(Noun) Dove, pigeon
Define uutoxu ううとぅ Meaning ウートゥ
Displaying results for uutoxu (uutu・ううとぅ・ウートゥ) – ryukyu
JLect: Japonic Languages and Dialects Database
Results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.
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A dictionary of the Ryukyuan language
Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.
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ウートゥ uutu (?uutu) ⓪ 名
- [大渡]沖の海。外海。大海。~Nkai 'juu taci?irijuN.大海に湯を沸かして入れる。焼け石に水。
クートゥ kuutu (kuutu) ⓪ 名
- 以外。よりほか。?arijaka~taaga siQcooga.彼よりほかにだれが知っているか。?ajaakuutoo taagaN'NndaN.母以外にはだれも見ない(幼児を夜外出させる時に言うまじないの文句)。
ムートゥ muutu (muutu) ⓪ 名
- 元。本。みなもと。また,先祖。
- もとで。資本。元金。~tuikeesjuN.もとを取り戻す。~kaNzuN.もとを取れずに,損失をこうむる。
ーグートゥー -guutuu (-guutuu) ⓪ 接尾
- ように。動詞の否定形につき否定の意志を表わす。?ikaNguutuu sjuN.行かないようにする。行くまいとする。kusuee 'Nzasanu numaNguutuu sjuN.薬は苦くて飲みたがらない。
ユートゥジ yuutuji ('juutuzi) ⓪ 名
- 夜伽。夜のつれづれを慰めること。
- 出産・看護・葬式の夜などに,家族・近親の者が集まって,世話・相手などをすること。
ッチュウトゥ cchu utu (Qcu?utu) ① 名
- 人の来る足音。また,人のいる気配を感じさせる音。
ムヌウトゥ munu utu (munu?utu) ⓪* 名
- 物音。主として,不幸などを知らせる予言的な音をいう。前兆となる音。きねの音・念仏鉦の音などは死の前兆,騒音は火事などの前兆とされる。~nu ?ataN.前兆の音があった。
- 病人のある家などで,のこぎりの音・釘の音・その他縁起の悪い音を立てないようにすること。また,その期間。namaa~'jaN.今は音を禁止する期間だ。
- ?iNdumijamadumiと同じ。
ムートゥヤー muutuyaa (muutuja]a) ⓪ 名
- 本家。
シプートゥ shipuutu (sipuutu) ① 副
- びっしょり。ぐっしょり。ひどくぬれたさま。
シュートゥク shuutuku (sjuutuku) ⓪ 名
- 得。利益。益。金銭の利益はmookiという。~N neeN hanasi.益もない話。つまらない話。
ウフムートゥ ufumuutu (?uhumuutu) ⓪ 名
- 総本家。一族一門の元祖の家柄。nakamuutu(分家の祖先)に対する。
ウートゥールー uutuuruu (?uutuuruu) ⓪ 名
- つつぬけ。見通し。間に仕切りのないこと。?amatu kumatu~'jaN.あっちとこっちとつつぬけだ。tunainu Zasicinu~natooru kutu,nuuN kwiiN marumii 'jaN.隣の部屋とつつぬけになっているから何もかも丸見えだ。
ユーユートゥ yuuyuutu ('juujuutu) ① 副
- ゆうゆうと。ゆっくり。のんびり。~simiSeebiree.ごゆっくりなさいませ。
ナカムートゥ nakamuutu (nakamuutu) ① 名
- ?uhumuutu(本家の先祖)に対して,中ごろの先祖,すなわち分家の先祖をいう。
ンジュンジュートゥ njunjuutu ('NzuNzuutu) ①、⓪ 副
- うんと強く。~sugujuN.うんと強くなぐる。
グートゥミートゥ guutumiitu (guutumiitu) ⓪ 名
- 対の物。揃いの物。また,夫婦。
クーリブートゥ kuuribuutu (kuuribuutu) ⓪ 名
- ところてん。「こころぶと」とは関係ない語か。tiNSiikaNともいう。
クートゥグートゥ kuutuguutu (kuutuguutu) ⓪ 副
- ごとに。ことごとに。hwiija~.日ごとに。一日一日と。Cicee~.月ごとに。
ウフウフートゥ ufu ufuutu (?uhu?uhuutu) ① 副
- たっぷりと。たくさん。~?irijuN.たっぷりと入れる。
カルガルートゥ karugaruutu (karugaruutu) ① 副
- 軽軽と。軽く。?NbumuN~mucuN.重い物を軽軽と持つ。~?iQti kwiree.(飯などを)軽くよそってくれ。
Audio Database of Hatoma Lexicon
Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED
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ウートゥリ [⸢ʔuː⸣turi] (名)
- 大凪。無風状態になること。⸢ピュー⸣カ[⸢pjuː⸣ka](べた凪)ともいう。
- カ⸢ジヌ⸣ トゥ⸢リティ ウー⸣トゥリ ⸢スー⸣カー ⸢プー ピキ⸣ パ⸢ラサラ⸣ヌ
[ka⸢ʤinu⸣ tu⸢riti ʔuː⸣turi ⸢suː⸣ka ⸢puː pi̥ki⸣ pa⸢rasara⸣nu]
(風が止んで大凪になると、帆を揚げて走らされない<帆走できない>) - カ⸢ゼー ウー⸣トゥリ ⸢シー ナーン⸣バ ⸣ヤク ⸣クイ
[ka⸢ʤeː ʔuː⸣turi ⸢ʃiːnaːm⸣ba ⸣jaku ⸣kui]
(風がぴたりと止んで大凪になってしまったから櫂で舟を漕ぎなさい) - カ⸢ジヌ ウー⸣トゥリ シ⸢ター キーヌ⸣パーン ⸢ウーカ⸣ヌ
[ka⸢ʤinu ʔuː⸣turi ʃi̥⸢taː kiːnu⸣paːŋ ⸢ʔuːka⸣nu]
(風が大凪になったので、木の葉の動かない) - ウ⸢ヌ⸣スク フ⸢ク⸣タ カ⸢ジヌ ウー⸣トゥリ ⸢シーナーヌ⸣ヌ フ⸢キカイシ⸣ヌ ⸢キー⸣スンダ ⸢ヤー⸣ヌ カ⸢キン⸣グ ⸢シー⸣ヨー
[ʔu⸢nu⸣su̥ku ɸu̥⸢ku⸣ta ka⸢ʤinu ʔuː⸣turi ⸢ʃiːnaːnu⸣nu ɸu̥⸢kikaiʃi⸣nu ⸢kiː⸣sunda ⸢jaː⸣nu ka⸢kiŋ⸣gu ⸢ʃiː⸣joː]
(あんなに吹き荒れた<吹いた>台風が大凪になって<ぴたりと凪いで>しまったが、台風の吹き返しがくるから家の格護<保護対策>をしっかりしなさいよ)
Example phrases
ウートゥルバイ [⸢ʔuːturu⸣bai] (名)
- ぼんやりすること。ぽかんとしているさま。間が抜けたさま。呆然自失のさま。驚いて目を白黒させるさま。
- ⸢アッ⸣タニ ウ⸢バーシター⸣ ウ⸢レー⸣ ウ⸢ダラ⸣キティ ⸢ウートゥル⸣バイ ⸢シーベー
[⸢ʔat⸣tani ʔu⸢baːʃitaː⸣ ʔu⸢reː⸣ ʔu⸢dara⸣kiti ⸢ʔuːturu⸣bai ⸢ʃiː beː]
(急に<突然に>驚かしたので、彼は驚いて呆然自失になっている<ぼんやりしている{EOS}ぽかんとしている>)
Example phrases
シチンガチウートゥリ [ʃi̥⸢ʧiŋgaʧiʔuː⸣turi] (名)
- 旧暦七月の無風状態。「七月大凪」の義。
- シ⸢チンガチウー⸣トゥリサーリ ⸢マイ⸣ トゥ⸢バスンティ シーバ⸣ トゥ⸢バサリン⸠トゥレー
[ʃi̥⸢ʧiŋgaʧi ʔuː⸣turisaːri ⸢mai⸣ tu⸢basunti ʃiːba⸣ tu⸢basarin⸠tureː]
(七月の大凪で脱穀した米殻を飛ばして米殻や屑を除去しようとしても飛ばされるものですか)