A dictionary of the Ryukyuan language
Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.
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シラシ shirashi (sirasi) ① 名
- 知らせ。報告。
- 前兆。
ウシラシ ushirashi (?usirasi) ⓪ 名
- 神仏,祖先の霊などのお知らせ。お告げ。夜,大きな石の落ちる音がして,易を立ててみると,それが祖先の祭りを怠っているお告げであったりする。
シラシビ shirashibi (sirasibi) ① 名
文
- 知らせる人。告げ知らせる人。似た語に,kataibi(語り部)がある。ともに文語。'unazarani 'waga takumi~nu ?atara, ?azitu murutumuni tamanuuju ciraci.[をなぢやらに我がたくみしらしべのあたら按司と諸共に玉の緒よちらち(忠臣身替)]按司夫人にわがたくらみを知らせる者があったのか,按司とともに死んでしまった。
シラシブイ shirashibui (sirasibui) ⓪ 名
- 白絞め油。大豆油。上等な食用油である。
イィーシラシ yiishirashi ('ii]sirasi) ⓪ 名
- いい知らせ。吉報。
ムヌシラシドゥクル munushirashidukuru (munusirasidu]kuru) ⓪ 名
- 苦労を知らせるところ。苦労の多いところ。また配所。takahanarizimaja~,nja munu sijabitaN 'juruci tabori.[高離島や物知らしどころにや物知やべたんゆるちたばうれ]高離島は苦しみを教える配所,もう充分苦しみました。許して下さい。
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めー しらし
- 前兆
Example phrases
- でぃーぐぬ はなぬ さちかんぢーねー うふかじぬ ちゅーんでぃーる めーしらし やんでぃ。
(デイゴの花が咲き乱れると台風が来るという前兆だって)
イミシラシ [ʔi⸢miʃira⸣ʃi] (名)
- 夢で仏事、神事を告げ知らせられること。「夢知らせ」の義。
Example phrases
- ⸢ジーヌギヌ⸣ サ⸢リブラーン⸣ティ ⸢スー⸣ イ⸢ミシラシ⸣ヌ ⸢アッ⸣タ⸢トゥ⸣ツォー
[⸢ʤiːnuginu⸣ sa⸢riburaːn⸣ti ⸢suː⸣ ʔi⸢miʃiraʃi⸣nu ⸢ʔat⸣ta⸢tu⸣ʦoː]
(死去した所の地祇に対して霊を放してもらう祈願がなされていないという夢知らせがあったそうだ)
カンシラシ [⸢kaŋʃira⸣ʃi] (名)
- 神のお告げ。神託。神女(巫女)が⸢カンダー⸣リ[⸢kandaː⸣ri](神がかり)して告げたり、ユ⸢タ[ju⸢ta](巫げき)の占いによって知らされたりする。夢によって知らされることもある。「神知らせ」の義。
Example phrases
- ⸢カンシラシ⸣ヌ ア⸢ロー⸣リキー ⸢ニン⸣ガイ シ⸢ミルンティ ベー
[⸢kaŋʃiraʃi⸣nu ʔa⸢roː⸣rikiː ⸢niŋ⸣gai ʃi⸢mirunti beː]
(神のお告げ<神知らせ>があったので祈願をさせようとしている)
シラシ [ʃi⸢raʃi] (名)
- {Mn_2}神仏のお告げ。吉兆、凶兆。見馴れぬ鳥が家の中に入ってきたり、鶏や犬がその家に向かって妙な鳴き方をすると、神仏の「知らせ」があったといって、ユ⸢タ[ju⸢ta](ふげき<巫巫見>)の家に行って神仏のお告げを聞いた。
Example phrases
- ⸢イン⸣ヌ ⸢ナーブイ シー⸣ ヤ⸢ナナキ シーベー⸣ヌ ⸢ヌー⸣ヌ シ⸢ラシヌ⸣ アルカヤー
[⸢ʔin⸣nu ⸢naːbui ʃiː⸣ ja⸢nanaki ʃiːbeː⸣nu ⸢nuː⸣nu ʃi⸢raʃinu⸣ ʔarukajaː]
(犬が遠吠え<長吠え>をして悪いなき方をしているが、何のお告げがあるのかねえ) - ム⸢ヌシラ⸣シ
[mu⸢nuʃira⸣ʃi]
(もの知らせ{EOS}神仏のお告げ) - ⸢カンシラ⸣シ
[⸢kaŋʃira⸣ʃi]
(神のお告げ) - シ⸢ラシグトゥヌ アッ⸣タン⸢ダー
[ʃi⸢raʃigutunu ʔat⸣tan⸢daː]
(お告げ<知らせごと{EOS}予兆>があったよ) - ⸢イン⸣ヌ ヤ⸢ナナキ スー⸣カー ヤ⸢ナクトゥヌ⸣ シ⸢ルシ⸣ティ ア⸢ザリ ブー
[⸢ʔin⸣nu ja⸢nanaki suː⸣kaː ja⸢nakutunu⸣ ʃi⸢ruʃi⸣ti ʔa⸢ʣari buː]
(犬が日頃と異なる悪い鳴き方をすると、凶事が起きるという神仏のお告げと言われている)
シラシ [ʃi⸢raʃi] (名)
- 斉唱。二人以上で歌う事。「連れさせ」の義。
Example phrases
- パ⸢トゥ⸣マクドゥキヌ ⸢ヘーシ⸣ヌ ⸣トンマー シ⸢ラシ⸣シ イ⸢ジ⸠ヨー
[pḁ⸢tu⸣ma ⸣kudukinu ⸢heːʃi⸣nu tommaː ʃi⸢raʃi⸣ʃi ʔi⸢ʤi⸠joː]
(鳩間口説節の囃子のところはシ⸢ラシ<斉唱{EOS}踊り手も一緒に歌うこと>で歌いなさいよ)
シラシタフ [⸣ʃiraʃi̥taɸu] (名)
- お産の準備。⸣シラパマイ[⸣ʃirapamai](産褥中の食糧{EOS}白米約一斗)、⸣シラタムヌ[⸣ʃiratamunu](お産の時、地炉にくべ<焼べ>る薪{EOS}丸太のまま、大きく割った薪、約三駄)の準備をしたり、⸣シラキン[⸣ʃirakiŋ](産着)、シ⸢ビシ⸣ケー[ʃi⸢biʃi̥⸣keː](おむつ)等の準備をすること。
Example phrases
- ⸣シラシタホー ⸢シェーン⸣カヤー
[⸣ʃiraʃi̥tahoː ⸢ʃeːŋ⸣kajaː]
(お産の準備は完了したかな)
シラシフチル [ʃi⸢raʃiɸuʧiru] (名)
- 消炎剤。化膿止め。化膿しかけたおできや腫れたものを治す薬。「散らし薬」の転訛したもの。シ⸢ラシフシル[ʃi⸢raʃiɸuʃiru](消炎剤{EOS}散らし薬)ともいう。
Example phrases
- シ⸢ラシフチルバ ヌーリティ⸣ ア⸢シ⸣ブ シ⸢ラシ⸣バ
[ʃi⸢raʃiɸuʧiruba nuːriti⸣ ʔa⸢ʃi⸣bu ʃi⸢raʃi⸣ba]
(消炎剤<散らし薬>を塗って、お出来を散らして治しなさいよ) - ガ⸢ジマル⸣ヌ ⸣シロー ア⸢シブ⸣ヌ シ⸢ラシフチル⸣ティ ム⸢カ⸣シプソー ア⸢ゾーッ⸣タ
[ga⸢ʤimaru⸣nu ⸣ʃiroː ʔa⸢ʃibu⸣nu ʃi⸢raʃiɸuʧiru⸣ti mu⸢ka⸣ʃipu̥soː ʔa⸢ʣoːt⸣ta]
(ガジマルの樹液はあせも<汗疹>の消炎剤<散らし薬>だと昔の人はいわれた)
マイシラシ [⸢maiʃira⸣ʃi] (名)
- 前兆。予兆。「前知らせ」の義。⸢マイジラ⸣シ[⸢maiʤira⸣ʃi](前兆{EOS}前知らせ)、単に、シ⸢ラシ[ʃi⸢raʃi]ともいう。
Example phrases
- ⸢ウン⸣ネヌ ⸣アッパー ⸢マーラソーッ⸣タ ⸣ピンマー ⸢マイシラシ⸣ヌ ⸢アッ⸣タンツォー
[⸢ʔun⸣nenu ⸣ʔappaː ⸢maːrasoːt⸣ta ⸣pimmaː ⸢maiʃiraʃi⸣nu ⸢ʔat⸣tanʦoː]
(その家のお祖母さんが亡くなられた時は、その前兆<前知らせ>があったそうだ)
ムヌシラシ [mu⸢nuʃira⸣ʃi] (名)
- 神仏のお告げ。託宣。「物知らせ」の義。神仏が鶏や犬猫などに異常な鳴き声、または異常行動を起こさせることによって神仏の意思を人間に知らせること。音韻が融合変化して、ム⸢ヌッサ⸣シ[mu⸢nussa⸣ʃi](物知らせ)ともいう。
Example phrases
- ⸢ミードゥル⸣ヌ ヤ⸢ナナキ シー イン⸣ヌ ヤ⸢ナナキ スー⸣カー ム⸢ヌシラ⸣シティ ア⸢ザリ ブー
[⸢miːduru⸣nu ja⸢nanaki ʃiː ʔin⸣nu ja⸢nanaki suː⸣kaː mu⸢nuʃira⸣ʃiti ʔa⸢ʣari buː]
(雌鳥が異常な鳴き方<悪鳴き>をし、犬が異常な鳴き方<悪鳴き>をすると、神仏のお告げだといわれている) - ム⸢ヌシラ⸣シェー ⸢アッ⸣タン⸢ダー
[mu⸢nuʃira⸣ʃeː ⸢ʔat⸣tan⸢daː]
(神仏のお告げはあったよ)
しらしめる【知らしめる】
(Ichidan verb, transitive)
- To make known
しらじら・しらしら【白々・白白】
(Adverb)
- Growing light (e.g. at dawn)
- Pale
- Appearing dumb; Talking in an obvious way
しらしらあけ・しらじらあけ【白白明け・白々明け】
(Noun)
- Dawn; Daybreak
かしらしょく【頭職】
(Noun)
- Appointed official sent to administer a certain region (in the Ryukyu Kingdom)
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