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Define saara さあら Meaning サーラ

Displaying results for saara (saara・さあら・サーラ) – ryukyu

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Okinawan → Japanese

サーラ saara (saara) ⓪ 名

  1. たわし。

サーラー saaraa (saaraa) ⓪ 副

  1. saanaaと同じ。saaru(猿)に由来する語か。

カカイサーラチ kakaisaarachi (kakaisa]araci) ⓪ 名

  1. さしさわり。障害。nuunu~N neeN.何のさしさわりもない。

Audio Database of Hatoma Lexicon

Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED

Search languages: Yaeyama (Hatoma) ↔ Japanese

ウイッサーラ [⸢ʔuissaːra] (名)

  • 上下。
  • Example phrases
    • マ⸢ナマ⸣ヌ ⸢ユーヌ⸣ プ⸢ス⸣ナー ⸢ウイッサーラ⸣テー ⸢ナー⸣ヌ ムー⸢ル⸣ ユ⸢ヌ⸣ムー
      [ma⸢nama⸣nu ⸢juːnu⸣ pu̥⸢su⸣naː ⸢ʔuissaːra⸣teː ⸢naː⸣nu muː⸢ru⸣ ju⸢nu⸣muː]
      (今の世の人に上下というのはない{EOS}みんな同じだ)

ウブブサーラ [ʔu⸢bubusaː⸣ra] (名)

  • 巨漢。大男。
  • Example phrases
    • ⸣ドゥーン カ⸢ダ⸣カブカラヌ ウ⸢ブブサーラ⸣ヌ ⸢ベー⸣ヌンドゥ ⸢ンーナフドゥ⸣ カー⸢ニル⸣ アル ノー⸢ン シーユーサヌ
      [⸣duːŋ ka⸢da⸣ka ⸣bukaranu ʔu⸢bubusaːra⸣nu ⸢beː⸣nundu ⸢nːnaɸudu⸣ kaː⸢niru⸣ ʔaru noː⸢ŋ ʃiːjuːsanu]
      (背丈<身長>がこれくらいもある大男がいるが、いたずらに体が大きいだけ<役に立たない体格があるだけ>で、なんにも出来ない)

オーサーラ [⸢ʔoː⸣saːra] (名)

  • お手玉。お手玉遊び。石垣方言からの借用語か。
  • Example phrases
    • ム⸢カ⸣シプソー ウブシ⸢ケー⸣マシル ⸢オー⸣サーラ ⸢シー⸣ ア⸢サボーッ⸣タツォー
      [mu⸢ka⸣ʃipu̥soː ʔubuʃi̥⸢keː⸣maʃiru ⸢ʔoː⸣saːra ⸢ʃiː⸣ ʔa⸢saboːt⸣taʦoː]
      (昔の人はおはじきでをして遊ばれたそうだ)

カタプサーラ [kḁ⸢tapu̥saː⸣ra] (副)

  • 片っ端から。一方から。次々に。手当たり次第にすべて。⸢イッソー⸣ラ[⸢ʔissoː⸣ra](片っ端から)ともいう。
  • Example phrases
    • ン⸢ザ⸣シ ⸣クー ⸣ムノー カ⸢タプサー⸣ラ ムー⸢ル⸣ ヌ⸢ミ⸣キシ ⸢ナー⸣ヌ
      [ʔn⸢ʣa⸣ʃi ⸣kuː ⸣munoː kḁ⸢tapu̥saː⸣ra muː⸢ru⸣ nu⸢mi⸣ki̥ʃi ⸢naː⸣nu]
      (出してくるものは片っ端から全部飲んでしまった)

サーラ [⸢saː⸣ra] (名)

  • (植)サンカクイ(三角藺)。シチトウイ。筵に編んだり、畳の表に利用される。西表島の田の畦や休耕田などに栽培されていた。高さ1~1、5メートルに成長する。
  • Example phrases
    • ⸢バン⸣テヌ トゥ⸢マダヌ ター⸣マーラ ⸢サーラ⸣バ ⸣スリ ⸣キー ⸣プシティ ウ⸢リ⸣シル ⸣ムソー フ⸢モーッタ⸣ル
      [⸢ban⸣tenu tu⸢madanu ⸢taː⸣maːra ⸢saːra⸣ba ⸣suri ⸣kiː ⸣pu̥ʃiti ʔu⸢riʃi⸣ru ⸣musoː ɸu⸢moːtta⸣ru]
      (私の家のトゥマダの小さな田圃からサーラ<三角い草>を刈ってきて干して、それで筵を編まれたものだ)

サーラ [⸢saːra] (名)

  • (動)魚の名。和名、ヨコシマサワラ(体長約1、5メートル)。オキザワラ(体長約2メートル)の2種類の総称。鰹漁船で漁場への行き帰りの時にピ⸢キナー[pi̥⸢kinaː](引き縄、牛の角で造った擬餌針を流して釣ること)でよく釣れた。⸢ユーリキー[⸢juːrikiː](流木)のあるところで釣れた。
  • Example phrases
    • イ⸢ガウメー オー⸣ル ⸣ピンマー ⸣ユー ⸢サー⸣ラン ウ⸢キザー⸣ラン ⸢ホー⸣ソーッタン
      [ʔi⸢gaumeː ʔoː⸣ru ⸣pimmaː ⸣juː ⸢saː⸣raŋ ʔu⸢kiʣaː⸣raŋ ⸢hoː⸣soːttaŋ]
      (イカ釣漁に行かれる時には、よくオキザワラも、ウ⸢キザー⸣ラ<鮫>も釣られたよ)

サーラサーラ [⸢saːrasaːra] (副)

  • {Mn_1}さらさら。浅い川の水が淀みなく流れる音<擬音語>。

サーラサーラ [⸢saːrasaːra] (副)

  • {Mn_2}流れるように文字や絵を描くさま<擬態語>。若年層は⸢サーラ⸣ナイ[⸢saːra⸣nai](さらさらと)ともいう。
  • Example phrases
    • ⸢ティー⸣ヤ ⸢フッツォーリ ブンドゥ⸣ ン⸢メーマ⸣ サ⸢キ⸣ ヌムカー ⸢サーラサーラ⸣シ ⸢ジー⸣ カクン
      [⸢tiː⸣ja ⸢ɸutʦoːri bundu⸣ ʔm⸢meːma⸣ sḁ⸢ki⸣ numukaː ⸢saːrasaːra⸣ʃi ⸢ʤiː⸣ kḁkuŋ]
      (手は震えているが、少し酒を飲むとさらさらと文字を書く)

サーラスン [⸢saːrasuŋ] (連)

  • 連れさせる。同行させる。⸢サールン[⸢saːruŋ](連れる{EOS}同行する{EOS}連れ立つ)の未然形に使役の助動詞⸣スン[⸣suŋ](せる{EOS}させる)が下接して形成された使役動詞。
  • Example phrases
    • ミ⸢ドーン⸣ッふァン ⸢サーラシ⸣ パ⸢ラシ⸣タ
      [mi⸢doːn⸣ffan ⸢saːraʃi⸣ pa⸢raʃi̥⸣ta]
      (女の子に連れさせて行かせた)
    • ⸢サーラサヌ
      [⸢saːrasanu]
      (連れさせない)
    • ウ⸢リン サーラス⸣ クトゥ
      [ʔu⸢rin saːrasu⸣ ku̥tu]
      (その人に連れさせること)

サーラダク [⸣saːradaku] (名)

  • (動)蛸の一種で、真蛸より腕が細く長い。真蛸が痩せこけた感じの蛸で、鳩間島では決して食しない。食中毒を起すという。
  • Example phrases
    • ⸣サーラダコー ⸢ヨーガリタク⸣ ナリティ ⸢ビー⸣ルンダ パ⸢トゥ⸣マプソー ウ⸢レー⸣ ッ⸢ふァーヌ
      [⸣saːradakoː ⸢joːgaritaku⸣ nariti ⸢biː⸣runda pḁ⸢tu⸣mapu̥soː ʔu⸢reː⸣ f⸢faːnu]
      (サーラ蛸は痩せ蛸になっていて、食中毒をおこすから、鳩間島の人は、それは食べない)

サーラヌ [⸢saːra⸣nu] (連)

  • 足りない。不足する。「触らぬ」の意味が「かかわる。よりつく」の意に派生転訛したものか。
  • Example phrases
    • ウ⸢ビッチン⸣ヌ ム⸢ヌ⸣バ ⸣バクカー フ⸢チン サーラ⸣ヌ
      [ʔu⸢bitʧin⸣nu mu⸢nu⸣ba ⸣bakukaː ɸu̥⸢ʧin saːra⸣nu]
      (これぽっちのものを分けると、少なすぎて口にする<食べるには>には足りない<当たらない>)

サーラマキ [⸢saːramaki] (名)

  • つわり(悪阻)。
  • Example phrases
    • ⸢サーラマケー シール⸣ ムノー ⸢ファイユーサナ ヨーガレー⸣ティ ⸢アー⸣ク
      [⸢saːramakeː ʃiːru⸣ munoː ⸢faijuːsana joːgareː⸣ti ⸢ʔaː⸣ku]
      (つわりをしてご飯を食べることが出来ないで、痩せ細っている)

サーラミジ [⸢saːra⸣miʤi] (名)

  • 滝。西表島北岸のピ⸢ナイサーラ[pi⸢naisaːra](ピナイ<鬚川>滝)のこと。/マエニミユルワ ピナイサラ ウミニナガユル タツカワワ ユユムカワラン ウムシルヤ/(前に見えるのはピナイ滝、海へと流れ落ちる立つ川<滝>は世々も変わらず見事である)「鳩間口説」『鳩間島古典民謡古謡集』

サーラムス [⸢saːra⸣musu] (名)

  • サーラ(三角藺<カヤツリグサ科の多年草>)を干して編んだ筵。
  • Example phrases
    • ナ⸢チェー⸣ アツァンダ ⸢トゥーシ⸣ナ ⸢サーラ⸣ムス シ⸢キティ⸣ ニ⸢ブタ
      [na⸢ʧeː⸣ ʔaʦanda ⸢tuːʃi⸣na ⸢saːra⸣musu ʃi̥⸢kiti⸣ ni⸢buta]
      (夏は暑いから縁側にサーラ筵を敷いて寝た)

ッサーラ [s⸢saːra] (名)

  • 下の方。
  • Example phrases
    • ⸢キー⸣ヌ ッ⸢サーラー⸣ラー ⸢ウイ ヌーリ⸣ パルン
      [⸢kiː⸣nu s⸢saːraː⸣raː ⸢ʔui nuːri⸣ paruŋ]
      (木の下から上に上っていく)
    • ウ⸢レー⸣ ッ⸢サーラー⸣ ウ⸢ラ⸣シ
      [ʔu⸢reː⸣ s⸢saːraː⸣ ʔu⸢ra⸣ʃi]
      (それは下へ降ろしなさい)
    • ⸢キーヌッサー⸣ラー ピ⸢ラ⸣ケーバ ⸢キーヌッサーン⸣ナーティ ア⸢サビ
      [⸢kiːnussaː⸣raː pi⸢ra⸣keːba ⸢kiːnussaːn⸣naːti ʔa⸢sabi]
      (木の下は涼しいから木の下で遊びなさい)

ッサーラシパン [s⸢saːraʃi⸣paŋ] (名)

  • 両足をぶら下げて縁側に座ること。「下げ足」の義。農民は余所の家を訪ねても普通は縁側に腰を掛けて話すのが良いとされていた。奥へ上がって話すのは老人か、怠け者がすることと教えられていた。
  • Example phrases
    • ⸣アイニ ッ⸢サーラシ⸣パン ⸢サンドー⸣シ ウ⸢チンター ペー⸣リ ⸣サー ⸣ヌミバ
      [⸣ʔaini s⸢saːraʃi⸣pan ⸢sandoː⸣ʃi ʔu⸢ʧintaː peː⸣ri ⸣saː ⸣numiba]
      (そんなに両足をぶら下げて座らないで、奥へ上がってゆっくりとお茶を飲みなさいよ)

ッサーラスン [s⸢saːra⸣suŋ] (他動)

  • 垂らす。ぶら下げる。吊るす。
  • Example phrases
    • ⸣シナ ッ⸢サーラ⸣シティ カ⸢サマスンティ⸣ シ⸢タンドゥ⸣ ッ⸢サーラサラン⸣シェン
      [⸣ʃina s⸢saːra⸣ʃi̥ti kḁ⸢samasunti⸣ ʃi̥⸢tandu⸣ s⸢saːrasaraŋ⸣ʃeŋ]
      (綱を垂らして捕まえさせようとしたが、垂らされなかった)
    • ⸣シナ ッ⸢サーラ⸣スンティ ⸣ウムーカー ⸣クマーラ ッ⸢サーラ⸣スクトー ナルン
      [⸣ʃina s⸢saːra⸣sunti ⸣ʔumuːkaː ⸣kumaːra s⸢saːra⸣su ⸣ku̥toː ⸣naruŋ]
      (綱を垂らそうと思うなら、ここから垂らすことは出来る)
    • ⸢マー⸣ビン ッ⸢サーラ⸣シェー ⸣ミサムヌ
      [⸢maː⸣bin s⸢saːra⸣ʃeː ⸣misamunu]
      (もっと垂らせばいいのに)
    • ッ⸢サーラ⸣シバ
      [s⸢saːra⸣ʃiba]
      (垂らしなさいよ)

トゥシッサーラ [tu̥⸢ʃissaː⸣ra] (名)

  • 年下。
  • Example phrases
    • ⸢ワー⸣ バーラ フ⸢ターチェー⸣ トゥ⸢シッサーラ⸣<⸢ウシ⸣トゥ>ユン⸢ナー
      [⸢waː⸣ baːra ɸu̥⸢taːʧeː⸣ tu̥⸢ʃissaːra⸣<⸢ʔuʃi⸣tu>jun⸢naː]
      (君は私より二つ年下だねえ)

バキンッサーラ [ba⸢kinssaː⸣ra] (名)

  • 腋。腕のつけ根の下部。「腋の下」の義。
  • Example phrases
    • バ⸢キンッサー⸣ラナー ッ⸢ふァバ⸣ ユ⸢クサンダキバ シー⸣ パリ ⸢パッ⸣タヤー
      [ba⸢kinssaː⸣ranaː f⸢faba⸣ ju⸢kusandakiba ʃiː⸣ pari ⸢pat⸣tajaː]
      (脇に子供を横ざまに抱き抱えて走って行ったよ)
    • バ⸢キンッサー⸣ラナ ⸣グリグリヌ ⸣タニ ス⸢ク⸣リティ ヤ⸢ミ⸣スバン
      [ba⸢kinssaː⸣rana ⸣gurigurinu ⸣tani su̥⸢ku⸣riti ja⸢mi⸣subaŋ]
      (腋の下にぐりぐりの種ができて<ぐりぐりが丸い種を作って>痛むよ)

パンッサーラシビリ [⸢panssaːraʃi⸣biri] (名)

  • 足下げ座り。縁側や三番座などで足を垂らして座ること。農家の主婦たちは用事を済ませてすぐ立てるように座敷に上がることはしなかった。老人たちが座敷に上がって茶を飲んだ。
  • Example phrases
    • ⸢パンタ⸣サンダ ⸢パンッサーラシ⸣ビリ ⸢シェー⸣ティル ⸢サー⸣ユン ヌ⸢ム⸣タ⸢ダー
      [⸢panta⸣sanda ⸢panssaːraʃi⸣biri ⸢ʃeː⸣tiru ⸢saː⸣jun nu⸢mu⸣ta⸢daː]
      (忙しいので足下げ座りをしながらお茶も飲んだものだよ)

Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)

Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.

Search languages: Japanese-English, English-Japanese

さあら然有らぬ然あらぬ

(Pre-noun adjectival)

  1. Casual; Indifferent; Nonchalant
    Word usually written using kana alone

サーランギ

(Noun)

  1. Sarangi (violin-like instrument of Indian origin)

さあらぬていでさあらぬ体で然有らぬ体で

(Expression)

  1. With a nonchalant air

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