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Define ruku るく Meaning ルク

Displaying results for ruku (ruku・るく・ルク) – ryukyu

JLect: Japonic Languages and Dialects Database

Results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.

Search languages: Japonic (all languages and dialects) ↔ English ↔ Japanese

Ryukyu (Okinawa)

るく【禄・祿】

(Noun) Stipend

Ryukyu (Okinawa)

るく【家禄・家祿】

(Noun) Stipend given to government officials

Ryukyu (Okinawa)

るく【弥勒】

(Noun) Maitreya (Bodhisattva)

Ryukyu (Okinawa)

るく

(Noun) Gurukun fish, Double-lined fusilier, Darkbanded fusilier (Pterocaesio digramma)

Ryukyu (Okinawa)

るくにち【六日・6日】

(Noun) The sixth (day of the month)

Ryukyu (Okinawa)

るくじ【擂粉木】

(Noun) Wooden pestle

Ryukyu (Okinawa)

るくぐゎち・るくぐぁち【6月・六月】

(Noun) June

Ryukyu (Okinoerabu, Okinawa)

るくぎーま

(Noun) Japanese chinalaurel (Antidesma japonicum)

Ryukyu (Okinawa)

やんばるくみらー【山原水鶏】

(Noun) Okinawa Rail bird, Yanbaru Kuina

Ryukyu (Okinawa)

るくにん・どぅくにん【六人・6人】

(Noun) Six people

Ryukyu (Amami: Koniya)

かドら【葛・蔓】

(Noun) Vine, creeping vine

Ryukyu (Okinawa)

かんだ【葛・蔓】

(Noun) Vine, creeping vine; sweet potato vine (Ipomoea batatas)

Ryukyu (Kunigami: Oku, Okinawa)

あがち

(Noun) Okinawa Rail bird, Yanbaru Kuina

Ryukyu (Amami: Koniya)

あルきゅム【歩く】

(Verb) To walk

Ryukyu (Yaeyama: Kohama)

ほっぱー

(Noun) Vine

Ryukyu (Kunigami, Okinawa)

あがちゃー

(Noun) Okinawa Rail bird, Yanbaru Kuina

Ryukyu (Kunigami: Nakijin, Kunigami: Benoki)

くるぐむ【黒雲】

(Noun) Dark clouds

Ryukyu (Okinawa)

わっこーねーん【悪こーねーん・悪っこーねーん】

(Negative sa-adjective) Not bad, not wrong, not uncalled, not improper

Ryukyu (Okinawa)

あっちゃー【歩っちゃー】

(Noun) Walker, person who walks

Ryukyu (Okinawa)

あっちゅん【歩っちゅん・歩ちゅん】

(Verb) To walk, to stroll; to go out; to live healthy

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Okinawan → Japanese

ルク ruku (ruku) ⓪ 名、接尾

  1. 六。dukuともいう。普通はmuuCiという。
  2. (接尾)rukuniN(六人),rukunici(六日。むいか。月の第六日をもいう),rukugwaCi(六月)など。

ルク ruku (ruku) ⓪ 名

  1. 祿。家祿。俸祿。~?utabimisjooci.祿を賜わって。

ウルク uruku (?uruku) ⓪ 名

  1. 小祿。«地»参照。

カルク karuku (karuku) ① 名

  1. 家祿。大名をはじめ?weedainiN(役人)の与えられた祿。

ミルク miruku (miruku) ① 名

  1. 弥勒(みろく)。弥勒菩薩。首里の赤田に首里殿内があり,そこに祀ってある。旧暦8月16日に弥勒会が行なわれる。?akata sjuNdunuci kuganiduuruu sagiti ?uriga ?akagariba~?uNke.[赤田首里殿内黄金燈籠下げておれが明かがれば弥勒御迎]赤田の首里殿内にこがねの燈籠を下げて,それに火がともったら,弥勒をお迎えしよう。~nu 'warataNnee.弥勒が笑ったように。にっこりと笑ったさま。

グルクン gurukun (gurukuN) ⓪ 名

  1. 魚の名。たかべに似て,やや大きない。肉が豊かで柔らかく,美味。

ジュールク juuruku (zuuruku) ⓪ 名

  1. 十六。

ルクジュー rukujuu (rukuzuu) ⓪ 名

  1. 六条豆腐。豆腐を薄く切り,塩をつけて焼いたもの。二つ重ねて茶請けに出す。京都の六条豆腐とは製法・用途も異なるようである。rukuzu kasabiti hjakunizunu ?unige.[六十重べて百二十のお願]六条豆腐(六十歳)を重ねて百二十歳のお願い。六十と音が共通するので,長寿を祈る際の,縁起のよいものとされた。

ルクジュー rukujuu (rukuzuu) ⓪ 名

  1. 六十。また,六十歳。

クルクム kurukumu (kurukumu) ⓪ 名

  1. 黒雲。

クルクル kurukuru (kurukuru) ① 副

  1. ころころ。物のころがるさま。

ムクルク mukuruku (mukuruku) ⓪ 名

  1. 目録。

ユルクビ yurukubi ('jurukubi) ⓪ 名

  1. よろこびごと。めでたい事。~nu ?aN.よろこびごとがある。

ミルクユー mirukuyuu (mirukujuu) ① 名

  1. [弥勒世]豊年。mirukujuja minume hwicijuSiti 'uSiga hutakacanu nunuja 'utami 'warabi.[弥勒世や目の前ひきよせて居すがふたかちやの布や織ためわらべ]豊年は目の前に近づいているが,hutakaca(その項参照)の布は織ったか,子供よ。

ヌルクミー nurukumii (nurukumii) ⓪ 名

  1. [のろくもい]nuuru(のろ)の敬称。

ルクニチ rukunichi (rukunici) ⓪ 名

  1. 六日。むいか。dukuniciともいう。月の第六日の意にもなる。

シルクジ shirukuji (Sirukuzi) ⓪ 名

  1. すりこぎ。那覇その他ではriiziという。

ユルクブン yurukubun ('juruku=buN) ⓪ 自=baN,=di

文、新

  1. [文](めでたいことを)よろこぶ。ことほぎ祝う。
  2. [新]喜ぶ。?uQsja sjuNというのが普通。

ミルクングヮ mirukungwa (mirukuNgwa) ① 名

  1. 弥勒会(miruku?uNkee)の時,弥勒のお供をする子供たち。美しく装束して行列をにぎやかにする。

ルクグヮチ rukugwachi (rukugwaCi) ⓪ 名

  1. 六月。dukugwaCiともいう。年の第六月。六か月はmuCiciという。

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Japanese → Okinawan

あるく 【歩く】

Phrases

つるくさ 【蔓草】

であるく 【出歩く】

See also

わるくち 【悪口】

See also

Phrases

Dictionary of the Practical Use of Okinawan

Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.

Search languages: Japanese ↔ Okinawan

うしる くぶー

  • 後頭頸部
  • Example phrases
    • がっぱやー
      (後頭部の突起が大きい者)
    • わんねー うしるくぶーんかいん みーぬ あん どー。
      (私は後頭頸部にも目はあるよ)
    • ちーぬ たかさる たっくぃー やてぃ うしるくぶーぬ くふぁとーん。
      (高血圧の家系なので後頭頸部が凝っている)

*(参考)くし がっぱい(後頭部)

ぐるくん

  • たかさご
  • Example phrases
    • ぐるくのー ふぃーちゅーく さーに あんだんかい あぎてぃどぅ まーさん どー。ちぶるから ふにから じゅーまでぃ してぃーしぇー ねーらん。むる かまりーん。
      (グルクンは火を強くして油に揚げればおいしいよ。頭から骨から尾まで捨てるところはない。全部食べられる)

じゅーるくにち

  • 旧暦の1月16日
  • Example phrases
    • じゅーるくにちぇー ぐそーぬ そーぐゎち やくとぅ、はかめーっし うぐゎんすんかい うさぎーん。
      (十六日はあの世の正月なので、墓参りをして御先祖にお供えする)

みるく

  • 弥勒
  • Example phrases
    • みるくぬ うかみがなしーめーや むらじゃけー、っくゎなしじゃけー、ちゅくいむぢゅくいじゃけー ゆばーに ゆがふー むたらすん。
      (弥勒の神様は地域の繁栄、健康祈願、豊作を呼んで、繁栄をもたらす)

Audio Database of Hatoma Lexicon

Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED

Search languages: Yaeyama (Hatoma) ↔ Japanese

アルクトゥナーンクトゥ [⸣ʔarukutu ⸢naːŋ⸣kutu] (連)

  • 本当のことと嘘。実際にあることと実在しないこと。本当のことから嘘まで総て。「あること・ないこと」の義。
  • Example phrases
    • ア⸢バッ⸣ツァー ⸢マーシ⸣ノ ⸣アルクトゥ ⸢ナーン⸣クトゥ イ⸢ジッツァーシ⸣ シケーンティ
      [ʔa⸢bat⸣ʦaː ⸢maːʃi⸣no ⸣ʔaruku̥tu ⸢naːŋ⸣ku̥tu ʔi⸢ʤitʦaːʃi⸣ ʃi̥keːnti]
      (お喋りやつめが、本当のことも嘘のこともまぜこぜにして言いふらして<言い散らして>あるよ)

イルクルー [⸣ʔirukuruː] (名)

  • 色黒。色黒の人。
  • Example phrases
    • ク⸢ヌ⸣ ッ⸢ふァー⸣ イルクルー ヤ⸢ルヌ カー⸣ゲー アン⸢ダー
      [ku⸢nu⸣ f⸢faː⸣ ʔirukuruː ja⸢runu kaː⸣geː ʔan⸢daː]
      (この子は色黒だが容姿<姿形>は美しい<形はある>よ)

グルクン [gu⸢ru⸣kuŋ] (名)

  • (動)魚名。タカサゴの仲間。沖縄本島糸満方言からの借用語。『原色沖縄の魚』の写真番号91⸢くまささはなむろ」は、ウ⸢クー[ʔukuː](グルクンの一種)。写真番号92⸢たかさご」は、⸢コー⸣サー[⸢koː⸣saː](グルクンの一種)。写真番号93「うめいろもどき」は、ム⸢レー⸣ジ[mu⸢reː⸣ʤi](グルクンの一種)という。写真番号94「ささむろ」は、ヒ⸢ラー[çi⸢raː](平たい体でやや大きい{EOS}グルクンの一種)。写真番号95「はなたかさご」、写真番号96「ゆめうめいろ」には、ヒ⸢ラー[çi⸢raː](グルクンの一種)という(加治工伊佐氏談)。グルクンは沖縄県の県魚に指定されており、油で揚げると美味である。煮魚、蒲鉾の原料にも利用される。
  • Example phrases
    • グ⸢ルクン⸣マー パ⸢トゥ⸣マプソー ム⸢カ⸣シェーラ ム⸢レー⸣ジティル ア⸢ゾーッ⸣タ⸢ナー [gu⸢rukum⸣maː pḁ⸢tu⸣mapu̥soː mu⸢ka⸣ʃeːra mu⸢reː⸣ʤitiru ʔa⸢ʣoːt⸣ta⸢naː] (グルクンには、鳩間の人は昔からム⸢レー⸣ジ<⸢群れ魚」の転訛>といっていたねえ)。ム⸢レー⸣ジイズ[mu⸢reː⸣ʤiʔiʣu](群れ魚{EOS}グルクン)ともいう

シトゥッチムルク [ʃi̥⸢tut⸣ʧimuruku] (名)

  • 蘇鉄の群落地。
  • Example phrases
    • タ⸢チ⸣バルラ トゥ⸢ビリヌ⸣ パ⸢タキン⸣トン ⸣カキティ シ⸢トゥッ⸣チムルクヌ ⸢アッ⸣タン
      [tḁ⸢ʧi⸣barura tu⸢birinu⸣ pḁ⸢takin⸣toŋ ⸣kḁkiti ʃi̥⸢tut⸣ʧimurukunu ⸢ʔat⸣taŋ]
      (立原からトゥビリの畑の所にかけて蘇鉄の群落地があった)

シルク [ʃi⸢ru⸣ku] (名)

  • 鰹節の補修に用いる魚肉を搗いて澱粉と練りあわせたもの。カツオのハ⸢ラ⸣ゴー[ha⸢ra⸣goː](腹皮)やナ⸢カ⸣ブニ[na⸢ka⸣buni](中骨{EOS}脊髄)に着いている魚肉を臼で搗き、澱粉を少量加えて練ったもの。煮込みの過程で鰹節が割れたり、煮崩れしたものを補修し鰹節としての形を補正するのに用いるもの。その後に焙乾した。
  • Example phrases
    • シ⸢ル⸣ク ッ⸢ふァーシティ⸣ プ⸢シ⸣ヌ カ⸢タチ⸣ トゥ⸢トゥヌイ⸣リ
      [ʃi⸢ru⸣ku f⸢faːʃi̥ti⸣ pu̥⸢ʃi⸣nu kḁ⸢taʧi⸣ tu̥⸢tunui⸣ri]
      (シルクを塗りつけて<喰わして>鰹節の形を整えろ)
    • ⸢ネーシカツヌ ミー⸣バリ ⸢シー ブー⸣ トンマー シ⸢ル⸣ク ッ⸢ふァーシ⸣バ
      [⸢neːʃikaʦunu miː⸣bari ⸢ʃiː buː⸣ tommaː ʃi⸢ru⸣ku f⸢faːʃi⸣ba]
      (煮たカツオのひび割れしているところはシルクを塗りなさい<喰わせ>よ)

シルクシックン [ʃi⸢ru⸣ku ⸢ʃik⸣kuŋ] (連)

  • シルク(煮た魚肉を搗いて鰹節の整形に用いるもの{EOS}補正用魚肉)を搗き捏ねる

シルクビン [ʃi⸢ru⸣kubiŋ] (名)

  • 酒を入れる、首の細長い飾り瓶。「鶴瓶」の義。
  • Example phrases
    • シ⸢ル⸣クビンナー ⸣グシェー イ⸢リティ⸣ シ⸢キ⸣ カ⸢ザリ⸣バ
      [ʃi⸢ru⸣kubinnaː ⸣guʃeː ʔi⸢riti⸣ ʃi̥⸢ki⸣ ka⸢ʣari⸣ba]
      (鶴瓶に神酒<御酒>を入れ、供えて飾りなさいよ)

ジルクンチ [ʤi⸢ru⸣kunʧi] (名)

  • 十六日祭。旧暦一月十六日の仏事。後生の正月といわれている。墓の周囲の掃除をし、雑草を取り払い、木の枝打ちをして浜から砂を運び、墓前に敷いて当日を迎えた。当日は、ッ⸢ス⸣ムチ[s⸢su⸣muʧi](白餅)、⸣バタムチ[⸣batamuʧi](餡餅)、豚肉、カ⸢マブク[ka⸢mabuku](カマボコ)、⸣タク[⸣tḁku](蛸)、⸢ティン⸣プラ[⸢tim⸣pura](てんぷら)等のご馳走とサ⸢キ[sḁ⸢ki](酒)、パ⸢ナン⸣グミ[pa⸢naŋ⸣gumi](花米)、ウ⸢ティン⸣ガビ[ʔu⸢tiŋ⸣gabi](紙銭)をバ⸢キトゥリ⸣ブン[ba⸢kituri⸣buŋ](脇取り盆)に揃えて供え、墓前で紙銭を焼き上げて祈願した後、親戚縁者が集まってご馳走を食べながら一家、一族の絆を固めつつ半日を過ごした。
  • Example phrases
    • ジ⸢ル⸣クンチェー パ⸢カヌ ソー⸣ジン ⸢シー⸣ ウ⸢トゥザマリン⸣ パ⸢カ⸣ナー ア⸢ツァ⸣マリティ ム⸢チン⸣ ジ⸢ブ⸣クン シ⸢キマチティ⸣ ウサイ ン⸢キティル ヤー⸣ヤ ⸢オーッ⸣タ
      [ʤi⸢ru⸣kunʧeː pḁ⸢kanu soː⸣ʤiŋ ⸢ʃiː⸣ ʔu⸢tuʣamarim⸣ pḁ⸢ka⸣naː ʔa⸢ʦa⸣mariti mu⸢ʧin⸣ ʤi⸢bu⸣kuŋ ʃi̥⸢kimaʧiti⸣ ʔusai ʔŋ⸢kitiru jaː⸣ja ⸢ʔoːt⸣ta]
      (十六日祭には墓の掃除もして、親戚も墓に集まって餅も重箱もお供えし祭って、そこでご馳走を食べてから家には帰られた<行かれた>)

トゥドゥルクン [tu⸢duru⸣kuŋ] (自動)

  • {Mn_1}とどろく(轟く)。響き渡る。鳴り響く。
  • Example phrases
    • ⸢カンナール⸣ヌ ウ⸢トゥヌ⸣ トゥ⸢ドゥル⸣クン
      [⸢kannaːru⸣nu ʔu⸢tunu⸣ tu⸢duru⸣kuŋ]
      (雷の音が鳴りとどろく)
    • ⸢ラッパ⸣ヌ ウ⸢トー パイ⸣ター ⸢バー⸣キン トゥ⸢ドゥル⸣クンティ シ⸢タヌ⸣ トゥ⸢ドゥルカン⸣シェン
      [⸢rappa⸣nu ʔu⸢toː pai⸣taː ⸢baː⸣kin tu⸢duru⸣kunti ʃi̥⸢tanu⸣ tu⸢durukaŋ⸣ʃeŋ]
      (ラッパの音は西表まで響きわたるといったが、響き渡らなかった)
    • ク⸢マーバー⸣キン トゥ⸢ドゥルキ⸣ ブー
      [ku⸢maːbaː⸣kin tu⸢duruki⸣ buː]
      (ここまでも鳴り響いている)
    • トゥ⸢ドゥル⸣ク ⸣クトー ⸢ナー⸣ヌ
      [tu⸢duru⸣ku ⸣ku̥toː ⸢naː⸣nu]
      (鳴り響くことはない)
    • トゥ⸢ドゥル⸣ケー ⸣ミサムヌ
      [tu⸢duru⸣keː ⸣misamunu]
      (鳴り響けば良いのに)
    • トゥ⸢ドゥル⸣キ
      [tu⸢duru⸣ki]
      (鳴り響け)

トゥドゥルクン [tu⸢duru⸣kuŋ] (自動)

  • {Mn_2}有名になる。
  • Example phrases
    • ウ⸢リヌ ナーヤ ヤイマズー⸣ トゥ⸢ドゥルキ⸣ ブー
      [ʔu⸢rinu naːja jaimaʣuː⸣ tu⸢duruki⸣ buː]
      (彼の名は八重山中に響き渡っている)

トゥルクビ [tu⸢ru⸣kubi] (名)

  • 草戸。茅で葺いて作った取り外し式の粗末な戸。「取壁」の転訛したものか。炊事小屋の戸。入り口に立てて戸や窓を閉め、取り外して戸を開けた。
  • Example phrases
    • ⸢トーラ⸣ヌ ⸣ヤドー トゥ⸢ル⸣クビシ ス⸢クラ⸣リ ブ⸢タ⸠ダー [⸢toːra⸣nu ⸣jadoː tu⸢ru⸣kubiʃi su̥⸢kura⸣ri bu⸢ta⸠daː] (炊事小屋の戸は茅で作った取り外し式の戸であったよ)。茅をススキや竹のえつり(桟)で uby{挟}{ハサ}んで作った取り外し式の戸。「取り壁」の義。トゥ⸢ルッ⸣クビ[tu⸢ruk⸣kubi](取り外し式の草戸)ともいう。竹やススキを uby{網代}{ア|ジロ}に編んだものの上に茅を約5センチの厚さに敷き詰め竹やススキの網代網で挟んで桟をわたし、両側から強く引き締めて戸の形にしあげたもの。茅葺小屋の戸。両手で持ち上げて開閉した。 ⸢トーラ⸣ヌ ⸣ヤドー トゥ⸢ル⸣クビ ス⸢ク⸣リティル タ⸢トゥ⸣タ [⸢toːra⸣nu ⸣jadoː tu⸢ru⸣kubi su̥⸢kuri⸣ru tḁ⸢tu⸣ta] (炊事小屋の戸は草戸<トゥルクビ>を作って<ぞ>立てた)

ナンツァピュールクガニピュール [⸢nanʦapjuː⸣ru ku⸢ganipjuːru] (連)

  • 銀の日和、黄金の日和。金銀のような素晴らしい日和

ピュールクルン [⸢pjuːru⸣ kuruŋ] (連)

  • 日柄<吉日>を選定する<繰る>。
  • Example phrases
    • ⸢ヤースクリ⸣ヌ ⸢ピュール⸣ クルンティ ⸣ウムイ ⸢ベー
      [⸢jaːsu̥kuri⸣nu ⸢pjuːru⸣ kurunti ⸣ʔumui ⸢beː]
      (家屋新築<家作り>の日柄<吉日>を選定しようと<繰ろうと>思っている)

フクルクジュー [ɸu̥⸢kuruku⸣ʤuː] (名)

  • 福禄寿。尊い掛け軸の一種。床の間の掛け軸として重宝された。
  • Example phrases
    • フ⸢クルクジュー⸣ヌ カ⸢キジ⸣コー イッ⸢ケナ⸣ カ⸢ルイ⸣ヌ ⸣アンティ ⸢シー ザー⸣トゥクナー カ⸢ザラリ トゥーシル⸣ ブ⸢タ⸣ダー
      [ɸu̥⸢kurukuʤuː⸣nu kḁ⸢kiʤi⸣koː ʔik⸢kena⸣ ka⸢rui⸣nu ⸣ʔanti ⸢ʃiː ʣaː⸣tukunaː ka⸢ʣarari tuːʃiru⸣ bu⸢ta⸣daː]
      (福禄寿の掛け軸は非常に縁起が良い<嘉例がある>として、床の間にずっと飾られて<飾られ通して>いたんだよ)

マブルクミ [ma⸢bu⸣rukumi] (名)

  • 魂籠め。マ⸢ブ⸣ルカルイ[ma⸢bu⸣rukarui]ともいう。戸外で転倒したり、悪霊に遭遇して極度に驚いたり、何かの事故を起こして驚愕すると、魂が肉体より抜け落ちて浮遊していくので、病弱になると信じられている。その浮遊している魂を呼び戻し、体内に籠めるための祈願を執り行う儀式。樹木から落ちたり、道で転倒して怪我をすると、事故現場の小石や土砂を掴みとって懐中に入れるだけでも取り uby{敢}{ア}えず魂を拾うことが出来ると信じられている。そして後日、改めて正式に魂籠めの祈願を執り行った。魂が抜け落ちると、体がダラダラして気だるくなり、何事に対しても意欲が湧かなくなっていき、寝込むようになるという。顔色も青白くなり、影が薄くなっていくので、そんな時は浮遊している魂を呼び寄せ、⸢ブー⸣ジナ[⸢buː⸣ʤina](麻糸で7、5、3の結び玉を作ったもの)で縛って逃がさないようにし、衣類の袖に結び付け、そのブージナを首に穿かせることによって体内に魂を戻すことが出来ると信じられている。肉体から遊離したマ⸢ブ⸣ル(魂)は、よく水を欲しがるという。それ故、魂籠めの祈願では、必ず水と豆腐(または大豆の)お汁を供物として供える。お膳の最前列に、⸣サバン[⸣sabaŋ](茶碗)に水を入れて置き、次に⸣パナ[⸣pana](お皿に白米を入れたもの)を⸢イッチー[⸢ʔitʧiː](一対)、塩を皿に盛ったもの、それに⸣グシ[⸣guʃi](神酒)を供えて祈願する。マブルを呼び寄せてくると、水を入れた茶碗の上に三回⸢ブー⸣ジナ(麻糸)を回して待機する。祈願の祝詞が終わると、⸣ヌーディマリ[⸣nuːdimari](何年生まれ)の uby{誰某}{ダレ|ソレ}と名前を唱えて、マ⸢ナマ⸣ヌ ⸢カイ⸣トゥキナー マ⸢ブ⸣ル ク⸢ミ⸣シミ タ⸢ブ⸣ローリ(今の佳き時に魂を籠めさせてください)と唱え、ブージナで縛って魂籠めをする。そして供物の⸣パナ(白米)から3回米を摘んで紙に入れ、塩も一摘み取って入れ、マブルと一緒に包んで着物の袖に入れ、袖の両端をしっかりと結んでおく。祈願する人が指を水に付けて水をとり、三回魂籠めをする本人の額に塗ってやって儀式は終了する。
  • Example phrases
    • ナ⸢ガヤン スー⸣ バスン マ⸢ブ⸣ル ⸣クミ ⸢オーシル⸣カー パ⸢シットゥ⸣ ナルンティ⸢ダー
      [na⸢gajan suː⸣ basum ma⸢bu⸣ru ⸣kumi ⸢ʔoːʃiru⸣kaː pḁ⸢ʃittu⸣ narunti⸢daː]
      (長病みする時も魂籠めをして差し上げると元気になるそうだ)

ミルク [mi⸢ruku] (名)

  • 弥勒神。弥勒菩薩。鳩間島では弥勒菩薩が神として信仰されている。豊年祭と結願祭に奉納される弥勒踊りは、豊年を予祝する踊である。弥勒踊りは、弥勒のお面をかぶった弥勒神が布袋の姿で大きな杖を持ち、世果報を掬い上げるように、 uby{軍配}{グン|バイ} uby[g]{団扇}{ウチワ}をゆっくりと扇ぎながら舞う。神酒を盛った⸢カン⸣ビン[⸢kam⸣biŋ]( uby{瓶}{ビン})をささげ持ちながら踊り従う娘(二人)、稲粟等の五穀を盛った uby{籠}{カゴ}を左右にささげ持ちつつ踊り従う娘(二人)と、三角小旗を持って踊り従う娘(八人)の供を引き連れてしずしずと舞われる。ミルクに扮する男性は、⸣ウブシケー[⸣ʔubusi̥keː](大城家)の血を引く人に限られている。ミルクのお面は、ミ⸢ルクン⸣ヤー[mi⸢rukuɲ⸣jaː](「弥勒の家」の義{EOS}⸢メー⸣ケー{SqBr}⸢meː⸣keː{/SqBr}<大城家>)に代々保管されてきた。
  • Example phrases
    • ミ⸢ルクブドゥロー インヌムラヌ⸣ ブ⸢ドゥル⸣、 カ⸢ムラー⸣マー ⸢アンヌムラヌ⸣ ブ⸢ドゥル⸣ティル ア⸢ザリ ブー
      [mi⸢rukubuduroː ʔinnumuranu⸣ bu⸢duru⸣ ka⸢muraː⸣maː ⸢ʔannumuranu⸣ bu⸢duru⸣tiru ʔa⸢ʣari buː]
      (弥勒踊は西村の踊、カムラーマは東村の踊と<ぞ>いわれている)

ミルクヌオンギ [mi⸢rukunu ʔoŋ⸣gi] (連)

  • ⸢弥勒の扇」の義。豊年祭や結願祭の⸢ゾーラキ[⸢ʣoːraki](奉納舞踊{EOS}「常楽」の義か{EOS}弥勒菩薩が稲粟の穂を籠に入れて捧げ持つ美しい乙女等を従えて踊る奉納舞踊)の際に、弥勒菩薩が持って扇ぎながら舞う、軍配扇の形をした扇。
  • Example phrases
    • ⸢インヌムラヌ⸣ ミ⸢ルコー⸣ ミ⸢ルクヌオンギ⸣バ ⸣ムティティ ブ⸢ドゥル ソー⸣ル
      [⸢ʔinnumuranu⸣ mi⸢rukoː⸣ mi⸢rukunu ʔoŋgi⸣ba ⸣mutiti bu⸢duru soː⸣ru]
      (西村の弥勒菩薩は弥勒の軍配扇を持って踊られる)

ミルクヌミン [mi⸢rukunu⸣ miŋ] (連)

  • 弥勒菩薩のような大きな耳たぶの耳。福相の大きな耳。
  • Example phrases
    • ⸢ワー ミン⸣マー ミ⸢ルクヌ⸣ ミン ヤ⸢ルンダ⸣ ウ⸢ヤ⸣キプス ⸣ナルン
      [⸢waː mim⸣maː mi⸢rukunu⸣ miɲ ja⸢runda⸣ ʔu⸢ja⸣kipu̥su ⸣naruŋ]
      (君の耳は弥勒菩薩の耳のように大きな耳<福相の耳>だから金持ちになるよ)

ミルクユー [mi⸢rukujuː] (名)

  • 豊年満作の世。豊穣で平和な御世。「弥勒菩薩の世」の義。庶民の理想郷とされ、人々は常にそれを uby{希求}{キ|キュウ}していた。/ミリクユーヤ イモチ アシババン アシビ ブドゥラバン ブドゥリ ウユルシデムヌ ウユルシデムヌ/(豊年満作の年<弥勒の御世>が迎えられ<来られ>て、遊んでもまた遊び、踊ってもまた踊れ、国王様のお許しだから)(みりくうた<弥勒歌>第2連)。/バガ パトゥマユーヌ ナウラバ トゥムルユーヌ ミキラバ カムラマーヌ アマイヤ ミリクユーバ タボラリ/(わが鳩間島が豊年満作になったら、友利御嶽の御世が豊年満作になったら、カムラーマ<かむろみ「神漏美・かみむすひのかみ」の転訛か>歓びは弥勒世を賜ることである)(カムラーマ歌)『鳩間島古典民謡古謡集』

ミルクンヤー [mi⸢rukuɲ⸣jaː] (固)

  • 「弥勒の家」の義。転じて「弥勒を祀ってある家」の屋号。昭和30年頃までは、⸢メー⸣ケー[⸢meː⸣keː](大城家の分家<宮古家>でミルク神の面を保管し、祀っていた家)といわれていた。
  • Example phrases
    • ミ⸢ルコー⸣ ミ⸢ルクン⸣ヤーナー マ⸢チ⸣シキティ ⸢プー⸣ル キ⸢チゴン⸣ナール ン⸢ザ⸣ソール
      [mi⸢rukoː⸣ mi⸢rukuɲ⸣jaːnaː ma⸢ʧi⸣ʃi̥kiti ⸢puː⸣ru ki̥⸢ʧigon⸣naːru ʔn⸢ʣa⸣soːru]
      (弥勒神は弥勒の家に祀っておいて、豊年祭と結願際に<ぞ>出される)

Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect

Results from the [関連データ]南琉球八重山語宮良方言の名詞アクセント資料 [Kanren dēta] Minami Ryūkyū Yaeyama-go Miyara hōgen No meishi akusento shiryō ([Relevant Data] Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect), by Kenan Celik, Aso Reiko and Kohei Nakazawa, © CC BY-NC 3.0 DEED

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トゥルクビ [turukubi] L (名)

  • 暴風戸

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