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Leaflet JLect | Map © OpenStreetMap contributors, CC BY-SA 2.0
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Define nuchi ぬち Meaning ヌチ

Displaying results for nuchi (nuchi・ぬち・ヌチ) – ryukyu

JLect: Japonic Languages and Dialects Database

Results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.

Search languages: Japonic (all languages and dialects) ↔ English ↔ Japanese

Ryukyu (Kunigami: Benoki, Okinawa)

ぬち【命】

(Noun) Life

Ryukyu (Okinawa)

ふぃぬち【檜】

(Noun) Hinoki cypress (Chamaecyparis obtusa)

Ryukyu (Tokunoshima)

くーぬち【九・九ち】

(Number) Nine

Ryukyu (Okinawa)

とーぬちゅ【唐ぬ人】

(Noun) Chinese person, Chinese people

Ryukyu (Okinawa)

くくぬち【九・九ち】

(Number) Nine

Ryukyu (Okinoerabu)

いらぶぬちゅー【沖永良部人・沖永良部ぬ人】

(Noun) Okinoerabu person, Okinoerabu people

Ryukyu (Okinawa)

うやぬちゃー【親ぬちゃー】

(Noun) Parents

Ryukyu (Okinawa)

うしぬちー【牛ぬ乳・牛乳】

(Noun) Milk, cow's milk

Ryukyu (Yonaguni)

ぬてぃ【命】

(Noun) Life

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Okinawan → Japanese

ヌチ nuchi (nuci) ⓪ 名

  1. 命。文語では?inuciともいう。~?iNcasaN.命が短い。~tabujuN.死なずに生きながらえる。命をたくわえる意。~cirijuN.命が切れる。死ぬ。sakisaai~tutaN.酒で命を落とした。

ヌチ nuchi (nuci) ① 名

  1. 貫(ぬき)。貫き木。柱の間を横に貫く材。

ヌチ nuchi (nuci) ① 名

  1. 緯(ぬき)。緯糸(ぬきいと)。横糸。

ヌチ nuchi (nuci) ① 名

  1. 味噌をつくる時,麹をまぜる前のもの。米・大豆あるいは豌豆を煮てつぶしたもの。

イヌチ inuchi (?inuci) ① 名

  1. 命。口語はnuci。

ビヌチ binuchi (binuci) ⓪ 名

  1. 辺野喜。«地»参照。

フィヌチ finuchi (hwinuci) ⓪ 名

  1. 檜(ひのき)。

マヌチ manuchi (manuci) ⓪ 名

  1. 織機の部品の名。地機でhjaa(あぜ糸)を引っ張るために足にかけて引くもの。

トゥヌチ tunuchi (tunuci) ⓪ 名

  1. tuNci(殿内)と同じ。

イィヌチ yinuchi ('inuci) ⓪ 名

  1. 健康時のような元気。平常と同じ元気。'inucee neeN.元気がない。まだ元気が回復しない。

ヌチムン nuchimun (nucimuN) ⓪ 名

  1. 縫い取り。刺繍。

フィラヌチ firanuchi (hwiranuci) ① 名

  1. 筬(おさ)に経糸を二本ずつ通して織った普通の布。?usjaamii(四本ずつ通したもの)の対。

イービヌチ iibinuchi (?iibinuci) ⓪ 名

  1. 指さすこと。指さして指摘すること。~sjuN.指さす。
  2. (指さして)非難面責すること。~sarijuN.非難のまとになる。後ろ指をさされる。

イルヌチン irunuchin (?irunuciN) ⓪ 名

  1. 芭蕉布に着色した士族男子用の礼服。色の衣の意。夏用は水色無地,冬用は茶色無地。

ククヌチ kukunuchi (kukunuCi) ⓪ 名

  1. 九。ここのつ。
  2. 昼・夜の12時。

クスヌチ kusunuchi (kusunuci) ⓪ 名

  1. くすのき。楠。樟。

ムムヌチ mumunuchi (mumunuci) ⓪ 名

  1. ももひき。

ヌチアヤ nuchi aya (nuci?aja) ① 名

  1. 横縞。

ヌチジル nuchijiru (nuciZiru) ⓪ 名

  1. 命の緒の意。~'joojuN.命が弱る。命が縮まる。非常な心配事などしたときにいう。

ヌチヌーン nuchinuun (nucinuuN) ⓪ 名

  1. 命の恩。命を助けてくれた恩。

Dictionary of the Practical Use of Okinawan

Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.

Search languages: Japanese ↔ Okinawan

ぬち

  • Example phrases
    • うふぃぐゎー やてぃん さき ぬみーねー ぬち ちりーんでぃ いさから いらっとーん。
      (少しでも酒を飲むと命を落とすと医者から言われている)
    • ぬちぇー てぃんにどぅ ある。
      (命は天が預かっているのでどうすることもできない)

ぬち かぢり

  • 一生懸命
  • Example phrases
    • っちゅにんぢのー ならん むのー ねーらん、ぬー やてぃん ぬちかぢり しーねー いちかー かんなじ みー ないん。
      (人間はできないものはない、何であろうとも一生懸命すればいつかは必ず成就する)

ぬち がふー

  • 命拾い
  • Example phrases
    • まぎじこ やたしが、まーん やまちぇー ねーん、ぬちがふーぬ あてーさ やー。
      (大きな事故だったが、どこもケガしていない、命拾いしたんだね)
    • ぬちがふーどぅ しでぃがふー。
      (助かった命に感謝)

ぬち かんぱー

  • 生き返ったような心地、命の限り
  • Example phrases
    • はー ぬちかんぱー やっさー。
      (ああ生き返ったような気分だ)
    • とー、はい ぬちかんぱー おーてぃんーだな。
      (それでは、手加減しないでけんかをしてみようか)
    • わんねー あぬ うぃなぐんかい ぬちかんぱー ふりとーん。
      (俺はあの娘にぞっこん惚れている)

ぬち ぐすい

  • 非常においしいもの
  • Example phrases
    • ふみちぬ ちゅーさる ばすに あしはい みじはいっし、じこー ぬーでぃー かーきとーる ばすぬ ふぃじゅる みじぇー ぬちぐすい やん。
      (蒸し暑い時に汗を流して、とても喉が乾いている際の冷たい水は本当においしいものだ)

ぬち してぃ むん

  • 命をそまつにする者
  • Example phrases
    • さき ぬでぃ くるま むちゅる っちゅぬちゃーや ぬちしてぃむんどぅ やる。
      (酒を飲んで車を運転する人たちは命を大事にしない人だ)

ぬち してぃ わじゃ

  • 命がけの仕事
  • Example phrases
    • ぬちしてぃわじゃ そーる っちゅぬ ぬちぬ かたに はらとーる じのー うすまさ まぎさんでぃ いらっとーん。
      (命がけの仕事をしている人が命を担保に払っているお金はとても高額だと言われている)

ぬち ぢる

  • 命の弦
  • Example phrases
    • しわぐとぅぬ まんでぃ ぬちぢるぬ よーいんねー すん。
      (心配事が多くて命のたがが緩んでいるような気がする)

ぬち だしき

  • 救命
  • Example phrases
    • うみをぅてぃ っんぶっくぃとーる っちゅ ぬちだしき すんでぃち どぅーぬ ぬち うとぅちぇーさ やー。
      (海で溺れている人の命を助けるといって自分の命を犠牲にしたんだね)

ぬち ちり ばたらち

  • 死にもの狂いで働くこと
  • Example phrases
    • っくゎぬちゃー むぬかますんでぃち んかしぬうやぬちゃーや ぬちちりばたらちっし ふどぅっわーちょーたん。
      (子どもたちを食べさせるといって昔の親たちは死にもの狂いで働き育てていた)

ぬちとぅ かくがー

  • 命がけ
  • Example phrases
    • いくさばぬ さしん ぬぢゃーや ぬちとぅ かくがーさーに いくさばんかい っんぢょーん。
      (戦場カメラマンは命がけで戦場に出ている)

ぬち どぅくる

  • 急所
  • Example phrases
    • てぃー ちかいる ばすねー ぬちどぅくる さーてー ならん。
      (空手を使う際には急所に触れてはならない)

ぬちぬ うや

  • 命の恩人
  • Example phrases
    • うぬ っちょー わん ぬちぬ うや なとーくとぅ、ちゃー ちぢに かみとーん。
      (その人は私の命の恩人なので、いつも感謝している)

ぬちぬ ぐすーじ

  • 命拾いのお祝い
  • Example phrases
    • いさんかい みーはなさってぃどぅ をぅたしが、むちのーち ぬちがふーぬ あたくとぅ、ぬちぬ ぐすーじ すん。
      (医者に見放されていたが、持ち直して命拾いしたので、命拾いのお祝いをする)

ぬちぬ しんたく

  • 命の洗濯
  • Example phrases
    • っちゅにんぢのー まるけーてぃなー ぬちぬ しんたく さんねー、どぅーぬ どぅーん むたらん ないん。
      (人間は時には命の洗濯をしないと、自分の身も持てなくなる)

ぬちゃーすん (ぬちゃーちゃん、ぬちゃーさん、ぬちゃーち)

  • 持ち寄る
  • Example phrases
    • みめーじのー ぬちゃーち さな やー。
      (見舞金は持ち寄ってしようね)
    • なー めーめーや さんぐとぅ、ちゅいなー ちゅいなー ぬちゃーし さな やー。
      (各自でしないで、1人ひとり持ち寄ってしようね)

ぬちゅん (ぬちゃん、ぬかん、ぬち)

  • 貫く
  • Example phrases
    • なちじんちゅらーが しむないぬ/すーらないぬ くにぶ ぬちゃい はちゃいさがなー、いち ちゅーが すら わからん をぅとぅ まっちょーたんでぃ どー。
      (今帰仁美人が末生りのミカンに紐を通して首飾りを作ったり首に掛けたりしながら、いつ来るのかわからない夫を待っていたんだってよ)
    • わらび そーいねー ツーツーダーマー いーちゅーっし ぬち はちょーたしが、なまー ダイヤぬ くびかじゃいとぅ ブレスレット はちょーん。
      (子どもの頃は数珠玉を糸で通して首に掛けていたが、今はダイヤの首飾りとブレスレットを身に着けている)

ぬち くるすん (〜くるちゃん、〜くるさん、〜くるち)

  • 刺し殺す
  • Example phrases
    • うみあっちゃーや しーみっし とぅじゃさーに まぎいゆ ぬち とぅいるくとぅん すん。
      (漁師は潜って銛で大きな魚を刺して捕獲することもする)

ぬち ふぃち すん

  • 非難する
  • Example phrases
    • ふすく むっちょーる っちゅぬちゃーぬ ぬちふぃち さんぐとぅ ちゅい たれーだれー さーに ならーすし やん。
      (至らない人たちを非難せずに一人ひとり補い合って教えるものだ)

*(参照)とぅがみーん

ぬち むん

  • 刺繍
  • Example phrases
    • はーいさーに ぬちゃーぬちゃー さがなー、いーちゅーぬ いるん けーてぃ かたぬ ちゅくらってぃ ぬちむんぬ ないん。
      (針で抜き刺しながら、糸の色も変えて、型が作られて刺繍ができる)

Audio Database of Hatoma Lexicon

Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED

Search languages: Yaeyama (Hatoma) ↔ Japanese

イヌチ [ʔi⸢nu⸣ʧi] (名)

  • 命。石垣方言からの借用語か。普通は⸣ヌチ[⸣nuʧi](命)という。
  • Example phrases
    • イ⸢ヌ⸣チ <⸣ヌチ> ア⸢タラサ シー⸣ヨー
      [ʔi⸢nu⸣ʧi <⸣nuʧi> ʔa⸢tarasa ʃiː⸣joː]
      (命を大切<可愛がる{EOS}慈しむ{EOS}惜しむようにする>にしなさい)

カヌチバウ [ka⸢nuʧibau] (名)

  • ⸢閂棒」の義。「かんぬき(貫木{EOS}閂)・棒」の転訛したもの。豊年祭の綱引きで雄綱と雌綱の大綱を合わせて、その耳に貫き通す棒のこと。単に⸣バウ[⸣bau](棒)ともいう。
  • Example phrases
    • シ⸢ナ⸣ヌミンナー カ⸢ヌチバウバ⸣ ヌ⸢キティル⸣ シナー ピ⸢コーッ⸣タ
      [ʃi⸢nanu⸣minnaː ka⸢nuʧibauba⸣ nu⸢kitiru⸣ ʃinaː pi̥⸢koːt⸣ta]
      (綱の耳に閂棒を貫き通して<ぞ>綱は引かれた)

ククヌチ [ku̥⸢kunu⸣ʧi] (名)

  • 九つ。九歳。ク⸢ヌ⸣チ[ku⸢nu⸣ʧi](九つ)ともいう。
  • Example phrases
    • ク⸢ヌ⸣ ナカーラ ク⸢クヌ⸣チェー ⸣バキトゥリバ
      [ku⸢nu⸣ nakaːra ku̥⸢kunu⸣ʧeː ⸣bakituriba]
      (この中から九つは分けて取りなさい)
    • ⸣トゥシェー ク⸢トゥシ⸣ ク⸢クヌ⸣チ ナルン⸢ダー
      [⸣tuʃeː ku̥⸢tuʃi⸣ ku̥⸢kunu⸣ʧi narun⸢daː]
      (年は、今年で九歳になるよ)

ククヌチン [ku̥⸢kunu⸣ʧiŋ] (名)

  • 九つ。九個。ここの・つ(箇)。
  • Example phrases
    • ム⸢チェー⸣ ク⸢クヌチン⸣ナー カ⸢ザリ⸣バ
      [mu⸢ʧeː⸣ ku̥⸢kunuʧin⸣naː ka⸢ʣari⸣ba]
      (餅は九つずつ供えなさい)

トゥルヌチリジブン [tu⸢runu⸣ ʧi⸢riʤibuŋ] (連)

  • 三番鳥が鳴いてから夜が明け始める時分。鶏が一斉に鳴く<連れ鳴きする>時分。夜明けごろ。
  • Example phrases
    • トゥ⸢ルヌ⸣ チ⸢リジブンナー⸣ヤ キサー⸢ティ⸣ ウキティ ア⸢サキ⸣ヌ ス⸢コール シーブタ
      [tu⸢runu⸣ ʧi⸢riʤibunnaː⸣ja ki̥saː⸢ti⸣ ʔukiti ʔa⸢saki⸣nu su̥⸢koːru ʃiːbuta]
      (夜明け頃<鶏の連れ鳴きする時分>には既に起きて uby{朝餉}{アサ|ゲ}の準備をしていた)
    • イ⸢チバン⸣ドゥル
      [ʔi⸢ʧiban⸣duru]
      (一番鶏鳴)
    • 、⸢ニーバン⸣ドル
      [⸢niːban⸣duru]
      (二番鶏鳴)
    • 、⸢サンバン⸣ドゥル
      [⸢samban⸣duru]
      (三番鶏鳴)


    • 次に、夜明け頃に一斉に鶏が鳴いた)

ナーヌチ [⸢naːnuʧi] (名)

  • 長命。長寿。ナ⸢ガヌチ[na⸢ganuʧi](長命{EOS}長寿)ともいう。⸢チョーミー[⸢ʧoːmiː](長寿{EOS}長命)ともいい、⸢チョーミー⸣ シ⸢キ⸣シミ タ⸢ボー⸣リ[⸢ʧoːmiː⸣ ʃi̥⸢ki⸣ʃimi ta⸢boː⸣ri](長寿をつけてください)のように、よい意味に用いる。⸢ナーヌチ[⸢naːnuʧi](長生き{EOS}長命)は、⸢ナーヌチヌ⸣ ア⸢リ⸣ル ⸣カイブ ア⸢ワ⸣リナンギーン ⸢スー[⸢naːnuʧinu⸣ ʔa⸢ri⸣ru ⸣kaibu ʔa⸢wa⸣rinaŋgiːn ⸢suː](長生きしているから<ぞ>このような難儀苦労<哀れ難儀>もするのだ)のように、悪い意味にも用いられる

ナガヌチ [na⸢ganuʧi] (名)

  • 長命。長生き。「ながいのち(長命)」の転訛したもの。
  • Example phrases
    • ドゥ⸢ク⸣ヌ ナ⸢ガヌチェー⸣ ヌ⸢ズマヌ⸣ プ⸢スナミヌ⸣ ナ⸢ガヌチ⸣ タ⸢ボーラ⸣リカ カ⸢フー⸣ル ヤ⸢ル
      [du⸢ku⸣nu na⸢ganuʧeː⸣ nu⸢ʣumanu⸣ pu̥⸢sunaminu⸣ na⸢ganuʧi⸣ ta⸢boːra⸣rikaː kḁ⸢ɸuː⸣ru ja⸢ru]
      (あんまりの長命は望まない{EOS}人並みの長命が賜れば幸い<果報>である)
    • ヌ⸢チ⸣ル タ⸢カ⸣ラ
      [nu⸢ʧi⸣ru ta⸢ka⸣ra]
      (命が宝だ)

ヌチ [⸣nuʧi] (名)

  • 命。生命。
  • Example phrases
    • ヌ⸢チ⸣ル タ⸢カ⸣ラ
      [nu⸢ʧi⸣ru tḁ⸢ka⸣ra]
      (命こそ宝だ)
    • ヌ⸢チ⸣ヌ ア⸢リバ⸣ル ⸣ウムー ⸣クトゥーン カ⸢ナー⸣リ⸢ダー
      [nu⸢ʧi⸣nu ʔa⸢riba⸣ru ⸣ʔumuː ⸣ku̥tuːŋ ka⸢naː⸣ri⸢daː]
      (命があればこそ心に思うことも叶えられるのだ)
    • ⸣ヌチ ⸢ムイ⸣ルン
      [⸣nuʧi ⸢mui⸣ruŋ]
      (生き返る{EOS}蘇生する<命萌える>)
    • ⸣ヌチ シ⸢ティルン
      [⸣nuʧi ʃi̥⸢tiruŋ]
      (死ぬ{EOS}命を失う<命を捨てる>)

ヌチェーアン [⸣nuʧeː ⸣ʔaŋ] (連)

  • 生きている。「命がある」の義。
  • Example phrases
    • ウ⸢ヌ イン⸣マー マ⸢ダ⸣ ヌチェー ⸣アンダー ミ⸢ジ⸣ ヌ⸢マ⸣シ ミリ⸢ミー
      [ʔu⸢nu ʔim⸣maː ma⸢da⸣ nuʧeː ⸣ʔandaː mi⸢ʤi⸣ nu⸢ma⸣ʃi miri⸢mi]
      (この犬はまだ生きている<命がある>よ{EOS}水を飲ませてごらんよ)
    • ⸣ヌチェー ア⸢リ⸣ブー
      [⸣nuʧeː ʔa⸢ri⸣bu]
      (生きている<命は有り居る>)

ヌチカウン [⸣nuʧi ⸢kauŋ] (連)

  • 命が助かる。「命を買う」の義。
  • Example phrases
    • ク⸢ヌ⸣ フ⸢チ⸣ル ⸣ヌミティ ⸣ヌチ ⸢カイ⸣ヨー
      [ku⸢nu⸣ ɸu̥⸢ʧi⸣ru ⸣numiti ⸣nuʧi ⸢kai⸣joː]
      (この薬を飲んで助かりなさい<命を買いなさい>よ)

ヌチカギリ [⸣nuʧikagiri] (副)

  • 死力を尽くして。全力を奮って。一生懸命。「命の限り」の義。⸣カギリ[⸣kagiri]は「時間的限界点」の意を表す。
  • Example phrases
    • ⸢ウイヌ⸣ シキン ウ⸢キ⸣ルンティ ⸣ヌチガギリ ⸢ビンキョー シーミッ⸣タン
      [⸢ʔuinu⸣ ʃi̥kiŋ ʔu⸢ki⸣runti ⸣nuʧikagiri ⸢biŋkjoː ʃiː mit⸣taŋ]
      (上級学校の試験を受けようと死力を尽くして勉強したことがある)
    • ⸣ヌチカギリ パ⸢タラキ⸣ ッ⸢ふァ⸣ ス⸢ダティ⸣リ
      [⸣nuʧikagiri pḁ⸢taraki⸣ f⸢fa⸣ su⸢dati⸣ri]
      (一生懸命働いて子供を育てろ)

ヌチガフー [nu⸢ʧiga⸣ɸuː] (名)

  • 天寿。生命の運の強いこと。「命果報」の転訛。
  • Example phrases
    • ヌ⸢チガ⸣フー ア⸢ラ⸣シ タ⸢ボー⸣リティル ⸣ニガイ ッ⸢サル⸠ダー
      [nu⸢ʧiga⸣ɸuː ʔa⸢ra⸣ʃi ta⸢boː⸣ritiru ⸣nigai s⸢saru⸠daː]
      (天寿を授け<有らしめ>くださるようにとお祈り申し上げるんだよ)

ヌチキシムヌ [nu⸢ʧiki̥ʃi⸣munu] (名)

  • 死者。死んだもの。「命切れ者」の義。
  • Example phrases
    • ⸣ヌーンティ ⸣アイニ ヌ⸢チキシムヌ⸣ヌ ⸣カタチニ ⸣イロー ⸣ッサイ ⸢ソーバ シー アーク⸣ワ
      [⸣nuːnti ⸣ʔaini nu⸢ʧiki̥ʃimunu⸣nu ⸣kḁtaʧini ⸣ʔiroː ⸣ssai ⸢soːba ʃiː ʔaːku⸣wa]
      (どうしてあんなに死んだ者のように顔面蒼白になって<顔色が白んで>心配しいるのか)

ヌチキシルン [⸣nuʧi ki̥⸢ʃi⸣ruŋ] (連)

  • 死ぬ。絶命する。こときれる(事切れる)。「命切れる」の義。
  • Example phrases
    • ⸣カイ ⸣ナレーラ ⸣ヌチェー ⸢モー⸣ヌ イ⸢カス⸣ク ⸢ソーフチル⸣ シゥ⸢カウバン⸣ ヌチ キ⸢シ⸣ルンティル ウ⸢モー⸣リ
      [⸣kai ⸣nareːra ⸣nuʧeː ⸢moː⸣nu ʔi⸢kasu̥⸣ku ⸢soːɸu̥ʧiru⸣ sï̥⸢kauban⸣ nuʧi ki̥⸢ʃi⸣runtiru ʔu⸢moː⸣ri]
      (こうなったら命は蘇生し<命は萌え>ない{EOS}どんな良薬を使っても死ぬ<命が切れる>と思われる)

ヌチキスン [⸣nuʧi ⸣ki̥suŋ] (連)

  • 死ぬ。絶命する。「命切れる」の義。⸣ヌチ[⸣nuʧi](命)に⸣キスン[⸣ki̥suŋ](切る)がついた形。
  • Example phrases
    • ⸢ヨー⸣ゾーン サ⸢ムティ⸣ ナー⸢イ ベー⸣ルカー ⸣ヌチ キスン⸢ダー
      [⸢joː⸣ʣoːn sa⸢muti⸣ naː⸢ji beː⸣rukaː ⸣nuʧi ki̥sun⸢daː]
      (養生もしないで、ただ放置しておくと死ぬぞ<命切れるぞ>)

ヌチキリバイ [nu⸢ʧikiri⸣bai] (名)

  • 命がけの走り。死に物狂いで懸命に走ること。疾走。沖縄本島方言からの借用語であろう。
  • Example phrases
    • ヌ⸢チキリ⸣バイ ⸢シー⸣ パ⸢ラン⸣カー マ⸢ニアー⸣ヌ
      [nu⸢ʧikiri⸣bai ⸢ʃiː⸣ pa⸢raŋ⸣kaː ma⸢niʔaː⸣nu]
      (死に物狂いで走って行かないと間に合わない)

ヌチグスイ [nu⸢ʧigusu⸣i] (名)

  • {Mn_1}妙薬。不思議なほどの効能がある薬。長寿延命の妙薬。「命薬」の義。沖縄本島方言からの借用語か。

ヌチグスイ [nu⸢ʧigusu⸣i] (名)

  • {Mn_2}滋養分の多い美味しいもの。
  • Example phrases
    • ミ⸢ジラ⸣シ ⸣ムヌバ ⸢タボーラ⸣リ ヌ⸢チグス⸣イ ⸢シェー⸣チバン
      [mi⸢ʤira⸣ʃi ⸣munuba ta⸢boːra⸣ri nu⸢ʧigusu⸣i ⸢ʃeː⸣ʧibaŋ]
      (珍しい物を頂いて体の滋養<長寿の妙薬>になりましたよ)

ヌチシティワザ [nu⸢ʧiʃi̥ti⸣waʣa] (名)

  • 命を失う危険な仕事。「命捨て業」の義。
  • Example phrases
    • ⸣カイブ ヌ⸢チシティ⸣ワザー ⸣ティマー タ⸢カー⸣タンティン ⸢スー ムノー⸣ ア⸢ラ⸣ヌ
      [⸣kaibu nu⸢ʧiʃi̥ti⸣waʣaː timaː tḁ⸢kaː⸣tantin ⸢suː munoː⸣ ʔa⸢ra⸣nu]
      (このような命を失う危険な仕事は手間賃は高くてもすべきではない<するものではない>)

ヌチズー [⸣nuʧiʣuː] (名)

  • {Mn_1}一生涯。終生。

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