(Noun) Snail
Define nami なみ Meaning ナミ
Displaying results for nami (nami・なみ・ナミ) – ryukyu
JLect: Japonic Languages and Dialects Database
Results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.
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A dictionary of the Ryukyuan language
Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.
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ナミ nami (nami) ⓪ 名
- 波。
ナミ nami (nami) ① 名
- 並み。平凡。普通。~nu muN.普通のもの。
ハナミ hanami (hanami) ⓪ 名
- 花見。
カナミ kanami (kanami) ① 名
- 交際上のかなめとなる点。すなわち,挨拶。また,交際上のかんどころ。~kakijuN.挨拶すべき所には必ず挨拶する。義理をかかさない。
ナミダ namida (namida) ⓪ 名
文
- 涙。口語はnada。
ナミティ namiti (namiti) ① 名
- 平均して。一般に。総体に。概して。kunu muranu Qcoo~'iiQcu 'jaN.この村の人は概していい人だ。~nu kutu 'jaN.一般的なことだ。
ティナミ tinami (tinami) ⓪ 名
- 手並み。腕前。
トゥナミ tunami (tunami) ① 名
- 平均。narasiともいう。
アラナミ aranami (?aranami) ① 名
- 荒波。
イトゥナミ itunami (?itunami) ⓪ 名
文
- いとなみ。生業。hwibinu~ni hwikasariti'waminu'ugamibusja ?atiN zijuja naraN.[日日のいとなみに引かされて我身の拝みぼしやあても自由やならぬ]日日の生活にひかされて,わたしはお会いしたくても自由になりません。
ジンアミ jin ami (ziN?ami) ⓪ 名
- 銭の雨。大散財。~hurasjuN.大散財をする。
ムンナミ munnami (muNnami) ⓪ 名
- 首里城の建物の名。?uguSikuの項参照。
ヤナミー yanamii ('jana]mii) ⓪ 名
- いやな目。いやな境遇。~haQcakajuN.いやな目に会う。
アナミユン anamiyun (?anami=juN) ⓪ 他=raN,=ti
古
- 物のありかを捜し求める。人を捜すのには言わない。
ッチュナミ cchunami (Qcunami) ① 名
- 人並み。世間並み。
ナミカジ namikaji (namikazi) ⓪ 名
- 波風。波風のあること。
- 世間の波風。
フナミチ funamichi (hunamici) ⓪ 名
- 船路。航路。
ナミムシ namimushi (namimusi) ⓪ 名
- namimusjaaと同じ。
シラナミ shiranami (siranami) ⓪ 名
- 白波。
タシナミ tashinami (tasinami) ① 名
- たしなみ。心掛け。
A dictionary of the Ryukyuan language
Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.
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なみ 【波】
なみかぜ 【波風】
なみだもろい 【涙もろい】
つなみ 【津波】
てなみ 【手並】
See also
はなみ 【花見】
あらなみ 【荒波】
いとなみ 【営み】
さざなみ 【さざ波】
しらなみ 【白波】
はなみず 【鼻水】
ふなみち 【船路】
まみなみ 【真南】
にしみなみ 【西南】
まつなみき 【松並木】
Dictionary of the Practical Use of Okinawan
Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.
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なみむさー
- なめくじ
- あみぬ ふいねー ちんなぬん なみむさーん まーがなから っんぢてぃちゅーん。
(雨が降るとカタツムリもナメクジも何処からか出てくる) - なみむさーぬ まーす くゎやーに ちぢくどーん。
(ナメクジが塩を食べて縮こまっている)
Example phrases
かなみ
- 要
- なーちゃー ちぶる やみーっし うきえーうーさん ないしやか くまんぢ にじくゎい くとぅわいしん かなみどぅ やる。うぬくとー 「ぶりーどぅ かなみ」んでぃ いーん。
(翌日に頭痛で起きれなくなるよりはここで二次会を断るのも肝心だ。このことは「無礼も肝要」と言う)
Example phrases
かなみ
- 挨拶(交際上の要)
- ちゃー やっけー なとーる っちゅぬ やーぬ めーまでぃ いちゅくとぅ、ぬばがてぃ かなめー かきてぃ ちゃーびーさ。
(いつもお世話になっている人の家の前まで行くので、顔を出してあいさつして来ますね)
Example phrases
しがり なみ
- 津波
- ねーん うとぅるさしが、うぬ あとぅぬ しがりなみん うとぅるさん。
(地震も恐いが、その後の津波も恐い)
Example phrases
やなみっくゎさん
- とても憎たらしい
- あれー いふーな っちゅ なてぃ、やなみっくゎさん。
(あの人は変な人で、ほんとに憎たらしい)
Example phrases
Audio Database of Hatoma Lexicon
Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED
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アナミルン [ʔa⸢nami⸣ruŋ] (他動)
- 捜し求める。尋ね探す。
- ム⸢ヌシリ⸣ヌ ⸣ヤーナーン ⸢ギー⸣ ナライ ッ⸢ソー⸣レー プ⸢スンナー⸣ニン ⸢トゥイ⸣ シ⸢ケー⸣ティル ⸢ヤーム⸣トゥ ア⸢ナ⸣ミ ケー⸢ダー
[mu⸢nuʃiri⸣nu ⸣jaːnaːŋ ⸢giː⸣ narai s⸢soː⸣reː pu̥⸢sunnaː⸣nin ⸢tuiʃi̥keː⸣tiru ⸢jaːmu⸣tu ʔa⸢na⸣mi keː⸢daː]
(易者の家にも行って習い、知っておられる人にも問い聞きして、元祖の家<家元>を探し求めてきたのだよ)
Example phrases
イシバナミチ [ʔi⸢ʃibanamiʧi] (名)
- 岩が露出した道。岩だらけの道。石ころだらけの道。
- イ⸢シバナミチェー⸣ イッ⸢ケン⸣ ア⸢ラキグリ⸣サン
[ʔi⸢ʃibanamiʧeː⸣ ʔik⸢keŋ⸣ ʔa⸢rakiguri⸣saŋ]
(岩だらけの道は非常に歩きにくい)
Example phrases
ウーナミ [⸢ʔuːnami] (名)
- 大波。⸢ウー⸣ナン[⸢ʔuː⸣naŋ]供いう。
- ⸢オーラー⸣ラ ⸢ウーナミ⸣ヌ ⸣ブリクーカー ⸣フネー ⸢オーラー マーシ⸠ダー
[⸢ʔoːraː⸣ra ⸢ʔuːnami⸣nu ⸣burikuːkaː ⸣ɸuneː ⸢ʔoːraː maːʃi⸠daː]
(風上から大波が群れ寄せてきたら、舟は舳先を風上の方へ回せよ)
Example phrases
カナミ [ka⸢nami] (名)
- かなめ(要)。最重要なもの。
- ⸢キョーダイ⸣ヤ サ⸢クシ⸣ル カ⸢ナ⸣ミ⸠ダー
[⸢kjoudai⸣jaː sḁ⸢kuʃi⸣ru ka⸢nami⸠daː]
(兄弟は長男が要だよ)
Example phrases
カナミ [ka⸢nami] (名)
- 義理。「要」の義か。
- カ⸢ナミヌ ナー⸣ン ⸢ニンギン⸣マー ⸢マーパカラサー ナー⸣ヌ
[ka⸢minu naː⸣n ⸢niŋgim⸣maː ⸢maːpakarasaː naː⸣nu]
(義理のない人間は無能な人間で信頼できない{EOS}愚か者である)
Example phrases
カナミー [ka⸢namiː] (名)
- ⸣イダフニ[⸣ʔidaɸuni](板舟{EOS}サバニ)の帆柱の先端にある、ミ⸢ナー[mi⸢naː](水縄)を通す金具の穴。真鍮製の輪のついたキャップを帆柱の先端部に填めたもの。「金目」の義か。
- ミ⸢ナーヤ⸣ カ⸢ナミーラ トゥー⸣シティ ⸢プー⸣ ピ⸢キ⸣バ
[mi⸢naːja⸣ ka⸢namiːra tuː⸣ʃi̥ti ⸢puː⸣ pi̥⸢ki⸣ba]
( uby{水縄}{ミ|ナワ}は帆柱の金具の穴に通して帆を張り<引き上げ>なさいよ)
Example phrases
シキンナミ [⸣ʃi̥kinnami] (名)
- 世間並み。
- ⸢トーカキ⸣ヌ ⸢ヨイ⸣ヤー ⸣シキンナメー ⸢シー オーサバル⸣ ヤ⸢ル
[⸢toːkaki⸣nu ⸢joi⸣jaː ⸣ʃi̥kinnameː ⸢ʃiː ʔoːsabaru⸣ ja⸢ru]
(米寿のお祝いは、当然世間並みにはして差し上げないといけない)
Example phrases
タナミ [ta⸢na⸣mi] (名)
- 頼み。
- ⸣バー タ⸢ナ⸣ミ プ⸢スケンナー⸣ヤ シ⸢キ ッふィーラン⸣ノーレー
[⸣baː ta⸢na⸣mi pu̥⸢sukennaː⸣ja ʃi̥⸢ki ffiːran⸣noreː]
(私の頼みを一度ぐらいは聞きいれてくれないかねえ)
Example phrases
タナミプス [ta⸢nami⸣pu̥su] (名)
- 雇い人。雇っている人。「頼み人」の義。
- タ⸢ナミプス⸣バ ⸢サーリ キー⸣ル パ⸢タ⸣キ ⸢カイ⸣シモーッタ
[ta⸢namipu̥su⸣ba ⸢saːri kiː⸣ru pḁ⸢ta⸣ki ⸢kai⸣ʃimoːtta]
(雇い人を連れてきて<ぞ>畑を耕作させられた<耕させられた>)
Example phrases
ッスナミ [s⸢su⸣nami] (名)
- 白波。干瀬に砕け散る白波。ッ⸢ス⸣ナン[s⸢su⸣naŋ](白波)ともいう。
⸢
ウイバルヌ⸣ ヤ⸢ダン⸣ブレピーナ ッ⸢スナミ⸣ヌ(ッ⸢スナン⸣ヌ)- ⸣タトゥカー ⸢オシケー⸣ ヤ⸢ビ⸣ス
[⸢ʔuibarunu⸣ ja⸢dam⸣burepiːna s⸢s
タトゥカー ⸢オシケー⸣ ヤ⸢ビ⸣ス [⸢ʔuibarunu⸣ ja⸢dam⸣burepiːna s⸢sunami⸣nu(s⸢sunan⸣nu)
⸣tḁtukaː ⸢ʔoʃi̥keː⸣ ja⸢bi⸣su]
(上原のヤダンブレ干瀬に白波が立つと、天気は崩れる<破れる>)
Example phrases
ドゥーカナミ [⸣duːkanami] (名)
- 自愛。自分の体をいたわり、大切にすること。
- タ⸢ビ⸣ナーテー ッ⸢サン⸣ プ⸢スカーニ⸣ ヤ⸢ルンダ⸣ ドゥーカナミ ⸢シェー⸣ティ ア⸢ラ⸣キ⸢ヨー
[ta⸢bi⸣naːteː s⸢sam⸣ pu̥⸢sukaːni⸣ ja⸢runda⸣ duːkanami ⸢ʃeː⸣ti ʔa⸢ra⸣ki⸢joː]
(旅先では知らない人ばかりだから、自分で体を大事にして<自分を要にして>あるけよ)
Example phrases
トゥーナミ [⸢tuːnami] (名)
- 沖の大波。「となみ<門波>、万 1207」は「瀬戸に立つ波、海峡の波」の意味であるが、鳩間方言では大海の大波、沖の大波、の意味である。
- ⸢トゥーナミヌ⸣ ブリクーカ ⸣フネー マ⸢ギ⸣ パ⸢ラ⸣シ
[⸢tuːnaminu⸣ burikuːkaː ⸣ɸuneː ma⸢gi⸣ pa⸢ra⸣ʃi]
(沖の大波が群れて寄せ来たら舟は進路を変えて<曲げて>走行させなさい)
Example phrases
トゥナミ [tu⸢na⸣mi] (名)
- uby{均}{ナラ}すこと。トゥ⸢ナミ⸣ルン[tu⸢nami⸣ruŋ](均す{EOS}平らにする)の連用形から転成した名詞。首里方言のtunamijuN(ならす)からの転訛。/ア⸢レニ⸣ ミ⸢ユル⸣ワ ウ⸢ム⸣トゥダキ ヤ⸢ラ⸣ブ タ⸢キドゥン⸣ ク⸢バマ⸣ダキ ク⸢ミヌ ヤ⸣イダキ パ⸢トゥバナ⸣リ/(あちらに見えるのは於茂登岳、屋良部崎、竹富島、小浜岳、古見の八重岳、鳩離島)<囃子>/イヤイーヤー シ⸢マヌ アリ⸣サマ ウ⸢フ⸣チ ⸢バナリヌ⸣ ア⸢ヌ⸣タ カ⸢ヌ⸣タヌ タ⸢カ⸣サ ピ⸢ク⸣サヤ トゥ⸢ナ⸣ミ ナ⸢ランサ⸣ シ⸢ジク⸣ ワ⸢シ⸣マニ ス⸢ダ⸣チ ン⸢チャ⸣リバ ⸢シントゥ⸣ タ⸢ヌマ⸣シ ム⸢ヌサミ⸣ ナマヌ パ⸢ヤ⸣シニ ク⸢ドゥ⸣キ ユ⸢ミユミ/(いやいや、誠に素晴らしい{EOS}島の情景<有様は>、大地<西表島>から離れたあちらこちらの島々は起伏に富んで美しい<高さ低さは均すことが出来ない>{EOS}つくづく我が島に育ってみると誠に楽しいものだ{EOS}今の囃子に口説を歌えよ)『鳩間島古典民謡古謡集』
トゥナミルン [tu⸢nami⸣ruŋ] (他動)
- 平らにする。均す。
- ⸢ターマ⸣シェー タ⸢カ⸣ディ ⸢タウ⸣ ナ⸢サン⸣ドーシ ク⸢ルバ⸣サーシ トゥ⸢ナミ⸣リ [⸢taːma⸣ʃeː ta⸢ka⸣di ⸢tau⸣ na⸢san⸣doːʃi ku⸢ruba⸣saːʃi tu⸢nami⸣ri] (水田は高い所、低い所の凸凹にしないで、クルバサー<馬鍬>を牛に引かせて均しなさい)。 トゥ⸢ナミ⸣ルンティ ⸢スンドゥ⸣ プ⸢スム⸣シシェー トゥ⸢ナミララ⸣ヌ [tu⸢nami⸣runti ⸢sundu⸣ pu̥⸢sumu⸣ʃiʃeː tu⸢namira⸣ranu] (均そうとするが、一回では均されない)。 トゥ⸢ナミ⸣ル ⸣クトー タ⸢ヤーッ⸣サー ⸢ナーヌ⸣ヌ ⸢パー⸣ク トゥ⸢ナ⸣メー ⸣ミサムヌ [tu⸢nami⸣ru ⸣ku̥toː ta⸢jaːs⸣saː ⸢naːnu⸣nu ⸢paː⸣ku tu⸢na⸣meː ⸣misamunu] (均すことは容易くはないが、早く均せばよいのに)。 ⸣クマー トゥ⸢ナミ ヤッ⸣サン [⸣kumaː tu⸢nami jas⸣saŋ] (ここは均し易い)。 ⸢グスク⸣ヌ タ⸢カ⸣サ トゥ⸢ナミ⸣ルン [⸢gusu̥ku⸣nu tḁ⸢ka⸣sa tu⸢nami⸣ruŋ] (石垣の高さを uby{均}{ナラ}す)。 トゥ⸢ナミ⸣ル ⸣クトゥ [tu⸢mami⸣ru ⸣ku̥tu] (均すこと)。 トゥ⸢ナミ⸣リ [tu⸢nami⸣ri] (均せ)。歌謡語に、/~イヤイヤ シマヌ アリサマ ウフチバナリヌ アヌタカヌタヤ トゥナミ ナランサ シジク ワシマニ スダティ ンチャリバ シントゥ タヌマシムヌサミ~/(~いやいや<弥弥>、島の有り様<様子>はというと、大地<西表島>の離れ島のあちらこちらは均すことはできない{EOS}つづくわが島に育ってみれば誠に楽しいものだ{EOS}~『鳩間口説』)とある
Example phrases
ナミ [na⸢mi] (名)
- 普通。平均的。特によくも悪くもないこと。
- ウ⸢レー⸣ ナ⸢ミヌ⸣ プ⸢ソー⸣ ア⸢ラ⸣ヌ
[ʔu⸢reː⸣ na⸢minu⸣ pu̥⸢soː⸣ ʔa⸢ra⸣nu]
(彼は並の人ではない) - ⸢キュー⸣ヌ ⸢ダイバン⸣マー ナ⸢ミダイユン⸣ナー トゥ⸢ビダイヤー マー⸣ビン ⸢マイ⸣ヤン
[⸢kjuː⸣nu ⸢daibam⸣maː na⸢midai jun⸣naː tu⸢bidaijaː maː⸣bim ⸢mai⸣jaŋ]
(今日のカツオの大判<大型のカツオ>は並の大判だねえ{EOS}超大型のカツオ<飛び大判>はもっと大きいよ)
Example phrases
ナミ [na⸢mi] (名)
- 波。⸣ナン[⸣naŋ](大波)ともいう。「~寄する奈弥見尓<ナミミニ>。万、3954」の転訛。
- ナ⸢ミヌ ユーシ⸣ クーン
[na⸢minu juːʃi⸣ kuːŋ]
(波が寄せてくる) - ナ⸢ミヌ⸣ パ⸢ナ⸣ヌ ⸣ンズン
[na⸢minu⸣ pa⸢na⸣nu ⸣ʔnʣuŋ]
(波の花<白波>が出る) - ヤ⸢ダン⸣ブレピーヌ ナ⸢ミヌ⸣ パ⸢ナ⸣ヌ ⸣サクカー ⸢オシキ⸣ ヤ⸢ブ⸣ルンツォー
[⸢jadam⸣burepiːnu na⸢minu⸣ pa⸢na⸣nu ⸣sḁkukaː ⸢ʔoʃi̥ki⸣ ja⸢bu⸣runʦoː]
(上原北岸のヤダンブレ干瀬の波の花が咲くと天気が崩れるそうだ)
Example phrases
ナミカジ [na⸢mi⸣kaʤi] (名)
- 波風。風波。
- ナ⸢ミカジ⸣ヌ ⸢スー⸣ワンダ ⸣フネー ン⸢ザサラ⸣ヌ
[na⸢mikaʤi⸣nu ⸢suː⸣wanda ⸣ɸuneː ʔn⸢ʣasara⸣nu]
(波風が強いので船は出されない) - ⸢ヤー⸣キナイナー ナ⸢ミ⸣カジ タ⸢ティル⸣ナ
[⸢jaː⸣kinainaː na⸢mi⸣kaʤi ta⸢tiru⸣na]
(家庭に波風を立てるな)
Example phrases
ナミナミートゥ [na⸢minamiːtu] (副)
- 満々と。溢れるほどに満ちたさま。
- サ⸢カシキ⸣ナー ナ⸢ミナミートゥ⸣ サ⸢ケー⸣ シ⸢ギ オーシ⸣バ
[sḁ⸢kaʃi̥ki⸣naː na⸢minamiːtu⸣ sḁ⸢keː⸣ ʃi⸢gi ʔoːʃi⸣ba]
(さかずき<杯>に溢れるほどに酒を注いで差し上げなさい)
Example phrases
ナミヌパナ [na⸢minu⸣ pana] (連)
- 白波。「波の花」の義。白波を花に譬えていう語。
- ヤ⸢ダン⸣ブレビーナ ナ⸢ミヌ⸣ パ⸢ナ⸣ヌ ⸣サクカー ⸢オシケー⸣ ヤ⸢ブ⸣ルン
[ja⸢dam⸣burebiːnaː na⸢minu⸣ pa⸢na⸣nu ⸣sḁkukaː ⸢ʔoʃi̥keː⸣ ja⸢bu⸣ruŋ]
(西表島字上原北岸の干瀬<ヤダンブレ干瀬>に白波が立つ<波の花が咲く>と天気が崩れる<破れる>)
Example phrases
ナミルン [na⸢miruŋ] (他動)
- 並べる。平均にする。ならす(均す)。比較する。老年層のことば。
- プ⸢ストゥ⸣ ナ⸢ミルンティ サンドー⸣シ プ⸢ストゥ⸣ ナ⸢ミラン⸣タンティン ⸢ドゥー⸣ヌ ⸢シー⸣プサ ⸣ヨーニ ⸢スー⸣カ ⸣ミサン
[pu̥⸢sutu⸣ na⸢mirunti sandoː⸣ʃi pu̥⸢sutu⸣ na⸢miran⸣tantin ⸢duː⸣nu ⸢ʃiː⸣pu̥sa ⸣joːni ⸢suː⸣ka ⸣misaŋ]
(自分を他人と並べようとしないで、他人と並べなくても自分のしたいようにすればいい) - ク⸢リトー⸣ ナ⸢ミ ヤッ⸣サン
[ku⸢ritoː⸣ na⸢mi jas⸣saŋ]
(これとは並べやすい) - ク⸢リトゥ⸣ ナ⸢ミル⸣ クトー ム⸢チキサ⸣ル
[ku⸢ritu⸣ na⸢miru⸣ ku̥toː mu⸢ʧikisa⸣ru]
(これと並べることは難しい) - ク⸢リトゥ⸣ ナ⸢ミレー⸣ ミサムヌ
[ku⸢ritu⸣ na⸢mireː⸣ misamunu]
(これと並べれば良いのに) - ヤー⸢ディン⸣ ナ⸢ミリ
[jaː⸢din⸣ na⸢miri]
(必ず並べろ) - ナ⸢ミルンティ⸣ サ⸢バン⸣ ナ⸢ミララヌ
[na⸢mirunti⸣ sa⸢ban⸣ na⸢miraranu]
(並べようとしても並べられない)
Example phrases
Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect
Results from the [関連データ]南琉球八重山語宮良方言の名詞アクセント資料 [Kanren dēta] Minami Ryūkyū Yaeyama-go Miyara hōgen No meishi akusento shiryō ([Relevant Data] Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect), by Kenan Celik, Aso Reiko and Kohei Nakazawa, © CC BY-NC 3.0 DEED
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パナミズゥ [panamidzɨ] F (名)
- 鼻水
Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)
Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.
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なみ【並・並み】
(Common Noun)
- Average; Medium; Common; Ordinary
- Line; Row of (e.g. houses)
- Mid-grade
- Same level; Equal; Each (e.g. month); Set of (e.g. teeth)
なみ【波・浪・濤】
(Common Noun)
- Wave
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言葉の助言:
- namu (なむ) — Japanese 'mu' verb (nominal form)