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Define nai ない Meaning ナイ

Displaying results for nai (nai・ない・ナイ) – ryukyu

Results from Jlect.com, including regional variants.

Ryukyu (Yonaguni)

ない【今】

(Noun, adverb) Now, at the present moment, currently

Ryukyu (Okinawa)

ない【生い】

(Noun) Fruit, berries, nuts, seeds

Ryukyu (Yonaguni)

ない【生い】

(Noun) Fruit, berries, nuts, seeds

Ryukyu (Yonaguni)

ない【地震】

(Noun) Earthquake

Ryukyu (Kunigami: Benoki)

ない

(Verb) To be able to do

Ryukyu (Miyako)

ない

(Noun) Mortar (for grinding rice)

Ryukyu (Kunigami: Benoki)

ない【隣】

(Noun) Neighbour, neighbor, next-door neighbour, neighbouring house; nearby, adjacent, next to

Ryukyu (Okinawa)

とぅない【隣】

(Noun) Neighbour, neighbor, next-door neighbour, neighbouring house; nearby, adjacent, next to

Ryukyu (Okinawa)

ないん【適いん・叶いん・敵いん】

(Verb) To be in good health, to be strong; to like, to favour; to come true, to be fulfilled; to rival

Ryukyu (Okinawa)

かんない【雷】

(Noun) Thunder

Ryukyu (Amami)

ないち【内地】

(Noun) Mainland Japan, inner land

Ryukyu (Okinawa)

ないち【内地】

(Noun) Mainland Japan, inner land

Ryukyu (Okinawa)

ないむん【生い物】

(Noun) Fruit

Ryukyu (Yonaguni)

とぅない【隣】

(Noun) Neighbour, neighbor, next-door neighbour, neighbouring; nearby, adjacent, next to

Ryukyu (Okinawa)

ばさない【芭蕉生い】

(Noun) Banana

Ryukyu (Okinawa)

けー

(Verb ending) Used after the negative form of a verb to denote prohibition

Ryukyu (Amami: Koniya)

あキにぇー【商にぇー】

(Noun) Trade, trading

Ryukyu (Okinawa)

ちねー【家内】

(Noun) Household, home, family

Ryukyu (Okinawa)

うゆばん【及ばん】

(Negative verb) Outside of one's control, beyond one's reach; not reachable; to not be a match for

Ryukyu (Okinawa)

くねーだ【此間】

(Adverb, noun) The other day; a while back; recently

Ryukyu (Okinawa, Yamatu)

ないちゃー【内地人】

(Noun) Person from the mainland, outsider, mainlander

Ryukyu (Okinawa)

しむさ

(Expression) Ok, okay, alright, all right, fine

Ryukyu (Okinawa)

いきらさん

(Sa-Adjective) Few, fewer, less, very little, not so many

Ryukyu (Yoron)

わからじ【分からじ・判らじ・解らじ】

(Verb) To not understand, to not know

Ryukyu (Okinawa)

あびらんけー

(Negative Verb) Do not say, do not talk, quit saying, quit talking, shut up

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū
(Okinawan Dictionary Data Collection) (© CC BY 4.0).

ナイ nai (nai) ⓪ 名

  1. なり。ありさま。身なり。saNZaNni 'jaCiri kunu~ju 'jariba.[散々にやつれこのなりよやれば(花売之縁)]ひどくおちぶれて,このありさまであるから。

ナイ nai (nai) ⓪ 名

  1. 実。果実。くだもの・瓜など,大きなものをいう。小さな実はmuQkuu(つぼみの意もある)という。

ーナイ -nai (-nai)

  1. へ。に。の方へ。の所へ。のそばへ。人・動物を表わす語に付く。?ari~?icuN.彼の所へ行く。?jaa Cikataru ?uja~?iki.おまえを遣わした親の所へ行け(夜など,捕えた虫を放す時にいうことば)。

ナイウー naiuu (naiuu) ① 名

  1. バナナのなる芭蕉。実芭蕉。

ンナイー nnaii ('Nnaii) ① 名

  1. 無為にすわっていること。-ii<'ijuN。

トゥナイ tunai (tunai) ① 名

  1. 隣。また,隣にあるもの。隣家。

ヲゥナイ wunai ('unai) ① 名

  1. [をなり]男の兄弟から見た姉妹。兄に対する妹。または,弟に対する姉。'wikiiに対する。宗教的には,男の兄弟に対する守護神であり,また一家の中で,宗教的な任務をになう者である。上流家庭のそれは?uminaiという。また,王の娘は?uminaibiという。

ファンナイ fannai (hwaNnai) ⓪ 副

  1. 熱が高いさま。火の熱・病熱などが盛んに出るさま。niCinu~sjooN.熱がとても高い。

カンナイ kannai (kaNnai) ⓪ 名

  1. かみなり。

ミーナイ miinai (miinai) ⓪ 名

  1. ようすを見てみること。また,見立て。

ナイムン naimun (naimuN) ⓪ 名

  1. 「なりもの」に対応する。果実。くだもの。

ナイムン naimun (naimuN) ① 名

  1. 鳴り物。楽器の総称。

ニーナイ niinai (niinai) ⓪ 名

  1. もとなり。瓜などが,根の近くに実を結ぶこと。また,その実。simunai, suuranai(うらなり)の対。

ウミナイ uminai (?uminai) ⓪ 名

  1. おねえさま。妹様。貴族・士族の,兄弟から見た姉妹の敬称。主として第三者がいう。

イチナイ ichinai (?icinai) ⓪ 名

  1. 成り行き。?uhukawanu nasigwa ?aNmeetu hutai ?icaru~ni najai 'ujuga.[大川のなし子あむまへと二人いちやる行成になやい居ゆが(大川敵討)]大川の息子と乳母のふたりはどんな成り行きになっているか。

ッワーナイ qwaanai (?waanai) ① 名

「うはなり」に対応する。

  1. 後妻。あと入り。
  2. 転じて,しっと。やきもち。ねたみ。そねみ。男女間のしっともいうが多くは子供同志・兄弟間などのそれをいう。母が兄を抱くと,弟が~sjuN(ねたむ)のようにいう。男女関係に関するしっとにはおもにriNciという。

サカナイ sakanai (sakanai) ⓪ 名

  1. 急な傾斜。急斜面。~natooru hwira.急な坂。

ヤナイー yana ii ('jana]?ii) ⓪ 名

  1. 悪口。あしざまに言うこと。

バシャナイ bashanai (basjanai) ⓪ 名

  1. 芭蕉の実。バナナ。

ハチナイ hachinai (haCinai) ① 名

  1. 初なり。初めてなった果実。naiは果実。

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū
(Okinawan Dictionary Data Collection) (© CC BY 4.0) [Japanese→Okinawan]

ない 【無い】

Phrases

  • ~ことにしておく物 neeraNmuN
  • …の ~者 mookaa,mookuu,-moo,-mukkoo

ナイフ

ないがい 【内外】

ないかく 【内閣】

ないしょ 【内証】

ないしん 【内心】

Phrases

  • ~喜ぶこと shichayurukubi

ないぞう 【内臓】

ないつう 【内通】

See also

ないない 【内内】

See also

ないぶん 【内分】

ないじょう 【内情】

See also

ないちまい 【内地米】

See also

ないふくやく 【内服薬】

ないしょばなし 【内証話】

あきない 【商い】

See also

Phrases

  • ~上手 ʔachineejooji

あぶない 【危い】

See also

Phrases

  • ~ふるまい,tifanawaja

あんない 【案内】

See also

Phrases

  • ~を乞うこと munushirari

うらない 【占い】

おぎない 【補い】

See also

おくない 【屋内】

Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan) (© CC BY-ND 3.0 DEED), by Shinsho Miyara. [Northern Ryukyuan: Okinawan]

ないん (なたん、ならん、なてぃ)

  • なる
  • Example phrases
    • うふっちゅ ないねー くにぬ っうぃーぬ っちゅぬちゃー いらぶる けんり むちゅるくとぅ ないん。
      (成人になると国会議員を選ぶ権利をもつことになる)

ない がたー

  • 〜になりかけ
  • Example phrases
    • わったー うぃきぐゎんぐゎー ふぃじん みーてぃっち、くぃーん かわてぃ うふっちゅ ないがたー そーん。
      (私の息子はヒゲも生えてきて、変声して成人になりかけている)
    • あみなーや あたびち ないがたーねー てぃーふぃさん みーてぃっち じゅーん いんちゃく なてぃ ちゅーん。
      (おたまじゃくしはカエルになりかけると手足が出てきてしっぽも短くなってくる)

ない はんすん (〜はんちゃん、〜はんさん、〜はんち)

  • なり損なう
  • Example phrases
    • んかしぇー じんぬ ねーんたくとぅ っうぃーぬ がっこー いちゆーさん っちゅん まんどーたしが、なまー ゆちく なてぃ うみはまてぃ しーねー ぬーぐとぅん ないん。
      (昔はお金がなかったので大学まで行けない人も多かったが、今はゆたかになって努力すれば何だってできる)

ない ちーん (〜ちっちゃん、〜ちらん、〜ちっち)

  • なりきる
  • Example phrases
    • うぬ っちゅんかい ないちっち しばい そーくとぅ、いっぺー みーむん やたん。
      (その人になりきって演じていたので、とても見応えがあった)

ないん (なたん、ならん、なてぃ)

  • できる
  • Example phrases
    • どぅーくる ないる くとー っちゅ たるがきらんぐとぅ どぅーっし すしがどぅ どぅーぬ たみ やる。
      (自分でできることは人に頼らないで自分でするのが自分のためである)
    • ならんぬどぅ なれーが ちょーる。
      (できないからこそ習いに来ている)

ないん

  • 生る、実ができる
  • Example phrases
    • マンゴーぬ うほーく まーさぎさ なとーたしが、っちゅぬ むんどぅ やくとぅ とぅーいる かーじ みーぐゎっちーびけー そーたん。やしが、ちかぐろー ねーん なとーん。
      (マンゴーがたくさんおいしそうに生っていたが、人様の物なので通るたびおいしそうに見ているだけだった。しかし、近頃はなくなっている)

ない (むん) 果物


  • ⇒ くとぅしぇー うふかじぬ うふさたくとぅ ないむのー くーく なてぃ かじん いきらさん。(今年は台風が多かったので果物は小さくなって数も少ない)

ない くじりーん (〜くじりたん、〜くじりらん、〜くじりてぃ)

  • 出来損なう
  • Example phrases
    • ウイぬ ないくじりとーしぇー ういむん ならんくとぅ、うどぅきーん。
      (ウリの出来損ないは売り物にならなくて、引き合わない)

ないん (なたん、ならん、なてぃ)

  • 鳴る
  • Example phrases
    • ハーリーがにぬ なてぃ あとぅからどぅ すーまんぼーすーや あがいん。
      (ハーリー鉦が鳴った後から梅雨が終わる)

あとぅない あとぅない

  • 後ろにひっこむこと
  • Example phrases
    • あとぅないあとぅない さー
      (引っ込みじあん)
    • あとぅないあとぅない びけーっし っちゅぬ くさー なとーくとぅ たーん わからんてーさ やー。
      (引っ込んでばかりで人の後ろにひっこんでいるから誰もわからなかったんだね)
    • あれー めーないないさー やくとぅ、わんから わんから そーん。
      (あれは出たがりで、人前にばかりいる)

うっとぅ をぅない (うっとぅ うぃきー〈(兄から見た)弟〉)

  • (兄から見た)妹
  • Example phrases
    • うっとぅをぅなえー かなさしが、うっとぅうぃきーや しぐ おーえーてぃーえー すん。
      ((兄から見た)
    • 妹はかわいいが、
      (兄から見た)

    • 弟はすぐけんかになる)

かないん (かなたん、かならん、かなてぃ)

  • 叶う、達者である
  • Example phrases
    • にげーぐとぅぬ かなてぃ ゆるっとぅ なとーん。
      (願い事がかなって安堵している)
    • あぬ うかたー くんじゅーん あまてぃ わかってーんぐゎーっし なーだ かなとーみしぇーさ やー。
      (あの方は90歳も過ぎて若々しくてまだ達者でいらっしゃるね)
    • あれー くちびけーん かなてぃ ぬーん わからん どー。
      (あの人は口だけが達者で何もわからないよ)

かんない

  • Example phrases
    • かんないぬ ないねー、 てんぶす とぅらってー ならんでぃち、ちちょーる ちんさーに わた うすいたん。
      (雷が鳴ると、ヘソを取られてはならないと、着ている着物でお腹を隠したものだ)

さち ない し が むぬー (さち ない しんでー〈先着順〉)

  • 早い者勝ち
  • Example phrases
    • さちないしがむぬー やくとぅ、ふぇーみれー。あん やらー、ふぇーみらな。
      (先着順だから、早めにしなさい。そうなら早めよう)

しー やんぢ (ぐとぅ) やりそこない(事)  (しーやんぢぐとぅ あたてぃどぅ あとー なてぃ いちゅる。(失敗してこそ後に事がうまく運ぶ))

しったい ないん (〜なたん、〜ならん、〜なてぃ)

  • 濡れる
  • Example phrases
    • んでぃばたばたっし いーねー しったい ないくとぅ、すすてぃから うちんかい いり よー。
      (ずぶぬれのままで入ると濡れてしまうので、拭きとってから家に入んなさいよ)

しったい かーたい ないん (〜なたん、〜ならん、〜なてぃ)

  • びしょぬれになる
  • Example phrases
    • あったに あみ ふやーに ちゅらーさ しったいかーたい なたん。
      (急に雨が降ってすっかりずぶぬれになった)

しっぴー ないん (〜なたん、〜ならん、〜なてぃ)

  • ぺっしゃんこになる
  • Example phrases
    • あーさってぃ しっぴー なとーる くるまぬ みちぬ かたはらんかい うっちゃんぎらっとーたん。
      (事故にあってぺっしゃんこになっている車が道端に放置されていた)

ちかないん

  • 飼う
  • Example phrases
    • わったーや とぅいん ふぃーじゃーん ちかなとーたん。
      (私の家は鶏もヤギも飼っていた)

てぃー わちゃれー ないん (〜なたん、〜ならん、〜なてぃ)

  • 手をわずらわすこと
  • Example phrases
    • 「あん やみ?」んでぃいち 「ないさ」んでぃいち さる むのー、てぃーち、たーち、みーちっし ちびなーりー くとぅぬ っんぢてぃちゃーに、てぃーわちゃれー そーん。
      (安請け合いしたものは、1つ、2つ、3つと続いて、事が発生してきて面倒なことになっている)

Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon) (© CC BY-SA 3.0 DEED), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa. [Southern Ryukyuan: Hatoma Yaeyama]

アガサナイ [ʔa⸢gasanai] (名)

  • 赤い褌。
  • Example phrases
    • ア⸢ガサナイバ⸣ キ⸢シティ ケン⸣グ ⸢シーティル⸣ ア⸢ザナー⸣ シ⸢キラ⸣リ ⸢オール [ʔa⸢gasaniba⸣ ki̥⸢ʃiti keŋ⸣gu ⸢ʃiːtiru⸣ ʔa⸢ʣanaː⸣ ʃi̥⸢kira⸣ri ⸢ʔoː⸣ru] (赤い褌を着て村芝居<狂言>をして<ぞ>、渾名を付けられておられるのだ)。鱶(ふか)は人を襲うとき体長を比べ、鱶より小さいものを襲うといわれているので、難を避けるために赤褌をしめ、長く垂らして海に入ったという。 ア⸢ガサナイ⸣ キ⸢シ⸣バ [ʔa⸢gasanai⸣ ki̥⸢ʃi⸣ba] (赤褌を着なさい)。 ア⸢ガサナイバ⸣ キ⸢シティ⸣ ンジ ⸢オールン⸣ドゥ ウ⸢カヤ⸣ヌ バ⸢ライル⸣ シ⸢ラリタル [ʔa⸢gasanaiba⸣ ki̥⸢ʃiti⸣ ʔnʤi ⸢ʔoːrun⸣du ʔu⸢kaja⸣nu ba⸢rairu⸣ ʃi⸢raritaru] (赤い褌を着て出演して<出て>おられるんだが、おかしくて笑わざるを得ない<笑いぞされる>)

アキナイ [ʔa⸢ki⸣nai] (名)

  • 商い。商売。「估、商也、交易也、阿支奈不<あきなふ>」『新撰字鏡』の転訛したもの。
  • Example phrases
    • イ⸢ズバ⸣ カ⸢ミアキ⸣ナイ ⸢シェー⸣ティル ッ⸢ふァー⸣ シゥ⸢カ⸣ナイ ⸢オーッ⸣タ
      [ʔi⸢ʣuba⸣ ka⸢miaki⸣nai ⸢ʃeː⸣tiru f⸢faː⸣ si̥⸢ka⸣nai ⸢ʔoːt⸣ta]
      (魚を頭に載せて売り歩く商売をしながら子供を養われた<育てられた>)

アキナイスン [ʔa⸢ki⸣nai ⸢suŋ] (連)

  • 商売する。売買する。
  • Example phrases
    • ガ⸢シ⸣イズン パ⸢リタクン⸣ ムティ⸢ギー⸣ ア⸢キ⸣ナイ ⸢シー⸣ クーバ
      [ga⸢ʃi⸣ʔiʣum pa⸢ritakum muti⸢giː ʔa⸢ki⸣nai ⸢ʃiː⸣kuːba]
      (燻製の魚も日干しの張り蛸も持っていって商売してきなさい)

アキナイプス [ʔa⸢kinai⸣pu̥su] (名)

  • 商売人。商人。あきんど。
  • Example phrases
    • イ⸢サナキヌ⸣ ア⸢キナイ⸣プソー ヤ⸢マトゥプス⸣ル ⸢ゴー⸣ラーター
      [ʔi⸢sanakinu⸣ ʔa⸢kinai⸣pu̥soː ja⸢matupusu⸣ru ⸢goː⸣raːtaː]
      (石垣島の商人は本土の人<大和人>が多かった)

アキナイムヌ [ʔa⸢kinai⸣munu] (名)

  • 商品。商いもの。
  • Example phrases
    • ア⸢キナイ⸣ムノー ⸢カッティニ⸣ トゥ⸢ル⸣ナ⸢ヨー
      [ʔa⸢kinai⸣munoː ⸢kattini⸣ tu⸢ru⸣na⸢joː]
      (商品は勝手に取るなよ)

アトゥナイ [⸣ʔatunai] (名)

  • 遅苗。後苗。遅植え用の苗。
  • Example phrases
    • ク⸢ヌ ター⸣ヤ ⸣アトゥナイ ウ⸢ラ⸣シティ イ⸢ブバル⸣ マ⸢シ
      [ku⸢nu taː⸣ja ⸣ʔatunai ʔu⸢ra⸣ʃi̥ti ʔi⸢bubaru⸣ ma⸢ʃi]
      (この水田は後苗をおろして<播種して>植えたほうがよい)

アドゥナイ [ʔa⸢du⸣nai] (副)

  • あんなに長い間。ア⸢ドゥ⸣ヌ ⸣アイ[ʔa⸢du⸣nu ⸣ʔai](あんなに長い間{EOS}長期間)の縮約形。
  • Example phrases
    • ⸢ワー⸣ ア⸢ドゥ⸣ナイ ⸣ウナール シ⸢トゥ⸣ミ ベー⸢ター
      [⸢waː⸣ ʔaduːnai ⸣ʔunaːru ʃi̥⸢tu⸣mi beː⸢taː]
      (君はあんなに長い間そこに勤めていたのか)

アンナイヌカウ [⸢ʔannai⸣nu ⸢kau] (連)

  • 「案内の香」の義。祈願の始めに神様にお取次ぎを願うための線香。先ず3本、12本の線香を焚いて、神様へお取次ぎの⸢カン⸣フチ ニ⸢ガイ⸣フチ[⸢kaŋ⸣ɸu̥ʧini⸢gai⸣ɸu̥ʧi](神口、願い口)を唱える際に焚く線香。
  • Example phrases
    • ⸢カンヌ⸣マイ ⸢ニン⸣ガイ ⸢ソー⸣ル ⸣バソー ヤー⸢ディン アンナイ⸣ヌ ⸢カウヤー⸣ タ⸢ティ⸣ソーッタ
      [⸢kannu⸣mai ⸢niŋ⸣gai ⸢soː⸣ru ⸣basoː jaː⸢diŋ ʔannai⸣nu ⸢kaujaː⸣ tḁ⸢ti⸣soːtta]
      (神前に祈願をされる場合は、必ず案内の香を焚いて立てられた)

ウイプソーキナイヌタカラ [⸢ʔui⸣pu̥soː ki⸢nainu⸣ tḁ⸢ka⸣ra] (連)

  • 老人は家庭の宝だから、尊重すべきである(諺)

ウギナイ [ʔu⸢ginai] (名)

  • 栄養、滋養の「補い」の義。補充。動詞ウ⸢ギナウン[ʔu⸢ginauŋ](補う)の連用形からの転成名詞。
  • Example phrases
    • ヤ⸢ミ⸣プソー シカイ⸢トゥ ジーシキ⸣ムヌ ウ⸢ギナイ⸣ トゥ⸢ラバ⸣ル ⸢パイ⸣サ ⸢ノー⸣ル⸢ダー
      [ja⸢mi⸣pu̥soː ʃi̥kai⸢tu ʤiːʃiki⸣munu ʔu⸢ginai⸣ tu⸢raba⸣ru ⸢pai⸣sa ⸢noː⸣ru⸢daː]
      (病人はしっかり滋養分を補い摂取してはじめて<取らばぞ>早く治すことが出来るのだ<治される>よ)

ウクナイ [ʔu⸢kunai] (名)

  • 行い。ふるまい。行状。共通語からの借用語。
  • Example phrases
    • ⸢ピンピンヌ⸣ ウ⸢クナイヌ ワッ⸣サカー ム⸢クイ⸣ カブン⸢ダー
      [⸢pimpimnu⸣ ʔu⸢kunainu was⸣sakaː mu⸢kui⸣ kaban⸢daː]
      (日々の行いが悪ければその報いを被るぞ)

ウナイ [⸣ʔunai] (名)

  • (動)ウナギ(鰻)。河川や堰、水田(湧水のある水田、バ⸢ケーラマシ{SqBr}ba⸢keːramaʃi{/SqBr})などに棲息する川鰻や田鰻。
  • Example phrases
    • ⸢バン⸣テヌ ⸢クーラヌ⸣ バ⸢ケーラマシ⸣ナー ウ⸢ナイ⸣ヌ ブ⸢タン⸠ダー ⸢トーサ⸣トゥリ ⸢マイカリヌ⸣ ピン ギュー⸢ムシン フンクタン⸠ダ
      [⸢ban⸣tenu ⸢kuːranu⸣ ba⸢keːramaʃi⸣naː ʔu⸢nai⸣nu bu⸢tan⸠daː ⸢toːsa⸣turi ⸢maikarinu⸣ piŋ gjuː⸢muʃiŋ ɸuŋkutan⸠daː]
      (私の家の久浦のバケーラマシ<湧き水田>の田には鰻がいたよ{EOS}田草取りや稲刈りの時には何度も踏みつけたことがあるよ)
    • ⸢ウーアミヌ⸣ ピン シ⸢キム⸣トーラ ⸢トーニ⸣ヌ ⸣ブカラヌ ウ⸢ブウナイ⸣ヌ ⸢ナーラサ⸣リ ⸣ケータン
      [⸢ʔuːaminu⸣ piŋ ʃi̥⸢kimu⸣toːra ⸢toːni⸣nu ⸣bukaranu ʔu⸢buʔunai⸣nu ⸢naːrasa⸣ri ⸣keːtaŋ]
      (大雨の時、堰の上からトーニ<田舟>くらいの大鰻が流されてきたことがある)

ウブキナイ [ʔu⸢bu⸣kinai] (名)

  • 大所帯。
  • Example phrases
    • ⸢ウン⸣ネーヤ ウ⸢ブ⸣キナイ ヤ⸢ルンダ スー⸣タイ ⸢サン⸣カー キ⸢ナイヤー⸣ ム⸢タラン⸣ パジ⸢ダー
      [⸢ʔun⸣neːja ʔu⸢bu⸣kinai ja⸢runda suː⸣tai ⸢saŋ⸣kaː ki⸢naijaː⸣ mu⸢taram⸣ paʤi⸢daː]
      (その家は大所帯だから倹約しないと家計は立ち行かない<成り立たない>はずだよ)

ウムナイイルン [ʔu⸢mu⸣nai ʔi⸢ruŋ] (連)

  • 皺を伸ばして入れる。皺を伸ばして畳んで入れる。
  • Example phrases
    • ⸢シンブン⸣マー ⸢リッ⸣パニ ウ⸢ム⸣ナイ イ⸢リ⸣シケー
      [⸢ʃimbum⸣maː ⸢rip⸣pani ʔu⸢mu⸣nai ʔi⸢ri⸣ʃi̥keː]
      (新聞は立派に皺を伸ばして畳んで入れてある)

カサナイ [ka⸢sa⸣nai] (名)

  • おんぶ(負んぶ)。背負うこと。動詞カ⸢サ⸣ナウン[kḁ⸢sa⸣nauŋ](背負う)の連用形から転成した名詞。
  • Example phrases
    • ッ⸢ふァ⸣ カ⸢サナイ⸣ヤー ミ⸢ドーン⸣ッふァヌ シ⸢グトゥ ヤッタル
      [f⸢fa⸣ kḁ⸢sanai⸣jaː mi⸢doːn⸣ffanu ʃi⸢gutu jattaru]
      (子守<子供を負んぶすること>は女の子の仕事であったよ)

カサナイルン [kḁ⸢sanairuŋ] (他動)

  • 重ねる。「畳み薦 重編<カサネアム>数 夢にし見てむ。万、2295」から転訛したものか。カ⸢サニルン[kḁ⸢saniruŋ]、カ⸢サビルン[kḁ⸢sabiruŋ](重ねる)ともいう。
  • Example phrases
    • ス⸢ルイ⸣ヤー フ⸢タイラナー⸣ カ⸢サナイルン
      [su⸢rui⸣jaː ɸu̥⸢tairanaː⸣ kḁ⸢sanairuŋ]
      (皿は二枚ずつ重ねる)
    • ク⸢ヌ カイ⸣ケー カ⸢サナイララヌ
      [ku⸢nu kai⸣keː kḁ⸢sanairaranu]
      (この小皿は重ねられない)
    • ギュー⸢サン⸣ カ⸢サナイル⸣ クトー ナ⸢ラ⸣ヌ
      [gjuː⸢saŋ⸣ kḁ⸢sanairu⸣ ku̥toː na⸢ra⸣nu]
      (いくらも<何枚も>重ねることは出来ない)
    • ⸢マー⸣ビン カ⸢サナイヤー⸣ ミサムヌ
      [⸢maː⸣biŋ kḁ⸢sanaijaː⸣ misamunu]
      (もっと重ねればよいのに)
    • ⸢マー⸣ プ⸢スイ⸣ラ カ⸢サナイリ
      [⸢maː⸣ pu̥⸢sui⸣ra kḁ⸢sanairi]
      (もう一枚重ねよ)

カサナイルン [kḁ⸢sanai⸣ruŋ] (他動)

  • 負んぶする。子供を背負う。負ぶう。カ⸢サ⸣ナウン[kḁ⸢sa⸣nauŋ](負ぶう)ともいう。
  • Example phrases
    • ッ⸢ふァ⸣ カ⸢サナイ⸣ルンティ ⸢スンドゥ グッふァ⸣ヌ カ⸢サナイララ⸣ヌ
      [f⸢fa⸣ kḁ⸢sanai⸣runti ⸢sundu guffa⸣nu kḁ⸢sanairara⸣nu]
      (子供を負んぶしようとするが、重くて負んぶできない)
    • カ⸢サ⸣ナイ ⸣ミサカー カ⸢サナイ⸣ル ⸣クトー ⸣ナルン
      [kḁ⸢sa⸣nai ⸣misakaː kḁ⸢sanai⸣ru ⸣ku̥toː ⸣naruŋ]
      (負んぶして良ければ負んぶすることはできる)
    • カ⸢サナイ⸣レー ⸣ミサムヌ
      [kḁ⸢sanai⸣reː ⸣misamunu]
      (負んぶすれば良いのに)
    • ヤー⸢ディン⸣ カ⸢サナイ⸣リ
      [jaː⸢diŋ⸣ kḁ⸢sanai⸣ri]
      (必ず負んぶしなさい)

カナイ [⸣kanai] (名)

  • 地租。小作料。税金。「かなひ」(貢租)『おもろさうし』。
  • Example phrases
    • ⸣カナイ ⸢オーサン⸣カー ナ⸢ラン⸣ティ ⸢シール⸣ ティ⸢ダ⸣ヌ ウ⸢ティ⸣ルンケン パ⸢タラコーッ⸣タツォー
      [⸣kanai ⸢ʔoːsaŋ⸣kaː na⸢ran⸣ti ⸢ʃiːru⸣ ti⸢da⸣nu ʔu⸢ti⸣ruŋkem pḁ⸢tarakoːt⸣taʦoː]
      (地租を払わないといけないといって太陽が沈むまで働かれたそうだ)

カナイウシ [ka⸢nai⸣ʔuʃi] (名)

  • 体力のあってよく働く牛。
  • Example phrases
    • ⸢ウン⸣ネーナー カ⸢ナイウシ⸣ヌ ⸢ブンダ ターシグ⸣トー イッ⸢ケナ⸣ ラク ⸢ヤッタ
      [⸢ʔun⸣neːnaː ka⸢naiʔuʃi⸣nu ⸢bunda taːʃigu⸣toː ʔik⸢kena⸣ raku ⸢jatta]
      (あの家には体力のある、よく働く牛がいるので、田圃仕事は非常に楽だった)

カナイジー [⸣kanaiʤi] (名)

  • 自力で開墾した貢租田。「かなひ・ぢ」(貢租地)の義か。近世八重山では、人頭税納入の義務を負う年齢になると⸢ウイ⸣カダー[⸢ʔui⸣kadaː](公用田)から、本田約一反歩と苗代田約一畝歩を配分して与え、その収穫を人頭税として納入させた。その不足を自力開田した田地からの租税収穫で補ったという『石垣方言辞典』。
  • Example phrases
    • アッパター ⸢バー⸣ケー ⸣カナイジーヤ ア⸢リ⸣オーッタ
      [ʔappataː⸢baː⸣keː ⸣kanaiʤiːja ʔa⸢ri⸣oːtta]
      (お祖母さんたちまでは⸣カナイジー{SqBr}⸣kanaiʤiː{/SqBr}<新田貢租の田地>はございました<有っておられた>)
    • 人頭税時代に割り当てられた上納田。 ⸢イー⸣ネヌ ⸣アッパー ⸣カナイジーヤ マ⸢ナ⸣マン アン⸢ダー
      [⸢ʔiː⸣nenu ⸣ʔappaː ⸣kanaiʤiːja ma⸢na⸣maŋ ʔan⸢daː]
      (西隣のお祖母さんの上納田は今もあるよ)

Results from the [関連データ]南琉球八重山語宮良方言の名詞アクセント資料 [Kanren dēta] Minami Ryūkyū Yaeyama-go Miyara hōgen No meishi akusento shiryō ([Relevant Data] Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect) (© CC BY-NC 3.0 DEED), by Kenan Celik, Aso Reiko and Kohei Nakazawa. [Southern Ryukyuan: Miyara Yaeyama]

チミ [tʃimi] F (名)

ウスゥスゥカナイ [usɨsɨ̥kanai] F (名)

  • 牛飼い

ウナイ [unai] L (名)

  • ウナギ

キナイ [kinai] F (名)

  • 世帯

ナイ [nai] L (名)

  • 地震

ヤーキナイ [jaːkinai] L (名)

  • 家族。家庭

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【NAI】

Nai

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