(Noun, adverb) Now, at the present moment, currently
Define nai ない Meaning ナイ
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(Noun) Neighbour, neighbor, next-door neighbour, neighbouring house; nearby, adjacent, next to
(Noun) Neighbour, neighbor, next-door neighbour, neighbouring house; nearby, adjacent, next to
(Verb) To be in good health, to be strong; to like, to favour; to come true, to be fulfilled; to rival
(Noun) Neighbour, neighbor, next-door neighbour, neighbouring; nearby, adjacent, next to
(Negative verb) Outside of one's control, beyond one's reach; not reachable; to not be a match for
Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū
(Okinawan Dictionary Data Collection) (© CC BY 4.0).
ナイ nai (nai) ⓪ 名
- なり。ありさま。身なり。saNZaNni 'jaCiri kunu~ju 'jariba.[散々にやつれこのなりよやれば(花売之縁)]ひどくおちぶれて,このありさまであるから。
ナイ nai (nai) ⓪ 名
- 実。果実。くだもの・瓜など,大きなものをいう。小さな実はmuQkuu(つぼみの意もある)という。
ーナイ -nai (-nai) 助
- へ。に。の方へ。の所へ。のそばへ。人・動物を表わす語に付く。?ari~?icuN.彼の所へ行く。?jaa Cikataru ?uja~?iki.おまえを遣わした親の所へ行け(夜など,捕えた虫を放す時にいうことば)。
ナイウー naiuu (naiuu) ① 名
- バナナのなる芭蕉。実芭蕉。
ンナイー nnaii ('Nnaii) ① 名
- 無為にすわっていること。-ii<'ijuN。
トゥナイ tunai (tunai) ① 名
- 隣。また,隣にあるもの。隣家。
ヲゥナイ wunai ('unai) ① 名
- [をなり]男の兄弟から見た姉妹。兄に対する妹。または,弟に対する姉。'wikiiに対する。宗教的には,男の兄弟に対する守護神であり,また一家の中で,宗教的な任務をになう者である。上流家庭のそれは?uminaiという。また,王の娘は?uminaibiという。
ファンナイ fannai (hwaNnai) ⓪ 副
- 熱が高いさま。火の熱・病熱などが盛んに出るさま。niCinu~sjooN.熱がとても高い。
カンナイ kannai (kaNnai) ⓪ 名
- かみなり。
ミーナイ miinai (miinai) ⓪ 名
- ようすを見てみること。また,見立て。
ナイムン naimun (naimuN) ⓪ 名
- 「なりもの」に対応する。果実。くだもの。
ナイムン naimun (naimuN) ① 名
- 鳴り物。楽器の総称。
ニーナイ niinai (niinai) ⓪ 名
- もとなり。瓜などが,根の近くに実を結ぶこと。また,その実。simunai, suuranai(うらなり)の対。
ウミナイ uminai (?uminai) ⓪ 名
- おねえさま。妹様。貴族・士族の,兄弟から見た姉妹の敬称。主として第三者がいう。
イチナイ ichinai (?icinai) ⓪ 名
文
- 成り行き。?uhukawanu nasigwa ?aNmeetu hutai ?icaru~ni najai 'ujuga.[大川のなし子あむまへと二人いちやる行成になやい居ゆが(大川敵討)]大川の息子と乳母のふたりはどんな成り行きになっているか。
ッワーナイ qwaanai (?waanai) ① 名
「うはなり」に対応する。
- 後妻。あと入り。
- 転じて,しっと。やきもち。ねたみ。そねみ。男女間のしっともいうが多くは子供同志・兄弟間などのそれをいう。母が兄を抱くと,弟が~sjuN(ねたむ)のようにいう。男女関係に関するしっとにはおもにriNciという。
サカナイ sakanai (sakanai) ⓪ 名
- 急な傾斜。急斜面。~natooru hwira.急な坂。
ヤナイー yana ii ('jana]?ii) ⓪ 名
- 悪口。あしざまに言うこと。
バシャナイ bashanai (basjanai) ⓪ 名
- 芭蕉の実。バナナ。
ハチナイ hachinai (haCinai) ① 名
- 初なり。初めてなった果実。naiは果実。
Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū
(Okinawan Dictionary Data Collection) (© CC BY 4.0) [Japanese→Okinawan]
ナイフ
ないがい 【内外】
ないかく 【内閣】
See also
ないしょ 【内証】
ないしん 【内心】
Phrases
- ~喜ぶこと shichayurukubi
ないぞう 【内臓】
ないない 【内内】
See also
ないぶん 【内分】
ないちまい 【内地米】
See also
ないふくやく 【内服薬】
ないしょばなし 【内証話】
あぶない 【危い】
あんない 【案内】
- ʔaNnee
- (Honorific)
おくない 【屋内】
Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan) (© CC BY-ND 3.0 DEED), by Shinsho Miyara. [Northern Ryukyuan: Okinawan]
ないん (なたん、ならん、なてぃ)
- なる
- うふっちゅ ないねー くにぬ っうぃーぬ っちゅぬちゃー いらぶる けんり むちゅるくとぅ ないん。
(成人になると国会議員を選ぶ権利をもつことになる)
Example phrases
ない がたー
- 〜になりかけ
- わったー うぃきぐゎんぐゎー ふぃじん みーてぃっち、くぃーん かわてぃ うふっちゅ ないがたー そーん。
(私の息子はヒゲも生えてきて、変声して成人になりかけている) - あみなーや あたびち ないがたーねー てぃーふぃさん みーてぃっち じゅーん いんちゃく なてぃ ちゅーん。
(おたまじゃくしはカエルになりかけると手足が出てきてしっぽも短くなってくる)
Example phrases
ない はんすん (〜はんちゃん、〜はんさん、〜はんち)
- なり損なう
- んかしぇー じんぬ ねーんたくとぅ っうぃーぬ がっこー いちゆーさん っちゅん まんどーたしが、なまー ゆちく なてぃ うみはまてぃ しーねー ぬーぐとぅん ないん。
(昔はお金がなかったので大学まで行けない人も多かったが、今はゆたかになって努力すれば何だってできる)
Example phrases
ない ちーん (〜ちっちゃん、〜ちらん、〜ちっち)
- なりきる
- うぬ っちゅんかい ないちっち しばい そーくとぅ、いっぺー みーむん やたん。
(その人になりきって演じていたので、とても見応えがあった)
Example phrases
ないん (なたん、ならん、なてぃ)
- できる
- どぅーくる ないる くとー っちゅ たるがきらんぐとぅ どぅーっし すしがどぅ どぅーぬ たみ やる。
(自分でできることは人に頼らないで自分でするのが自分のためである) - ならんぬどぅ なれーが ちょーる。
(できないからこそ習いに来ている)
Example phrases
ないん
- 生る、実ができる
- マンゴーぬ うほーく まーさぎさ なとーたしが、っちゅぬ むんどぅ やくとぅ とぅーいる かーじ みーぐゎっちーびけー そーたん。やしが、ちかぐろー ねーん なとーん。
(マンゴーがたくさんおいしそうに生っていたが、人様の物なので通るたびおいしそうに見ているだけだった。しかし、近頃はなくなっている)
Example phrases
ない (むん) 果物
⇒ くとぅしぇー うふかじぬ うふさたくとぅ ないむのー くーく なてぃ かじん いきらさん。(今年は台風が多かったので果物は小さくなって数も少ない)
ない くじりーん (〜くじりたん、〜くじりらん、〜くじりてぃ)
- 出来損なう
- ウイぬ ないくじりとーしぇー ういむん ならんくとぅ、うどぅきーん。
(ウリの出来損ないは売り物にならなくて、引き合わない)
Example phrases
ないん (なたん、ならん、なてぃ)
- 鳴る
- ハーリーがにぬ なてぃ あとぅからどぅ すーまんぼーすーや あがいん。
(ハーリー鉦が鳴った後から梅雨が終わる)
Example phrases
あとぅない あとぅない
- 後ろにひっこむこと
- あとぅないあとぅない さー
(引っ込みじあん) - あとぅないあとぅない びけーっし っちゅぬ くさー なとーくとぅ たーん わからんてーさ やー。
(引っ込んでばかりで人の後ろにひっこんでいるから誰もわからなかったんだね) - あれー めーないないさー やくとぅ、わんから わんから そーん。
(あれは出たがりで、人前にばかりいる)
Example phrases
うっとぅ をぅない (うっとぅ うぃきー〈(兄から見た)弟〉)
- (兄から見た)妹
- うっとぅをぅなえー かなさしが、うっとぅうぃきーや しぐ おーえーてぃーえー すん。
((兄から見た) - 妹はかわいいが、
(兄から見た)
弟はすぐけんかになる)
Example phrases
かないん (かなたん、かならん、かなてぃ)
- 叶う、達者である
- にげーぐとぅぬ かなてぃ ゆるっとぅ なとーん。
(願い事がかなって安堵している) - あぬ うかたー くんじゅーん あまてぃ わかってーんぐゎーっし なーだ かなとーみしぇーさ やー。
(あの方は90歳も過ぎて若々しくてまだ達者でいらっしゃるね) - あれー くちびけーん かなてぃ ぬーん わからん どー。
(あの人は口だけが達者で何もわからないよ)
Example phrases
かんない
- 雷
- かんないぬ ないねー、 てんぶす とぅらってー ならんでぃち、ちちょーる ちんさーに わた うすいたん。
(雷が鳴ると、ヘソを取られてはならないと、着ている着物でお腹を隠したものだ)
Example phrases
さち ない し が むぬー (さち ない しんでー〈先着順〉)
- 早い者勝ち
- さちないしがむぬー やくとぅ、ふぇーみれー。あん やらー、ふぇーみらな。
(先着順だから、早めにしなさい。そうなら早めよう)
Example phrases
しー やんぢ (ぐとぅ) やりそこない(事) (しーやんぢぐとぅ あたてぃどぅ あとー なてぃ いちゅる。(失敗してこそ後に事がうまく運ぶ))
しったい ないん (〜なたん、〜ならん、〜なてぃ)
- 濡れる
- んでぃばたばたっし いーねー しったい ないくとぅ、すすてぃから うちんかい いり よー。
(ずぶぬれのままで入ると濡れてしまうので、拭きとってから家に入んなさいよ)
Example phrases
しったい かーたい ないん (〜なたん、〜ならん、〜なてぃ)
- びしょぬれになる
- あったに あみ ふやーに ちゅらーさ しったいかーたい なたん。
(急に雨が降ってすっかりずぶぬれになった)
Example phrases
しっぴー ないん (〜なたん、〜ならん、〜なてぃ)
- ぺっしゃんこになる
- あーさってぃ しっぴー なとーる くるまぬ みちぬ かたはらんかい うっちゃんぎらっとーたん。
(事故にあってぺっしゃんこになっている車が道端に放置されていた)
Example phrases
ちかないん
- 飼う
- わったーや とぅいん ふぃーじゃーん ちかなとーたん。
(私の家は鶏もヤギも飼っていた)
Example phrases
てぃー わちゃれー ないん (〜なたん、〜ならん、〜なてぃ)
- 手をわずらわすこと
- 「あん やみ?」んでぃいち 「ないさ」んでぃいち さる むのー、てぃーち、たーち、みーちっし ちびなーりー くとぅぬ っんぢてぃちゃーに、てぃーわちゃれー そーん。
(安請け合いしたものは、1つ、2つ、3つと続いて、事が発生してきて面倒なことになっている)
Example phrases
Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon) (© CC BY-SA 3.0 DEED), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa. [Southern Ryukyuan: Hatoma Yaeyama]
アガサナイ [ʔa⸢gasanai] (名)
- 赤い褌。
- ア⸢ガサナイバ⸣ キ⸢シティ ケン⸣グ ⸢シーティル⸣ ア⸢ザナー⸣ シ⸢キラ⸣リ ⸢オール [ʔa⸢gasaniba⸣ ki̥⸢ʃiti keŋ⸣gu ⸢ʃiːtiru⸣ ʔa⸢ʣanaː⸣ ʃi̥⸢kira⸣ri ⸢ʔoː⸣ru] (赤い褌を着て村芝居<狂言>をして<ぞ>、渾名を付けられておられるのだ)。鱶(ふか)は人を襲うとき体長を比べ、鱶より小さいものを襲うといわれているので、難を避けるために赤褌をしめ、長く垂らして海に入ったという。 ア⸢ガサナイ⸣ キ⸢シ⸣バ [ʔa⸢gasanai⸣ ki̥⸢ʃi⸣ba] (赤褌を着なさい)。 ア⸢ガサナイバ⸣ キ⸢シティ⸣ ンジ ⸢オールン⸣ドゥ ウ⸢カヤ⸣ヌ バ⸢ライル⸣ シ⸢ラリタル [ʔa⸢gasanaiba⸣ ki̥⸢ʃiti⸣ ʔnʤi ⸢ʔoːrun⸣du ʔu⸢kaja⸣nu ba⸢rairu⸣ ʃi⸢raritaru] (赤い褌を着て出演して<出て>おられるんだが、おかしくて笑わざるを得ない<笑いぞされる>)
Example phrases
アキナイ [ʔa⸢ki⸣nai] (名)
- 商い。商売。「估、商也、交易也、阿支奈不<あきなふ>」『新撰字鏡』の転訛したもの。
- イ⸢ズバ⸣ カ⸢ミアキ⸣ナイ ⸢シェー⸣ティル ッ⸢ふァー⸣ シゥ⸢カ⸣ナイ ⸢オーッ⸣タ
[ʔi⸢ʣuba⸣ ka⸢miaki⸣nai ⸢ʃeː⸣tiru f⸢faː⸣ si̥⸢ka⸣nai ⸢ʔoːt⸣ta]
(魚を頭に載せて売り歩く商売をしながら子供を養われた<育てられた>)
Example phrases
アキナイスン [ʔa⸢ki⸣nai ⸢suŋ] (連)
- 商売する。売買する。
- ガ⸢シ⸣イズン パ⸢リタクン⸣ ムティ⸢ギー⸣ ア⸢キ⸣ナイ ⸢シー⸣ クーバ
[ga⸢ʃi⸣ʔiʣum pa⸢ritakum muti⸢giː ʔa⸢ki⸣nai ⸢ʃiː⸣kuːba]
(燻製の魚も日干しの張り蛸も持っていって商売してきなさい)
Example phrases
アキナイプス [ʔa⸢kinai⸣pu̥su] (名)
- 商売人。商人。あきんど。
- イ⸢サナキヌ⸣ ア⸢キナイ⸣プソー ヤ⸢マトゥプス⸣ル ⸢ゴー⸣ラーター
[ʔi⸢sanakinu⸣ ʔa⸢kinai⸣pu̥soː ja⸢matupusu⸣ru ⸢goː⸣raːtaː]
(石垣島の商人は本土の人<大和人>が多かった)
Example phrases
アキナイムヌ [ʔa⸢kinai⸣munu] (名)
- 商品。商いもの。
- ア⸢キナイ⸣ムノー ⸢カッティニ⸣ トゥ⸢ル⸣ナ⸢ヨー
[ʔa⸢kinai⸣munoː ⸢kattini⸣ tu⸢ru⸣na⸢joː]
(商品は勝手に取るなよ)
Example phrases
アトゥナイ [⸣ʔatunai] (名)
- 遅苗。後苗。遅植え用の苗。
- ク⸢ヌ ター⸣ヤ ⸣アトゥナイ ウ⸢ラ⸣シティ イ⸢ブバル⸣ マ⸢シ
[ku⸢nu taː⸣ja ⸣ʔatunai ʔu⸢ra⸣ʃi̥ti ʔi⸢bubaru⸣ ma⸢ʃi]
(この水田は後苗をおろして<播種して>植えたほうがよい)
Example phrases
アドゥナイ [ʔa⸢du⸣nai] (副)
- あんなに長い間。ア⸢ドゥ⸣ヌ ⸣アイ[ʔa⸢du⸣nu ⸣ʔai](あんなに長い間{EOS}長期間)の縮約形。
- ⸢ワー⸣ ア⸢ドゥ⸣ナイ ⸣ウナール シ⸢トゥ⸣ミ ベー⸢ター
[⸢waː⸣ ʔaduːnai ⸣ʔunaːru ʃi̥⸢tu⸣mi beː⸢taː]
(君はあんなに長い間そこに勤めていたのか)
Example phrases
アンナイヌカウ [⸢ʔannai⸣nu ⸢kau] (連)
- 「案内の香」の義。祈願の始めに神様にお取次ぎを願うための線香。先ず3本、12本の線香を焚いて、神様へお取次ぎの⸢カン⸣フチ ニ⸢ガイ⸣フチ[⸢kaŋ⸣ɸu̥ʧini⸢gai⸣ɸu̥ʧi](神口、願い口)を唱える際に焚く線香。
- ⸢カンヌ⸣マイ ⸢ニン⸣ガイ ⸢ソー⸣ル ⸣バソー ヤー⸢ディン アンナイ⸣ヌ ⸢カウヤー⸣ タ⸢ティ⸣ソーッタ
[⸢kannu⸣mai ⸢niŋ⸣gai ⸢soː⸣ru ⸣basoː jaː⸢diŋ ʔannai⸣nu ⸢kaujaː⸣ tḁ⸢ti⸣soːtta]
(神前に祈願をされる場合は、必ず案内の香を焚いて立てられた)
Example phrases
ウイプソーキナイヌタカラ [⸢ʔui⸣pu̥soː ki⸢nainu⸣ tḁ⸢ka⸣ra] (連)
- 老人は家庭の宝だから、尊重すべきである(諺)
ウギナイ [ʔu⸢ginai] (名)
- 栄養、滋養の「補い」の義。補充。動詞ウ⸢ギナウン[ʔu⸢ginauŋ](補う)の連用形からの転成名詞。
- ヤ⸢ミ⸣プソー シカイ⸢トゥ ジーシキ⸣ムヌ ウ⸢ギナイ⸣ トゥ⸢ラバ⸣ル ⸢パイ⸣サ ⸢ノー⸣ル⸢ダー
[ja⸢mi⸣pu̥soː ʃi̥kai⸢tu ʤiːʃiki⸣munu ʔu⸢ginai⸣ tu⸢raba⸣ru ⸢pai⸣sa ⸢noː⸣ru⸢daː]
(病人はしっかり滋養分を補い摂取してはじめて<取らばぞ>早く治すことが出来るのだ<治される>よ)
Example phrases
ウクナイ [ʔu⸢kunai] (名)
- 行い。ふるまい。行状。共通語からの借用語。
- ⸢ピンピンヌ⸣ ウ⸢クナイヌ ワッ⸣サカー ム⸢クイ⸣ カブン⸢ダー
[⸢pimpimnu⸣ ʔu⸢kunainu was⸣sakaː mu⸢kui⸣ kaban⸢daː]
(日々の行いが悪ければその報いを被るぞ)
Example phrases
ウナイ [⸣ʔunai] (名)
- (動)ウナギ(鰻)。河川や堰、水田(湧水のある水田、バ⸢ケーラマシ{SqBr}ba⸢keːramaʃi{/SqBr})などに棲息する川鰻や田鰻。
- ⸢バン⸣テヌ ⸢クーラヌ⸣ バ⸢ケーラマシ⸣ナー ウ⸢ナイ⸣ヌ ブ⸢タン⸠ダー ⸢トーサ⸣トゥリ ⸢マイカリヌ⸣ ピン ギュー⸢ムシン フンクタン⸠ダ
[⸢ban⸣tenu ⸢kuːranu⸣ ba⸢keːramaʃi⸣naː ʔu⸢nai⸣nu bu⸢tan⸠daː ⸢toːsa⸣turi ⸢maikarinu⸣ piŋ gjuː⸢muʃiŋ ɸuŋkutan⸠daː]
(私の家の久浦のバケーラマシ<湧き水田>の田には鰻がいたよ{EOS}田草取りや稲刈りの時には何度も踏みつけたことがあるよ) - ⸢ウーアミヌ⸣ ピン シ⸢キム⸣トーラ ⸢トーニ⸣ヌ ⸣ブカラヌ ウ⸢ブウナイ⸣ヌ ⸢ナーラサ⸣リ ⸣ケータン
[⸢ʔuːaminu⸣ piŋ ʃi̥⸢kimu⸣toːra ⸢toːni⸣nu ⸣bukaranu ʔu⸢buʔunai⸣nu ⸢naːrasa⸣ri ⸣keːtaŋ]
(大雨の時、堰の上からトーニ<田舟>くらいの大鰻が流されてきたことがある)
Example phrases
ウブキナイ [ʔu⸢bu⸣kinai] (名)
- 大所帯。
- ⸢ウン⸣ネーヤ ウ⸢ブ⸣キナイ ヤ⸢ルンダ スー⸣タイ ⸢サン⸣カー キ⸢ナイヤー⸣ ム⸢タラン⸣ パジ⸢ダー
[⸢ʔun⸣neːja ʔu⸢bu⸣kinai ja⸢runda suː⸣tai ⸢saŋ⸣kaː ki⸢naijaː⸣ mu⸢taram⸣ paʤi⸢daː]
(その家は大所帯だから倹約しないと家計は立ち行かない<成り立たない>はずだよ)
Example phrases
ウムナイイルン [ʔu⸢mu⸣nai ʔi⸢ruŋ] (連)
- 皺を伸ばして入れる。皺を伸ばして畳んで入れる。
- ⸢シンブン⸣マー ⸢リッ⸣パニ ウ⸢ム⸣ナイ イ⸢リ⸣シケー
[⸢ʃimbum⸣maː ⸢rip⸣pani ʔu⸢mu⸣nai ʔi⸢ri⸣ʃi̥keː]
(新聞は立派に皺を伸ばして畳んで入れてある)
Example phrases
カサナイ [ka⸢sa⸣nai] (名)
- おんぶ(負んぶ)。背負うこと。動詞カ⸢サ⸣ナウン[kḁ⸢sa⸣nauŋ](背負う)の連用形から転成した名詞。
- ッ⸢ふァ⸣ カ⸢サナイ⸣ヤー ミ⸢ドーン⸣ッふァヌ シ⸢グトゥ ヤッタル
[f⸢fa⸣ kḁ⸢sanai⸣jaː mi⸢doːn⸣ffanu ʃi⸢gutu jattaru]
(子守<子供を負んぶすること>は女の子の仕事であったよ)
Example phrases
カサナイルン [kḁ⸢sanairuŋ] (他動)
- 重ねる。「畳み薦 重編<カサネアム>数 夢にし見てむ。万、2295」から転訛したものか。カ⸢サニルン[kḁ⸢saniruŋ]、カ⸢サビルン[kḁ⸢sabiruŋ](重ねる)ともいう。
- ス⸢ルイ⸣ヤー フ⸢タイラナー⸣ カ⸢サナイルン
[su⸢rui⸣jaː ɸu̥⸢tairanaː⸣ kḁ⸢sanairuŋ]
(皿は二枚ずつ重ねる) - ク⸢ヌ カイ⸣ケー カ⸢サナイララヌ
[ku⸢nu kai⸣keː kḁ⸢sanairaranu]
(この小皿は重ねられない) - ギュー⸢サン⸣ カ⸢サナイル⸣ クトー ナ⸢ラ⸣ヌ
[gjuː⸢saŋ⸣ kḁ⸢sanairu⸣ ku̥toː na⸢ra⸣nu]
(いくらも<何枚も>重ねることは出来ない) - ⸢マー⸣ビン カ⸢サナイヤー⸣ ミサムヌ
[⸢maː⸣biŋ kḁ⸢sanaijaː⸣ misamunu]
(もっと重ねればよいのに) - ⸢マー⸣ プ⸢スイ⸣ラ カ⸢サナイリ
[⸢maː⸣ pu̥⸢sui⸣ra kḁ⸢sanairi]
(もう一枚重ねよ)
Example phrases
カサナイルン [kḁ⸢sanai⸣ruŋ] (他動)
- 負んぶする。子供を背負う。負ぶう。カ⸢サ⸣ナウン[kḁ⸢sa⸣nauŋ](負ぶう)ともいう。
- ッ⸢ふァ⸣ カ⸢サナイ⸣ルンティ ⸢スンドゥ グッふァ⸣ヌ カ⸢サナイララ⸣ヌ
[f⸢fa⸣ kḁ⸢sanai⸣runti ⸢sundu guffa⸣nu kḁ⸢sanairara⸣nu]
(子供を負んぶしようとするが、重くて負んぶできない) - カ⸢サ⸣ナイ ⸣ミサカー カ⸢サナイ⸣ル ⸣クトー ⸣ナルン
[kḁ⸢sa⸣nai ⸣misakaː kḁ⸢sanai⸣ru ⸣ku̥toː ⸣naruŋ]
(負んぶして良ければ負んぶすることはできる) - カ⸢サナイ⸣レー ⸣ミサムヌ
[kḁ⸢sanai⸣reː ⸣misamunu]
(負んぶすれば良いのに) - ヤー⸢ディン⸣ カ⸢サナイ⸣リ
[jaː⸢diŋ⸣ kḁ⸢sanai⸣ri]
(必ず負んぶしなさい)
Example phrases
カナイ [⸣kanai] (名)
- 地租。小作料。税金。「かなひ」(貢租)『おもろさうし』。
- ⸣カナイ ⸢オーサン⸣カー ナ⸢ラン⸣ティ ⸢シール⸣ ティ⸢ダ⸣ヌ ウ⸢ティ⸣ルンケン パ⸢タラコーッ⸣タツォー
[⸣kanai ⸢ʔoːsaŋ⸣kaː na⸢ran⸣ti ⸢ʃiːru⸣ ti⸢da⸣nu ʔu⸢ti⸣ruŋkem pḁ⸢tarakoːt⸣taʦoː]
(地租を払わないといけないといって太陽が沈むまで働かれたそうだ)
Example phrases
カナイウシ [ka⸢nai⸣ʔuʃi] (名)
- 体力のあってよく働く牛。
- ⸢ウン⸣ネーナー カ⸢ナイウシ⸣ヌ ⸢ブンダ ターシグ⸣トー イッ⸢ケナ⸣ ラク ⸢ヤッタ
[⸢ʔun⸣neːnaː ka⸢naiʔuʃi⸣nu ⸢bunda taːʃigu⸣toː ʔik⸢kena⸣ raku ⸢jatta]
(あの家には体力のある、よく働く牛がいるので、田圃仕事は非常に楽だった)
Example phrases
カナイジー [⸣kanaiʤi] (名)
- 自力で開墾した貢租田。「かなひ・ぢ」(貢租地)の義か。近世八重山では、人頭税納入の義務を負う年齢になると⸢ウイ⸣カダー[⸢ʔui⸣kadaː](公用田)から、本田約一反歩と苗代田約一畝歩を配分して与え、その収穫を人頭税として納入させた。その不足を自力開田した田地からの租税収穫で補ったという『石垣方言辞典』。
- アッパター ⸢バー⸣ケー ⸣カナイジーヤ ア⸢リ⸣オーッタ
[ʔappataː⸢baː⸣keː ⸣kanaiʤiːja ʔa⸢ri⸣oːtta]
(お祖母さんたちまでは⸣カナイジー{SqBr}⸣kanaiʤiː{/SqBr}<新田貢租の田地>はございました<有っておられた>) - 人頭税時代に割り当てられた上納田。 ⸢イー⸣ネヌ ⸣アッパー ⸣カナイジーヤ マ⸢ナ⸣マン アン⸢ダー
[⸢ʔiː⸣nenu ⸣ʔappaː ⸣kanaiʤiːja ma⸢na⸣maŋ ʔan⸢daː]
(西隣のお祖母さんの上納田は今もあるよ)
Example phrases
Results from the [関連データ]南琉球八重山語宮良方言の名詞アクセント資料 [Kanren dēta] Minami Ryūkyū Yaeyama-go Miyara hōgen No meishi akusento shiryō ([Relevant Data] Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect) (© CC BY-NC 3.0 DEED), by Kenan Celik, Aso Reiko and Kohei Nakazawa. [Southern Ryukyuan: Miyara Yaeyama]
チミ [tʃimi] F (名)
- 爪
ウスゥスゥカナイ [usɨsɨ̥kanai] F (名)
- 牛飼い
ウナイ [unai] L (名)
- ウナギ
キナイ [kinai] F (名)
- 世帯
ナイ [nai] L (名)
- 地震
ヤーキナイ [jaːkinai] L (名)
- 家族。家庭
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【NAI】
Nai
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言葉の助言:
- ru (る) — Japanese 'ru' verb (negative form)