(Noun) Ridge between paddy fields; embankment, dike, bank
Define mutoxu むとぅ Meaning ムトゥ
Displaying results for mutoxu (mutu・むとぅ・ムトゥ) – ryukyu
JLect: Japonic Languages and Dialects Database
Results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.
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A dictionary of the Ryukyuan language
Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.
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ムトゥ mutu (mutu) ⓪ 名
文
- 許(もと)。そば。?ujanu~.親許。tiCinu~.敵のいる所。
ムトゥ mutu (mutu) ⓪ 名
- 元。元来。~nu karata.元の体。
- muutuと同じ。
ムトゥ mutu (mutu) ① 名
- むとせ。六年。
ームトゥ -mutu (-mutu) 接尾
- 株。本。もと。生えている植物を数える接尾辞。cumutu(一株)。
アムトゥ amutu (?amutu) ⓪ 名
- 土手。堤。耕地と山野の境目に築いた土手をいう。?amuci, ?amoociともいう。rukuzuu ?amaree ~nusica.六十歳を越せば土手の下に捨てる。昔は六十歳を越すと土手の下に捨てた,という伝説がある。
ウムトゥ umutu (?umutu) ① 名
- 植物名。おもと。
ミムトゥ mimutu (mimutu) ⓪ 名
文
- 目もと。目のあたり。nasigwa mi?ukuini kurimadiju caSiga, ?awari Cirinasaja ?atukaziN miraN,~kuraguratu naruga siNci.[なし子見送りにこれまでよ来やすがあわれつれなさやあと影も見らぬ目もとくらぐらとなるが心気(忠臣身替)]子の見送りにここまでは来たが,ああ,つれないことに後姿も見えない。目の前が暗くなる心持ちである。
ムムトゥ mumutu (mumutu) ⓪ 名
文
- 百年。また,百歳。mumuは[百(もも)],-tuはcutu(一年),tatu(二年)などと同様,年を表わす接尾辞。~?iCimadiN.[ももといつまでも]百歳までも。
ムトゥブ mutubu (mutubu) ⓪ 名
- 本部。《地》参照。
タムトゥ tamutu (tamutu) ⓪ 名
- たもと。明治以後,男が断髪してからの衣服はたもとがあったが,それまでは単なる広袖であった。
チュムトゥ chumutu (cumutu) ⓪ 名
- 一もと。一本。生えている植物を数えるのにいう。
ニームトゥ niimutu (niimutu) ⓪ 名
- 根元。
ウヤムトゥ uyamutu (?ujamutu) ⓪ 名
- 親もと。
ハマムトゥ hamamutu (hamamutu) ⓪ 名
- 浜元。《地》参照。
クラムトゥ kuramutu (kuramutu) ⓪ 名
- [蔵元]先島の行政役所の名。徴税を主な仕事とした。
ムトゥーユン mutuuyun (mutuu=juN) ① 自=raN,=ti
- 長続きする。永続する。続けて…する。?anu 'winagutoo mutuutoomi.あの女とは長続きしているか。
フィーヌムトゥ fiinumutu (hwiinumutu) ⓪ 名
- 火の元。
マチムトゥ machimutu (maCimutu) ⓪ 名
- 松本。《地》参照。
ムトゥビレー mutubiree (mutubiree) ⓪ 名
- 昔交際した人。昔なじみ。-biree<hwiree。
ムトゥドゥナイ mutudunai (mutudunai) ⓪ 名
- もとの隣。昔の隣人。
Dictionary of the Practical Use of Okinawan
Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.
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むとぅ
- もとで、元金、元
- やしうい すな よー、むとぅ かんぢゅん どー。
(安売りしないでよ、損失をこうむるよ) - あちねーさーや むとぅ とぅいけーすんでぃち あさん ふぃるん ゆるん むぬ かむる まどぅん ねーらん あたい ちゃー はまい そーたん。
(商人はもとでを取り返すといって朝も昼も夜も食事する間もないほどずうっと一生懸命だった)
Example phrases
むとぅーいん (むとぅーたん、むとぅーらん、むとぅーてぃ)
- 長続きする
- あぬ うぃきがとー むとぅーとーみ?
(あの男とは長続きしているか)
Example phrases
むとぅーすん (むとぅーちゃん、むとぅーさん、むとぅーち)
- 長続きさせる
- わかさいにから あぬ ふるぐるま むとぅーち ぬてぃ あっちょーん。
(若いときからあの古い車をずっと乗りまわしている)
Example phrases
むとぅ びれー(ぐゎー) 元恋人
⇒ 50にんめーぬ むとぅびれー やたる っちゅとぅ いちゃたしが、んかし うびっんぢゃち ちむぬ かーぬ わかげーんねー すたさ。(50年前の元恋人だった人と出逢ったが、昔を思い出して心の襞が若返るようだった)
みー むとぅ
- 目もと
- うぬ っちゅぬ ちむぬ でぃきとーしぇー みーむとぅんかい っんぢとーん やー。
(その方の人間ができているのは目もとに出ているね)
Example phrases
〜むとぅ
- (生えている竹の)〜本
- ちゅむとぅ
(1本) - 、たむとぅ
(2本) - 、みむとぅ
(3本) - 、ゆむとぅ
(4本) - 、いちむとぅ
(5本) - 、むむとぅ
(6本) - 、ななむとぅ
(7本) - 、やむとぅ
(8本) - 、くくぬむとぅ
(9本) - 、とぅーむとぅ
(10本)
Example phrases
むむとぅ
- 百年、百歳
- っやーとぅ わんとー むむとぅ いちいちまでぃん やー。
(あなたと私は百年もいつまでもよろしくね)
Example phrases
*(参考)ちゅとぅ/たとぅ ないねー(1年/2年すれば)
Audio Database of Hatoma Lexicon
Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED
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アイザムトゥ [⸢ʔai⸣ʣamutu] (名)
- 西村と東村の旗頭が出会う場所。小底家の東南(巳の方角)の十字路。「会い座元」の義か。西村と東村の境界線となる縦道と沿岸道路の横道が交差した所。そこは、ピ⸢ナイ⸣ウガン[pi⸢na⸣ʔiugaŋ](鬚川御嶽)と⸣サンシキ[⸣saŋʃi̥ki](桟敷)を画する縦道に通ずる所でもある。友利御嶽から、朝の祈願を終えたサ⸢カサ、ティ⸢ジリ⸣ビーの神職者たちがカンシバを頭に巻いて、道歌を歌いながら下りて来られるのを、⸣サンシキで待機していたヤ⸢ク⸣サ[ja⸢ku⸣sa](村役人)や⸢スー⸣ダイ[⸢suː⸣dai](総代{EOS}部落会長)らがアイザムトゥで恭しく出迎えて、⸣サンシキヌウタ[⸣saŋʃi̥kinuʔuta](桟敷の歌)を歌い終える。それを合図に、アイザムトゥではドゥ⸢ラーン[du⸢raːŋ](銅鑼)が一段と強く打ち鳴らされ、東西の旗頭が合流し、東の旗頭を先頭にして⸣サンシキ(桟敷)へ入場し、余興が開始される。⸢パー⸣レー[⸢paː⸣reː](爬竜船競漕)が済んで旗頭がトゥ⸢ニムトゥへ帰る際にも⸢アイ⸣ザムトゥで旗頭を揃え、⸢アイ⸣ザムトゥの歌を歌って来年の豊年豊作を予祝してそれぞれのトゥニムトゥへ帰る
アイザムトゥヌウタ [⸢ʔai⸣ʣamutunu ⸣ʔuta] (連)
- 「会い座元の歌」の義。神歌の一種。西村と東村の旗頭がトゥ⸢ニムトゥ[tu⸢nimutu](宗家)から出てきて出会う所、またトゥ⸢ニムトゥ(宗家)へと別れていく所の⸢アイ⸣ザムトゥ[⸢ʔai⸣ʣamutu](会い座元)で歌われる。⸢プール⸣ウタ[⸢puːru⸣ʔuta](豊年祭の歌)の項参照
アシムトゥ [ʔa⸢ʃimu⸣tu] (名)
- 足元。立っている足の下。身の回り。標準語から新しく借用された語。
- ⸢ドゥー⸣ヌ ア⸢シム⸣トーラ カ⸢タミティル⸣ プ⸢スン⸣ヤン プ⸢スン⸣ タ⸢ナマ⸣リ⸢ダー
[⸢duː⸣nu ʔa⸢ʃimu⸣toːra kḁ⸢tamitiru⸣ pu̥⸢suŋ⸣jam pu̥⸢sun⸣ ta⸢nama⸣ri⸢daː]
(足元を固めてから<ぞ>余所の家の人にも頼まれるものだぞ)
Example phrases
アラムトゥ [ʔa⸢ramu⸣tu] (名)
- 玄米または精白した米の中に混じっている籾。あらもと(粡)。「粒 阿良本」『新撰字鏡』の転訛したもの。
- ⸢マイ⸣ ッサイティ ア⸢ラム⸣トゥ プ⸢サイ⸣バ
[⸢mai⸣ ssaiti ʔa⸢ramu⸣tu pu̥⸢sai⸣ba]
(米を精白して、中の籾を拾いなさいよ) - ⸢マイ⸣ ピ⸢キ⸣ シケーバ ユ⸢ラシ⸣シ ユ⸢ラシティ⸣ ア⸢ラム⸣トゥ プ⸢サイ
[⸢mai⸣ pi̥⸢ki⸣ ʃi̥keːba ju⸢raʃi⸣ʃi ju⸢raʃi̥ti⸣ ʔa⸢ramu⸣tu pu̥⸢sai]
(籾摺り臼<碾き臼>で籾摺りをして<米を挽いて>あるから、篩で篩って<揺らして>混在する籾を拾って取り除きなさい) - ウ⸢シ⸣ヌ ⸢パー⸣ヌ ⸢ムイランベー⸣ティル ア⸢ラム⸣トー ⸢ゴー⸣ラー
[ʔu⸢ʃi⸣nu ⸢paː⸣nu ⸢muirambeː⸣tiru ʔa⸢ramu⸣toː ⸢goː⸣raː]
(碾き臼の歯が磨り減っている<萌え立たない>からアラモト<粡>が多いのだ)
Example phrases
アンムトゥ [⸢ʔammu⸣tu] (名)
- 網元。
- ⸢インヌムラヌ アンム⸣トー ⸢クシケー アンヌムラヌ アンム⸣トー ア⸢マシェー ヤッタ⸣ナー
[⸢ʔinnumuranu ʔammu⸣toː ⸢kuʃi̥keː ʔannumuranu ʔammu⸣toː ʔa⸢maʃeː jatta⸣naː]
(西村の網元は小底家、東村の網元は小濱家だったねえ)
Example phrases
イバイムトゥ [ʔi⸢baimutu] (名)
- (植)草の名。おひしばの株。チカラグサ(力草)の株。繁殖力の強い雑草。強力な根を張り、容易に引き抜けない。強力な繁殖力と根の強さに肖って稲が順調に生育することを祈願する祭に神の依代として用いられる。/ユシキダキニヨー イバイムトゥムトゥイクヨー サカイクヨー ケラマイヨー/(ススキのように栄えてこいよ{EOS}力草のように繁茂してこいよ、素晴らしい稲よ)⸢種取アヨー。ナカヌピーヌ アヨー」
ウキムトゥン [ʔu⸢ki⸣mutuŋ] (他動)
- 受け持つ。
- ク⸢レー⸣ バー ウ⸢キ⸣ムトゥン
[ku⸢reː⸣ baː ʔu⸢ki⸣mutuŋ]
(これは私が受け持つ) - ⸣バー ウ⸢キムタ⸣ヌ
[⸣baː ʔu⸢kimuta⸣nu]
(私は受け持たない) - ウ⸢キ⸣ムトゥカー シ⸢キ⸣ニン ムティ
[ʔu⸢ki⸣mutukaː ʃi̥⸢ki⸣nim ⸣muti]
(受け持つなら責任を持て) - ウ⸢キムティ⸣プサン
[ʔu⸢kimuti⸣pu̥saŋ]
(受け持ちたい) - ウ⸢キ⸣ムトゥ プ⸢ソー⸣ ブ⸢ラーンバ ワー⸣ ウ⸢キ⸣ムティ
[ʔu⸢ki⸣mutu pu̥⸢soː⸣ bu⸢raːmba waː⸣ ʔu⸢ki⸣muti]
(受け持つ人がいないから君が受け持て)
Example phrases
ウムトゥ [ʔu⸢mu⸣tu] (固)
- (地)おもと岳(於茂登岳)。おもと山。石垣島にある沖縄県最高の山。「大本(おおもと)」の義という。
- ウ⸢ム⸣トゥダケー ウ⸢キ⸣ナーナーティ イッ⸢チン⸣ タ⸢カー⸣ ヤマ⸢トゥ⸣ツォー
[ʔu⸢mu⸣tudakeː ʔu⸢ki⸣naːnaːti ʔit⸢ʧin⸣ tḁ⸢kaː⸣ jama⸢tu⸣ʦoː]
(おもと岳は沖縄で一番高い山だそうだ)
Example phrases
ウムトゥダキ [ʔu⸢mu⸣tudaki] (固)
- (地)山の名。オモトヤマ(於茂登山)。石垣島にある沖縄県最高の山。
- ウ⸢ム⸣トゥダケー ウ⸢キ⸣ナーナー イッ⸢チン⸣ タ⸢カー⸣ヤマティ ア⸢ザリブ
[ʔu⸢mu⸣tudakeː ʔu⸢ki⸣naːnaː ʔit⸢ʧin⸣ ta⸢kaː⸣jamati ʔa⸢ʣaribuː]
(オモトヤマ<於茂登山>は沖縄で一番高い山といわれている)
Example phrases
ウヤムトゥ [ʔu⸢jamu⸣tu] (名)
- 親元。親の住むところ。実家。
- ⸢コーコー⸣ヤ ウ⸢ヤム⸣トーラ カ⸢ヨーラン ベー⸣ティル ムー⸢ル⸣ イ⸢サンケー コーシ オー⸣レー⸢ダー
[⸢koːkoː⸣ja ʔu⸢jamu⸣toːra ka⸢joːram beː⸣tiru muː⸢ru⸣ ʔi⸢sanakeː koːʃi ʔoː⸣reː⸢da]
(高校へは親元から通われないので皆石垣島へ引っ越して行かれたのだよ)
Example phrases
カタムトゥン [kḁ⸢ta⸣mutuŋ] (連)
- 贔屓する。味方をして援助する。「肩を持つ」の義。
- イ⸢ジ⸣ ナ⸢ラースン⸣ドゥ ⸣ウヤー ッ⸢ふァヌ⸣ カ⸢タ⸣ムトゥンダ ナ⸢ラーサラ⸣ヌ [ʔi⸢ʤi⸣ na⸢raːsun⸣du ⸣ʔujaː f⸢fanu⸣ kḁ⸢ta⸣mutunda na⸢raːsara⸣nu] (叱って教えようとするが、親は子供の味方をする<肩を持つ>ので教えられない)。普通は、カ⸢タ⸣ スクン[kḁ⸢ta⸣ su̥kuŋ](贔屓する{EOS}肩を持つ)ともいう
Example phrases
キナイムトゥン [ki⸢nai⸣ mutuŋ] (連)
- 家庭を持つ。所帯を持つ。分家して独立する。
- ⸢エン⸣マー ⸢ヤー⸣ユン ス⸢ク⸣リティ ⸢ドゥー⸣ヌ キ⸢ナイ⸣ ムトゥンティ ⸢カン⸣ガイ ⸢ベー
[⸢jem⸣maː ⸢jaː⸣jun su̥⸢ku⸣riti ⸢duː⸣nu ki⸢nai⸣ mutunti ⸢kaŋ⸣gai ⸢beː]
(来年は家も新築して自分の家庭を持とうと考えている)
Example phrases
キムトゥラリン [⸣kimu tu⸢ra⸣riŋ] (連)
- 心を奪われる。あることがらに夢中になる。あることに魅せられる。
- ク⸢レー⸣ シ⸢バヤーミドゥム⸣ナー ⸣キモー トゥ⸢ラ⸣リティ シ⸢バヤーカユイバ シー ピッ⸣チン ⸢ヤー ガカラ⸣ヌ
[ku⸢reː⸣ ʃi⸢bajaːmidumu⸣naː ⸣kimoː tu⸢ra⸣riti ʃi⸢bajaːkajuiba ʃiː pit⸣ʧiɲ ⸢jaː gakara⸣nu]
(この人は芝居女に心奪われて、芝居小屋通いをしてちっとも家にいない<家に留まることがない>)
Example phrases
キムトゥルン [ki⸢mu⸣ turuŋ] (連)
- 機嫌をとる。気に入るようにする。
- ッ⸢ふァヌ⸣ キ⸢ム⸣ トゥルンティ イ⸢ル⸣ジナムヌバ ⸢カイオー⸣レーンドゥ ⸢ミームタイ⸣ヤーンツァン サ⸢ヌ
[f⸢fanu⸣ ki⸢mu⸣ turunti ʔi⸢ru⸣ʤinamunuba ⸢kaiʔoː⸣reːndu ⸢miːmutai⸣jaːnʦan sa⸢nu]
(子供の機嫌を取ろうと、いろいろな物を買ってこられたが、見向きすらしない)
Example phrases
キムバムトゥン [ki⸢mu⸣ba ⸣mutuŋ] (連)
- 心がける。思って行動する。
- ⸣アイブ キ⸢ム⸣バ ⸣ムテー ナ⸢ラ⸣ヌ
[⸣ʔaibu ki⸢mu⸣ba ⸣muteː na⸢ra⸣nu]
(あのような気持ちを持ってはならない<あんな心を持って行動すること>は良くない)
Example phrases
クバムトゥ [ku⸢bamutu] (名)
- ビロウ(蒲葵)の幹。⸢ウイヌ⸣ウガン[⸢ʔuinu⸣ʔugaŋ](友利御嶽)の⸢パイ⸣ディン[⸢pai⸣diŋ](拝殿)の側に一本のク⸢バ[ku⸢ba](蒲葵)が生えている。その蒲葵の、クバ⸢ムトーラ⸣ル ⸢カンヌマイ⸣ヤー ウリ⸢オー⸣ルツォー[ku⸢bamutoːra⸣ru ⸢kannumai⸣jaː ⸣ʔuri ⸢ʔoː⸣ruʦoː](蒲葵の幹を伝って<蒲葵本から>神様は降臨される<降りて来られる>そうだ)
クラムトゥ [ku⸢ra⸣mutu] (名)
- 琉球国時代の宮古・八重山に設置された行政官庁。⸣ウラ[⸣ʔura](蔵元)ということがおおい。
- ク⸢ラム⸣トゥナール ⸢グイ⸣フゾーノーヤ ウ⸢サ⸣モーッタツォー
[ku⸢ramu⸣tunaːru ⸢gui⸣ɸuʣoːnoːja ʔu⸢sa⸣moːttaʦoː]
(蔵元で御用布・上納は納められたそうだ)
/
クラヌパマカラ カユピトゥヤ ウラヌマイヌ ピトゥグクル/<久浦の浜から通う人は行政官庁蔵元の前の賑やかな人通りのようだ>「鳩間中森<岡>」『鳩間島古典民謡古謡集』)
Example phrases
ザームトゥ [⸢ʣaː⸣mutu] (名)
- 座元。頼母子講の責任者。
- ム⸢エーヌ ザー⸣ムトー シ⸢ルクヌ⸣ アル プ⸢スンドゥ⸣ ナル
[mu⸢jeːnu ʣaː⸣mutoː ʃi⸢rukunu⸣ ʔaru pu̥⸢sundu⸣ naru]
(頼母子講の座元は資力のある人が<ぞ>出来る)
Example phrases
シキムトゥ [ʃi̥⸢kimu⸣tu] (名)
- 水源池。「せきもと(堰本)」の義。
- ⸢ペーレーヌ⸣ シ⸢ジクター⸣ シ⸢キムトゥ⸣ヌ ミ⸢ジン サーラリキシ ナーン⸣バン
[⸢peːreːnu⸣ ʃi⸢ʤikutaː⸣ ʃi̥⸢kimutu⸣nu mi⸢ʤin saːrarikiʃi naːm⸣baŋ]
(旱魃が続いたので水源地<堰本>の水もすっかり流されきって、涸れてしまったよ) - 水田に水を引く水路。 トゥ⸢マダタバルヌ⸣ シ⸢キム⸣トゥナー ⸣ウナイン ⸢カーングン⸣ ブ⸢リブタ
[tu⸢madatabarunu⸣ ʃi̥⸢kimu⸣tunaː ⸣ʔunaiŋ ⸢kaːŋgum⸣ bu⸢ributa]
(泊田田原<田袋>の用水路<堰本{EOS}水源池>にはウナギもカーング<川魚>もいた<居りおった>)
Example phrases
シトゥッチムトゥ [ʃi̥⸢tut⸣ʧimutu] (名)
- 蘇鉄の幹。
- シ⸢トゥッ⸣チムトゥ ⸢コースン
[ʃi̥⸢tut⸣ʧimutu ⸢koːsuŋ]
(蘇鉄の幹を掘り起こして移す)
Example phrases
Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect
Results from the [関連データ]南琉球八重山語宮良方言の名詞アクセント資料 [Kanren dēta] Minami Ryūkyū Yaeyama-go Miyara hōgen No meishi akusento shiryō ([Relevant Data] Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect), by Kenan Celik, Aso Reiko and Kohei Nakazawa, © CC BY-NC 3.0 DEED
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ウムトゥヤマ [umutujama] F (名)
- 於茂登岳
キームトゥ [kiːmutu] L (名)
- 木元
ニムトゥ [nimutu] L (名)
- 根元
ムトゥ [mutu] L (名)
- 元
ムトゥ [mutu] L (名)
- 茎
ムトゥメーラ [mutumeːra] L (名)
- 本宮良
ヤームトゥ [jaːmutu] L (名)
- 実家。本家
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