X
🔧

Settings

Search type

Word search: Languages

Word search: Databases

Define mashi まし Meaning マシ

Displaying results for mashi (mashi・まし・マシ) – ryukyu

JLect: Japonic Languages and Dialects Database

Results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.

Search languages: Japonic (all languages and dialects) ↔ English ↔ Japanese

Ryukyu (Amami: Kikai)

まし

(Noun) Salt

Ryukyu (Okinawa)

ましみ【戒み】

(Noun) Warning, caution, lesson, notice

North (Akita, Aomori, Iwate), Ryukyu (Yamatu)

やがましい【喧しい】

(I-Adjective) Annoying, noisy, irritating, unbearable, importunate

North (Hokkaido, Fukushima), Chubu (Aichi, Ishikawa), Chugok...

やかましい【喧しい】

(I-Adjective) Annoying, noisy, irritating, unbearable, importunate

Ryukyu (Okinawa)

ましし【山鹿】

(Noun) Wild boar, wild pig

Ryukyu (Okinawa)

まぶい・マブイ

(Noun) Soul, spirit

Ryukyu (Okinawa)

きらま【慶良間】

(Noun) Kerama, Kerama Islands

Ryukyu (Okinawa)

さびら

(Volitional auxiliary) Let's (do); Let us (do)

Ryukyu (Yonaguni)

たまち【魂】

(Noun) Soul, spirit

Ryukyu (Okinawa)

やますん

(Verb) To hurt, to injure

Ryukyu (Okinawa)

やがまさん【喧さん】

(Sa-Adjective) Annoying, noisy, irritating, unbearable, importunate

Ryukyu (Yoron)

がんちがでぃ

(Expression) You are welcome; You're welcome; Don't mention it; It was nothing; My pleasure; No problem; No worries

Ryukyu (Yamatu)

かしまさい【姦さい】

(I-Adjective) Annoying, noisy, irritating, bothersome

Ryukyu (Okinawa)

かしまさん

(Sa-Adjective) Annoying, troublesome, irritating, unbearable, importunate

Ryukyu (Tokunoshima)

おぼらだーに

(Expression) Thank you, thanks

Ryukyu (Tokunoshima)

おぼらだれん

(Expression) Thank you, thanks

Ryukyu (Okinawa)

をぅがなびら【拝なびら】

(Expression) Pleased to meet you, It's a pleasure to see you

Ryukyu (Okinawa)

ちゃーびらさい【来ゃーびらさい】

(Male Expression) May I enter? May I come in? Sorry for intruding; Hello

Ryukyu (Okinawa)

ちゃーびらたい【来ゃーびらたい】

(Female Expression) May I enter? May I come in? Sorry for intruding; Hello

Kyushu (Fukuoka, Saga, Nagasaki, Kumamoto, Kagoshima), Ryuky...

せからしか

(Ka-Adjective) Annoying, noisy, irritating, unbearable, importunate

Ryukyu (Amami: Kikai)

うふくんでーた

(Expression) Thank you, thanks

Ryukyu (Okinawa)

わかやびたん【分かやびたん】

(Past verb) Understood, acknowledged

Ryukyu (Okinawa)

ぐぶりーさびたん【御無礼さびたん・ぐ無礼さびたん】

(Expression) You're welcome, don't mention it; excuse me, pardon me

Ryukyu (Okinawa)

ぐすーじさびら【御祝事さびら・御祝儀さびら】

(Expression) Let's celebrate

Ryukyu (Okinawa)

ゐーそーぐゎちでーびる【良正月でーびる・良い正月でーびる】

(Expression) Happy New Year

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Okinawan → Japanese

マシ mashi (masi) ① 名

  1. 竹や木で密に作った垣。ませ垣。'ju?aki sirasiratu niwanu masi?ucini Ciju kamiti sacuru hananu curasa.[夜明しらしらと庭のませ内に露かみて咲きゆる花の清らさ]夜が白々と明けるころ,庭のませ垣の中に露をいただいて咲いている花の美しさよ。kuinu~baNti sjuru munuja ?araN,dezisarami 'wamija ?isuzi nugira.[恋のませ番手しゆるものやあらぬ大事さらめわ身や急ぎぬげら(手水之縁)]恋の邪魔するませ垣となって番人をするものではない。大変なことになるだろうから急いで逃げよう。

マシ mashi (masi) ① 名

  1. まし。一方よりまさること。一方よりよいこと。?arijaka~.あれよりいい。naahwiN~na kutunu ?ami.もっといいことがあるか。

マシ mashi (maSi) ① 名

  1. 枡目。枡で計る量。~nu ?aN.枡目がある。枡で計って量がある。

ーマシ -mashi (-masi) 接尾

  1. まち(町)。田の枚数を数える時の接尾辞。cumasi(田一枚),tamasi(田二枚),?ikumasi(田何枚)など。畑を数える時には-ciriという。

ナマシ namashi (namaSi) ⓪ 名

  1. 料理名。なます。魚をなまのまま酢であえたもの。

タマシ tamashi (tamasi) ⓪ 名

  1. 魂。精神。注意し思慮する心。~kanagijuN.心をひきしめて,注意する。~?iQcooN.精神がしっかりしている。

タマシ tamashi (tamaSi) ① 名

  1. 銘銘の分。持ち分。

イグマシ igumashi (?igumasi) ⓪ 名

  1. 意気込んでする企て・準備。

イマシミ imashimi (?imasimi) ⓪ 名

  1. いましめ。懲戒。sikiNnu~.世間のいましめ。

マシチ mashichi (masici) ⓪ 名

  1. 真志喜。《地》参照。

マシシ mashishi (masisi) ① 名

  1. maQsisiと同じ。

ニーマシ niimashi (niimasi) ① 名

  1. 似てはいるが,まさっていること。?anu 'winaguwarabee ?ujatu~'jaN.あの女の子は親に似てしかも親よりもきれいだ。

タマシー tamashii (tamasii) ⓪ 名

  1. 魂。霊魂。死者の魂をいう。tamasiとは別。生きている人の魂はmabuiという。

フィマシニ fimashini (hwimasini)

  1. 日増しに。日に日に。口語はhwiibii。

ウシマシ ushimashi (?usimasi) ⓪ 名

  1. karaNpanaに対し,洗い清めた'Npanagumiを特にさす。おすましの意か。

ウシマシ ushimashi (?uSimasi) ⓪ 名

  1. 上流婦人の洗髪・もく浴。上流婦人は決して,着物を全部脱いで,湯にはいったりすることがなかった。~sjuN.もく浴する。

ワタマシ watamashi ('watamasi) ① 名

  1. お引っ越し。御転宅。引っ越しの敬語。さらに上の敬語は?waatamasi。

アンマシムン anmashimun (?aNmasimuN) ⓪ 名

  1. 頭をなやます事。頭痛の種。やっかいなこと。おっくうな,やりたくない事。tooinu naasaa ?atunu~.当座に安易にしておくとあとがめんどうなことになる。?icaNdagwaQcii?atunu~.ただでごちそうになると,あとがやっかい。

マンダマシ mandamashi (maNdamasi) ① 名

  1. 魂全体の意。次の句でいう。~nugijuN.びっくり仰天する。おったまげる。tamasi nugijuNを強めた俗語。

マシガチ mashigachi (masigaci) ① 名

  1. ませ垣。masiと同じ。

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Japanese → Okinawan

まし

まじる 【混じる】

まじない 【呪い】

Phrases

まじわり 【交わり】

See also

まじわる 【交わる】

ましょうめん 【真正面】

See also

あまじお 【甘塩】

いましめ 【戒め】

See also

たましい 【魂】

See also

Phrases

  • ~がぬける → mabui,きぜつ
  • ~がぬける病気 mabuiʔuti
  • ~をこめるのに用いる串 geeN
  • ~をこめること mabuigumi
  • ~を分ける行事 mabuiwakashi

ひましに 【日増しに】

ひまじん 【暇人】

ふまじめ 【不真面目】

Phrases

  • ~な者 ʔafageerimuN
  • ~になる ʔafageeyuN,ʔafageeriyuN

めざまし 【目覚し】

あさましい 【浅間しい】

あまじたく 【雨支度】

いましがた

See also

かしましい

See also

じんましん 【蕁麻疹】

たくましい 【逞しい】

Phrases

だましうち 【騙し討ち】

Dictionary of the Practical Use of Okinawan

Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.

Search languages: Japanese ↔ Okinawan

まし

  • 一方よりまさること
  • Example phrases
    • っやーが まし やしから てぃーち、たーち むっちょーけー。
      (あなたが好きなのから1つ2つ持って行きなさい)
    • コーヒーや あちこーこーとぅ ふぃじゅるー じろー まし やが?
      (コーヒーは熱いのと冷たいの、どっちがいいか)

ましし/ましさー

  • 赤肉
  • Example phrases
    • まししから くぃみそーれー。
      (赤肉からください)

いぐまし

  • 企画、事業
  • Example phrases
    • うちなーぐち ふぃるみーる いぐましぬ いちかー かんなじ はな さちゅる とぅちぬ ちゅーん。
      (沖縄語を広める事業がいつかは必ず実るときが来る)

そー たまし

  • 精魂
  • Example phrases
    • そーたましぬ いっちぇーをぅらんくとぅ、なまぬ なままでぃ うむいるくとー なてーをぅらんさ。
      (精魂が入っていないので、今になっても思っていることは成就していないんだよ)

たまし

  • 注意、思慮
    ⇒ ぶたまし〈不注意、不用心〉
  • Example phrases
    • っちゅんかい ぬらーりーる くとぅびけー そーたしが、いふぇー たましぇー あいどぅ する。
      (人に叱られることばかりしていたが、少しは思慮があるんだね)
    • くるまー たまし かなぎてぃどぅ むちゅんどー。
      (車は気をつけて持つんだよ)
    • ありが するくとー たまし いっちょーくとぅ、ばっぺーふぃっぺーん ねーんぐとぅ ないさ。
      (あの人がすることは注意が行き届いているので、間違いなくできるよ)

たまし くぇー かーぎ/ちら だまし

  • 賢そうな顔つき
  • Example phrases
    • あぬ わらべー たましくぇーかーぎ そーん。
      (あの子は賢そうな顔つきをしている)
    • あぬ わらべー ちらだましぬ あくとぅ、やなっちゅねー ふぃっかからんさ。
      (あの子は賢そうな顔つきなので、悪い人には引っかからないよ)

たまし くぇー むん

  • 思慮深い者
  • Example phrases
    • ちゃー ふらーふーぢー そーしが、あれー したたかぬ たましくぇーむんどぅ やん どー。
      (いつもバカを装っているが、あの人は実はとても思慮深い人なのだよ)

たまし ぬぎーん (〜ぬぎたん、〜ぬぎらん、〜ぬぎてぃ)

  • びっくりする
  • Example phrases
    • みーぬ めーんかい くるまぬ ちゃくとぅ すばんかい ふぃんぎたしが、たまし ぬぎてぃ ぬーが なとーがすら うびてーをぅらん。
      (目の前に車が来たので側に逃げたが、びっくりして何が起こったか覚えてはいない)

たまし

  • めいめいの分け前
  • Example phrases
    • うれー っやー たまし やくとぅ、っやー かめー。
      (それはあなたの分け前なので、あなたが食べなさい)
    • うれー わん たまし、うっさー っやー たまし やさ。
      (それは私の分け前、それだけはあなたの分け前だよ)

なま じさー、なま しさー、なま じし

  • 生肉
  • Example phrases
    • ししぇー なまじさーどぅ こーいん どー。
      (肉は生肉を買うんだよ)

まん だまし

  • 魂のすべて
  • Example phrases
    • あったに すーじぐゎーから っちゅぬ とぅんぢてぃちゃくとぅ まんだまし ぬぎたん。
      (急に脇道から人が飛び出して来てびっくり仰天した)

Audio Database of Hatoma Lexicon

Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED

Search languages: Yaeyama (Hatoma) ↔ Japanese

アサマシー [ʔa⸢samaʃiː] (連体)

  • 浅ましい。惨めでいやしい。石垣方言からの借用語。
  • Example phrases
    • ⸣アイブ ク⸢トゥ⸣バ ⸢シー フン⸣トー ア⸢サマシー⸣クトゥ
      [⸣ʔaibu ku̥⸢tu⸣ba ⸢ʃiː ɸun⸣toː ʔa⸢samaʃiː⸣ ku̥tu]
      (あんなことをして誠に浅ましいことだ)

アマクマシー [ʔa⸢makumaʃiː] (名)

  • 生半可に仕事をすること。中途半端な仕事振り。なまなか仕事。「あちらこちら仕」の転訛したもの。
  • Example phrases
    • フ⸢ユニン⸣マー カ⸢シーカシー⸣ シ⸢グトー⸣ サ⸢ムティ⸣ ア⸢マクマシー シー⸣シケー
      [ɸu⸢junim⸣maː kḁ⸢ʃiːkaʃiː⸣ ʃi⸢gutoː⸣ sa⸢muti⸣ ʔa⸢makumaʃiː ʃiː⸣ʃi̥keː]
      (怠け者は、きちんと<しっかりと>仕事をしないで生半可仕事をしてある)

アマシェー [ʔa⸢maʃeː] (名)

  • 屋号。小浜真敏氏宅。東村のシ⸢ナカキ⸣ヤー[ʃi⸢nakaki⸣jaː](追い込み漁)の網元家であった。戦後はカツオ釣り漁船の初栄丸、眞福丸、晃徳丸によるカツオ節製造業を経営された。太平洋戦争中、鳩間島のような小さな島にも米軍戦闘機は爆撃を加えた。昭和20年2月16日の爆撃で、ア⸢マシェー[ʔa⸢maʃeː](小浜家)と寄合家は完全に破壊されたという『鳩間島追想』。
  • Example phrases
    • ⸢マイ⸣ヌ イ⸢ク⸣サナー パ⸢トゥ⸣マナーテー ア⸢マシェートゥ⸣ ユ⸢レーヌ⸣ ヌ⸢バ⸣ルブザマテーナ バ⸢ク⸣ダン ウ⸢タサ⸣レータン [⸢mai⸣nu ʔi⸢ku⸣sanaː pḁ⸢tu⸣manateː ʔa⸢maʃeːtu⸣ ju⸢reːnu⸣ nu⸢ba⸣rubuʣamateːna ba⸢ku⸣daŋ ʔu⸢tasa⸣reːtaŋ] (先の戦争で、鳩間島では小浜家と寄合徹氏宅<野原叔父さんの家>に爆弾が落とされた)。ア⸢マシェーヌ⸣ イ⸢ゴー⸣ザザーテー[ʔa⸢maʃeːnu⸣ ʔi⸢goː⸣ʣaʣaːteː]ともいう。古老は⸢パイ⸣ネー[⸢pai⸣neː](屋敷名)ともいう。 ア⸢マシェーヌ ヤシ⸣ケー ム⸢カ⸣シェー ⸢パイ⸣ネーティル ア⸢ゾーッ⸣タツォー [ʔa⸢maʃeːnu jaʃi̥⸣keː mu⸢ka⸣ʃeː ⸢pai⸣neːtiru ʔa⸢ʣoːt⸣taʦoː] (小浜真敏氏宅の屋敷は、昔はパイネーと<ぞ>言われたそうだ)

アマシェーヌアカヤンマーテー [ʔa⸢maʃeːnu⸣ ʔa⸢ka⸣jammaːteː] (連)

  • 屋号。小浜清氏宅。ア⸢カ⸣ヤンマー[ʔa⸢ka⸣jammaː](アカヤ姉さん{EOS}小浜清氏の母親)に接尾語⸣テー[⸣teː](~の家)が下接したもの

アマシェーヌタローザーテー [ʔa⸢maʃeːnu⸣ taroːʣaːteː] (連)

  • 屋号。小浜太郎氏宅。⸣タローザー[⸣taroːʣaː](太郎兄さん)は、名前の⸣タロー[⸣taroː](太郎)に、⸢アー⸣ザ[⸢ʔaː⸣ʣa](兄さん)が下接し、更に接尾語⸣テー[⸣teː](~の家)が付いて生成された合成語

アマシェーヌフチマチル [ʔa⸢maʃeːnu⸣ ɸu̥⸢ʧimaʧiru] (連)

  • 海底地名。ア⸢マシェー[ʔa⸢maʃeː](小浜家)の先祖がフ⸢チマチル[ɸu̥⸢ʧimaʧiru](漁法の一種{EOS}巻き取り漁法)をしたと伝える地点。⸢トン⸣グヮー[⸢toŋ⸣gwaː](⸢クー⸣シビー{SqBr}⸢kuː⸣ʃibiː{/SqBr}<干瀬の名>)の南側にある

アマシェーヌヤマザーテー [ʔa⸢maʃeːnu⸣ jamaʣaːteː] (連)

  • 屋号。小浜屋真氏宅。⸣ヤマザー[⸣jamaʣaː](屋真兄さん)は、名前の⸣ヤマー[⸣jamaː](屋真)に、⸢アー⸣ザ[⸢ʔaː⸣ʣa](兄さん)が下接して生成された合成語

アマシムヌ [ʔa⸢maʃi⸣munu] (名)

  • 不品行者。暴れ者。もてあまし者。
  • Example phrases
    • ⸣アイブ ヤ⸢ナクトゥバ シー⸣ シ⸢キン⸣ヌ ア⸢マシ⸣ムヌ ⸣ナリ ⸢アーク⸣ナ
      [⸣ʔaibu ja⸢nakutuba ʃiː⸣ ʃi̥⸢kin⸣nu ʔa⸢maʃi⸣munu ⸣nari ⸢ʔaːku⸣na]
      (あんな悪事をして世間のもてあまし者になっているな)

アマシュー [ʔa⸢ma⸣ʃuː] (名)

  • あめつゆ(雨露)。雨や露。
  • Example phrases
    • サ⸢キバ⸣ ヌミティ ア⸢マ⸣シューン ウ⸢タ⸣リカー ⸣ドゥーヨーリ ⸢スン⸣ダー
      [sḁ⸢kiba⸣ numiti ʔa⸢ma⸣ʃuːŋ ʔu⸢ta⸣rikaː ⸣duːjoːri ⸢sun⸣daː]
      (酒を飲んで雨や夜露に打たれて道端に寝ると健康を害する<胴弱りする>よ)

イシマシ [ʔi⸢ʃimaʃi] (名)

  • 石垣で囲った一定の広さの土地。石の多い畑地。「石枡」の義か。
  • Example phrases
    • ⸣-マシ [⸣-maʃi] (田畑を数える数詞<枡>{EOS}一枚、二枚の「枚」に相当する)。 プ⸢ス⸣マシ [pu̥⸢su⸣maʃi] (一枡、一枚) ウ⸢ブ⸣マシ [ʔu⸢bu⸣maʃi] (大きな田圃、大枡) マ⸢ルマシ [ma⸢rumaʃi] (丸い田圃) ⸢ナー⸣マシ [⸢naː⸣maʃi] (長方形の田圃) ⸣サンカクマシ [⸣saŋkakumaʃi] (三角の田圃、三角枡))。石垣方言では(垣)を⸢カ⸣キゥ[⸢ka⸣kï]といい、鳩間方言ではカ⸢キ[ka⸢ki](垣)という。「垣」の音節「キ」は「(垣内)可吉都『万、4077』、可伎都『万、4287』」のように甲類の万葉仮名で表記されている。カ行イ段甲類は石垣方言では[kï]に法則的に対応する。従って石垣方言の⸢イシ⸣マシ[⸢ʔiʃi⸣masï]は「石垣」ではないと認められる。 イ⸢シマシェー コーラリン⸣ プ⸢スマシェー コーララヌ [ʔi⸢ʃimaʃeː koːrarim⸣ pu̥⸢sumaʃeː koːraranu] (石で囲った畑は越えられるが人垣<身分の低い人々、民衆>は越えられない)

イズナマシ [ʔi⸢ʣunamaʃi] (名)

  • 魚の刺身。
  • Example phrases
    • カ⸢ツナマシ
      [kḁ⸢ʦunamaʃi]
      (カツオの刺身)
    • ⸣タクナマシ
      [⸣tḁkunamaʃi]
      (茹蛸の刺身)
    • ム⸢カ⸣シェー ⸢ミー⸣ス ⸣タリティ ⸢クースーン⸣ イ⸢リティル⸣ ナ⸢マ⸣シェー ン⸢コーッ⸣タ
      [mu⸢ka⸣ʃeː ⸢miː⸣su ⸣tariti ⸢kuːsuːŋ⸣ ʔi⸢ritiru⸣ na⸢ma⸣ʃeː ʔŋ⸢koːt⸣ta]
      (昔は味噌を溶いて、唐辛子も入れて<ぞ>刺身は召し上がられた)
    • ⸢ミー⸣ス ⸣タリキー イ⸢ズナマシ⸣ ス⸢ク⸣リ
      [⸢miː⸣su ⸣tarikiː ʔi⸢ʣunamaʃi⸣ su⸢ku⸣ri]
      (味噌を溶かしてきて魚の刺身<膾>を造れ)

イトゥマシミルン [ʔi⸢tu⸣ma ʃi⸢miruŋ] (連)

  • 休ませる。暇をあたえる。
  • Example phrases
    • ⸣アツァー ⸢ソッコー⸣ヌ アリ⸢ベー⸣ティ イ⸢トゥ⸣マ シ⸢ミ⸣ ッ⸢ふォー⸣リ
      [⸣ʔaʦaː ⸢sokkoː⸣nu ʔari⸢beː⸣ti ʔi⸢tu⸣ma ʃi⸢mi⸣ f⸢foː⸣ri]
      (明日は法事<焼香>がありますので休ませてください)

イマシミ [ʔi⸢ma⸣ʃimi] (名)

  • 戒め。教訓。諭し。
  • Example phrases
    • ウ⸢ヤ⸣ヌ イ⸢マ⸣シメー ⸣ユー マ⸢ム⸣リ⸢ヨー [ʔu⸢ja⸣nu ʔi⸢ma⸣ʃimeː ⸣juː ma⸢mu⸣ri⸢joː] (親の教訓はよく守りなさいよ)。⸢デンサー⸣ブシ[⸢densaː⸣buʃi](デンサー節)に、シ⸢キン⸣ヌ イマ⸢シ⸣ミ デン⸢サー[ʃi̥⸢kin⸣nu ʔima⸢ʃi⸣mi den⸢saː](世間の教訓である{EOS}誠に)と歌われている

イマシミウタ [ʔi⸢maʃimi⸣ʔuta] (名)

  • 教訓歌。諭し歌。戒めの歌。
  • Example phrases
    • ⸢デンサー⸣ブシェー イ⸢マシミ⸣ウタティ ア⸢ザリ⸣ ム⸢カ⸣シェーラ ウ⸢リ⸣シ キ⸢ナイヌ⸣ ム⸢ティ⸣カタ ウ⸢ヤッふァ⸣ヌ ⸣ミチ ⸢キョーダイサ⸣ヌ ミ⸢チ⸣バ ナ⸢ラー⸣ソーッタ
      [⸢densaː⸣buʃeː ʔi⸢maʃimi⸣ʔutati ʔa⸢ʣari⸣ mu⸢ka⸣ʃeːra ʔu⸢ri⸣ʃi ki⸢nainu⸣ mu⸢ti⸣kḁta ʔu⸢jaffa⸣nu ⸣miʧi ⸢kjoːdaisa⸣nu mi⸢ʧi⸣ba na⸢raː⸣soːtta]
      (デンサ節は教訓歌といわれ、昔からそれで家庭のありかた<家庭経営>、親子の道、兄弟の道を教えられた)

イマシミルン [ʔi⸢maʃimi⸣ruŋ] (他動)

  • 戒める(下一段活用動詞)に対応。諭す。謹慎させる。注意を与える。歌謡語。「~必ずその志、ご覧ぜられと戒め侍り」『源氏物語 竹河』の転訛したもの。イ⸢マ⸣シムン[ʔi⸢ma⸣ʃimuŋ](戒む{EOS}下二段活用動詞に対応)と同じ意味。/デンサ節チィクリ ワラビンケニ イザシ 世間ヌ イマシミナルスドゥ バンヤニガユル/(デンサ節)『八重山民謡誌』。日常会話では、ヤ⸢ラ⸣ビンケーバ イ⸢マシミ⸣ルン[ja⸢ra⸣biŋkeːba ʔi⸢maʃimi⸣ruŋ](子供たちを戒める<説教する>)という。
  • Example phrases
    • イ⸢マシミラ⸣ヌ
      [ʔi⸢maʃimira⸣nu]
      (戒めない<説教しない>)
    • イ⸢マシミ⸣ル ⸣クトゥ
      [ʔi⸢maʃimi⸣ru ⸣ku̥tu]
      (戒めること)
    • イ⸢マシミ⸣レー ⸣ミサムヌ
      [ʔi⸢maʃimi⸣reː ⸣misamunu]
      (戒めればいいのに)
    • イ⸢マシミ⸣リ
      [ʔi⸢maʃimi⸣ri]
      (戒めろ)

イマシムン [ʔi⸢ma⸣ʃimuŋ] (他動)

  • 戒める。説教する。諭す。「いましむ(戒む)下二段活用」に対応する。
  • Example phrases
    • ⸣アブジェー ⸢デンサーブシ⸣バ イ⸢ジェー⸣ティル ッ⸢ふァ⸣ マー イ⸢マ⸣シモーッタ⸢ダー
      [⸣ʔabuʤeː ⸢densaːbuʃi⸣ba ʔi⸢ʤeː⸣tiru f⸢fa⸣ maː ʔi⸢ma⸣ʃimoːtta⸢daː]
      (お祖父さんはデンサー節を歌いながら子供や孫を戒めら<教え諭さ>れたのだよ)

ウスマシ [ʔu⸢suma⸣ʃi] (連体)

  • 物凄い。大変な。
  • Example phrases
    • ⸣アイ ヤ⸢ル⸣カー ウ⸢レー⸣メ ウ⸢スマ⸣シ ⸣クトゥ ナ⸢リ⸣ ブー
      [⸣ʔai ja⸢ru⸣kaː ʔu⸢reː⸣ meː ʔu⸢suma⸣ʃi ⸣ku̥tu na⸢ri⸣ buː]
      (そんなら<そうであるなら>それはもう、大変なことになっている)

ウスマシスコー [ʔu⸢suma⸣ʃi ⸣su̥koː] (連)

  • 物凄いほど。非常なほど。恐ろしいほどに。「おぞまし」(『源氏物語』帚木)の転訛か。
  • Example phrases
    • ⸢ダイヤー⸣ ウ⸢スマ⸣シ ⸣スコー パ⸢ニアガ⸣リティ ⸢カーラヌ
      [⸢daijaː⸣ ʔu⸢suma⸣ʃi ⸣su̥koː pa⸢niʔaga⸣riti ⸢kaːranu]
      (値段が物凄いほどに跳ね上がって買えない<買われない>)
    • ウ⸢スマ⸣シスコー プ⸢スヌ⸣ ア⸢ツァ⸣マリ ⸢ベー⸣タ
      [ʔu⸢suma⸣ʃi ⸣su̥koː pu̥⸢sunu⸣ ʔa⸢ʦa⸣mari ⸢beː⸣ta]
      (物凄く<物凄いほど>人が集まっていた)
    • ウ⸢リヌ イーッふァイ⸣ヤー ウ⸢スマ⸣シ ⸣スコー ッ⸢ふァイス
      [ʔu⸢rinu ʔiːfai⸣jaː ʔu⸢suma⸣ʃi ⸣su̥koː ⸢faisu]
      (彼の飯食いは恐ろしい程にたくさん食う)

ウスマシムヌ [ʔu⸢suma⸣ʃi ⸣munu] (連)

  • 大変なこと。凄いこと。恐ろしいこと。
  • Example phrases
    • ⸢タンガ⸣シ ウ⸢ビ⸣ヌ シ⸢グトゥ スンティ⸣ ウ⸢スマ⸣シ ムヌ⸢ツォー⸣メー
      [⸢taŋga⸣ʃi ʔu⸢bi⸣nu ʃi⸢gutu sunti⸣ ʔu⸢suma⸣ʃi munu⸢ʦoː⸣meː]
      (一人であれだけの仕事をするとて、大変なことだよもう)

ウブアマシェー [ʔu⸢buʔama⸣ʃeː] (名)

  • 屋号。小浜正夫氏宅。小浜家の本家。古い名家の一つ。ア⸢マシェー[ʔa⸢maʃeː]の語源は明確ではないが、「あもしられ」系統の語を受け継ぐものと想定すると、⸢百姓の主婦に対する敬称」の義を内包する家柄ではないかと考えられる。おお・あむしられ → [ʔubuʔamuʃirari] → [ʔubu・ʔamuʃʃiː] → [ʔu⸢buʔama⸣ʃeː] のように変化したものか。
  • Example phrases
    • ウ⸢ブアマ⸣シェーナー ミ⸢ザ⸣シザーティ ⸢スー⸣ プ⸢スヌ オーッ⸣タンツォー
      [ʔu⸢buʔama⸣ʃeːnaː mi⸢ʣa⸣ʃiʣaːti ⸢suː⸣ pu̥⸢sunu ʔoːt⸣tanʦoː]
      (本小濱家<大小濱家>には⸢目差兄さん」という人がおられたそうだ)

Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)

Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.

Search languages: Japanese ↔ English

ましマシ増し

(Common Adjectival noun)

  1. Better; Less objectionable; Preferable
    Word usually written using kana alone

(Common Suffix)

  1. More; Increase; Extra

(Common Noun)

  1. Increase; Growth
    Archaism

ませまし

  1. Please
    Polite (teineigo) language

  1. Used to increase the politeness of a greeting, apology, etc.

ましまし

(Noun)

  1. Monkey (esp. the Japanese macaque, Macaca fuscata); Ape; Non-human primate

なむちなれまし

(Pronoun)

  1. You
    Archaism

Not what you were looking for? Try using a different spelling or check out the suggestions below?:

言葉の助言: