(Adverb, noun) Last year
Define kuji くじ Meaning クジ
Displaying results for kuji (kuji・くじ・クジ) – ryukyu
JLect: Japonic Languages and Dialects Database
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A dictionary of the Ryukyuan language
Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.
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クジ kuji (kuzi) ⓪ 名
- くじ。~?atajuN.くじに当たる。
クジ kuji (kuzi) ① 名
- 故事。muziN~N'wakaraN.文字も故事もわからぬ意。物の道理をわきまえない。
クジ kuji (kuzi) ① 名
- 釘。
クジ kuji (kuZi) ⓪ 名
- 澱粉。くず粉。
フクジ fukuji (hukuzi) ⓪ 名
- 福木。亜熱帯喬木。葉は大判のような楕円形で厚く,子供がいろいろのおもちゃを作る。防風林・防火林にもなるので,琉球の至る所で,村・家の周囲に植えており,奥深い感じを与えている。樹皮からは黄色の染料をとる。hukugiともいう。
フクジ fukuji (hukuzi) ⓪ 名
- 福地。《地》参照。
カクジ kakuji (kakuzi) ⓪ 名
- あご。下あご。両わきに出たあごの骨もふくめて下あご全体をいう。口の下のとがった部分は?utugeeという。~?usujuN.あごをおさえる(がっかりした場合の動作)。
クジミ kujimi (kuzimi) ① 名
- 入相の鐘。「こじみ(昏鐘鳴)」に対応する。
キークジ kiikuji (kiikuzi) ⓪ 名
- 木釘。
クジケー kujikee (kuzikee) ⓪ 名
- (役場などの)小使。
クジユン kujiyun (kuzi=juN) ⓪ 他=raN,=ti
- くじる。えぐる。ほじくる。穴の中をかきまわし,または中のものをえぐり出す。
- 皮肉をいう。
ンナクジ nnakuji ('Nnakuzi) ① 名
- からくじ。はずれたくじ。
ダキクジ dakikuji (dakikuzi) ① 名
- 竹の釘。
カラクジ karakuji (karakuzi) ① 名
- からくじ。はずれたくじ。hwiihwirikuzi(屁ひりくじの意)ともいう。
クジシュン kujishun (kuZi=sjuN) ⓪ 他=saN,=ci
- くずす。整ったものを乱す。また,盛ったごちそうなどに手をつける。zii~.くずし字を書く。?uzuu~.重箱のごちそうに手をつける。taariini?umikakitikara kuZiSee.おとうさんにお目にかけてから(ごちそうに)手を付けなさい。
ムクジリ mukujiri (mukuZiri) ⓪ 名
- 結婚の日,muku?iri(その項参照)に際して,婿の付添い役として嫁の家に行く役目の者。縁起のよい者が選ばれ,子供のない人・再婚した人などは避けられる。
ヌクジリ nukujiri (nukuziri) ⓪ 名
- のこぎり。
ッンムクジ qnmukuji (?Nmukuzi) ⓪ 名
- さつまいもからとった澱粉。洗濯物の糊にも使う。
チクジク chikujiku (cikuZiku) ① 副
- つくづく。よくよく。
イークジユン iikujiyun (?iikuzi=juN) ① 他=raN,=ti
- 中傷する。けなす。
A dictionary of the Ryukyuan language
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くし 【串】
くじ 【籤】
Phrases
- ~運が強い kujiyafarasaN
- ~運がない kujigufasaN
くじら 【鯨】
くじる
- kujiyuN (≈ kujiiN)
Phrases
- 突いて~ chichikujiyuN
くしばこ 【櫛箱】
くじびき 【籤引き】
くじょう 【苦情】
くしけずる 【梳る】
Phrases
- ~こと shichikushiree
くしゃくしゃ
See also
くじゅうくのいわい 【九十九の祝い】
See also
いくじ 【意気地】
Phrases
- ~がない bitaraashaN,→いくじなし
おぐし 【御髪】
See also
あくしん 【悪心】
かくしき 【格式】
がくしゃ 【学者】
からくじ 【空籤】
さくしゃ 【作者】
Dictionary of the Practical Use of Okinawan
Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.
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くじ
- 籤、クジ
- っちゅんかえー くじやふぁらーとぅ くじぐふぁーぬ じゅんに をぅん。
(人にはくじ運の強い人と弱い人が本当にいる)
Example phrases
くじーん (くじたん、くじらん、くじてぃ)
- ほじくる
- っちゅぬ めーをぅてぃ はー くじたい、 はな くじたい、 みみ くじたい すしぇー あらん。
(人前で歯をほじくったり、鼻をほじくったり、耳をほじくったりするものではない) - わた くじたい、 ちむ くじたい する っちゅくじやーや んなから ちらーってぃ すん すん。
(人の腹や心をほじくる人はみんなから嫌われて損をする)
Example phrases
くじすん (くじちゃん、くじさん、くじち)
- ごちそうに箸をつける、崩す
- うじゅーぬ うはちぇー やーぬ ぬーしから やくとぅ、わらびんちゃーや くじすな よー。
(重箱のお初は家のご主人からだから、子どもたちは箸をつけないよ)
Example phrases
くじりーん (くじりたん、くじりらん、くじりてぃ)
- 崩れる
- あれー くーさいに たかにち っんぢゃさーに みみぬ くじりてぃ ちからん なとーん。
(あの人は幼い頃に高熱を出して耳がこわれて聞こえなくなっている) - うすまさる うふかじっし いしがちぬ くじりとーん。
(ものすごい台風で石垣が崩れている)
Example phrases
くじゅ
- 去年
- くじゅぬ うふしがりなみから いーな ちゅとぅ なとーしが、ちぬー ちゅーぬ ぐとぅどぅ ある。
(去年の大津波からはや1年になっているが、昨日今日のことのようだ)
Example phrases
くじゃ
- 粉々に
- でーだかーぬ ちぶ やたしが、ばっぺーてぃ うとぅち くじゃ なち、かなさるむんぬ ねーん なてぃ なまー ちむしからーしく なとーん。
(高価な壷だったが、間違って落として粉々になって、大切なものを失くして今は悲しい)
Example phrases
いー くじーん
- 皮肉を言う
- みみ くじたい、はな くじたい すしぇー そーじどぅやくとぅ しむしが、いーくじやーや っちゅぬ くくる やまち、しぇー ならん。
(耳をほじくったり、鼻をほじくったりするのでは掃除なのでよいが、皮肉を言うのは人の心を傷つけてしまい、してはいけない) - あれー いっぺー いーくじやー やくとぅ、ちかんふーなーっし、どぅーちゅいむにー しみとーけー。
(あの人はよく皮肉を言うので、聞かんふりして、言わせておけ)
Example phrases
*(参考)わたくじむにー(皮肉ること)、どぅーちゅいむにー(独り言)
かくじ
- 下顎全体
⇒ うとぅげー〈顎の尖った部分、おとがい〉 - ちらぬ しちゃむてぃぬ ふぃぢゃい にぢりんかい ふにぬ あしが、うりかーや 「かくじ」んでぃ いーん。
(顔面の下の方に左右に骨があるが、そのあたりは「かくじ」と言う) - くちぬ しちゃぬ とぅんがとーる とぅくろー 「うとぅげー」んでぃ いーん。
(顔面の下に尖っている箇所は「うとぅげー」と言う)
Example phrases
かち くじーん (〜くじたん、〜くじらん、〜くじてぃ)
- ほじくり回す
- あれー っちゅぬ ちむ かちくじーる やなぐしぬ あん どー。
(あの人は人の心をほじくり回す悪い癖があるよ)
Example phrases
くんぐゎち ちくじゃき
- 9月9日の菊酒
- くんぐゎち ちくじゃけー くんぐゎちくにちに どぅーがんぢゅー にげーする ういみー やん。
(「くんぐゎち ちくじゃき」は9月9日に健康願いをする行事だ)
Example phrases
ない くじりーん (〜くじりたん、〜くじりらん、〜くじりてぃ)
- 出来損なう
- ウイぬ ないくじりとーしぇー ういむん ならんくとぅ、うどぅきーん。
(ウリの出来損ないは売り物にならなくて、引き合わない)
Example phrases
みみ くじやー
- 耳かき
- あまんかい みみくじやーぬ あくとぅ とぅてぃ くぃれー。
(あそこに耳かきがあるから取ってくれ)
Example phrases
みん くじらー
- 耳がわるい者
- わんねー みんくじらーや あらんくとぅ、くーくぐゎー あびてぃん ゆー ちかりーっさ。
(私は耳が悪いわけではないので、小さな声でしゃべってもよく聞こえる)
Example phrases
むじ くじ
- ものの道理
- しめー しっち むじくじん わからん。
(学問をしてもものの道理も分からない) - あれー 「むじくじん わからん まちがーぬ ふぃむん」 どー。
(あの人は何を言い聞かせても分からない人/何を言っているのかも分からない人だよ)
Example phrases
*(参考)「文字故事んわからん松川ぬ碑文」とは松川にあった碑文が長い年月で風化し、字が読めなくなったことに由来する
っんむ くじ
- 芋くず
- うちなーをぅてー っんむくじっし っんむくじあんだぎー、っんむくじぷっとぅるー ちゅくてぃ ゆー かむん。
(沖縄では芋くずで芋くずてんぷら、芋くず練りを作ってよく食べる)
Example phrases
っんむ くじ ぷっとぅるー
- 芋料理の一種
- っんむくじぷっとぅるー ちゅくいる ばすねー、っんむぬくーんかい かちゅー だしじる いってぃ ちりびらーとぅ かまぶく ぐまぢりっし かちゃーち ふらいぱぬんかい あんだ しち ふぃらやーちー すん。
(「っんむくじぷっとぅるー」を作るときには、澱粉に鰹出し汁を入れてニラとかまぼこを小さく切ってかき混ぜてフライパンに油を敷いて平たく焼く)
Example phrases
Audio Database of Hatoma Lexicon
Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED
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アタリクジ [ʔa⸢tarikuʤi] (名)
- 当たり籤。当たった籤。
- ⸢イットー⸣ヌ ア⸢タリクジバ⸣ ピ⸢ケーン⸣ツォー
[⸢ʔittoː⸣nu ʔa⸢tarikuʤiba⸣ pi̥⸢keːn⸣ʦoː]
(一等の当たり籤を引き当てたそうだ)
Example phrases
イシブクジー [ʔi⸢ʃibukuʤiː] (名)
- 岩の多い土地。石の多い畑。
- ク⸢ヌ⸣ パ⸢タ⸣ケー イ⸢シブクジー⸣ ナリティ ⸢ミーマタカナパイ⸣シル ⸢カイサ⸣リ シ⸢ティパタキ
[ku⸢nu⸣ pḁ⸢ta⸣keː ʔi⸢ʃibukuʤiː⸣ nariti ⸢miːmatakanapai⸣ʃiru ⸢kaisa⸣ri ʃi̥⸢pataki]
(この畑は石の多い土地で三叉鍬でしか<ぞ>耕せない<耕せる>{EOS}最低の畑<捨て畑>)
Example phrases
イミクジ [ʔi⸢mi⸣kuʤi] (名)
- 意味。意味内容。「意味・故事」の義。
- ウ⸢リヌ⸣ ア⸢ズ⸣ムネー ムッ⸢トゥ⸣ イ⸢ミ⸣クジ ア⸢ティンガーラヌ
[ʔu⸢rinu⸣ ʔa⸢ʣu⸣muneː mut⸢tu⸣ ʔi⸢mi⸣kuʤi ʔa⸢tiŋgaːranu]
(彼の言うことは、ちっとも意味<意味・故事>が分からない<見当つけられない>) - イ⸢ミクジ⸣ヌ ワ⸢カラン⸣ ム⸢ヌ⸣バ ⸣カキ ⸣シケー
[ʔi⸢mikuʤi⸣nu wa⸢karam⸣ mu⸢nu⸣ba ⸣kḁki ⸣ʃi̥keː]
(意味内容の分らないものを書いてある)
Example phrases
イミンクジンッサヌ [ʔi⸢miŋ⸣ kuʤin s⸢sanu] (成)
- 意味内容が全くわからない。訳がわからない。「意味も故事も知らない」の義。「意味も来歴も分からない」の意。
- ⸣ヌンティル ⸣アイニ ア⸢ジオー⸣ルユー イ⸢ミン⸣クジン ッ⸢サヌ
[⸣nuntiru ⸣ʔaini ʔa⸢ʤioː⸣rujuː ʔi⸢miŋ⸣kuʤin s⸢sanu]
(何故にあんなに言っておられるのか、意味が全く分からない<知らない>) - イ⸢ミン⸣クジン ワ⸢カラ⸣ヌ
[ʔi⸢miŋ⸣kuʤiŋ wa⸢kara⸣nu]
ともいう)
Example phrases
ウクジ [ʔu⸢ku⸣ʣi] (名)
- 神意を占う籤。玄米を盆の上に並べて占う。神饌のパ⸢ナン⸣グミ[pa⸢naŋ⸣gumi](花米)を掴み取り、盆の上に二粒を一対に uby{籤}{クジ}を並べる。対が偶数個並ぶと(ム⸢ルウクジ{SqBr}mu⸢ruʔukuʤi{/SqBr}<諸御籤{EOS}吉>)という。米粒が対を形成しない時は何度も占いを実施して対を作る。対が基数個の場合は⸢パンウクジ[⸢panʔukuʤi](半御籤{EOS}要用心)といわれている。⸣クジ ウ⸢ク⸣スン[⸣kuʣi ʔu⸢ku⸣suŋ]( uby{籤}{クジ}を起こす<籤で占う>)、⸣クジ バ⸢ルン[⸣kuʣi ba⸢ruŋ](籤を割る<籤で占う>)のようにいう。
- ⸢カンヌ⸣マイナーティ ウ⸢ク⸣ジ バ⸢ローッ⸣タ
[⸢kannu⸣mainaːti ʔu⸢ku⸣ʤi ba⸢roːt⸣ta]
(神前で米の籤を割って神意を占われた)
Example phrases
ウブユクジン [ʔu⸢bujuku⸣ʤiŋ] (名)
- 大欲張り。強欲な人。
- ウ⸢ヌ⸣ ウ⸢ブユクジン⸣マー ウ⸢ビッチン⸣ヌ ムヌ⸢バー⸣キン ⸢ジン⸣バ トゥ⸢リ⸣ル ⸢カース⸣ティバン
[ʔu⸢nu⸣ ʔu⸢bujukuʤim⸣maː ʔu⸢bitʧin⸣nu ⸣munu⸢baː⸣kin ⸢ʤim⸣ba tu⸢ri⸣ru ⸢kaːsu⸣tibaŋ]
(その大欲張りは、それぽっちの物までも金を取ってしか売らない<金を取ってぞ売る>そうだよ)
Example phrases
ウヤキフクジン [ʔu⸢ja⸣kiɸu̥kuʤiŋ] (名)
- 大金持ちで子孫繁盛した人。⸣フクジン[⸣ɸu̥kuʤiŋ]は(福人<富裕な人)」『天草本伊曾保物語』の義。
- パ⸢トゥ⸣マナテー ウ⸢ヤ⸣キフクジンティ ア⸢ズ⸣カー ⸣メー ク⸢ヌ プスバー⸣キ⸢ナー
[pḁ⸢tu⸣manateː ʔu⸢ja⸣kiɸu̥kuʤinti ʔa⸢ʣu⸣kaː ⸣meː ku⸢nu pu̥subaː⸣ki⸢naː]
(鳩間島では大金持ちの福人といえば、もうこの人までだなあ)
Example phrases
ウンヌクジ [⸢ʔunnu⸣kuʣi] (名)
- 芋(甘藷)の澱粉。「芋の葛粉」の義。単に⸣クジ[⸣kuʣi](澱粉)といえば、甘藷や⸢キー⸣ウン[⸢kiːʔuŋ](キャッサバ)の芋の澱粉を指す。この澱粉でつくるテンプラを、⸢ウンヌ⸣クジティンプラ[⸢ʔunnu⸣kuʣitimpura](芋葛粉テンプラ)といい、誠に美味である。これで⸢ブッ⸣トゥル[⸢but⸣turu](澱粉を揚げてつくった、粘り気のあるジェリー状の食物)を作り、病人に与えて栄養食とした。子供のお八つとしても喜ばれた。サツマイモの澱粉。
- ⸢ウンヌ⸣クジシ ⸢ブッ⸣トゥル タ⸢キ⸣ ッ⸢ふァーシ⸣バ
[⸢ʔunnu⸣kuʤiʃi ⸢but⸣turu tḁ⸢ki⸣ f⸢faːʃi⸣ba]
(サツマイモの澱粉でブットゥルを炊いて食べさせなさい)
Example phrases
ウンヌクジティンプラ [⸢ʔunnu⸣kuʤitimpura] (名)
- 芋の澱粉<芋葛粉>で揚げたテンプラ。
- ⸢ウンヌ⸣クジティンプラー イッ⸢ケン⸣ ン⸢マー⸣タン
[⸢ʔunnu⸣kuʤitimpuraː ʔik⸢kem⸣ m⸢maː⸣taŋ]
(芋葛粉のテンプラは非常に美味しかった)
Example phrases
ウンヌクジブットゥル [⸢ʔunnu⸣kuʤibutturu] (名)
- 芋の澱粉を熱湯で溶かしてゼリー状にしたものを軽く油揚げにした食品。子供のお八つにしたり、老人が黒砂糖を uby{塗}{マブ}して食するお茶請けに重宝された。
- ⸢ウンヌ⸣クジブットゥル タ⸢キ⸣ ッ⸢ふァーソーッ⸣タン
[⸢ʔunnu⸣kuʤibutturu tḁ⸢ki⸣ f⸢faːsoːt⸣taŋ]
(芋葛ブットゥルを炊いて食べさせてくださった)
Example phrases
カクジン [kḁ⸢kuʤiŋ] (名)
- 四角いお膳。「角膳」の義。単に⸢ジン[⸢ʤiŋ](お膳)ともいう。一辺が約35センチの正方形の板に深さ約2センチの縁を付けた物。⸢カイシキ⸣ジン[⸢kaiʃiki⸣ʤiŋ](会席膳{EOS}祝儀や法事の際に来客に出すご馳走のお膳)、タ⸢カ⸣ジン[tḁ⸢ka⸣ʤiŋ](高膳{EOS}高さ約20センチの脚を付けたお膳{EOS}家長や祖父などの日常の食事を出すのに用いたり、祝儀の主賓や神前にご馳走を供えるのに用いた)等がある
カニクジー [ka⸢niku⸣ʤiː] (名)
- 砂地。
- カ⸢ニク⸣ジー ヤ⸢レー⸣ティ ウ⸢ロイ⸣ヌ ⸢サン⸣カー ス⸢クリ⸣ムノー ディ⸢キラン⸣シェン
[ka⸢niku⸣ʤiː ja⸢reː⸣ti ʔu⸢roi⸣nu ⸢saŋ⸣kaː su̥⸢kuri⸣munoː di⸢kiraŋ⸣ʃeŋ]
(砂地だから、雨が降って湿り気<潤い>がないと作物は稔らなかった)
Example phrases
カラクジ [ka⸢rakuʤi] (名)
- 空くじ。パ⸢ギ⸣クジ[pa⸢gi⸣kuʤi](はずれ uby{籤}{クジ}{EOS}<禿籤>)ともいう。
- ⸣バー ⸣クジ ⸢コー⸣ンダ カ⸢ラクジ⸣ カー⸢ニ⸣ ピ⸢キバ⸣ クジ ⸢ヤー⸣ラー プ⸢スン⸣ ピ⸢カシ⸣バ
[⸣baː ⸣kuʤi ⸢koː⸣nda ka⸢rakuʤi⸣ kaː⸢ni⸣ pi̥⸢kiba⸣ kuʤi ⸢jaː⸣raː pu̥⸢sum⸣ pi̥⸢kaʃi⸣ba]
(私は籤運に弱いので外れ籤<空籤>だけ引くから、籤運の強い<籤に柔らかい>人に引かせなさいよ)
Example phrases
クジ [⸣kuʤi] (名)
- {Mn_1}くじ(籤)。神意を占うこと。ウ⸢ク⸣ジ[ʔu⸢ku⸣ʤi](「御籤」の義{EOS}「ウ(御)」は接頭語。神前に祈願し、一掴みの米粒をお膳に置き、対になるよう並べて神意を占うもの)。
クジ [⸣kuʤi] (名)
- {Mn_2}事柄を決定するために紙片や竹片に符号を付したものを引き当てること。
- ⸣クジ ピ⸢クン
[⸣kuʤi pi̥⸢kuŋ]
(籤を引く) - ア⸢タリクジ⸣ ピ⸢キティ ウーモーキ シーベ⸣ー
[ʔa⸢tarikuʤi⸣ pi̥⸢kiti ʔuːmoːki ʃiːbe⸣ː]
(当たり籤を引き当てて大儲けしている) - ア⸢タリクジ
[ʔa⸢tarikuʤi]
(当たり籤) - パ⸢ギ⸣クジ
[pa⸢gi⸣kuʤi]
(外れ籤)
Example phrases
クジ [⸣kuʤi] (名)
- くずこ(葛粉)。でんぷん(澱粉)。⸣シトゥ[⸣ʃi̥tu](澱粉)ともいう。
- ⸢ウンヌ⸣クジ
[⸢ʔunnu⸣kuʤi]
(サツマイモの葛粉) - ⸢キーウン⸣ヌ ⸣クジ
[⸢kiːʔun⸣nu ⸣kuʤi]
(キャッサバの澱粉{EOS}葛粉) - シ⸢トゥッチ⸣ヌ ⸣クジ
[ʃi̥tutʧi⸣nu ⸣kuʤi]
(蘇鉄の実の澱粉{EOS}葛粉) - ⸢ウンヌ⸣クジ ⸣タリティ ⸢ティン⸣プラ ヤ⸢キ⸣バ
[⸢ʔunnu⸣kuʤi ⸣tariti ⸢tim⸣pura ja⸢ki⸣ba]
(芋の葛粉を水に溶いてテンプラを揚げ<焼き>なさい)
Example phrases
クジクバーン [⸣kuʤi ku⸢baː⸣ŋ] (連)
- 籤運が悪い
クジコーン [⸣kuʤi ⸢koː⸣ŋ] (連)
- 籤運が悪い。籤が当らない。「籤・硬い」の義。
- ⸣バー ⸣クジ ⸢コー⸣ユンダ ⸢ワール⸣ クジ ピ⸢クモー⸣ マ⸢シ
[⸣baː ⸣kuʤi ⸢koː⸣junda ⸢waːru⸣ kuʤi pi̥⸢kumoː⸣ ma⸢ʃi]
(私は籤運が悪いので、君が籤を引いたほうが良い<ましだ>)
Example phrases
クジコーン [⸣kuʤi ⸢koː⸣ŋ] (連)
- くじ<籤>運が悪い。籤がなかなか当らない。「籤・強し」の義。老年層は、⸣クジ ク⸢バー⸣ン[⸣kuʤi ku⸢baː⸣ŋ](籤運が強し)という。⸣クジ ⸢ヤー⸣ラーン[⸣kuʤi ⸢jaː⸣raːŋ](籤運が柔い{EOS}よく籤に当たる)、⸣クジ ヤ⸢バー⸣ン[⸣kuʤi ja⸢baː⸣ŋ](籤運が柔い)と同義語。
- ⸣クジ ⸢コー⸣ンダ ⸣バー ⸣クジ ピ⸢カヌ
[⸣kuʤi ⸢koː⸣nda ⸣baː ⸣kuʤi pi̥⸢kanu]
(籤運が悪いので私は籤を引かない)
Example phrases
クジタルン [⸣kuʤi ⸣taruŋ] (連)
- 澱粉を溶かして煮る。
- ⸣クジ ⸣タリティ ⸢ヌー⸣ル ッ⸢ふァーシ⸣ シ⸢ビシキ⸣バ
[⸣kuʤi ⸣tariti ⸢nuː⸣ru f⸢faːʃi⸣ ʃi⸢biʃi̥ki⸣ba]
(澱粉を溶かして煮て、糊をつけてくっつけなさいよ)
Example phrases
Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)
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くじ【籤・鬮】
(Common Noun)
- Lottery; Lot
— Word usually written using kana alone
くじ【公事】
(Noun)
- Political operations; (Heian Period) political operations and ceremonies of the Imperial Court; (Edo Period) civil suit
きゅうじ・くじ【旧事】
(Noun)
- Past events; Bygones
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【くじ】 — くじとは、正負や順序が割り当てられる対象について、その割り当て情報をあらかじめ与えずに選択をさせること。またはその対象のこと。割り当て情報は、対象に見えないよう... [more]
Demarchy