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Define kuji くじ Meaning クジ

Displaying results for kuji (kuji・くじ・クジ) – ryukyu

JLect: Japonic Languages and Dialects Database

Results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.

Search languages: Japonic (all languages and dialects) ↔ English ↔ Japanese

Ryukyu (Okinawa)

くじゅ【去年】

(Adverb, noun) Last year

Ryukyu (Amami)

くじ

(Noun) Leprosy

Ryukyu (Okinawa)

くじり【鋸】

(Noun) Saw, hand saw, nokogiri

Ryukyu (Okinawa)

しるくじ【擂粉木】

(Noun) Wooden pestle

Ryukyu (Okinawa)

みみくじやー【耳くじやー】

(Noun) Earpick

Ryukyu (Kunigami: Oku)

ぐんだ【鯨】

(Noun) Whale

Ryukyu (Tokunoshima)

ぐんじゃ【鯨】

(Noun) Whale

Ryukyu (Okinawa)

いじり

(Noun) Self-confidence, self-assurance, courage, bravery

Ryukyu (Amami: Kikai)

くんじゃ【鯨】

(Noun) Whale

Ryukyu (Okinawa)

ぐじら【鯨】

(Noun) Whale

Ryukyu (Yonaguni)

くでぃら【鯨】

(Noun) Whale

Ryukyu (Amami: Kikai)

くっじゃー【鯨】

(Noun) Whale

Ryukyu (Amami: Kikai)

くんじゃー【鯨】

(Noun) Whale

Ryukyu (Okinawa)

なーちゃ

(Noun, adverb) Next day

Ryukyu (Tokunoshima)

ぐーじら【鯨】

(Noun) Whale

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Okinawan → Japanese

クジ kuji (kuzi) ⓪ 名

  1. くじ。~?atajuN.くじに当たる。

クジ kuji (kuzi) ① 名

  1. 故事。muziN~N'wakaraN.文字も故事もわからぬ意。物の道理をわきまえない。

クジ kuji (kuzi) ① 名

  1. 釘。

クジ kuji (kuZi) ⓪ 名

  1. 澱粉。くず粉。

フクジ fukuji (hukuzi) ⓪ 名

  1. 福木。亜熱帯喬木。葉は大判のような楕円形で厚く,子供がいろいろのおもちゃを作る。防風林・防火林にもなるので,琉球の至る所で,村・家の周囲に植えており,奥深い感じを与えている。樹皮からは黄色の染料をとる。hukugiともいう。

フクジ fukuji (hukuzi) ⓪ 名

  1. 福地。《地》参照。

カクジ kakuji (kakuzi) ⓪ 名

  1. あご。下あご。両わきに出たあごの骨もふくめて下あご全体をいう。口の下のとがった部分は?utugeeという。~?usujuN.あごをおさえる(がっかりした場合の動作)。

クジミ kujimi (kuzimi) ① 名

  1. 入相の鐘。「こじみ(昏鐘鳴)」に対応する。

キークジ kiikuji (kiikuzi) ⓪ 名

  1. 木釘。

クジケー kujikee (kuzikee) ⓪ 名

  1. (役場などの)小使。

クジユン kujiyun (kuzi=juN) ⓪ 他=raN,=ti

  1. くじる。えぐる。ほじくる。穴の中をかきまわし,または中のものをえぐり出す。
  2. 皮肉をいう。

ンナクジ nnakuji ('Nnakuzi) ① 名

  1. からくじ。はずれたくじ。

ダキクジ dakikuji (dakikuzi) ① 名

  1. 竹の釘。

カラクジ karakuji (karakuzi) ① 名

  1. からくじ。はずれたくじ。hwiihwirikuzi(屁ひりくじの意)ともいう。

クジシュン kujishun (kuZi=sjuN) ⓪ 他=saN,=ci

  1. くずす。整ったものを乱す。また,盛ったごちそうなどに手をつける。zii~.くずし字を書く。?uzuu~.重箱のごちそうに手をつける。taariini?umikakitikara kuZiSee.おとうさんにお目にかけてから(ごちそうに)手を付けなさい。

ムクジリ mukujiri (mukuZiri) ⓪ 名

  1. 結婚の日,muku?iri(その項参照)に際して,婿の付添い役として嫁の家に行く役目の者。縁起のよい者が選ばれ,子供のない人・再婚した人などは避けられる。

ヌクジリ nukujiri (nukuziri) ⓪ 名

  1. のこぎり。

ッンムクジ qnmukuji (?Nmukuzi) ⓪ 名

  1. さつまいもからとった澱粉。洗濯物の糊にも使う。

チクジク chikujiku (cikuZiku) ① 副

  1. つくづく。よくよく。

イークジユン iikujiyun (?iikuzi=juN) ① 他=raN,=ti

  1. 中傷する。けなす。

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Japanese → Okinawan

くし 【櫛】

くし 【串】

くじ 【籤】

Phrases

くじら 【鯨】

くじる

Phrases

くしばこ 【櫛箱】

くじびき 【籤引き】

くじょう 【苦情】

See also

Phrases

くしけずる 【梳る】

Phrases

くしゃくしゃ

See also

くじゅうくのいわい 【九十九の祝い】

See also

あくじ 【悪事】

いくじ 【意気地】

Phrases

  • ~がない bitaraashaN,→いくじなし

おぐし 【御髪】

See also

かくじ 【各自】

あくしん 【悪心】

かくしき 【格式】

See also

Phrases

  • ~どおりの shiNna,shiNnu

がくしゃ 【学者】

からくじ 【空籤】

さくしゃ 【作者】

Dictionary of the Practical Use of Okinawan

Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.

Search languages: Japanese ↔ Okinawan

くじ

  • 籤、クジ
  • Example phrases
    • っちゅんかえー くじやふぁらーとぅ くじぐふぁーぬ じゅんに をぅん。
      (人にはくじ運の強い人と弱い人が本当にいる)

くじーん (くじたん、くじらん、くじてぃ)

  • ほじくる
  • Example phrases
    • っちゅぬ めーをぅてぃ はー くじたい、 はな くじたい、 みみ くじたい すしぇー あらん。
      (人前で歯をほじくったり、鼻をほじくったり、耳をほじくったりするものではない)
    • わた くじたい、 ちむ くじたい する っちゅくじやーや んなから ちらーってぃ すん すん。
      (人の腹や心をほじくる人はみんなから嫌われて損をする)

くじすん (くじちゃん、くじさん、くじち)

  • ごちそうに箸をつける、崩す
  • Example phrases
    • うじゅーぬ うはちぇー やーぬ ぬーしから やくとぅ、わらびんちゃーや くじすな よー。
      (重箱のお初は家のご主人からだから、子どもたちは箸をつけないよ)

くじりーん (くじりたん、くじりらん、くじりてぃ)

  • 崩れる
  • Example phrases
    • あれー くーさいに たかにち っんぢゃさーに みみぬ くじりてぃ ちからん なとーん。
      (あの人は幼い頃に高熱を出して耳がこわれて聞こえなくなっている)
    • うすまさる うふかじっし いしがちぬ くじりとーん。
      (ものすごい台風で石垣が崩れている)

くじゅ

  • 去年
  • Example phrases
    • くじゅぬ うふしがりなみから いーな ちゅとぅ なとーしが、ちぬー ちゅーぬ ぐとぅどぅ ある。
      (去年の大津波からはや1年になっているが、昨日今日のことのようだ)

くじゃ

  • 粉々に
  • Example phrases
    • でーだかーぬ ちぶ やたしが、ばっぺーてぃ うとぅち くじゃ なち、かなさるむんぬ ねーん なてぃ なまー ちむしからーしく なとーん。
      (高価な壷だったが、間違って落として粉々になって、大切なものを失くして今は悲しい)

いー くじーん

  • 皮肉を言う
  • Example phrases
    • みみ くじたい、はな くじたい すしぇー そーじどぅやくとぅ しむしが、いーくじやーや っちゅぬ くくる やまち、しぇー ならん。
      (耳をほじくったり、鼻をほじくったりするのでは掃除なのでよいが、皮肉を言うのは人の心を傷つけてしまい、してはいけない)
    • あれー いっぺー いーくじやー やくとぅ、ちかんふーなーっし、どぅーちゅいむにー しみとーけー。
      (あの人はよく皮肉を言うので、聞かんふりして、言わせておけ)

*(参考)わたくじむにー(皮肉ること)、どぅーちゅいむにー(独り言)

かくじ

  • 下顎全体
    ⇒ うとぅげー〈顎の尖った部分、おとがい〉
  • Example phrases
    • ちらぬ しちゃむてぃぬ ふぃぢゃい にぢりんかい ふにぬ あしが、うりかーや 「かくじ」んでぃ いーん。
      (顔面の下の方に左右に骨があるが、そのあたりは「かくじ」と言う)
    • くちぬ しちゃぬ とぅんがとーる とぅくろー 「うとぅげー」んでぃ いーん。
      (顔面の下に尖っている箇所は「うとぅげー」と言う)

かち くじーん (〜くじたん、〜くじらん、〜くじてぃ)

  • ほじくり回す
  • Example phrases
    • あれー っちゅぬ ちむ かちくじーる やなぐしぬ あん どー。
      (あの人は人の心をほじくり回す悪い癖があるよ)

くんぐゎち ちくじゃき

  • 9月9日の菊酒
  • Example phrases
    • くんぐゎち ちくじゃけー くんぐゎちくにちに どぅーがんぢゅー にげーする ういみー やん。
      (「くんぐゎち ちくじゃき」は9月9日に健康願いをする行事だ)

ない くじりーん (〜くじりたん、〜くじりらん、〜くじりてぃ)

  • 出来損なう
  • Example phrases
    • ウイぬ ないくじりとーしぇー ういむん ならんくとぅ、うどぅきーん。
      (ウリの出来損ないは売り物にならなくて、引き合わない)

みみ くじやー

  • 耳かき
  • Example phrases
    • あまんかい みみくじやーぬ あくとぅ とぅてぃ くぃれー。
      (あそこに耳かきがあるから取ってくれ)

みん くじらー

  • 耳がわるい者
  • Example phrases
    • わんねー みんくじらーや あらんくとぅ、くーくぐゎー あびてぃん ゆー ちかりーっさ。
      (私は耳が悪いわけではないので、小さな声でしゃべってもよく聞こえる)

むじ くじ

  • ものの道理
  • Example phrases
    • しめー しっち むじくじん わからん。
      (学問をしてもものの道理も分からない)
    • あれー 「むじくじん わからん まちがーぬ ふぃむん」 どー。
      (あの人は何を言い聞かせても分からない人/何を言っているのかも分からない人だよ)

*(参考)「文字故事んわからん松川ぬ碑文」とは松川にあった碑文が長い年月で風化し、字が読めなくなったことに由来する

っんむ くじ

  • 芋くず
  • Example phrases
    • うちなーをぅてー っんむくじっし っんむくじあんだぎー、っんむくじぷっとぅるー ちゅくてぃ ゆー かむん。
      (沖縄では芋くずで芋くずてんぷら、芋くず練りを作ってよく食べる)

っんむ くじ ぷっとぅるー

  • 芋料理の一種
  • Example phrases
    • っんむくじぷっとぅるー ちゅくいる ばすねー、っんむぬくーんかい かちゅー だしじる いってぃ ちりびらーとぅ かまぶく ぐまぢりっし かちゃーち ふらいぱぬんかい あんだ しち ふぃらやーちー すん。
      (「っんむくじぷっとぅるー」を作るときには、澱粉に鰹出し汁を入れてニラとかまぼこを小さく切ってかき混ぜてフライパンに油を敷いて平たく焼く)

Audio Database of Hatoma Lexicon

Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED

Search languages: Yaeyama (Hatoma) ↔ Japanese

アタリクジ [ʔa⸢tarikuʤi] (名)

  • 当たり籤。当たった籤。
  • Example phrases
    • ⸢イットー⸣ヌ ア⸢タリクジバ⸣ ピ⸢ケーン⸣ツォー
      [⸢ʔittoː⸣nu ʔa⸢tarikuʤiba⸣ pi̥⸢keːn⸣ʦoː]
      (一等の当たり籤を引き当てたそうだ)

イシブクジー [ʔi⸢ʃibukuʤiː] (名)

  • 岩の多い土地。石の多い畑。
  • Example phrases
    • ク⸢ヌ⸣ パ⸢タ⸣ケー イ⸢シブクジー⸣ ナリティ ⸢ミーマタカナパイ⸣シル ⸢カイサ⸣リ シ⸢ティパタキ
      [ku⸢nu⸣ pḁ⸢ta⸣keː ʔi⸢ʃibukuʤiː⸣ nariti ⸢miːmatakanapai⸣ʃiru ⸢kaisa⸣ri ʃi̥⸢pataki]
      (この畑は石の多い土地で三叉鍬でしか<ぞ>耕せない<耕せる>{EOS}最低の畑<捨て畑>)

イミクジ [ʔi⸢mi⸣kuʤi] (名)

  • 意味。意味内容。「意味・故事」の義。
  • Example phrases
    • ウ⸢リヌ⸣ ア⸢ズ⸣ムネー ムッ⸢トゥ⸣ イ⸢ミ⸣クジ ア⸢ティンガーラヌ
      [ʔu⸢rinu⸣ ʔa⸢ʣu⸣muneː mut⸢tu⸣ ʔi⸢mi⸣kuʤi ʔa⸢tiŋgaːranu]
      (彼の言うことは、ちっとも意味<意味・故事>が分からない<見当つけられない>)
    • イ⸢ミクジ⸣ヌ ワ⸢カラン⸣ ム⸢ヌ⸣バ ⸣カキ ⸣シケー
      [ʔi⸢mikuʤi⸣nu wa⸢karam⸣ mu⸢nu⸣ba ⸣kḁki ⸣ʃi̥keː]
      (意味内容の分らないものを書いてある)

イミンクジンッサヌ [ʔi⸢miŋ⸣ kuʤin s⸢sanu] (成)

  • 意味内容が全くわからない。訳がわからない。「意味も故事も知らない」の義。「意味も来歴も分からない」の意。
  • Example phrases
    • ⸣ヌンティル ⸣アイニ ア⸢ジオー⸣ルユー イ⸢ミン⸣クジン ッ⸢サヌ
      [⸣nuntiru ⸣ʔaini ʔa⸢ʤioː⸣rujuː ʔi⸢miŋ⸣kuʤin s⸢sanu]
      (何故にあんなに言っておられるのか、意味が全く分からない<知らない>)
    • イ⸢ミン⸣クジン ワ⸢カラ⸣ヌ
      [ʔi⸢miŋ⸣kuʤiŋ wa⸢kara⸣nu]
      ともいう)

ウクジ [ʔu⸢ku⸣ʣi] (名)

  • 神意を占う籤。玄米を盆の上に並べて占う。神饌のパ⸢ナン⸣グミ[pa⸢naŋ⸣gumi](花米)を掴み取り、盆の上に二粒を一対に uby{籤}{クジ}を並べる。対が偶数個並ぶと(ム⸢ルウクジ{SqBr}mu⸢ruʔukuʤi{/SqBr}<諸御籤{EOS}吉>)という。米粒が対を形成しない時は何度も占いを実施して対を作る。対が基数個の場合は⸢パンウクジ[⸢panʔukuʤi](半御籤{EOS}要用心)といわれている。⸣クジ ウ⸢ク⸣スン[⸣kuʣi ʔu⸢ku⸣suŋ]( uby{籤}{クジ}を起こす<籤で占う>)、⸣クジ バ⸢ルン[⸣kuʣi ba⸢ruŋ](籤を割る<籤で占う>)のようにいう。
  • Example phrases
    • ⸢カンヌ⸣マイナーティ ウ⸢ク⸣ジ バ⸢ローッ⸣タ
      [⸢kannu⸣mainaːti ʔu⸢ku⸣ʤi ba⸢roːt⸣ta]
      (神前で米の籤を割って神意を占われた)

ウブユクジン [ʔu⸢bujuku⸣ʤiŋ] (名)

  • 大欲張り。強欲な人。
  • Example phrases
    • ウ⸢ヌ⸣ ウ⸢ブユクジン⸣マー ウ⸢ビッチン⸣ヌ ムヌ⸢バー⸣キン ⸢ジン⸣バ トゥ⸢リ⸣ル ⸢カース⸣ティバン
      [ʔu⸢nu⸣ ʔu⸢bujukuʤim⸣maː ʔu⸢bitʧin⸣nu ⸣munu⸢baː⸣kin ⸢ʤim⸣ba tu⸢ri⸣ru ⸢kaːsu⸣tibaŋ]
      (その大欲張りは、それぽっちの物までも金を取ってしか売らない<金を取ってぞ売る>そうだよ)

ウヤキフクジン [ʔu⸢ja⸣kiɸu̥kuʤiŋ] (名)

  • 大金持ちで子孫繁盛した人。⸣フクジン[⸣ɸu̥kuʤiŋ]は(福人<富裕な人)」『天草本伊曾保物語』の義。
  • Example phrases
    • パ⸢トゥ⸣マナテー ウ⸢ヤ⸣キフクジンティ ア⸢ズ⸣カー ⸣メー ク⸢ヌ プスバー⸣キ⸢ナー
      [pḁ⸢tu⸣manateː ʔu⸢ja⸣kiɸu̥kuʤinti ʔa⸢ʣu⸣kaː ⸣meː ku⸢nu pu̥subaː⸣ki⸢naː]
      (鳩間島では大金持ちの福人といえば、もうこの人までだなあ)

ウンヌクジ [⸢ʔunnu⸣kuʣi] (名)

  • 芋(甘藷)の澱粉。「芋の葛粉」の義。単に⸣クジ[⸣kuʣi](澱粉)といえば、甘藷や⸢キー⸣ウン[⸢kiːʔuŋ](キャッサバ)の芋の澱粉を指す。この澱粉でつくるテンプラを、⸢ウンヌ⸣クジティンプラ[⸢ʔunnu⸣kuʣitimpura](芋葛粉テンプラ)といい、誠に美味である。これで⸢ブッ⸣トゥル[⸢but⸣turu](澱粉を揚げてつくった、粘り気のあるジェリー状の食物)を作り、病人に与えて栄養食とした。子供のお八つとしても喜ばれた。サツマイモの澱粉。
  • Example phrases
    • ⸢ウンヌ⸣クジシ ⸢ブッ⸣トゥル タ⸢キ⸣ ッ⸢ふァーシ⸣バ
      [⸢ʔunnu⸣kuʤiʃi ⸢but⸣turu tḁ⸢ki⸣ f⸢faːʃi⸣ba]
      (サツマイモの澱粉でブットゥルを炊いて食べさせなさい)

ウンヌクジティンプラ [⸢ʔunnu⸣kuʤitimpura] (名)

  • 芋の澱粉<芋葛粉>で揚げたテンプラ。
  • Example phrases
    • ⸢ウンヌ⸣クジティンプラー イッ⸢ケン⸣ ン⸢マー⸣タン
      [⸢ʔunnu⸣kuʤitimpuraː ʔik⸢kem⸣ m⸢maː⸣taŋ]
      (芋葛粉のテンプラは非常に美味しかった)

ウンヌクジブットゥル [⸢ʔunnu⸣kuʤibutturu] (名)

  • 芋の澱粉を熱湯で溶かしてゼリー状にしたものを軽く油揚げにした食品。子供のお八つにしたり、老人が黒砂糖を uby{塗}{マブ}して食するお茶請けに重宝された。
  • Example phrases
    • ⸢ウンヌ⸣クジブットゥル タ⸢キ⸣ ッ⸢ふァーソーッ⸣タン
      [⸢ʔunnu⸣kuʤibutturu tḁ⸢ki⸣ f⸢faːsoːt⸣taŋ]
      (芋葛ブットゥルを炊いて食べさせてくださった)

カクジン [kḁ⸢kuʤiŋ] (名)

  • 四角いお膳。「角膳」の義。単に⸢ジン[⸢ʤiŋ](お膳)ともいう。一辺が約35センチの正方形の板に深さ約2センチの縁を付けた物。⸢カイシキ⸣ジン[⸢kaiʃiki⸣ʤiŋ](会席膳{EOS}祝儀や法事の際に来客に出すご馳走のお膳)、タ⸢カ⸣ジン[tḁ⸢ka⸣ʤiŋ](高膳{EOS}高さ約20センチの脚を付けたお膳{EOS}家長や祖父などの日常の食事を出すのに用いたり、祝儀の主賓や神前にご馳走を供えるのに用いた)等がある

カニクジー [ka⸢niku⸣ʤiː] (名)

  • 砂地。
  • Example phrases
    • カ⸢ニク⸣ジー ヤ⸢レー⸣ティ ウ⸢ロイ⸣ヌ ⸢サン⸣カー ス⸢クリ⸣ムノー ディ⸢キラン⸣シェン
      [ka⸢niku⸣ʤiː ja⸢reː⸣ti ʔu⸢roi⸣nu ⸢saŋ⸣kaː su̥⸢kuri⸣munoː di⸢kiraŋ⸣ʃeŋ]
      (砂地だから、雨が降って湿り気<潤い>がないと作物は稔らなかった)

カラクジ [ka⸢rakuʤi] (名)

  • 空くじ。パ⸢ギ⸣クジ[pa⸢gi⸣kuʤi](はずれ uby{籤}{クジ}{EOS}<禿籤>)ともいう。
  • Example phrases
    • ⸣バー ⸣クジ ⸢コー⸣ンダ カ⸢ラクジ⸣ カー⸢ニ⸣ ピ⸢キバ⸣ クジ ⸢ヤー⸣ラー プ⸢スン⸣ ピ⸢カシ⸣バ
      [⸣baː ⸣kuʤi ⸢koː⸣nda ka⸢rakuʤi⸣ kaː⸢ni⸣ pi̥⸢kiba⸣ kuʤi ⸢jaː⸣raː pu̥⸢sum⸣ pi̥⸢kaʃi⸣ba]
      (私は籤運に弱いので外れ籤<空籤>だけ引くから、籤運の強い<籤に柔らかい>人に引かせなさいよ)

クジ [⸣kuʤi] (名)

  • {Mn_1}くじ(籤)。神意を占うこと。ウ⸢ク⸣ジ[ʔu⸢ku⸣ʤi](「御籤」の義{EOS}「ウ(御)」は接頭語。神前に祈願し、一掴みの米粒をお膳に置き、対になるよう並べて神意を占うもの)。

クジ [⸣kuʤi] (名)

  • {Mn_2}事柄を決定するために紙片や竹片に符号を付したものを引き当てること。
  • Example phrases
    • ⸣クジ ピ⸢クン
      [⸣kuʤi pi̥⸢kuŋ]
      (籤を引く)
    • ア⸢タリクジ⸣ ピ⸢キティ ウーモーキ シーベ⸣ー
      [ʔa⸢tarikuʤi⸣ pi̥⸢kiti ʔuːmoːki ʃiːbe⸣ː]
      (当たり籤を引き当てて大儲けしている)
    • ア⸢タリクジ
      [ʔa⸢tarikuʤi]
      (当たり籤)
    • パ⸢ギ⸣クジ
      [pa⸢gi⸣kuʤi]
      (外れ籤)

クジ [⸣kuʤi] (名)

  • くずこ(葛粉)。でんぷん(澱粉)。⸣シトゥ[⸣ʃi̥tu](澱粉)ともいう。
  • Example phrases
    • ⸢ウンヌ⸣クジ
      [⸢ʔunnu⸣kuʤi]
      (サツマイモの葛粉)
    • ⸢キーウン⸣ヌ ⸣クジ
      [⸢kiːʔun⸣nu ⸣kuʤi]
      (キャッサバの澱粉{EOS}葛粉)
    • シ⸢トゥッチ⸣ヌ ⸣クジ
      [ʃi̥tutʧi⸣nu ⸣kuʤi]
      (蘇鉄の実の澱粉{EOS}葛粉)
    • ⸢ウンヌ⸣クジ ⸣タリティ ⸢ティン⸣プラ ヤ⸢キ⸣バ
      [⸢ʔunnu⸣kuʤi ⸣tariti ⸢tim⸣pura ja⸢ki⸣ba]
      (芋の葛粉を水に溶いてテンプラを揚げ<焼き>なさい)

クジクバーン [⸣kuʤi ku⸢baː⸣ŋ] (連)

  • 籤運が悪い

クジコーン [⸣kuʤi ⸢koː⸣ŋ] (連)

  • 籤運が悪い。籤が当らない。「籤・硬い」の義。
  • Example phrases
    • ⸣バー ⸣クジ ⸢コー⸣ユンダ ⸢ワール⸣ クジ ピ⸢クモー⸣ マ⸢シ
      [⸣baː ⸣kuʤi ⸢koː⸣junda ⸢waːru⸣ kuʤi pi̥⸢kumoː⸣ ma⸢ʃi]
      (私は籤運が悪いので、君が籤を引いたほうが良い<ましだ>)

クジコーン [⸣kuʤi ⸢koː⸣ŋ] (連)

  • くじ<籤>運が悪い。籤がなかなか当らない。「籤・強し」の義。老年層は、⸣クジ ク⸢バー⸣ン[⸣kuʤi ku⸢baː⸣ŋ](籤運が強し)という。⸣クジ ⸢ヤー⸣ラーン[⸣kuʤi ⸢jaː⸣raːŋ](籤運が柔い{EOS}よく籤に当たる)、⸣クジ ヤ⸢バー⸣ン[⸣kuʤi ja⸢baː⸣ŋ](籤運が柔い)と同義語。
  • Example phrases
    • ⸣クジ ⸢コー⸣ンダ ⸣バー ⸣クジ ピ⸢カヌ
      [⸣kuʤi ⸢koː⸣nda ⸣baː ⸣kuʤi pi̥⸢kanu]
      (籤運が悪いので私は籤を引かない)

クジタルン [⸣kuʤi ⸣taruŋ] (連)

  • 澱粉を溶かして煮る。
  • Example phrases
    • ⸣クジ ⸣タリティ ⸢ヌー⸣ル ッ⸢ふァーシ⸣ シ⸢ビシキ⸣バ
      [⸣kuʤi ⸣tariti ⸢nuː⸣ru f⸢faːʃi⸣ ʃi⸢biʃi̥ki⸣ba]
      (澱粉を溶かして煮て、糊をつけてくっつけなさいよ)

Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)

Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.

Search languages: Japanese ↔ English

くじ

(Common Noun)

  1. Lottery; Lot
    Word usually written using kana alone

くじ公事

(Noun)

  1. Political operations; (Heian Period) political operations and ceremonies of the Imperial Court; (Edo Period) civil suit

きゅうじくじ旧事

(Noun)

  1. Past events; Bygones

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