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Define kubi くび Meaning クビ

Displaying results for kubi (kubi・くび・クビ) – ryukyu

JLect: Japonic Languages and Dialects Database

Results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.

Search languages: Japonic (all languages and dialects) ↔ English ↔ Japanese

Ryukyu (Okinawa)

くび【壁】

(Noun) Wall

Ryukyu (Okinawa)

くび【首】

(Noun) Neck

Ryukyu (Kunigami: Benoki, Okinawa)

くび【欠伸】

(Noun) Yawn, yawning

Ryukyu (Okinawa)

くびち【わく蟇】

(Noun) Toad

Ryukyu (Okinawa)

てぃーぬくび【手ぬ首】

(Noun) Wrist

Ryukyu (Okinawa)

くびちりどぅし【首切り同士・首切り同志】

(Noun) Close friend, best friend, sworn friend, blood brother

Ryukyu (Amami: Kikai)

あどぅ

(Noun) Heel

Ryukyu (Okinawa)

あどぅ

(Noun) Heel

Ryukyu (Miyako)

あどぅ

(Noun) Heel

Ryukyu (Amami: Koniya)

あくビ【欠伸】

(Noun) Yawn, yawning

Ryukyu (Yonaguni)

あどぅぴら

(Noun) Heel

Ryukyu (Okinawa)

しかばー

(Noun) Coward, wimp

Ryukyu (Yaeyama: Kohama)

あこーぺィー【欠伸】

(Noun) Yawn, yawning

Ryukyu (Miyako: Bora)

あふつス【欠伸】

(Noun) Yawn, yawning

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Okinawan → Japanese

クビ kubi (kubi) ① 名

  1. 首。頸。~'uurijuN.屈伏する。頭が上がらなくなる。
  2. 襟。着物のえりくび。husumuNともいう。

クビ kubi (kubi) ① 名

  1. 壁。板壁が多い。農村には竹で編んだcinibuの壁もある。

アクビ akubi (?akubi) ① 名

  1. あくび。

クビガー kubigaa (kubigaa) ① 名

  1. うなじ。首すじ。首の後部。

ウフクビ ufukubi (?uhukubi) ⓪ 名

  1. 大首の意。次の句でいう。~toorijuN.大ぎょうに頭を下げて頼む。我を折って頼み入る。懇請する。

クビダキ kubidaki (kubidaki) ① 名

  1. 首までの高さ。首の丈。

ユムクビ yumukubi ('jumukubi) ⓪ 名

  1. 首の卑語。首ったま。tamamuranu ?azinu mijuCizinu ?umigwa ?ugaga~ja ?unuZumiju demunu, ?isuzi kubi susuti dijoori dijoori.[玉村の按司の御代継の思子おががよも首やお望みよだいもの急ぎ首そそてでやうれでやうれ(忠臣身替)]玉村の按司の代つぎの御子がおまえの首をお望みだから,急いで首をふいて出てこい。

ユルクビ yurukubi ('jurukubi) ⓪ 名

  1. よろこびごと。めでたい事。~nu ?aN.よろこびごとがある。

フィシャクビ fishakubi (hwisjakubi) ① 名

  1. 足首。

カクビチ kakubichi (kakubiCi) ① 名

  1. とくに仲のよい間柄。?aritu 'waNtoo~'jaN.彼とわたしとは別懇の間柄だ。

クビリユン kubiriyun (kubiri=juN) ① 自=raN,=ti

  1. 首をくくる。首をつって死ぬ。

ティーヌクビ tiinukubi (tiinukubi) ⓪ 名

  1. 手首。

ワクビチ wakubichi ('wakubici) ① 名

  1. ひきがえる。がまがえる。

チーヌクビ chiinukubi (ciinukubi) ⓪ 名

  1. 乳首。

チンヌクビ chinnukubi (ciNnukubi) ⓪ 名

  1. 着物の襟。きぬのくびの意。

イシクビリ ishikubiri (?isikubiri) ① 名

  1. 石のある小坂。nuhwanu~'NZo Ciriti nuburu,njahwiN~tusawa ?arana.[伊野波の石小坂無蔵つれてのぼるにやへも石こびり遠さはあらな]伊野波の石ころの坂道を恋する女をつれて登る。もっと石ころの坂道が遠くまであるといい。

クビリジニ kubirijini (kubirizini) ① 名

  1. 縊死。首つり。

イーチアクビ iichi akubi (?iici?aku]bi) ⓪ 名

  1. 息とあくび。次のような句で用いる。~N naraN.息もあくびもできない。少しの余裕もない。~N simiraN.息もあくびもさせない。息つく暇も与えない。

クビブィジャミ kubibwijami (kubibwiZami) ① 名

  1. 壁をへだてた隣。<kubi(壁)+hwiZamijuN(へだてる)。~'jaSiga ?umui neN nakaja,nujama hwiZamitaru Simikagukuru.[壁へざめやすが思ひないぬ中や野山へざめたる住家ごころ]壁一枚へだてて隣にいるが,思っていない仲は野山をへだてた住み家にいるのと同じだ。

クビダルサン kubidarusan (kubidarusaN) ① 形

  1. 首がだるい。長く上を見ていて首が疲れた時などにいう。

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Japanese → Okinawan

くび 【首】

Phrases

くびる 【縊る】

See also

くびすじ 【首すじ】

くびつり 【首吊り】

くびなげ 【首投げ】

くびったけ 【首ったけ】

あくび 【欠伸】

こくひ 【国費】

See also

ちくび 【乳首】

てくび 【手首】

Phrases

  • ~の痛むこと tiija

あしくび 【足首】

いくひろ 【幾尋】

しょくひ 【食費】

びくびく

Phrases

みくびる 【見縊る】

See also

Phrases

おくびょう 【臆病】

See also

Phrases

もくひょう 【目標】

See also

おくびょうもの 【臆病者】

Dictionary of the Practical Use of Okinawan

Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.

Search languages: Japanese ↔ Okinawan

くび

  • 首、襟
  • Example phrases
    • ちんぬ くび のーしぇー。
      (着物の襟を直しなさい)
    • っんにぬ ぐとぅっし みーぬ ちかわ くび をぅーりり。
      (稲のように実が付けば頭を垂れなさい)

くび がー

  • うなじ
  • Example phrases
    • あぬ っちょー くびがーぬ ながさくとぅ、ちのー ゆー うちゃとーてぃ うみないびぬ にんぢょー
      (っちゅがたー;ふとぅきー)
    • ぬ ぐとーん。
      (あの人はうなじが長いので、着物がよく似合っていて王妃の人形のようだ)
    • うぃなごー ちん ちち すがいる ばすん あくとぅ、くびがーや てぃーだんかい やきらんぐとぅ そーん。やきーねー ちんとー うちゃらんくとぅ あん すん。
      (女性は着物を着て装うときもあるので、うなじは日に焼けないようにしている。焼けると着物とは似合わないのでそうする)

くび

  • Example phrases
    • あまくまぬ やーぬ くびとぅか、でんしんばーやんかい はらっとーる `ちらぬ かーたー そーる かび'や はげー しむる むんぬ。なー ふだいりん うわてぃどぅ をぅくとぅ、みーぶしくん ねーんさー やー。
      (あちらこちらの建物の壁とか、電柱に張られているポスターは剥ぎとればいいのに。もう投票も終わっているので、見たくもないのにねえ)
    • あかいんかえー みーぬ あてぃ くびんかえー みみぬ あくとぅ、いち やてぃん まーんぢ やてぃん まくとぅ そーけー ちゃーん ねーらん。
      (障子に目があって、壁に耳があるので、いつでもどこでも誠実にしていればどうもない)

いし くびり

  • 石ころの小さな小道
  • Example phrases
    • なまー いしくびりぬ ねーん なてぃ くんちりーん ならん なとーん。
      (現在は石ころの小道がなくなって近道もできなくなっている)
    • むらぬ いしくびり んぞ ちりてぃ ぬぶいしが、なーふぃん いしくびり あらわ。
      (村の石ころ小道をあの人を連れて登るが、もっと石ころ道があれば)

かくびち

  • とても好いもの、おいしいもの、いい仲
  • Example phrases
    • あまぬ すばー かくびち まーさん どー やー。
      (あそこのそばはとてもおいしいよね)
    • ありとぅ わんとー かくびち やん どー。
      (あの人と私はとても仲がいいよ)

てぃーぬ くび/なー/はた/わた

  • 手の首/甲/端/ひら
  • Example phrases
    • んにん、かたん、ふぃじけーん、てぃーぬくびん、くしん、ちんしん、ふぃさぬくびん むる ゆるみやーに、ちーぬ ながり みぐらち たいきょくけん すん。
      (胸も、肩も、肘も、手首も、腰も、膝も、足首もみんな緩めて、血流を巡らせて太極拳をする)
    • てぃーぬ なー
      (手の甲)
    • 、てぃーぬ わた
      (手のひら)

*(参考)てぃっこー(手の卑語);あれー しーじゃがたんかい てぃっこー ねーいん(あれは先輩方に手を出す)

Audio Database of Hatoma Lexicon

Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED

Search languages: Yaeyama (Hatoma) ↔ Japanese

アクビ [ʔa⸢kubi] (名)

  • 欠伸(あくび)。若年層が多く用いる。標準語からの借用語か。老年層は、⸣ヌビ[⸣nubi](欠伸)という。⸣ヌビ[⸣nubi]参照。
  • Example phrases
    • バ⸢カー⸣ムヌンケーヤ ⸢ユーキ⸣バ シ⸢ティル⸣ アイニ ア⸢クビ シーベー⸠ナー
      [ba⸢kaː⸣munuŋkeːja ⸢juːki⸣ba ʃi̥⸢tiru⸣ ʔaini ʔa⸢kubi ʃiːbeː⸠naː]
      (若者達は夜更かし<夜起き>をして、あんなに欠伸をしているんだねえ)

アサクビン [ʔa⸢sakubiŋ] (名)

  • 祭祀行事の際に酒を入れる錫製の瓶。口部は朝顔の形をしており、底はふかくない。瓶の裾が広がっていて台の部分に接着している。一対で用いられる。
  • Example phrases
    • ア⸢サクビン⸣ナ サ⸢ケー イリティ⸣ ザウ ⸣ッシ シ⸢キ⸣リバ
      [ʔa⸢sakubin⸣na sa⸢keː ʔiriti⸣ ʣau ⸣ʃʃi ʃi̥⸢ki⸣riba]
      (アサクビンに酒を入れて栓をしておきなさいよ)

イスクビン [ʔi⸢sukubiŋ] (名)

  • 祭祀用の酒を入れるひょうたん型の瓶。⸣クビン[⸣kubiŋ]は「小瓶子」の義か。
  • Example phrases
    • イ⸢スクビン⸣ナー ⸣グシェー イ⸢リ⸣ カ⸢ザリ
      [ʔi⸢sukubin⸣naː ⸣guʃeː ʔi⸢ri⸣ ka⸢ʣari]
      (イ⸢スクビンに御酒を入れて供えなさい<美しく並べ供えなさい>)

イツァクビ [ʔi⸢ʦa⸣kubi] (名)

  • 板壁。⸢サンブ⸣イツァ[⸢sambu⸣ʔiʦa](三分板{EOS}杉板の最も薄い板)で家の壁を張ったもの。杉板が導入される以前は、西表島の山から、フ⸢クイキー[ɸu̥⸢kuikiː](ウラジロエノキ)を伐り出して、それを⸣バキティ[⸣bakiti](木挽きして{EOS}木材を縦割りに挽くこと)壁板を作ったという。
  • Example phrases
    • ⸢カー⸣ラヤーヌ ク⸢ベー⸣ ムー⸢ル⸣ イ⸢ツァ⸣クビ ヤ⸢ルヌ⸣ ガヤヤーヌ ク⸢ベー⸣ ガヤーシル ク⸢ベー⸣ フ⸢カリブタ
      [⸢kaː⸣rajaːnu ku⸢beː⸣ muː⸢ru⸣ ʔi⸢ʦa⸣kubi ja⸢runu⸣ gajajaːnu ku⸢beː⸣ gajaːʃiru ɸu̥⸢kaributa]
      (瓦葺き家の壁はみんな板壁であるが、茅葺き家の壁は茅で<ぞ>葺かれていた)
    • ガ⸢ヤー⸣クビ
      [ga⸢jaː⸣kubi]
      (茅葺きの壁)
    • の対義語。 ウ⸢ブヤー⸣ヤ イ⸢ツァ⸣クビ ヤ⸢ルヌ トー⸣ラー ⸣ガヤーシ ク⸢ベー⸣ フ⸢カリブタ
      [ʔu⸢bujaː⸣ja ʔi⸢ʦa⸣kubi ja⸢runu toː⸣raː ⸣gajaːʃi ku⸢beː⸣ ɸu̥⸢kaributa]
      (母屋は板壁であるが、離れ<炊事小屋>は茅で壁は葺かれていた)

イツァフクビ [⸣ʔiʦaɸu̥kubi] (名)

  • 虹。若年層の言葉。「絹の帯」の義。古老は、⸣イツフクビ[⸣ʔiʦuɸu̥kubi](虹)『八重山語彙』という。
  • Example phrases
    • ナ⸢チェー⸣ ア⸢ミフイ⸣ヌ ⸣アトゥナー ⸣ユー ⸣イツァフクビヌ ミ⸢ラリ⸣タン
      [na⸢ʧeː⸣ ʔa⸢miɸui⸣nu ⸣ʔatunaː ⸣juː ⸣ʔiʦaɸu̥kubinu mi⸢rari⸣taŋ]
      (夏は雨降りの後にはよく虹が見られたものだ)

イッスクビン [⸢ʔissu⸣kubiŋ] (名)

  • 一升瓶。ぞんざいな表現では⸢イッス⸣ビン[⸢ʔissu⸣biŋ](一升瓶)ともいう。⸢パイ⸣ター[⸢pai⸣taː](南端{EOS}西表島北部の鳩間島の水田地帯)へ行く時や、イ⸢ガメー[ʔi⸢gameː](烏賊釣り漁)に出る際には、⸢イッス⸣クビン[⸢ʔissu⸣kubiŋ](一升瓶)に飲料水を詰めて、二本ほど持参した。西表島では、ナ⸢マ⸣ミジ ⸣ヌムカー ⸢プーキ⸣ カ⸢カ⸣ルン[na⸢ma⸣miʤi ⸣numukaː ⸢puːkiː⸣ kḁ⸢ka⸣ruŋ](生水を飲むと風気<マラリア>に罹る)といわれていたからである。
  • Example phrases
    • バ⸢カーン⸣ケンマー ⸢イッス⸣クビン ダ⸢キティル⸣ サ⸢キバ⸣ ヌ⸢モーッ⸣タツォー
      [ba⸢kaːŋ⸣kemmaː ⸢ʔissu⸣kubin da⸢kitiru⸣ sḁ⸢kiba⸣ nu⸢moːt⸣taʦoː]
      (若かった頃は一升瓶を抱いてが<ぞ>酒を飲まれたそうだ)

イツフクビ [⸣ʔiʦuɸu̥kubi] (名)

  • にじ(虹)。「絹の帯」の転訛したもの。イトゥフクビ[ʔituɸu̥kubi](虹)、⸢ノーギ[noːgi](虹)『八重山語彙』ともいう。
  • Example phrases
    • ム⸢カ⸣シプソー ⸣イツフクビバ ⸣イトゥフクビティル ア⸢ゾー⸣レーバン⸢ナー
      [mu⸢ka⸣ʃipu̥soː ⸣ʔiʦuɸu̥kubiba ⸣ʔituɸu̥kubitiru ʔa⸢ʣoː⸣reːban⸢naː]
      (昔の人はイツフクビ<虹>をイトゥフクビ<虹>と言われたんですねえ)

イノンハクビ [ʔi⸢noŋhakubi] (名)

  • 砂運び。
  • Example phrases
    • ヤ⸢ラ⸣ビ ⸢シェーン⸣ケンマー ⸣ソンガチヌ ⸣クーカー パ⸢マー⸣ラ イ⸢ノンバ⸣ カ⸢タ⸣ミ ⸣キー ミ⸢ナ⸣カナー ス⸢クタン⸣ダー
      [ja⸢ra⸣bi ⸢ʃeːŋ⸣kemmaː ⸣soŋgaʧinu kuːkaː pa⸢maː⸣ra ʔi⸢nomba⸣ ka⸢ta⸣mi ⸣kiː mi⸢na⸣kanaː su̥⸢kutan⸣daː]
      (子供のころは正月が来ると浜から砂を担いできて庭に敷いたものだよ)

ウクビョー [ʔu⸢ku⸣bjoː] (名)

  • 臆病者。共通語からの借用語。
  • Example phrases
    • ⸣アイブ ウ⸢ク⸣ビョーテイン ⸢ブン⸠ツォー
      [⸣ʔaibu ʔu⸢ku⸣bjoːtim ⸢bun⸠ʦoː]
      (あんな臆病者とてもいるものだ{EOS}あきれた)

ウクビョームヌ [ʔu⸢kubjoː⸣munu] (名)

  • 臆病者。
  • Example phrases
    • ウ⸢レー サッコー⸣ヌ ウ⸢クビョー⸣ムヌ
      [ʔu⸢reː sakkoː⸣nu ʔu⸢kubjoː⸣munu]
      (彼は非常に臆病者である)

ウブフクビ [ʔu⸢buɸu̥ku⸣bi] (名)

  • ティ⸢ジリ⸣ビ[ti⸢ʤiri⸣bi](男性の神人{EOS}男性神職者)の用いる帯。「大帯」の義。
  • Example phrases
    • ⸢プー⸣ル ⸣キチゴンナーヤ ティ⸢ジリ⸣ビンケーヤ カ⸢ンプス⸣ヌ ウ⸢ブフク⸣ビ ⸢シェー⸣ティル ⸣ウガン ⸢オーッ⸣タ⸢ダー
      [⸢puː⸣ru ⸣ki̥ʧigonnaːja ti⸢ʤiri⸣biŋkeːja ⸢kampu̥su⸣nu ʔu⸢buɸu̥ku⸣bi ⸢ʃeː⸣tiru ⸣ʔugaŋ ⸢ʔoːt⸣ta⸢daː]
      (豊年祭や結願祭には男性神職者達は大帯を締めて御嶽へ行かれたよ)

カーフクビ [⸢kaːɸu̥⸣kubi] (名)

  • 革帯。
  • Example phrases
    • ⸢タイ⸣パンラー ⸢カーフク⸣ビ ⸢カイ⸣キー ⸢フォーッ⸣タ
      [⸢tai⸣panra ⸢kaːɸu̥ku⸣bi ⸢kai⸣kiː ⸢foːt⸣ta]
      (台湾から革帯を買ってきてくださった)
    • ⸢カーフクビ⸣ヌ ⸣ミー
      [⸢kaːɸukubi⸣nu ⸣miː]
      (革帯の穴)
    • ⸢カーフクビ⸣ヌ ⸣キシティ ⸢ザー⸣パイ ⸢シーナー⸣ヌ
      [⸢kaːɸu̥kubi⸣nu ⸣ki̥ʃiti ⸢ʣaː⸣pai ⸢ʃiːnaː⸣nu]
      (革帯が切れて厄介なこと<大変なこと、始末に負えない困ったこと>になってしまった>)

カクビチ [kḁ⸢kubiʧi] (名)

  • 特別。格別。標準語「格別」の転訛したもの。
  • Example phrases
    • ウ⸢レー⸣ カ⸢クビチヌ⸣ プ⸢ス⸣ ヤ⸢ルンダ⸣ ウ⸢リンナー⸣ネー ⸣ムネー イ⸢ザラヌ
      [ʔu⸢reː⸣ kḁ⸢kubiʧinu⸣ pu̥⸢su⸣ ja⸢runda⸣ ʔu⸢rinnaː⸣neː ⸣muneː ʔi⸢ʣaranu]
      (その人は、特別の人だから、その人には文句はつけられない<ものは言えない>)

カクフクビ [kḁ⸢kuɸukubi] (名)

  • 角帯。ティ⸢ジリ⸣ビー[ti⸢ʤiri⸣biː](男性神職者)が神前に出る際に着用する正装の帯。
  • Example phrases
    • ティ⸢ジリビー⸣ヤ ⸣ウガン ⸢オー⸣ル ⸣ピンマー カ⸢クフクベー シーティル オーッ⸣タ
      [ti⸢ʤiribiː⸣ja ⸣ʔugaŋ ⸢ʔoː⸣ru ⸣pimmaː kḁ⸢kuɸu̥ku⸣beː ʃiːtiru ʔoːt⸣ta]
      (男性神職者は御嶽<お願>へ行かれる時は角帯を締めて行かれた)

カザリクビン [ka⸢ʣarikubiŋ] (名)

  • 神事の際に神酒を入れて供えるのに使う錫製の大きな酒器<瓶子>。「飾り瓶子」の義。かんびん(燗瓶)の形をした、高さ約20センチの徳利形の瓶。白磁製の瓶もある。赤絵のカザリクビンは正月や祝儀の際に紅白の飾り蓋<栓>を挿し、重箱にパ⸢ナン⸣グミ[pa⸢naŋ⸣gumi](花米)を盛って床の間の神前に供えた。白磁のカザリクビンにも紅白の紙を折って波形に重ねた⸣ザウ[⸣ʣau](飾り蓋の栓)を挿した。
  • Example phrases
    • ⸣ソンガチナーヤ カ⸢ザリクビン⸣ナー ⸣グシェー イ⸢リティ⸣ ア⸢ガカビトゥ⸣ ッ⸢ス⸣カビシ ⸢ザウ⸣バ ス⸢ク⸣リ ッ⸢ソーッ⸣タ⸢ダー
      [⸣soŋgaʧinaːja ka⸢ʣarikubin⸣naː ⸣guʃeː ʔi⸢riti⸣ ʔa⸢gakabitu⸣ s⸢su⸣kabiʃi ⸢ʣau⸣ba su̥⸢ku⸣ri s⸢soːt⸣ta⸢daː]
      (正月には飾り瓶子に酒<神酒>を入れて赤紙と白紙で装飾用の栓<飾り蓋>を作って挿されたものだよ)

ガヤークビ [ga⸢jaː⸣kubi] (名)

  • 茅で葺いた壁。「茅壁」の義。現在は板壁が多いが、昔は母屋の壁も茅で葺いた家が多かったという。「新室の壁草刈りにいまし給はね~『万葉集 2351』」はそれを忍ばせる。壁にする部分に桟を入れ、柱と柱を連結して竹やススキでユ⸢チル[ju⸢ʧiru](えつり)を編む。その上に、下から順に茅を並べてティ⸢ブ⸣ク[ti⸢bu⸣ku](木矛)で押さえ、締め縄で締め結わえて順に上へ葺き上げて行く。
  • Example phrases
    • ⸢トー⸣ラーヤ ⸢ゴー⸣ラー ガ⸢ヤー⸣クビ サ⸢リブタ
      [⸢toː⸣raːja ⸢goː⸣raː ga⸢jaː⸣kubi sa⸢ributa]
      (炊事小屋は、多くは茅壁にされていた)

グシクビン [⸣guʃikubiŋ] (名)

  • 神仏に供える神酒や酒を入れる小瓶。「御酒小瓶」の転訛したもの。錫合金製のカ⸢ニクビン[ka⸢nikubiŋ](金属製の小瓶)、陶製のクビン[⸣kubiŋ](小瓶)、首の細長い、チ⸢ルビン[ʧi⸢rubiŋ](鶴瓶)、カ⸢ザリクビン[ka⸢ʣarikubiŋ](飾り小瓶)等があった。
  • Example phrases
    • ⸣グシクビンナ ⸣グシ イ⸢リティ⸣ マ⸢チ⸣バ
      [⸣guʃikubinna ⸣guʃi ʔi⸢riti⸣ ma⸢ʧi⸣ba]
      (御酒瓶に神酒を入れて供え<祀り>なさい)
    • ア⸢サクビン
      [ʔa⸢sakubiŋ]
      (神事や法事に供物の酒を入れる、裾の広がった瓶)
    • などがある。 ⸣グシクビンナー ⸣グシ イ⸢リティ⸣ マ⸢チ⸣バ
      [⸣guʃikubinnaː ⸣guʃi ʔi⸢riti⸣ ma⸢ʧi⸣ba]
      (酒を入れて供える瓶に酒を入れてお供えしなさい)

クビ [ku⸢bi] (名)

  • 壁。「壁、加閉<かべ>、室之屏蔽也」『和名抄』の転訛したもの。
  • Example phrases
    • イ⸢ツァ⸣クビ [ʔi⸢ʦa⸣kubi] (板壁)。ガ⸢ヤー⸣クビ[ga⸢jaː⸣kubi](茅壁)などがある。板壁に用いる⸢サンブ⸣イツァ[⸢sambu⸣ʔiʦa](三分板)は本土産の杉板を購入していたが、それ以前はフ⸢クイキー[ɸu̥⸢kuikiː](ウラジロエノキ)などの柔らかい材質の木材を⸣バキティ[⸣bakiti](製材して)用いていた。⸢トー⸣ラ[⸢toː⸣ra](炊事小屋)は茅で壁を葺いていた。竹やススキを網代に組んで茅壁に当て、ティ⸢ブ⸣ク[ti⸢bu⸣ku](竹矛)で押さえ、締め縄で締めて固定した。 ⸢カー⸣ラヤーナーヤ イ⸢ツァクビ⸣ル フ⸢コー⸣ル ガ⸢ヤー⸣クベー フ⸢コーラ⸣ヌ [⸢kaː⸣rajaːnaːja ʔi⸢ʦakubi⸣ru ɸu̥⸢koː⸣ru ga⸢jaː⸣kubeː ɸu̥⸢koːra⸣nu] (瓦葺きの家には板壁を<ぞ>張られる<葺かれる>、茅壁は葺かれない)

クビ [⸣kubi] (名)

  • これだけ。これ位。これほど。体積や量の程度を表す。
  • Example phrases
    • ク⸢ビ⸣ル バ⸢キラ⸣リ
      [ku⸢bi⸣ru ba⸢kira⸣ri]
      (これだけしか分けられない<これだけぞ分けられる>)
    • ⸣クベー ⸢カーシ⸣ミサン
      [⸣kubeː ⸢kaːʃi⸣ misaŋ]
      (これだけは売ってもいい)
    • ク⸢ビ⸣ヌ ム⸢ヌ⸣バ シ⸢ティララヌ
      [ku⸢bi⸣nu mu⸢nu⸣ba ʃi̥⸢tiraranu]
      (これほどのものを、勿体無くて捨てられない)
    • ⸣クビシェー タ⸢ラーヌ
      [⸣kubiʃeː ta⸢raːnu]
      (これだけでは足りない)
    • ⸣クベー バ⸢キ⸣リバ
      [⸣kubeː ba⸢ki⸣riba]
      (これだけは分けなさいよ)
    • ⸣クビシ ⸣ミサン ⸣メー ⸣ドゥク イ⸢ズナ
      [⸣kubiʃi ⸣misam ⸣meː ⸣duku ʔi⸢ʣuna]
      (これでよい{EOS}もう、あまり叱るな)

クビダキ [⸣kubidaki] (名)

  • これだけ。これしき。量的少程度。
  • Example phrases
    • ⸣クビダキヌ <ク⸢ビッチン⸣ヌ> ⸣クトゥシ ⸢クン⸣ゾー ウ⸢ク⸣レー ナ⸢ラ⸣ヌ
      [⸣kubidakinu ⸣ku̥tuʃi ⸢kun⸣ʣoː ʔu⸢ku⸣reː na⸢ra⸣nu]
      (これだけのことで腹を立ててはならない)
    • これほども。物事の形態的内容、質的程度の限定。 ⸣クビダキ <ク⸢ビ⸣ナー> ⸣アジ シゥ⸢カサバン⸣ バー ア⸢ズ⸣ ムニ シゥ⸢カヌ
      [⸣kubidaki ⸣ʔaʤi sï̥⸢kasabam⸣ baː ʔa⸢ʣu⸣ muni sï̥⸢kanu]
      (これほど言って諭しても<言い聞かせても>私の助言<言うこと>を聞き入れないのか)

Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect

Results from the [関連データ]南琉球八重山語宮良方言の名詞アクセント資料 [Kanren dēta] Minami Ryūkyū Yaeyama-go Miyara hōgen No meishi akusento shiryō ([Relevant Data] Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect), by Kenan Celik, Aso Reiko and Kohei Nakazawa, © CC BY-NC 3.0 DEED

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アクビゥ [akubɨ] F (名)

  • 欠伸

クビ [kubi] F (名)

トゥルクビ [turukubi] L (名)

  • 暴風戸

ヤークビ [jaːkubi] L (名)

  • 家の壁

Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)

Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.

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くびクビ

(Common Noun)

  1. Neck

  1. Head

  1. Dismissal; Discharge; Firing (from a job)
    Word usually written using kana alone

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