(Verb) To listen, to hear
Define kuN くん Meaning クン
Displaying results for kuN (kun・くん・クン) – ryukyu
JLect: Japonic Languages and Dialects Database
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(Noun, Adverb) This time, this, this coming, now; next time, next
(Noun) Gurukun fish, Double-lined fusilier, Darkbanded fusilier (Pterocaesio digramma)
(Noun) Traditional Ryukyuan music notation system; Kunkunshi musical score
A dictionary of the Ryukyuan language
Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.
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クンー kun- (kuN-) 接頭
- 動詞について「強く…する」,「はげしく…する」などの意を表わす。kuNsibajuN(強くしばる),kuNsimijuN(ぎゅっと締める)など。
クナ kuna (kuna) ⓪ 名
- 組。kumiの項参照。~kunuN.組を作る。組織する。sjuiganasimedei nananu~.[首里加那志美公事七の組]〔文〕首里王城に仕える七つの組。すなわち,?weekatabi[親方部]二人,?uZasicisjuu[御座敷衆]二人,?ataipeeciNta[当親雲上た]二人,sidupeeciNta[勢頭親雲上た]二人,gusjuiNpeeciNta[御書院親雲上た]二人,satunusita[里之子た]二人,cikuduNta[筑登之た]二人,griee?akugaN[家来赤頭]七人(真境名安興による)。役目の下につく-taは複数を表わす接尾辞。
クニ kuni (kuni) ① 名
- 村落。落部。村。sima, muraなどと同じ意味。複合語に,hanaguni(芸能のさかんな村),kariguni(寒村)など。
- 封土。領土。知行所。知行としてもらう村。
- 故郷。郷土。出身の部落。
- 国。国家。
クヌ kunu (kunu) ① 連体
- この。~sjumuCi.この本。
クンダ kunda (kuNda) ⓪ 名
- こむら。ふくらはぎ。
クンドゥ kundu (kuNdu) ① 名
- 今年。ことし。kuNdoo'jugahuudusi.ことしは豊年。
クンジ kunji (kuNzi) ① 名
- 紺地。紺の地の布・着物。
クンミ kunmi (kuNmi) ① 名
- 小嶺。《地》参照。
クンナ kunna (kuNna) ⓪ 連体
- こんな。
クヌン kunun (ku=nuN) ⓪ 他=maN,=di
- 組む。編む。hwiraguN~.組みひもを組む。boosi~.帽子(パナマ帽)を編む。
- 組む。組織する。kuna~.組をつくる。
クヌン kunun (ku=nuN) ① 他=maN,=di
- (はきものを)はく。?asiza~.下駄をはく。huja~.靴をはく。
クヌン kunun (ku=nuN) ① 他=maN,=di
- 汲む。miZi~.水を汲む。
クヌー kunuu (kunuu) ⓪ 名
- 保証。保証人となること。「口入(くにゅう)」に対応する。~?ijuN.保証する。保証人となる。
クヌー kunuu (kunuu) ① 名
- 不平。苦情。抗議。ciNnu~.着物についての不平。
ニクン nikun (nikuN) ⓪ 名
- にきび。
ユクン yukun ('jukuN) ⓪ 副
- さらに。なお。もっと。一層。~curasaN.一層美しい。
アクニン akunin (?akuniN) ⓪ 名
- 悪人。奸悪な人。
チクン chikun (cikuN) ① 名
- [気根]元気。~nu CicooN.元気がある。
カイクン kaikun (kaikuN) ① 名
- 開墾。~sjuN.
ククヌ kukunu (kukunu) ⓪ 感、接頭
- (感)ここの。九つ。声を出して数える時にのみいう。
- (接頭)kukunukeeN(九回),kukunuhwani(九羽),kukunukumui(1銭8厘)など。
A dictionary of the Ryukyuan language
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ぐん 【群】
くんし 【君子】
ぐんかん 【軍艦】
くんこう 【勲功】
Phrases
- ~のある人 kuNkoomuchi
ぐんせい 【群星】
びくん
Phrases
- ~とする fissuimikashuN
- ~ぴくん fissuifissui
ようくん 【幼君】
See also
あまみぐんとう 【奄美群島】
See also
Dictionary of the Practical Use of Okinawan
Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.
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くんぐとーるー
- これと似たもの
- ちゃー わーが ちかいしぇー くり やくとぅ、くんぐとーるー こーてぃっち くぃれー。
(いつも私が使っているものはこれだから、これと似たもの買って来てくれ)
Example phrases
くんぐゎち ちくじゃき
- 9月9日の菊酒
- くんぐゎち ちくじゃけー くんぐゎちくにちに どぅーがんぢゅー にげーする ういみー やん。
(「くんぐゎち ちくじゃき」は9月9日に健康願いをする行事だ)
Example phrases
くん〜
- 強く、勢いよく
くん しばいん (〜しばたん、〜しばらん、〜しばてぃ)
- 強く縛る
- ふるしんぶのー はんでぃらんぐとぅ くんしばれー。
(古新聞は外れないように強く縛りなさい)
Example phrases
くん しみーん (〜しみたん、〜しみらん、〜しみてぃ)
- 強く締める
- むぬうちぬ はしろー いんまやーぬ いらんぐとぅ くんしみとーき よー。
(物置の戸は犬猫が入らないように強く締めておきなさい)
Example phrases
くん たばいん (〜たばたん、〜たばらん、〜たばてぃ)
- 強く縛る
- かーまんかい とぅどぅきーし やくとぅ はんでぃらんぐとぅ くんたばり よー。
(遠くに届けるものなので外れないように強く縛りなさいよ)
Example phrases
くん ちかいん (〜ちかたん、〜ちからん、〜ちかてぃ)
- こき使う
- ないん、ならんでぃーる くとぅぬ いえーうーさん っちょー んなんかい くんちかーりーん。
(できる、できないということを言えない人はみんなにこき使われる) - わんねー くゎいしゃをぅてー やーんかい けーいるまでぃ くんちかーっとーん。
(私は会社では帰宅するまでこき使われている) - してぃみてぃから ゆさんでぃまでぃ くんちかーってー をぅしが、ぬーしぬ いーし ゆー ちちくぃてぃ、はたらちゃーうしんかえー いっぺー たしきらっとーん。
(朝早くから夕暮れまでこき使われてはいるが、主人の言うことをよく聞いてくれて、働き者の牛にはとても助けられている)
Example phrases
くん ちきーん (〜ちきたん、〜ちきらん、〜ちきてぃ)
- 踏みつける
- みちばたぬ くさー くんちきらってぃん しぐ また みーっんぢーん。
(道端の草は踏みつけられてもすぐまた生え出る)
Example phrases
くん ちゃーすん (〜ちゃーちゃん、〜ちゃーさん、〜ちゃーち)
- かき消す
- ちゃー ゐぬ くとぅびけー いーけーさーっし ちゃーん ならんくとぅ、ちむから くんちゃーしぇー。
(いつも同じことだけを言ってどうしようもないから、心からかき消しなさい)
Example phrases
くん ちゃきーん (〜ちゃきたん、〜ちゃきらん、〜ちゃきてぃ )
- (水、湯を)ひっかける
- バケツぬ みー みじ くんちゃきてぃ ふぃー くんちゃーしぇー。
(バケツいっぱいの水をひっかけて火を消しなさい) - たまとー かー んちゅるばすねー、ふちゆー くんちゃきーねー、かーや んちやしく ないん。
(トマトは皮を剥くときには、沸騰した湯をひっかけると皮は剥きやすくなる) - ふぃーんかい みじ くんちゃきとーけー。
(火に水をひっかけておきなさい) - なーぬ きーくさんかい みじ かきとーる ちむえーどぅ やたしが、ばっぺーてぃ みち あっちょーる っちゅんかい みじ くんちゃきてぃ ねーらんたっさー。
(庭の木草に水をかけているつもりだったが、間違えて道を歩いている人に水をひっかけてしまったよ)
Example phrases
くん ちゅーいん (〜ちゅーたん、〜ちゅーらん、〜ちゅーてぃ)
- 強くなる、立って歩けるようになる
- いったー っんまがー てぃーふぃさ みーてぃ くんちゅーとーん やー。
(あなたの家のお孫さんは立って歩けるようになっているね)
Example phrases
くん とーすん (〜とーちゃん、〜とーさん、〜とーち)
- 踏み倒す
- なさき かきてぃ うほーくぬ じん からちゃる ちむえーどぅ やたしが、からちゃる じのー ちゅらーく くんとーさったん。
(情けをかけて大金を貸したつもりだったが、貸したお金は見事に踏み倒された)
Example phrases
くん とぅいん (〜とぅたん、〜とぅらん、〜とぅてぃ )
- 横取りする
- うれー わーが かんげーてぃ わーが いらなやーんでぃ うむとーたしが、ありんかい いちゃくとぅ、くんとぅらったん。
(それは私が考えて私が言おうと思っていたが、あの人に言ったので、横取りされた)
Example phrases
くん ぬぢゅん (〜ぬぢゃん、〜にがん、〜ぬぢ)
- 追い越す
- はーえーすーぶをぅてぃ おーちびどぅ やたしが、うみちとぅ はーえー ごんごんっし くんぬぢやーに いちばん なたんでぃる いみ んーちゃん。
(駆けっこでビリだったが、死にもの狂いで走って追い越して一番になったという夢を見た) - うさぢとぅ かーみーぬ はなしぬ ぐとぅ、どぅく どぅーあがみ しーねー っちゅんかい くんぬがりーん どー。
(ウサギと亀のように、あまりにも自惚れると人に追い越されるよ)
Example phrases
くん のーすん (〜のーちゃん、〜のーさん、〜のーち)
- 持ち直す
- したたかぬ ふぃんすーから くんのーち、なまねー っうぇーき そーん。
(ひどい貧乏から持ち直して、今では裕福になっている) - なー むちぇーうーさんでぃ しわ そーたしが、くんのーち ゆるっとぅ なとーん。
(もう持ちこたえることはないと心配していたが、持ち直して安堵している)
Example phrases
くん のーいん (〜のーたん、〜のーらん、〜のーてぃ)
- 立ち直る
- まぎやんめーから くんのーたるあとー ぬー やてぃん ぬちかぢり やたん。
(大病から立ち直った後は何でも命がけだった)
Example phrases
くん ぱいん (〜ぱたん、〜ぱらん、〜ぱてぃ)
- 踏ん張る
- やーうーちーぬ てぃがねさーたーや っんぶむぬん くんぱてぃ/しーいっぺーさがなー はくでぃとぅらすん。
(引っ越しの手伝いする人たちは重い物も踏ん張って/精いっぱい運んでくれる) - わかさる ばすに ぬーくぃーん くんぱてぃ そーきわどぅ、あとー わらてぃ くらさりーっさ。
(若いうちに何でも踏ん張ってしておけば、後は笑って暮らせる)
Example phrases
くん はんすん (〜はんちゃん、〜はんさん、〜はんち)
- 踏み外す
- さーるーん きーから くんはんするくとぅぬ あくとぅ、とぅびわじゃぬ っちゅぬちゃーん ばっぺーてぃ うてぃてぃん ふぃっかかいるぐとぅ なとーる あんぜんべると するくとぅ なとーん。
(猿も木から踏み外すことがあるので、鳶職の人たちでも誤って落ちてもひっかかるように安全ベルトをすることになっている)
Example phrases
くんじょー
- 悪い根性
- ありんかい ぬーぬ はなし さんてーまん しぐ くんじょー っんぢゃすくとぅ、はなん ふぃららん、むぬん いららん。
(あの人に何の話をしてもすぐ腹を立てるので、くしゃみもできずものも言えない) - くんじょーむん
(根性の悪い者=しむちわるー)
Example phrases
くんだ
- こむら
⇒ くんだ あがやー〈こむらがえり〉 - ゆなか くんだあがやーっし やでぃ ふしがらんたっさー。
(夜中こむら返りして痛くて大変だった) - 「くんだあがやーどぅ やが やー? がらしまがいどぅ そーが やー?」んでぃち、からふぃさー なさーに むでぃとぅらすたん。
(「こむら返りなのか、指のけいれんなのか」と言って、靴を脱がして揉んでくれた)
Example phrases
Audio Database of Hatoma Lexicon
Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED
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アークン [⸢ʔaː⸣kuŋ] (自動)
- {PoS_1}いる(居る)。⸢ブンとも言う。あるく。ア⸢ラ⸣クン[ʔa⸢ra⸣kuŋ](歩く)の転訛した形。
- ⸣ミサレーティ ⸢アー⸣クン
[⸣misareːti ⸢ʔaː⸣kuŋ]
(元気でいる<暮らしている>) - ⸢ワー⸣ マナー ⸢アーク⸣ワ
[⸢waː⸣ manaː ⸢ʔaːku⸣wa]
(君は何処に居るのか) - ⸣カナー ⸢アー⸣クンケン ⸢サンガリ パッ⸣タヤー
[⸣kanaː ⸢ʔaː⸣kuŋken ⸢saŋgari pat⸣tajaː]
(あそこに居るところを引っ張られていったよ) - ⸣アイブ ⸣ントンナー ⸢アー⸣キ ⸣ミサカー ⸢アー⸣ク ⸣クトー ナ⸢ルン⸣ドゥ ⸢アーカン⸣バル マ⸢シ⸠ナー
[⸣ʔaibu ⸣tonnaː ⸢ʔaː⸣ki ⸣misakaː ⸢ʔaː⸣kuku̥toː na⸢run⸣du ⸢ʔaːkam⸣baru ma⸢ʃi⸠naː]
(あんな所に居てよければ居ることは出来るが、居ないほうが良いよねえ) - ⸣ウナー ⸢アー⸣ケー ⸣ミサムヌ
[⸣ʔunaː⸢ʔaː⸣keː ⸣misamunu]
(そこに居れば良いのに) - ⸢アー⸣キバ
[⸢ʔaː⸣kiba]
(居れよ)
Example phrases
アークン [⸢ʔaː⸣kuŋ] (助動)
- {PoS_2}~ている。
- ア⸢サビアー⸣クン
[ʔa⸢sabiʔaː⸣kuŋ]
(遊んでいる{EOS}遊びまわっている<遊びあるく>) - ⸢ヨータビアー⸣クン
[⸢joːtabiʔaː⸣kuŋ]
(よたよたとふらついている<あるく>{EOS}千鳥足で歩く)
Example phrases
アークン [⸢ʔaː⸣kuŋ] (自動)
- {PoS_1}本動詞として用いられ、「ある状態で進行している」、「居る」、「存在する」、「働いている」、等の意味を表す。「歩く」の転訛したもの。
- ⸣カナー ⸢アー⸣ク プ⸢ソー ター⸣ヤ
[⸣kanaː ⸢ʔaː⸣ku pu̥⸢soː taː⸣ja]
(あそこにいる人は誰か) - マー⸢ズン アー⸣クンティ
[maː⸢ʣuŋ ʔaː⸣kunti]
(一緒にいるさ、ほら)
Example phrases
アークン [⸢ʔaː⸣kuŋ] (補動)
- {PoS_2}動詞の連用形に付いて、⸢~ている(現在進行形)」の意味を表す。本来は、ア⸢ラ⸣クン[ʔa⸢ra⸣kuŋ](歩く)であったのが、補助動詞として用いられるなかでアスペクト的意味表現を分担するようになって、r音が脱落したものと考えられる。
アークン [⸢ʔaː⸣kuŋ] (補動)
- {Mn_2}シ⸢グトー シー アー⸣クンカヤー[ʃi⸢gutoː ʃiː ʔaː⸣kuŋkajaː](仕事はしている<してあるく>かねえ{EOS}<仕事をして生活していることが継続進行している意を表す>)
アーフクン [⸢ʔaːɸukuŋ] (自動)
- あえぐ(喘ぐ)。激しく呼吸する。息切れする。「泡吹く」の転訛したものか。
- カ⸢キッツァー⸣シ ⸣パルカー ⸢アーフクンドゥ キュー⸣ヤ ⸢アーフカンシェン
[kḁ⸢kitʦaː⸣ʃi ⸣parukaː ⸢ʔaːɸu̥kundu kjuː⸣ja ⸢ʔaːɸu̥kaŋʃeŋ]
(駆けて走ると激しくあえぐが、今日は喘がなかった) - ヌー⸢スンティ⸣ アイニ ⸢アーフケー⸣ティ ⸢アーク⸣ワ
[⸣nuː⸢sunti⸣ ʔaini ⸢ʔaːɸukeː⸣ti ⸢ʔaːku⸣wa]
(何故そんなに喘いでいるのか) - ウ⸢ビッ⸣チン ⸣パリティ ⸢アーフクプソー⸣ ブ⸢ラーヌ
[ʔu⸢bit⸣ʦim ⸣pariti ⸢ʔaːɸu̥ku⸣ pu̥⸢soː⸣ bu⸢raːnu]
(これぽっち走って喘ぐ人はいない) - ⸢マー⸣ビン ⸢アーフケー⸣ ミサムヌ
[⸢maː⸣biŋ ⸢ʔaːɸu̥keː⸣ misamunu]
(もっと喘げばいいのに) - ⸢パー⸣ク ⸢アーフキ⸣バ
[⸢paː⸣ku ⸢ʔaːɸu̥ki⸣ba]
(早く喘げよ)
Example phrases
アガクン [ʔa⸢ga⸣kuŋ] (自動)
- 懸命に働く。肉体労働をする。
- ヌ⸢チ⸣キシ ア⸢ガクン⸣ドゥ ⸢モーキララ⸣ヌ
[nu⸢ʧi⸣ki̥ʃi ʔa⸢gakun⸣du ⸢moːkirara⸣nu]
(一生懸命に働くが儲けられない) - ウ⸢シンーマ⸣ヌ ⸣カタチニ ア⸢ガカン⸣タンティン イ⸢キラ⸣リン
[ʔu⸢ʃiʔmːma⸣nu ⸣kḁtaʧini ʔa⸢gakan⸣tantiŋ ʔi⸢kira⸣riŋ]
(牛馬のように働かなくても生きられる) - ア⸢ガ⸣キ ⸣ミサカー ア⸢ガ⸣ク ⸣クトー ⸣ナルン
[ʔa⸢ga⸣ki ⸣misakaː ʔa⸢ga⸣ku ⸣ku̥toː ⸣naruŋ]
(働いて良ければ懸命に働くことは出来る) - ⸢マー⸣ビン ア⸢ガ⸣ケー ⸣ミサムヌ
[⸢maː⸣biŋ ʔa⸢ga⸣keː ⸣misamunu]
(もっと懸命に働けばいいのに) - ⸢マー⸣ビン ア⸢ガ⸣キバ
[⸢maː⸣biŋ ʔa⸢ga⸣kiba]
(もっと懸命に働けよ)
Example phrases
アキパタックン [ʔa⸢kipatakkuŋ] (他動)
- すっかり開け広げる。家の戸を開け放つ。着物の裾を開け広げる。「あけはだけ<開け>る」の義。「開、ハダクル」『運歩色葉集』の転訛したもの。
- ⸣ヤドゥ ア⸢キパタックン
[⸣jadu ʔa⸢kipatakkuŋ]
(戸を開け放つ) - ⸢キン⸣ヌ ッ⸢ソー⸣ ア⸢キパタッカンドー⸣シ キ⸢シ⸣バ
[⸢kin⸣nu s⸢soː⸣ ʔa⸢kipatakkandoː⸣ʃi ki̥⸢ʃi⸣ba]
(着物の裾は開けはだけないで着なさいよ) - ⸣ヤドゥ ア⸢キパタッキティ⸣ カ⸢ジ トゥー⸣シ
[⸣jadu ʔa⸢kipatakkiti⸣ ka⸢ʤi tuː⸣ʃi]
(戸を開け放って風を通せ) - ア⸢キパタック⸣ クトー ナ⸢ラ⸣ヌ
[ʔa⸢kipatakku⸣ ku̥toː na⸢ra⸣nu]
(開け放つことは出来ない) - ア⸢キパタッケー⸣ ミサムヌ
[ʔa⸢kipatakkeː⸣ misamunu]
(開け放てばいいのに) - ア⸢キパタッキ
[ʔa⸢kipatakki]
(開け放て)
Example phrases
アクン [ʔa⸢kuŋ] (他動)
- 開ける。開く。
- フ⸢チ⸣ ア⸢クン
[ɸu̥⸢ʧi⸣ ʔa⸢kuŋ]
(口を開ける) - ⸢ユー⸣ヌ ガ⸢ル⸣カー ⸣ヤドゥ ア⸢クン
[⸢juː⸣nu ga⸢ru⸣kaː jadu ʔa⸢kuŋ]
(夜が明けたら戸を開ける) - ⸣ヤドゥ ア⸢キ⸣ ミサン
[⸣jadu ʔa⸢ki⸣ misaŋ]
(戸を開けても良い) - フ⸢チェー⸣ ア⸢カンドー⸣シ パ⸢ナ⸣シ シ⸢キ
[ɸu̥⸢ʧeː⸣ ʔa⸢kandoː⸣ʃi pa⸢na⸣ʃi ʃi̥⸢ki]
(口を開けない<喋らないで>で話を聞け) - ⸣ヤドゥ ア⸢キ⸣ ミサカー ア⸢ク⸣ クトー ⸣ナルン
[⸣jadu ʔa⸢ki⸣ misakaː ʔa⸢ku⸣ ku̥toː ⸣naruŋ]
(戸を開けて良ければ開けることはできる) - ⸣ヤドゥ ア⸢ク⸣ プ⸢スン⸣ ブ⸢ラーヌ
[⸣jadu ʔa⸢ku⸣ pu̥⸢sum⸣ bu⸢raːnu]
(戸を開ける人もいない) - ⸣ヤドー ア⸢ケー⸣ ミサムヌ
[⸣jadoː ʔa⸢keː⸣ misamunu]
(戸を開ければいいのに) - ⸢パー⸣ク ア⸢キ⸣バ
[⸢paː⸣ku ʔa⸢ki⸣ba]
(早く開けなさいよ)
Example phrases
アクン [ʔa⸢kuŋ] (自動)
- あく。ひらく。
- ク⸢ヌ⸣ ク⸢ビン⸣ヌ フ⸢ター⸣ ア⸢クンティ シーバン⸣ ムッ⸢トゥ ア⸢カンバン
[ku⸢nu⸣ ku⸢bin⸣nu ɸu⸢taː⸣ ʔa⸢kunti ʃiːbam⸣ mut⸢tu⸣ ʔa⸢kambaŋ]
(この瓶の蓋は開けようとしても一向に開かない)
Example phrases
アザムクン [ʔa⸢ʣamu⸣kuŋ] (他動)
- 騙す。欺く。嘲笑する。
- ッ⸢サンコーラ⸣シ ⸢シーベー⸣ティ プ⸢スバ⸣ ア⸢ザム⸣クン⸢ダー⸣ ウ⸢レー
[s⸢saŋkoːra⸣ʃi ⸢ʃiːbeː⸣ti pu̥⸢suba⸣ ʔa⸢ʣamu⸣kun⸢daː⸣ ʔu⸢reː]
(そ知らぬふりして人を騙すんだよ、こいつは)
Example phrases
アシスクン [⸣ʔaʃi su̥⸢ku] (連)
- 背が海中に届く。
- ⸣クマー ⸢スー⸣ヌ ⸣ピスカー アシ ス⸢クン
[⸣kumaː ⸢suː⸣nu ⸣pi̥sukaː ʔaʃi su̥kuŋ]
(此処は潮が引いたら背が届く)
Example phrases
アジスクン [ʔa⸢ʤisu̥kuŋ] (連)
- {Mn_1}味がよく効く。
アジスクン [ʔa⸢ʤisu̥kuŋ] (連)
- {Mn_2}薬が効く。効能がある。効き目がある。効果がある。
- ⸢ワー⸣ ア⸢ゾーッ⸣タ ム⸢ニヌ⸣ドゥ イッ⸢ケナ⸣ ア⸢ジ⸣シキ ブ⸢レー⸠ツォー ⸢ウンダー⸣ メー サ⸢ケー⸣ ヌ⸢マン⸣バン
[⸢waː⸣ ʔa⸢ʣoːt⸣ta mu⸢ninu⸣du ʔik⸢kena⸣ ʔa⸢ʤi⸣ʃi̥ki bu⸢reː⸠ʦoː ⸢ʔundaː⸣ meː sḁ⸢keː⸣ nu⸢mam⸣baŋ]
(あなたの言われた言葉がたいそう効き目があったのでしょう{EOS}あれからはもう酒は飲まないよ<飲まないわい>)
Example phrases
アスクン [⸢ʔasu̥⸣kuŋ] (他動)
- 預ける。「あづく(預く)下二段」の四段化したもの。「Azzuqe,uru,eta.アヅケ,クル,ケタ(預け,くる,けた)保管を人に委託する」『邦訳日葡辞書』の転訛したもの。
- ⸣シトゥ ⸢アス⸣クンティ ウ⸢ムーン⸣ドゥ ⸢アシゥカラン⸣ティ ⸢スンダ アシキ⸣プサタンティン ⸢アス⸣ク ⸣クトゥン ナ⸢ラ⸣ヌ
[⸣ʃi̥tu ⸢ʔasu̥⸣kunti ʔu⸢muːn⸣du ⸢ʔasi̥karan⸣ti ⸢sunda ʔaʃi̥ki⸣ pu̥satantiŋ ⸢ʔasu̥⸣ku ⸣ku̥tun na⸢ra⸣nu]
(お土産<苞>を預けようと思うが、預からないといういうから、預けたくても預けることも出来ない) - ク⸢レー⸣ プ⸢スンナー⸣ニ ⸢アスク⸣ナ ⸣ドゥーシ ⸣ムティ ⸣パリ
[ku⸢reː⸣ pu̥⸢sunnaː⸣ni ⸢ʔasu̥ku⸣na ⸣duːʃi ⸣muti ⸣pari]
(これは他人に預けるな{EOS}自分で持って行け) - ⸢アス⸣クンティ ウ⸢ムーン⸣ドゥ ⸢アシゥカラン⸣ツォー
[⸢ʔasu̥⸣kunti ʔu⸢muːn⸣du ⸢ʔasi̥karan⸣ʦoː]
(預けようと思うが、預からないそうだ) - ⸢アシ⸣キ ⸣ミサカー ⸢アス⸣ ククトー ⸣ナルン
[⸢ʔaʃi̥⸣ki ⸣misakaː ⸢ʔasu̥⸣ku ⸣ku̥toː ⸣naruŋ]
(預けてよければ、預けることは出来る) - ⸢パー⸣ク ⸢アシ⸣ケー ⸣ミサムヌ
[⸢paː⸣ku ⸢ʔaʃi̥⸣keː ⸣misamunu]
(早く預ければいいのに) - ヤー⸢ディン アシ⸣キ⸢ヨー
[jaː⸢diŋ ʔaʃi̥⸣ki⸢joː]
(必ず<きっと>預けなさいよ)
Example phrases
アバナクン [ʔa⸢banakuŋ] (自動)
- 仰向けに寝やがる。仰臥しやがる。寝腐る。寝転がる。「寝る」を罵っていう語。
- シ⸢グトー⸣ サ⸢ムティ⸣ ア⸢バナキ ベー
[ʃi⸢gutoː⸣ sa⸢muti⸣ ʔa⸢banaki beː]
(仕事はしないで寝くさっている) - ⸣アイニ ア⸢バナカンドー⸣シ シ⸢グトゥン シー⸣バ
[⸣ʔaini ʔa⸢banakandoː⸣ʃi ʃi⸢gutuŋ ʃiː⸣ba]
(あんなに寝腐らずに仕事もしろよ) - イ⸢ザン⸣カー ナー⸢イ⸣ ア⸢バナクン⸠ダー
[ʔi⸢ʣaŋ⸣kaː naː⸢i⸣ ʔa⸢banakun⸠daː]
(叱らないと、ずっと寝くさるぞ) - ア⸢バナク⸣ ム⸢ヌンマー⸣ イー ッ⸢ふァースナ
[ʔa⸢banaku⸣ mu⸢nummaː⸣ ʔiː f⸢faːsuna]
(無為徒食して寝腐る者には飯を食わせるな) - ア⸢バナケー⸣ ミサムヌ
[ʔa⸢banakeː⸣ misamunu]
(寝やがればいいのに) - ⸣ワンザー ⸣ウナーティ ア⸢バナキ⸣バ
[⸣wanʣaː ⸣ʔunaːti ʔa⸢banaki⸣ba]
(お前野郎はここで寝やがれ)
Example phrases
アラクン [ʔa⸢ra⸣kuŋ] (自動)
- 歩く。
- ヤ⸢ラ⸣ベー ⸢タンカー⸣ クーカー ア⸢ラ⸣クン
[ja⸢ra⸣beː ⸢taŋkaː⸣ kuːkaː ʔa⸢ra⸣kuŋ]
(子供は誕生日がきたら歩くよ) - ミ⸢チ⸣ヌ ⸢マンナカー⸣ラ ア⸢ラカン⸣ドーシ ス⸢バー⸣ナリ ア⸢ラ⸣キ
[mi⸢ʧi⸣nu ⸢mannakaː⸣ra ʔa⸢rakan⸣doːʃi su⸢baː⸣nari ʔa⸢ra⸣ki]
(道の真ん中を歩かないで側になって歩きなさい) - ア⸢マ⸣ヌ サ⸢ニ⸣ヤティ ブ⸢ダッカレー⸣ティ ア⸢ラ⸣キ ⸢パッ⸣タ
[ʔa⸢ma⸣nu sa⸢ni⸣jati bu⸢dakkareː⸣ti ʔa⸢ra⸣ki ⸢pat⸣ta]
(あまりの嬉しさで飛び跳ねながら歩いて行った) - ア⸢ラ⸣ク ⸣クトー ナ⸢リ⸣スンダ ⸢パー⸣ク ア⸢ラ⸣ケー ⸣ミサムヌ
[ʔa⸢ra⸣ku ⸣ku̥toː na⸢ri⸣sunda ⸢paː⸣ku ʔa⸢ra⸣keː ⸣misamunu]
(歩くことは出来るのだから、早く歩けばいいのに)
Example phrases
アンパクン [⸢ʔampakuŋ] (他動)
- ひっかぶる。全責任を負う。
- プ⸢スヌ⸣ ウ⸢カ⸣バ ⸢アンパキティ⸣ キ⸢ナイヤー⸣ シ⸢ルッ⸣コー ⸣ナリ ⸢ベーン⸣ティ
[pu̥⸢sunu⸣ ʔu⸢ka⸣ba ⸢ʔampakiti⸣ ki⸢naijaː⸣ ʃi⸢ruk⸣koː ⸣nari ⸢beːn⸣ti]
(他人の負債を引っ被って家庭はぶち壊しになっているさ、ほら見てごらん)
Example phrases
イキスクン [⸣ʔiki su̥⸢kuŋ] (連)
- 息をするとちくちく痛む。息をすると胸の奥が突かれるように痛む。「息突く」の義か。
- ⸣ヌンティル ヤ⸢ル⸣ユー ⸣イキ シ⸢キティ⸣ ア⸢ラカラ⸣ヌ
[⸣nuntiru ja⸢ru⸣juː ⸣ʔiki ʃi̥⸢kiti⸣ ʔa⸢rakara⸣nu]
(なぜなのか、息をすると胸の奥が突かれるように痛んで歩かれない<歩けない>)
Example phrases
イキパクン [⸣ʔiki ⸣pḁkuŋ] (連)
- 息を吐く。
- ⸣イキ ⸣パクン
[⸣ʔiki ⸣pḁkuŋ]
(息を吐く) - ウ⸢ブ⸣イキ ⸣パクン
[ʔu⸢bu⸣ʔiki ⸣pḁkuŋ]
(深呼吸をする<大息を吐く>)
Example phrases
Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect
Results from the [関連データ]南琉球八重山語宮良方言の名詞アクセント資料 [Kanren dēta] Minami Ryūkyū Yaeyama-go Miyara hōgen No meishi akusento shiryō ([Relevant Data] Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect), by Kenan Celik, Aso Reiko and Kohei Nakazawa, © CC BY-NC 3.0 DEED
Search languages: Yaeyama (Miyara) ↔ Japanese, with basic English search
クンキゥ [kuɴkɨ] F (名)
- 根気
クンザ [kuɴdza] L (名)
- 彼奴(あやつ)
クンドゥ [kuɴdu] L (名)
- 今度
Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)
Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.
Search languages: Japanese ↔ English
くん・くに【訓】
(Common Noun)
- Native Japanese reading (rendering) of a Chinese character
くん【君】
(Common Noun)
- Mr (junior); Master; Boy
くん【勲】
(Noun)
- Merit (esp. order of merit)
くん【薫】
(Noun)
- Pleasant smell; Aroma; Fragrance; Scent
- Pleasant-smelling vegetation
こん【坤】
(Noun)
- Kun (one of the trigrams of the I Ching: earth, southwest)
こん【鯤】
(Noun)
- Kun (in Chinese mythology, giant fish said to be able to turn into a bird)
— Archaism
くんよみ【訓読み】
(Common Noun)
- Kun-yomi (Japanese reading of character)
おくりがな【送り仮名・送りがな】
(Common Noun)
- Kana written after a kanji to complete the full (usually kun) reading of the word (may inflect); Declensional kana ending
くんどく【訓読】
(Noun)
- Kun'yomi (native Japanese reading of a kanji)
- Reading a Chinese text (kanbun) in Japanese
せいくん【正訓】
(Noun)
- Correct kun reading
どうくん【同訓】
(Noun)
- Kun homophone
くんがな【訓仮名】
(Noun)
- (Prior to the advent of kana) kanji used to represent readings of words, selected for their kun-yomi, regardless of meaning
— Obscure term
ゆとうよみ【湯桶読み・湯桶読】
(Noun)
- Mixed kun-on reading
にのじてん【二の字点】
(Noun)
- Iteration mark used to represent repetition of the previous kanji (to be read using its kun-yomi)
じゅうばこよみ【重箱読み・重箱読】
(Noun)
- Mixed on-kun reading
どうくんいぎご【同訓異義語】
(Noun)
- Kun homonym