(Noun) Iron
Define kani かに Meaning カニ
Displaying results for kani (kani・かに・カニ) – ryukyu
JLect: Japonic Languages and Dialects Database
Results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.
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A dictionary of the Ryukyuan language
Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.
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カニ kani (kani) ① 名
- 矩。かねじゃく。L字形のものさし。
- 生活上・社交上のわく。社会的な規範。常識。また,常識があること。頭がしっかりしていること。理性。理解力。~nu neeN.常識がない。理性がない。~nu haNditooN.常識をはずれている。頭がおかしい。~kakijuN.(社交などで)常軌をはずさない。
カニ kani (kani) ① 名
- 金。金属。金銭の意ではziNkaniという。
カニ kani (kani) ① 名
- 鐘。また,鉦。
カニー kanii (kanii) ① 名
- かのえ(庚)。十干の一つ。暦の上では吉日として,転宅・建築などの日に選ばれる。
ウカニ ukani (?ukani) ⓪ 名
- (食物が)暖かいこと。~nu?aru ?ucini ?usjagamisjooree.暖かいうちに召し上がって下さい。~sjabiimi.暖めましょうか。
カニク kaniku (kaniku) ⓪ 名
- 海岸地方の砂地。
- 馬場。
- 地名に多く,kaniku[兼久],?uhuganiku[大兼久],meeganiku[前兼久],?uciganiku[内兼久]などがある。
カニティ kaniti (kaniti) ① 名・副
- かねて。以前。また,前もって。あらかじめ。~karanu nigee.かねてからの願い。宿願。
ジンカニ jinkani (ziNkani) ⓪ 名
- 金銭。
カニチ kanichi (kanici) ⓪ 名
- 綱引き(Cinahwici)の時,雄綱('uuNna)と雌綱(miiNna)とのつなぎ目に通す木の棒。両方の綱の先端は輪になっており,雌綱の輪に雄綱の輪を入れて,その雄綱の輪に丸木棒を通し,両方で引き合う。kanicibooともいう。
カニガー kanigaa (kanigaa) ① 名
- 鉱山。とくに銅山。沖縄では鉱山としては羽地に銅山があっただけであった。金(kani)の井戸(kaa)の意。
カニシ kanishi (kanisi) ⓪ 名
- 兼次。《地》参照。
カニユン kaniyun (kani=juN) ⓪ 他=raN,=ti
- 兼ねる。口語ではkakijuN, taaCi sjuNなどという。
カニユン kaniyun (kani=juN) ⓪ 他=raN,=ti
- さえぎる。miZi~.水の流れをさえぎる。Cinasaani kaniti Qcu tuusaN.綱でさえぎって人を通さない。
カニウビ kani ubi (kani?ubi) ① 名
- 金属製のたが。桶類のたがで,鉄・銅などで作ったもの。
カニガラ kanigara (kanigara) ① 名
- かなてこ。鉄梃。
カニクス kanikusu (kanikusu) ① 名
- かなくそ。鉄を焼いてきたえる時に落ちるかす。
カニショー kanishoo (kanisjoo) ① 名
- 金性。木火土金水の五行の一つで,これを人の生年に配したもの。
カラカニ karakani (karakani) ⓪ 名
- 青銅。唐金。
クルカニ kurukani (kurukani) ⓪ 名
- くろがね。鉄。
ミジカニ mijikani (miZikani) ⓪ 名
- 鉛。miZigani(水銀)とは別。
A dictionary of the Ryukyuan language
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かに 【蟹】
Phrases
- ~の一種 gajami,katachimiganigwaa,ʔumigani
がにまた
Phrases
- ~の歩き方→ ʔaatabai
いかに 【如何に】
Phrases
- ~しても ʔikanashiN,→どう
いかにも
けがにん 【怪我人】
とがにん 【咎人】
なかにわ 【中庭】
しとやかに 【淑やかに】
ひゃっかにち 【百か日】
Dictionary of the Practical Use of Okinawan
Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.
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かに
- 規範、常識
- とぅし とぅいねー なんくる かにぬ はんでぃーしが、うれー たー やてぃん とぅーいる みちどぅ やる。
(歳をとると自然にもうろくするが、それは誰だって通る道である) - あぬ わかむのー ゆかいねー かに はんでぃとーん。
(あの若者はよほど常識をはずれている) - かにぬ はんでぃーらー、そーらーしく はんでぃーれー しむるむんぬ、わったー ぐゎんくー たーりーや たらーがどぅ はちゃんでぃ がー はとーん。
(もうろくするなら、それらしくもうろくすればよいものを、私の家の頑固親父はタラーが逝ったと我を張っている)
Example phrases
かにーん (かにたん、かにらん、かにてぃ)
- 遮る
- たーぶっくゎぬ みじ たぶいるたみに かーらぬ みじ かにーん。
(田んぼの水を溜めるために川の水を遮る) - うふあみさーに みちんかい くるまん ぬんくむる あたいぬ あなぬ あち、うかーさくとぅ ちなさーに かにてーたん/かにらっとーたん。
(大雨で道に車も飲み込むほどの穴が空き、危険なのでロープで立ち入り禁止にした/されていた) - さわがしぐとぅぬ あてぃ、じゅんさぬちゃーぬ ちなさーに かにてぃ なかんかい いららんぐとぅ しぇーたん。
(事件があって、警官が綱で遮って中に入れないようにしていたのを目にした)
Example phrases
かにてぃ
- 以前
- かにてぃからぬ うむいぐとぅ にげーぐとぅぬ かないん。
(以前からの願い事がかなう)
Example phrases
じん かに (じんがに〈欲張り〉)
- お金
- じんかねー みじ ちかいんねーっし ちかいる むのー あらん。
(お金は水を使うように使うものではない)
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めー かに よーじょー
- 予防
- はなしちん あん やしが、やんめーや まるふぃーじーぬ めーかによーじょーぬどぅ てーしち やる。
(風邪もそうだが、病気は日頃の予防が大切だ)
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めーかにてぃ
- 前もって
- めーかにてぃ いちょーけー しむる むんぬ。
(前もって言っておけばいいのに)
Example phrases
Audio Database of Hatoma Lexicon
Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED
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アガカニ [ʔa⸢gakani] (名)
- 銅。「銅、アカガネ」『類聚名義抄』の転訛したもの。「あかがね(赤金)」の義。
- ア⸢ガカニヌ シン⸣ダ プ⸢ス⸣マキ ⸢カイ⸣キー ッ⸢ふィーリ
[ʔa⸢gakaninu ʃin⸣da pu̥⸢su⸣maki ⸢kai⸣kiː f⸢fiːri]
(銅の針金を一巻き買ってきてくれ)
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イシミーカニミー [ʔi⸢ʃimiː⸣ ka⸢nimiː] (連)
- 石の実、かね(金)の実。石のように硬い実、鉄のように硬い実。石のように硬く完熟した稲や粟の実、鉄のように硬く完熟した稲や粟の実。
- ⸢カンヌ⸣マイ ⸣ニガイ ッ⸢サルバ⸣ イ⸢ビ⸣ シケール イ⸢ニ⸣アー イ⸢シミー⸣ カ⸢ニミー⸣ イ⸢リ ノーラ⸣シ タ⸢ボー⸣リ
[⸢kannu⸣mai ⸣nigai s⸢saruba⸣ ʔi⸢bi⸣ ʃi̥keːru ʔi⸢ni⸣ʔaː ʔi⸢ʃimiː⸣ ka⸢nimiː⸣ ʔi⸢ri noːra⸣ʃi ta⸢boː⸣ri]
(神の御前に祈願申し上げますので、植えつけてある稲粟の実を石のように硬く、鉄のように硬く完熟させ、稔らせてくださいませ)
Example phrases
カニ [ka⸢ni] (名)
- 鉄。金、銀、銅など。金属の総称。「金<かね>」の義。「鉄、クロガネ」『類聚名義抄』の転訛したもの。/カ⸢クガニバ⸣ パ⸢ラー⸣バ ⸢シー ヤー⸣バ ス⸢ク⸣リ ⸣アンティスー ウ⸢リユー ミュー⸣ナーキャームイ[ka⸢kuganiba⸣ pa⸢raː⸣ba ⸢ʃiː jaː⸣ba su̥⸢ku⸣ri ⸣ʔantisuː ʔu⸢rijuː mjuː⸣naːkjaːmui](四角の鉄鋼材を柱にして家を造ってあるという{EOS}それを見なければ)「新室寿ぎ歌アーパーレー<ナガミク>」『鳩間島古典民謡古謡集』
カニ [ka⸢ni] (名)
- {Mn_1}鐘。
- ウ⸢タン⸣ カ⸢ネー ナーラヌ
[ʔu⸢taŋ⸣ ka⸢neː ⸢naːranu]
(打たない鐘はならない<言わぬ言葉が出るわけがない>諺) - ティ⸢ラヌ⸣ カ⸢ニ
[ti⸢ranu⸣]
(寺の鐘)
Example phrases
カニ [ka⸢ni] (名)
- {Mn_2}銅鑼。
カニ [ka⸢ni] (名)
- {Mn_3}時鐘。
- ⸢ガッコー⸣ヌ カ⸢ニ ナーラスン
[⸢gakkoː⸣nu ka⸢ni naːrasuŋ]
(学校の鐘を鳴らす) - カ⸢ニヌ ナールン
[ka⸢ninu naːruŋ]
(鐘が鳴る) - カ⸢ニヌ ナール⸣カー ⸢ガッ⸣コー パ⸢ジマルン
[ka⸢ninu naːru⸣kaː ⸢gak⸣koː pa⸢ʤimaruŋ]
(鐘が鳴ったら学校が始まる)
Example phrases
カニ [ka⸢ni] (名)
- 義理。正常な直感。基準となる感覚。「勘」の転訛したもの。
- ⸣トゥシ トゥ⸢ローッ⸣ター カ⸢ニ パンツォー⸣リ ⸢ナー⸣ヌ
[⸣tu̥ʃi tu⸢roːt⸣taː ka⸢ni panʦoː⸣ri ⸢naː⸣nu]
(年をとられたので耄碌されて<基準となる感覚、勘が外れて>しまわれた) - カ⸢ニパンチムヌ
[ka⸢nipanʧimunu]
(耄碌した者) - カ⸢ニパンチムニ
[ka⸢nipanʧimuni]
(筋の通らない言葉{EOS}基準となる感覚、勘の外れた、耄碌した物言い)
Example phrases
カニー [⸣kaniː] (名)
- 十干の庚<かのえ>、辛<かのと>の日。
- ⸢ピーロー⸣ サ⸢キピールヌ⸣ カニーナール トゥ⸢ラ⸣レーティバン⸢ナー
[⸢piːroː⸣ sḁ⸢kipiːrunu⸣ kaniː ⸣naːru tu⸢ra⸣reːtiban⸢naː]
(日和は先の庚<かのえ>の日に取られたってねえ) - ⸢ニンガイ⸣グトー ⸣カニーナーン ナ⸢リ⸣スパジェー ア⸢ラン⸣カヤー
[⸢niŋgai⸣gutoː ⸣kaniːnaːn na⸢ri⸣su ⸣paʣeː ʔa⸢raŋ⸣kajaː]
(祭祀<祈願ごと>は庚・辛の日にも出来るのではないかねえ)
Example phrases
カニアン [ka⸢niʔaŋ] (名)
- 金網。
- ウ⸢ヤザ⸣ヌ ⸢ペーリ⸣ ⸣クー ⸣トンマー カ⸢ニアン⸣ パ⸢リシキ⸣リ
[ʔu⸢jaʣa⸣nu ⸢peː⸣ri ⸣kuː ⸣tommaː ka⸢niʔaŋ⸣ pa⸢riʃi̥ki⸣ri]
(ネズミが入ってくる所は金網を張っておきなさい)
Example phrases
カニガニ [ka⸢ni⸣gani] (副)
- かねがね(予予)。かねて。以前から。カ⸢ニテー⸣ラ[ka⸢niteː⸣ra](予てから)ともいう。
- ウ⸢ヌ⸣ パ⸢ナ⸣シェー カ⸢ニ⸣ガニ シ⸢キブタンドゥ フン⸣トーテー ウ⸢モーラン⸣シェン
[ʔu⸢nu⸣ pa⸢na⸣ʃeː ka⸢ni⸣gani ʃi̥⸢kibutandu ɸun⸣toːteː ʔu⸢moːraŋ⸣ʃeŋ]
(その話はかねがね聞いていたけれど、本当とは思え<思われ>なかった)
Example phrases
カニク [ka⸢ni⸣ku] (名)
- 砂地。土地台帳では、通常は「兼久」と表記される。
- ⸣クマー カ⸢ニ⸣ク ヤ⸢ルンダ ウン⸣マー ⸢ミーラヌ
[⸣kumaː ka⸢ni⸣ku ja⸢runda ʔum⸣maː ⸢miːranu]
(ここは砂地だから芋は実らない)
Example phrases
カニクジー [ka⸢niku⸣ʤiː] (名)
- 砂地。
- カ⸢ニク⸣ジー ヤ⸢レー⸣ティ ウ⸢ロイ⸣ヌ ⸢サン⸣カー ス⸢クリ⸣ムノー ディ⸢キラン⸣シェン
[ka⸢niku⸣ʤiː ja⸢reː⸣ti ʔu⸢roi⸣nu ⸢saŋ⸣kaː su̥⸢kuri⸣munoː di⸢kiraŋ⸣ʃeŋ]
(砂地だから、雨が降って湿り気<潤い>がないと作物は稔らなかった)
Example phrases
カニジン [ka⸢niʤiŋ] (名)
- 硬貨。金属で鋳造された貨幣。小銭。カ⸢ビジン[ka⸢biʤiŋ](紙幣)の対義語。
- ヤ⸢ラビ⸣ヌ ⸣ティマー カ⸢ニジン⸣シ ⸣ミサンヨー カ⸢ビジンマー ゴーラー⸣ルヨー
[ja⸢rabi⸣nu ⸣timaː ka⸢niʤiŋ⸣ʃi ⸣misaɲjoː ka⸢biʤimmaː goːraː⸣rujoː]
(子供の手間賃は硬貨でいいよ{EOS}紙幣<紙銭>では金額が多いよ) - カ⸢ビジン⸣ ムティ ⸢ギー⸣ カ⸢ニジン⸣ <⸢クー⸣ジン> ク⸢ラ⸣シ ⸣クー
[ka⸢biʤim⸣ muti ⸢giː⸣ ka⸢niʤiŋ⸣ <⸢kuː⸣ʤin> ku⸢ra⸣ʃi ⸣kuː]
(紙幣を持っていって、硬貨<小銭>に両替させてきなさい)
Example phrases
カニソー [ka⸢ni⸣soː] (名)
- 勘が働くこと。直感が正常であること。正しい判断力があること。⸢ソーカニ[⸢soːkani](正常な勘<判断力>)ともいう。
- ⸣トゥシ ⸣トゥルカー ター⸢ン⸣ カ⸢ニ⸣ソー ⸢パンチス
[⸣tu̥ʃi ⸣turukaː taː⸢ŋ⸣ ka⸢ni⸣soː ⸢panʧisu]
(年を取ったら誰でも勘がはずれる<耄碌する>) - カ⸢ニ⸣ソー ⸢パンチムヌ⸣ ヤ⸢ルンダ⸣ ユー ⸢キー⸣ シ⸢キ⸣リ
[ka⸢ni⸣soː ⸢panʧimunu⸣ ja⸢runda⸣ juː ⸢kiː⸣ ʃi̥⸢ki⸣ri]
(正常な判断の出来ない者だから十分にともいう気をつけなさい)
Example phrases
カニティ [ka⸢niti] (副)
- かねて。あらかじめ。前もって。「可加良牟等 可祢テ思理世婆~<かからむとかねて知りせば~>『万葉集 3959』」の義。
- ⸢ヤン⸣マイ カ⸢カ⸣ル ⸢マイ⸣ヌ カ⸢ニティヌ ヨーゾー⸣ル イッ⸢チン カンユー⸣ティ <⸢カンヌー⸣ティ> ア⸢ザリ ブー
[⸢jam⸣mai kḁ⸢ka⸣ru ⸢mai⸣nu ka⸢nitinu joːʣoː⸣ru ʔit⸢ʧiŋ kaɲjuː⸣ti <⸢kannuː⸣ti> ʔa⸢ʣaribuː]
(病気<病>に罹る前の、予ての養生こそが一番肝要であるといわれている)
Example phrases
カニナール [ka⸢ninaːru] (名)
- uby{甲高}{カン|ダカ}い音。金属音のように高く響く音。西瓜などをたたいた時、完熟したものが出す甲高い音。ス⸢クナール[su̥⸢kunaːru](底鳴り)の対義語。
- ク⸢レー⸣ カ⸢ニナール シーブーバ ウーミ⸣ ブーヨー
[ku⸢reː⸣ ka⸢ninaːru ʃiːbuːba ʔuːmi⸣ buːjoː]
(これは甲高い鳴り方をしているから熟しているよ)
Example phrases
カニナビ [ka⸢ninabi] (名)
- 鉄製の鍋。金属製の鍋。
- カ⸢ニナビヌ ピッ⸣キティル ⸣クー シ⸢ミルンティ⸣ シケー
[ka⸢nibabinu pik⸣kitiru ⸣kuː ʃi⸢mirunti⸣ ʃi̥keː]
(鉄鍋が孔があいた<ほげた>ので孔を uby{塞}{フサ}がせようとしている)
Example phrases
カニパンチムニ [ka⸢nipanʧimuni] (名)
- uby{辻褄}{ツジ|ツマ}の合わない言葉。でたらめな言葉。筋の通らない言葉。「勘外れ物言い」の義か。耄碌した者のいう辻褄の合わない言葉。
- ⸣アブジェー トゥ⸢シ⸣ トゥ⸢ローッ⸣ター カ⸢ニパンチムニ⸣ イ⸢ゾー⸣リ ⸢ナー⸣ヌ
[⸣ʔabuʤeː tu̥⸢ʃi⸣ tu⸢roːt⸣taː ka⸢nipanʧimuni⸣ ʔi⸢ʣoː⸣ri ⸢naː⸣nu]
(おじいさんは年をとられた<年老いた>ので辻褄の合わない言葉を話されるようになってしまった)
Example phrases
カニパンツン [ka⸢nipanʦuŋ] (自動)
- 耄碌する。辻褄の合わないことを言う。「勘が外れる」の義。カ⸢ニパンチルン[ka⸢nipanʧiruŋ](耄碌する)ともいう。
- トゥ⸢シ⸣ トゥルカー ター⸢ン⸣ カ⸢ニパンツン
[tu̥⸢ʃi⸣ turukaː taː⸢ŋ⸣ ka⸢nipanʦuŋ]
(年をとると誰も耄碌する) - バ⸢カーン⸣ケンラ イ⸢ズバ⸣ ッ⸢ふァイル⸣ ケーユンダ カ⸢ニパンツァヌ
[ba⸢kaːŋ⸣kenra ʔi⸢ʣuba⸣ f⸢fairu⸣ keːjunda ka⸢nipanʦanu]
(若いときから魚を食べて来たのだから耄碌しない) - ビ⸢キドゥムル⸣ カ⸢ニパンチヤッ⸣サティバン
[bi⸢kidumuru⸣ ka⸢nipanʧijas⸣satibaŋ]
(男の方が耄碌しやすいってよ) - カ⸢ニパンツ⸣ クトー ⸢ナー⸣ヌ
[ka⸢nipanʦu⸣ ku̥toː ⸢naː⸣nu]
(耄碌することはない) - カ⸢ニパンチェー⸣ラ ⸢デー⸣ジ⸢ゲ⸣ラ
[ka⸢nipanʧeː⸣ra ⸢deː⸣ʤi⸢ge⸣ra]
(耄碌したら大変さ) - カ⸢ニパンチ⸣バ
[ka⸢nipanʧi⸣ba]
(耄碌しろ)
Example phrases
カニブー [ka⸢nibuː] (名)
- (動)、昆虫。コガネムシ。夏の夜、ランプの光に突っ込んできて人を悩ませる害虫である。
- ナ⸢チェー⸣ アツァンダ ⸢ユー⸣ル ⸣ヤドゥ ア⸢ク⸣カー カ⸢ニブーヌ⸣ トゥ⸢ビ⸣キー ⸢ヨー⸣ゾー ナ⸢ラン⸣シェン
[na⸢ʧeː⸣ ʔaʦanda ⸢juː⸣ru ⸣jadu ʔa⸢ku⸣kaː ka⸢nibuːnu⸣ tu⸢bi⸣kiː ⸢joː⸣ʣoː na⸢raŋ⸣ʃeŋ]
(夏は暑いので、夜戸を開けるとコガネムシが飛んできて堪らなかった)
Example phrases
Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect
Results from the [関連データ]南琉球八重山語宮良方言の名詞アクセント資料 [Kanren dēta] Minami Ryūkyū Yaeyama-go Miyara hōgen No meishi akusento shiryō ([Relevant Data] Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect), by Kenan Celik, Aso Reiko and Kohei Nakazawa, © CC BY-NC 3.0 DEED
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カニ [kani] F (名)
- 金
カニ [kani] F (名)
- 鉄
カニ [kani] F (名)
- 鐘
カニパイ [kanipai] F (名)
- 鍬
ジンカニ [dʒiɴkani] L (名)
- 金銭。お金
ジンカニモーキ [dʒiɴkanimoːki] L (名)
- 金儲け
ハシカニツゥ [haʃikanitsɨ] L (名)
- 麻疹熱
Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)
Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.
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かに・カニ【蟹・蠏】
(Common Noun)
- Crab
— Word usually written using kana alone
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【カニ (曖昧さ回避)】
Kani
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言葉の助言:
- ka (か) — Japanese expression with the particle に, used for locations ('to', 'in', 'at'), to form adverbs, to indicate time, to indicate intent or to mark the agent in a passive sentence