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Define kamaNta かまんた Meaning カマンタ

Displaying results for kamaNta (kamanta・かまんた・カマンタ) – ryukyu

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Okinawan → Japanese

カマンタ kamanta (kamaNta) ⓪ 名

  1. 大なべのふた。農家でさつまいもを煮る大きななべのふたをいう。かや・わらなどを編んで作る。
  2. 魚名。あんこう。形がなべのふたに似ているのでいう。

カマンタ kamanta (kamaNta) ⓪ 名

  1. 情夫。かくし男。

ニタカマンタ nitakamanta (nitakamaNta) ① 名

  1. 似た者同志。kamaNtaは,編んで作る鍋のふた。

Dictionary of the Practical Use of Okinawan

Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.

Search languages: Japanese ↔ Okinawan

かまんた

  • 大釜の蓋
  • Example phrases
    • しんめー なーびぬ ふたんかい 「かまんた」んでぃ いーしが、うぬ なーべー っんむ にちゃい、むーちー っんぶちゃい、うゆうぇーぬ うしーむん にちゃい すし やん。
      (大釜の蓋を「かまんた」と言うが、その釜は芋を煮たり、餅を蒸したり、お祝いのお吸い物を煮たりするものだ)

にたかまんた

  • 似た者同士
  • Example phrases
    • どぅしぬちゃーや にたかまんたぬ ゆいあちまい やくとぅ、ちむくくるぬ あーてぃ ぬー しん ちむ っうぃーりきさん。
      (友だちは似た者同士の寄せ集まりなので、気心も合って何をしても楽しい)

Audio Database of Hatoma Lexicon

Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED

Search languages: Yaeyama (Hatoma) ↔ Japanese

カマンタ [⸣kamanta] (名)

  • (動)魚の名。和名、イトマキエイ科の軟骨魚の総称。マンタエイ。アカエイ。大きいのは約3メートルに達する。ユ⸢ノーラミズ[ju⸢noːramiʣu](小浜島と西表島の間の水道{EOS}潮の流れが速い難所である)や鳩間島と西表島の間の鳩間水道に大型のアカエイが現れる。鳩間島のリーフの内には体長70~80センチのカマンタが捕獲された。尾は細長く、ムチ状で毒針をもつので恐れられていた。
  • Example phrases
    • ⸣カマンター ⸢ズー⸣ナー ⸣ドゥクンギヌ アリ⸢ベー⸣ティ ⸢ズーヤ⸣ キシ ウ⸢タシ⸣ソーッタ
      [⸣kamantaː ⸢ʣuː⸣na ⸣dukuʔŋginu ʔari⸢beː⸣ti ⸢ʣuːja⸣ ki̥ʃi ʔu⸢taʃi⸣soːtta]
      (アカエイは尾に毒針<毒のぎ>があるので尾はすぐ切り落とされた)


    • 里方言のkamaNta(大鍋の蓋)
    • に似ることから命名されたという。 ⸣マンタヌ ⸢トゥー⸣ナー ⸣ユー ⸣カマンタヌ ミ⸢ラ⸣リン
      [⸣mantanu ⸢tuː⸣naː ⸣juː ⸣kamantanu mi⸢ra⸣riŋ]
      (前の uby{渡}{ト}<深い海峡>にはよくカマンタ<アカエイ>が見られる)

カマンタ [⸣kamanta] (代)

  • あちら。あそこら。向こう側。あちら側。
  • Example phrases
    • ⸣カマンタナー ビ⸢リベー⸣リ
      [⸣kamantanaː bi⸢ribeː⸣ri]
      (あそこら側に座っておれ)
    • ⸢マー⸣ビン ⸣カマンター ⸣ナリ
      [⸢maː⸣biŋ ⸣kamantaː ⸣nari]
      (もっとあちら側になれ)

カマンター [⸣kamantaː] (連)

  • あちら側へ。
  • Example phrases
    • バ⸢カー⸣ムンケーヤ ⸣カマンター ⸣ナリ ビ⸢リ⸣バ
      [ba⸢kaː⸣muŋkeːja ⸣kamantaː ⸣nari bi⸢ri⸣ba]
      (若者たちはあちら側へいって座りなさいよ)
    • ⸢ワー⸣ カマンター ⸣パリ
      [⸢waː⸣ kamantaː ⸣pari]
      (君はあちら側へ行きなさい<行け>)

イノーカジ [⸣ʔinoːkaʤi] (名)

  • 竜巻。「エイの尾」の義か。竜巻をエイの尾が空中から垂れ下がっている形にみたてた命名という説『石垣方言辞典』。えい(鱏)は⸣カマンタ[⸣kamanta]というから、⸣イノー(礁内湖)・カジ(風)[⸣ʔi⸢noː-kaʤi](礁内湖で海水を巻き上げて走る風{EOS}竜巻)の義とも解される。島の前の海上や後ろの海上で、よく竜巻の発生することが見られ、それを恐れてサバニが吸い込まれないよう用心していた。
  • Example phrases
    • ⸣イノーカジヌ ⸣フケーラ ノー⸢ンシェー⸣ル ⸣ムヌーン トゥ⸢バシ⸣ パ⸢リ⸣スティ⸢ダー
      [⸣ʔinoːkaʤinu ⸣ɸukeːra noː⸢ŋʃeː⸣ru ⸣munuːn tu⸢baʃi⸣ pa⸢ri⸣suti⸢daː]
      (竜巻が吹くとどんなものでも飛ばしていくそうだよ)

ウマンタ [⸣ʔumanta] (代)

  • そちら。その辺り。そこら辺(中称)。⸣クマンタ[⸣kumanta](こちら{EOS}この辺{EOS}ここら辺)近称、⸣カマンタ[⸣kamanta](あちら{EOS}あの辺{EOS}あちら辺)遠称、などの代名詞の一種。
  • Example phrases
    • カイ⸢ブ⸣ツァー シゥ⸢カーンバ⸣ ウマンター ⸣ナシ シ⸢キ⸣リバ
      [kai⸢bu⸣ʦaː sï̥⸢kaːmba⸣ ʔumantaː ⸣naʃi ʃi̥⸢ki⸣riba]
      (こんな物は使わないから、そこら辺に片付けて<そこら辺になして>おきなさいよ)

ユナラミズ [ju⸢naramiʣu] (名)

  • (海底地名)西表島東部の野原崎、由布島と小浜島の間の海峡。「ユナラ澪」の義。ユ⸢ノーラミズ[ju⸢noːramiʣu]ともいう。干満の差による海流が早く、海の難所の一つであった。大型の⸣カマンタ[⸣kamanta](マンタ{EOS}オニイトマキエイ)や⸣ザン[⸣ʣaŋ](ジュゴン<儒艮>)が遊泳することで有名である。
  • Example phrases
    • ム⸢カ⸣シェー ⸣イダフネーラ ユ⸢ナラミズ<ユ⸢ノーラミズ> クイルンティ⸣ イッ⸢ケナ ナン⸣ギ ⸢ソーッ⸣タンツォー
      [mu⸢ka⸣ʃeː ⸣ʔidaɸuneːra ju⸢naramiʣu kuirunti⸣ ʔik⸢kena naŋ⸣gi ⸢soːt⸣tanʦoː]
      (昔は板舟でユナラ海峡を越えるのに大変苦労されたそうだ)

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