(Pronoun) Which, which one
Define jiru じる Meaning ジル
Displaying results for jiru (jiru・じる・ジル) – ryukyu
JLect: Japonic Languages and Dialects Database
Results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.
Search languages: Japonic (all languages and dialects) ↔ English ↔ Japanese
A dictionary of the Ryukyuan language
Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.
Search languages: Okinawan → Japanese
ジル jiru (ziru) ⓪ 名
- どれ。~ga~'jara.どれがどれやら。~diN.どれでも。~'jatiN.どれであっても。?unu ?ucinu~'jarawaN tuti kwiri.そのうちのどれか取ってくれ。~Nkai sjuga 'jaaNdi ?umutooN.どれにしようかと思っている。
ミージル miijiru (miiZiru) ⓪ 名
- 雌弦。三味線(saNsiN)の三の糸。最も細く,最も音の高い糸。'uuZiru(一の糸),nakaZiru(二の糸)に対する。
ヲゥージル wuujiru ('uuZiru) ⓪ 名
- 雄弦。三味線(saNsiN)の一の糸。一番太く,一番低い音を出すもの。nakaZiru(二の糸),miiZiru(三の糸)に対する。
フンジルー funjiruu (huNziruu) ⓪ 名
- [焚字炉]hugu(字を書いた,不要になった紙)を燃すための炉。また,地に落ちた頭髪なども拾い上げてhuNziruuで燃した。字を書いた紙(Simikabi)はすべて神聖視され,不要になれば丁寧にhuNziruuで燃す。道で誤って踏んだ場合には,おしいただいてから石垣の穴につめる。huNziruuは1メートルくらいの高さに石を積み上げた炉で,各部落にかならず一つはあり,その他,?uduN[御殿],tuNci[殿内]の屋敷の一隅,学校の校庭のすみなどにも見受けられた。
ナカジル nakajiru (nakaZiru) ⓪ 名
- 三味線(saNsiN)の二の糸。中弦。
サビジル sabijiru (sabiziru) ⓪ 名
- 貧弱な吸い物。だしのはいっていない汁・実のはいっていない汁などをいう。
ユディジル yudijiru ('judiziru) ⓪ 名
- ゆで汁。うで汁。
ヌチジル nuchijiru (nuciZiru) ⓪ 名
- 命の緒の意。~'joojuN.命が弱る。命が縮まる。非常な心配事などしたときにいう。
ッンジルメー qnjirumee (?Nzirumee) ⓪ 名
- ?Nzirimeeと同じ。
シガジル shigajiru (sigaziru) ⓪ 名
- 膿汁。膿の薄い液。
ヌーディージル nuudiijiru (nuudiiZiru) ⓪ 名
- 声帯。~nu hwiQciriiru sjaku ?abijuN.声帯がちぎれるほど叫ぶ。
シンジジル shinjijiru (siNziziru) ⓪ 名
- 煎じ汁。煮出した汁。
A dictionary of the Ryukyuan language
Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.
Search languages: Japanese → Okinawan
しる 【知る】
- shiyuN (≈ shiiN)
Phrases
- 知らない人 shiraNcchu
- 知らぬふり shiraNfuunaa
- 知りつくす shirifukashuN
- 知っていて shiriee
しる 【汁】
See also
Phrases
- ~が引いて煮えたつこと shirufiitajii
- ~に入れる野菜 → ʔwaaʔuchi
- ~のかす shirunuguri
- ~の出るもの shiruhaimuN
- ~ばかりが多いこと shiruboNboN
- ~をかけた飯 shirujikii,ʔushirujikii
- 貧弱な~ sabijiru
しるわん 【汁椀】
いじる
おじる 【怖じる】
かじる
- kakajiyuN (≈ kakajiiN)
くじる
- kujiyuN (≈ kujiiN)
Phrases
- 突いて~ chichikujiyuN
とじる 【綴じる】
- tudiyuN (≈ tudiiN)
ねじる 【捩る】
はしる 【走る】
- hayuN (≈ haiN)
はじる 【恥じる】
See also
むしる 【毟る】
- mushiyuN (≈ mushiiN)
Phrases
- むしられたようになる mushiriyuN
よじる 【捩る】
See also
あいしる 【藍汁】
うでじる 【茹で汁】
See also
Dictionary of the Practical Use of Okinawan
Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.
Search languages: Japanese ↔ Okinawan
じる
- どれ
- にちょーるー なとーくとぅ、わー むのー じるが じるが やら わからん。
(似ているのがあるので、私のはいったいどれなのかわからない) - っやーが まし やし じる やてぃん とぅれー。
(あなたが良いのどれでも取りなさい)
Example phrases
さび じる
- 貧弱なおつゆ
- ぢっちゅーめー なてぃ さびじるぬどぅ あたいさ。
(月給前になって貧弱なおつゆがふさわしいよ)
Example phrases
*(参考)「さびさびーとぅ そーる しる」の意
なかみ じる
- 中味汁
- なかみじろー ちねーをぅてぃ ゆー かむる んかしからぬ くゎっちー やん。
(中味汁は家庭でよく食べる昔からのごちそうだ)
Example phrases
Audio Database of Hatoma Lexicon
Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED
Search languages: Yaeyama (Hatoma) ↔ Japanese
アウジル [⸢ʔauʤiru] (名)
- 静脈。血管。青筋。「青弦」の義。
- パ⸢ダ⸣ヌ ッ⸢ソー ベー⸣ティ ⸢アウジロー⸣ ミ⸢ラリ⸣ブー
[pa⸢da⸣nu s⸢soː beː⸣ti ⸢ʔaudʒiroː⸣ mi⸢rari⸣buː]
(肌が白いので静脈が見えている)
Example phrases
アガジル [ʔa⸢gadʒiru] (名)
- 赤潮。⸣ユドゥン[⸣juduŋ](赤潮)ともいう。
- ア⸢ガジルヌ <ユ⸢ドゥン⸣ヌ> ユール⸣カー イ⸢ズン⸣ ビーティ ウ⸢ケーリ キー⸣ス
[ʔa⸢gaʤirunu juːru⸣kaː ʔi⸢ʣum⸣ biːti ʔu⸢keːri kiː⸣su]
(赤潮が流れ寄ると魚も中毒して<酔って>浮いてくる)
Example phrases
アガジル [ʔa⸢gaʤiru] (名)
- 海底地名。タ⸢カ⸣ビー[ta⸢ka⸣biː](高干瀬)の鳩間津口から鳩間桟橋に向かって200メートルほど入港してくると右手(東北)方に現れる海草の生えた褐色の浅い海底。
- ア⸢ガジロー⸣ ミ⸢ズヌカン⸣ヌ ⸣スバナール ⸣アル
[ʔa⸢gaʤiroː⸣ mi⸢ʣunukan⸣nu ⸣subanaːru ⸣ʔaru]
(アガジルはミズヌカン<澪の上>の側にある)
Example phrases
アガジル [ʔa⸢gadʒiru] (名)
- 地渋(ちしぶ)。水田などの水に金気(かなけ)や灰汁(あく)が浮き出して光っているもの。赤汁。西表島の炭鉱に近い水田などでよくみられた。これが出ると稲の発育不良を起こした。
- ⸢ター⸣ナ ア⸢ガジルヌ⸣ ウ⸢リ⸣ル ⸣トンマー カ⸢ナジル⸣ ヤ⸢ルンダ マイヤー ムイラン⸣セン
[⸢taː⸣na ʔa⸢gaʤirunu⸣ ʔu⸢ri⸣ru ⸣tommaː ⸣ka⸢naʤiru⸣ ja⸢runda maija muiraŋ⸣ʃeŋ]
(田圃の水に赤い汁<地渋>がでると、それは金気だから稲は発育しなかった)
Example phrases
アジルン [ʔa⸢ʤi⸣ruŋ] (他動)
- 十字に交差させる。交差する。絡まる。
- ⸢サンガマ⸣チェー ク⸢マン⸣トンナ アジティ ⸢フン⸣ ウティシキ
[⸢saŋgama⸣ʧeː ku⸢man⸣tonna ʔadʒiti ⸢ɸuŋ⸣ ʔutiʃi̥ki]
(桟はここのところで十字に交差させて釘を打ち付けておきなさい) - ⸣イトー ⸢ヌー⸣ル ッ⸢ふァーサン⸣カー ア⸢ジ⸣ルンダ ア⸢ジラサン⸣ タ⸢ミ⸣シル ⸢ヌー⸣ロー ッ⸢ふァース⸣ダー
[⸣ʔitoː ⸢nuː⸣ru f⸢faːsaŋ⸣kaː ʔa⸢ʤi⸣runda ʔa⸢ʤirasan⸣ ta⸢mi⸣ʃiru ⸢nuː⸣roː f⸢faːsu⸣daː]
(糸は糊付けしないと交叉して絡まるから、からまさないために糊付けをするのだよ)
Example phrases
イジンジルン [ʔi⸢ʤi⸣ ʔn⸢ʤi⸣ruŋ] (連)
- 元気が出る。
- ⸢アウ⸣ヌサーギ ⸢ブー⸣カー ⸢ナンクク⸣ル イ⸢ジ⸣ ン⸢ジ⸣ルン
[⸢ʔau⸣nu ⸣saːgi ⸢buː⸣kaː ⸢naŋkuku⸣ru ʔi⸢ʤi⸣ ʔn⸢ʤi⸣ruŋ]
(仲間<道連れ>がさえいたら自然と元気<意地>が出る) - ウ⸢リ⸣ ミルカー イ⸢ジ⸣ ン⸢ジ⸣ルンカヤーティ ウ⸢ムータン⸣ドゥ イ⸢ジ⸣ ン⸢ジラン⸣バン
[ʔu⸢ri⸣ mirukaː ʔi⸢ʤi⸣ ʔn⸢ʤi⸣ruŋkajaːti ʔu⸢muːtan⸣du ʔi⸢ʤi⸣ ʔn⸢ʤiram⸣baŋ]
(それを見たら勇気が出るかと思ったが、勇気が出ないよ)
Example phrases
イルジルー [⸣ʔiruʤiruː] (名)
- 色白。色白の美人。
- ⸢ウン⸣ネヌ ミ⸢ドーン⸣ッふァー ムー⸢ル⸣ イルジルー ヤ⸢リティ⸣ イッ⸢ケン⸣ ア⸢バ⸣レーン
[⸢ʔun⸣nenu mi⸢doːŋ⸣ffaː muː⸢ru⸣ ʔiruʤiruː ja⸢riti⸣ ʔik⸢keŋ⸣ ʔa⸢ba⸣reːŋ]
(あの家の娘さん<女の子>は皆色白で非常に美しい<美人である>)
Example phrases
ウージル [⸢ʔuː⸣ʤiru] (名)
- おづる(雄弦)。三味線の一番太い弦。⸢ミー⸣ジル[⸢miː⸣ʤiru](女弦)は細い弦。ナ⸢カ⸣ジル[na⸢ka⸣ʤiru](中弦)は中太の弦。
- ⸢ウー⸣ジロー マー⸢ンベーマ⸣ シミティ ウ⸢トゥ⸣ ア⸢ギリ⸣バ
[⸢ʔuː⸣ʤiroː maː⸢mbeːma⸣ ʃimiti ʔu⸢tu⸣ ʔa⸢giri⸣ba]
(雄弦はもう少し締めて音を揚げなさいよ)
Example phrases
ウキンジルン [ʔu⸢kinʤi⸣ruŋ] (自動)
- 浮き出る。浮き立って見える。目立って見える。
- ウ⸢ビ⸣ヌ ブ⸢ドゥルシンカヌ⸣ ナ⸢カ⸣ナー ク⸢ヌ⸣ ッ⸢ふァヌドゥ⸣ ウ⸢キ⸣ンジティ ⸢カイ⸣ヤタサー
[ʔu⸢bi⸣nu bu⸢duruʃiŋkanu⸣ na⸢ka⸣naː ku⸢nu⸣ f⸢fanudu⸣ ʔu⸢ki⸣nʤiti ⸢kai⸣jatasaː]
(あれだけの踊り人衆<仲間、臣下>の中でこの子<娘>が目立って<浮き立って>綺麗だった<美しかった>よ) - ⸣ドゥク ウ⸢キンジル⸣カー ⸢ニッ⸣ター サ⸢リン⸠ダー
[⸣duku ʔu⸢kinʤiru⸣kaː ⸢nit⸣taː sa⸢rin⸠daː]
(あまり目立つと<浮き出ると>嫉妬される<妬まれる>よ)
Example phrases
ウシジル [⸣ʔuʃiʤiru] (名)
- 塩味だけで、具の少ないお汁。粗末なお汁。「 uby{潮汁}{ウシオ|ジル}」の転訛したもの。
- ⸢アーサ⸣ヌ ⸣ウシジルーンツァン ⸣ヌミティ ⸣パレー ⸣ミサムヌ
[⸢ʔaːsa⸣nu ⸣ʔuʃiʤiruːnʦan ⸣numiti ⸣pareː ⸣misamunu]
(ヒトエグサ<あおさ>の、具の少ないお汁だけでも飲んで行けばよいのに) - ⸣ウシジル ⸢タン⸣ガー ヌ⸢マラ⸣ヌ
[⸣ʔuʃiʤiru ⸢taŋ⸣gaː nu⸢mara⸣nu]
(具のないお汁だけでは飲めない)
Example phrases
ウジル [ʔu⸢ʤi⸣ru] (名)
- 柴。小枝。小さな雑木。枯れ木の小枝を切って燃料としたもの。鳩間島には山がないので、原野のススキの叢の中に桑や蕃石榴(グワバ)等の潅木が自生しているのを刈り取って枯らせ、燃料として利用したもの。枯れススキと混ぜて燃やすと火持ちがいい。
- ウ⸢ジ⸣ル ⸣スリキー タ⸢ム⸣ヌ ⸢シー⸣バ
[ʔu⸢ʤi⸣ru ⸣surikiː ta⸢mu⸣nu ⸢ʃiː⸣ba]
(枯れた柴や小枝を刈ってきて薪にしなさいよ)
Example phrases
ウジルタムヌ [ʔu⸢ʤi⸣rutamunu] (名)
- 柴の薪、枯れ小枝の薪。ヤ⸢キバイ[ja⸢kibai](焼け跡の小枝)ともいう
ウトゥンジルン [ʔu⸢tu ʔnʤi⸣ruŋ] (連)
- 評判が響き渡る。(好評、悪評の)評判が世間に広く知れ渡る。有名になる。
- ウ⸢ヌ ッふァヌ⸣ シ⸢グトー⸣ ウ⸢トゥ⸣ ン⸢ジ⸣ブンダー ッ⸢サンプソー⸣ ブ⸢ラーヌ
[ʔu⸢nu ffanu⸣ ʃi⸢gutoː⸣ ʔu⸢tu⸣ ʔn⸢ʤi⸣bundaː s⸢sampu̥soː⸣ bu⸢raːnu]
(その子の仕事は評判がよく広く知れ渡っているから、知らない人はいない) - ミ⸢ジラ⸣シ ⸣クトゥバ ⸢シーティル⸣ ウ⸢トゥ⸣ ンジ⸢ベーン⸣ティ
[mi⸢ʤira⸣ʃi ⸣ku̥tuba ⸢ʃiːtiru⸣ ʔu⸢tu⸣ ʔnʤi⸢beːn⸣ti]
(珍しい<変な、珍妙な>ことをやって、評判になっているさ<悪評が立っているよ>)
Example phrases
ウンヌニージル [⸢ʔun⸣nu ⸢niːʤiru] (連)
- サツマイモの煮汁。
- ム⸢カ⸣シェー ⸢ウン⸣ヌ ⸢ニージル⸣シル ⸢パイロー⸣ ス⸢ク⸣ローッタ
[mu⸢ka⸣ʃeː ⸢ʔun⸣nu ⸢niːʤiru⸣ʃiru ⸢pairoː⸣ su̥⸢ku⸣roːtta]
(昔はサツマイモの煮汁で酢を造られた)
Example phrases
オージル [⸢ʔoːʤiru] (名)
- 重湯。うわじる(上汁)。
- ⸢カイヌ オージルバ⸣ ス⸢クイ⸣ ヌ⸢マ⸣シェーティル ス⸢ダティ⸣タ
[⸢kainu ʔoːʤiruba⸣ su̥⸢kui⸣ nu⸢ma⸣ʃeːtiru su⸢dati⸣ta]
(お粥の重湯<上汁>を掬って飲ませながら育てた) - ⸢オージロー⸣ シ⸢ティリ
[⸢ʔoːʤiroː⸣ ʃi̥⸢tiri]
(上汁は捨てなさい) - ⸢オージルヌ⸣ アルカー ヌ⸢マ⸣シバ
[⸢ʔoːʤirunu⸣ ʔarukaː nu⸢ma⸣ʃiba]
(重湯<上汁>があったら飲ませなさいよ) - ⸢カイヌ オージル⸣ナー ⸣サタ マ⸢ザー⸣シティ ヌ⸢マ⸣シバ
[⸢kainu ʔoːʤiru⸣naː ⸣sḁta ma⸢ʣaː⸣ʃi̥ti nu⸢ma⸣ʃiba]
(お粥の重湯に砂糖を混ぜて飲ませなさいよ) - ⸢オージルヌ⸣ ア⸢ジ
[⸢ʔoːʤirunu⸣ ʔa⸢ʤi]
(重湯の味) - ⸢オージルトゥ⸣ ヌミバ
[⸢ʔoːʤirutu⸣ numiba]
(重湯と飲みなさいよ)
Example phrases
カツヌニージル [kḁ⸢ʦunu niːʤiru] (連)
- カツオの煮汁。
- ⸢シーゾー⸣ヤーラ カ⸢ツヌ ニージル イー⸣リ ⸣キー ⸢オー⸣ヌ ⸣イーヌ ⸣ダシ ⸢シー⸣バ
[⸢ʃiːʣoː⸣jaːra kḁ⸢ʦunu niːʤiru ʔiː⸣ri ⸣kiː ⸢ʔoː⸣nu ⸣ʔiːnu ⸣daʃi ⸢ʃiː⸣ba]
(鰹節製造工場からカツオの煮汁を貰ってきて豚の餌の出汁にしなさいよ)
Example phrases
カナジル [ka⸢naʤiru] (名)
- 「金汁」の義。水田に滲出する炭鉱排水のような金錆色の水。この水が出ると稲の発育が遅れるといって心配した。
- カ⸢ナジルヌ⸣ ウリティル ⸢マイヤー ムイラン⸣バン
[ka⸢naʤirunu⸣ ʔuritiru ⸢maijaː muiram⸣baŋ]
(金汁が滲出して稲は発育が遅れている<発育しない>よ)
Example phrases
カルンジルン [ka⸢runʤiruŋ] (他動)
- 軽んじる。軽くあしらう。ないがしろにする。
- ウ⸢ヤ⸣バ カ⸢ルンジルンティ アー⸣キ ⸣ドゥーン ッ⸢ふァン⸣ カ⸢ルンジラリ アー⸣クンティ
[ʔu⸢ja⸣ba ka⸢runʤirunti ʔaː⸣ki ⸣duːŋ f⸢faŋ⸣ ka⸢runʤirari ʔaː⸣kunti]
(親を軽んじ、粗略に扱おうとして、自分も己の子に粗略に扱われているさ) - カ⸢ルンジララヌ
[ka⸢runʤiraranu]
(軽んじられない) - カ⸢ルンジヤッ⸣サン
[ka⸢runʤijas⸣saŋ]
(軽んじやすい) - カ⸢ルンジル⸣ クトー ナ⸢ラ⸣ヌ
[ka⸢runʤiru⸣ ku̥toː na⸢ra⸣nu]
(軽んじることは出来ない) - カ⸢ルンジレー⸣ ミサムヌ
[ka⸢runʤireː⸣ misamunu]
(軽んじればよいのに) - カ⸢ルンジリ
[ka⸢runʤiri]
(軽んじろ)
Example phrases
クジルン [ku⸢ʤi⸣ruŋ] (自動)
- 発育停止する。成長が止まる。萎縮する。子供を生まなくなる。「崩れる」の転訛したものか。
- ク⸢ヌ⸣ ッ⸢ふァー⸣ ク⸢ジ⸣リティ フ⸢ドゥバンバン
[ku⸢nu⸣ f⸢faː⸣ ku⸢ʤi⸣riti ɸu⸢dubambaŋ]
(この子は発育が止まって成長しないわい) - パ⸢タ⸣ケー パ⸢ギ⸣ジー ⸣ナリティ ⸢ウン⸣ヌン ⸢ミーラヌ ナーン⸣パーン ク⸢ジ⸣リティ サ⸢カラヌ
[pḁ⸢ta⸣keː pa⸢gi⸣ʤiː ⸣nariti ⸢ʔun⸣num ⸢miːranu naːm⸣paːŋ ku⸢ʤi⸣riti sḁ⸢karanu]
(畑は痩せ地になって芋も稔らない{EOS}菜っ葉も委縮して繁茂しない<盛らない>) - パ⸢ギ⸣ジーナ イ⸢ブ⸣カー ク⸢ジ⸣ルン
[pa⸢gi⸣ʤiːna ʔi⸢bu⸣kaː ku⸢ʤi⸣ruŋ]
(痩せた土地に植えると成長が止まって萎縮する) - マ⸢ミ⸣グルナ イ⸢ブ⸣カー ス⸢クリ⸣ムノー ク⸢ジラン⸣ドーシ サ⸢カルン⸣ツォー
[ma⸢mi⸣guruna ʔi⸢bu⸣kaː su̥⸢kuri⸣munoː ku⸢ʤiran⸣doːʃi sḁ⸢karun⸣ʦoː]
(豆を収穫したあとの畑に植えると作物は萎縮しないで繁茂するそうだ) - ⸢ウン⸣マー ク⸢ジ⸣リティ ⸢ミーラヌ
[⸢ʔum⸣maː ku⸢ʤi⸣riti ⸢miːranu]
(芋は成長が止まって稔らない) - ミ⸢ジ⸣ マクカー ク⸢ジラ⸣ヌ
[mi⸢ʤi⸣ makukaː ku⸢ʤi⸣ranu]
(水を撒くと成長が止まって萎縮することはない) - ア⸢ミ⸣ヌ ⸢ホーン⸣カー ム⸢ヌスク⸣ロー <ス⸢クリ⸣ムノー> ク⸢ジ⸣ルンティル ウ⸢モー⸣リ
[ʔa⸢mi⸣nu ⸢hoːŋ⸣kaː mu⸢nusu̥ku⸣roːku⸢ʤi⸣runtiru ʔu⸢moː⸣ri]
(雨が降らないと作物は成長が止まって萎縮するとおもわれる) - ク⸢ジ⸣ル ⸣クトー ⸢ナー⸣ヌ
[ku⸢ʤi⸣ru ⸣ku̥toː ⸢naː⸣nu]
(成長が止まって萎縮することはない) - ク⸢ジ⸣レーラー ⸢デー⸣ジ
[ku⸢ʤi⸣reːraː ⸢deː⸣ʤi]
(成長が止まって萎縮したら大変だ) - ク⸢ジ⸣リ
[ku⸢ʤi⸣ri]
(成長が止まって萎縮しろ)
Example phrases
クンゾーンジルン [⸢kun⸣ʣoː ʔn⸢ʤi⸣ruŋ] (連)
- 怒る。腹を立てる。怒りが出る。立腹する。癇癪がでる。「根性いでる<出でる>」の義。ウ⸢ク⸣ルンとも言う。⸢クン⸣ゾー ⸣ンズン[⸢kun⸣ʣoː ⸣ʔuʣuŋ](怒る{EOS}腹を立てる)ともいう。
- ウ⸢ヌ⸣ パ⸢ナ⸣シ ス⸢ク⸣カー ター⸢ン クン⸣ゾー ン⸢ジ⸣ルン
[ʔu⸢nu⸣ pa⸢na⸣ʃi su̥⸢ku⸣kaː taː⸢ŋ kun⸣ʣoː ʔn⸢ʤi⸣ruŋ]
(その話を聞いたら誰でも怒る<腹を立てる>)
Example phrases
Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)
Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.
Search languages: Japanese ↔ English
ジル
(Noun)
- Gill; Zel; Zill
JLect: Japonic Languages and Dialects Database
Possible results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.
Search languages: Japonic (all languages and dialects) ↔ English ↔ Japanese